User Manual

Table Of Contents
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MOTIF XSとコンピューターを接続することで、DAWやシーケンサーなどの音楽アプリケーションと MOTIF XSを組み合わせて
音楽制作の幅を大きく広げることができます。
ここでは、すでに本体とコンピューターとのUSB TO HOST端子やmLAN端子を使った接続は済ませたものとして、 DAWソフト
ウェアとMOTIF XSを組み合わせた使い方の例を紹介します。
n
DAWとは、デジタルオーディオワークステーション(Digital Audio Workstation)の略で、オーディオの録音や編集、ミキシングなど一
連の作業ができるアプリケーションソフトのことを指します。代表的なDAWソフトウェアとして、Cubase、Logic、SONAR、Digital
Performerなどがあります。MOTIF XSをCubaseと組み合わせて使うと、快適な操作環境で音楽制作ができます。
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本体を、DAWソフトウェアのMIDIマルチ音源として利用する
方法です。クオリティーの高いMIDI音源として利用できます。
1
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ミキシングの設定については、ミキシングモード(231
ページ)をご覧ください。
1
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USBケーブルで接続している場合は「Yamaha MOTIF
XS6(7、8)-1」または「YAMAHA MOTIF XS6(7、8)
Port1」に、IEEE1394ケーブルで接続している場合は
「mLAN MIDI Out」または「MOTIF XS」に設定します。
2
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各MIDIトラックに対応した音源の設定は、MOTIF XS側
のミキシングモードで行ないます。
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後述するMOTIF XSエディターを使うと、コンピュー
ター側からMOTIF XSのミキシングを設定できます。
さらに、ミキシングの設定をファイルで保存しておき、
いつでも再現できます。
n
後述するStudio Manager V2を使うと、MOTIF XSエ
ディターがCubaseのプラグインソフトとして起動し、
MOTIF XSのミキシングの設定をCubaseのプロジェク
トファイルとして保存できます。

本体を、DAWソフトウェアの入力用のキーボードとして使う
場合の設定です。本体をマルチ音源として使いながらキー
ボードで入力する場合も、同じ設定となります。
1
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[UTILITY]ボタンを押してユーティリティーモードに入
り、[F5]ボタンを押してから[SF2]ボタンを押し、MIDI
画面(267ページ)を表示します。カーソルをLocal
Controlに移動し、「off」に設定します。
次のページの図のように、MIDIスルーをオンにして録音
するとき、鍵盤を弾いて音が鳴ると、コンピューターから
戻ってきた音と2重に音が鳴ることになってしまいます。
これを防ぐためにローカルコントロールをオフにします。
n
MOTIF XS本体のみで使用する場合は、ローカルコント
ロールがオフのままだと音が鳴らないので、必ずオンに
戻して使用してください。
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3
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
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
エコーバック(MIDIスルー )とは、キーボードから入力さ
れたMIDIデータが、レコーディング中のトラックの設定
にしたがって再び外部に出力され、MIDI音源を鳴らす設
定のことです。たとえば、次のページの図のように
MOTIF XSからCH1でデータが入力された場合でも、
MIDIスルーをオンにしていると、レコーディングトラッ
クの設定にしたがってCH3で再び出力され、CH3の音源
が鳴ります。この設定にすることで、再生時と同じ音を聴
きながらレコーディングできます。
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