User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
120
1
〜
5
では、フィルター EGのタイムを設定します。タイムで
は、レベル(
6
〜
)
)で設定したカットオフ周波数に変化するま
での時間を設定します。隣り合うレベルの設定が同じ値の場
合、該当するタイムは、そのレベルを保持する時間となりま
す。値が大きくなると次のレベルに達するまでの時間が長く
なり、変化がゆっくりになります。
0〜127
1
鍵盤を弾いてからホールドレベル(
6
)で設定したカットオフ周
波数を持続する時間を設定します。
2
ホールドタイムが終わり、カットオフ周波数の変化がスター
トしてから、アタックレベル(
7
)で設定したカットオフ周波数
に達するまでの時間を設定します。
3
アタックレベル(
7
)で設定したカットオフ周波数に達してか
ら、ディケイ1レベル(
8
)で設定したカットオフ周波数に達す
るまでの時間を設定します。
4
ディケイ1レベル(
8
)で設定したカットオフ周波数に達してか
ら、ディケイ2レベル(
9
)で設定したカットオフ周波数に達す
るまでの時間を設定します。
5
鍵盤を離してからリリースレベル(
)
)で設定したカットオフ周
波数に至るまでの時間を設定します。
6
〜
)
では、フィルター EGのレベルを設定します。レベルで
は、フィルタータイプ画面で設定したカットオフの値を基準
として、各ポイントでのカットオフ周波数をどの程度変化さ
せるかを設定します。
-128〜+0〜+127
6
鍵盤を弾いた瞬間のカットオフ周波数を設定します。
7
鍵盤を弾いてから最初に変化するカットオフ周波数です。
8
アタックレベル(
7
)に達してから、次の変化の目的となるカッ
トオフ周波数です。
9
鍵盤を押さえている間、持続し続けるカットオフ周波数です。
)
鍵盤を離してから、変化の目的となるカットオフ周波数です。
!
フィルター EGによるカットオフ周波数の変化幅を設定しま
す。0に設定するとフィルター EGによるカットオフ周波数の
変化はなくなり、値が0から離れるほどカットオフ周波数の変
化の幅が大きくなります。値をマイナスに設定すると、カッ
トオフ周波数変化の高低が逆になります。
-64〜+0〜+63
@
フィルター EGによるカットオフ周波数の変化幅を、鍵盤を弾
く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定します。
値をプラスに設定すると、強いベロシティーでフィルター EG
の変化幅が広くなり、弱いベロシティーでは狭くなります(下
図)。0に設定するとベロシティーによるカットオフ周波数の
変化はなくなり、値をマイナスにすると、弱いベロシティー
で変化幅が広く、強いベロシティーで狭くなります。
-64〜+0〜+63
#
鍵盤を弾く強さ(ベロシティー )によるフィルター EGの変化幅
の増減の仕方を、5種類のカーブから選びます。選択したカー
ブは画面上にグラフで表示されます。
グラフは、横軸がベロシティー、縦軸がカットオフ周波数の
変化幅で、ベロシティーカーブを表示しています。たとえば
下図のカーブ0の場合、中程度のベロシティーの広い範囲で
カットオフ周波数の変化が少なく、逆にベロシティーが最も
弱い部分と強い部分はカットオフの変化が大きくなっていま
す。
Curve 0〜4 (カーブ0〜4)
$
フィルター EGによるカットオフ周波数の変化の時間を、鍵盤
を弾く強さ(ベロシティー )によって増減する度合いを設定しま
す。値をプラスに設定すると、強いベロシティーでフィルター
EGの変化が速くなり、弱いベロシティーでは遅くなります(下
図)。0に設定するとベロシティーによる変化はなくなり、値を
マイナスにすると弱いベロシティーで速く強いベロシティーで
遅くなります。
-64〜+0〜+63