Operator's Manual
ハンドルアーム固定レバー(図20)
後ろに倒してゆるめるとハンドルの高さ調整ができます。
前に倒すと調整が固定されます。
固定レバーのストローク調整:
1.レバーを後ろへ倒して調整をゆるめ、ハンドルアーム
を最低位置に下げる。
2.レバーの固定ネジをゆるめる。
3.調整ボルト(左ネジ)で調整する。左回しで締め、右
回しで緩めとなる。
4.固定ネジを締めて終了。
燃料バルブ(図25)
燃料タンクの下にあります。保管時や搬送時にはこのバル
ブを閉じて下さい。
慣らし運転期間
慣らし運転期間中のエンジンのオイル交換や保守について
はエンジンマニュアルをご覧ください。
運転開始直後の8時間を試運転期間とします。
この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確保す
る上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念に観察し、
小さな異常でも早期に発見・解決しておいてください。ま
た、この期間中はオイル漏れや部品のゆるみの点検を頻繁
におこなってください。
ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、実際の使用
前にブレーキの「慣らし掛け」をしておいてください。ま
ずブレーキを十分に掛けた状態から、本機を芝刈り速度で
運転し、臭いがするまでブレーキを加熱させます。この後、
必要に応じてブレーキを調整(32ページ参照)してくださ
い。
始動の手順
注:芝刈機の下に物が落ちていないか確認してください。
1. 芝刈りペダルロックを解除する(ピンを引き抜き、右
に回し、後ろの穴に差し込む)。
2.着席し、シフトをニュートラル位置にし、芝刈りペダ
ルと昇降ペダルが同じ高さとなっていることを確認す
る。
3. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル位置
にあることを確認する。
4. チョークを引いてON位置にし(エンジンが冷えてい
る時)、スロットルレバーは中間位置にセットする。
5. キーを差し込んで時計方向に回し、エンジンを始動さ
せる。始動したらキーから手を放し、エンジンがスムー
ズな回転を続けられるようにチョークを調節する。チ
ョークはなるべく早くOFF位置に戻すようにする。エ
ンジンが温まっているときはチョーク操作は不要。
6. エンジン始動後、以下を点検する:
A. スロットルをFAST位置に動かし、芝刈りペダル
を踏み込んでみる;全部のカッティングユニット
が降下・回転すれば正常。
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図 20
1.シフトセレクタ 3.固定ネジ
2.ハンドルアーム固定レバー 4.調整ボルト
図 21
1.燃料バルブ(燃料タンクの下)