Operator's Manual

燃料システム(図36)
燃料タンク
2年ごとにタンクを空にして内部を清掃してください。燃
料システムが汚染された時や、長期にわたって格納する場
合も同様です。タンクの清掃にはきれいな燃料を使用して
ください。
燃料ラインとその接続
400運転時間ごと又は1年に1回のうち早い方の時期に、
劣化・破損状況やゆるみの点検を行ってください。
燃料フィルタ/水セパレータ
水抜きは毎日おこなってください(図36)
1.燃料フィルタの下に容器をおきます。
2.フィルタ容器下部のドレンプラグをゆるめて水や異物
を流し出します。
燃料フィルタの交換(図37)
400運転時間ごとにフィルタを交換してください。
1.フィルタ取り付け部周囲をきれにします。
2.フィルタを外して取り付け部をきれいに拭きます。
3.新しいフィルタのガスケットにオイルを塗ります。
4.ガスケットが当たるまでフィルタを手でねじ込み、そ
こからさらに半回転締めつけて終了です。
インジェクタからのエア抜き(図38)
:以下の手順は、通常のブリーディングでエンジンを始
動することができない時のみ行います。「燃料システ
ムのエア抜き」の項を参照してください。
1.No.1ノズル&ホルダー アセンブリのパイプ接続部を
ゆるめます。
2.スロットルをFAST位置にします。
3.始動キーをSTART位置に回し、燃料の流れを観察しま
す。エアが抜けたらキーをOFFに戻します。
4.コネクタをしっかり締めつけます。
5.残りのインジェクタも同様にします。
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図37
1.燃料フィルタヘッド
2.フィルタ容器
3.フィルタ
4.Oリング
図38
1.インジェクタ(3個)
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保守
図36
1.燃料フィルタ/水セパレータ
2.ドレンプラグ
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