Q0320_UM_Jp_Cover.
この使用説明書について この使用説明書では、次のような方法で、知りたいことを簡単に探し出すことができ ます。 i 目次 から ➜ P.viii ∼ xiv 撮影、再生、メニューなど、項目別に探すことができます。 i 目的別かんたん検索 から ➜ P.iv ∼ vii 使いたい機能や知りたい機能を、簡単に探すことができます。機能名がわからなくても大丈 夫です。 i 索引 から ➜ P.295 ∼ 300 さまざまな項目が五十音順に一覧にまとめられているので、機能名や用語がわかっている ときに便利です。 i 警告メッセージ から ➜ P.271 ∼ 275 表示パネルやファインダー、液晶モニターに表示されている警告メッセージから、今のカ メラの状態を知ることができます。 i 故障かな?と思ったら から ➜ P.265 ∼ 270 カメラの動作がおかしいときに、原因を調べるのに役立ちます。 A 安全上のご注意 安全にカメラを使用していただくために守っていただきたい内容が記載されてい ます。カメラをご使用になる前に必ずお読みください。詳しくは P.
カメラと付属品を確認する ご使用になる前に、カメラと付属品が全てそろっていることを確認してください。 ※SD メモリーカードは別売です。 ❏ D90 カメラ本体 (P.3) ❏ ボディーキャップ (P.254) ❏ 液晶モニターカバー ❏ アイピースキャップ BM-10(P.17) DK-5(P.17) ❏ Li-ion リチャー ❏ クイックチャー ジャー MH-18a (電源コード付) (P.22) ❏ ストラップ AN-DC1 ❏ アクセサリーシュー (P.17) カバー BS-1(P.247) ジャブルバッテリー EN-EL3e(端子カ バー付)(P.22、23) ❏ オーディオビデオ ケーブル EG-D2 (P.148) ❏ USB ケーブル UC-E4 (P.
本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたいことを記載して A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 います。 表記について • SD メモリーカードを「SD カード」と表記しています。 • ご購入時に設定されている機能やメニューの設定状態を「初期設定」と表記しています。 商標説明 • • SD ロゴ、SDHC ロゴ、および PictBridge ロゴは商標です。 Microsoft、Windows、Windows Vista は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国 における登録商標です。 Macintosh、Mac OS、QuickTime は米国およびその他の国で登録された Apple Inc.
X ご使用になる前に s かんたんな撮影と再生 h 撮影機能を使いこなそう t P、S、A、Mモードで撮影する I 画像の再生 Q テレビ、パソコン、プリンターとの接続 o 再生メニュー:再生で使える便利な機能 i 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 L カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 g セットアップメニュー:カメラを使いやすくする基本設定 u 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 w 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる v マイメニュー:よく使うメニューを登録する n 資料 iii
目的別かんたん検索 使いたい機能や知りたい機能から、説明が記載されているページをかんたんに調べることが できます。 特長的な機能について 使いたいこと・知りたいこと キーワード 液晶モニターを見ながら撮影したい ライブビュー 動画を撮影したい 動画の撮影 撮影する画像の仕上がり具合を簡単に設定して撮影したい ピクチャーコントロール 白とびや黒つぶれの少ない画像を撮影したい アクティブ D- ライティング 構図を変えながら簡単にピントを合わせ続けたい 3D- トラッキング 撮像素子上のローパスフィルターに付いたゴミやほこり イメージセンサー を掃除したい クリーニング ページ P.43 P.50 P.110 P.122 P.179 P.
カメラの設定を○○したい 使いたいこと・知りたいこと キーワード 再生時に画像の一部がチカチカと点滅するのを止めたい ハイライト表示 ファインダーをはっきりと見えるようにしたい 視度調節 液晶モニターがすぐに消えないようにしたい 液晶モニターのパワーオフ 内蔵時計の時刻を合わせ直したい 海外に行くので、内蔵時計を現地時刻に合わせたい ワールドタイム ページ P.133、 167 P.32 P.186 P.27、 213 液晶モニターの明るさを調整したい 液晶モニターの明るさ 最初の設定に戻したい ツーボタンリセット P.211 P.78 内蔵 AF 補助光の照射 P.180 格子線表示 P.187 ピント合わせ時に発光する光(AF 補助光)を出さないよ うにしたい 構図を決めやすいようにファインダーに格子線を出し たい 暗いところで表示パネルを見たい 表示パネルやファインダー内のシャッタースピードと絞 り値がすぐに消えないようにしたい イルミネーター 半押しタイマー P.8、190 P.35、 185 セルフタイマーの時間を変更したい セルフタイマー P.
撮影するときに○○したい 使いたいこと・知りたいこと キーワード ページ フラッシュを光らせずに撮影したい 発光禁止 P.34 P.41 P.34 P.73 ISO 感度 P.76 背景をぼかして、人物をきれいに撮影したい ポートレートモード P.41 P.41 P.42 P.42 P.42 P.64 P.67 P.69 P.
撮影した画像で○○したい 使いたいこと・知りたいこと キーワード 撮影した画像をカメラで見たい 画像をカメラで再生する 撮影した画像の情報を詳しく知りたい 画像情報の表示 いらない画像を 1 コマずつ削除したい 画像を削除する いらない画像をまとめて削除したい 削除 画像を拡大して、ピントの具合を確認したい 拡大表示 大切な画像なので、誤って削除しないようにしたい プロテクト 画像をスライドショーにしてカメラで見たい 画像をテレビで見たい Pictmotion、 スライドショー 画像をテレビで見る 画像をハイビジョン(高画質)テレビで見たい HDMI パソコンに画像を転送したい 画像をパソコンに転送する 画像を印刷したい 画像をプリンターで印刷 する カメラとプリンターを直接接続して印刷したい ダイレクトプリント 日付を入れて印刷したい 日付プリント プリントサービス店にプリントを依頼したい プリント指定(DPOF) 暗くなってしまった部分を明るく修正したい D- ライティング フラッシュで瞳が赤くなってしまった画像を修正したい 赤目補正 画像から必
目 次 目的別かんたん検索 .......................................................................................................................... iv 安全上のご注意 .................................................................................................................................. xv ご確認ください .................................................................................................................... xix 1 ご使用になる前に はじめに ................................................................................
シーンに合わせて撮影する―簡単操作でより美しく ..................................................... 41 k(ポートレート)モード:人物をもっときれいに ........................................ 41 l(風景)モード:風景をより美しく .................................................................... 41 n(クローズアップ)モード:花や虫を大きく接写 ........................................ 42 m(スポーツ)モード:迫力のスポーツ写真を .................................................. 42 o(夜景ポートレート)モード:夜景をバックに記念撮影 .......................... 42 液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影)..............................................
明るさを固定して撮影する(AE ロック撮影)................................................................... 90 92 フラッシュの発光量を調整する(調光補正)...................................................................... 93 画像の明るさを調整する(露出補正).................................................................................... 明るさやフラッシュの発光量をずらして撮影する (オートブラケティング撮影)................................................................................................ 94 97 ホワイトバランスの微調整 .................................................................
テレビ、パソコン、プリンターとの接続 147 画像をテレビで見る ..................................................................................................................... 148 AV ケーブルを使ってテレビと接続する ............................................................... 148 HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する ........................... 149 画像をパソコンに転送する ....................................................................................................... 150 USB 接続でパソコンに画像を転送する .................................................................
A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定........................................... 177 A:カスタムメニューのリセット ........................................................................... 178 a:オートフォーカス ..................................................................................................... 179 a1:AF エリアモード .................................................................................................179 a2:中央フォーカスポイントフレーム .............................................................180 a3:内蔵 AF 補助光の照射設定...........
e:フラッシュ・BKT 撮影 ........................................................................................... 193 e1:フラッシュ時シャッタースピード制限 ................................................... 193 e2:内蔵フラッシュ発光 ......................................................................................... 193 e3:モデリング発光................................................................................................... 199 e4:オートブラケティングのセット ................................................................. 199 e5:オート FP 撮影 ..
フィルター効果 .................................................................................................................. カラーカスタマイズ ........................................................................................................ スモールピクチャー ........................................................................................................ 画像合成 ................................................................................................................................
安全上のご注意 ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。この「安全上のご注 意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止する ために重要な内容を記載しています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られると ころに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 A警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 A注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定 能性が高いと想定される内容を示しています。 能性が想定される内容を示しています。 される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近くに具体的 E F 記号は、禁止の行為(してはいけないこと)を告げるものです。図の中や近くに具体 M
A 警告(カメラとレンズについて) F F F 使用禁止 発光禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと 失明や視力障害の原因となります。 車の運転者等に向けてフラッシュを発光しないこと 事故の原因となります。 フラッシュを人の目に近づけて発光しないこと 発光禁止 視力障害の原因となります。 特に乳幼児を撮影するときは 1m 以上離れてください。 A 保管注意 幼児の口に入る小さな付属品は、幼児の手の届かないところに置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。 A ストラップが首に巻き付かないようにすること F AC アダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグに触れないこと 警告 特に幼児・児童の首にストラップをかけないこと。 首に巻き付いて窒息の原因となります。 使用禁止 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 A 警告 指定のバッテリーまたは専用 AC アダプターを使用すること 指定以外のものを使用すると、火災・感電の原因となります。 A 注意(カメラとレンズについて) I A
A 注意(カメラとレンズについて) F 禁止 F 放置禁止 F 禁止 本機器や AC アダプターは布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因となることがあります。 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温度が高くなる場所に放 置しないこと 内部の部品に悪影響を与え、火災の原因となることがあります。 付属の CD-ROM を音楽用 CD プレーヤーで使用しないこと 機器に損傷を与えたり大きな音がして聴力に悪影響を及ぼす場合があります。 A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F E A バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 A ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管しないこと F Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e に対応していない機器には使用しないこと 禁止 分解禁止 危険 危険 バッテリーをショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 専用の充電器を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。
A 注意(専用リチウムイオン充電池について) A 注意 バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 A 警告(クイックチャージャーについて) E G C M C 分解禁止 接触禁止 分解したり修理・改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電源プラグをコンセントから抜 プラグを抜く くこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜く際、やけどに充分注意してください。ニコンサービス機 関に修理を依頼してください。 J 水かけ禁止 F 使用禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと プロパン
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買い上げの際、ご購入店 からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証 書をお受け取りください。「保証書」をお受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられ ないことになります。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●著作権についてのご注意 あなたがカメラで撮影したものは、個人として楽しむなどの他は、著作権上、権利者に無断で使うこと ができません。なお、実演や興業、展示物の中には、個人として楽しむなどの目的であっても、撮影を 制限している場合がありますのでご注意ください。また、著作権の対象となっている画像は、著作権法 の規定による範囲内で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。 ●カメラやメモリーカードを譲渡 / 廃棄するときのご注意 SD カード内のデータはカメラやパソコンで初期化または削除しただけでは、完全には削除されません。 譲渡 / 廃棄した後に市販のデータ修復ソフトなどを使ってデータが復元され、重要なデータが流出してし まう可能性があります。SD カード内のデータはお客様の責任において管理してください。 SD カードを譲渡 / 廃棄する際は、市販のデータ削除専用ソフトなどを使ってデータを完全に削除するか、 初期化後に SD カードがいっぱいになるまで、空や地面などの画像で置き換えることをおすすめします。 なお、プリセットマニュアルの画像(P.
Xご使用になる前に X ここでは、カメラを使う前にあらかじめ知っておいていただきたいことや、カメラ本体 の各部名称を説明します。メニューの操作方法や撮影前の準備、基本的な撮影と再生を 説明します。 はじめに ................................................................................. P.2 各部の名称と機能 ................................................................... P.3 カメラ本体 ................................................................................................ P.3 P.6 表示パネル ................................................................................................ P.7 ファインダー ........
はじめに ニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまして、誠にありがとうございま X す。お使いになる前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に理解してか ら正しくお使いください。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られると ころに保管し、撮影を楽しむためにお役立てください。 D アクセサリーについてのご注意 このカメラには、ニコン製のアクセサリーをお使いいただくことをおすすめします。他社製アクセサリー は、カメラの故障や不具合の原因となることがあります。他社製アクセサリー使用によるカメラの不具 合については、保証の対象となりませんので、ご了承ください。なお、このカメラに使用できる別売ア クセサリーについての最新情報は、最新のカタログや当社のホームページなどでご確認ください。 D カメラなどの点検サービスについて カメラは精密機械ですので、1 ∼ 2 年に 1 度は定期点検を、3 ∼ 5 年に 1 度はオーバーホールされることを おすすめします(有料)。 • 特に業務用にご使用の場合は、早めに点検整備を受けてください。 • より安心してご愛用いただけるよう、お使いのレンズや
各部の名称と機能 カメラ本体 X 6 7 1 8 2 9 10 3 11 12 4 13 5 14 15 16 19 20 21 22 17 23 18 24 25 1 2 撮影モードダイヤル ...................................... 6 ストラップ取り付け部 (吊り金具)....................................................... 17 12 表示パネル...................................................... 7 13 メインコマンドダイヤル ....................... 13 14 AF 補助光ランプ...................................... 180 3 E 距離基準マーク.................................... 60 4 フラッシュ取り付け部 セルフタイマーランプ ............................
カメラ本体(つづき) 1 X 2 3 4 10 5 11 6 12 13 7 14 8 9 1 内蔵フラッシュ ............................................. 72 2 M フラッシュモードボタン .................... 73 Y 調光補正ボタン ..................................... 93 3 マイク .......................................................... 51、176 4 リモコン受光部 ................................................... 70 5 D オートブラケティングボタン ...... 94 6 端子カバー 7 レンズ取り外しボタン.................................. 26 8 フォーカスモードセレクト ダイヤル........................................................
カメラ本体(つづき) 1 2 X 10 3 11 4 12 13 14 5 15 6 7 16 8 17 9 18 1 ファインダー接眼窓 ................................... 32 2 接眼目当て DK-21 ...................................... 17 3 O 削除ボタン 9 X 拡大ボタン .............................................. 140 画質モード / 画像サイズボタン 画像サイズの設定方法 ............................. 撮影した画像を削除する ........................ 49 再生中の画像を削除する ..................... 142 Q フォーマットボタン .......................... 30 4 10 11 液晶モニター ライブビューで撮影する ........................ 43 撮影した画像を確認する ............
撮影モードダイヤル X 撮影モードを切り換えるときに使います。撮影モードは全部で 11 種類あります。 P、S、A、M モード シャッタースピードや絞りなどを自分で決めて、より本格的な撮影を楽しむことができ ます。露出補正や、フラッシュの発光、各種メニューなどさまざまな設定を思い通りに コントロールすることができます。 P:マルチプログラムオート(P.82) A:絞り優先オート(P.84) シャッタースピードと絞り値の設定をカメラま 好みの絞り値を使って、背景をぼかしたポート かせにして、気軽に撮影したいとき。 レートや奥行きのある風景を撮影したいとき。 S:シャッター優先オート(P.83) M:マニュアル(P.85) 好みのシャッタースピードを使って、動きのあ シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設 る被写体の一瞬をとらえたり、流動感を表現し 定して、個性的な映像表現をしたいとき。 たいとき。 オートモード i:オートモード(P.
表示パネル(説明のため、全ての表示を点灯させています) X 14 13 1 2 12 11 10 9 8 3 4 5 6 1 7 8 ISO 感度補助表示 シャッタースピード 83 85 露出補正値 ................................................... 92 調光補正値 ................................................... 93 ホワイトバランス微調整量 .................. 99 ホワイトバランス色温度 ...................... 101 ISO 感度を設定する ................................. 76 ISO 感度表示と簡易設定 ....................... 188 シャッター優先オート ............................ マニュアル ....................................................
X 15 28 16 27 17 26 18 25 24 23 19 22 21 20 15 16 調光補正マーク ............................................ 時刻未設定マーク 93 時計用電池について................................ 17 18 19 20 21 22 28 警告メッセージ...................................... 271 プログラムシフトマーク....................... 82 測光モード ...................................................... 89 フォーカスポイント .................................. 56 AF エリアモード表示 ............................ 179 AF モード ..........................................................
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) 1 X 5 2 15 6 7 3 4 9 10 11 13 14 12 16 17 18 19 8 21 20 24 22 25 23 1 構図用格子線 .............................................. 187 (カスタムメニュー d2[格子線表示] を[する]に設定している場合のみ表 示されます) 2 中央部重点測光エリア ............................. 89 3 バッテリー警告表示※ ................ 34、188 4 白黒マーク※ ............................................... 188 5 フォーカスポイント表示 ...................................... 56、179、180、181 6 中央フォーカスポイント (ノーマルフレーム)...............................
情報画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) X R ボタンを押すと、液晶モニターに次のような「情報画面」が 表示されます。シャッタースピードや絞り値、記録可能コマ数、 AF エリアモードなどを液晶モニターで確認するときに便利で す。 また、R ボタンを再度押すと、「撮影設定変更画面(P.12)」に R ボタン 切り替わり、表示されているメニュー項目へ直接ジャンプする ことができます。 • 次の場合は、液晶モニターが消灯します。 - シャッターボタンを半押しする - 撮影設定変更画面で再度 R ボタンを押す - 操作を行わないまま約 10 秒(初期設定)経過する 12 3 4 5 6 7 20 19 8 9 10 11 18 17 16 15 14 21 22 23 24 25 13 12 26 37 27 28 29 30 36 35 34 33 32 31 A 関連ページ 液晶モニターの表示時間を変更する → A c4[液晶モニターのパワーオフ時間](P.186) A d8[情報画面の表示設定](P.
1 撮影モード i(オート)または j(発光禁止 オート)で撮影する .................................. 34 シーンに合わせて撮影する .................. 41 撮影モード P、S、A、M を使う ........ 80 2 プログラムシフトマーク ...................... 82 3 シャッタースピード 83 マニュアル ................................................ 85 露出補正値 ................................................... 92 調光補正値 ................................................... 93 ホワイトバランス色温度 ................... 101 オートブラケティングコマ数 ............. 94 WB ブラケティングコマ数 ................ 200 16 17 18 19 173 173 測光モード ...
❚❚ 撮影設定変更画面 X 情報画面を表示中に再度 R ボタンを押すと、「撮影設定変更画 面」に切り替わります。撮影設定変更画面では、表示されてい るメニュー項目へ直接ジャンプして簡単に設定を変更できま す。 • マルチセレクターの 42 を押して設定したい項目を選び、J ボタンを押すと、設定したいメニュー項目へ直接入ることがで R ボタン きます。 7 1 2 3 4 5 6 • 撮影設定変更画面で設定できるメニュー項目は次の通りです。 1 2 3 4 12 長秒時ノイズ低減 .................................. 173 高感度ノイズ低減 .................................. 173 アクティブ D- ライティング ............. 171 ピクチャーコントロール ................... 169 5 ファンクションボタンの機能 .......... 205 6 AE/AF ロックボタンの機能............... 208 7 撮影設定変更画面ガイド表示 ..........
コマンドダイヤル コマンドダイヤル(メインコマンドダイヤル・サブコマンドダイヤル)を回すと、各ボ タンとの組み合わせでいろいろな機能が簡単に設定できます。 X M ボタン フラッシュモード・ 調光補正 D ボタン オートブラケティング サブコマンドダイヤル E ボタン 露出補正 I ボタン レリーズモード B ボタン AF モード メインコマンドダイヤル Z ボタン 測光モード L(WB)ボタン ホワイトバランス W(ISO)ボタン ISO感度 X(QUAL)ボタン 画質モード・ 画像サイズ 13
❚❚ 画像の記録に関する設定 X 画質モードの設定(P.62) + X(QUAL) ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル サブコマンド ダイヤル 表示パネル 画像サイズの設定(P.63) + X(QUAL) ボタン ❚❚ オートフォーカスでのピントの合わせ方に関する設定 AF モードの設定(P.54) + B ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル ❚❚ 連続撮影、リモコン撮影、ライブビューに関する設定 レリーズモードの設定 (P.64) + I ボタン メインコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル ❚❚ ISO 感度に関する設定 ISO 感度の設定(P.
❚❚ 露出に関する設定 プログラムシフト(P のとき: P.82) X 撮影モード P メインコマンド ダイヤル 表示パネル 撮影モード S または M メインコマンド ダイヤル 表示パネル 撮影モード A または M サブコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル シャッタースピードの設定 (S または M のとき:P.83、 85) 絞り値の設定(A または M の とき:P.84、85) 測光モードの設定(P.89) + Z ボタン 露出補正量の設定(P.92) + E ボタン オートブラケティングの撮影 コマ数の設定(P.94) + • ADL ブラケティング (P.
オートブラケティングの 補正ステップの設定(P.94) + X D ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル サブコマンド ダイヤル 表示パネル メインコマンド ダイヤル 表示パネル サブコマンド ダイヤル 表示パネル ❚❚ ホワイトバランスに関する設定 ホワイトバランスモードの 設定(P.97) + L(WB) ボタン ホワイトバランスの微調整 / 色温度選択 / プリセットマニュアルデータ 選択(P.99、101、103) + L(WB) ボタン ❚❚ フラッシュ撮影に関する設定 フラッシュモードの設定 (P.73) + M ボタン 調光補正量の設定(P.
ストラップ AN-DC1 の取り付け方 カメラを落として壊さないよう、ストラップは確実に取り付けてください。 X 液晶モニターカバー BM-10 の取り付け、取り外し方 液晶モニターカバーを取り付けるには、液晶モニターの上にあ る溝にカバーの上部をはめ込み(q)、カバーの透明な部分が液 晶モニターと重なるように置き、カチッと音がするまで上から 軽く押してください。(w)。 カバーを取り外すときは、カメラをしっかりと支え、右図のよ うにカバーの下からゆっくりと外してください。 接眼目当て DK-21 の取り外し方 セルフタイマー撮影(P.67)に使用する付属のアイピースキャッ プ DK-5 や、各種ファインダー用アクセサリー(P.
メニューの操作方法 撮影や再生、カメラの基本的な設定をするときは、主にメニューを使います。 X ❚❚ メニューを表示するには G ボタンを押すと、液晶モニターに下のようなメニューを表 G ボタン 示します。 タブ 6 種類のメニューを示すアイコン(絵文字)が あります。それぞれのアイコンのタブを選ぶ と、そのメニューが表示されます 項目がそのメニュー全体 のどの位置にあるかを示 しています Q ヘルプがある場合に表示 します(P.21) このアイコンを表示して いるときに L ボタンを 押すと、その項目のヘル プ(説明)を表示します 各項目の現在の 設定をアイコン で表示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定項目を一覧表示します ❚❚ メニューの種類 どのメニューが表示されているかは、画面左端のタブで確認できます。 D 再生メニュー(P.164) 撮影した画像に対する操作や、再生についての設定などを行い ます。 C 撮影メニュー(P.169) 撮影についての設定を行います。 A カスタムメニュー(P.
メニュー項目の設定 ❚❚ 操作に使うボタン X メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 上に移動 決定する 前の画面に戻る (左を選択または 取り消し) 次の画面に進む (右を選択 または決定) 下に移動 ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する G ボタン • G ボタンを押します。 2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコンを黄色く表示しま す。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換え ます。 19
4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニューに入ります。 X 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示します。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選びます。 8 決定する • J ボタンを押して設定内容を決定します。 • メニュー操作をキャンセルするには、G ボタンを押してく ださい。 • 撮影モードやカメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、その項 目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 を押しても決定できますが、画像の削除や SD カード の初期化などの重要な設定項目については、J ボタンしか使えないことがあります。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッターボタンを半押し(P.
ヘルプを使う メニュー画面の左下にヘルプマーク?が表示されているとき X は、L ボタンを押している間、その項目の説明(ヘルプ)を 見ることができます。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、L ボタンを押しながらマルチセレ クターの 3 を押して、次のページを表示してください。 • ? マーク L ボタンを放すと、メニュー画面に戻ります。 L ボタン 21
撮影前の準備 X バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e は、ご購入直後にはフル充電 されていません。ご使用前に付属のクイックチャージャー MH-18a でフル充電し てください。使い切ったバッテリー1 個を充電するには約 2 時間 15 分かかります。 1 クイックチャージャーをコンセントにつなぐ • クイックチャージャーと電源コードを接続し、電源プラグを コンセントに差し込みます。 バッテリーの端子カバーを取り外す 3 バッテリーを充電する Liio n BA TT ER Y PA CK 2 • バッテリーをクイックチャージャーの中にかかれている図に 合わせて取り付けます。 •「CHARGE」ランプが点滅し、充電が始まります。 4 充電が完了する •「CHARGE」ランプが点滅から点灯に変わったら、充電は完了 です。バッテリーを取り外し、電源プラグをコンセントから 抜いてください。 D 付属の電源コードについてのご注意 付属の電源コードは、クイックチャージャー MH-18a 以外の機器に接続しないでください。この電源コー ドは、
バッテリーをカメラに入れる 1 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ • バッテリーを入れたり、取り出したりするときは、 X 必ずカメラの電源を OFF にしてください。 2 バッテリー室開閉ノブを矢印の方向に押して(①)、 カメラ底面のバッテリー室カバーを開ける(②) 3 充電したバッテリーを入れる • 右図のように、正しい向きで入れてください。 4 バッテリー室カバーを閉じる ❚❚ バッテリーを取り出すときは バッテリーをカメラから取り出す前に、必ず電源が OFF になっていることを確認してく ださい。 23
D バッテリーとクイックチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(P.xv ∼ xviii)、 「カメラとバッテリーの取り扱い上のご注 X 意」(P.262 ∼ 264)をお読みになり、記載事項をお守りください。 • バッテリーは 0 ∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。周囲の温度が 5 ∼ 35 ℃の 室内で充電してください。バッテリーの性能を充分に発揮するために、約 20 ℃以上で充電することを おすすめします。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる容量は少なくなりま す。新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場合、セットアップメニューの[電池チェッ ク] (P.
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないようにご注意ください。 この使用説明書では、AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR のレンズを使用 X して、説明しています。各部名称は次の通りです。 レンズ着脱指標 焦点距離目盛 焦点距離目盛指標 レンズフード(P.293) CPU 信号接点(P.242) レンズキャップ 裏ぶた フォーカスモード切り換え スイッチ(P.25、293) 手ブレ補正スイッチ ズームリング 1 フォーカスリング(P.
❚❚ レンズを取り外すには X カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面のレンズ取り外し ボタンを押しながら、レンズを矢印の方向にいっぱいまで回し、 引き抜いてください。 • レンズを取り外した後は、ボディーキャップと裏ぶたをカメラ とレンズにそれぞれ取り付けてください。 ❚❚ 手ブレ補正機能(VR)を使う AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.
日付と時刻を設定する カメラの内蔵時計を合わせます。ご購入後、初めて電源を ON にしたときは、手順 5 の 画面が表示されます(日時設定が完了するまで、撮影や他の設定はできません)。一度 X 設定した日時を再調整する場合は、手順 1 からお進みください。 • ご購入後、初めて電源を ON にしたときの日時設定の手順は、Quick Guide に記載され ています。 1 カメラの電源を ON にする 2 セットアップメニューの[ワールドタイム]を選ぶ 電源スイッチ G ボタン • G ボタンを押して、セットアップメニューの[ワールドタ イム]を選びます。 • ご購入後、初めて電源を ON にして G ボタンを押したとき は、セットアップメニュー画面で[ワールドタイム]が選ば れています。 • メニューの操作方法については、「メニューの操作方法」を ご覧ください(P.
4 夏時間を設定する •[ワールドタイム]画面で[夏時間の設定]を選びます。 X • 現在地で夏時間(サマータイム)制を実施しているときは、 [する]に、実施していないときは[しない]にして、J ボ タンを押してください。 •[する]にすると、[しない]のときよりも時刻が 1 時間進み ます。 5 日付と時刻を合わせる •[ワールドタイム]画面で[日時の設定]を選びます。 •[日時の設定]画面で現在地の日時に合わせて、J ボタンを 押してください。 6 日付の表示順を選ぶ •[ワールドタイム]画面で[日付の表示順]を選びます。 • 液晶モニターに表示する日付の年、月、日の表示順を選んで J ボタンを押します。 7 メニュー操作を終了する • シャッターボタンを半押しする(軽く押す)と、メニュー操 作を終了して、撮影できる状態になります。 A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラにバッテリーを入れるか、別 売の AC アダプター EH-5a または EH-5(P.
SD メモリーカード(別売)をカメラに入れる このカメラは、撮影した画像を SD メモリーカード(以下 SD カード)に記録します。SD カードは付属していないため、別途お買い求めください。 1 X カメラの電源を OFF にした状態で、SD カードカバー を開ける • SD カードを入れたり取り出したりするときは、必ずカメラ の電源を OFF にしてください。 2 SD カードを入れる • 右図のように正しい向きで、カチッと音がするまで挿入して ください。 • 向きを間違えて挿入すると、カメラおよび SD カードが破損 するおそれがあります。正しい方向で挿入しているか、必ず おもて面 ご確認ください。 • SD カードが正しく挿入されると、SD カードアクセスランプ が数秒間点灯します。 SD カードアクセス ランプ • 挿入後、SD カードカバーを閉めてください。 3 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ • 液晶モニターが点灯せず、表示パネルに記録可能 コマ数が表示された場合は、挿入した SD カードで そのまま撮影できます。 • 表示パネルに右のような画面が表示された場合
SD カードを初期化(フォーマット)する X 他の機器で使った SD カードを初めて使うときは、必ずこのカメラで初期化してからお 使いください。SD カードを初期化すると、カード内のデータは全て削除されます。必 要な画像がある場合は、初期化する前にパソコンなどに保存してください(P.
D SD カード取り扱い上のご注意 • カメラをご使用後、SD カードが熱くなっていることがあります。取り出しの際はご注意ください。 • 未使用の SD カードや、パソコンなどでカメラ以外のデータを保存・削除した SD カードは、必ずカメラ で初期化してから使用してください。 X • SD カードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などには、次の操作をしないで ください。記録されているデータの破損や SD カードの故障の原因となります。 – SD カードの着脱をしないでください – カメラの電源を OFF にしないでください – バッテリーを取り出さないでください – AC アダプターを抜かないでください • SD カードの端子部に手や金属を触れないでください。 • SD カードに無理な力を加えないでください。破損の恐れがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 • 熱、水分、直射日光を避けてください。 A SD カードが入っていないときの表示について SD カードが入っていないときは、表示パネルとファインダー内表示の記録 可能コマ数表示部に S マーク
ファインダーを見やすくする(視度調節) X ファインダーで構図を決めながら撮影する場合は、あらかじめ、ファインダー内がはっ きり見えるように調節してください。 1 レンズキャップを取り外し、カメラの電源 を ON にする 2 視度調節ダイヤルを回して調節する 電源スイッチ • ファインダーをのぞきながら視度調節ダイヤルを 回し、フォーカスポイントが最もはっきり見える ように調節してください。 • 爪や指先で目を傷つけないようにご注意ください。 フォーカスポイント A 視度調節について 視度調節してもファインダー内がはっきり見えない場合は、別売の接眼補助レンズをお使いになること をおすすめします(P.
sかんたんな撮影と再生 ここでは、カメラまかせで簡単に撮影できる i(オート)撮影モードでの撮影方法を s 中心に、撮影から再生まで、D90 の基本機能を使いこなすために覚えておいていただき たい手順について説明しています。 i(オート)または j(発光禁止オート)で撮影する ―カメラまかせの簡単撮影 ................................................. P.34 ステップ 1:電源を ON する................................................................ ステップ 6:撮影する .......................................................................... P.34 P.36 P.36 P.37 P.38 P.39 シーンに合わせて撮影する―簡単操作でより美しく ............ P.41 k(ポートレート)モード:人物をもっときれいに .....................
i(オート)または j(発光禁止オート) で撮影する―カメラまかせの簡単撮影 撮影モード i は、シャッターボタンを押すだけの簡単な操作で、さま ざまな状況での撮影を楽しむことができます。暗いときや逆光のときな s ど、自動的にフラッシュが光ります。撮影モード j は、フラッシュを 光らせずに撮影したい場合に使用します。以下のステップ 1 ∼ 6 の手順 で撮影してください。 ステップ 1:電源を ON する 1 電源を ON にする 電源スイッチ • レンズの前キャップを外してください。 • 表示パネルとファインダー内の表示が点灯します。 • 撮影時には、液晶モニターは点灯しません。 2 バッテリーの残量を確認する • 表示パネルまたはファインダー内のバッテリー残量表示を確認 します。 表示パネル ファインダー L K J I H H ― d d (点滅) (点滅) 意味 残量は充分に残っています。 ― ― 残量が減り始めました。 ― 残量は残りわずかです。予備のバッテリーを準備してください。 バッテリーが消耗して撮影できません。バッテリーを交換し てください。 • AC
3 SD カードの残量を確認する • 表示パネルで記録可能コマ数(これから撮影できるコマ 数)を確認します。 • 記録可能コマ数がゼロの場合、表示パネルとファイン s ダー内表示のシャッタースピード表示部に n (j)が、記録可能コマ数表示部に A が点滅します。不 要な画像を削除する(P.49、166)か、別のカードに交 換してください。 • 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるときは「K」マー クが点灯します。 「K」は 1000 倍を意味しており、たと えば 1260 コマ撮影できるときは、右のように表示され ます。 A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機能があります。半押し タイマーは、シャッターボタンを軽く押す(半押しする、P.
ステップ 2:撮影モードを i または j にする 1 カメラ上面の撮影モードダイヤルを i また 撮影モードダイヤル は j に合わせる • 内蔵フラッシュを発光させたくない場合は、j に s 合わせてください。その他の場合は i に合わせま す。 2 カメラ前面のフォーカスモードセレクトダ イヤルを AF(オートフォーカス)に合わせ る フォーカスモードセレクト ダイヤル ステップ 3:カメラの設定状態を確認する 撮影モード i、j の初期設定は、以下のようになっています。 AF エリアモード AF モード レリーズモード フラッシュモード 画像サイズ 画質モード 表示パネル 機能 フラッシュ モード 画質モード 設定 i:通常発光 オート j:発光禁止 NORMAL 内容 被写体が暗い場合や逆光の場合に、シャッターボタンを半 押しすると自動的に内蔵フラッシュが上がり、発光します。 内蔵フラッシュは発光しません。 通常のスナップ撮影などの写真に適しています。画像デー タを約 1/8 に圧縮して記録します。 画像サイズ サイズ L 画像は 4288 × 2848 ピクセルの画素
ステップ 4:カメラを構える 1 カメラを構える 撮影するときは、カメラをしっかりと構えます • ファインダーをのぞいて撮影する場合は、脇を軽く締め、右 s 手でカメラのグリップを包み込むようにしっかりと持ち、左 手でレンズを支えます。 • 片足を少し前に踏み出すと、上半身が安定します。 • 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメラを縦位置に構え ます。 • 撮影モード j で暗い場合は、手ブレしやすいので三脚をお使 いになることをおすすめします。 2 構図を決める • ファインダーをのぞきながら、構図を決めてくださ い。 • 11 カ所あるフォーカスポイントの少なくとも 1 つに、 被写体が重なるようにしてください。 フォーカスポイント A 液晶モニターを見ながら撮影するには(ライブビュー撮影) このカメラはカメラの液晶モニターを見ながら撮影することもできます。液晶モニターを見ながら撮影 する場合は、「液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影)」をご覧ください(P.
ステップ 5:ピントを合わせる シャッターボタンを半押しして、ピン トを合わせる s • フォーカスポイントの少なくとも 1 つに被 写体が重なるようにして、シャッターボタ ンを軽く押す(半押しする)と、被写体に 自動的にピントが合います。 • カメラが自動的に、フォーカスポイントに ピント表示 重なっている被写体からピントを合わせる 連続撮影 可能コマ数 部分を選びます。 • 暗い場所などでは、AF 補助光ランプが光る場合や、内蔵フラッシュが上がる場合があ ります。 • ピントが合うと、「ピピッ」という電子音が鳴り、ファインダー内のピント表示(●) が点灯します(被写体が動いているときは、電子音が鳴らない場合があります)。 ファインダー内ピント表示 意味 ●(点灯) 被写体にピントが合っています。 ●(点滅) オートフォーカスでのピント合わせができません。 • シャッターボタンを半押ししている間、ピントは固定されます。 • シャッターボタンを押している間、ファインダーに続けて撮 影できるコマ数(連続撮影可能コマ数)が表示されます。連 続撮影可能コマ数の先頭には、「t」(P.
ステップ 6:撮影する 撮影する • シャッターボタンを半押ししたまま、さらに深く 押し込んで(全押しして)、撮影します。 s • シャッターがきれ、画像が SD カードに記録され ます。 SD カード • SD カードアクセスランプが点灯している間は、画 アクセスランプ 像を記録しています。SD カードやバッテリーを取 り出したり、AC アダプター(別売)を取り外さな いでください。 ❚❚ 電源を OFF にするには 電源スイッチ 電源を OFF にするには、電源スイッチを OFF の位置まで回してくだ さい。 A 発光禁止オートについて フラッシュが禁止されている場所での撮影や、フラッシュを光らせずに赤ちゃんを撮影したいときなど に使います。フラッシュを使わないことで、被写体を自然な感じに表現します。 オートモード 発光禁止オートモード 39
A 内蔵フラッシュについて 撮影モード i では、被写体が暗い場合や逆光の場合に、シャッターボタン を半押しすると自動的に内蔵フラッシュが上がります。フラッシュ撮影時に はレンズフードを取り外してください。 s ファインダー内下部に N が点灯しているときは、シャッターボタンを全押し すると、内蔵フラッシュが発光します。内蔵フラッシュが上がっている状態 で N が点灯していないときは、フラッシュが充電中のため、撮影できません。 内蔵フラッシュを使わないときは、フラッシュを収納しておいてください。 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音がするまで手で軽く押し下げ てください。 40
シーンに合わせて撮影する―簡単操作でより美しく 撮影するシーンが決まっているときは、シーンに合わせて次の 5 種類か ら撮影モードを選ぶだけで、美しく撮影できます。 撮影モードを選ぶ以外は、i と同じ操作で撮影できます。 s ダイヤルの位置 撮影モード k l n m o ポートレート 風景 クローズアップ こんなときに 人物を撮影したい 風景や街並みを撮影したい、夜景を撮影したい 草花や昆虫などを接写したい スポーツ 運動会などのスポーツ写真を撮影したい 夜景ポートレート 夕景や夜景をバックに人物を撮影したい ❚❚ 撮影の手順 1 撮影モードダイヤルを回して、撮影モード 撮影モードダイヤル を設定する 2 シャッターボタンを半押して、ピントを合 わせてから、撮影する ❚❚ 各撮影モードの特徴 k(ポートレート)モード:人物をもっときれいに 人物を美しく撮影したいときに使います。人物の肌をなめら かで自然な感じに仕上げます。 • 被写体と背景が離れているときや、望遠レンズを使って撮 影したときは、背景がぼけて立体感のある画像になります。 l(風景)モード:風景をより美しく 自然
n(クローズアップ)モード:花や虫を大きく接写 草花や昆虫などの小さな被写体に近づき、大きく写したいと きに使います。 • マイクロレンズを使用すると、より被写体に近づいて撮影 s することができます。 • 手ブレしやすいので、三脚をお使いになることをおすすめ します。 m(スポーツ)モード:迫力のスポーツ写真を 運動会などスポーツ写真の撮影に向いています。動きのある被 写体の一瞬の動きを鮮明にとらえ、躍動感のある画像に仕上げ ます。 • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りません。 o(夜景ポートレート)モード:夜景をバックに記念撮影 夕景や夜景をバックに、人物を撮影したいときに使います。 人物と背景の両方を美しく表現します。 • 手ブレしやすいので、三脚をお使いになることをおすすめ します。 A シーンモードのピント合わせについて カメラが被写体にピントを合わせるときの動作(初期設定)は、撮影モードによって以下のように異な ります。 • 撮影モード k、l、o:カメラが自動的に、フォーカスポイントに重なっている被写体からピントを合 わせる部分を選びます。 • 撮影モード n:中央のフォー
液晶モニターを見ながら撮影する (ライブビュー撮影) a(ライブビュー)ボタンを押すと、液晶モニターで被写体を見ながら撮影すること ができます。 1 a(ライブビュー)ボタンを押す s a ボタン ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー 内が見えなくなり、液晶モニターに被写体が表示されます。 ① 撮影モード 撮影モードダイヤルで選択中の撮影モードを表示します。 ② ライブビュー ライブビューが自動的に終了する30秒前に、 ライブビュー 残り時間 ③ 動画記録禁止 マーク 残り時間のカウントダウンを表示します。 P.34、 41、80 P.46 動画が撮影できない状態のとき表示します。 P.51 ライブビュー撮影時の AF モードを表示します。 ⑤ 画像サイズ 選択中の画像サイズを表示します。 ⑥ 画質モード 選択中の画質モードを表示します。 ⑦ ホワイトバランス 選択中のホワイトバランスを表示します。 P.44 P.63 P.62 P.97 ⑧ 音声記録マーク 動画撮影時の音声設定を表示します。 P.
2 ライブビュー時の AF モードを選択する AF ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、ライブビュー時の AF モードが切り替わります。AF モードは次の 3 種類から選べます 。 s 表示 モード 8 顔認識 AF 9 ! こんなときに 記念写真など、人物の顔(正面)にピントを合わせたい場合に適し ています。 ワイドエリア AF 風景などを手持ちで撮影する場合に適しています。フォーカスポイ (初期設定) ノーマルエリア AF ントはマルチセレクターを操作して任意の位置に移動できます。 画面の任意の位置にピンポイントでピントを合わせたい場合に適 しています。厳密にピントを合わせたいときは、三脚の使用をお すすめします。 ※ライブビュー専用の AF モードです(P.47)。 AF ボタン 3 メインコマンド ダイヤル 液晶モニター 液晶モニターで構図を確認する X ボタン ナビゲーション ウィンドウ • X ボタンを押すと、被写体が拡大表示され(最大約 6.
4 フォーカスポイントを被写体に重ねる ワイドエリア AF またはノーマルエリア AF の場合: • フォーカスポイントロックレバーを • フォーカスポイント ロックレバー マーク側に セットしてから、マルチセレクターを操作して、 s 赤い枠(フォーカスポイント)をピントを合わせ る被写体の位置に移動します。 • 選んだフォーカスポイントに固定したいときは、 フォーカスポイントロックレバーを L マーク側に セットしてください。 フォーカスポイント 顔認識 AF の場合: • カメラが人物の顔(正面)を自動的に認識し、フォーカスポ イントが黄色の二重枠に変わります。 • 複数の顔を認識した場合(最大 5 人まで)は、最も近くとカ メラが判断した人物の顔を二重枠で表示します。 5 ピントを合わせる ワイドエリア AF またはノーマルエリア AF の場合: • シャッターボタンを半押しし続けるとピントを合 わせます。 • フォーカスポイントは、オートフォーカス作動中 は緑色に点滅し、ピントが合うと緑色に点灯しま す。ピントが合わないと赤色に点滅します。 • オートフォーカス作動中は、画面の明
6 シャッターボタンを全押しして撮影する • レリーズモード(P.
D 顔認識 AF についてのご注意 • どの人物の顔を認識してピントを合わせるかは、顔の向きなどの条件によって異なります。 • 二重枠が赤色で点滅しているときは、顔にピントが合っていません。もう一度ピントを合わせなおして ください。 • 顔を認識していない状態でシャッターボタンを半押しすると、画面中央でピント合わせを行います。 • 次のような場合、カメラは人物の顔を認識できません。 s - 顔の一部がサングラスなどでさえぎられている。または、横を向いている。 - 構図内で顔を大きく、または小さくとらえすぎている。 D ライブビュー撮影時のオートフォーカスについてのご注意 • ライブビュー撮影時のオートフォーカスは、通常のオートフォーカスより、ピント合わせに時間がかか ります。また、次の被写体はピントが合わない場合がありますので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な線の被写体 - 明暗差の少ない被写体 - フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 - イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、液晶モニターに横
撮影した画像を確認する 撮影した画像は、カメラ背面の液晶モニターに表示されます。 撮影した画像は、撮影直後に約 4 秒間(初期設定) 、液晶モニターに表示されます。画像 が表示されていないときに撮影した画像を確認したい場合は、K ボタンを押すと、最後 s に撮影した画像が表示されます。 1 K ボタンを押す • 撮影した画像をカメラ背面の液晶モニターに表示します。 K ボタン 2 他の画像を確認する • マルチセレクターの 4 または 2 を押すと、他の画 像を確認できます。 • 1 または 3 を押すたびに、撮影した画像の表示形 N I KON D90 1 / 12 式が切り替わります(P.131)。 • 撮影に戻るには、シャッターボタンを半押しして ください。 1/ 250 AUTO F11 100NCD90 DSC_0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意ください。 1 削除したい画像を選ぶ K ボタン s • K ボタンを押して、マルチセレクターで削除したい画像を表示させます。 2 画像を削除する O ボタン • O ボタンを押すと、削除確認画面が表 示されます。 再度 O ボタンを押すと、表示中の画像 を削除して、再生画面に戻ります。 • 削除確認画面で、K ボタンを押すと、 画像の削除をキャンセルします。 A 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除] (P.
動画を撮影する・再生する ライブビュー撮影中(P.43)に J ボタンを押すと、動画を撮影することが出来ます。 1 a(ライブビュー)ボタンを押す a ボタン • ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー s 内が見えなくなり、液晶モニターに被写体が表示されます。 2 シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせる • 動画撮影を開始する前に、被写体にピントを合わせてください。 3 J ボタンを押して、撮影を始める • 録画中は録画中マークが表示されます。 • 初期設定では、音声も同時に記録します。 • AE/AF ロックボタンを押し続けている間、露出を固定(AE 録画中マーク ロック)できます。 • 撮影モード P、S、A、M の場合、E ボタンを押しながらメイ ンコマンドダイヤルを回すと、+ 5~ − 5 の範囲で露出補正が できます。 • 液晶モニターで記録できる残り時間の目安を確認できます。 残り時間 • 撮影メニューの[動画の設定]で、動画を記録するときの記録サイズと音声の設定が できます(P.
D 動画撮影について • 使用している SD カードの書き込み速度によっては、上記の時間に満たないで撮影が自動的に終了する 場合があります。 • SD カードが入っていないか残量がない場合は、0(動画記録禁止)マーク(P.
❚❚ 動画を再生する 1 コマ表示モード(P.130)で 1 マークが表示されている画像が動画です。J ボタンを 押すと、再生できます。 1 マーク 記録時間 s 音声マーク 動画再生中の操作方法: マルチセレクターの 4 または 2 を押すと巻き戻し / 巻き戻し / 早送り 早送りができます 音量を小さくする W 音量が小さくなります。 音量を大きくする X 音量が大きくなります。 J ボタンを押すと、一時停止します。もう一度押 すと再生を再開します。 一時停止 / 再生 一時停止中にマルチセレクターの 4 または 2 を押 すとコマ戻し / コマ送りができます。 撮影に戻る メニューに移る 再生終了 52 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 G /K メニューが表示されます(P.
h撮影機能を使いこなそう すべての撮影モードで使用できる、高度な撮影方法について説明します。 オートフォーカスで撮影する................................................ P.54 h AF モードを選択する ............................................................................ P.54 フォーカスポイントを選択する ......................................................... P.56 フォーカスロック撮影 ......................................................................... P.57 ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス).............. P.59 画質や画像のサイズを変更する ............................................ P.61 画質モード ............
オートフォーカスで撮影する フォーカスモードセレクトダイヤルを AF に合わせる と、オートフォーカスになります。 フォーカスモード セレクトダイヤル • オートフォーカスに対応していないレンズをお使い のときや、オートフォーカスでピント合わせができ ないときは、マニュアルフォーカスで撮影してくだ さい(P.59)。 h • A-M 切り換えスイッチまたはフォーカスモード切 り換えスイッチのあるレンズを使用する場合は、A (オートフォーカス)または M/A(マニュアル優先オートフォーカス)に合わせてく ださい(P.
A オートフォーカスの苦手な被写体 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッターがきれないことや、 ピントが合わなくてもピント表示●が点灯し、電子音が鳴ってシャッターがきれることがあります。こ のような場合は、フォーカスモードセレクトダイヤルを M(P.59)に切り換えてピントを合わせるか、 フォーカスロック(P.
フォーカスポイントを選択する このカメラには、11 点のフォーカスポイント(自動でピント合わせを行う領域)があり ます。初期設定では、カメラが自動的に選んだフォーカスポイント、または中央のフォー カスポイントでピント合わせを行いますが、構図を工夫して撮影したいときなどには、 特定のフォーカスポイントを選ぶことができます。 h ❚❚ フォーカスポイントの選択方法 1 AF エリアモードを設定する • カスタムメニュー a1[AF エリアモード](P.179)を[シン グルポイント AF モード]、[ダイナミック AF モード]、[3Dトラッキング(11 点)]のいずれかにします。 • 撮影モード i、j、k、l、o、P、S、A、M の初期設定は [オートエリア AF モード]なので、設定の変更が必要です。 2 フォーカスポイントロックレバーを●マー ク側にセットする フォーカスポイント ロックレバー • マルチセレクターでフォーカスポイントを選べる ようになります。 3 半押しタイマーの作動中(P.
フォーカスロック撮影 ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らない場合や、オート フォーカスが苦手な被写体(P.55)を撮影する場合には、以下の手順でピントを固定 (フォーカスロック)して撮影すると効果的です。 • フォーカスロック撮影をするときは、カスタムメニュー a1[AF エリアモード] (P.179) を[シングルポイント AF モード]、 [ダイナミック AF モード]、 [3D- トラッキング(11 点) ]のいずれかに設定することをおすすめします。 1 h ピントを合わせたい被写体にフォーカスポ イントを重ね、シャッターボタンを半押し する • ピントが合うと、ファインダー内下部にピント表 示●が点灯します。 2 ピントを固定する • AF モード(P.
❚❚ ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきった後、 シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッターボタンを全押し してください。 AE/AF ロックボタンでフォーカスロックを行った場合は、AE/AF ロックボタンを押した ままもう一度シャッターボタンを押し込んでください。 h A 連続撮影時のフォーカスロックについて フォーカスをロックして連続撮影(P.65)したいときは、まずシャッターボタンを半押ししてから AE/AF ロックボタンでフォーカスロックを行い、そのまま AE/AF ロックボタンを放さずにもう一度 シャッターボタンを押して連続撮影してください。 A 関連ページ AE/AF ロックボタンを押したときの動作を変更する → A f4[AE/AF ロックボタンの機能](P.
ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス) 使用するレンズの種類によって、ピントを手動(マニュアル)で合わせるときの設定が 異なります。各レンズでのマニュアルフォーカスの設定は次の通りです。 • AF-S レンズを使用している場合は、レンズのフォー カスモード切り換えスイッチをMにしてください。 フォーカスモード切り換え スイッチ h • AF レンズを使用している場合は、カメラのフォーカ スモードセレクトダイヤルとレンズのフォーカス フォーカスモード セレクトダイヤル モード切り換えスイッチを両方Mにしてください。 • マニュアルフォーカスレンズを使用する場合も、 フォーカスモードセレクトダイヤルをMにしてくだ さい。 • ピントは、レンズのフォーカスリングを回して、ファ インダー内のメインの被写体がはっきり見えるよう に合わせます。 z D AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合のご注意 AF レンズでマニュアルフォーカスをする場合は、必ずカメラのフォーカスモードセレクトダイヤルを M にしてください。フォーカスモードセレクトダイヤルを AF のままマニュアルフォーカスをすると、故障
❚❚ フォーカスエイドによるピント合わせ 開放絞り値が F5.6 以上の明るいレンズ(絞りの最も小さい数値が F5.6 以下のレンズ)を使ってマニュアルフォーカスで撮影すると きは、ファインダー内下部のピント表示●でピントが合っている かどうかを確認できます。ピントが合っているかどうかの基準と なるフォーカスポイントは 11 カ所から選べます。 h • ピントが合うとピント表示●が表示されます(P.45)。 • オートフォーカスの苦手な被写体(P.55)では、ピントが合っ ていなくてもピント表示●が点灯することがありますので、 ファインダースクリーンの像でピントが合っていることを確 認してください。 A 距離基準マーク 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマークで、カメラ内の撮像面 の位置を示します。マニュアルフォーカスや接写などでカメラから被写 体までの距離を実測する場合、このマークが基準となります。レンズ取 り付け面(レンズマウント)から撮像面までの寸法(フランジバック)は 46.5mm 46.
画質や画像のサイズを変更する SD カードに記録する画像の、画質(画像データの圧縮率)と画像サイズを変更します。 画像の用途や、SD カードの残量に合わせて設定してください。 一般的に、画質が高く、画像サイズが大きいほど、画像データのファイルサイズは大き くなります。より精細な画像を大きくプリントすることができますが、SD カードに記 録できるコマ数は少なくなります。 画質モードと画像サイズのイメージ ファイルサイズ大 高 h FINE ↑ 画 NORMAL 質 ↓ BASIC 低 M S L ファイルサイズ小 小 ← 画像サイズ → 大 A ファイル名について • このカメラで撮影した画像には、DSC_nnnn.xxx という名前が付けられます。nnnn には撮影順に 0001 ∼ 9999 までの数字が入ります。xxx には選んだ画質モードによって、次の拡張子が入ります。 - NEF:RAW の場合 JPG:FINE/NORMAL/BASIC の場合 AVI:動画の場合(P.50) NDF:イメージダストオフデータの場合(P.
画質モード 画質モードは、以下の 7 種類から選べます。 画質モード ファイル形式 説明 撮像素子の生データ(12bit 圧縮 RAW 形式)を記録します。画 像をパソコンに転送して加工したり、パソコンを使ってプリ RAW NEF ントする場合などに適しています。現像(復元)には画像編 集メニューの[RAW 現像](P.232)、または、付属のソフト ウェア ViewNX や別売の Capture NX 2(P.
画像サイズ 画像サイズは、以下の 3 種類から選べます。プリントしたい大きさなどに合わせて設定 してください。 画像サイズ L 画像の大きさ 大 (初期設定) M S サイズ 小 プリント時の大きさ (出力解像度※ 200dpi の場合) 4288 × 2848 ピクセル 約 54.5 × 36.2cm 3216 × 2136 ピクセル 約 40.8 × 27.1cm 2144 × 1424 ピクセル 約 27.2 × 18.1cm h ※ 解像度とは、画像がどれだけの細かさで表現されているかを示す数値で、 「dpi」で表されます。 200dpi とは 1 インチ(約 2.
レリーズモードを切り換える P.65 ∼ P.71 で説明する 1 コマ撮影モードと連続撮影(連写)モード、セルフタイマー モード、2 種類のリモコンモードをまとめて、 「レリーズモード」といいます。6 種類の レリーズモードの違いは以下の通りです。 8 1 コマ撮影 h ! 低速連続撮影 9 高速連続撮影 $ セルフタイマー " 2 秒リモコン # 瞬時リモコン シャッターボタンを押すたびに 1 コマずつ撮影する、通常のモー ドです。 シャッターボタンを押しつづけると連続撮影(連写)できるモード です。 シャッターボタンを押すとセルフタイマーが作動し、10 秒後に シャッターがきれます。記念撮影などに便利です。 リモコンの送信ボタンを押すと、2 秒後にシャッターがきれます。 別売のリモコン(ML-L3)が必要です。 リモコンの送信ボタンを押すと、すぐにシャッターがきれます。別 売のリモコン(ML-L3)が必要です。 ― P.65 P.67 P.69 P.
連続撮影(連写)する(! または 9) 連続撮影モードには低速連続撮影と高速連続撮影があります。 ! 低速連続撮影 9 高速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、約 1 ∼ 4 コマ / 秒※ 1 で連続撮影(連 写)できます。 シャッターボタンを全押ししている間、約 4.5 コマ / 秒※ 2 で連続撮影(連写) できます。動きのある被写体などに使用すると便利です。 ※ 1 カスタムメニュー d6[低速連続撮影速度](P.
A 連続撮影可能コマ数の表示 • シャッターボタンを押している間、t と連続撮影可能コマ数(連続撮影速 度を維持したまま続けて撮影できるコマ数)が、表示パネルとファイン ダー内下部に表示されます。右図の場合、連続撮影速度を維持したまま で、あと最低 21 コマ続けて撮影できることを示しています。 [tAA]になったときは、連続撮影速度が低下します。 • 連続撮影は最大 100 コマまでできます。ただし、 h • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。撮影条件によって増減することがあります。 A 連続撮影時の構図の縦位置・横位置情報について 縦位置・横位置に関する情報は、連続撮影開始時の情報が記録されます。連続撮影中に構図を変えても、 反映されませんのでご注意ください。 A 関連ページ 「記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数」 (P.
セルフタイマーを使って撮影する($) シャッターボタンを押してから、約 10 秒後(初期設定)にシャッターがきれます。記 念写真など、自分も一緒に写りたいときに便利な機能です。 1 三脚などでカメラを固定する 2 I ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、$(セルフタ イマー)を選ぶ I ボタン h メインコマンド ダイヤル 表示パネル • I ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すたびに、表示パネルのレリー ズモード表示が変化します。$ マークに合わせてください。 3 構図を決める • 撮影モード P、S、A、M(P.80)でフラッシュを使って撮影したいときは、M ボタン を押して内蔵フラッシュを上げ、ファインダー内下部の N が点灯するまでお待ちく ださい(P.
4 撮影をはじめる • シャッターボタンを半押ししてピントを合わせてか ら、全押ししてください。タイマーが作動し、セル フタイマーランプが点滅します。撮影 2 秒前になる と点灯に変わります。 • タイマーの作動中は電子音も繰り返し鳴ります。撮影 2 秒前になると間隔が短くなり ます。 h • ピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではタイマーは 作動しません。 5 シャッターがきれる • シャッターボタンを全押ししてから 10 秒後にシャッターがきれます。 D セルフタイマーの解除について • 作動中のタイマーを解除するには、他のレリーズモードに切り換えてください。 • 撮影後もセルフタイマーの設定は解除されません。セルフタイマーを解除したいときは、他のレリーズ モードに変更してください。 • 電源を OFF にすると、レリーズモードは 8(1 コマ撮影)、!(低速連続撮影)または 9(高速連 続撮影)モードに戻ります。 D シャッタースピードを A にしてセルフタイマー撮影をした場合 • 撮影モード M でシャッタースピードを A にしてセルフタイマー撮影を行うと
別売のリモコンを使って撮影する(#) 別売のリモコン(ML-L3) (P.
4 付属のアイピースキャップを取り付ける • ファインダーから光が入り、露出が変 アイピースキャップ DK-5 わることを防ぎます。 • 接眼目当てを外し、付属のアイピース キャップ DK-5 を、右図のように取り付 けてください。 h 5 撮影をはじめる • リモコン送信部をカメラのリモコン受光部に向け、送信ボ タンを押してください。 6 シャッターがきれる • 2 秒リモコンモードではセルフタイマーランプが約 2 秒間点灯してからシャッターがき れます。 • 瞬時リモコンモードではすぐにシャッターがきれ、撮影後にセルフタイマーランプが 一瞬点灯します。 • リモコン撮影時のフォーカス動作は以下のように、AF モード(P.
D リモコン撮影時のフラッシュについて • 撮影モード i、k、n、o では、リモコンの受信待機状態になるとフラッシュの充電が始まり、充電完 了後にリモコンの送信ボタンを押すと、必要に応じて内蔵フラッシュが自動的に上がり発光します。フ ラッシュの充電中にリモコンの送信ボタンを押しても、カメラは反応しません。しばらく待ってから送 信ボタンを押してください。 • 撮影モード P、S、A、M でフラッシュを使って撮影したいときは、リモコンの受信待機状態で M ボタ ンを押して内蔵フラッシュを上げ、ファインダー内下部の N が点灯するまでお待ちください(P.72)。 2 秒リモコンモードで、リモコンの送信ボタンを押した後にフラッシュを上げると、リモコンの撮影は 中止されます。 • 瞬時リモコン撮影の場合、赤目軽減発光(P.
内蔵フラッシュを使う 撮影状況に合わせて、カメラの内蔵フラッシュを発光させたり、発光方式(フラッシュ モード)を切り換えたりすることで、暗い場所や逆光下など、様々な場所での撮影を楽 しむことができます。 ❚❚ 内蔵フラッシュを使うには 内蔵フラッシュを使って撮影する手順は、撮影モードによって以下のように異なりま h す。 撮影モード i、k、n、o ①撮影モードを設定する ②フラッシュモードを設定する(P.73) ③シャッターボタンを半押しする 暗いときや逆光のときなど、必要に応じて自動的に 内蔵フラッシュが上がり、発光します。フラッシュが不要な場合はフラッシュは上が らず、発光もしません。内蔵フラッシュを発光させたくないときは、フラッシュモー ドを発光禁止にしてください(P.73)。 撮影モード P、S、A、M ①撮影モードを設定する ② M ボタンを押して、内蔵フラッシュを手動で上げる ③フラッシュモードを設定する(P.
❚❚ フラッシュモードを設定する フラッシュモードは、表示パネルと情報画面に表示されます。設定できるフラッシュ モードは、撮影モードによって異なります。詳しくは「フラッシュモードについて」を ご覧ください。 M ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルのフラッシュモー ド表示が、撮影モードに応じた内容で変化します(P.
フラッシュモードは、撮影モードによって以下のように異なります。 撮影モード i、k、n 撮影モード o 通常発光オート (自動発光)+ スローシンクロ 通常発光オート (自動発光) h 赤目軽減オート (自動発光) 発光禁止 撮影モード P、A 発光禁止 赤目軽減オート (自動発光)+ スローシンクロ 撮影モード S、M 通常発光 通常発光 後幕発光+ スローシンクロ※ 赤目軽減発光 赤目軽減発光 赤目軽減発光+ スローシンクロ 後幕発光 通常発光+ スローシンクロ ※メインコマンドダイヤルでフラッシュモードを操作している間は、SLOW の文字は表 示されません。 A 後幕発光とは 通常発光時はシャッターが開くと同時にフラッシュが発光します(先幕発光)が、後幕発光ではシャッ ターが閉じる直前にフラッシュが発光するため、動いている被写体の後方に流れる光や軌跡などを表現 したい場合などに適しています。 先幕発光 74 後幕発光
❚❚ 内蔵フラッシュの収納 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音がするまで手 で軽く押し下げます。バッテリーの消耗を防ぐため、フラッ シュを使わないときは常に収納してください。 h A 内蔵フラッシュについてのご注意 • 内蔵フラッシュを使って撮影するときは、被写体から 60cm 以上離れてください。 • 内蔵フラッシュ撮影が可能なレンズは、焦点距離が 18 ∼ 300mm の CPU レンズと、焦点距離が 18 ∼ 200mm の非 CPU レンズです。詳しくは P.
ISO 感度を設定する 暗い場所で撮影するときは、シャッタースピードが遅くなり手ブレしやすくなります が、ISO 感度を標準(ISO200 相当)よりも高くすれば、シャッタースピードが速くな り、手ブレしにくくなります。ISO 感度は ISO200 ∼ 3200 相当の間で、1/3 段刻みで設定 できます。また、ISO 200 相当から約 0.3 段∼約 1 段感度を下げることと、ISO3200 相当 から、さらに約 0.
A ISO 感度についてのご注意 [ISO 感度]を[AUTO]にしてから撮影モードを P、S、A、M のいずれかに切り換えた場合は、以前に 設定した ISO 感度に戻ります。 A 関連ページ • 高感度撮影時のノイズを低減する → C[高感度ノイズ低減](P.173) → C[感度自動制御] (P.
最初の設定に戻す(ツーボタンリセット) E ボタン カメラの撮影に関する設定を初期状態に戻すことができま す。E ボタンと B ボタン(それぞれのボタンに緑色の •印 がついています)を同時に約 2 秒間押すと、表示パネルがいっ たん消灯してから再点灯し、各機能が以下の初期設定状態に 戻ります。 h • ツーボタンリセットではカスタムメニューはリセットでき Bボタン ません。[カスタムメニューのリセット]でリセットしてく ださい(P.178)。 レリーズモード(P.64) 画質モード(P.62) 画像サイズ(P.63) 1 コマ撮影 NORMAL L ISO 感度設定(P.76) i j k l 撮影 AUTO m n o モード P、S、A、M 200 ホワイトバランス (P.97、170) オート 微調整値(P.99) 解除(0) 色温度設定(P.101) 5000K [ピクチャーコントロール] の調整値(P.113)※ 1 解除 AF モード(P.54) AF-A ライブビュー時の AF モード(P.
tP、S、A、Mモードで撮影する ここでは、撮影モード P、S、A、M だけで使うことができる高度な機能について説明し ています。これらのモードでは、シャッタースピードや絞り値を撮影者自身で選んだ り、画像の明るさ、フラッシュの発光量、ホワイトバランスなどさまざまな調整を行っ て撮影できるので、オートモードやシーンモード撮影に比べ、撮影者の作画意図をより 反映した撮影が可能です。 撮影モード P、S、A、M を使う ........................................... P.80 P:マルチプログラムオートでの撮影方法 ...................................... S:シャッター優先オートでの撮影方法........................................... A:絞り優先オートでの撮影方法 ...................................................... M:マニュアルでの撮影方法 ............................................
撮影モード P、S、A、M を使う 撮影モード P、S、A、M では、撮影の意図に応じて、シャッタースピー ドと絞りのそれぞれを自分で設定したり、カメラまかせにしたりするこ とができます。 マルチプログラムオート P (P.82) シャッター優先オート S (P.83) t シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに使い ます。シャッタースピードと絞りの両方をカメラが自動制御し ます。 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使います。シャッ タースピードを自分で設定し、絞りはカメラが自動制御します。 背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使います。絞 A 絞り優先オート(P.84) りを自分で設定し、シャッタースピードはカメラが自動制御し ます。 M マニュアル(P.85) シャッタースピードと絞りの両方を自分で設定します。長時間露 光(バルブ、タイム)撮影も、このモードで行います。 D 撮影モード P、S、A、Mについてのご注意 • CPU レンズ(G タイプレンズを除く)の絞りリング(P.
A 露出について シャッタースピードと絞りを調整して、画像を意図した明るさ(露出)で撮影することを、 「露出を合わ せる」といいます。同じ露出の画像でも、シャッタースピードと絞りの組み合わせによって、撮影され る画像の流動感や背景のぼかし具合などが変わってきます。 シャッタースピード 絞り値 t 表示パネル 速いシャッタースピードのとき シャッタースピード:1/1600 秒 遅いシャッタースピードのとき シャッタースピード:1 秒 絞りを絞り込んだとき (絞り値が大きいとき) 絞り値:F36 絞りを開いたとき (絞り値が小さいとき) 絞り値:F3 81
P:マルチプログラムオートでの撮影方法 被写体の明るさに応じて、露出が適正になるようにカメラがシャッタースピードと絞り 値を自動的に決定します。シャッターチャンスを逃したくないスナップなど幅広い撮影 に適しています。 t 1 撮影モードダイヤルを P に合わせる 2 構図を決め、ピントを合わせて撮影する 撮影モードダイヤル A プログラムシフト 撮影モード P で半押しタイマー作動中にメインコマンドダイヤルを回すと、 露出を一定にしたままシャッタースピードと絞りの組み合わせを変えるこ とができます。これを「プログラムシフト」といいます。プログラムシフト 中は表示パネルに U マークが点灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくしたい)場合や動きの速い被写体を撮 影したい(速いシャッタースピードにしたい)場合にはメインコマンドダ イヤルを右に回してください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影したい(絞り値を大きくした メインコマンド ダイヤル い)場合や被写体の動きを強調したい(遅いシャッタースピードにしたい) 場合にはメインコマンドダイヤルを左に回してください。 • プログ
S:シャッター優先オートでの撮影方法 シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に絞り 値を決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅いシャッタースピードで被写体の動き を強調する撮影に適しています。 1 撮影モードダイヤルを S に合わせる 2 半押しタイマーがオンのときに、 シャッタースピードを設定する 撮影モードダイヤル t • メインコマンドダイヤルを回すと、表示 パネルとファインダー内下部のシャッ タースピード表示が変化します。設定し たいシャッタースピード(1/4000 秒∼ 30 秒)に合わせてください。 3 メインコマンド ダイヤル 表示パネル 構図を決め、ピントを合わせて撮影する A 関連ページ A / & が点滅したときは → 警告メッセージ(P.
A:絞り優先オートでの撮影方法 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的にシャッタースピー ドを決定します。絞りを絞り込む(絞り値を大きくする)ことによって、近くから遠く までピントのあった風景写真を撮影したり、絞りを開く(絞り値を小さくする)ことに よって背景をぼかし、メインとなる被写体を浮き立たせた写真を撮影するなど、被写界 深度を調節して撮影する場合に適しています。 1 撮影モードダイヤルを A に合わせる 2 半押しタイマーがオンのときに、 絞りを設定する 撮影モードダイヤル t • サブコマンドダイヤルを回すと、表示パ ネルとファインダー内下部の絞り値表示 が変化します。設定したい絞り値に合わ せてください。 • 設定できる最小絞り、開放絞りはレンズ サブコマンド ダイヤル 表示パネル によって異なります。 3 構図を決め、ピントを合わせて撮影する A 被写界深度とは ピントを合わせた位置を挟んで、その奥と手前でピントが合って見える範囲のことです。被写界深度が 浅いほどピントを合わせた位置以外の部分がぼけて写り、深いほど画像全体がシャープに写ります。被
M:マニュアルでの撮影方法 シャッタースピードと絞りの両方を自分で決定します。花火や星空などを長時間露光 (バルブ撮影、タイム撮影、P.
A 露出インジケーターについて 設定したシャッタースピードと絞り値の組み合わせによる露出値と、カメラが測光した露出値との 差が、ファインダー内下部に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は以下のとおりで す(表示内容はカスタムメニュー b1[露出設定ステップ幅] (P.183)の設定によって変化します)。 表示 内容 適正露出 インジケーターが−側に振れているときは画像が適正露出よりも暗い (1/3 段アンダー) ことを意味しています。 インジケーターが+側に振れているときは画像が適正露出よりも明る t (2 段以上オーバー) いことを意味しています。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎてカメラの測光範囲を超えた場合は、露出インジケーターが点 滅します。 • 長時間露光(バルブ、タイム)撮影時(P.87)と非 CPU レンズ使用時は、露出インジケーターは 表示されません。 A 関連ページ インジケーター表示の+ / −方向を変更する → A f7[インジケーター表示の+ / −方向](P.
長時間露出で撮影する 撮影モード M のみ 長時間露出撮影には、バルブ撮影とタイム撮影の 2 種類があります。花火や夜景、天体 写真の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいときなどに使います。長時間露出撮 影には、手ブレを抑えるために三脚や別売のリモコン(P.255)、リモートコード(P.255) が必要です。 バルブ撮影 シャッターボタンを押し続けている間シャッターが開いたままになり、シャッター ボタンを放すとシャッターが閉じます。 リモコンの送信ボタンを一度押すとシャッターが開いたままになり、もう一度押す タイム撮影 とシャッターが閉じます。D90 でタイム撮影をするには、別売のリモコン ML-L3 (P.255)が必要です。 t ❚❚ 長時間露出撮影の方法 1 三脚などを使ってカメラを固定する 2 撮影モードダイヤルを M に合わせる 3 半押しタイマーがオンのときに、メインコマンド ダイヤルを回して、シャッタースピードを A に設定する 撮影モードダイヤル • タイム撮影の場合は、シャッタースピードを A にし てからレリーズモード(P.
4 ピントを合わせて、長時間露出撮影を開始する バルブ撮影: • シャッターボタンを全押しして、長時間露出撮影を開始します。シャッターボタンは 押し続けてください。 • 手ブレを抑えるために、別売のリモートコードを使用することをおすすめします。リ モートコードを使用する場合は、リモートコードのシャッターボタンを全押ししてく ださい。 タイム撮影: • リモコンの送信ボタンを押すと、2 秒後または瞬時にシャッターが開き、長時間露出 t 撮影を開始します。 5 長時間露出撮影を終了する バルブ撮影: • シャッターボタンを放すと、長時間露出撮影は終了します。 タイム撮影: • リモコンの送信ボタンをもう一度押すと、長時間露出撮影を終了します。ただし、 シャッターが開いてから 30 分経つと自動的に閉じます。 シャッタースピードを 35 秒、 絞り値を F25 にして撮影した場合の画像 A 長時間露出について • 露光時間が長くなると、画像にノイズやむらが発生することがあります。このノイズやむらは、あらか じめ撮影メニューの[長秒時ノイズ低減] (P.
明るさを測る方法を設定する(測光モード) 適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを「測光」といいます。 測光モードは以下の 3 種類から選ぶことができます※。 a マルチパターン測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を測光 して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図など様々な情報を瞬 時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。 Z 画面中央のφ8mm 相当(初期設定)の円内を重点的に測光します。画面中 中央部重点測光 央にメインの被写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。 フォーカスポイントに重なる φ3.5mm 相当(全画面の約 2.5%)の部分だ けを測光します。逆光時や被写体の明暗差が激しいときなど、狭い範囲で b スポット測光 の露出を基準にして撮影したい場合に適しています。 測光エリアは、フォーカスポイントに連動します。ただし、 [AF エリアモー t ド] (P.
明るさを固定して撮影する(AE ロック撮影) 撮影モード P、S、A のみ AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そのまま構図を変え て撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲とで、極端に明るさが異なる場 合などに効果的です。撮影モード P、S、A で利用できます※。 ※ 撮影モード i、j、k、l、m、n、o でも AE ロックは作動しますが、マルチパ ターン測光での撮影となり、充分な効果が得られないため、おすすめできません。 1 t 測光モード(P.
A AE とは Automatic Exposure の略で、露出をカメラが自動的に制御する「自動露出」の意味です。AE に よって決定された露出を固定することを「AE ロック」といいます。 A シャッタースピードと絞り値の変更 AE/AF ロックボタンを押している間も以下の操作ができます。 撮影モード 操作 P(マルチプログラムオート) S(シャッター優先オート) A(絞り優先オート) プログラムシフト(P.82) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 • 表示パネルやファインダー内下部には変更後のシャッタースピード、絞り値が表示されます。 • AE ロック中は、測光モードは変更できません。 t A 関連ページ AE ロックの操作方法を変更する → A c1[半押し AE ロック](P.185) A f4[AE/AF ロックボタンの機能](P.
画像の明るさを調整する(露出補正) 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることで、画像全体を明る くしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補正を行うときは、測光モード(P.89) を[中央部重点測光]または[スポット測光]にすると効果的です。 ❚❚ 露出補正の方法 E ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの露出補正表示が 変化(1/3 段または 1/2 段刻みで± 5 段)します。設定したい補正量に合わせてください。 t E ボタン メインコマンドダイヤル 表示パネル • 補正量を設定すると、表示パネルとファインダー内表示に E マークが表示されます。 • E ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で補正量を確認できます。 補正なし(M (E)ボタンを押したとき) − 0.3 段補正 + 2 段補正 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正します。 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
フラッシュの発光量を調整する(調光補正) 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対する被写体の明 るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くしてメインの被写体をより明るく 照らしたり、発光量を少なくしてメインの被写体に光が強く当たりすぎないようにする など、発光量の微妙な調整ができます。 ❚❚ 調光補正の方法 M(Y)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの調光補正表 示が変化(1/3 段または 1/2 段刻みで− 3 段∼+ 1 段)します。設定したい補正量に合わ せてください。 t M(Y)ボタン サブコマンド ダイヤル 表示パネル • 補正量を設定すると、表示パネルとファインダー内表示に 7 マークが表示されます。 • M(Y)ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で補正量を確認できます。 補正なし(M(Y) ボタンを押したとき) − 0.3 段補正 + 1 段補正 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に補正するのが基本です。 • 調光補正を解除するには、補正量を 0.
明るさやフラッシュの発光量をずらして撮影 する(オートブラケティング撮影) 露出の調整が難しい状況などでの撮影に効果的な機能で、シャッターボタンを押すたび に、露出などを少しずつずらした画像を続けて撮影することができます。ここでは初期 設定の[AE• フラッシュブラケティング](露出とフラッシュの発光量をずらしながら 撮影する)について説明します。カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセッ ト] (P.
2 補正ステップ(0.
D AE・フラッシュブラケティングについてのご注意 • !(低速連続撮影)または 9(高速連続撮影)モードでも、ブラケティング撮影が終了した 時点で撮影はいったん停止します。 • 撮影中に電源を OFF にしても、再び ON にすれば残りの撮影を再開できます。いったん電源を OFF にして SD カードを交換したときも同様です。 • 撮影中に P、S、A、M 以外の撮影モードに変更すると、ブラケティング撮影は終了します。ただ し、撮影モードを P、S、A、M のいずれかに戻すと、以前設定した撮影コマ数と補正段数で、AE・ フラッシュブラケティングが設定されます。 (P.
画像の色を見た目の色に合わせる (ホワイトバランス) 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを「ホワイトバラ ンスを合わせる」といいます。初期設定の v(オート)でほとんどの光源に対応でき ますが、撮影した画像が思い通りの色にならないときは、天候や光源に合わせてホワイ トバランスを変更してください。 ホワイトバランスは以下の種類から選ぶことができます。 ホワイトバランス 設定される 内容 色温度 カメラが自動的にホワイトバランスを調整します。ほとんど の場合、この設定のままで撮影できます。 v オート (初期設定) 約 3500 ∼ v(オート)で充分な効果を得るには、G または D タイ 8000K※ プレンズのご使用をおすすめします。内蔵フラッシュまた t は別売のスピードライトの使用時は、フラッシュ発光時 の条件に応じて適したホワイトバランスに調整されます。 J 電球 約 3000K ※ 白熱電球下での撮影に適しています。 I 蛍光灯 ― 蛍光灯など、次の 7 種類の光源を使った撮影に適してい ます。 野球場、体育館などのナトリウム灯の混合光を使っ
❚❚ ホワイトバランスの変更方法 L(WB)ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルのホワイ トバランス表示が変化します。設定したいホワイトバランスに合わせてください。 L(WB)ボタン メインコマンドダイヤル t 表示パネル • I(蛍光灯)の種類は、撮影メニュー(P.169)で選択してください。 • ホワイトバランスは撮影メニューでも設定できます。 A オートモードまたはシーンモードのときのホワイトバランスについて 撮影モードがオートモードまたはシーンモード(P.6)のときのホワイトバランスは、 [オート]になります。 A 関連ページ • ホワイトバランスを変えながら撮影する 98 → A e4[オートブラケティングのセット](P.
ホワイトバランスの微調整 設定したホワイトバランスを、さらに微調整することができます。 ❚❚ 撮影メニューの[ホワイトバランス]で設定する場合 1 撮影メニューの[ホワイトバランス]でホ ワイトバランスを選ぶ • ホワイトバランスを選んでマルチセレクターの 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 •[蛍光灯]の場合は、該当する蛍光灯の種類を選ん で 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 •[色温度設定]の場合は、該当する色温度を選んで 2 を押すと、微調整画面が表示され t ます。 •[プリセットマニュアル]の場合は、該当するプリセットマニュアルデータを設定する と(P.
3 微調整値を決定します • J ボタンを押して微調整値を決定すると、撮影メニューに戻 ります。 ❚❚ ホワイトバランスボタンとサブコマンドダイヤルで設定する場合 L(WB)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、表示パネルのホワイト バランス微調整値表示が変化します。設定したい微調整値に合わせてください。 t L(WB)ボタン サブコマンドダイヤル 表示パネル • L(WB)ボタンとサブコマンドダイヤルで微調整する場合は、A(アンバー)から B(ブルー)への横軸の方向のみ設定できます(P.99)。各方向 6 段まで微調整できます。 • 1 段は約 5 ミレッドに相当します(P.100)。 • サブコマンドダイヤルを左に回すと A(アンバー)方向に、右に回すと B(ブルー)方 向に色温度の高さを微調整できます。 • 微調整値を 0 以外に設定すると、表示パネルにホワイトバランス微調整表示 E が点灯 します。 • L(WB)ボタンの操作では、K(色温度設定)、L(プリセットマニュアル)のホ ワイトバランスは微調整できません。撮影メニューで微調整してください(P.
色温度設定 ホワイトバランスを K(色温度設定)にしたときは、ホワイトバランスの色温度を直 接数値で指定してください。 ❚❚ 色温度の設定方法 L(WB)ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの色温度表 示が変化します。設定したい色温度(K:ケルビン相当)に合わせてください。 t L(WB)ボタン サブコマンドダイヤル 表示パネル • 色温度設定は、撮影メニュー(P.
プリセットホワイトバランス 特殊な照明の下で撮影するときなど、v(オート)や J(電球)などの設定では望 ましい結果が得られない場合や、SD カード内の画像と同じホワイトバランスで撮影し たいときは、事前に取得(プリセット)したホワイトバランスを使うことができます。 プリセットデータはカメラで取得する方法と、SD カードから読み込む方法があります。 プリセットマニュアルデータを 撮影する照明下で白またはグレーの被写体を基準にして撮影 カメラで新規取得して保存する を行い、撮影データから取得して保存します(P.103)。 撮影済みの画像のホワイトバランス SD カードにある画像のホワイトバランスデータをコピーして 保存します(P.107)。 データをコピーして保存する t プリセットマニュアルデータは、d-0 ∼ d-4 の 5 つの場所に保存できます。また、各プリ セットマニュアルデータにはコメントを添付できます(P.109)。 d-0 カメラで新規取得(P.
❚❚ プリセットマニュアルデータの新規取得 プリセットマニュアルデータは次の方法で新規取得します。 プリセットマニュアルデータを取得する前に: • プリセットマニュアルデータを取得する場合は、あらかじめホワイトバランスをセッ トする照明下で、白またはグレー(無彩色)の被写体を用意しておいてください。ス タジオ用大型ストロボにてホワイトバランスをセットする場合は、被写体をグレー(ホ ワイトバランス取得用の 18% 標準反射板)にすることをおすすめします。 • 白またはグレーの被写体を基準にプリセットマニュアルデータを取得するときは、カ メラが露出を通常よりも 1 段オーバーになるように自動的に調整します。撮影モード が M の場合は、露出インジケーターを確認して、適正露出になるよう設定してくださ t い(P.
4 D の点滅中に、撮影時に使う照明の下で、用意した白または グレー(無彩色)の被写体をファインダーいっぱいにとらえ て、シャッターボタンを押す • プリセットマニュアルデータが取得され、d-0 に保存されます。 • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットデータは正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、SD カードに画像は記録されません。 5 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたこ とを確認する • データが取得されると、表示パネルのシャッタースピード表 t 示部に C の文字が、ファインダー内表示のシャッター スピード表示部に a の文字が、それぞれ約 6 秒間(初期設 表示パネル 定)点滅し、プリセットマニュアル取得モードを終了しま す。 • 約 6 秒間点滅後、撮影できる状態に戻ります。点滅中に ファインダー内表示 シャッターボタンを半押しすれば、すぐに撮影できます。 • 表示パネルとファインダー内表示のシャッタースピード表 示部 / 絞り値表示部に b a の文字が、それぞれ約 6 秒間 (初期設定)点滅表示された場合、データ取得は失敗です。 原因と
A プリセットマニュアルデータについて • 新規に取得したプリセットマニュアルデータは常に d-0 に保存され、以前のプリセット値は警告なしに 上書きされます。他のプリセットマニュアルデータ(d-1 ∼ d-4)を選択している場合、そのままでは 新規に取得したプリセットマニュアルデータを使用できません。新規に取得したプリセットマニュアル データを使用するには、プリセットマニュアルデータとして d-0 を選択してください。 • 取得したプリセットマニュアルデータは、d-1 ∼ d-4 にコピーできます(P.
❚❚ 新規取得したプリセットマニュアルデータ(d-0)をコピーする d-0 で取得したプリセットマニュアルデータを、選択したプリセットマニュアルデータ の保存場所にコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイトバランス]で [プリセットマニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 t 2 コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動してd-1∼d-4の中からコ ピー先を選びます。 • W ボタンを押すと設定画面が表示されます。 W ボタン 3 [d-0 をコピー]を選ぶ •[d-0 をコピー]を選んで、J ボタンを押します。 • d-0 のプリセットマニュアルデータにコメント (P.
❚❚ 撮影済み画像のホワイトバランスデータを d-1 ∼ d-4 へ コピーする 選択したプリセットマニュアルデータの保存場所に、SD カード内の画像で使用された ホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータとしてコピーできます。 1 撮影メニューの[ホワイトバランス]で [プリセットマニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 2 t コピー先を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動してd-1∼d-4の中からコ ピー先を選びます。 • W を押すと設定画面が表示されます。 • d-0 には、撮影済み画像のホワイトバランスデータをコピー することはできません。 W ボタン 3 [使用する画像の選択]を選ぶ •[使用する画像の選択]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと、SD カード内の画像が一覧表示さ れます。 4 ホワイトバランスデータをコピーしたい画像 を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して画像を選び ます。 • 選択した画像は、X ボタンを押している間、拡大 して確認できます。 5 ホワイトバランスデータをコピーす
❚❚ プリセットマニュアルデータを設定する 選択したプリセットマニュアルデータを撮影で使用するホワイトバランスに設定します。 1 撮影メニューの[ホワイトバランス]で [プリセットマニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 2 t プリセットマニュアルデータを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して、プリセットマニュ アルデータを選びます。 • W ボタンを押すと設定画面が表示されます。 • W ボタンを押す代わりに J ボタンを押すと、選択されてい るプリセットマニュアルデータがそのまま設定されて、微調 W ボタン 整の画面が表示されます(P.99)。 3 [設定]を選ぶ •[設定]を選んで 2 を押すと、微調整の画面が表 示されます(P.
❚❚ プリセットマニュアルデータにコメントを入力する 選択したプリセットマニュアルデータにコメント(最大 36 文字)を入力します。 1 撮影メニューの[ホワイトバランス]で [プリセットマニュアル]を選ぶ •[プリセットマニュアル]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 2 プリセットマニュアルデータを選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して、プリセットマニュ t アルデータを選びます。 • W ボタン押すと設定画面が表示されます。 W ボタン 3 [コメント編集]を選ぶ •[コメント編集]を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 4 コメントを入力する • 最大 36 文字入力できます。コメントの入力方法は、[画像コ メント]をご覧ください(P.
画像の仕上がりを簡単に設定したり、 思い通りに調整する(ピクチャーコントロール) 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、対応するカメラまた はソフトウェアで調整した画像調整の設定を相互に利用できるニコン独自の画作り システムです。 カメラに搭載されたピクチャーコントロールからお好みのメニューを選ぶだけで、撮影 する画像の仕上がりを簡単に設定できます。さらに、明るさやコントラストを簡単に調 整したり、5 つの要素(輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ(彩度)、色合い (色相))を細かく調整することもできます。また、ピクチャーコントロールを搭載する t カメラであれば、「ピクチャーコントロール」の設定を同じにすることで、どのカメラ でもほぼ同じ仕上がりの画像を撮影することができるようになります。 好みに合わせて調整したピクチャーコントロールは、 「カスタムピクチャーコントロー ル」としてカメラに登録できます。 「カスタムピクチャーコントロール」は、任意に名 前を付けたり、後から編集することも可能です。また、カメラに登録した「カスタムピ クチャーコントロール」を SD
❚❚ ピクチャーコントロールを活用する このカメラでピクチャーコントロールを活用するには、次のような方法があります。 • ニコンピクチャーコントロールを選択する ............................................................ P.112 カメラに搭載されているニコンピクチャーコントロールを選びます。 • ピクチャーコントロールを調整する........................................................................ P.113 ピクチャーコントロールは好みや撮影目的に合わせて、コントラストや明るさ、色の濃さ(彩 度)などを調整できます。 • カスタムピクチャーコントロールを登録する ........................................................ P.
ニコンピクチャーコントロールを選択する ピクチャーコントロールには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶことのできる 6 種類の 「ニコンピクチャーコントロール」が搭載されています。P、S、A、M 以外の撮影モードの 場合、それぞれの撮影シーンに適したピクチャーコントロールが自動的に選ばれます。 t 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 Q スタンダード R ニュートラル S ビビッド T e f モノクローム 白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 ポートレート 人物の肌が滑らかで自然な画像になります。 風景 自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。 1 • ほとんどの撮影状況に適しています。 素材性を重視した自然な画像になります。 • 撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適しています。 メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。 • 青、赤、緑など、原色の色を強調したいときに適しています。 撮影メニューの[ピクチャーコントロール] を選ぶ •[ピクチャーコントロール]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、ピクチャーコ
ピクチャーコントロールを調整する ニコンピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコント ロールの設定は、好みや撮影目的に合わせて調整できます。輪 郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自動 的に調整できる「クイック調整」や各項目を手動で細かく調整 する「手動調整」ができます。 1 ピクチャーコントロールを選ぶ • ピクチャーコントロールの一覧画面(P.112)で、 マルチセレクターの 2 を押します。 t 2 ピクチャーコントロールを調整する • 1 または 3 で調整する項目(P.114)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項目のレベルを自動 的に調整します(P.
❚❚ レベル調整の設定項目 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的に調整しま す。[− 2]∼[+ 2]まで 5 段階の調整ができます。 クイック調整※ 1 輪郭強調 t • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を抑えた画像に なり、+側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を強調した 画像になります。たとえば[ビビッド]を選んで+側にクイック調整する と、色の鮮やかさを強調します。 輪郭の強弱を調整します。[0](輪郭強調しない)∼[9]まで 10 段階の調 整と、自動で調整する[A](オート)があります。 • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほどソフトな画像に なります。 画像のコントラストを調整します。 [− 3]∼[+ 3]まで 7 段階の調整と、 自動で調整する[A](オート)があります。 コントラスト※2 • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画像になります。晴 天時の人物撮影や白とびが気になる場合などは−側が、霞んだ遠景の撮影 などには+側が適しています。 明るさ※ 2 手 動 調 整 白とびや黒つぶれを抑えながら画
D[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オート)についてのご注意 • 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具合は変化します。 • 充分な効果を得るには、G タイプまたは D タイプのレンズをお使いになることをおすすめします。 (オート)が設定され •[コントラスト]または[色の濃さ(彩度) ]に[A] たピクチャーコントロールは、グリッド表示時はアイコンが緑色で表示さ れます。また、各軸に平行な上下または左右の線が表示されます。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 ピクチャーコントロール調整中に W ボタンを押している間、調整している ピクチャーコントロールのコントラストと彩度が座標で表示され、他のピク チャーコントロールとの関係がわかります。ボタンを放すと、調整画面に戻 t ります。 A ピクチャーコントロール調整時のアンダーバーについて ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示されるアンダーバーは、調整 する前の値を示しています。前回調整した値を参考にして調整するときに便 利です。 A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィ
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ニコンピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調整して、 「カスタムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 撮影メニューの[カスタムピクチャーコン トロール]を選ぶ •[カスタムピクチャーコントロール]を選んでマル チセレクターの 2 を押すと、 [カスタムピク t チャーコントロール]画面が表示されます。 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押すと、[編集・登録 対象を選択]画面が表示されます。 3 元にするピクチャーコントロールを選ぶ • ピクチャーコントロールを選んで 2 を押すと、編 集画面が表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタンを押します。[登 録先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピクチャーコントロー ル]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選択]画面が表示さ れます。 • O ボタンを押すと調整前の内容に戻ります。 5 登録先を選択
6 名前を入力する • 初期状態では、「(元になったピクチャーコント ロール名)-XX」が名前エリアに入力されていま す。XX には自動的に数値が設定されます。 • 19 文字まで入力できます。 キーボード エリア 名前エリア 文字はカーソル位置に挿入されます。 • 名前エリアに新しい文字を入力する場合は、マ ルチセレクターを操作して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動さ せ、X ボタンを押します。 • 名前エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W ボタンを押しながらマルチセレ クターの 4 または 2 を押します。 t • 名前を 1 文字削除する場合は、W ボタンを押しながらマルチセレクターを操作して削 除する文字の上にカーソルを移動させ、O ボタンを押します。 • 名前を入力したら J ボタンを押します。 • 登録したピクチャーコントロールは、ピクチャーコントロー ルの一覧画面に表示されます。 • 登録した名前は、 [カスタムピクチャーコントロール]の [登録名変更]で変更できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面
SD カードを使ってピクチャーコントロールを対応 ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロールユーティリティ (Picture Control Utility)で作成したカスタムピクチャーコントロールを、SD カードか らカメラに読み込んで登録したり、カメラで作成したカスタムピクチャーコントロール を SD カードにコピーすることができます。 ❚❚ SD カードにあるピクチャーコントロールをカメラに登録する 1 [カスタムピクチャーコントロール]画面で t [メモリーカードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、[メモリーカードを使用]画 面が表示されます。 2 [カメラに登録]を選ぶ •[カメラに登録]を選んで 2 を押すと、[カメラに 登録]画面が表示されます。 3 カメラに登録するピクチャーコントロールを 選ぶ • ピクチャーコントロールを選んで 2 を押すと、設 定内容を確認できます。 • J ボタンを押すと、[登録先の選択]画面が表示 されます。 4 登録先を選択する • C-1
5 名前を入力する • 入力できる文字数は最大 19 文字です。名前の入力方法については、P.
ピクチャーコントロールを管理する カメラに登録したピクチャーコントロールの名前を変更したり、削除することができます。 ❚❚ ピクチャーコントロールの名前を変更する 1 [カスタムピクチャーコントロール]画面で [登録名変更]を選ぶ •[登録名変更]を選んでマルチセレクターの 2 を押 すと、ピクチャーコントロール選択画面が表示さ れます。 t 2 名前を変更するピクチャーコントロールを 選ぶ • C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)の中から名前を変更する ピクチャーコントロールを選んで 2 を押すと、[登 録名変更]画面が表示されます。 3 名前を入力する • 入力できる文字数は最大 19 文字です。名前の入力方法につい ては、P.
❚❚ SD カードにあるピクチャーコントロールを削除する 1 [カスタムピクチャーコントロール]画面で [メモリーカードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、[メモリーカードを使用]画 面が表示されます。 2 [メモリーカードから削除]を選ぶ •[メモリーカードから削除]を選んで 2 を押すと、 ピクチャーコントロール選択画面が表示されます。 3 t 削除するピクチャーコントロールを選ぶ • 1 ∼ 99 の中から削除するピクチャーコントロール を選んで 2 を押すと、設定内容を確認できます。 • J ボタンを押すと、 [メモリーカードから削除] 画面が表示されます。 4 [はい]を選ぶ •[はい]を選んで J ボタンを押すと、ピクチャー コントロールを削除します。 A ニコンピクチャーコントロールの登録名変更と削除について ニコンピクチャーコントロール(スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレー ト、風景)は、登録名変更や削除ができません。 121
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する (アクティブ D- ライティング) 撮影の前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定しておくと、ハイライト の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果があります。見た目のコントラストに 近い画像に仕上がります。暗い室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など 明暗差の激しい景色を撮影するのに効果的です。 • アクティブ D- ライティングを設定したときは、測光モードを a(マルチパターン測 光)に設定して撮影することをおすすめします(P.
D アクティブ D- ライティングについてのご注意 •[ピクチャーコントロール] (P.114)の[コントラスト]と[明るさ]のレベル調整は選択できません。 • 撮影モードが M のときは、 [オート]に設定していても[標準]相当の度合いに固定されます。 D 撮影メニュー[アクティブD- ライティング]と画像編集メニュー[D- ライティング] の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて露出や階調を制御し、ハ イライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して画像を記録します。一方、 [D- ライティング]は、 すでに撮影済みの画像に対して、階調を再調整してシャドー部を明るく補正します。 A アクティブ D- ライティングを変えながら撮影するには カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセット](P.199)を[ADL ブラケティング]に設 定すると、アクティブ D- ライティングを設定していない画像と設定した画像を続けて撮影するこ t とができます。詳しくは「ADL ブラケティングの撮影方法」(P.
1 つの画像に重ねて写し込む(多重露出撮影) 多重露出撮影は 2 コマまたは 3 コマを重ねて写し込み、1 つの画像として記録します。多 重露出は全ての画質モードで撮影できます。RAW データを使用して合成するため、通 常のアプリケーションソフトウェアなどで画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れ た画像になります。 ❚❚ 多重露出の撮影方法 多重露出撮影中に、何も操作しないで 30 秒経過すると、カメラが待機状態に入り、撮 影は中断して、撮影した画像を記録します。 t 1 撮影メニューの[多重露出]を選ぶ •[多重露出]を選んで、マルチセレクターの 2 を 押します。 2 [コマ数]を選ぶ •[コマ数]を選んで、2 を押します。 3 露光回数(2 コマまたは 3 コマ)を設定する • 1 または 3 を押して露光回数を設定し、J ボタン を押します。 4 [自動ゲイン補正]を選ぶ •[自動ゲイン補正]を選んで、2 を押します。 A 撮影間隔が長くなる場合について 撮影間隔が長くなる場合は、再生メニューの[撮影直後の画像確認] (P.
5 自動ゲイン補正を設定する • 自動ゲイン補正の設定後、J ボタンを押します。 重ね合わせた画像の露出が適正になるように、露光回数に合わせて自動的にゲ する (初期設定) イン(出力)を補正します。ただし、背景が暗いときは[しない]にすること をおすすめします。 • 各コマのゲインは、 「1 ÷露光回数」となります。露光回数が「2 コマ」の場 「3 コマ」の場合は 1/3 になります。 合は 1/2、 しない ゲインを補正せず、全ての露光結果をそのまま重ね合わせます。 t 6 [設定終了]を選ぶ • 設定が終了したら、[設定終了]を選んで、J ボ タンを押します。 • 多重露出の撮影待機状態になり、表示パネルに n マークが点灯します。 • 多重露出の設定を解除するには、[多重露出]で [設定解除]を選び、J ボタンを押してください。 7 1 回目の撮影をする • 撮影を始めると、n マークが点滅します。 8 2 回目以降の撮影をする • 設定した回数分の撮影をすると、多重露出撮影が 解除され、n マークが消灯します。 125
❚❚ 多重露出撮影を中断するには 多重露出撮影中に、撮影メニューの[多重露出]を選ぶと、右 の画面が表示されます。この画面で[中断]を選んで J ボタン を押すと、多重露出撮影は途中で終了し、その時点までの露光 結果だけを重ね合わせた画像が記録されます([自動ゲイン補 正]を[する]にしていたときは、露光回数に合わせてゲイン 補正が行われます)。多重露出撮影の設定も解除されるので、も う一度多重露出撮影を行うには、[多重露出]の設定を最初からやり直してください。 このほか、次の場合も、多重露出は中断されます。 t • ツーボタンリセット(P.78)を行ったとき • カメラの電源を OFF にしたとき • バッテリーの残量がなくなったとき • 多重露出中に撮影した画像を削除したとき D 多重露出撮影時のご注意 • ライブビュー撮影中は、多重露出撮影はできません。 • 多重露出による撮影中は、SD カードを交換しないでください。 • レリーズモード(P.
GPS 情報を画像に記録する このカメラは、アクセサリーターミナル(P.4)に接続した別売の GPS ユニット GP-1 と 通信し、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界時)を記録できます。 ❚❚ GP-1 機器との接続について • カメラの電源をOFFにしてから、GP-1に付属のケーブルをアクセサリーターミナルに接 続します。詳しくは GP-1 の使用説明書をご覧ください。 t ❚❚ GP-1 との通信について • GP-1 との通信が開始されると、表示パネルに GPS 通信マーク k が表示されます。この状態で撮影すると、画像データに撮影時 の緯度、経度、標高、UTC が記録されます。 • GP-1 との通信が 2 秒以上途絶えると、表示パネルから GPS 通信 マーク k が消灯します。この状態で撮影した画像データにはGPS データは記録されま せん。 • GP-1 と通信して撮影した画像には、再生時の画像情報に GPS データのページ(P.
❚❚ GP-1 と接続中の半押しタイマーの設定や情報表示について セットアップメニューの[GPS]で、GP-1 と接続中の半押しタイマーの設定や、取得 した GPS 情報を表示できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GP-1 を接続しているときの半押しタイマーを設定 できます。 カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[半押しタイマー]で設定さ 有効 (初期設定) 無効 t れた時間でオフになります。カメラの電池の消耗を少なくすることはできますが、 半押ししている時間が短いと、GPS データを記録できないことがあります。 GP-1 と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 いつ撮影しても GPS データを記録できます。 •[情報表示]では、GP-1 接続時に取得した情報を表示します。 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示 A UTC について UTC(Coordinated Universal Time =協定世界時)は、GPS 機器と接続して取得された世界標準時で、カ メラで設定されている時刻とは別に記録
I画像の再生 ここでは、撮影した画像を再生する方法や再生中の操作について説明します。 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード)................. P.130 1 コマ表示モードでの操作方法 ........................................................ P.130 画像情報を表示する ............................................................ P.131 複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード)........ P.137 サムネイル表示モードでの操作方法 ............................................... P.137 I 撮影した日付ごとに画像を表示する (カレンダー表示モード)................................................... P.138 カレンダー表示モードでの操作方法 ...........................................
画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード) K ボタンを押すと、最後に撮影した画像が液晶モニ ターに表示されます。 1 コマ表示モードでの操作方法 4 を押すと前の画像が、2 を押すと次の画像が表 前後の画像を見る I 示されます。 表示中の画像についての詳しい情報が表示されま 画像情報の表示 複数画像を一覧表示する す(P.131)。 W サムネイル表示モード(P.137)に切り替わります。 画像を拡大する X 表示中の画像を拡大表示します(P.140) 。 画像を削除する O 表示中の画像を削除します(P.142)。 画像を保護する L (P.141)。 /K 撮影に戻る メニューに移る 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します G 画像編集メニューを表示 する 動画を再生する 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 メニューが表示されます(P.164) 。 表示中の画像について、画像編集メニュー (P.220)が表示されます。 1 マークが表示されている画像の場合、動画を再 生します(P.
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、マルチセレクターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報 の表示が切り替わり、画像についての詳しい情報を見ることができます。 1/ 12 N I KON D90 1 / 12 LATITUDE. LONGITUDE 1/ 250 AUTO 100NCD90 DSC _0001. JPG 2008/09/15 10 : 02 : 27 N OR ORMAL AL 4288x2848 F11 200 ALTITUDE TIME(UTC) N 35 º 36. 371' E 1 39 º 43. 696' 35m 2008/09/15 01:15:29 0, 0 100NCD90 DSC_0001. JPG 2008/09/15 10: 15: 29 標準表示 35mm : : : : : : : NOR ORMAL AL 4288x2848 N I KON D90 1/12 GPS データ※ 4 統合表示 NOI SE REDUC. : H I I SO, NORM ACT . D–L I GHT.
❚❚ 標準表示 1 2 3 1/ 12 100NCD90 DSC _0001. JPG 2008/09/15 10 : 02 : 27 9 8 I 1 2 3 4 5 6 プロテクト設定の有無... 141 画像編集の有無.............. 220 コマ番号 / フォルダー内全画 像数 7 4 5 N OR ORMAL AL 4288x2848 6 ファイル名........................ 61 画質モード........................ 62 画像サイズ........................ 63 7 8 9 撮影時刻............................ 27 撮影日付............................ 27 フォルダー名................. 174 ❚❚ RGB ヒストグラム※ 5 6 7 1 2 3 4 1 2 3 プロテクト設定の有無 ... 141 画像編集の有無 .............. 220 ホワイトバランス .............
❚❚ ハイライト表示※ 1 2 3 ハイライト N I KON D90 4 1 2 プロテクト設定の有無 ...141 画像編集の有無...............
❚❚ 撮影情報 1※1 1 2 MTR, SPD, AP. EXP. MODE, I SO , EXP. TUN I NG FOCAL LENGTH LENS AF / VR FLASH MODE, 3 4 5 6 7 8 9 : , 1/ 250, F11 : , 200 : 0, + 1/6 : 35mm : 18– 105 / 3. 5–5.6 : A / VR– On : Built – i n, TTL, +1. 0 CMD : M : TTL, +3. 0 A: TTL, +3. 0 B: OFF C: OFF 10 N I KON D90 1/12 11 1 2 3 I 4 ※1 プロテクト設定の有無 ...141 5 12 露出補正値......................... 92 基準露出レベルの調節値※3 .....184 焦点距離 ......................... 242 画像編集の有無...............220 9 フラッシュモード .............73 調光補正値....................
❚❚ 撮影情報 3※ 1 2 NOI SE REDUC. : H I I SO, NORM ACT. D–L I GHT. : NORMAL : D– L I GHT I NG RETOUCH WARM TONE CYANOTYPE TRI M : SPRI NG HAS COME. SP COMMENT RI NG HAS COME. 3636 3 4 5 6 N I KON D90 1/12 7 1 2 3 4 プロテクト設定の有無 ...141 5 画像編集メニュー(P.220) で行われた画像編集の内容 が一覧表示されます。 複数の画像編集が行われた場 合は、順番に表示されます。 画像コメント.................. 214 画像編集の有無...............220 高感度ノイズ低減...........173 長秒時ノイズ低減...........173 アクティブ D- ライティング .....................................
❚❚ 統合表示 1 2 1 / 12 16 15 14 13 12 11 1 I 2 3 4 5 3 N I KON D90 4 5 –1. 3 10000 1/ 250 F5. 6 200 + 1. 0 REAR 35mm L A6, M1 100NCD90 DSC_0001. JPG 2008/09/15 10: 15: 29 6 7 8 9 10 NOR ORMAL AL 4288x2848 6 ISO 感度※.................................... 76 14 7 焦点距離 ......................... 242 15 8 GPS データの有無 .......... 127 カメラ名 9 画像コメントの有無 ...... 214 16 画像編集の有無...............220 10 フラッシュモード ............. 73 画像のヒストグラムを表示 11 調光補正値......................... 93 します。横軸は明るさ、縦 12 露出補正値.................
複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード) 1 コマ表示モードのときに W ボタンを押すと、複数の縮小画像(サムネイル画像)を 表示する「サムネイル表示モード」に切り替わります。W ボタンを押すたびにサムネ イル画像が小さくなり、X ボタンを押すたびに大きくなります。 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード カレンダー 表示モード サムネイル表示モードでの操作方法 表示コマ数 を増やす 表示コマ数 を減らす I 1 コマ表示時にボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コマ表示時にボ タンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ表示時にボタンを押すと 72 W コマ表示に切り替わります。 72 コマ表示時にボタンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ表示時に X ボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コマ表示時にボタンを押すと 1 コマ表示に切り替わります。 1 コマ表示に戻す サムネイル表示モードを終了して、1 コマ表示モードに戻ります。 マルチセレクターを操作すると、黄色の枠(カーソル)が動い て、拡大表示(P.140)や削除(P.
撮影した日付ごとに画像を表示する (カレンダー表示モード) 72 コマ表示時(P.
カレンダー表示モードでの操作方法 • カレンダー表示時に 表示を 切り換える W ボタンを押すと 、黄色の枠(カーソ ル)で選んでいる日付の画像が選べる「撮影日サムネイル表 W 示」に移行します。 • 撮影日サムネイル表示時に W ボタンを押すと、カレンダー 表示に移行します。 表示コマ数 を減らす / • カレンダー表示時は 72 コマ表示に切り替わります。 X • 撮影日サムネイル表示時は拡大表示をします。 画像を拡大する • カレンダー表示時に選択した日付に撮影した画像がある場合 は、その日付の最初の画像を 1 コマ表示します。 1 コマ表示する • 撮影日サムネイル表示時は、選択した画像を 1 コマ表示します。 • カレンダー表示時は、マルチセレクターを操作すると黄色の 枠(カーソル)が動いて、撮影した日付を選べます。 日付を選ぶ / I • 撮影日サムネイル表示時は、マルチセレクターの 13 を押し 画像を選ぶ て 1 コマ 表示(P.130)や拡 大 表示(P.140)、プロ テク ト (P.141) 、削除(P.
画像を拡大表示する 画像の再生中に X ボタンを押すと、拡大表示されます。拡大できる最大の大きさ(長さ 比)は、画像サイズがLの場合は約 27 倍、M では約 20 倍、S では約 13 倍です。拡大表 示中に人物の顔を認識した場合、最大 10 人までの顔を白枠で囲み、サブコマンドダイ ヤルを回して瞬時に移動することができます。 拡大表示中の操作方法 I 拡大率を上げる X ボタンを押すごとに拡大 拡大率を下げる W ボタンを押すごとに拡大 率が上がります。 率が下がります。 拡大表示中に拡大率を操作す 画面をスクロールさせて、 ると、画面の右下にナビゲー 見 たい 部 分 に 移動 で き ま シ ョ ン ウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ 画面をスクロール す。マルチセレクターを押 れ、拡大表示中の部分が黄色 (移動)させる し続けると、高速で移動し い枠で囲んで示されます。数 ます。 秒すると消えます。 拡大表示中に人物の顔を認 識すると、画面右下のナビ ゲーションウィンドウに白 人物の顔へ 枠が表示されます。その状 移動させる 態でサブコマンドダイヤル を回すと
画像を保護する(プロテクト) 大切な画像を誤って削除してしまうことを防ぐために、画像にプロテクト(保護)を設定 できます。ただし、SD カードを初期化(フォーマット:P.
画像を削除する SD カードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意ください。 ただし、プロテクトを設定した画像は削除できません。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードのときは、削除する画像を選択します。 2 O ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 I 1 コマ表示モード サムネイル表示モード • 再度 O ボタンを押すと、表示中の画像が削除されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセルされます。 A 関連ページ • 複数の画像をまとめて削除する → D[削除](P.166) • 選んだ日付の画像を全て削除する →「カレンダー表示モード」 (P.
画像効果や BGM にのせて画像を再生する (Pictmotion) 撮影した画像をつなげ、お好みの「スタイル」 (画像効果)や BGM にのせて再生する 「Pictmotion(ピクトモーション)」を楽しむことができます。 開始 再生画像選択 BGM(P.144) 画像効果(P.144) Pictmotion を開始します。 再生する画像を選択します。 BGM を選択します。 画像効果を選択します。 ❚❚ 再生する画像や、BGM、画像効果を選択する Pictmotion を楽しむには、まず再生する画像を選びます。 1 再生メニューの[Pictmotion]を選ぶ I 2 [再生画像選択]を選ぶ 画像を選択します。 Q 選択画像 n 日付選択 R 全画像 再生する画像を選びます。 プレビュー付きのカレンダー表示から日付を 選択し、その日付の画像を全て選択します。 全ての画像を選択します。 • 選ぶことができるのは、再生メニュー「再生フォルダー設定」(P.166)で設定した フォルダー内の画像だけです。また、D90 で表示できない画像や、非表示設定 (P.
3 [BGM]と[画像効果]を選ぶ お好みに応じて[BGM]と[画像効果]を選べます。 [BGM]と[画像効果]を選ばないで再生する場合は、 「Pictmotion を再生する」をご覧ください。 BGM: [Pictmotion]画面から[BGM]を選択します。1 または 3 を押して BGM を選択し、 J ボタンを押します。 p ハイスピード q エモーショナル I r ナチュラル s アップテンポ t リラックス 画像効果: [Pictmotion]画面から[画像効果]を選択します。1 または 3 を押して画像効果を 選択し、J ボタンを押します。 " バウンド # ズーム 144 $ ブレンド % ワイプ & フェード
❚❚ Pictmotion を再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、Pictmotion が始まります。 Pictmotion 再生中は、以下の操作が可能です。 Pictmotion が一時停止し、右のような画 面が表示されます。再開するには、 「再開」 「終了」を を選んで J ボタンを押します。 一時停止 選んで J ボタンを押すと、再生メニュー に戻ります。 音量を 大きくする 音量を 小さくする 再生メニューに X ボタンを押すごとに音量が大きくなります。 W ボタンを押すごとに音量が小さくなります。 戻る G 通常再生に戻る K 撮影に戻る I Pictmotion を中止して、再生メニューに戻ります。 Pictmotion を中止して、1 コマ表示モード(P.130)またはサムネイ ル表示モード(P.
スライドショーで再生する 撮影した画像を記録された順番に 1 コマずつ連続再生します。 [再生フォルダー設定] (P.166)で設定されたフォルダー内の画像が記録された順番で再生されます。ただし、 [非表示設定](P.167)されている画像は再生されません。 開始 スライドショーを開始します。 インターバル設定 1 コマの画像を表示する時間を設定します。 ❚❚ スライドショーを再生する [開始]を選んで J ボタンを押すと、スライドショーが始まりま す。スライドショーの再生中は、次の操作が可能です。 I 1 コマ進む / 4 を押すと前の画像が、2 を押すと次の画像が表示されます。 戻る 画像情報の 。 画像情報の切り換えができます(P.131) 切り換え 一時停止 再生メニューに 戻る 通常再生に戻る 撮影に戻る スライドショーが一時停止します。 G K スライドショーを中止して、再生メニューに戻ります。 スライドショーを中止して、1 コマ表示モード(P.130)またはサム ネイル表示モード(P.
Qテレビ、パソコン、プリンター との接続 ここでは、D90 で撮影した画像をパソコンに転送したり、プリンターでプリントしたり、 テレビで再生する方法について説明します。 画像をテレビで見る ............................................................ P.148 AV ケーブルを使ってテレビと接続する ......................................... P.148 HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する ........... P.149 画像をパソコンに転送する ................................................. P.150 USB 接続でパソコンに画像を転送する........................................... P.151 Q 画像をプリンターで印刷する.............................................. P.
画像をテレビで見る カメラをテレビやビデオなどに接続して、撮影した画像をテレビ画面に表示したり、ビ デオデッキで録画したりできます。接続には付属のオーディオビデオケーブル EG-D2 (以下、AV ケーブル)を使う方法と、市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)を使 う方法の 2 種類があります。 AV ケーブルを使ってテレビと接続する カメラをテレビやビデオデッキに接続する手順を説明します。接続には付属の AV ケー ブルをご使用ください。 1 セットアップメニューの[ビデオ出力]を、テレビに合わせる(P.
HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続 する カメラをHDMI端子のあるハイビジョンテレビやビデオデッキと接続することができま す。接続には市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)が必要です。別途お買い求め ください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にしてください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI ミニ端子 (カメラ側) Q HDMI 端子※ (外部機器側) ※使用する外部機器の端子に合わせた ケーブルをご使用ください。 3 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える 4 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは消灯します。 A HDMI について HDMI の初期設定は[オート]です。接続先の HDMI 機器に合わせて自動で映像信号形式を設定します。 セットアップメニューの[HDMI] (P.
画像をパソコンに転送する このカメラでは、付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとパソコンを接続して、撮影 した画像をパソコンに転送できます。ここでは、転送時に必要な操作について説明します。 カメラとパソコンを接続する前に カメラとパソコンを接続する前に、付属の Software Suite CD-ROM を使って、ご使用の パソコンに Nikon Transfer や ViewNX などのソフトウェアをインストールします。ソフ トウェアのインストール方法については、付属のソフトウェアインストールガイドをご 覧ください。 ❚❚ カメラを接続できるパソコンの OS このカメラは、次のパソコンの OS(オペレーティングシステム)に対応しています。 Q Windows Macintosh 32bit 版 の Windows Vista Service Pack 1(Home Basic/Home Premium/ Business/Enterprise/Ultimate)、Windows XP Service Pack 3(Home Edition/ Professional) • Win
USB 接続でパソコンに画像を転送する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとパソコンを接続します。カメラとパソコンが通 信している間は、カメラの電源を OFF にしたり、USB ケーブルを抜いたりしないでください。 1 カメラの電源を OFF にする 2 パソコンを起動する 3 カメラとパソコンを接続する 電源スイッチ • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込んでください。 Q DUSB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 4 カメラの電源を ON にする 5 画像を転送する • Nikon Transfer が自動的に起動しますので、[転送開始]ボタ ンをクリックして画像を転送してください。 • Nikon Transfer の使い方については、Nikon Transfer のヘルプ を [転送開始]ボタン ご覧ください。ヘルプは、Nikon Transfer を起動し、メニュー バーの[ヘルプ]メニューから[Nikon Transfer ヘルプ]を選んで表示してください。 6 転送が終わったら、
画像をプリンターで印刷する カメラで撮影した画像をプリント(印刷)します。画像をプリントするには、次のよう な方法があります。 a カメラとプリンターを直接つないでプリントする(ダイレクトプリント)....... P.153 b SDカードをプリンターのカードスロットに挿入してプリントする プリンターの使用説明書をご覧ください。 DPOF(P.293)対応プリンターをお使いの場合は、事前にプリント指定(P.161)を行い、指定 通りにプリントできます。 c SD カードをプリントサービス店に持ち込んでプリントを依頼する 事前にプリント指定(P.161)を行ってから、DPOF 対応のプリントサービス取扱店にお持ち込 みください。 Q d カメラの画像をパソコンに転送してからプリントする....................................... P.150 画像の転送方法については「画像をパソコンに転送する」 (P.
カメラとプリンターを直接つないでプリントする (ダイレクトプリント) PictBridge(ピクトブリッジ:P.293)対応プリンターをお使いの場合、パソコンを使 わずに、カメラとプリンターを直接接続して SD カード内の画像をプリントできます。こ れを「ダイレクトプリント」といいます。ダイレクトプリントは、次の手順で行います。 画像を撮影する プリントする画像をあらかじめ指定 する(プリント指定:P.161) カメラとプリンターを接続する(P.154) Q 1 コマだけプリント する(P.154) 複数の画像をプリント する(P.157) インデックスをプリ ントする(P.160) USB ケーブルを抜き、プリントを終了する 次のページから、それぞれの手順について詳しく説明します。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリーをお使いください。別売の AC アダプター EH-5a または EH-5 をお使いになることをおすすめします。 • ダイレクトプリントする画像を撮影モード P、S、A、M で撮影する場合は、撮影メニューの[色空間] (P.
❚❚ カメラとプリンターを接続する 付属の USB ケーブル UC-E4 を使ってカメラとプリンターを接続します。 1 カメラの電源を OFF にしてからプリンターの電源を ON にする 2 カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んでください。 Q 3 カメラの電源を ON にする • 正しく接続されると、液晶モニターにqの画面が表示された後、wの画面が表示され ます。 q w ❚❚ 1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプリント したい画像を選びます。 • W ボタンを押して 6 コマ表示に切り換えて、画像 を選ぶことができます。X ボタンを押すと、1 コマ 表示に戻ります。 • 1 コマ表示中に X を押すと、表示中の画像を拡大表示します(P.140)。K ボタンを押 すと、1 コマ表示に戻ります。 • 1 または 3 を押すと、画像情報(P.
2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞれの設定画面が表 示されます。 3 または 1 を押して、プリントする用紙のサイズ を選びます。 [プリンターの設定]、 [L サイズ]、 [2L サイズ]、 [は 用紙設定 Q がき]、[100 × 150 mm]、[4 × 6 in.
プリント範囲を指定します。 [する]を選んで、マルチセレクターの 2 を押しま す。 右のような画面が表示されます。 黄色の枠は、プリントされる範囲を示しています。 範囲指定 • W ボタンを押すと枠が小さく(プリント範囲が狭く)なり、X ボタンを押 すと枠が大きく(プリント範囲が広く)なります。 • マルチセレクターを操作すると、プリント範囲が移動します。 • Q 4 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで、J ボタンを押すとプ リントが始まります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタン を押してください。 A プリンターの設定を優先してプリントしたいときは [用紙設定] 、 [フチ設定]、 [日付プリント]の設定について、プリンターの設定を優先したいときは、そ れぞれの設定時に[プリンターの設定]を選んでください。 156
❚❚ 複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(P.154)、次の手順でプリントし てください。 1 右の画面で G ボタンを押す G ボタン 2 [プリント画像選択]、[日付選択]または Q [DPOF プリント]を選ぶ •[プリント画像選択]、[日付選択]または[DPOF プリント]を選んでマルチセレクターの 2 を押し ます。 • 事前に再生メニューの[プリント指定(DPOF)] (P.
3 プリントする画像と枚数を設定する [プリント画像選択]または[DPOF プリント]の 場合: • マルチセレクターを操作してプリントする画像を 選び、W ボタンを押しながら 1 または 3 を押し て、プリント枚数(99 枚まで)を設定します。 • プリントされる画像には、Z アイコンとプリント 枚数が表示されます。枚数を 0 にすると、Z アイ コンが消え、その画像はプリントされません。 • X ボタンを押している間は、選択中の画像が拡大 表示されます。 Q • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 [日付選択]の場合: • マルチセレクターの 1 または 3 を押してプリント する日付を選び、2 を押して設定します。 • プリントする枚数は設定できません。選択した日 付の画像のすべてが一枚ずつプリントされます。 • 日付を選択中に W ボタンを押すと、選択中の日 付の画像を確認することができます。X ボタンを 押している間は、選択中の画像が拡大表示されま す。 • 日付を設定したら、J ボタンを押します。 158 W ボタン
4 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押 すと、それぞれの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする用紙のサイズ を選びます。 用紙設定 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 表示される用紙サイズはプリンターによって異な ります(P.
❚❚ INDEX(インデックス)プリントする SD カード内の全ての JPEG 画像(P.62)が一覧できる「インデックス」をプリントでき ます。 1 [PictBridge]画面(P.157)で[INDEX プリント]を選ぶ •[INDEX プリント]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[INDEX プリント]画面が表示されます。 Q 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すと、プリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する •「複数の画像をプリントする」の手順 4(P.
❚❚ プリントしたい画像を指定する(プリント指定) SD カードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷するときや、プリントサービ ス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、またはカメラとプリンターを直接接続して ダイレクトプリントするとき(P.
D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、 [プリント指定(DPOF)]の[撮影情報]、 [日付]の設定は無効になりま す。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合は、ダイレクトプリントの[日付プリント]を [あり]にしてください。 • • SD カードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があります。 RAW 画像(P.62)は、プリント指定ができません。RAW 画像は画像編集メニューの[RAW 現像] (P.
Mメニューガイド ここでは、カメラの各種設定を変更できる各メニューについて説明します。 Gボタンを押すとメニュー画面が表示され、マルチセレクターの4を押すとメニュー を切り換えるタブに移動します。 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 ....................... P.164 C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能....................... P.169 A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 ..... P.177 B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 .................................. P.211 N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 ......... P.220 m 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる ...... P.237 O マイメニュー:よく使うメニューを登録する ................ P.
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 再生メニューには、次の項目があります。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押して再生メニューを表示します。 • メニューの操作方法については P.18 をご覧ください。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 非表示設定 再生画面設定 撮影直後の画像確認 ページ P.166 P.166 P.167 P.167 P.168 メニュー項目 縦位置自動回転 Pictmotion スライドショー プリント指定(DPOF) ページ P.168 P.143 P.146 P.161 画像選択方法 再生メニューでの画像の削除(P.166)、非表示設定(P.167)、Pictmotion(P.143)、ダ イレクトプリント(P.
3 設定する W ボタン • W ボタンを押して設定します。設定 するとアイコンが表示され、もう一度 押すと解除されます。 • プリント関連の設定の場合は、W ボ タンを押しながらマルチセレクターの 1 または 3 を押すと、プリント枚数 を設定できます。プリント枚数は Z アイコンの横に表示されます。 4 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返す 5 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 • 画像の削除の場合は、右の画面が表示されます。[はい]を 選んで J ボタンを押すと、選択した画像を削除します。 o ❚❚ 日付選択 1 再生メニューの[削除]から[日付選択] を選ぶ • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。 • 再生メニュー以外が表示された場合は、画面左側 のタブを切り換えて再生メニューを表示します。 2 日付を選ぶ • マルチセレクターを 13 方向に押して日付を選び ます。 • W ボタンを押すと、選択している日付の画像が サムネイルで表示されます。もう一度 W ボタン を押すと、日付選択画面に戻ります。 • サムネイル表示時は、X ボタン
3 設定する • 日付選択画面で 2 を押すか、サムネイル表示画面 で J ボタンを押して設定します、設定すると日付 の横にチェック M が入ります。 • 選択している日付を解除する場合は、もう一度日 付選択画面で 2 を押します。 4 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返す 5 設定を完了する • 日付選択画面で J ボタンを押して、設定を終了します。 • 画像の削除の場合は、右の画面が表示されます。[はい]を 選んで J ボタンを押すと、選択した画像を削除します。 削除 o 複数の画像を一括して削除できます。ただし、P がついている画像はプロテクト (P.141)が設定されているため、削除できません。たくさんの画像を削除するときは、 時間がかかる場合があります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 撮影した日付単位に一括で削除します。 n 日付選択 [再生フォルダー設定](P.
D 再生フォルダー設定についてのご注意 •[全てのフォルダー]にした後に撮影を行うと、自動的に[記録中のフォルダー]に変更されます。す べてのフォルダーの画像を再生するには、改めて[全てのフォルダー]にしてください。 • 画像を記録するフォルダーは撮影メニューの[記録フォルダー設定] (P.174)で設定できます。 •[記録中のフォルダー]にして、SD カードを交換した後、撮影を行わずに画像を再生すると、液晶モニ ターに[撮影画像がありません]と表示されます。[全てのフォルダー]に変更すると、SD カード内 の画像が再生できます。 非表示設定 画像を非表示設定にすると、その画像は非表示設定画面以外では表示されなくなります。 Q 設定 n 日付選択 R 一括解除 非表示設定のオン / オフを画像ごとに設定します。 撮影した日付単位に一括で設定します。 非表示設定を一括で解除します。 D 非表示設定についてのご注意 プロテクトと非表示の両方を設定した画像の非表示設定を解除すると、プロテクト設定も解除されます。 再生画面設定 o 画像情報(P.
撮影直後の画像確認 撮影直後に画像を自動的に表示することができます。 する (初期設定) しない 撮影直後に画像を表示します。 画像を自動表示しません。撮影画像を確認するには K ボタンを押してください。 縦位置自動回転 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して表示することができます。 する しない (初期設定) 縦位置で撮影した画像を自動的に縦位置で表示します。 縦位置で撮影した画像でも、全て横位置で表示します。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横位置情報の記録] (P.215) を[しない]にして撮影した画像は、全て横位置で表示されます。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、 [縦位置自動回転]を[する]に設定しても、 o 撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 Pictmotion 撮影した画像をつなげ、お好みの「スタイル」 (画像効果)や BGM にのせて再生する 「Pictmotion(ピクトモーション)」を楽しむことができます(P.
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 撮影メニューには、次の項目があります。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押して撮影メニューを表示します。 • メニューの操作方法については P.18 をご覧ください。 メニュー項目 ピクチャーコントロール カスタムピクチャーコントロール 画質モード 画像サイズ ホワイトバランス ISO 感度設定 アクティブ D- ライティング 色空間 長秒時ノイズ低減 高感度ノイズ低減 記録フォルダー設定 多重露出 動画の設定 ページ P.110 P.116 P.62 P.63 P.97 P.76、170 P.122 P.172 P.173 P.173 P.174 P.124 P.176 ピクチャーコントロール i 撮影モード P、S、A、M で使えます。 記録する画像の仕上がり(色の鮮やかさや輪郭の強調度合いなど)を撮影シーンや好み に合わせて設定できます(P.
画像サイズ すべての撮影モードで使えます。 画像サイズ(大きさ)を変更します(P.63)。 ホワイトバランス 撮影モード P、S、A、M で使えます。 ホワイトバランスを設定できます(P.97)。 ISO 感度設定 すべての撮影モードで使えます。 ISO 感度(P.76)と感度自動制御を設定します。 ❚❚ 感度自動制御(撮影モードP、S、A、Mのみ) 感度自動制御機能は、設定した感度で適正露出が得られない場 合に、カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 カメラが自動的に ISO 感度を変更します。フラッシュ撮影 する i 時も、フラッシュの光量が適正となるように感度自動制御 が機能します。 • 制御上限感度と低速限界設定を設定してください。 しない (P.
[感度自動制御]を[する]にすると、表示パネルとファイン ダー内表示に、ISO-AUTO が表示されます。 • ISO-AUTO 表示が点灯している場合は、[ISO 感度]で設定 した感度で撮影されます。 • ISO-AUTO 表示が点滅している場合は、設定した感度では適 正露出が得られないため、カメラが感度を変更していることを示しています。 A 感度自動制御についてのご注意 •[ISO 感度]で設定した ISO 感度よりも、 [制御上限感度]で設定した ISO 感度が優先されます。 • フラッシュ撮影時は、 [低速限界設定]で設定したシャッタースピードよりも、カスタムメニュー e1 [フラッシュ時シャッタースピード制限] (P.
色空間 すべての撮影モードで使えます。 記録する画像の色空間を指定します。画像の用途によって、適した色空間を選択できます。 sRGB 画像を sRGB 色空間で記録します。画像調整などを行わずに再生やプリント X Adobe RGB 画像を Adobe RGB 色空間で記録します。sRGB に比べて色域が広いため、商 W (初期設定) 1 する場合に適しています。 業印刷に適しています。 撮影メニューの[色空間]を選ぶ •[色空間]を選んでマルチセレクターの 2 を押す と、[色空間]画面が表示されます。 2 設定したい色空間を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 i A 色空間についてのご注意 • カラーマネジメント機能を持たないアプリケーションで画像を開く場合、または印刷する場合には、 • sRGB 色空間をおすすめします。 Adobe RGB 色空間で記録した JPEG 画像は、DCF オプション色空間に対応しています。DCF オプション 色空間に対応しているアプリケーションやプリンターの場合、自動的に正しい色空間が設定されます。 DCF オプション色空間に対応していない
長秒時ノイズ低減 すべての撮影モードで使えます。 シャッタースピードが低速になったときに発生する「長秒時ノイズ」を低減することが できます。 する しない (初期設定) シャッタースピードが 8 秒より低速になった場合に、長秒時ノイズの低減処理を 行います。 長秒時ノイズの低減処理を行いません。 長秒時ノイズ低減処理は、撮影後に行われます。処理中は、表 示パネルとファインダー内表示に l m が表示されます。 この表示が消えるまで、撮影はできません。長秒時ノイズの低 減処理には、撮影時のシャッタースピードとほぼ同等の時間が かかります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 • ノイズ低減処理が完了する前に再生すると、液晶モニターにノイズ低減処理を行う前の画像(ノイズが 入った画像)が表示される場合があります。 •[する]に設定するとシャッタースピードにかかわらず、連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コマ 数も少なくなります。 • ノイズ低減処理中に電源を OFF にすると、処理は行われません。 i 高感度ノイズ低減 すべての撮影モードで使えます。 ISO 感度を高くして撮影したときに発生する「
記録フォルダー設定 すべての撮影モードで使えます。 画像を記録するフォルダー(画像が記録される場所)を選んだり、新しく作成すること ができます。 フォルダー名は 3 ケタの数字(フォルダー番号)と 5 ケタの英数字(フォルダーグルー プ名)で構成されています。 フォルダー名 100NCD90 フォルダー番号 フォルダーグループ名 ❚❚ 記録フォルダー選択 [記録フォルダー選択]を選ぶと、下のような[記録フォルダー選択]画面が表示され、 画像を記録するフォルダーグループを選ぶことができます。 フォルダー選択画面の見方は以下の通りです。 i [NCD90](初期 設定のフォルダー グループ) 記録フォルダーに設定されてい るフォルダーグループ※ 自分 で 作成 した フ ォル ダ ーグ ループ(アルファベット順) ※ 記録フォルダーに設定したフォルダーグループは、[空フォルダー削除]で削除し たり、SD カードを交換した場合でもそのまま表示されます。このフォルダーグルー プを選んだままで撮影を行うと、同じ名称のフォルダーグループが、再び作成され ます。 174
❚❚ 新規作成 新しいフォルダーグループを作成します。 [新規作成]を選ぶと、フォルダー名編集画 面が表示されます。5 文字までのフォルダーグループ名を入力し、J ボタンを押すと、 フォルダーグループが作成されます。 入力画面の操作方法 キーボードエリア • 文字はカーソル位置に挿入されます。 • 入力エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクター を操作して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを 移動させ、X ボタンを押します。 • 入力エリアのカーソルを左右に移動する場合は、W ボタンを 入力エリア 押しながらマルチセレクターの 4 または 2 を押します。 • 入力エリアからあふれた文字は削除されます。 • 1 文字削除する場合は、W ボタンを押しながらマルチセレクターを操作して削除する 文字の上にカーソルを移動させ、O ボタンを押します。 • G ボタンを押すと、キャンセルして撮影メニューに戻ります。 ❚❚ フォルダー名変更 [フォルダー名変更]を選ぶと、フォルダーグループ名の一覧が表示されます。名称を i 変更したいフォルダーグループを選ぶと、グループ名編集画面が表示されま
多重露出 撮影モード P、S、A、M で使えます。 2 コマまたは 3 コマまで連続して撮影した画像を重ねて、1 コマの画像として記録します (P.124)。 動画の設定 すべての撮影モードで使えます。 動画を記録するときの記録サイズと音声の設定ができます(P.
A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更できます。 カスタムメニュー画面は、2 つの階層で構成されています。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押してカスタムメニューを表示します。 • メニューの操作方法については P.18 をご覧ください。 <第 2 階層> <第 1 階層> L A : カスタムメニュー のリセット (P.
カスタムメニューでは、次のカスタムメニュー項目が表示されます。項目を選んで 2 を押 すと、選んだカスタムメニュー項目の設定画面が表示されます。 A カスタムメニューのリセット a オートフォーカス a1:AF エリアモード a2:中央フォーカスポイントフレーム a3:内蔵 AF 補助光の照射設定 a4:フォーカスポイント照明 a5:フォーカスポイント循環選択 a6:MB-D80 の AE/AF ロックボタンの機能 a7:ライブビュー時の AF b 露出・測光 b1:露出設定ステップ幅 b2:露出補正簡易設定 b3:中央部重点測光範囲 b4:基準露出レベルの調節 c AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック c2:半押しタイマー c3:セルフタイマー c4:液晶モニターのパワーオフ時間 c5:リモコン待機時間 d 撮影・記録・表示 d1:電子音設定 d2:格子線の表示 d3:ISO 感度表示と簡易設定 P.178 P.179 P.180 P.180 P.181 P.181 P.182 P.182 P.183 P.183 P.184 P.184 P.185 P.185 P.186 P.186 P.
a:オートフォーカス a1:AF エリアモード すべての撮影モードで使えます。 ピントを合わせるフォーカスポイントを、カメラがどのように選択するかを設定します。 c シングルポイント フォーカスポイントを自分で選び、そのフォーカスポイントだけを使っ AF モード※ 1 てピントを合わせます。静止している被写体の撮影に適しています。 フォーカスポイントを選ぶのはシングルと同じですが、AF モード (P.
a2:中央フォーカスポイントフレーム すべての撮影モードで使えます。 中央のフォーカスポイントがピントを合わせる範囲(被写体を追う範囲)を、初期設定の [ノーマルフレーム]から、さらに広い[ワイドフレーム]に変更することができます。 設定によって、ファインダー内の表示が以下のように変わります。 c ノーマルフレーム 動きが少なくピントを合わせる範囲を定めやすい被写体 (初期設定) に適しています。 動いてる被写体を中央のフォーカスポイントで捉えやす 7 ワイドフレーム くしたいときに適しています。 D[中央フォーカスポイントフレーム]についてのご注意 カスタムメニュー a1[AF エリアモード]が[オートエリア AF モード]のときは、 [ワイドフレーム]は 機能しません。 A 関連ページ オートフォーカスの設定をする → オートフォーカスで撮影する(P.
A AF 補助光について • 使用できる AF レンズの焦点距離は 24 ∼ 200mm、AF 補助光が届く距離範囲の目安は約 0.5 ∼ 3m です。 • AF 補助光使用時は、レンズフードを取り外してください。 A 関連ページ 「AF 補助光撮影に制限のあるレンズについてのご注意」(P.
a6:MB-D80 の AE/AF ロックボタンの機能 すべての撮影モードで使えます。 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D80 の AE/ AF ロックボタンの役割を以下の表のように変更する ことができます。 B C F AE-L/AF-L ※ (初期設定) AE ロック(P.90)とフォーカスロック(P.57)を同時に行います。 AE-L ※ AE ロックを行います。 AF-L ※ フォーカスロックを行います。 1 回押すと、カメラが待機状態に入るか、もう一度 ボタンを押すまで、 E AE-L(ホールド)AE ロックが維持されます。シャッターをきっても AE ロックは解除され A AF-ON ません。 ※ シャッターボタンの半押しと同様に自動的にピントを合わせます。 内蔵フラッシュ、別売のスピードライト SB-900、SB-800 、SB-600 、 r FV-L SB-400、またはリモートスピードライト SB-R200 使用時に FV ロック (P.
b:露出・測光 b1:露出設定ステップ幅 すべての撮影モードで使えます。 露出値(シャッタースピード、絞り、露出補正値、オートブラケティング補正量、調光 補正値)を設定(または表示)するときの刻み幅(ステップ)を変更できます。 H 1/3 段(初期設定) 0.3(1/3 段)、0.7(2/3段)、1.0(1 段)から選ぶことができます。 0.5(1/2 段)、1.
b3:中央部重点測光範囲 撮影モード P、S、A、M で使えます。 中央部重点測光(P.
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック すべての撮影モードで使えます。 シャッターボタンを半押ししたときに AE ロックを行うように設定できます。 する しない シャッターボタンを半押ししているときに、AE ロックを行います。 シャッターボタンの半押しでは AE ロックを行いません。AE/AF ロックボタンを押 (初期設定) しているときだけ、AE ロックを行います。 c2:半押しタイマー すべての撮影モードで使えます。 シャッターボタンを半押ししてから何も操作しないで一定時間が過ぎると、バッテリー の消耗を抑えるために待機状態に入ります。この待機状態になるまでの時間を変更でき ます。 Q R S T U 4秒 6 秒(初期設定) 8秒 16 秒 30 秒 V W X Y 1分 5分 10 分 30 分 • 待機状態になると、表示パネルのシャッタースピードと絞り値の表示とファインダー L 内の表示が消灯します。 • 半押しタイマーを延長すると、バッテリーの消耗が早くなります。 185
c3:セルフタイマー すべての撮影モードで使えます。 セルフタイマー撮影時(P.67)にシャッターがきれるまでの時間と、撮影するコマ数を 変更できます。コマ数を[1 コマ]以外に設定した場合、レリーズモードを !(低速 連続撮影、P.
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 すべての撮影モードで使えます。 電子音を鳴るようにしたり、鳴らないようにしたりできます。 次の場合に電子音が鳴ります。 • セルフタイマー(P.67)の作動中 する (初期設定) • 2 秒リモコン撮影(P.69)の作動中 • 瞬時リモコン撮影(P.69)の完了時 • オートフォーカスのピントが合ったとき(ただし、AF モード(P.
d3:ISO 感度表示と簡易設定 すべての撮影モードで使えます。 表示パネルやファインダー内表示の記録可能コマ数表示部に、ISO 感度を表示できます。 [感度表示と簡易設定をする]を選ぶと、撮影モードが P、S、A のときのみコマンドダイ ヤルを回して ISO 感度を変更できます。 y 感度を表示する 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示します。 記録可能コマ数表示部に ISO 感度を表示し、撮影モードが P、S、A の z 感度表示と簡易設定 ときのみコマンドダイヤルで ISO 感度を変更できます。 • 撮影モード P、S:サブコマンドダイヤルで ISO 感度を変更します。 をする • 撮影モード A:メインコマンドダイヤルで ISO 感度を変更します。 しない(初期設定) ISO 感度は表示しません。 d4:ファインダー内警告表示 すべての撮影モードで使えます。 警告表示をファインダーに表示するかどうかを設定します。 次の警告表示をファインダーに表示します。 • ます。 (初期設定) • L • しない l:撮影メニューの[ピクチャーコントロール]を[モノクローム]や[モ
d6:低速連続撮影速度 すべての撮影モードで使えます。 レリーズモードを !(低速連続撮影)にしたときの連続撮影速度(コマ / 秒)を、[4 コマ]∼[1 コマ]の間で設定できます。初期設定は[3 コマ]です。 A 連続撮影速度について シャッタースピードが低速の場合、設定した連続撮影速度で撮影できないことがあります。 d7:連番モード すべての撮影モードで使えます。 ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 SD カードを交換したり、画像を記録するフォルダーを変更しても、以前か する らの続きの連番でファイル番号を付けます。複数のカードを使って撮影して もファイル番号が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管理しやすくな ります。 SD カードや画像を記録するフォルダーを変更するたびに、ファイル番号が 「0001」に戻ります。画像を記録するフォルダー内にすでに画像ファイルが しない ある場合は、次の番号からファイル番号が付きます。 (初期設定) • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カメラはファイル番 号を記憶しています。次に[する]に切り換えたときは、以前記
d8:情報画面の表示設定 すべての撮影モードで使えます。 明るい場所や暗い場所で液晶モニターが見づらいときに情報画面(P.10)の見え方を設 定できます。 黒文字表示 自動 白文字表示 情報画面の表示を見やすくするように、カメラが自動的に白黒反転します。 v(初期設定) 明るい場所では黒文字表示に、暗い場所では明るさを抑えた白文字表示に 切り替わります。 手動で情報画面の表示を切り換えます。 手動 w 黒文字 x 白文字 明るい場所で撮影するときに情報画面が見やすいように、 液晶モニターを明るくして、文字を黒く表示します。 暗い場所で撮影するときに情報画面が見やすいように、液 晶モニターの明るさを抑え、文字を白く表示します。 d9:イルミネーター点灯 L すべての撮影モードで使えます。 半押しタイマー(P.
d11:フラッシュ使用推奨表示 撮影モード P、S、A、M で使えます。 被写体が暗い場合または逆光の場合にはファインダー内のレディーライト N が点滅し てフラッシュの使用をおすすめます。点滅しないように変更もできます。 する (初期設定) しない 暗い場所または逆光の場合などフラッシュが必要な撮影条件でフラッシュを使わ ずに撮影しようとした場合に、レディーライト N が点滅してフラッシュの使用を おすすめします。 撮影状況にかかわらず、N は点滅しません。 d12:MB-D80 電池設定 すべての撮影モードで使えます。 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D80 に単 3 形電池(6 本)を入れて使用する ときに、カメラが電池残量をより正確に表示できるように、電池の種類を指定してくだ さい。ただし、Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e を使用時には設定する必 要はありません。 MB-D80 で使える単 3 形電池は、アルカリ電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池、 ニッケルマンガン電池です。以下の表に合わせて正しく設定してください。 • 電池設定を正しく設定していない場合、
A 単 3 形電池の使用について 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D80 に単 3 形電池(アルカリ電池、ニッケル水素充電池、リチ ウム電池、ニッケルマンガン電池)を電源として使用するときは、次のことにご注意ください。 • アルカリ電池、ニッケルマンガン電池(オキシライド乾電池、ニッケル乾電池を含む)を電源として使 用した場合、他の電源を使用した場合と比較して撮影できるコマ数が極端に減少します。通常の撮影で は他の電源を使用し、アルカリ電池、ニッケルマンガン電池は緊急用として使用してください。また、 低温時は使用しないでください。 • 電池のメーカーや銘柄によっては、撮影できるコマ数が少なかったり、使用できない場合があります。 • 周囲の温度が 20 ℃よりも低い環境では、撮影できるコマ数が極端に減少する場合があります。 • 電池の使用推奨期間内であっても、保管状態によっては撮影できるコマ数が減少したり、使用できない 場合があります。 • 単 3 形電池を使っているときは、表示パネルとファインダー内の電池残量表示は次のようになります。 表示パネル ファインダー L 表示なし I d H
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:フラッシュ時シャッタースピード制限 撮影モード P、A で使えます。 撮影モードが P または A の場合のフラッシュ撮影時のシャッタースピードの低速側の制 限を、[1/60 秒](初期設定)∼[30 秒]の範囲で 1 段刻みで設定できます。 • スローシンクロモード、後幕シンクロモード、赤目軽減スローシンクロモード時や撮 影モードが S、M の場合には、シャッタースピードの低速側の制限が自動的に 30 秒ま で延長されます。 e2:内蔵フラッシュ発光 撮影モード P、S、A、M で使えます。 内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 TTL モード 1(初期設定) 2 マニュアル 発光モード 指定した発光量で内蔵フラッシュが発光します。モニター発光は行いません。 詳しくはP.195をご覧ください。 リピーティング 1 回の露光中に、内蔵フラッシュを繰り返し連続発光させます。被写体の 連続的な動きを分解写真のように写し込みます。詳しくは P.
A 別売スピードライト SB-400 を装着している場合について • 別売スピードライト SB-400 を装着してスピードライトの電源を ON にする と、カスタムメニュー e2[内蔵フラッシュ発光]が e2[外付けフラッシュ 発光]に変わり、SB-400 の発光方式を[TTL モード]または[マニュアル 発光モード]に設定できます。[リピーティング発光モード]と[コマン ダーモード]は選択できません。 A 情報画面のフラッシュモードについて 情報画面のフラッシュモードでは、内蔵フラッシュや別売のスピードライト使用時の発光方式が、次の ように表示されます。内蔵フラッシュの発光方式は、カスタムメニュー e2[内蔵フラッシュ発光]で設 定できます(P.193) 。 i-TTL-BL 調光 スタンダード i-TTL 調光 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) FP 発光 リピーティング 発光 L — — コマンダー モード ※SB-900、SB-800 使用時のみ。 194 内蔵 フラッシュ スピード ライト (別売) マニュアル発光 内蔵 フラッシュ — 通常発光 (P.
❚❚ マニュアル発光モード [Full](フル発光)のほか、[1/1.
❚❚ コマンダーモード 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として、カメラから離れた別売のスピー ドライト SB-900、SB-800、SB-600、リモートスピードライト SB-R200 で構成される補 助灯グループを、ワイヤレス(アドバンストワイヤレスライティング)で制御するため のモードです。 内蔵フラッシュ、2 つの補助灯グループスピードライトのそれぞれに、発光モードと、 調光補正量(または発光量)を設定できます。 [コマンダーモード]を選ぶと、右のような画面が表示されます。 マルチセレクターの 4 または 2 で項目を切り換え、1 または 3 で発光モードや補正量(または発光量)を設定してください。 発光モード 内容 内蔵フラッシュは、i-TTL 調光を行います。右側の[補正量]欄で、内 TTL 蔵フラッシュの調光補正量を設定(1/3 段ステップで± 3 段)してくだ さい。 内蔵 フラッシュ 内蔵フラッシュはマニュアル調光を行います。右側の[補正量]欄で、 M (フル発光) 、または[1/1.
コマンダーモードでの撮影手順は、次のとおりです。 1 右の画面で、[内蔵フラッシュ]の[発光モード]と [補正量]を設定する • 発光モードを[− −](非発光)にした場合は、[補正量] が設定できません。 2 同様に[A グループ]の[発光モード]と[補正量] を設定する 3 B グループの補助灯を使用する場合は、同様に[B グ ループ]の[発光モード]と[補正量]を設定する 4 [チャンネル]を設定する 5 J ボタンを押して設定を有効にする 6 構図を決め、カメラと補助灯(別売のスピードライト)を配置する L • 補助灯は下図の範囲内に配置してください。 60º 以内 約 10m 以内 30º 以内 約 5m 以内 補助灯のワイヤレスリモートセン サー窓をカメラ側に向けて配置し てください。 • 角度 60º 以内の場合:約 5m 以内 カメラ º (内蔵フラッシュ) • 角度 30 以内の場合:約 10m 以内 30º 以内 補助灯 約5m以内 60º 以内 • 周辺環境により、上図内の距離は多少変化します。 197
7 使用する全ての補助灯の電源を ON にし、グループとチャンネルを設定 する • 補助灯の設定方法については、スピードライトの使用説明書をご覧ください。 • 補助灯のチャンネルは、必ずカメラで設定したものと同じチャンネル(1 ∼ 4)に設 定してください。 8 M ボタンを押して、内蔵フラッシュを上げる • 内蔵フラッシュの[発光モード]を[– –]に設定した場合も、撮影時にモニター発 光を行えるよう、内蔵フラッシュを上げておいてください。 9 カメラのファインダー内表示と全ての補助灯でレディーライトが点灯して いることを確認し、ピントを合わせて撮影する • コマンダーモードは FV ロック(P.
e3:モデリング発光 撮影モード P、S、A、M で使えます。 内蔵フラッシュ、別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモートス ピードライト SB-R200 使用時にカメラのプレビューボタンで、プレビュー動作(P.84) とともに、陰影を把握するためのモデリング発光を行うかどうかを設定します。 内蔵フラッシュ、別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600 またはリモー トスピードライト SB-R200 使用時にプレビューボタンを押すと、プレビュー動作 する (P.84)とともに、陰影を把握するためのモデリング発光します。 しない (初期設定) モデリング発光しません。 e4:オートブラケティングのセット 撮影モード P、S、A、M で使えます。 初期設定の[AE・フラッシュブラケティング] (P.
❚❚ WB ブラケティング撮影の方法 1 カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセッ ト]で[WB ブラケティング]を選ぶ 2 撮影コマ数を設定する • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの撮影コマ数 とブラケティングバーグラフの表示が変化します。設定したい撮影コマ数に合わせて ください。 撮影コマ数 ブラケティング バーグラフ D ボタン メインコマンドダイヤル 表示パネル ファインダー表示 L 3 補正ステップを設定する • D ボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、表示パネルの補正ステップ 表示が変化します。設定したい補正ステップに合わせてください。 • 補正ステップ D ボタン サブコマンドダイヤル 表示パネル • 補正ステップは、1(1 段)、2(2 段)、3(3 段)から選ぶことができます。 • ホワイトバランス補正ステップの 1 段は、約 5 ミレッドに相当します。A 方向に数が大き くなるごとにアンバーが強くなります。B 方向に数が大きくなるごとにブルーが強くなり ます(P.
• 補正ステップが 1 のときの撮影コマ数と撮影順序は次の表の通りです。 表示パネル 4 WB ブラケティング インジケーター 撮影コマ数 補正ステップ 撮影順序 0 2 2 3 1段 B 方向 1 段 A 方向 1 段 各方向 1 段 0 0/B1 0/A1 0/A1/B1 撮影する • シャッターを 1 回きると、設定した全てのコマ数の画像 が記録されます。 • ホワイトバランスを微調整にしていた場合は、微調整に WB ブラケティングの補正段数が加算されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記録可能コマ数より 多い場合、表示パネルおよびファインダー内表示の記録 可能コマ数表示が点滅し、シャッターがきれません。新 しいメモリーカードに交換すると撮影できます。 ❚❚ WB ブラケティング撮影をやめるには D ボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回して表示パネルの撮影コマ数を r にしてください(W マークが消灯します) 。ただし、設定した補正ステップは記録 されます。また、ツーボタンリセット(P.
❚❚ ADL ブラケティングの撮影方法 1 カスタムメニュー e4[オートブラケティングのセッ ト]で[ADL ブラケティング]を選ぶ 2 ブラケティングバーグラフを表示させる • D ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、表示パネルにブラケティ ングバーグラフが表示されます。 ブラケティング バーグラフ 表示パネル D ボタン メインコマンドダイヤル ファインダー表示 3 構図を決めて 1 コマ目を撮影し、続けて 2 コマ目を 撮影する • 初期設定では、「補正無し」→「補正あり」の順に撮影され L ます。 • 表示パネルのブラケティングバーグラフは、「補正無し」と なるコマを撮影すると y が、「補正あり」のコマを撮影する と z が消灯します。 •「補正あり」は、撮影メニューの[アクティブ D- ライティン グ](P.122)で設定している効果の度合いになります。 D ADL ブラケティング撮影について •[ピクチャーコントロール] (P.
e5:オート FP 撮影 撮影モード P、S、A、M で使えます。 ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応のスピードライト装着時に、 シャッタースピードが 1/200 秒よりも速くなると、自動的に FP 発光に切り換えます。 オート FP 撮影では、シャッタースピードが 1/200 秒に制限されることなく、1/4000 秒 までの高速シャッタースピードを使用したスピードライト撮影を行うことができます。 日中でのポートレート撮影でもレンズの絞りを開放側にすることができるので、背景を ぼかした撮影が可能です。内蔵フラッシュ発光時は、FP 発光は行われません。 シャッタースピードが 1/200 秒よりも速くなると、自動的に FP 発光に切り換えま する す。 しない (初期設定) FP 発光はしません。 e6:BKT の順序 撮影モード P、S、A、M で使えます。 オートブラケティングの補正順序を変更できます。 「補正なし」→「−側に補正」→「+側に補正」の順に撮影されま H [0]→[−]→[+] す。詳しくは P.
f:操作 f1:D スイッチの機能 すべての撮影モードで使えます。 電源スイッチを D マークまで回したときの機能を設定できます。 f D の点灯 / 消灯(初期設定) 表示パネルを約 6 秒間(初期設定)照明します。 表示パネルの照明と情報画面の表示を行います。 g D と情報画面の点灯 / 消灯 f2:OK ボタンの機能(撮影モード) すべての撮影モードで使えます。 撮影時に J ボタンを押したときの機能を変更できます。 フォーカスポイント 中央リセット J ボタンを押すと、中央のフォーカスポイントを選択します。 (初期設定) 選択フォーカス ポイント表示 使用しない L 204 J ボタンを押すと、選択されているフォーカスポイントが点灯します。 J ボタンは、撮影時には機能しません。
f3:ファンクションボタンの機能 すべての撮影モードで使えます。 Fn ボタンを押したときの機能を設定できます。 Fn ボタン # 格子線表示 / 非表示 切り換え $ AF エリアモード設定 % 中央フォーカス ポイントフレーム FV-L r (初期設定) Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、ファイ ンダーの格子線表示と非表示を切り換えます(P.187)。 Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、AF エリ アモード(P.179)が切り換わります。 Fn ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、中央 フォーカスポイントのノーマルフレームとワイドフレームが切り 換わります(P.180)。 内蔵フラッシュ、別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、 SB-400、またはリモートスピードライト SB-R200 使用時に Fn ボタ ンを押すと、FV ロック(P.206)が行われます。もう一度押すと解 除されます。 Fn ボタンを押しながらシャッターボタンを押すと、内蔵フラッ シュや別売スピードライト(P.
❚❚ 調光量を固定して撮影する(FV ロック) フラッシュの調光量をロック(固定)することにより、被写体に調光量を合わせたまま 構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写体が画面の中央にない 場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッシュ撮影が可能です。 FV ロック中にカメラの ISO 感度や絞り値を変更しても、フラッシュの発光量が補正され ることにより FV ロックは維持されます。 1 2 カスタムメニュー f3[ファンクションボタンの機能] (P.
4 モニター発光を行う • ファインダー内表示に N が点灯していることを確認し、Fn ボ タンを押すと、フラッシュがモニター発光を行い、調光量を 計算します。 • FV ロックが行われ、ファインダー内表示に e(FV ロック) マークが表示されます。 5 構図を変更する 6 撮影する • FV ロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影することができます。 必要に応じて手順 5 ∼ 6 を繰り返してください。 7 FV ロックを解除する • 再度 Fn ボタンを押すと、FV ロックが解除され、ファインダー内表示の e が消灯しま す。 D 内蔵フラッシュの FV ロックについて 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FV ロックはカスタムメニュー e2[内蔵フ L ラッシュ発光](P.
f4:AE/AF ロックボタンの機能 すべての撮影モードで使えます。 AE/AF ロックボタンを押したときの機能を設定できます。 AE-L/AF-L B AE/AF ロックボタンを押すと、AE ロック(P.90)とフォーカスロック(P.
❚❚ メインとサブの入れ換え シャッタースピードを設定するメインコマンドダイヤルと、絞り値を設定するサブコマ ンドダイヤルの機能を入れ換えられます。 する しない メインコマンドダイヤルで絞りを、サブコマンドダイヤルでシャッタースピード を設定します。 メインコマンドダイヤルでシャッタースピードを、サブコマンドダイヤルで絞り (初期設定) を設定します。 • 別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D80 の縦位置メインコマンドダイヤルと 縦位置サブコマンドダイヤルの機能も入れ替わります。 ❚❚ 再生 / メニュー画面で使用 画像のコマ送りやメニュー操作を、マルチセレクターでの操作から、メインコマンドダ イヤルとサブコマンドダイヤルの操作でも行えるように変更できます。 再生時: • 1 コマ表示時には、メインコマンドダイヤルで撮影画像をコマ送りしま す。サブコマンドダイヤルで画像情報の表示ページを切り換えます。 する (初期設定) • サムネイル表示時には、メインコマンドダイヤルを回すと、選択した画 像が左右に移動し、サブコマンドダイヤルを回すと、上下に移動します。 メニュー画面表示時※: メ
f6:カードなし時レリーズ すべての撮影モードで使えます。 カメラに SD カードを入れていないときのレリーズ操作を設定できます。 レリーズ禁止 a(初期設定) SD カードを入れていないときは、シャッターはきれません。 SD カードを入れていないときでも、シャッターがきれます。ただし、SD b レリーズ許可 カードが入っていないときに撮影した画像は、液晶モニターに表示されま すが、画像上に[デモモード]と表示され、プリントや SD カードへの保存 はできませんのでご注意ください。 • 別売の Camera Control Pro 2 使用時には、記録先がパソコンになるため、[レリーズ 禁止]で SD カードを入れていなくても、シャッターをきることができます。 f7:インジケーター表示の+ / −方向 すべての撮影モードで使えます。 ファインダー内表示、情報画面(R)での露出、露出補正の+と−方向を入れ換えるこ とができます。 V L W 210 インジケーターの+側を左に、−側を右に表示します。 (初期設定) インジケーターの−側を左に、+側を右に表示します。
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 セットアップメニューには次の項目があります。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押してセットアップメニューを表示します。 • メニューの操作方法については P.18 をご覧ください。 メニュー項目 ページ カードの初期化(フォーマット) P.211 P.211 P.258 P.260 P.212 P.212 P.213 P.213 液晶モニターの明るさ イメージセンサークリーニング クリーニングミラーアップ※ 1 ビデオ出力 HDMI ワールドタイム 言語(Language) メニュー項目 画像コメント 縦横位置情報の記録 イメージダストオフデータ取得 電池チェック GPS Eye-Fi 送信機能※ 2 ファームウェアバージョン ページ P.214 P.215 P.216 P.218 P.127 P.219 P.
イメージセンサークリーニング 撮像素子上のローパスフィルター表面に付いたゴミをカメラが自動で取り除きます (P.258)。 クリーニングミラーアップ 撮像素子上のローパスフィルターの汚れを調べたり、ブロアーなどを使って手動でク リーニングするために、ミラーを上げた状態で固定します。詳しくは「資料」の「ロー パスフィルターをブロアーで掃除する」(P.
ワールドタイム 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。日時設定の手順については、 「日付と時 刻を設定する」をご覧ください(P.
画像コメント あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できます。添付されたコメン トは、付属の ViewNX や別売の Capture NX 2(P.254)の撮影情報表示エリアに表示さ れます。 ❚❚ コメント入力 36 文字までのコメントを登録できます。[コメント入力]を選ぶと、画像コメントの入 力画面が表示されます。コメントを入力し、J ボタンを押すと、コメントが登録されま す。入力画面での文字の入力方法については、[記録フォルダー選択]の[新規作成] をご覧ください(P.174) 。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいときは、[コメント添付] を選んでマルチセレクターの 2 を押し、チェックボックスをオ ン M にします。 [設定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定 が有効になり、その後撮影した画像には全てコメントが添付さ れます。 g A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、「撮影情報 3」の「画像コメント」に表示されます(P.
縦横位置情報の記録 撮影時のカメラの縦横位置情報を画像に記録できます。 液晶モニターや、付属の ViewNX または別売の Capture NX 2(P.254)で画像を再 生するときに、記録した縦横位置情報を利用して、自動的に回転表示されます。 記録されるカメラの縦横位置情報は、次の 3 種類です。 する (初期設定) 横位置 しない 縦位置 時計回りに 90º 回転 縦位置 反時計回りに 90º 回転 縦横位置情報は記録されず、再生時には常に横位置で表示します。 g D 縦横位置情報記録についてのご注意 • レリーズモードが 9(高速連続撮影)または !(低速連続撮影) (P.65)の場合、最初の 1 コマを撮 影した姿勢が記録されます。連続撮影中に構図を変えても、縦横位置情報には反映されません。 • カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が正しく得られない場合 があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転] (P.
イメージダストオフデータ取得 別売の Capture NX 2(P.
D イメージセンサークリーニングについてのご注意 イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフデータは、クリーニング実 行後に撮影した画像とゴミの位置が一致しなくなるため、Capture NX 2 のイメージダストオフ機能を使 用できません。イメージセンサークリーニング機能とイメージダストオフ機能を併用する場合は、[イ メージセンサークリーニング後 開始]を選択後に撮影することをおすすめします。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、[イメージダストオフデータ取得]を選べません。 • お使いになる CPU レンズは、焦点距離が 50mm 以上のものをおすすめします(P.
電池チェック カメラに装着中のバッテリーの情報を表示します。 バッテリーの残量を 1%単位で表示します。 残容量 バッテリーを充電してから、そのバッテリーを使ってシャッターをきった 撮影回数 回数が表示されます。 バッテリーの劣化度合いが 5 段階のバーグラフで表示されます。 • バーグラフが「0」(k)のときは、バッテリーは劣化していません。 劣化度 (l)のときは、バッテリーの寿命です。新しいバッ • バーグラフが「4」 テリーと交換してください。 D 撮影回数について [撮影回数]に表示される回数は、シャッターをきった回数です。ホワイトバランスのプリセットマニュ アルデータ取得など、実際に画像が SD カードに記録されない場合でも、シャッターをきるごとに 1 ずつ 加算されます。 D 低温で充電した場合の劣化度表示について 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる容量は少なくなります。 新品のバッテリーでも、約 5 ℃以下の低温で充電した場合、 [電池チェック]で劣化度が「1」と表示され ることがありますが、約 20 ℃以上で再充電すると劣化度の表示は「
GPS GPS 機器を接続したときの半押しタイマーの動作の設定と、取得した GPS 情報の表示を 行います(P.
N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 画像編集メニューでは、SD カード内の撮影済み画像に、さまざまな特殊効果を加えたり、 必要な部分だけの切り抜きをするなどの編集を行えます。画像編集を行うと、元の画像 とは別に、新しい画像として記録されます。画像編集メニューには、次の項目があります。 • カメラに SD カードが入っていない場合や SD カードに画像が記録されていない場合 は、画像編集メニューは表示されません。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押して画像編集メニューを表示します。 • メニューの操作方法については P.18 をご覧ください。 メニュー項目 i D- ライティング j 赤目補正 k トリミング l モノトーン m フィルター効果 n カラーカスタマイズ 0 スモールピクチャー o 画像合成 % RAW 現像 & 簡単レタッチ ' 傾き補正 ( ゆがみ補正 ) 魚眼効果 p 編集前後の画像表示 ページ P.223 P.224 P.225 P.226 P.227 P.228 P.
画像編集メニューの操作手順 画像編集を行うには、 q 画像を選んでからメニュー項目を選ぶ w メニュー項目を選んでから画像を選ぶ の 2 通りの手順があります。ただし、 [編集前後の画像表示] (P.236)はqのみ、 [画像合 成](P.230)は手順wのみの操作手順になります。 ❚❚ 手順q:画像を選んでからメニュー項目を選ぶ 画像編集メニューの[モノトーン]を例にして、操作手順を説明します。 1 1 コマ表示モード(P.
❚❚ 手順w:メニュー項目を選んでから画像を選ぶ 画像編集メニューの[モノトーン]を例にして、操作手順を説明します。 1 画像編集メニューでメニュー項目を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメニュー項目を 選んで 2 を押します。 • 画像の選択画面が表示されます。 • メニュー項目によっては、さらに詳細なメニュー が表示される場合があります。 2 画像を選ぶ • マルチセレクターを押して画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選んだ画像を拡大表示し ます。 3 編集画面を表示させる • 画像を選んで J ボタンを押すと、編集画面が表示されます。 • 編集画面の操作方法については、各項目の説明をご覧くださ い。 • 画像編集を途中でやめるには、G ボタンを押してくださ い。画像編集メニューに戻ります。 4 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 • 画像編集した画像には N が付きます。 u A 画質モードと画像サイズについて •[D- ライティング]、 [赤目補正]、 [モノトーン] 、 [フィルター効果] 、 [カラーカスタマイズ
D 繰り返し画像編集を行う場合のご注意 • 画像編集によって作成した画像に、さらに画像編集を行うこともできますが、画像が粗くなったり、退 色したりする場合があります。 • 同じ画像編集を繰り返し行うことはできません([画像合成]を除く) 。 • 画像編集の組み合わせによっては繰り返し編集できないものもあります。繰り返し編集できない組み合 わせは次の通りです。 1 回目の画像編集 D- ライティング トリミング モノトーン 画像編集できないメニュー 簡単レタッチ 全画像編集メニュー D- ライティング、赤目補正、フィルター効果(クロススクリーンを除く)、 カラーカスタマイズ、簡単レタッチ フィルター効果 (クロススクリーンを フィルター効果(クロススクリーン以外) 除く) スモールピクチャー 簡単レタッチ 全画像編集メニュー D- ライティング •[RAW 現像]の[ピクチャーコントロール]を[モノクローム] にして RAW 現像した画像や、撮影メ ニュー[ピクチャーコントロール] (P.
赤目補正 フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤 くなってしまった画像を、補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができ ます。 拡大率を上げる X X ボタンを押すごとにプレビュー 画像の拡大率が上がります。 プレビュー画像の拡大再生中は、 拡大率を下げる W W ボ タ ン を 押 す ご と に、プ レ ビュー画像の拡大率が下がります。 拡大表示中にこれらの操作 画面をスクロール (移動)する プレビュー画像の拡大再生中は、画 を行うと、画面の右下に画像 面をスクロールして、見たい部分に 全体が表示され、拡大部分が 移動できます。マルチセレクターを 黄色い枠で囲んで示されま 押し続けると、高速で移動します。 す。数秒すると消えますが、 再度操作すると表示されま す。 拡大表示を終了する 画像を保存する 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 補正した画像が記録されます。 u D 赤目補正についてのご注意 赤
トリミング 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が表示され、次の操 作ができます。 切り抜く範囲を狭くする W 切り抜く範囲を広くする X 画像のアスペクト比 (縦横比)を変更する 画面をスクロール (移動)する トリミングを実行して 画像を保存する W ボタンを押すごとに枠が小さくなります。 • トリミングで切り抜かれる範囲は狭くなります。 X ボタンを押すごとに枠が大きくなります。 • トリミングで切り抜かれる範囲は広くなります。 メインコマンドダイヤルを回すと、縦横比を 3:2、4:3、 5:4 に変更できます。 トリミングで切り抜く範囲を移動します。画面をスク ロールさせて、切り出したい部分をプレビュー画像に表 示します。 トリミングした画像が記録されます。 u D トリミング画像の画質モードと画像サイズについて • トリミング画像の画質モード(P.
モノトーン モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで構成される画像)を 作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示され次の色調を選 ぶことができます。 白黒 モノクロになります。 セピア セピア色(褐色)のモノトーンになります。 クール ブルー系のモノトーンになります。 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選んだ場合は、マルチセ レクターで色の濃さを調整(3 段階)できます。1 を押 すと色が濃くなり、3 を押すと色が薄くなります。調整 した色の濃さはプレビュー画像に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 u 226 薄くする
フィルター効果 画像全体の色調を演出できます。 スカイ スカイライトフィルターと同様に、画像の ライト 青みを抑える効果があります。 ウォーム トーン 画像を暖色にする効果があります。 編集画面では、プレビュー画像を表示 します。 赤強調 赤色が強調されます。 緑強調 緑色が強調されます。 マルチセレクターで色の濃さを調整(3 青強調 青色が強調されます。 段階)できます。1 を押すと色が濃く なり、3 を押すと色が薄くなります。 クロスフィルターのように、太陽の反射や 街灯などの光源から、放射状に光の筋が伸 びる効果があります。 •[光線の本数]:光線の本数を、3 種類か クロス スクリーン ら選べます。 •[クロスの量] :クロスフィルターがかか る光源の量を 3 段階から選べます。 •[光線の傾き]:光線の傾きを 3 段階から 選べます。 •[光線の長さ] :放射状に伸びる光の長さ を 3 段階から選べます。 [確認]を選んで J ボタンを押すと、現 在設定している内容を画像に反映し ます。X ボタンを押している間、1 コ マ表示モードと同じ大きさで画像を 確認できます。保
カラーカスタマイズ 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチセレクターで画像 全体の色調を調整できます。1342 を押すたびに、 画面全体の色調が次のように変わります。 グリーンが強くなる ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる マゼンタが強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像と 画面右側の RGB ヒストグラム(色の分 布図:P.132)に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X ボタンを押すと、プレビュー画像を拡大表示し、拡大領域のヒ ストグラムを表示することができます。拡大表示中に L ボタンを押すと、 色調の調整と拡大表示の操作を切り換え、通常の拡大表示(P.
2 マルチセレクターの 1 または 3 で[画像サ イズの設定]を選ぶ • 2 を押すと、画像サイズの選択画面が表示されま す。 3 作成したいサイズを選ぶ • 1 または 3 で、作成したいサイズを選びます。 • J ボタンを押すと、手順 2 の画面に戻ります。 4 [画像選択]を選ぶ • 2 を押すと、画像選択画面が表示されます。 u 5 スモールピクチャーを作成する画 像を選ぶ W ボタン • W ボタンを押して設定します。設定 するとアイコンが表示されます。 229
• J ボタンを押すと、確認画面が表示されます。 6 1 または 3 で、[はい]を選ぶ • J ボタンを押すと、スモールピクチャーが記録さ れ、再生画面表示になります。 • キャンセルして手順 5 に戻るには、[いいえ]を選 んで J ボタンを押してください。 • キャンセルして画像編集メニューに戻るには、 G ボタンを押してください。 D スモールピクチャーについてのご注意 • スモールピクチャーは 1 コマ表示モード、サムネイル表示 モードや、画像選択画面で、グレーの枠付きで表示されます。 • スモールピクチャーは拡大表示できません。 画像合成 SD カードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像に合成できま す。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケーションソフトウェアなど で画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像になります。 画像合成の手順は次の通りです。 1 [画像合成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレクターの 2 を押 すと、右のような画面が表示され、[画像 1]欄が u ハイライト表示されます。 2 RAW 画像を一
3 合成する画像の 1 コマ目を選ぶ • 1342 で 1 コマ目の画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選択画像を拡大表示で きます。 4 1 コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像が 1 コマ目に設定 され、[画像 1]欄にプレビューが表示されます。 5 [画像 1]のゲイン(出力)を設定する • 合成画像の明るさが適正になるように、1 または 3 でゲインを設定します。 • ゲインは 0.1 ∼ 2.0 の範囲で、0.1 刻みで設定でき ます。 • 各数値は初期設定の 1.0(補正なし)を基準にした 比率です。たとえば 0.
9 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合成画像が保存さ れ、合成画像が表示されます。 + D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、D90 で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラや RAW 以外の画質モード で撮影した画像は選べません。 • 非表示設定されている画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(P.62)と画像サイズ(P.
3 [画質モード]、[画像サイズ]、[ホワイトバ ランス] 、[露出補正]および[ピクチャー コントロール]をそれぞれ設定する • RAW 現像では、次の項目を設定できます。 画質モード 画像サイズ ホワイトバランス 露出補正 画質モードを[FINE]、[NORM]、[BASIC]の中から選べます (P.62)。 画像サイズを[L]、[M]、[S]の中から選べます(P.63)。 ホワイトバランスを設定できます(P.97)。 • 設定したホワイトバランスはそれぞれ微調整できます(P.99)。 画像の明るさを− 3 ∼+ 3 までの範囲で補正できます。 ピクチャーコントロール ピクチャーコントロールを設定できます(P.
簡単レタッチ コントラストと色の鮮やかさを高めた画像を簡単に作成でき ます。 カメラが D- ライティングの機能を使って、画像の暗い部分を明 るく補正したり、コントラストと彩度(色の鮮やかさ)を高め たりします。 マルチセレクターを 1 または 3 に押すと、効果の度合いを[強め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段階から選べます。効果の度合いは、設定画面のプレビュー画面で確認できます。 J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 傾き補正 画像の傾きを± 5°の範囲(約 0.
ゆがみ補正 広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レンズ使用時の糸 巻き型のゆがみを補正できます。 [オート]を選ぶと選択した画 像のゆがみを自動的に判別して補正しますが、好みに応じて微 調整することもできます。 [マニュアル]を選ぶと自分でゆがみ を補正できます。 •[オート]は、G タイプ・D タイプレンズで撮影した画像のみ機 能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、その他一部のレンズで撮影し た画像には機能しません。また、対応レンズ以外で撮影した画像については、動作を 保証しません。対応レンズにつきましては、カスタマーサポート(P.
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、元画像と並べて表示して、画像編集の効果を確認できます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1 コマ表示モードで画像を選ぶ • 画像編集で作成した画像(N が表示されている画 像)または画像編集の元画像を選びます。 • 画像を選んで J ボタンを押すと、画像編集メ ニュー項目を表示します。 2 [編集前後の画像表示]を選ぶ •[編集前後の画像表示]を選んで J ボタンを押す と、[編集前後の画像表示]画面を表示します。 3 編集前と編集後の画像を比較する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後の画像を右側に表示 します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像の上に表示されま す。 • 画像を囲んでいる黄色の枠上の矢印(134 2) の方向にマルチセレクターを操作すると、編集前 / 編集後の画像を切り換えられます。 編集前 の画像 編集後 の画像 • 画像合成の元画像の場合、1 または 3 で 2 枚の元 画像を切り換えられます。 • 1 枚の元画像から複数の画像編集を行った場合、1 または 3 で編集後の画像を切り換 u えられます。
m 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる 最後に設定したメニュー項目から順番に 20 項目が自動的に表示されます。 [最近設定し た項目]は、[このタブの機能変更]からマイメニューに変更することもできます。 • G ボタンを押すとメニュー画面が表示されます。マルチセレクターの 4 を押して画 面左側のタブへ移動して、1 または 3 を押して「最近設定した項目」を表示します。 • メニューの操作方法については、P.18 をご覧ください。 ❚❚「最近設定した項目」の設定方法 メニューを設定するたびに「最近設定した項目」に追加されま す。最大 20 項目まで登録されます。 ❚❚「最近設定した項目」をマイメニューに変更する 1 [最近設定した項目]画面で[このタブの機 能変更]を選ぶ •[このタブの機能変更]を選び、マルチセレクター の 2 を押します。 2 [マイメニュー]を選ぶ •[このタブの機能変更]画面で[マイメニュー]を 選んで、J ボタンを押します。 •[最近設定した項目]が[マイメニュー]に切り 替わります。 • マイメニューの操作方法は、P.
O マイメニュー:よく使うメニューを登録する 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、よく使う項目だけ を選んで、20 項目までマイメニューに登録できます。登録した項目は、削除したり、表 示順序を変えたりできます。マイメニューは、 [このタブの機能変更]から「最近設定 した項目」に変更することもできます。 • メニューの操作方法については、P.
❚❚ 登録した項目を削除する 1 [マイメニュー]画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を選ぶ • 2 を押すと、項目の左側のチェックボックスが M になります。 • 削除したい全ての項目に L を入れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタンを押すと、確認画 面が表示されます。 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した項目が削除されま す。 ❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 [マイメニュー]画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、J ボタンを押しま す。 3 選んだ項目を移動したい位置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置を選んで、J ボタン を押すと、マイメニューの中で位置が変わります。 v • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 A ボタン操作で登録した項目を削除するには [マイメニュー]画面で削除し
v 240
n資 料 この章は次の 9 部で構成されています。 使用できるレンズ ............................................................... P.242 使用できるスピードライト(別売フラッシュ)................... P.247 使用できるアクセサリー ..................................................... P.253 カメラのお手入れについて ................................................. P.257 保管について ....................................................................................... P.257 クリーニングについて ....................................................................... P.257 カメラとバッテリーの取り扱い上のご注意 .......
使用できるレンズ ❚❚ CPU レンズ、G タイプレンズ、D タイプレンズの見分け方 CPU レンズ(IX ニッコールを除く)をおすすめします。とくに G タイプ・D タイプレンズは、カメラの機 能を最大限に引き出すことができます。 CPU レンズには CPU 信号接点があります。G タイプレンズには「G」マークが、D タイプレンズには「D」 マークが付いています。G タイプレンズには、絞りリングがありません。 CPU 信号接点 CPU レンズ 絞りリング G タイプレンズ D タイプレンズ A レンズの画角と焦点距離について D90 ではさまざまなニコン一眼レフカメラ用レンズが使用できます。ただし、これらのレンズを D90 に装着したときの画角は、レンズに表記されている焦点距離の 1.5 倍のレンズに相当する画角 になります。これは 35 mm 判カメラの撮影画面サイズ(36 × 24 mm)に対して、D90 の撮影画 面(約 23.6 × 15.
使用できる CPU レンズ モード レンズ CPU レンズ※1 フォーカスモード Gタイプレンズ※ 2、D タイプレンズ※ 2、 AF-I レンズ、AF-Sレンズ PC-E NIKKOR シリーズ PC マイクロ 85mm F2.
使用できる非 CPU レンズ モード 撮影モード 測光モード M 以外 M × ○※ 2 ○ × ○※ 3 × × × ○ ○ × ○※ 4 × × レフレックスレンズ × × ○ × ○※ 3 × × PC ニッコール × ○※ 5 ○ × ○※ 3 × × AI-S、AI テレコンバーター × ○※ 6 ○ × ○※ 3 × × ベローズ PB-6 ※ 7 × ○※ 2 ○ × ○※ 3 × × × ○※ 2 × ○※ 3 × × レンズ 非 CPU レンズなど※ 1 フォーカスモード オート フォーカス マニュアル フォーカス エイド (M) (AF) AI-S、AI、シリーズ Eレンズ、 AI 改造レンズ メディカル 120mm f/4 オート接写リング(PK-11A、12、13、 PN-11) ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ○ マルチパターン 中央部重点測光 / スポット測光 測光 一部装着不可能なレンズ(P.244)があります。 開放絞りが F5.
D AF 補助光撮影(P.180)に制限のあるレンズについてのご注意 AF 補助光を使ってオートフォーカス撮影ができないレンズ • AF-S NIKKOR 14–24mm f/2.8G ED • AF-S VR ED 70–200mm f/2.8G • AF-S ED 80–200mm f/2.8D • AF ED 80–200mm f/2.8D • AF VR ED 80–400 f/4.5–5.6D • AF-S VR ED 200mm f/2G • AF-S VR ED 200–400mm f/4G 以下のレンズでは、撮影距離 1m 以内で AF 補助光がレンズによってさえぎられる場合があります。 この場合、AF 補助光を使ってのオートフォーカス撮影はできません。 • AF-S DX ED 12–24mm f/4G • AF-S DX NIKKOR 16–85mm f/3.5–5.6G ED VR • AF-S ED 17–35mm f/2.8D • AF-S DX ED 17–55mm f/2.8G • AF ED 18–35mm f/3.5–4.
D 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 内蔵フラッシュには、18mm から 300mm までの CPU レンズが使用できます。 - ケラレを防止するため、レンズフードは取り外して使用してください。 - 撮影距離 60cm 未満では使用できません。 - マクロ付きズームレンズはマクロ領域では使用できません。 - 次の AF レンズではフラッシュの光がさえぎられるため、焦点距離や撮影距離に制限があります。 レンズ ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 AF-S DX NIKKOR 10–24mm f/3.5–4.5G ED 焦点距離 20mm 時の撮影距離 2.5m 以上で使用可能 焦点距離 24mm 時の撮影距離 1m 以上で使用可能 AF-S DX ED 12–24mm f/4G 焦点距離 20mm 時の撮影距離 2m 以上、 焦点距離 24mm 時の撮影距離 1m 以上で使用可能 AF-S DX NIKKOR 16–85mm f/3.5–5.
使用できるスピードライト(別売フラッシュ) このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライトとの組 み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 • 別売スピードライトを装着するときは、アクセサリーシューカバーを 取り外してください。なお、別売スピードライト装着時は、内蔵フ ラッシュは発光しません。 ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのスピードライトとカ メラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピードライト撮影に新たな可能性を開 く、様々な機能を提供します。ニコンクリエイティブライティングシステムの主な機能 は、次のとおりです。 • i-TTL モード:ニコンクリエイティブライティングシステム用の TTL 調光モードです (P.
ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト ❚❚ SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200の主な仕様 SB-900※1 ガイドナンバー (ISO 100・m/ ISO 200・m、20 ℃) オートズーム機構 ワイドパネル 使用時 バウンス 34/48 (照射角 35mm、 スタンダード 配光時) オートズーム機構 (17 ∼ 200mm) SB-800 SB-600 38/53 30/42 SB-R200※2 21/30 10/14 (照射角 35mm 時) (照射角 35mm 時) オートズーム機構 (24 ∼ 105mm) オートズーム機構 (24 ∼ 85mm) 12mm、14mm、 14mm、17mm の 14mm のレンズに 17mm のレンズに レンズに対応 対応 垂直方向: 下 7°∼正面∼ 上 90° 垂直方向: 下 7°∼正面∼ 上 90° 水平方向: 右 180°∼正面∼ 左 180 ° 水平方向: 右 90°∼正面∼ 左 180 ° 垂直方向: 正面∼上 90° 水平方向: 右 90°∼正面∼ 左 1
SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 との組み 合わせで使用できる機能 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 を使用する場合、スピー ドライトとレンズの組み合わせによって次の機能が使用できます。 1 灯のみで使用 i-TTL-BL 調光 ※2 スタンダード i-TTL 調光 AA 絞り連動 外部自動調光 ○※ 5 ○※ 6 ○※ 6 ※2 A GN M RPT 外部自動調光 ○※ 5 距離優先マニュアル発光 ○ マニュアル発光 ○ リピーティングフラッシュ ○ オート FP ハイスピードシンクロ※ 7 ○ ○ FV ロック ○ ○ マルチエリアアクティブ補助光※ 2 ○ ○ 発光色温度情報伝達 ○ 後幕シンクロ 赤目軽減発光 オートズーム REAR Y 補助灯として使用 SB-900 SB-900 SB-900 SU-800※1 SB-600 SB-400 SB-600 SB-R200 SB-800 SB-800 SB-800 ○※ 3 ○※ 3 ○※ 3 ○ ○
その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発光撮影 となります。TTL にセットすると、カメラのシャッターボタンはロックされ、撮影でき ません。装着レンズによって機能が変わることはありません。 区分 スピードライト SB-80DX/ SB-28DX A 外部自動調光 ○ M マニュアル発光 ○ G マルチフラッシュ REAR 後幕シンクロ SB-50DX ○ ○ ○ SB-28/SB-26/ SB-25/SB-24 SB-30/SB-27※1 ※2 SB-22S/SB-22/ SB-23/SB-29 / ※ 2/ SB-21B SB-20/SB-16B/ SB-29S※2 SB-15 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※ 1 D90 と SB-27 を組み合わせると自動的に TTL モードになりますが、TTL モードでは使えません。SB-27 を強制 A モードに設定しなおしてください。 ※ 2 SB-29S・29・21B 使用時のオートフォーカス撮影は、一部の AF マイ
• i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO200 ∼ 3200 相当です。 • ISO 感度を 3200 よりも増感した場合には、距離や絞り値によっては適正な発光量にならない場合があり ます。 • スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 の使用時に、フラッシュモードが赤目軽減、赤目軽 減スローシンクロモードの場合は、スピードライト側で赤目軽減発光が行われます。 • D90 と SB-900、SB-800、SB-600 以外のスピードライトの組み合わせでは、カメラの AF 補助光が発光し ます(P.
アクセサリーシュー 別売のスピードライト(P.248)をアクセサリーシューに装着す るとコードレスで使用することができます。このカメラは、セー フティーロック機構(ロック穴)を備えていますので、SB-900、 SB-800、SB-600、SB-400 などのセーフティーロックピン付き のスピードライトを取り付けると、スピードライトが不用意に 外れるのを防止できます。 アクセサリーシュー D スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 装着時の感度自動制御に ついて [感度自動制御] (P.
使用できるアクセサリー D90 には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されています。詳しくは最新 のカタログや当社のホームページなどでご確認ください。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e(P.
• 接眼補助レンズ DK-20C 遠視、近視の方のための補助レンズで、接眼部に差し込むだけで簡単に取り換えるこ とができます。− 5、− 4、− 3、− 2、0、+ 0.5、+ 1、+ 2、+ 3m − 1 の 9 種類が 用意されていますが、いずれも D90 の視度調節ダイヤルが調節範囲の中央(− 1m − 1) の場合の値です。視度補正は個人差が大きいので店頭で実際に取り付けてお選びくだ さい。D90 には視度調節機能がついています(− 2 ∼+ 1m − 1)ので、この範囲外の 視度補正が必要なときにご使用ください。なお、接眼補助レンズを使用している場合 は、接眼目当ては使用できません。 ファインダー用 アクセサリー • マグニファイングアイピース DK-21M D90 のファインダー倍率を約 1.17 倍(50 mm F 1.4 レンズ使用時・∞・− 1.
• リモコン ML-L3 ワイヤレスでシャッターをきることができ、記念写真などに便利です。また、手ブレ を防止するケーブルレリーズの代わりとしても利用できます。 リモコン リモコン用電池(CR2025 型 3V リチウム電池)の交換方法 ① ② ③ ④ ⑤ アクセサリーターミナルに次のアクセサリーを接続することにより、遠隔撮影や GPS データの取得ができます。 • 使用しない場合は、必ずアクセサリーターミナルに キャップをしてください。ゴミ等が入ると、誤作動の 原因となることがあります。 • アクセサリーターミナルへの接続は、図のように指 標を合わせて接続します。 アクセサリー ターミナル アクセサリー 用途 カメラブレを避けたい場合や、カメラから離れてレリーズ操作をしたい場 リモートコード MC-DC2 合に便利です。また、長時間露出(バルブ)撮影用に、シャッターボタン を押したままの状態で固定する機能も備えています。 • 長さ:約 1m GPS ユニット GP-1 アクセサリーターミナルでカメラと GP-1 を接続することにより、撮影時 の緯度、経度、標高、協定世界時(U
推奨 SD カード 以下の SD メモリーカードの動作を確認しています。 • 以下の容量の SD カードであれば、内部データ転送速度にかかわらず使用できます。 SanDisk 製 512 MB、1 GB、2 GB※ 1、4 GB ※ 2、8 GB ※ 2 512 MB、1 GB、2 GB※ 1、4 GB ※ 2、8 GB ※ 2、16 GB※ 2、32 GB ※ 2 Panasonic 製 512 MB、1 GB、2 GB※ 1、4 GB ※ 2、8 GB ※ 2、16 GB※ 2、32 GB ※ 2 512 MB、1 GB、2 GB※ 1、4 GB ※ 2 LEXAR MEDIA 社製 プラチナⅡシリーズ:512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2 プロフェッショナルシリーズ:1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2 東芝製 ※ 1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が 2 GB の SD カードに対応している必要がありま す。 ※2 SDHC 規格に対応しています。カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が SDHC 規格に対応している必要があります。 •
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してください。バッテリー を取り出す前には、カメラの電源が OFF になっていることを確認してください。 カメラを保管するときは、次の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%をこえる場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭きます。海辺で カメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせた布で軽く拭き取り、よく乾か カメラ本体 します。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ホコリや砂などが入りこむと故障の原因となります。 この場合、当社の保証の対象外となりますのでご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払います。スプレー缶 レンズ・ タイプのブロアーは、缶を傾けずにご使用ください(中の液体が気化されずに吹 ミラー・ き出し、レンズ・ミラー・ファインダーを傷つけることがあります)。指紋や油脂 ファインダー などの汚れは、柔らかい
ローパスフィルターを自動で掃除する (イメージセンサークリーニング) レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の表面にあるローパスフィルターにゴミやほ こりが付くと、画像に影が写り込むことがあります。イメージセンサークリーニングを 作動させると、ローパスフィルターを振動させてゴミを払い落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源の ON/OFF 時に 自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサークリーニング] から操作する 1 カメラを右図のように正位置に置く • 効果的にゴミを払い落とせるように、正位置(カメラを横位 置で構えるときの向き)にしてイメージセンサークリーニン グを行ってください。 2 セットアップメニューの[イメージセン サークリーニング]を選ぶ •[イメージセンサークリーニング]を選んでマルチ セレクターの 2 を押すと、[イメージセンサーク リーニング]画面が表示されます。 3 [実行]を選ぶ •[実行]を選んで 2 を押すと、右の画面が表示さ れ、イメージセンサークリーニングを開始します。 • イメー
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニングする 1 [イメージセンサークリーニング]画面で [電源スイッチに連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと、[電源スイッチに連動]画面が表 示されます。 2 次の項目から選んで、J ボタンを押す 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 電 源 ON と OFF で実行 (初期設定) 8 実行しない 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニングが作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニングが作動します。 電源 ON 、 OFF と同時にイメージセンサークリーニングが作動し ます。 電源 ON 、 OFF してもイメージセンサークリーニングは作動しま せん。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • イメージセンサークリーニング作動中に次の操作をすると、イメージセンサークリーニングは中断します。 - シャッターボタン半押しまたは全押しする a(ライブビュー)ボタンを押す プレビューボタンを押す AE/AF ロックボタンで AF-ON を行う F
ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(P.
6 ローパスフィルターに付いたゴミやほこりをブロ アーで払う • ブラシの付いていないブロアーをお使いください。ブラシで ローパスフィルターの表面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合は、ニコンサービス 機関にクリーニングをお申し付けください。絶対に、手でこ すったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに電源の供給がなくなる と、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意にシャッター幕が閉じて破損することを防ぐた めに、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフタイマーランプが点滅し てお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が閉じてミラーがダウンするので、た
カメラとバッテリーの取り扱い上のご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃や振動を加えると、破 損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりすると部品がさびついて しまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になることがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故障の原因となります。 カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度になじませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録データが消滅したり、撮 影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないことがあります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでください。過度の光照射は 撮像素子の褪色・焼き付きを
● シャッター幕に触れない シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹くなどは、絶対にしな いでください。傷や変形、破損などの原因となります。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管してください。ナフタリ ンや樟脳の入ったタンスの中、磁気を発生する器具のそば、極度に高温となる夏季の車内、使用してい るストーブの前などにカメラを置かないでください。故障の原因になります。 ● 長期間使用しないときは、バッテリーを取り出し、乾燥剤と一緒に保管する カメラを長期間使用しないときは、バッテリーの液漏れなどからカメラを保護するために、必ずカメラ からバッテリーを取り出しておいてください。保管する際は、カメラをポリエチレン袋などに乾燥剤と 一緒に入れておくとより安全です。ただし、皮ケースをビニール袋に入れると、変質することがありま すので避けてください。バッテリーは高温、多湿となる場所を避けて保管してください。乾燥剤(シリ カゲル)は湿気を吸うと効力がなくなるので、ときどき交換してください。カメラを長期間使用しない まま放置し
バッテリーの取り扱いについて ● 接点の汚れについて バッテリーの接点が汚れている場合は、乾いた布などで拭いてください。 ● 使用上のご注意 バッテリーの使用方法を誤ると液漏れにより製品が腐食したり、バッテリーが破裂したりするおそれが あります。次の使用上の注意をお守りください。 • バッテリーはカメラの電源を OFF にしてから入れる。 • バッテリーを長時間使用した後は、バッテリーが発熱していることがあるので注意する。 • 必ず指定のバッテリーを使う。 • バッテリーを火の中に投入したり、ショートさせたり、分解したりしない。 • カメラから取り外したバッテリーには、必ず端子カバーを付ける。 ● 撮影の前にバッテリーをあらかじめ充電する 撮影の前にバッテリーを充電してください。付属のバッテリーは、ご購入時にはフル充電されていませ ん。 ● 予備バッテリーを用意する 撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意ください。特に、海外の地域によってはバッテリー の入手が困難な場合があるので、ご注意ください。 ● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、予備のバッテリーを用意する 低温時に消耗したバッテ
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関にお問い合わせになる 前に、次の項目をご確認ください。 表示関連 症状 ここをご確認ください ファインダー内がはっき 視度調節ダイヤルで調節してください。調節後も見え方が不充分な場 り見えない 合は、別売の接眼補助レンズをお使いください。 バッテリー残量は充分ですか? ファインダー内が暗い バッテリーが入っていない場合や、 入っていても残量が無い場合は、ファインダー内が暗く表示される場 合があります。 ファインダー内や表示パネ ル、液晶モニターの表示 が、すぐに消えてしまう カスタムメニュー c2[半押しタイマー]や C4[液晶モニターのパ ワーオフ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます。 ページ P.32、 254 P.22、 191 P.
撮影関連(全撮影モード共通) 症状 ここをご確認ください ページ 電源を ON にしてか ら、撮影できる状態 SD カード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索の になるまでに時間が ため時間がかかる場合があります。 — かかる • 残量のある SD カードが入っていますか? P.29、 35 • SD カードがロックされていませんか? P.31 • 内蔵フラッシュの充電中はシャッターがきれません。 P.40 • ピント表示●は点灯していますか? P.38 シャッターがきれない • G タイプレンズ以外の CPU レンズを装着している場合は、レンズの絞 P.242 りリングを最小絞り(もっとも大きい数値)に設定しないとシャッター がきれません。 • 撮影モード M でシャッタースピードを A に設定し、そのまま撮影 P.83 モードを S に変更した場合は、シャッタースピードを再設定してから 撮影してください。 ファインダーで見た 視野と、撮影される画 像の範囲が違う • このカメラのファインダー視野率は上下左右とも約 96% です。このた P.
症状 画像の記録に時間が かかる ここをご確認ください ページ 撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]が[する]になっていませんか? P.173 • ISO 感度が高くなっていませんか? ISO 800 以上の高感度で撮影する P.173 場合、撮影メニュー[高感度ノイズ低減]を[しない]以外にすれば、 画像がざらつく ざらつきを軽減できます。 • シャッタースピードが 8 秒より低速な場合は、ノイズが発生しやすく P.173 なります。撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影 すると、ざらつきを軽減できます。 • 撮影モード l、m では、AF 補助光は点灯しません。 P.41 • 次の場合、AF 補助光は発光しません。 - AF モードが AF-C のとき、または AF-A で自動的に AF-C が選ばれた P.54 とき - シングルポイント AF、ダイナミック AF または 3D- トラッキング(11 P.
撮影関連(撮影モード 症状 P、S、A、M) ここをご確認ください • フラッシュの充電中は、シャッターがきれません • CPUレンズが装着されていますか? シャッターがきれない 非CPUレンズは撮影モードM以 ページ P.40 P.244 外ではお使いになれません。 • 撮影モード M でシャッタースピードを A または & に設定 P.83 し、そのまま撮影モードを S に変更した場合は、シャッタースピード を再設定してから撮影してください。 フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。撮影モード 設定できる P、S、A、M では、カスタムメニュー e5[オート FP 撮影]を[する] シャッタースピード にして、別売のスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-R200 を の範囲が狭い 使用すると、全シャッタースピードに同調可能なオート FP ハイスピード P.203 シンクロが可能です。 画像の色合いが おかしい • ホワイトバランスは正しく設定されていますか? • 撮影メニュー[ピクチャーコントロール]は正しく設定されていま P.
再生関連 症状 画像の一部が チカチカと点滅する 画像と重なって 文字が表示される グラフが表示される RAW 画像が 表示されない 全ての画像が 表示されない ここをご確認ください 画像情報の設定がハイライト表示になっています。 画像情報の設定が撮影情報表示になっています。 画像情報の設定が RGB ヒストグラム表示になっています。 [画質モード]を[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、 [RAW + BASIC] にして撮影した画像は、JPEG 画像しか再生されません。 ない P.166 ルダー設定]は自動的に[記録中のフォルダー]に変更されます。 • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になって 置が正しく表示され P.62 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてく ださい。なお、 [全てのフォルダー]にした後に撮影すると、[再生フォ • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか? 画像の縦位置・横位 ページ P.131、 167 P.131、 167 P.131、 167 P.168 P.
症状 ここをご確認ください ページ 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター 表面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使 用できません。 Capture NX 2 で • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対し イメージダストオフ て、クリーニング後に取得したイメージダストオフデータを使ってゴ 機能が動作しない ミの写り込みを取り除こうとしたとき P.216 • イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダス トオフデータを使って、クリーニング後に撮影した画像に対してゴミ の写り込みを取り除こうとしたとき その他 症状 撮影日時が正しく 表示されない ここをご確認ください カメラの内蔵時計は合っていますか?カメラの内蔵時計は腕時計など の一般的な時計ほど精度は高くないので、定期的に日時設定を行うこと をおすすめします。 • SD カードをカメラに挿入していないときは、選択できない項目があり 表示されている メニュー項目が 選択できない n 270 ページ P.27、 213 P.
警告メッセージ 表示パネル、ファインダー、液晶モニターに表示される警告メッセージの意味は次の通 りです。 こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 B B (点滅) (点滅) H d 原因 レンズの絞りリングが最小絞り になっていません。 対処方法 レンズの絞りリングを最小絞り (最も大きい値)にしてくださ い。 バッテリー残量は残りわずかで バッテリー交換の準備をしてく す。 ださい。 ページ P.26、 242 P.22、 34 • バッテリーが消耗しています。 • バッテリーを交換してくださ P.22、 い。 34 • バッテリーを充電してくださ い。 • バッテリーとの情報通信ができ • このバッテリーは使用できませ ません。 H d (点滅) (点滅) P.253 ん。ニコンサービス機関にご相 談ください。 • 別売のマルチパワーバッテリー • 極端に消耗したバッテリーを使 パック MB-D80 装着時に、極端 用している場合は、充電してく に消耗している Li-ion リチャー ださい。 ジャブルバッテリー P.
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 ページ • ISO 感度を低くしてください。 P.76 P.253 • 撮影モードが P のときは別売の ND(光量調節用フィルター) を使用してください(S、A の q q 被写体が明るすぎてカメラの制 御範囲を超えています。 ときに次の操作を行っても警告 表示が消えない場合も同様に対 応してください) 。 • シャッタースピードをより高速 P.83、 85 • 絞りを絞り込んで(より大きい P.84、 数値にして)ください。 85 • ISO 感度を高くしてください。 P.76 • 撮影モードが P のときはフラッ P.72 シュを使用してください(S、 A のときに次の操作を行っても 側にセットしてください。 r r 被写体が暗すぎて、カメラの制 御範囲を超えています。 警告表示が消えない場合も同様 に対応してください) 。 • シャッタースピードをより低速 P.83、 85 • 絞りを開いて(より小さい数値 P.84、 にして)ください。 85 • A 以 外 の シ ャ ッ タ ー ス P.
こんなとき 表示 ファインダー パネル 内表示 原因 対処方法 ページ • カードに記録されている画像を P.166 削除して、カードに画像ファイ n j (点滅) (点滅) • SD カードの残量がありません。 • カメラが扱えるファイル数を オーバーしています。 ルが保存可能な状態にしてくだ さい。必要な画像はパソコンな どに転送してバックアップして ください。 • 新しい SD カードに交換してく P.29 ださい。 S m S SD カードが入っていません。 SD カードを正しく入れてくださ P.29 い。 もう一度シャッターボタンを押 O O (点滅) (点滅) 撮影中に何らかの異常を検出し ました。 してください。警告表示が解除 されない場合や、頻繁に警告が P.
こんなとき 液晶モニター メモリー カードが入っ ていません。 表示パネル / 原因 対処方法 ページ ファインダー S / SD カードが入っていないか、 SD カードを正しくセットしてく m、S 正しくセットされていません。 ださい。 • SD カードへのアクセス異常 です。 • このカメラで使用できる SD カードであるかどうかを確認し P.29 P.29、 256 てください。 • SD カードがこわれている可能 このメモリー カードは 壊れている 可能性がある ため、使用 できません。 P.304 性があります。ニコンサービス (、 ) (点滅) 機関までご連絡願います。 • 新規フォルダーが作成でき ません。 • SD カードに記録されている画 P.
こんなとき 液晶モニター メモリーカー ドが書き込み 禁止になって います。 表示パネル / (、 ) (点滅) このファイル は選択できま — せん。 処理できる 画像が 原因 対処方法 ページ ファインダー — ありません。 SD カー ドの 書き 込み 禁止 ス SD カードのロックを解除してく イッチがロックされています。 ださい。 SD カード内に画像編集できる このカメラで作成した画像しか 画像がありません。 画像編集できません。 SD カード内に RAW 画像があ RAW 画像を撮影してください。 りません。 P.31 P.220 P.62 用紙切れなどエラーの原因を取 り除いた後、 [継続]を選んで J プリンターの 状態を確認し — プリンターに異常があります。 てください。 ボタンを押すと、プリントが再 開されます(エラー内容によっ P.
資料集 次のような情報を資料として掲載しています。 • 撮影モード別:設定できる機能一覧 ...........................................................................P.277 • 初期設定一覧 .......................................................................................................................................... P.279 • 記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 ...................................................................................... • 撮影モード P(マルチプログラムオート)のプログラム線図 P.281 ....................................... P.
撮影モード別:設定できる機能一覧 それぞれの撮影モードごとに、設定できる機能とできない機能をまとめました。表の見 方は以下の通りです。 ● :設定できます。ツーボタンリセット(P.78)で初期設定に戻ります。 ◎ :設定できます。カスタムメニュー[カスタムメニューのリセット] (P.
i j k l m n o P S A M ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ a5:フォーカスポイント循環選択 a6:MB-D80 の AE/AF ロックボタンの機 能 カスタムメニュー a7:ライブビュー時の AF n 278 b1:露出設定ステップ幅 b2:露出補正簡易設定 b3:中央部重点測光範囲 b4:基準露出レベルの調節 c1:半押し AE ロック c2:半押しタイマー c3:セルフタイマー c4:液晶モニターのパワーオフ時間 c5:リモコン待機時間 d1:電子音設定 d2:格子線の表示 d3:ISO 感度表示と簡易設定 d4:ファインダー内警告表示 d5:撮影設定変更画面ガイド表示 d6:低速連続撮影速度 d7:連番モード d8:情報画面の表示設定 d9:イルミネー
初期設定一覧 ご購入時のカメラの設定に戻すには、ツーボタンリセットまたはカスタムメニュー[カ スタムメニューのリセット]を行います。これらのリセット操作を行うと、次の項目が 初期設定に戻ります。 ❚❚ ツーボタンリセットで初期設定に戻る項目 「最初の設定に戻す(ツーボタンリセット) 」(P.78)をご覧ください。 ❚❚[カスタムメニューのリセット](P.
項目 d8:情報画面の表示設定 d9:イルミネーター点灯 d10:露出ディレーモード d11:フラッシュ使用推奨表示 d12:MB-D80 電池設定 e1:フラッシュ時シャッタースピード制限 e2:内蔵フラッシュ発光 e3:モデリング発光 e4:オートブラケティングのセット e5:オート FP 撮影 e6:BKT の順序 f1:D スイッチの機能 f2:OK ボタンの機能(撮影モード) f3:ファンクションボタンの機能 f4:AE/AF ロックボタンの機能 f5:コマンドダイヤルの設定 しない する アルカリ単 3 形電池 1/60 秒 TTL モード しない AE・フラッシュブラケティング しない [0] → [ − ] → [+] D の点灯 / 消灯 フォーカスポイント中央リセット FV-L AE-L/AF-L しない メインとサブの入れ換え しない f7:インジケーター表示の+ / −方向 280 自動 しない 回転方向の変更 再生 / メニュー画面で使用 f6:カードなし時レリーズ n 初期設定 する レリーズ禁止
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 画質モード(P.62)と画像サイズ(P.63)の組み合わせによって、2GB の SD カードに記録できる コマ数、および連続撮影できるコマ数は、以下のようになります※ 1。ただし、カードの種類や撮 影条件によって、コマ数は増減することがあります。 画質モード 画像サイズ RAW + FINE※3 RAW + NORMAL※3 RAW + BASIC※3 RAW FINE NORMAL BASIC L M S L M S L M S — L M S L M S L M S 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 ファイルサイズ 約 16.9MB 約 14.4MB 約 12.4MB 約 13.9MB 約 12.6MB 約 11.6MB 約 12.3MB 約 11.7MB 約 11.2MB 約 10.8MB 約 6.0MB 約 3.4MB 約 1.6MB 約 3.0MB 約 1.7MB 約 0.8MB 約 1.5MB 約 0.9MB 約 0.
撮影モード P(マルチプログラムオート)の プログラム線図 次のグラフは、撮影モードが P のとき(P.82)の露出制御プログラム(ISO 200 の場合)を表して います。 f(レンズの焦点距離)≦ 55mm の場合 55mm < f ≦ 135mm の場合 135mm < f の場合 F1.
撮影コマ数と補正段数の組み合わせ ブラケティング撮影(P.94)設定時の表示パネルの見方は次の通りです。 撮影コマ数 補正段数 ブラケティングバーグラフ 【撮影コマ数とブラケティングバーグラフ】 撮影コマ数 ブラケティングバーグラフ 意味 「補正なし」→「−側に補正」→「+ 側に補正」の順に 3 コマ撮影します※ 「補正なし」→「+ 側に補正」の順に 2 コマ撮影します※ 「補正なし」→「−に補正」の順に 2 コマ撮影します※ ※撮影順は、カスタムメニュー e6[BKT の順序] (P.203)が[初期設定の順]のときの内容です。 「−側から + 側へ」に変更すると、−側から + 側への順番になります。 【補正段数】 補正段数は、ブラケティング撮影の種類や、カスムメニュー b1[露出値ステップ幅] (P.
フラッシュ撮影時の発光量制御について(P.72、249) CPU レンズをお使いの場合、内蔵フラッシュの発光量は、次の 2 種類の制御方式のどち らかで決定されます。通常は i-TTL-BL 調光ですが、測光モード(P.89)を[スポット測 光]にした場合は、スタンダード i-TTL 調光になります。 i-TTL-BL 調光 マルチパターン測光による測光情報を元に、メインの被写体と背景のバラ ンスを考慮して発光量を決定します。 背景の明るさを考慮せず、メインの被写体を基準にして発光量を決定しま スタンダード i-TTL 調光 す。メインの被写体の明るさを重視する場合や、露出を補正する場合に適 しています。 別売スピードライト SB-900、SB-800、SB-600 をお使いの場合も、内蔵フラッシュと同 様に、i-TTL-BL 調光に設定していても、測光モード(P.89)を[スポット測光]にする と、スタンダード i-TTL 調光になります。 内蔵フラッシュ撮影時のシャッタースピード制限(P.
内蔵フラッシュの調光範囲(光の届く範囲)と 限界絞り値 内蔵フラッシュは ISO 感度と絞り値によって調光範囲(光の届く範囲)が異なります。 下表を参考にしてください。 ISO 感度および絞り値 200 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 400 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 32 800 2.8 4 5.6 8 11 16 22 32 1600 4 5.6 8 11 16 22 32 3200 5.6 8 11 16 22 32 ― ― ― ― ― 調光範囲(m) 1 ∼ 12 0.7 ∼ 8.5 0.6 ∼ 6.1 0.6 ∼ 4.2 0.6 ∼ 3.0 0.6 ∼ 2.1 0.6 ∼ 1.5 0.6 ∼ 1.1 0.6 ∼ 0.8 ― ※ 内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は 0.6m です。 • 撮影モードにより、内蔵フラッシュ使用時にカメラが自動で設定する限界絞りは、使 用する感度によって下表のように制御されます。 撮影モード P、i、k、o n ISO 感度と開放側の限界絞り(F) 200 2.8 5.6 400 3.3 6.
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D90 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF カップリング、AF 接点付) レンズの焦点距離の約 1.5 倍に相当、ニコン DX フォーマット 有効画素数 有効画素数 12.3 メガピクセル 撮像素子 方式 総画素数 ダスト低減機能 23.6 × 15.8 mm サイズ CMOS センサー 12.
レンズ • • DX レンズ:フル機能使用可 G または D タイプレンズ(IX ニッコールを除く):フル機能使用可(PC マイク ロニッコールを除く) • 交換レンズ :3D-RGB マルチパターン G または D タイプ以外の AF レンズ(F3AF 用を除く) 測光 II を除く機能使用可 • Pタイプレンズ:3D-RGB マルチパターン測光 II およびオートフォーカスを除く 機能使用可 • 非 CPU レンズ:撮影モード M で可(ただし、露出計は使用不可) 、開放 F 値が F5.
露出制御 ISO 感度 (推奨露光指数) アクティブ D- ライティング ISO 200 ∼ 3200(1/3 段ステップ)、ISO 200 に対し約 0.3、0.7、1 段(ISO 100 相当)の減感、ISO 3200 に対し約 0.3、0.7、1 段(ISO 6400 相当)の増感、感度 自動制御が可能 オート、より強め、強め、標準、弱め、しないから選択可能 オートフォーカス • TTL 位相差検出方式:フォーカスポイント 11 点(うち、クロスタイプセンサー 方式 検出範囲 レンズサーボ フォーカスポイント AF エリアモード フォーカスロック 1 点)、マルチ CAM 1000 オートフォーカスモジュールで検出、AF 補助光 (約 0.
フラッシュ i、k、n モード時:内蔵フラッシュ使用時に「通常発光オート」、「赤目軽減 オート」が設定可能、別売スピードライト使用時に「通常発光」 、 「赤目軽減」が 設定可能 o モード時:内蔵フラッシュ使用時に「通常発光オート+スローシャッター」、 「赤目軽減オート+スローシャッター」が設定可能、別売スピードライト使用時 に「通常発光+スローシャッター」 、 「赤目軽減+スローシャッター」が設定可能 フラッシュモード l、m モード時:別売スピードライト装着時に「通常発光」、「赤目軽減」が設 定可能 P、A モード時:「通常発光」、「通常発光+スローシャッター」、「赤目軽減発光」、 「赤目軽減発光+スローシャッター」、 「後幕発光+スローシャッター」が設定可能 調光補正 レディーライト アクセサリーシュー ニコンクリエイティブ ライティングシステム S、M モード時:「通常発光」、「赤目軽減発光」、「後幕発光」が設定可能 範囲:–3 ∼ +1 段、補正ステップ:1/3、1/2 内蔵フラッシュ、SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-80DX、SB-28DX、 SB-50
インターフェース USB ビデオ出力 HDMI 出力 アクセサリー ターミナル Hi-Speed USB NTSC、PAL から選択可能、ビデオ出力と液晶モニターの同時再生可能 HDMI ミニ端子(Type C)装備、HDMI 出力と液晶モニターの同時再生不可 • リモートコード:MC-DC2(別売) • GPS ユニット:GP-1(別売) 表示言語 デンマーク語、ドイツ語、英語、スペイン語、フィンランド語、フランス語、 表示言語 イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、 ロシア語、スウェーデン語、繁体中国語、簡体中国語、日本語、韓国語 n 290
電源 使用電池 バッテリーパック AC アダプター 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e 1 個使用 マルチパワーバッテリーパック MB-D80(別売) :Li-ion リチャージャブルバッ テリー EN-EL3e 1 個 または 2 個使用。単 3 形電池(アルカリ電池、ニッケル水素 充電池、リチウム電池、ニッケルマンガン電池)6 本使用※ ※別売の電池ホルダー MS-D200 が必要です。 AC アダプター EH-5a、EH-5(別売) 1/4 (ISO 1222) 大きさ・質量 大きさ(W × H × D) 約 132 × 103 × 77 mm 約 620 g(バッテリー本体、SD メモリーカード、ボディーキャップ、液晶モニ 質量 ターカバーを除く) 動作環境 温度 湿度 0 ∼ 40 ℃ 85%以下(結露しないこと) • 仕様中のデータは特に記載のある場合を除き、全て常温(20 ℃)フル充電バッテリー使用時のも のです。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用説明書の誤りなどに ついての補償はご容赦ください。
レンズ AF-S DX NIKKOR 18–105 mm f/3.5–5.6G ED VR 型式 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S DX ニッコールズームレンズ(ニコ ンデジタル一眼レフカメラ[ニコン DX フォーマット]専用) 焦点距離目盛 18 mm–105 mm 1:3.5–5.
HB-32 レンズフードの取り付け方 q w 付属レンズフード • テレコンバーター:全種類 • オート接写リング:PK リング全種類 • K リング:全種類 使用できない • オートリング BR-4 アクセサリー • ベローズアタッチメント:全種類 • アタッチメントリング SX-1 ※ その他のアクセサリーでも使用できない場合があります。アクセサリーの 使用説明書をご確認ください。 • 仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。使用説明書の誤りなどに ついての補償はご容赦ください。 A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system (DCF)Version 2.0:各社のデジタルカメラで記録された画像 ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプリントショップや家庭用 プリンターで自動プリントするための記録フォーマットです。 • Exif Version 2.
A 撮影可能コマ数(電池寿命)について カメラ単体または別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D80 装着時の撮影可能コマ数(電池寿命)は、 次の通りです。 •[CIPA 基準準拠※ 1] 約 850 コマ(カメラ本体で Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL3e 使用時) 約 850 コマ(MB-D80 を装着して EN-EL3e 1 個使用時) 約 1700 コマ(MB-D80 を装着して EN-EL3e 2 個使用時) 約 600 コマ(MB-D80 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) •[当社試験条件※ 2] 約 4200 コマ(カメラ本体で EN-EL3e 使用時) 約 4200 コマ(MB-D80 を装着して EN-EL3e 1 個使用時) 約 8400 コマ(MB-D80 を装着して EN-EL3e 2 個使用時) 約 1900 コマ(MB-D80 を装着してアルカリ単 3 形電池使用時) ※ 1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から至近に 1 往復フォーカシング動作をさせて 1 コマ撮影する。ライブビュー撮影なし。1 回レリーズ(2 回に 1 回は内
索 引 ( [ ]内の項目はメニュー項目です) 英数・マーク 1 コマ撮影 64 1 コマ表示 130 2 秒リモコン 69 3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ 89 3D- トラッキング 179 420 分割 RGB センサー 89 AC アダプター 253 [ADL ブラケティング](オートブラケティングの セット) 199 [Adobe RGB](色空間) 172 [AE/AF ロックボタンの機能] 208 [AE ブラケティング](オートブラケティングのセッ ト) 199 AE・フラッシュブラケティング 94 AE ロック 90 [AE・フラッシュブラケティング](オートブラケ ティングのセット) 199 [AF エリアモード] 179 AF 補助光 180, 245 AF モード 54 AF モードボタン 3, 54 AF ロック 57 A-M 切り換えスイッチ 25 AV ケーブル 148 BASIC 62 BGM(Pictmotion) 144 [BKT の順序] 203 B 型クリアマットスクリーン II 286 Camera Control Pro 2 150, 254 Capture N
( [ ]内の項目はメニュー項目です) S(画像サイズ) 63 USB ケーブル 150, 154 [赤目補正] 画像をパソコンに転送する ダイレクトプリント 153 150 アクセサリーシュー [アクティブ D- ライティング] 27 ViewNX 118, 150, 214, 215 ピクチャーコントロールユーティリティ 118 [WB ブラケティング](オートブラケティングの 199 [D スイッチの機能] 204 i(オート) 6, 34 j(発光禁止オート) 6, 34 k(ポートレート) 6, 41 l(風景) 6, 41 n(クローズアップ) 6, 42 m(スポーツ) 6, 42 o(夜景ポートレート) 6, 42 N(レディーライト) 9, 40 e(FV ロック) 206 M(オートブラケティング) 94 a(ライブビュー撮影) 43 E(露出補正) 92 Y(調光補正) 93 D(ホワイトバランス) 97 B(時刻未設定) 213 $(セルフタイマー) 67 U(プログラムシフト) 82 #(リモコン) 69 8(1 コマ撮影) 64 !(低速連続撮影) 65, 18
[コントラスト](ピクチャーコントロール) カ [カードなし時レリーズ] 210 [カードの初期化 ( フォーマット )] 開放 F 値 211 242 開放絞り 60 [ 顔認識 AF](ライブビュー時の AF) 44, 182 ライブビュー時の AF モードを選択する 44 画角 242 拡大表示 140 [画質モード] 62, 169 [カスタムピクチャーコントロール] 116 カスタムメニュー 177 カスタムメニューのリセット 279 [カスタムメニューのリセット] 178 画像効果(Pictmotion) 144 [画像合成] 230 [画像コメント] 214 [画像サイズ] 63 [画像サイズ](動画の設定) 176 画像情報 131 画像ファイル 175 [傾き補正] 234 [カラーカスタマイズ] 228 カレンダー表示 138 [簡単レタッチ] 234 [感度自動制御] 170 [基準露出レベルの調節] 184 [魚眼効果] 235 距離基準マーク 60 記録可能コマ数 7, 281 [記録フォルダー設定] 174 クイックチャージャー 22, 253 [クイック調整](ピクチャ
( [ ]内の項目はメニュー項目です) 190 30, 211 ボタンで初期化する 30 メニューから初期化する 211 初期設定一覧 279 [白黒](モノトーン) 226 シングルポイント AF モード 179 シンクロターミナル 252 単 3 形電池 [情報画面の表示設定] 初期化(フォーマット) 中央部重点測光 中央部重点測光(測光モード) 調光範囲 調光補正 スピードライト [長秒時ノイズ低減] 112 248 228 146 [制御上限感度](感度自動制御) [晴天日陰](ホワイトバランス) [晴天](ホワイトバランス) 接眼補助レンズ 接眼目当て 97 254 17 セットアップメニュー 低速連続撮影 手ブレ補正 211 226 170 97 73 67 [セルフタイマー] 186 手ブレ補正スイッチ 全押し(シャッターボタン) 38 166 [選択画像削除] 166 測光モード 89 [ 外付けフラッシュ発光 ] 194 [電球](ホワイトバランス) タ 179 タイマー セルフタイマー 67 半押しタイマー 35 タイム撮影(長時間
フォーカスポイント ハ 133, 167 [ 再生画面設定 ] 167 パソコン 150 ハイライト表示 発光禁止(フラッシュモード) [フォーカスポイント照明] 73 フォーカスモード 6, 34 22, 23, 191, 218, 253 [MB-D80 電池設定 ] 191 [ 電池チェック ] 218 発光禁止オートモード バッテリーをカメラに入れる バッテリーを充電する 22 バッテリーパック 191, 192, 253 フォーカスモードセレクトダイヤル フォーカスリング フォーカスロック 23 87 186 [範囲指定] (PictBridge) 156 [半押し AE ロック] 185 [半押しタイマー] 185 半押しタイマー 35, 185 半押し(シャッターボタン) 38 非 CPU レンズ 244 [ピクチャーコントロール] 110 被写界深度 84 ヒストグラム表示 132, 133, 167 RGB ヒストグラム 132 [ 再生画面設定 ] 167 [日付選択] (PictBridge) 157 94, 200, 202 ADL ブラケティング 202 AE
( [ ]内の項目はメニュー項目です) [マイメニュー登録](マイメニュー) マゼンタ 238 レンズ 99, 228 [ カラーカスタマイズ ] 228 ホワイトバランスの微調整 マニュアル(露出) 85 99 [マニュアル発光モード](内蔵フラッシュ発光) 195 59 5, 19 マニュアルフォーカス マルチセレクター 連続撮影可能コマ数 マルチパターン測光(測光モード) マルチプログラムオート [連番モード] 89 4, 260 100 86, 210 183 [露出ディレーモード] 190 露出補正 92 [露出補正簡易設定] 183 露出インジケーター 29 [露出設定ステップ幅] SD メモリーカードをカメラに入れる 29 [ カードの初期化(フォーマット)] 211 推奨 SD カード 256 [モデリング発光] 199 モニターカバー 17, 263 モニター発光 207 [モノクローム](ピクチャーコントロール) [モノトーン] ワ 112 235 [用紙設定](PictBridge) 155, 159 ラ 43–47, 50–52 182 リセ
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アフターサービスについて ❚❚ この製品の操作方法や修理についてのお問い合わせは この製品の操作方法や修理について、さらにご質問がございましたらニコンカスタマーサポートセン ターまでお問い合わせください。 •ニコンカスタマーサポートセンターにつきましては、使用説明書裏面をご参照ください。 ●お願い •お問い合わせいただく場合には、次ページの「お問い合わせ承り書」の内容をご確認の上お問い合 わせください。 •より正確、迅速にお答えするために、ご面倒でも次ページの「お問い合わせ承り書」の所定の項目に ご記入いただき、FAX または郵送でお送りください。「お問い合わせ承り書」は、コピーしていただ くと、繰り返しお使いいただけます。 ❚❚ 修理を依頼される場合は この製品の修理を依頼される場合は、ご購入店、またはニコンサービス機関にご依頼ください。 •ニコンサービス機関につきましては、「ニコン サービス機関のご案内」をご覧ください。 •ご転居、ご贈答品などでご購入店に修理を依頼することができない場合は最寄りの販売店、または ニコンサービス機関にご相談ください。 •カメラを修理に出される場合は、SD カードをカメラ
ニコンカスタマーサポートセンター 行 FAX:03-5977-7499 【お問い合わせ承り書】 太枠内のみご記入ください お問い合わせ日: 年 月 日 お買い上げ日: 年 月 日 製品名: シリアル番号: フリガナ お名前: 連絡先ご住所:□自宅 □会社 〒 TEL: FAX: ご使用のパソコンの機種名: メモリー容量: ハードディスクの空き容量: OS のバージョン: ご使用の当社ソフトウェアの名称およびバージョン名: ご使用のアプリケーションソフト名: 問題が発生した時の症状、表示されたメッセージ、症状の発生頻度: (おわかりになる範囲で結構ですので、できるだけ詳しくお書きください) ※ このページはコピーしてお使いください。 ※ 整理番号:
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