使用説明書
100
Z
被写体の測光方法を変更する
(測光モード)
適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを
「測光」といいます。
※
1
非
CPU
レンズ使用時は、セットアップメニューの[レンズ情報手動設定]
(
P.196
)で焦点距離と開放絞り値を設定すると、測光の精度が向上します。
※
2
測光エリアはファインダー上には表示されません。
a
マルチパターン
測光
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の
広い領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、
距離や構図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見
た目に近い画像が得られます。
Z
中央部重点
測光
※
1
画面中央のφ
8mm
相当(初期設
定)の円内を重点的に測光しま
す。画面中央に被写体を大きく配
置して撮影する場合などに適し
ています。
• 測光範囲はカスタムメニュー
b5
[中央部重点測光範囲]
(
P.277
)で変更できますが、
非
CPU
レンズ使用時は常にφ
8mm
相当となります。
b
スポット
測光
※
1
フォーカスポイントに重なる
φ
3mm
相当(全画面の約
2
%)の
部分だけを測光します。逆光時や被
写体の明暗差が激しいときなど、狭
い範囲での露出を基準にして撮影
したい場合に適しています。
• 測光エリアは、フォーカスポイ
ントに連動します。ただし、
AF
エリアモード(
P.64
)が
H
(オートエリア
AF
モード
)
のときや、非
CPU
レンズ使
用時は、中央のフォーカスポイントに相当する部分を測
光します。
中央部重点測光
エリア
※
2
スポット測光エリア
※
2