Dell PowerVault MD Storage Array vCenter Plug-in for VMware vSphere インストールおよび設定ガイド
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 01 Rev.
目次 1 概要................................................................................................................................7 インストールの必要条件........................................................................................................................7 構成の制限とスケーラビリティ.............................................................................................................8 言語サポート...............................................................................................................
ESX および ESXi ホストでの SAS サポートの設定.............................................................................. 34 SAS ホストを使用するための要件................................................................................................. 34 ホスト権限を持つ新しいユーザーログインの作成(ESX および ESXi サーバー)...................... 35 ホストコンソールからの root ログインの有効化(ESX サーバーのみ)..................................... 35 ホストコンソールからの root ログインの有効化(ESXi サーバーのみ).................................... 35 4 ESX/ESXi ホストの設定.........................................
非同期レプリケーションの一時停止..............................................................................................71 レプリケーションの再開................................................................................................................72 レプリケーション役割の変更........................................................................................................ 72 レプリケーションパラメータの変更............................................................................................. 72 スナップショットビュー............................
1 概要 メモ: 特に記載のない限り、本書後半における「MD Storage Array vCenter Plug-in」または「MD vCenter Plug-in」は、MD VMware vCenter Plug-in を指す言葉として同じ意味で使用されています。 Dell PowerVault MD Storage Array vCenter Plug-in は、VMware vSphere Client からの Dell MD シリーズス トレージアレイの統合管理を可能にします。単一の vSphere ベースの管理インタフェースを有効にするこ とにより、専用のストレージアレイベース管理ツールをインストール、管理、および学習する必要がなくな ります。管理者は MD vCenter Plug-in を使用して次の操作を行うことができます。 • ESX/ESXi ホストを MD ストレージアレイに接続するように設定 • 仮想ディスクの作成と削除 • ストレージアレイから ESX ホストへの仮想ディスクのマップ • MD ストレージアレイの仮想ディスクが使用できる vCenter データストアの
• VMware vCenter Server 5.x(ホストサーバーにインストール済み) • アプリケーションサーバーをホストするための以下のいずれかのサーバーオペレーティングシステム。 – Windows 2008 R2 SP1 Server – Windows Server 2012 – Windows Server 2012 R2 – Red Hat Enterprise Linux 5.9 またはそれ以降(x64) – SUSE Enterprise Linux 11 またはそれ以降(x64) • お使いの MD ストレージに最新バージョンの RAID コントローラがインストールされていることを確認 してください。 お使いの特定のストレージアレイ用の正しい MD シリーズファームウェアバージョンのインストールについ ては、dell.
メモ: アプリケーションサーバーから dell.
MD vCenter Plug-In のインストール メモ: MD vCenter Plug-in はアプリケーションサーバー上にインストールする必要があります。イン ストーラパッケージを別の場所にダウンロードした場合は、インストーラファイルをアプリケーション サーバーにコピーしてから、次の手順を実行してください。 1. アプリケーションサーバーから、MD vCenter Plug-in インストーラを起動して言語を選択し、OK をク リックします。 2. 著作権と概要の画面を読みます。問題なければ、次へ をクリックします。 3. ライセンス契約を読んで同意し、次へ をクリックします。 4. vCenter クライアント上のインストールディレクトリを選択するか、デフォルトの場所を受け入れます。 次に 次へ をクリックします。 5. インストールサマリを確認して、インストール をクリックします。 6.
アプリケーションサーバーと MD vCenter Plug-In の設定 2 アプリケーションサーバーと MD vCenter Plug-in がインストールされたら、MD vCenter Plug-in が vCenter Server に正常に登録されたことを確認します。 • vSphere Client を開きます。 • vSphere Client メニューバーから、プラグイン → プラグインの管理 を選択します。 • Dell MD Storage Array vCenter Plug-in が 有効 としてリストされています。 MD vCenter Plug-in が無効としてリストされ、アプリケーションサーバーと通信できないというエラーメッ セージが示されている場合は、Jetty サーバー用に定義されたポート番号がファイアウォールを通して使用で きるよう有効になっていることを確認してください。デフォルトの Jetty TCP ポート番号は 8084 および 8081 です。MD vCenter plug-in アイコンは vSphere Client ホームページの「Soluti
5. アプリケーションサーバーサービスを再起動します。 メモ: アプリケーションサーバーが再インストールされると、この設定は元の 512 MB の設定に戻 るため、アプリケーションサーバーメモリを再度編集してお使いの環境用に調整する必要がありま す。 図 3.
ストレージアレイ管理者役割の作成 1. vSphere Client ホームページの 管理 エリアで、役割 をクリックします。 役割と使用状況のリストが表示されます。 図 4. MD vCenter Plug-in 役割リスト 2.
図 5. 新しい役割の追加 3. 名前 テキストボックスで、新しい役割の名前を入力します。 4. 特権 リストから、この役割に割り当てたいアクセス許可を選択します。 メモ: 管理者役割は編集可能ではありません。したがって、管理者ユーザーがストレージの管理に 使用される場合は、新しい役割を作成して、すべての必要な権限をその役割に追加する必要があり ます。次の項で説明されるとおり、管理者ユーザーは、その後にこの役割に追加してください。 5.
6. 完了したら、OK をクリックします。 メモ: 既存の非管理者役割は、作成された新しいストレージ管理者特権を含めるように変更される ことがあります。ただし、既存の管理者役割は変更できません。 ストレージ管理者役割への既存ユーザーの追加 以前に作成したストレージ管理者役割に既存のユーザーを追加するには、次の手順を実行します。ストレー ジ管理者役割は、ユーザーグループではなく、個々のユーザーにのみ付与できます。 1. vSphere Client ホームスクリーンの インベントリ エリアで、ホスト および クラスタ を選択します。 2. 左のナビゲーションペインから、お使いの vCenter サーバー名を選択します。 3. vCenter サーバーエレメントを選択し、許可 タブをクリックします。 図 6. 選択した vCenter サーバーエレメントの許可タブ 4.
5. 追加 をクリックして、ストレージアレイへのアクセスが必要なユーザーを選択します。 図 7. ストレージ管理者役割の割り当て 6. 割り当てられる役割 の下のドロップダウンボックスから、割り当てたい役割を選択します。 7. OK をクリックして許可を適用します。 未承認プラグインの使用のメッセージ 新しいストレージ管理者役割を作成したら、役割を認識させるために vSphere Client を再起動しなければな らないことがあります。この場合、図「未認証ユーザーメッセージ」に示されるようなメッセージが表示さ れます。読み取り専用または読み書き用ストレージ管理者役割の以前のメンバーではないユーザーに対して 新しい役割が追加されると、このような状況になることがあります。 図 8.
MD vCenter Plug-In セキュリティ MD vCenter Plug-in は、セキュアソケットレイヤ(SSL)を使用して vSphere Client とアプリケーションサ ーバーの間の通信を安全に行います。 信頼済み SSL 証明書の受け入れとインストール vCenter Server のインストールプロセス中、vCenter Server システム用に SSL 証明書が生成されます。この 証明書がシステムの信頼済みルート認証局(CA)ストアに追加されていない場合、MD vCenter Plug-in の 起動時に セキュリティアラート ダイアログボックスが表示されます。 図 9.
このメッセージを回避するため、インストール時に生成された証明書を以下の手順でシステムの信頼済みル ート認証局ストアにインポートすることができます。ただし、CA 署名済み SSL 証明書が使用されない場合 は、このアラートメッセージを抑制することはできません。 1. View Certificate(証明書の表示)をクリックします。 図 10. 証明書のインストール ダイアログボックス 2.
3. 証明書のインポートウィザード で 次へ をクリックします。 図 11. 証明書ストアの選択 ダイアログボックス 4. 証明書ストア ウィンドウから、すべての証明書を以下のストアに配置 を選択します。 5. 参照 をクリックします。 6. 証明書ストアの選択 ウィンドウで、信頼済みルート認証局 フォルダをハイライトして、OK をクリック します。 7. 次へ をクリックします。 8.
9. 情報を確認して はい をクリックし、この証明書を信頼済みストアに追加します。 図 12. セキュリティ警告 メッセージボックス メモ: 証明書内のシステムの件名は、vSphere Client ログイン画面の vCenter Server のシステム 名と一致している必要があります。一致していない場合、証明書がサイト名と一致していないとい う警告メッセージが表示され続けます。 Microsoft ブラウザセキュリティ強化 Microsoft の Internet Explorer セキュリティ強化が vSphere Client システムにインストールされていると、 セキュリティ設定により、ウェブサイトからのコンテンツがブロックされ、警告メッセージが表示されます。 追加 をクリックすると、アプリケーションサーバーとの信頼関係が確立されます。 メモ: 信頼済みサイトに about:security_VpxClient.
図 13. Microsoft セキュリティ強化メッセージ メモ: ファイルの保存 オプションを使用している場合は、さらに MD vCenter Plug-in アプリケーショ ンサーバーの DNS 名または IP アドレスを信頼済みサイトとして非 SSL 形式(例えば http:// 192.168.10.
図 14.
設定ファイルのためのアプリケーションサーバーログイン アプリケーションサーバーのインポート / エクスポートページにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. ウェブブラウザを開き、アプリケーションサーバーの URL を入力します。 例:10.113.83.73:8084/vcenter2/ImportExportConfiguration.html ログインページが表示されます。 2. MD vCenter Plug-in ログイン資格情報を入力します。 メモ: デフォルトのログイン情報は、ユーザー : admin 、 パスワード : admin です。 図 15. ログインページ 設定ファイルのエクスポート 現在の設定ファイルをエクスポートするには、次を実行します。 1. エクスポート ボタンをクリックします。 2. 設定ファイルを保存する場所を参照して選択します。 設定ファイルのインポート 保存された設定ファイルをインポートするには、次の手順を実行します。 1. 参照 ボタンをクリックします。 2. インポートする設定ファイルに移動し、開く をクリックします。 3.
4. インポート ボタンをクリックします。 図 16. 設定ファイルのインポートとエクスポート アプリケーションサーバーユーザー管理 アプリケーションサーバーユーザー管理は、C:\Program Files\Dell\MD Storage Array VMware vCenter Plug-In\jetty ディレクトリにある users.properties ファイルを使用して行います。 users.properties ファイルは、ID 名、MD5 パスワードハッシュ、ユーザー ID の形式です。 # #Thu Apr 11 18:02:33 PDT 2013 admin=MD5\: 21232f297a57a5a743894a0e4a801fc3,admin ro=MD5\: 3605c251087b88216c9bca890e07ad9c,storage.ro rw=MD5\: 038c0dc8a958ffea17af047244fb6960,storage.rw パスワードは平文で保存できますが、推奨されません。MD5 パスワードハッシュは、次のサイト: md5hashgenerator.
3 MD ストレージアレイを ESX/ESXi 用に設定 MD vCenter Plug-in を使用することにより、ホスト内にインストールされているホストバスアダプタ (HBA)を検出して、ホストの HBA のワールドワイド名(WWN)を持つストレージアレイ上の新しいホスト を設定することで、Dell MD ストレージアレイを使用するように ESX/ESXi ホストを自動で設定することがで きます。Dell MD ストレージアレイのデフォルトの ESX/ESXi マルチパスモードは、Most Recently Used (MRU)です。3 台以上の HBA を持つ ESX/ESXi ホストで最適なパフォーマンスを得るには、ストレージアレ イを HBA と対にして使用するようホストを設定する必要があります。この手法により、ホストからストレー ジアレイへの最大 I/O スループットが可能になります。この手法を使用するには、適切な SAN 設定、および ホストグループ間の LUN のバランス調整が必要です。 デュアルポート HBA 構成(ファイバーチャネル)の図は、2 台のファブリックスイッチと 1 台のデュ
図 17.
図 18.
図 19.
帯域幅の管理 HBA をペアとしてグループ化し、完全冗長構成を作成するには、ホスト / ホストグループ間で LUN のバラ ンス調整を行い、すべての HBA グループ間の使用可能な帯域幅を完全に使用するように、追加で管理が必要 になります。ファイバーチャネル構成でこの手法を使用する場合、自動ホスト構成ユーティリティは、どの HBA が各ファブリックゾーンに設定されるかを判別できません。その代わり、管理者は各 HBA ペアグルー プの両方のファブリックゾーンに 1 つの HBA が接続されていることを確認する必要があります。 図 20.
図 21. 8 HBA ポート構成 ALUA サポートの設定 お使いの MD ストレージアレイファームウェアが非対称論理ユニットアクセス(ALUA)をサポートする場 合、アクティブ-アクティブスループットにより、障害発生時に代替 RAID コントローラに LUN 所有権を自 動的に転送できます。 デフォルトマルチパスポリシーの変更 お使いの環境によっては、デフォルトマルチパスポリシーを Most Recently Used(MRU)から Round Robin (RR)に切り替えることにより、パフォーマンスを向上させることができる場合があります。お使いのスト レージアレイによって使用されている現在の SATP 要求ルールと PSP ポリシーを確認するには、コマンド: #esxcli storage nmp device list を使用します。 図 22.
• MD32xx • MD32xxi • MD36xxi • MD36xxf このコマンドは以下を行います。 • 指定したベンダーおよびモデル ID(-V DELL and -M array__model)に一致する LUN の VMW_SATP_ALUA ルールに対する新しいエントリを作成します。 • デフォルトパス選択ポリシーを Round Robin(-P VMW_PSP_RR)に切り替えます。 メモ: SATP 要求ルールの管理にはさまざまな方法があります。お使いの環境では、ALUA サポートを有 効にするために異なるパラメーターが必要になることがあります。追加情報については、『VMware Knowledge Base』を参照してください。 新しい要求ルールが正常に作成されたことを確認するには、esxcli storage nmp device list コマンドをもう一 度実行してください。 図 23.
図 24. iSCSI ストレージ用のネットワークを設定 図 25. ソフトウェア iSCSI アダプタの追加 MD シリーズ iSCSI ストレージアレイのネットワーク設定 ESX/ESXi 4.
• ストレージアレイがドライバリストに正常に追加されたことを確認するには、#esxcli nmp satp listrules | grep DELL を実行します。 SAS プロバイダアップグレードのインストール 次の項では、設定対象が ESX ホストか ESXi ホストかによって、SAS プロバイダアップグレードのインスト ールについて別々の手順が含まれます。 SAS プロバイダアップグレードのインストール(ESX/ESXi 4.1 サーバーのみ) SAS プロバイダアップグレード ESX 4.1 サーバーにインストールするには、以下の手順に従います。 1. SFTP または SCP のどちらかを使用して、vmware-esx4.1-SAS-provider.vib ファイルをお使いのターゲ ット ESX/ESXi ホストにコピーします。 2. ESXi 4.1 ホストに root としてログインします。 メモ: root が有効でない場合は、シェル有効ユーザーとしてログインして、su を実行してスーパー ユーザー役割であると仮定します。 3.
SAS プロバイダのインストール(ESXi 5.0 および 5.1 サーバーのみ) SAS プロバイダアップグレード ESX 5.0 および 5.1 サーバーにインストールするには、以下の手順に従いま す。 1. SCP を実行して、vmware-esx5.0-SAS-provider.vib ファイルをターゲット ESXi ホストにコピーします。 2. ESXi 5.0 / 5.1 ホストに root としてログインします。 メモ: root が有効でない場合は、このインストール用に一時的に有効にしてください。 3. シェルプロンプトで vmware -v と入力して ESXi バージョンを確認します。 4. 同じコマンドラインで esxcli software vib install -v file:/vmware-esxi5.0-SAS-provider.vib -f -maintenance-mode と入力します。 メモ: 上記の esxcli コマンドは、.vib ファイルが / ディレクトリにあるとみなしています。このデ ィレクトリにない場合は、コマンドの前に .
• リモートログイン経由でアップグレードパッケージをインストールする場合は、ホストログイン権限を持 つ新しいユーザーを作成するか、root ユーザー用のリモートログインを有効にする必要があります。 ホスト権限を持つ新しいユーザーログインの作成(ESX および ESXi サーバー) ホスト権限を持つ新しいユーザログインを作成するには、次の手順を実行します。 1. vCenter Client を、設定している ESX/ESXi ホストに直接接続します。 2. ホーム → インベントリ → インベントリ をクリックして、ユーザーとグループ タブを選択します。 3. ユーザーを選択して右クリックし、追加 を選択します。 4. 必要なユーザー情報を入力して、このユーザーにシェルアクセスを許可 を選択します。 5. OK をクリックして、変更を保存します。 6.
ESX/ESXi ホストの設定 4 自動ホスト設定 ユーティリティを使用するには、次の手順を実行します。 1. vSphere Client のホームページの ホストとクラスタ に移動します。 2.
3. ホストを右クリックして ESX ホストをストレージアレイに対して設定 を選択します。 図 26.
図 27. ストレージアレイへのホストの設定ビュー このウィザードは、プラグインアレイマネージャで設定するストレージアレイに対して ESX/ESXi ホスト上の HBA を設定するプロセスを順を追って進めます。また、ESX/ESXi ホスト上の SAS HBA の検出および設定に 必要となる追加情報も示します。 メモ: デフォルトでは、ウィザードは ESX_ というプレフィックスが付くホスト、および VMware_ と いうプレフィックスが付くホストグループのみを表示します。これ以外を表示するには、手順 7 で説明 されているとおり、すべてのホストグループを表示 を選択します。 1. 前書き画面の内容を読んだ後、次へ をクリックします。 設定の検査 プロセスが開始します。これにより、ユーザー権限が確認され、選択されたホストと設定さ れたストレージアレイについての情報が収集されます。このプロセスは、設定されたアダプタおよびス トレージアレイの数によっては数分かかることがあります。すべての検出プロセスが完了すると、3 つ の緑色のチェックマークが表示されます。 2.
5. 推奨設定 ページには、推奨される HBA ポート設定、ホスト設定、およびホストグループ設定が表示さ れます。推奨される変更は、青色のイタリック体で表示されます(図「推奨ホスト設定」を参照)。 – 推奨設定を受け入れるには、次へ をクリックします。設定を完了するには手順 10 に進みます。 – ホストを手動で設定するには、手動設定の使用 を選択して、手順 6 に進みます。 図 28. 推奨ホスト設定 6. 手動設定の使用 を選択すると、手動設定 ページが表示されます。ESX ホストが、他の ESX ホストのあ るクラスタ構成に参加していて、そのクラスタ構成に既存のホストグループが存在しない場合は、スト レージアレイ名を選択して ホストグループの追加 をクリックします。 7.
11. ESX ホストに使用する HBA のペアごとに手順 8 から 10 を行います。 図 29.
図 30.
5 MD vCenter Plug-In Manager ビューを使 用したストレージアレイの管理 本項では、MD vCenter Plug-in でのストレージアレイ管理機能の使い方について説明します。ご使用前に、 これまでの項での説明どおりにホストとストレージアレイが設定されていることを確認してください。 Storage Array Manager 機能 MD vCenter Plug-In を使用してお使いのストレージアレイを管理するには、ソリューションとアプリケーシ ョン セクションの vSphere Client ホームページにある MD vCenter Plug-in アイコンをクリックします。 ストレージマネージャビューでは次の機能が使用可能です。 • ストレージアレイの追加 • アレイの検出 • ストレージアレイの編集 • ストレージアレイの更新 • パネルの追加 • タグの管理 • ストレージアレイの削除 vCenter Plug-In Manager ビューへのストレージアレイの追加 メモ: アレイの追加 では、ストレージアレイのアレイマネージャビューへの
MD vCenter Plug-in を使用してストレージアレイを追加するには、次の手順を実行します。 1. アレイマネージャ ビューの コマンド エリアで アレイの追加 をクリックします。 図 31.
図 32. ストレージアレイの追加 ダイアログ 2. コントローラ A(DNS または IPv4) にストレージアレイ上の RAID コントローラ A の IP アドレスまた は DNS 名を入力します。 3. コントローラ B(DNS または IPv4) にストレージアレイ上の RAID コントローラ B の IP アドレスまた は DNS 名を入力します。 4. パスワード に MD vCenter Plug-in に追加するストレージアレイ用パスワードを入力します。 このパスワードは、MD vCenter Plug-in がストレージアレイにアクセスするために必要です。これは、 Dell MD ストレージマネージャ に設定されている既存のアレイパスワードを変更または上書きしませ ん。 5. オプションで、ストレージアレイ用の固有のアセットタグキーと値を作成することができます。詳細に 関しては、「ストレージアレイの整理」のトピックを参照してください。 6. 追加 をクリックしてストレージアレイを追加します。 7.
ストレージアレイの検出 自動検出を使用してストレージアレイを vCenter Plug-in に追加するには、次の手順を実行します。 1. アレイマネージャ ビューの コマンド エリアで、アレイの検出 をクリックします。 2. ストレージアレイの検出 ウィンドウで、検出したい開始および終了 TCP/IP アドレス範囲を入力します。 図 33. ストレージアレイの検出 3. 検出 をクリックして検出スキャンを開始します。 指定した範囲によっては、検出に数分かかることがあります。 検出が完了すると、検出されたアレイのリストが表示されます。 4. ストレージアレイ名の横にあるチェックボックスをクリックして、vCenter plug-in に追加するストレー ジアレイを選択します。 メモ: 選択したすべてのアレイに同じアセットタグを使用する場合は、示されたフィールドにアセ ットタグキーとアセットタグ値を入力して、割り当て をクリックします。詳細に関しては、図「ス トレージアレイの整理」を参照してください。 5.
アセットタグの使用 アセットタグを使用して、市町村、都道府県、行番号、タイプなどの、各ストレージアレイの固有の特徴を 定義できます。アセットタグキーと値がストレージアレイに割り当てたら、ストレージパネルを作成して、 パネルに指定された基準に一致するすべてのストレージアレイを自動的にグループ化することができます。 ストレージパネルは特定のアセットタグ値で作成されている、またはアセットタグキーのみで作成されてい る場合もあります。両方を定義すると、指定されたアセットタグキーのアセットタグ値を持つすべてのスト レージアレイが含まれるパネルが作成され、ストレージアレイはそれらのアセットタグ値に基づいて自動的 にグループ化されます。ストレージパネルは、特定のアセットタグ値のみで定義することもできます。これ により、パネル内で定義された関連アセットタグキーと特定のアセットタグ値を持つストレージアレイのみ を含むパネルが作成されます。 アセットタグ定義の複数の組み合わせの例を図「すべてのアセットタグ値でのストレージアレイパネル設定」 と「特定のアセットタグ値でのストレージアレイパネル設定」に示します。 図 34.
図 35. 特定のアセットタグ値でのストレージアレイパネル設定 アセットタグの管理 コマンド エリアで タグの管理 リンクを選択して、アセットタグキーと値を管理することもできます。タグ の管理 ウィンドウから、選択されたストレージアレイのすべてのアセットタグキーとタグ値を確認すること ができます。さらに、タグキーを選択すると、このタグキーを使用しているストレージパネルのリストと、 このタグキーを割り当てたストレージアレイのリストを表示できます。タグ値を選択した場合も同じです。 このダイアログから、タグキーとタグ値の追加、削除、名前変更を行うことができます。 図 36.
vCenter Plug-In Manager ビューからのストレージアレイの削除 ストレージアレイは、アレイマネージャフォルダ ビューで個々のストレージアレイを選択、または すべての ストレージアレイ オブジェクトを選択して削除することができます。すべてのストレージアレイ オブジェ クトを選択すると、現在設定されているすべてのストレージアレイが表示され、個々のアレイを削除用に選 択することができます。フォルダ内で個々のストレージアレイを選択して 削除 をクリックすると、選択した アレイの削除を確認するダイアログメッセージが表示されます。 削除するパネルを選択することにより、既存パネルの削除に 削除 オプションを使用しすることもできます。 MD vCenter Plug-in を使用してストレージアレイを削除するには、次の手順を実行します。 1. vSphere Clinet の ストレージアレイマネージャ ビューで、すべてのストレージアレイ フォルダを選択 します。 2. コマンド エリアで 削除 をクリックします。 ストレージの削除 ダイアログボックスが表示されます。 図 37.
図 38. ストレージアレイテーブルビュー アセットタグと値の割り当て アセットタグは、各ストレージアレイに関連付けることができるカスタムデータタグです。お使いの環境と 要件に基づいてストレージアレイのソートおよび整理を行うための手法を提供します。 アセットタグ値を定義してストレージアレイに割り当てるには、次の手順を実行します。 1. すべてのストレージアレイ リストでストレージアレイを選択します。 2. タグ割り当て エリアで 編集 をクリックします。 ストレージアレイの編集 ウィンドウが表示されます。 図 39. ストレージアレイの編集 ダイアログでのアセットタグおよび値の割り当て 3.
4. タグ値 フィールドでアセットタグ値を入力するか、既存の値を選択します。 5. 割り当て をクリックして、ストレージアレイにそれらを追加します。 6. 同じストレージアレイに複数のキーまたは値を割り当てる場合は、手順 3 から 5 を繰り返します。 7. 保存 をクリックして、変更を適用します。 vCenter Plug-In パスワードの変更 vCenter plug-in パスワードを変更するには、次の手順を実行します。 1. アレイマネージャビュー を開きます。 2. 左ペインでストレージアレイの名前をクリックします。 3. 右ペインで ストレージアレイの編集 をクリックします。 ストレージアレイの編集 ダイアログボックスが表示されます。 4. パスワード フィールドに新しい vCenter Plug-in パスワードを入力します。 5. OK をクリックします。 6.
図 40. サマリタブビュー ストレージアレイプロパティの編集 コマンド エリアにある ストレージアレイの編集 機能では、選択したストレージアレイのために、ストレー ジアレイの IP アドレスの変更、パスワードの定義、入力されたパスワードがストレージアレイで設定された パスワードと一致していることの確認、アセットタグキーと値の管理を行うことができます。 図 41.
ストレージアレイイベントログのクリア MD vCenter Plug-in では、ストレージアレイのイベントログを表示することができます。 メモ: ファイルがロックされている場合は、別の名前でファイルのコピーを作成して、コピーされたフ ァイルを開くことができます。 イベントログへのアクセス イベントログにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. ストレージアレイの サマリ ウィンドウで イベントログの表示 をクリックします。 イベントログで、フィルタを設定して、イベント(すべてまたは重大なもののみ)の表示、選択したイ ベントの詳細の表示、取得するイベントの数の指定を行うことができます。デフォルトでは、イベント ログは、最近の 100 件のイベントを取得します。ただし、最近のイベントの取得 ドロップダウンリスト から、取得するイベントの件数を指定できます。 2. イベントログビューワでの変更が完了したら、アップデート をクリックします。 図 42. イベントログビューワ 3.
MD vCenter Plug-in 自動設定保存は、ストレージアレイ上で設定イベントが発生した後に、MD vCenter Plug-in または MDSM から、ストレージアレイの設定保存を実行できます。ストレージアレイの変更イベン トは、アプリケーションサーバー上の 4 分タイマーを開始します。4 分の時間枠で、ストレージアレイ上で 他の設定イベントが発生しない場合は、設定保存が実行されます。4 分の時間枠で他の変更イベントが発生 した場合は、タイマーは 4 分にリセットされます。4 分の時間枠内にストレージアレイで変更イベントが検 出されない場合は、設定保存が実行されます。設定自動保存は、最新の 15 ファイルまでの保存設定スクリプ トファイルを保持します。 設定バックアップの自動保存の有効化 これらのバックアップの開始を自動または手動に設定することができます。 ストレージアレイベース設定の自動バックアップを有効にするには、次の手順を実行します。 1. アレイマネージャ ビューを開きます。 2.
3. 右ペインで、設定の手動保存 をクリックします。 設定の手動保存 ダイアログボックスが表示されます。 図 44. 設定の手動保存メッセージ 4. OK をクリックします。 Internet Explorer が ファイルのダウンロード ダイアログボックスを開きます。 5. 安全なインターネット接続を終了するというセキュリティアラートが表示されたら、はい をクリックし ます。 6. セキュリティ設定によりファイルをダウンロードできない場合は、信頼済みサイトのリストに、vCenter アプリケーションサーバーの非セキュア HTTP アドレスを追加します。詳細に関しては、「MD vCenter Plug-in セキュリティ」を参照してください。 7. 保存 をクリックします。 名前を付けて保存 ダイアログボックスが表示されます。 8. 場所とファイル名を選択して、バックアップ設定スクリプトを保存します。 9.
• スペースを増やさずに仮想マシンを作成する柔軟性が得られる。 • 仮想ディスクのサイズ変更とスナップショットの実行における柔軟性が得られる。 • 結果的に管理すべき VMFS データストアの数が減る。 仮想ディスクのサイズを小さくしてて数を増やすと、以下の利点があります。 • 無駄になるストレージスペースが減る。 • 複数のアプリケーションでは異なる RAID 特徴を必要とする可能性があります。 • マルチパスポリシーとディスク共有が仮想ディスクごとに設定されるために柔軟性が得られる。 • Microsoft Cluster Service は、各クラスタディスクリソースがそれ自体の仮想ディスク内にあることを必 須とします。 • 単一の仮想ディスクに対する競合が減るため、より優れたパフォーマンスが提供される。 仮想ディスク意思決定スキーム 仮想マシン用のストレージ特性化が使用できないときは、予想スキームまたは適応スキームのどちらかを使 用して、仮想ディスクのサイズと必要数を決定することができます。 予想スキームを使用したボリュームについての決定 1.
• 仮想ディスクグループ / ディスクプールの作成 • 仮想ディスクの作成 • 名前の変更 / 削除 / 更新 • スナップショットの作成 / 無効化 /再作成 • 複数仮想ディスクの削除 • 仮想ディスクの再分配 仮想ディスクグループの作成 論理ビューでオブジェクトを選択すると、表示の右下隅にある 容量 ウィンドウが更新され、選択したアレイ 内の未設定容量、空き容量、および使用済み容量の利用可能な容量が表示されます。ディスクグループを作 成する前に、ディスクグループの作成となる利用可能なディスクスペースを決定してください。以下のいず れかからディスクグループを作成できます。 • 既存のディスクプールまたはディスクプール(空き容量を含む) • ストレージアレイ上の未設定の容量 図 45.
新しい仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスクグループの作成 をクリックします。このプロセスの間、新しい仮想ディスクグループを構 成する使用可能な空きドライブ、および RAID レベルを選択する必要があります。 ディスクグループの作成 ウィンドウが表示されます。 2. 名前、RAID レベル、およびその他のフィルタリング情報を入力します。 以下のフィルタリングオプションがあります。 – ドライブ容量によってフィルタ – ドライブ速度(RPM)によってフィルタ – TLP(トレイ損失保護)用のフィルタ – DLP(ドロワー損失保護)用のフィルタ メモ: TLP および DLP により、仮想ディスクグループ内の仮想ディスクを障害状態にすることな く、ドライブトレイ(物理ディスク)または物理ディスクドロワーの完全な故障を許容できます。 3.
MD vCenter Plug-in は、選択したストレージアレイの 仮想ディスク タブを使用した DDP の作成をサポート しています。DDP を作成するには、RAID レベルのドロップダウンリストから ディスクプール オプションを 選択し、設定のためのドライブの数を選択します。 メモ: ダイナミックディスクプールの作成には、少なくとも 11 台の物理ドライブを選択する必要があり ます。 仮想ディスクグループでの新規仮想ディスクの作成 仮想ディスクグループまたはディスクプールの空き容量から、新しい仮想ディスクを作成することができま す。新規仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスクの作成 をクリックします。 仮想ディスクの作成 ウィンドウが表示されます。 2. 仮想ディスク名 フィールドに名前を入力します。 3. 仮想ディスクグループ ドロップダウンリストから、新規仮想ディスク用の仮想ディスクグループを選択 します。 4. 容量 フィールドに新規仮想ディスクのサイズを入力し、ドロップダウンリストから修飾子を選択しま す。 5.
名前の変更コマンド 名前の変更 コマンドでは、仮想ディスク ツリービューから選択したオブジェクトの名前を変更することがで きます。オブジェクトの名前を変更するには、次の手順を実行します。 1. 名前を変更するオブジェクトを選択し、名前の変更 リンクをクリックします。 2. オブジェクトの新しい名前を入力します。 3. OK をクリックして変更を適用します。 削除コマンド 削除 コマンドは、選択したオブジェクト(仮想ディスク、仮想ディスクグループ、ディスクプール)を削除 します。削除できるのは、非同期レプリケーショングループ、スナップショットグループ、またはリモート 仮想ディスクレプリケーションの一部ではないオブジェクトのみです。オブジェクトを削除するには、次の 手順を実行します。 1. 削除するオブジェクトを選択し、削除 をコマンドをクリックします。 仮想ディスクの削除 確認ボックスが表示されます。 2.
スクプール上に存在する仮想ディスクのスナップショットを作成するには、新しいスナップショット機能を 使用します。 1. ベース仮想ディスクをハイライトして、コマンド エリアで スナップショットの作成 をクリックします。 図 47. レガシースナップショットの作成ダイアログ 2. 次のスナップショットの属性を入力します。 – スナップショット名 – 新しいスナップショット仮想ディスクの名前 – スナップショットリポジトリ名 – 新しいリポジトリ仮想ディスクの名前 – ベース仮想ディスクの割合 – リポジトリ用に使用するベース仮想ディスクの割合 – ディスクグループ - リポジトリ仮想ディスクを設置する仮想ディスクの名前。 メモ: スナップショットのサイズがベース仮想ディスクの割合を超えると、スナップショットが失 敗します。スナップショットは、再作成することによって再度確立されるまでは使用できなくなり ます。レガシースナップショットの再作成トピックを参照してください。 3.
複数仮想ディスクの削除 複数仮想ディスクの削除 コマンドは、複数の仮想ディスクを一度に削除する機能を提供します。複数の仮想 ディスクを削除するには、次の手順を実行します。 1. 複数仮想ディスクの削除 コマンドをクリックします。 複数仮想ディスクの削除 ダイアログボックスが表示されます。 2. 削除する仮想ディスクを選択します。 3. OK をクリックして、選択した仮想ディスクを削除します。 4.
ホストへの仮想ディスクホストのマップ 仮想ディスクを ESX/ESXi ホストに提示するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスクを提示するホストまたはホストグループを選択し、マッピングの追加 コマンドをクリック します。 図 48. 仮想ディスクのマッピングビュー 2. ホストまたはホストグループに提示する仮想ディスクを選択します。 3. 選択した仮想ディスク用のデフォルト論理ユニット番号(LUN)を承諾します。 4. 追加 をクリックします。 追加の仮想ディスクに手順 2~4 を繰り返します。 5.
図 49. ストレージアダプタの再スキャン このビューから、正しい数のパスが設定されているかどうかを確認することもできます。ストレージアダプ タの下にリストされているデバイスのいずれかを右クリックして、パスの管理 を選択すると、ターゲットデ バイスのパスの数を示すウィンドウが開きます。各デバイスには 4 つのパス(アクティブ 2 つ、スタンバイ 2 つ)があります。 図 50.
仮想ディスクへのホストの追加 ホストの追加 コマンドで、仮想ディスクを提示するために使用するホストを定義できます。新規ホストは、 次の手順で追加します。 1. ホストの追加 コマンドをクリックします。 2. 新規ホストの 名前 を入力します。 3. ドロップダウンボックスから ホストタイプ を選択します。 4. インタフェースタイプを選択して 次へ をクリックします。 5. 追加する新しいホスト用に使用可能なホストポート識別子を選択します。 6. 下矢印をクリックして、ホストポート識別子を下のウィンドウに移動させます(デュアルポートでは同 じ手順を繰り返します)。 メモ: 未設定のホストポート識別子のみが、ホストの追加 - ホストポートアダプタ ウィザードのウ ィンドウ内に表示されます。 7. 次へ をクリックします。 8. このホストをホストグループに追加する場合は、選択します(共有仮想ディスクマッピング)。 ホストをホストグループに追加する場合は、新規ホストグループまたは既存ホストグループのラジオボ タンを選択します。 9.
新しい仮想ディスクコピーの作成 新しい仮想ディスクコピーを作成するには、次の手順を実行します。 1. コマンド エリアで 仮想ディスクコピーの作成 をクリックします。 仮想ディスクコピー ウィザードが表示されます。 図 51. 仮想ディスクコピーの作成 2.
3. 既存仮想ディスクの使用 または 新規仮想ディスクの作成 のどちらかを選択します。 図 52. 仮想ディスクコピーのターゲットダイアログ 4. 新規仮想ディスクコピーの確立中に使用する コピー優先度 を選択します。 5. 次へ をクリックします。 6. 仮想ディスクコピー設定を確認し、終了 をクリックして仮想ディスクコピーを開始します。 コピーペアの削除コマンド コピーペアの削除 コマンドは、仮想ディスクコピーペアのソースとターゲットの関係を削除します。これに よってターゲット仮想ディスク、またはターゲット仮想ディスク上のデータが削除されることはありません。 仮想ディスクのコピーペア関係を削除するには、次の手順を実行します。 1. 削除する仮想ディスクのコピーペアを選択します。 2. コピーペアの削除 コマンドをクリックします。 コピーペアの削除 ダイアログボックスが表示されます。 3.
仮想ディスクコピーの停止コマンド 仮想ディスクコピーの停止 コマンドは、進行中の仮想ディスクコピー操作を中止する機能を提供します。仮 想ディスクのコピーを停止するには、次の手順を実行します。 1. 進行中の既存の仮想ディスクコピーペアを選択します。 2. 仮想ディスクコピーの停止 コマンドをクリックします。 3. OK を選択して操作を停止するか、キャンセル をクリックして、仮想ディスクコピー操作を続行します。 仮想ディスクコピーパラメータの変更 ターゲットボリュームを読み取り / 書き込みに変更、または変更優先度の変更を行うには、次の手順を実行 します。 1. リストから既存の仮想ディスクコピーペアを選択します。 2. 仮想ディスクコピーパラメータの変更 をクリックします。 仮想ディスクコピーパラメータの変更 ダイアログボックスが表示されます。 3. コピー優先度 ドロップダウンボックスから、仮想ディスクコピーの新しい優先度を選択します。 図 53. 仮想ディスクコピーパラメータの変更 4.
• レプリケーションの再開 • レプリケーション役割の変更 • レプリケーションパラメータの変更 図 54. 同期レプリケーションビュー リモート仮想ディスクレプリケーションの作成 ファイバチャネル経由で接続されている 2 つのストレージアレイ間におけるリモート仮想ディスクレプリケ ーションを確立するには、リモート仮想ディスクレプリケーションの作成 を使用します。新しいリモート仮 想ディスクレプリケーションを確立するには、次の手順を実行します。 メモ: リモートレプリケーションを作成するには、両方のストレージアレイ(ローカルおよびリモート) を アレイマネージャ ビューに追加する必要があります。 1. 同期レプリケーションの作成 コマンドをクリックします。 2. 導入ウィザード の指示を確認し、次へ をクリックします。 3. レプリケーション関係用の プライマリ仮想ディスク を選択し、次へ をクリックします。 4. ドロップダウンリストから、レプリケーション用の リモートストレージアレイ を選択します。 5.
9. 確認 ページを確認し、終了 をクリックして、レプリケーション関係を確立します。 図 55. 同期リモートレプリケーションの確認 複製されたペアの削除 複製されたペアを削除すると、プライマリ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスク間の関係が解除されます。 両方の仮想ディスクが標準仮想ディスクステータスに戻り、データは削除されません。操作の開始後は、レ プリケーション関係を回復できません。 複製されたペアを削除するには、次の手順を実行します。 1. すべてのストレージアレイ 表で、非同期レプリケーショングループを持つストレージアレイ(ここから 複製されたペアを削除)を選択します。 2.
3. 複製されたペアの削除 をクリックします。 非同期レプリケーショングループメンバーの削除 ダイアログが表示されます。 図 56. リモートレプリケーショングループメンバーの削除ダイアログ 4. 確認ボックスを選択します。 5. OK をクリックします。 複製されたペアは、複製されたペア表から削除されます。 レプリケーション通信のテスト 複製された通信のテストには、複製されたペア内の仮想ディスク間におけるラウンドトリップ時間が表示さ れます。この時間は、平均ラウンドトリップ時間、最短ラウンドトリップ時間、および最長ラウンドトリッ プ時間として表示されます。複製された通信をテストするには、次の手順を実行します。 1. コマンド エリアで、複製された通信のテスト をクリックします。 複製された通信のテスト ウィンドウが表示されます。 2.
4. OK をクリックします。 図 57. 一時停止された非同期レプリケーショングループ レプリケーションの再開 レプリケーションは、非同期レプリケーショングループ内のすべてのメンバーが 最適 ステータスであるとき に限り、再開できます。再開操作を実行できるのは、ARR 用のプライマリ役割の仮想ディスクを含むストレ ージアレイのみです。 次の手順に従って、レプリケーションを再開します。 1. 非同期レプリケーショングループ ウィンドウから ARR の一時停止を選択します。 2. レプリケーションの再開 コマンドをクリックします。 3. 確認チェックボックスにチェックを入れます。 4.
ピーを作成するかのいずれかのために使用される、ベース仮想ディスクのイメージを作成するための手法を 提供します。PiT ベースのスナップショットがストレージアレイで有効化されると、スナップショット タブ が vCenter 内に表示されます(PiT スナップショットビュー図を参照)。スナップショットビュータブには、 次のコマンドがあります。 • スナップショットの作成 • スナップショットイメージの作成 • スナップショット仮想ディスクの作成 • 設定の変更 • 名前の変更 • 削除 メモ: スナップショットのロールバックおよびスナップショットスケジューリングは、vCenter MD Plug-in では実行できません。どちらの機能も、MD ストレージマネージャでのみ設定できます。 図 58. PiT スナップショットビュー スナップショットグループの作成 スナップショットグループは、ストレージアレイ仮想ディスクのスナップショットイメージを保持するため に使用します。新しいスナップショットを作成するには、次の手順を実行します。 1.
スナップショットイメージの作成 スナップショットイメージとは、ベース仮想ディスクのポイントインタイムコピーです。Pit ベースのスナッ プショットイメージが作成されると、ベース仮想ディスクを戻すため、または仮想ディスクを作成するため にこのイメージを使用することができます。スナップショットイメージを作成するには、次の手順を実行し ます。 1. 仮想ディスク ツリーウィンドウから、ベース仮想ディスクを選択します。 2. スナップショットイメージの作成 コマンドをクリックします。 図 59. スナップショットイメージの作成ダイアログ 3. ベース仮想ディスク ドロップダウンボックスで、スナップショットイメージのベース仮想ディスクを選 択します。 4. 新しいイメージ用に使用する既存のスナップショットグループを選択します。 メモ: これがベース仮想ディスクの最初のスナップショットイメージである場合、まだ手動で作成 されていなければ、新しいスナップショットグループが作成されます。 5.
4. スナップショット仮想ディスク名 ボックスに、スナップショット仮想ディスクの名前を入力します。 図 60. スナップショット仮想ディスクの作成 5. スナップショット仮想ディスクの アクセスモード を選択します。 6. 終了 をクリックします。 スナップショット設定の変更 設定の変更 コマンドでは、選択したスナップショットグループ、またはスナップショット仮想ディスクの設 定を変更することができます。 1. 仮想ディスクツリー ウィンドウのベース仮想ディスクを展開します。 2. ベース仮想ディスク用のスナップショットグループオブジェクトを選択します。 3. スナップショットグループ ウィンドウから、既存のスナップショットグループを選択します。 4. 設定の変更 コマンドをクリックします。 5. 選択したスナップショットグループのパラメータを変更します。 6.
のリーフを表示する、オブジェクトのダイアログボックスを開きます。スナップショットオブジェクトを削 除するには、次の手順を実行します。 1. 仮想ディスク ツリーウィンドウからベース仮想ディスクを展開します。 2. スナップショットグループ、スナップショットイメージ、または スナップショット仮想ディスク オブジ ェクトを選択します。 3. 削除 コマンドをクリックします。 4. 削除するリーフオブジェクトの隣にあるチェックボックスを選択ます。 5. OK をクリックします。 6.
非同期リモートレプリケーション aRR 機能は、プライマリストレージアレイからのソース仮想ディスクを、リモートストレージアレイ上のタ ーゲット仮想ディスクに複製することを可能にすることから、RR 機能に似ています。ただし、aRR は、スト レージアレイ間における iSCSI とファイバーチャネル接続の両方をサポートし、ポイントインタイムレプリ ケーション戦略を活用します。aRR では、リモートストレージアレイにおける整合性のあるデータセットの 作成の同期化プロセスを管理することができます。 非同期レプリケーショングループ(ARG)には、1 つのエンティティとして管理できる複数の複製されたペ アを含むことができます。複製されたペアは、プライマリ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスクで構成さ れます。両方の仮想ディスクには同じデータの同一コピーが含まれています。書き込み操作はまずプライマ リ仮想ディスクに実行され、次に ARG 同期化設定に基づいてセカンダリ仮想ディスクに複製されます。 ARG は、グループ内のすべての複製されたペアのための同期化設定を定義します。ARG 内にある複製された ペアは、それぞれ同じ同期
複製されたペアの作成 複製されたペアの作成オプションを使用して、プライマリアレイ上のプライマリ仮想ディスクと、セカンダ リアレイ上のセカンダリ仮想ディスク間におけるレプリケーションペア関係を作成することができます。新 しい複製されたペアを作成するには、次の手順を実行します。 1. 非同期レプリケーショングループ 表で、複製されたペアを作成する ARG(プライマリ役割)を選択しま す。 2. 複製されたペアの作成 コマンドをクリックします。 非同期の複製されたペアの作成 ダイアログが表示されます。 図 62. 非同期の複製されたペアの作成ダイアログ 3. プライマリ仮想ディスクの選択 ドロップダウンリストから、複製されたペア用のプライマリ仮想ディス クを選択します。 4. 次へ をクリックします。 5.
6. 終了 を選択します。 ARG 表に、グループのステータスが初回同期として示されます。 図 63. 初回同期ステータスの非同期レプリケーショングループ表と複製されたペア表 役割の変更 役割の変更 オプションは、現在のセカンダリレプリケーショングループのプライマリ役割への昇格、および 現在のプライマリレプリケーショングループのセカンダリ役割への降格を容易にします。役割が変更された 後、非同期レプリケーショングループ(ARG)の以前のプライマリ仮想ディスクにマップされていたホスト は複製された仮想ディスクへの書き込みアクセスを失い、プライマリ役割に昇格された ARG 内のホストが複 製された仮想ディスクへの書き込みアクセスを持つようになります。 メモ: ARG が再同期化されなければ、最後の同期化後にプライマリ仮想ディスクに書き込まれたデータ は失われ、回復できません。 役割を変更するには、次の手順を実行します。 1. 非同期レプリケーショングループ ウィンドウで ARG を選択します。 2.
4. OK をクリックします。 図 64. 一時停止された非同期レプリケーショングループ レプリケーションの再開 レプリケーションは、非同期レプリケーショングループ内のすべてのメンバーが 最適 ステータスであるとき に限り、再開できます。再開操作を実行できるのは、ARR 用のプライマリ役割の仮想ディスクを含むストレ ージアレイのみです。 次の手順に従って、レプリケーションを再開します。 1. 非同期レプリケーショングループ ウィンドウから ARR の一時停止を選択します。 2. レプリケーションの再開 コマンドをクリックします。 3. 確認チェックボックスにチェックを入れます。 4. OK をクリックします。 レプリケーショングループの手動再同期 手動再同期操作は、ARG 内にあるすべての複製されたペア上データの即時再同期を強制実行します。手動再 同期は、ARG のプライマリ役割で動作しているストレージアレイによって実行される必要があります。 • 手動再同期は、同期の間の最小待機時間が経過するまで実行できません。 複製されたグループを手動で同期するには、次の手順を実行します。 1.
3. 削除 をクリックします。 非同期レプリケーショングループの削除 ダイアログボックスが表示されます。 図 65. リモートレプリケーショングループの削除ダイアログ 4. 確認 チェックボックスにチェックを付けます。 5. OK をクリックします。 非同期レプリケーショングループがアレイレプリケーショングループ表から削除されます。 複製されたペアの削除 複製されたペアを削除すると、プライマリ仮想ディスクとセカンダリ仮想ディスク間の関係が解除されます。 両方の仮想ディスクが標準仮想ディスクステータスに戻り、データは削除されません。操作の開始後は、レ プリケーション関係を回復できません。 複製されたペアを削除するには、次の手順を実行します。 1. すべてのストレージアレイ 表で、非同期レプリケーショングループを持つストレージアレイ(ここから 複製されたペアを削除)を選択します。 2.
3. 複製されたペアの削除 をクリックします。 非同期レプリケーショングループメンバーの削除 ダイアログが表示されます。 図 66. リモートレプリケーショングループメンバーの削除ダイアログ 4. 確認ボックスを選択します。 5.
図 67. データストアビュー MD vCenter Plug-In の手動登録解除 MD vCenter plug-in を削除する必要がある場合、アプリケーションサーバーからプラグインをアンインスト ールすることができないときは、次の手順を使用できます。 1. ブラウザから、vCenter Server の IP アドレスに /mob を付けてアクセスします(例:http:// 192.168.51.21/mob) 。 2. コンテンツ リンクをクリックして、利用可能な ServiceContent に移動します。 3. ExtensionManager をクリックして、登録済みのエクステンションのリストを表示します。 4. UnregisterExtension を使用して、利用可能なエクステンションから登録解除するエクステンション名 。 を入力します(例えば、Dell MD Storage Array vCenter Plug-in) 5.
6. vSphere Client を再起動して、変更を反映します。 図 68. エクステンションの手動登録解除 MD vCenter Plug-In のアンインストール アプリケーションサーバーにあるアンインストーラ(C:\Program Files\Dell MD Storage Array vCenter Management Plug-in\Uninstall Dell MD Storage Array vCenter Plug-In\Uninstall Dell MD Storage Array vCenter Management Plug-in.
6 MD vCenter Plug-In の問題のトラブルシュ ーティング 本項では、MD vCenter Plug-in ログファイルを開いて読む方法の説明、よくある質問への回答、MD vCenter Plug-in で発生する可能性のある共通の問題の解決方法を記載しています。 アプリケーションサーバーログ MD vCenter Plug-in から実行されるすべてのプロシージャは、アプリケーションサーバー上の次のファイル に記録されます:C:\Program Files\Dell MD Storage Array vCenter Management Plug-in\jetty\logs\ vCenter2-logx.y.csv。このファイルは 24 時間ごとにアーカイブされ、ファイルが上書きされた後、10 日間 保管されます。このファイルは、メモ帳、CVSed、または類似のビューワで開くことができます。 メモ: ファイルがロックされている場合は、別の名前でファイルのコピーを作成して、コピーされたフ ァイルを開くことができます。 図 69.
アプリケーションサーバーと通信できない 1. ファイアウォール設定をチェックして、Jetty TCP ポートが有効になっていることを確認してください。 Jetty TCP ポートが有効になっていない場合は、有効にしてください。 2.
• ストレージアレイでの設定クリア操作は、設定全体をクリアし、ストレージアレイ名をデフォルト名に変 更します。設定クリア操作の後、MD vCenter Plug-in は、ストレージアレイを初回のインストール環境 とみなします。MD vCenter Plug-in がストレージアレイを認識できるようにするには、次の手順を実行 します。 a. MD vCenter Plug-in からストレージアレイを削除します。 b. MDSM で、ストレージアレイ名を変更します。 c.
図 70.
7 困ったときは 関連マニュアル メモ: PowerEdge マニュアルは、www.dell.com/poweredgemanuals にアクセスし、システムのサー ビスタグを入力してお使いのシステムのマニュアルを入手してください。 メモ: PowerVault マニュアルは、www.dell.com/powervaultmanuals にアクセスし、システムのサー ビスタグを入力してお使いのシステムのマニュアルを入手してください。 メモ: Del l サポートフォーラムについては、en.community.dell.com/support-forums/default.aspx にアクセスして下さい。 メモ: Dell アドバンスサーチについては、search.dell.com/index.aspx にアクセスしてください。 VMware サポート情報 vSphere マニュ アル(ESXi、 ESX、および vCenter Server) vmware.com/support/pubs/vs_pubs.html VMware Knowledge Base(検索可能 なサポートの問 題) kb.
3. サポート メニューから すべてのサポート をクリックします。 4. 適切なサービスまたはサポートのリンクを選択します。 5.