Dell™ PowerVault™ MD Storage Manager ユーザーズガイド www.dell.com | support.dell.
メモおよび注意 メモ : コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意 : 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その 危険を回避する方法を説明しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge および PowerVault は Dell Inc. の商標で す。Microsoft、Windows、Windows Server、MS-DOS、および Internet Explorer は米国およびその他 の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。Red Hat および Red Hat Enterprise Linux は Red Hat, Inc. の登録商標です。SUSE は Novell, Inc.
目次 1 本書について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 ユーザーインタフェース . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 10 10 10 11 11 11 サマリタブ . . 設定タブ . . . 変更タブ . . . ツールタブ . . iSCSI タブ . . サポートタブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
警告通知の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 23 24 バッテリ設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 E- メール警告の設定 SNMP 警告の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Windows におけるホストエージェントソフトウェアの起動 または再起動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 Linux におけるホストエージェントソフトウェアの起動 または再起動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 iSCSI の使い方 . iSCSI タブの使い方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 . . . . . . . . . . . . .
ホストについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 ホストアクセスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 自動設定 . . . . . . . . . . . . 手動設定(SAS HBA を使用) . 手動設定(iSCSI を使用) . . . ホストアクセスの削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38 38 39 40 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ホストグループ . . . . . . . . . . . . . . . ホストグループの作成 . . . . . . . . . ホストグループへのホストの追加 . . . ホストグループからのホストの削除 . 別のホストグループへのホストの移動 ホストグループの削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ストレージアレイのメディアスキャン . . . . . . . . . . . . メディアスキャンの設定の変更 . . . . . . . . . . . . . メディアスキャンの一時停止 . . . . . . . . . . . . . . Microsoft のサービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 仮想ディスクサービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . ボリュームシャドウコピーサービス . . . . . . . . . . . 58 59 60 60 60 60 7 プレミアム機能 — スナップショット 仮想ディスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . シンプルパスを使用したスナップショット 仮想ディスクの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . シンプルパスについて . . . . . . . . . . . . . . . . . .
仮想ディスクのコピーの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80 仮想ディスクコピーを作成するためのホスト サーバーの準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 仮想ディスクのコピー . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80 81 仮想ディスクのコピー中のストレージアレイの パフォーマンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82 コピー優先度の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83 仮想ディスクのコピーの停止 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83 仮想ディスクの再コピー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84 仮想ディスクの再コピーを行うためのホスト サーバーの準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 仮想ディスクの再コピー . . . . . .
SMrepassist ユーティリティ . . . . . . . . . . . . . . . . . 98 サポート情報パッケージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99 識別できないデバイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99 ストレージアレイが識別できない場合の復旧方法 . . . . . . 100 A エンクロージャのハードウェアの交換、 メンテナンス、および構成に関する 考慮事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 接続されている拡張エンクロージャの EMM (エンクロージャ管理モジュール)の 取り外しと取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 拡張エンクロージャからの EMM の取り外し . . . . . 103 拡張エンクロージャへの EMM の挿入 . . . . . . . . 103 物理ディスクの取り外しと取り付け . . . . . . .
本書について Dell™ PowerVault™ Modular Disk(MD)Storage Manager ソフトウェア は、複数のストレージアレイを作成および管理する目的で使用します。MD Storage Manager は、ストレージアレイに接続されているどのホスト上でも、 また同じサブネットワークに接続されているストレージ管理ステーション上でも 使用できます。 MD Storage Manager ソフトウェアは、複雑なインストール、設定、管理、 および診断のタスクを簡単にするために設計された、ウィザード形式のツールと タスクベースの構造を持つ GUI です。 また、MD Storage Manager ソフトウェアには、ストレージアレイに重要な 問題が発生したときに警告を送信する、オプションのイベント監視サービスや、 MD Storage Manager が実行する機能にアクセスできる、コマンドラインイン タフェース(CLI)も含まれています。 このガイドは、ストレージアレイの基本機能に精通しているユーザーを対象にして います。特定の機能における、サポートされている OS 間での違いについては
• アレイセレクタの下はコンテンツ領域になっています。この領域にはいくつ かのタブがあり、選択されているアレイ上で実行できるタスクが分類されて います。タブをクリックすると、コンテンツ領域に、そのタブに関連した タスクにアクセスできるリンクが表示されます。次の項に、各タブで実行で きるタスクの一覧を示します。 サマリタブ • ストレージアレイのステータスの表示 • ストレージアレイ内のハードウェアコンポーネントの表示 • ストレージアレイの容量の表示 • ホスト、マッピング、およびストレージパーティションの表示 • 仮想ディスクグループおよび仮想ディスクの表示 • オンラインヘルプ、FAQ、およびストレージ概念についてのチュートリアル へのアクセス 設定タブ • ホストアクセスの設定 • ホストグループの作成 • ホットスペアの作成 • 仮想ディスクの作成 • スナップショット仮想ディスクの作成(有効な場合) • 仮想ディスクコピーの作成(有効な場合) • ホスト対仮想ディスクのマッピングの作成 変更タブ • ホストトポロジの変更 • 仮想ディスクの名前の変更と削除 • ディスクグループへの空き容量の追
ツールタブ • ストレージアレイの名前の変更 • パスワードの設定または変更 • プレミアム機能の表示または有効化 • インジケータの点灯 • エンクロージャ ID 番号の変更 • エンクロージャタグの設定または変更 • E- メール警告と SNMP 警告の設定 • コントローラクロックの同期化、ネットワーク設定の変更、またはバッテリ 設定の変更 • • • システム設定の継承 メディアスキャンの設定の変更 読み取り前の冗長性チェック設定の変更 iSCSI タブ • • • • • • • ターゲットによってサポートされている認証方法の設定 相互認証の許可の定義 識別対象のためのエイリアスの設定 iSCSI ターゲットの検出方法の変更 iSCSI ホストポートのパラメータの設定 iSCSI セッションの表示または終了 iSCSI 統計の表示 メモ : iSCSI タブは、コントローラに iSCSI ホストポートが含まれている場合に MD Storage Manager にのみ表示されます。 サポートタブ • 障害からの復旧 • サポート情報の取得 • ストレージアレイプロファイルの表示 • RAI
その他の情報 警告 : 規制および安全に関する完全な情報については『製品情報ガイド』を参照 してください。保証情報に関しては、『サービス & サポートのご案内』を参照して ください。 • 『Setting Up Your Dell PowerVault MD』では、ストレージアレイの セットアップとケーブル接続の概要を説明しています。 • 『Dell™ PowerVault™ MD Installation Guide』では、ソフトウェアと ハードウェアの両方に関するインストールと設置、および設定の手順を説明 しています。 • 『Dell™ PowerVault™ MD Hardware Owner's Manual』では、 ハードウェアエンクロージャについて説明しています。 • 『Dell™ PowerVault™ MD Storage Manager CLI Guide』では、コマン ドラインインタフェース(CLI)の使い方を説明しています。 • Dell™ PowerVault™ MD の『Resource CD』には、すべてのマニュアル と管理ツールが含まれています。 • Dell™
ストレージアレイについて 本章では、MD Storage Manager からストレージアレイを管理するための基本 的な手順について説明します。この手順には、アレイの追加と削除、初期設定、ア レイに対するパスワードの設定、警告通知の設定などが含まれます。 ストレージアレイの計画については、『インストールガイド』を参照してください。 次に、本章で使用する用語について簡単に説明します。 • 物理ディスク — データを格納するための非揮発性ランダムアクセス可能デ バイス。 • ホスト — ストレージアレイにアクセスし、仮想ディスクにマップされる システム。 • ホストグループ — 論理的に関連付けられ、同じ仮想ディスクへのアクセスを 共有する複数のホスト。 • ホストエージェントソフトウェア — 帯域内管理とトポロジ検出を行うホスト 上のソフトウェア。 • 論理ユニット番号(LUN)— ストレージアレイ内の各仮想ディスクを識別 するアドレス。 • イベントモニタ — 有効になっていれば、管理ストレージアレイ上のアク ティビティを監視し、重要な問題が発生するとホストまたはリモートシス テムにこ
帯域外管理と帯域内管理 ストレージアレイの管理は次の 2 つの方法で行われます。 帯域外管理 帯域内管理 帯域外管理では、データはコマンドおよびイベントから隔離されます。データは ホストツーコントローラインタフェースでやり取りされ、コマンドとイベントは 管理ポートのイーサネットケーブルを使用します。 帯域外管理では、各 RAID コントローラモジュールの管理イーサネットポートに 対して、IP アドレス、サブネットワークマスク(サブネットマスク)、ゲートウェ イといったネットワーク構成を設定する必要があります。DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーを使用している場合には、自動ネット ワーク構成を有効にすることができます。DHCP サーバーを使用していない場合 には、手動でネットワーク構成を設定する必要があります。 • • メモ : RAID コントローラモジュールのネットワーク設定は、DHCP サーバーを使用 して割り当てることができます(デフォルト設定)。ただし、DHCP サーバーが利用 できず、10 秒の選択時間がタイムアウトになると、RAID コント
ストレージアレイの自動検出 自動検出プロセスでは、ローカルサブネットワーク(サブネット)全体にブロー ドキャストメッセージが送信され、そのメッセージに応答したストレージアレイ が追加されます。自動検出プロセスは、帯域内ストレージアレイと帯域外スト レージアレイの両方を検出できます。 手動でのストレージアレイの追加 ストレージアレイがローカルサブネット外にある場合は、手動追加方式を使用し ます。このプロセスでは、ストレージアレイの識別情報を指定する必要があり ます。 • 帯域内管理を使用するストレージアレイを追加するには、ホストのホスト名 か IP アドレスを指定します。 帯域内管理と iSCSI を使用してストレージアレイを追加する場合は、最初に ホストサーバーのイニシエータとストレージアレイの間にセッションを確立 する必要があります。詳細については、Modular Disk 3000i システム 『インストールガイド』で、「iSCSI の設定」を参照してください。 帯域内管理通信を確立する前に、ホストエージェントを再起動する必要が あります。25 ページの「Windows におけるホストエージェント
3 表示される一覧からストレージアレイを選択し、点滅 をクリックします。 ストレージアレイ前面のインジケータが点滅します。 4 アレイの位置を確認できたら、停止 をクリックします。 選択されているストレージアレイの名前を変更するには、次の手順を実行します。 1 ツール タブをクリックします。 2 ストレージアレイ名の変更 をクリックします。 3 ストレージアレイ名は、一意で、わかりやすく覚えやすい名前にしてくだ さい。 4 OK をクリックします。 メモ : 後で忘れてしまうようなわかりにくい名前は使用しないでください。 ストレージアレイの削除 特定のストレージ管理ステーションから管理する必要がなくなったストレージア レイを、管理アレイ一覧から削除することができます。ストレージアレイを削除 しても、ストレージアレイそのものやストレージアレイ上のデータには影響しま せん。ストレージアレイの削除とは、単に、アレイセレクタ内のドロップダウン リストのストレージアレイ一覧からの削除を意味します。ストレージアレイが誤っ て削除されてしまった場合でも、追加し直すことができます(14 ページの「スト
3 ストレージアレイのパスワードの設定 — 仮想ディスクの削除など、スト レージアレイに対する不正な操作を防止するために、一意のパスワードを設 定します。 4 警告通知の設定 — 注意を要するストレージアレイの状態を管理者に通知す る E- メール警告と SNMP 警告を有効にします。詳細については、22 ペー ジの「警告通知の設定」を参照してください。 a E- メールの送信者の設定 — E- メール警告を送信するときに MD Storage Manager が使用する SMTP、E- メールアドレス、および連 絡先情報を指定します。 b E- メールアドレスの追加と編集 — E- メールベースの警告を受信するア カウントに関する情報を指定します。 c SNMP 警告の設定 — SNMP ベースの警告を受信するホストに関する情 報を指定します。 5 iSCSI ホストポートの設定 — RAID コントローラモジュール上の iSCSI ホス トポートのネットワークパラメータを設定します。 6 ホストアクセスの設定 — ストレージアレイにアクセスする 1 つまたは複数 のホストを設定しま
c ターゲット ID の変更 — 識別を容易にするために、ターゲットのエイ リアスを定義します。 d ターゲット検出の変更 — ネットワークでのターゲットの検出方法に関 するパラメータを設定します。 9 プレミアム機能の表示と有効化(オプション)— プレミアム機能(スナップ ショット仮想ディスクと仮想ディスクコピー)を購入している場合には、現 在使用できるプレミアム機能を確認し、無効になっている場合には、これら の機能を有効にできます。 10 イーサネット管理ポートの設定(オプション)— ストレージアレイを帯域外 イーサネット接続用に管理するためのイーサネット管理ポートのネットワーク パラメータを設定します。 ストレージアレイのサポートデータ ストレージアレイに対するサポートデータを生成して、リモートトラブルシュー ティングに役立てたり、解析を行ったりすることができます。サポートデータレ ポートを生成するには、次の手順を実行します。 1 サポート タブをクリックし、次に サポート情報の収集 をクリックします。 2 参照 をクリックし、すべてのサポートデータの収集 ダイアログボックスを 表
2 新しいパスワードを入力するには、次の手順を実行します。 • • 現在のパスワード テキストボックスは空白のままにします。 新規パスワード テキストボックスと 新しいパスワードの確認 テキ ストボックスに、新しいパスワードを入力します。 パスワードを変更するには、次の手順を実行します。 • 現在のパスワード テキストボックスに現在のパスワードを入力し ます。 • 新規パスワード テキストボックスと 新しいパスワードの確認 テキ ストボックスに、新しいパスワードを入力します。 パスワードを削除するには、次の手順を実行します。 • 現在のパスワード テキストボックスに 現在のパスワードを入力します。 • 新規パスワード テキストボックスと 新しいパスワードの確認 テキ ストボックスには何も入力しません。 パスワードを忘れた場合には、デルに連絡してテクニカルサポートを受けてくだ さい。 パスワードに関する注意事項 パスワードの作成にあたっては、以下の事項に注意してください。 • ストレージアレイには安全なパスワードを設定してください。ユーザー当人 にとっては覚えやすく、他人にとっ
パスワードのリセット パスワードを紛失したり忘れたりして、パスワードのリセットが必要な場合は、 この手順を実行します。 シリアルケーブルの接続 1 パスワードリセットケーブルパッケージからシリアルケーブルを取り外し ます。 2 ケーブルの楕円形をした側の端(DB9)を RAID コントローラモジュールと の通信に使用するコンピュータのシリアルポートに接続します。 3 ケーブルの円形をした側の端(PS2 タイプ)をいずれかの MD RAID コン トローラモジュールのシリアルポートに接続します。コネクタの太い側を下 にして挿入してください。 パスワードリセットのためのシステムセットアップ Microsoft® Windows® OS 1 スタート → すべてのプログラム → アクセサリ → 通信 → ハイパーターミナル の順にクリックして、ハイパーターミナルを実行します。 ハイパーターミナルがインストールされていない場合は、コントロールパネ ル → アプリケーションの追加と削除 → Windows コンポーネントの追加 と削除 の順にクリックし、ハイパーターミナル を見つけてチェックボック スを
LINUX OS 以下の手順では、Linux のアプリケーションである MINICOM を使用してシリア ルポート経由で接続します。 1 ターミナル / コマンドウィンドウを開きます。 2 プロンプトで minicom(すべて小文字)と入力し、 を押します。 3 MINICOM が開いたら、 を押し、次に を押し、次にアル ファベットの を押して設定画面を開きます。 4 Serial Port Setup(シリアルポートのセットアップ)を選択し、 を押します。 を押して Hardware Flow Control(ハードウェアフロー制御)の 設定を no(なし)に変更します。 を押して Comm Parameters(通信パラメータ)を設定します。 を押して speed(速度)を 115200 に設定します。 を押して data(データ)、 parity(パリティ)、および stopbits(ストップビット)を 8-N-1 に設定し、 を押します。 を押して Comm P
6 プロンプトが表示されたら、メニューから <3> を選択して を 押します。 7 ストレージアレイのパスワードをリセットする場合は、プロンプトが表示 されたら と入力して を押します。 と入力した後 を押して、端末からログアウトします。 9 ハイパーターミナルまたは MINICOM を閉じます。 8 10 パスワードリセットケーブルを外します。 11 新しいパスワードを設定するには、MD Storage Manager ソフトウェア に移動し、ツール タブで Set Or Change Password Link(パスワード リンクの設定または変更)をクリックします。 12 現在のパスワードを空欄にし、新しいパスワードを 2 回入力して OK をク リックします。 メモ : この手順でサポートが必要な場合は、デルテクニカルサポートにお問い合わせ ください。デルへのお問い合わせの詳細については、『ハードウェアオーナーズマ ニュアル』の「困ったときは」を参照してください。 拡張エンクロージャの ID 番号の変更 MD3000/
E- メール警告の設定 E- メール警告を設定するには、ツール タブをクリックし、次に Set up e-mail alerts(E- メール警告の設定)をクリックします。 コンテンツ領域 に、Configure Sender E-mail Settings(E- メールの送信 者の設定)と Add or Edit E-mail Addresses(E- メールアドレスの追加ま たは編集)の 2 つのリンクが表示されます。 メモ : これらの設定は、管理ステーションによって現在管理されているすべてのス トレージアレイに適用されます。 E- メールの送信者設定には、MD Storage Manager が E- メール警告を送信す るときに使用する SMTP と E- メールのアドレス情報が含まれます。E- メールの 送信者設定を指定するには、次の手順に従います。 1 ツール タブをクリックし、次に E- メール警告のセットアップ をクリックし ます。 2 以下の情報を入力します。 • 送信者の E- メールアドレス — ネットワーク管理者の E- メールアドレ スのように、すべての E- メール警
• イベントとサポート — E- メール警告に、イベント情報と、警告を 生成したストレージアレイに関するサポート情報が含まれた圧縮 ファイルを含みます。 頻度 — ドロップダウンリストから次のオプションの 1 つを選択します。 4 • イベントごと — イベントが発生するたびに E- メールを送信しま す。このオプションがデフォルトです。 • x 時間ごと — 指定時間内にイベントが発生した場合、その指定時 間ごとに E- メールを送信します。このオプションは、送信する情 報 オプションが イベントとプロファイル または イベントとサポー ト に設定されている場合にのみ選択できます。 保存 をクリックします。 SNMP 警告の設定 SNMP 警告を受信するアドレス一覧に管理コンソールを追加するには、次の手順 を実行します。 メモ : MD ストレージアレイ対応の MIB が、完全インストールまたは管理ステー ションのインストールを選択した場合にクライアントディスレクトリにコピーされ ています。SNMP 管理コンソール上に、コンソールによって提供されるインタェー スを使用して、DellMDS
バッテリ設定 スマートバッテリバックアップユニット(BBU)は学習サイクルを実行できます。 スマート BBU モジュールには、バッテリ、バッテリガスゲージ、バッテリチャー ジャーが含まれます。学習サイクルでは、スマートバッテリゲージをキャリブレー トして、バッテリモジュールの充電量を測定できるようにします。学習サイクル は、バッテリが完全に充電された時点でのみ開始できます。 学習サイクルでは、次の操作を実行します。 • • あらかじめ設定されているしきい値までバッテリを放電します。 バッテリを最大容量まで充電します。 新しいバッテリモジュールを取り付けると、学習サイクルが自動的に開始されます。 デュプレックスシステム内の両方の RAID コントローラモジュールのバッテリに 対する学習サイクルは同時に実行されます。 メモ : 学習サイクルが完了するまで、数時間かかる場合があります。 メモ : この間、すべての仮想ディスクの書き込みキャッシュは使用できなくなります。 学習サイクルは、一定の間隔で、同じ曜日の同じ時刻に自動的に開始されるよう スケジュール設定されています。サイクルの間隔は週単位で設定します。
1 スタート → 設定 → コントロールパネル → 管理ツール → サービス の順に クリックします。 または スタート → 管理ツール → サービス の順にクリックします。 2 サービスのダイアログボックスで Modular Disk Storage Manager エージェント を選択します。 3 MD Storage Manager エージェントが実行中の場合は、操作 → 停止 の順 にクリックし、約 5 秒待ちます。 4 操作 → 開始 の順にクリックします。 Linux におけるホストエージェントソフトウェア の起動または再起動 ホストを再起動すると、SMagent ソフトウェアが自動的に起動します。ホスト サーバーの起動後にストレージアレイを追加した場合、または SMagent の実行中 に iSCSI セッションが作成された場合は、以下の手順に従って SMagent ソフト ウェアを手動で起動する必要があります。 ホストエージェントソフトウェアを起動または再起動するには、プロンプトで次の コマンドを入力します。 SMagent start SMagent ソフトウェアの初期化
iSCSI の使い方 本章では、MD Storage Manager における iSCSI の使い方について説明します。 iSCSI の必要条件と iSCSI のセットアップと設定に関する詳細な手順については、 『インストールガイド』を参照してください。 iSCSI タブの使い方 iSCSI タブは、コントローラに iSCSI ホストポートが含まれている場合にのみ MD Storage Manager に表示されます。iSCSI タブで、iSCSI ターゲットの 設定を定義または変更したり、CHAP 許可を入力したりできます。主な iSCSI 設定は以下のとおりです。 • ターゲット認証の変更 — ターゲットによってサポートされる認証方法を選 択します。 • 相互認証の許可の入力 — 相互認証を必要とするイニシエータの許可を定義 します。 • ターゲット識別の変更 — 識別を容易にするために、ターゲットにエイリア スを関連付けます。 • • ターゲット検出の変更 — インターネットストレージネームサービス (iSNS)サーバーの設定を使用して iSCSI ターゲットの検出方法を変更し ます
3 ターゲットへのアクセスを試みるすべてのイニシエータにアクセスを許可 する場合は、CHAP を選択します。CHAP を選択したにもかかわらず CHAP シークレットを定義していない場合は、エラーメッセージが表示 されます。 CHAP シークレットの入力 ダイアログボックスを表示するには、CHAP シーク レット をクリックします(28 ページの「CHAP シークレットの作成」を参照)。 このダイアログボックスで許可を定義します。 メモ : イニシエータが相互(双方向)認証を必要とする場合は、28 ページの「相 互認証の許可の入力」を参照してください。 相互認証の許可の入力 相互認証(双方向認証)は、クライアントまたはユーザーが自身をホストサーバー に対して、そしてホストサーバーが自身をユーザーに対して、認証する方法です。 この認証は、両者が相手方の識別情報を信頼することで成立します。 1 iSCSI タブをクリックし、相互認証許可の入力 をクリックします。 2 一覧からイニシエータを選択します。イニシエータの詳細が表示されます。 3 CHAP シークレット を選択し、表示されるダイアログボッ
ターゲット CHAP シークレット CHAP シークレットを使用する場合は、ターゲットの CHAP シークレットを定義 する必要があります。 CHAP シークレットで使用できる文字 CHAP シークレットに使用できる文字数は、12 ~ 57 です。CHAP シークレット では、32 ~ 126 進数の ASCII 値の文字がサポートされています。有効な ASCII 文字の一覧は、表 3-1 を参照してください。 表 3-1. CHAP シークレットで使用できる ASCII 文字 スペース ! " # $ % & ’ ( ) * + , - . / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = > ? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W ○ Y Z [ \ ] ^ _ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w X
iSCSI ターゲット検出の変更(オプション) メモ : iSCSI ターゲット検出の変更はオプションです。 1 iSCSI タブをクリックし、ターゲット検出の変更 をクリックします。 2 iSNS サーバーを使用します チェックボックスにチェックを入れて、iSCSI ターゲットの検出を有効にします。次のいずれか 1 つの方法を使用できます。 a DHCP オプション(IPv4 のみ)を使用してターゲットの検出を自動的に 有効にする。DHCP を更新することも可能です。 b IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスを入力してターゲットの検出を有効 にする。IP アドレスを手動で入力すると、詳細 をクリックしてカスタ ム TCP リスニングポートを設定することもできます。 3 無名の検出セッションを許可しない設定にするには、名前が付けられていな い検出セッションは許可されません を選択します。 無名の検出セッションとは、ターゲット名なしで実行が許可される検出セッション のことです。無名の検出セッションの場合、iSCSI セッション識別子(ISID) ルールを強制するターゲット名もターゲットポータ
IP アドレスを手動で入力すると、詳細 をクリックして iSCSI ターゲッ トの検出のための詳細パラメータを設定することもできます。 iSCSI ホストポートの詳細設定 メモ : iSCSI ホストポートの詳細設定はオプションです。 個々の iSCSI ホストポートに詳細設定を使用して、TCP フレームサイズ、仮想 LAN、およびネットワーク優先度を指定します。 表 3-2.
iSCSI セッションの表示または終了 1 iSCSI タブをクリックし、次に iSCSI セッションの表示 / 終了 をクリック 2 表示するセッションを 現在のセッション ボックスで選択します。詳細は下 の 詳細 ボックスに表示されます。 3 セッションを終了する場合は、次の手順を実行します。 します。 a 終了するセッションを選択し、セッションの終了 をクリックして セッ ションの終了 確認ウィンドウを表示します。 b 確認ウィンドウに はい と入力して、iSCSI セッションを終了することを 確認します。次に OK をクリックします。 メモ : セッションを終了すると、対応する接続はすべてホストとストレージ アレイの間のリンクを終了し、ストレージアレイ上のデータは使用できなく なります。 メモ : MD Storage Manager を使用してセッションを手動で終了すると、 iSCSI イニシエータソフトウェアは、切断されたストレージアレイへの接続の 再確立を自動的に試行します。その結果、エラーメッセージが表示される場合 があります。 4 名前を付けて保存 をクリックして
4 統計のベースラインを設定するには、次の手順を実行します。 a ベースライン統計 を選択します。 b ベースラインの設定 をクリックします。 c 表示されるダイアログボックスで、ベースライン統計を設定することを 確認します。 ベースライン時刻には、最後にベースラインを設定した時刻が表示され ます。サンプリングインタバルとは、ベースラインを設定してからダイ アログボックスを開くかまたは 更新 をクリックするまでの経過時間 です。 メモ : ベースライン統計を比較する前に、まずベースラインを設定する必要が あります。 ホストトポロジの編集、削除、または名前の変更 間違ったホストやホストグループにアクセスを許可してしまった場合に、ホスト トポロジを削除または編集できます。以下のいずれかの方法でホストトポロジを 修正してください。 表 3-3.
表 3-3.
イベントモニタ MD Storage Manager にはイベントモニタが付属しています。有効になってい る場合、イベントモニタはバックグラウンドで連続して実行され、管理下にある ストレージアレイ上のアクティビティを監視します。イベントモニタは重要な問 題を検出すると、電子メール、SNMP(Simple Network Management Protocol)トラップメッセージ、またはその両方を使用して、ホストまたはリ モートシステムにこれを通知できます。 連続して、かつ適宜イベントの通知を行うためには、1 日 24 時間実行する管理 ステーション上でイベントモニタを有効にしておく必要があります。複数のシス テム上でイベントモニタを有効にしたり、イベントモニタと MD Storage Manager の組み合わせをアクティブにしたりすると、イベントが重複してしま う可能性がありますが、これは、アレイ上に複数の障害が発生していることを示 すものではありません。 イベントモニタの有効化 イベントモニタはいつでも有効にできます。 メモ : デフォルトで、1 日 24 時間実行する管理ステーション上で開始するように
イベントモニタの無効化 警告通知を送信する必要がなくなったら、イベントモニタを無効にします。また、 複数のシステムでイベントモニタを実行している場合には、1 つのシステム以外 のシステムでイベントモニタを無効にすれば、メッセージの重複を避けることが できます。 Windows 1 スタート → 設定 → コントロールパネル → 管理ツール → サービス の順に 選択します。 または スタート → 管理ツール → サービス の順に選択します。 2 サービスの一覧から、Modular Disk Storage Manager イベントモニ タ を選択します。 3 アクション → プロパティ の順に選択します。 4 サービスの状態 領域で、停止 をクリックします。 Linux コマンドプロンプトで、 SMmonitor stop と入力し、 を押します。 プログラムのシャットダウンが完了すると、次のメッセージが表示されます。 Stopping Monitor process.
ホストについて 本章では、ホストグループ、ホストアクセス、ホストトポロジ、および I/O データ パス保護の基本的な情報について説明します。 ホストとは、ストレージアレイにアクセスし、1 つまたは複数のホスト接続で仮想 ディスクにマップされるシステムのことです。ホストには次の属性があります。 • • • ホスト名 — ホストを一意に識別する名前。 ホストタイプ — ホストで実行されている OS。 ホスト接続 — ホストサーバーに対する物理的な接続。ホスト接続は、MD Storage Manager によって自動的に検出でき、ユーザーによって割り当て られるエイリアスによって識別されます。 • ホストグループ — 同じ仮想ディスクへのアクセスを共有する複数のホスト が関連付けられたグループ。 ホストアクセスの設定 ホストアクセスを設定することにより、特定のホストに対してストレージアレイ へのアクセスを許可したり拒否したりすることができます。ホストアクセスを許可 すると、そのホストはストレージアレイ上の仮想ディスクにマップできる状態に なります。サマリ タブの ホスト & マッピング 領域には、アレイに
自動設定 メモ : 自動設定を使用するには、ホストを接続しておく必要があり(iSCSI または SAS)、接続後はホストエージェントを再起動します。 ホストからストレージアレイへのアクセスを自動的に設定するには、次の手順を 実行します。 1 設定 タブをクリックし、次に ホストアクセスの自動設定 をクリックします。 2 ストレージアレイへのアクセスが既に許可されているホストを確認するには、 設定済みホストの表示 をクリックします。 3 使用可能なホスト ウィンドウで、ストレージアレイへのアクセスを許可す るホストを選択します。 4 選択したホストのポートとホストタイプを確認するには、一覧の右側の 詳 細表示 をクリックします。 5 追加 をクリックして、特定のホストを 選択されたホスト ウィンドウに移動 します。 6 OK をクリックし、選択したホストのアクセス設定を完了します。 手動設定(SAS HBA を使用) メモ : 手動で設定したホストアクセスは、各ホストに正しい SAS ホストポートの World Wide ID が選択されていることを確認するために、特別な注意が必要です
ホストポートを手動で定義するには、新規 ボタンをクリックし、新規 HBA ホストポートの入力 ダイアログボックスに HBA ホストポート と エイリア ス を入力し、追加 をクリックします。 5 次へ をクリックします。 6 ホストがホストグループ(クラスタ)に所属しているかどうかを示します。 ホストグループに所属していない場合は、いいえ を選択します。 ホストグループに所属している場合は、はい を選択します。 – 新しいホストグループを作成する場合は、新しいホストグループ名の入 力 テキストボックスに名前を入力します。 – 既存のホストグループにホストを追加する場合は、既存のホストグルー プの選択 ボックスからホストグループを選択します。 7 次へ をクリックします。 8 完了 をクリックしてホストを設定します。 手動設定(iSCSI を使用) ストレージアレイがホストを LUN マッピングに使用できるようにするために、 以下の手順で設定します。 1 2 設定 タブをクリックし、次に ホストアクセスの手動設定 をクリックします。 ホスト名の入力 テキストボックスに、ユーザーが選択
6 ホストがホストグループ(クラスタ)に所属しているかどうかを示します。 ホストグループに所属していない場合は、いいえ を選択します。 ホストグループに所属している場合は、はい を選択します。 – 新しいホストグループを作成する場合は、新しいホストグループ名の入 力 テキストボックスに名前を入力します。 – 既存のホストグループにホストを追加する場合は、既存のホストグルー プの選択 ボックスからホストグループを選択します。 7 次へ をクリックします。 8 完了 をクリックしてホストを設定します。 ホストアクセスの削除 ホストからストレージアレイへのアクセスを削除するには、次の手順を実行します。 1 変更 タブをクリックし、トポロジの編集 をクリックします。 2 ホストトポロジの一覧で、ホストグループ名の左側のプラス記号(+)を クリックします。 ホストグループが展開され、グループ内のホストが表示されます。 3 一覧から、アクセスを削除するホストの名前を選択し、一覧の右側の 削除 をクリックします。はい をクリックし、アクセスを削除します。 4 アクセスを削除する各ホストに対
ホストグループの作成 1 設定 タブをクリックし、次に ホストグループの作成 をクリックします。 2 新しいホストグループ名の入力 テキストボックスに、新しいホストグルー プの名前を入力します。 3 追加するホストの選択 一覧で、ホストグループに追加するホストの名前を クリックし、追加 をクリックします。 ホストが グループのホスト 一覧に移動します。 4 ホストグループに追加するすべてのホストを グループのホスト 一覧に移行 するまで、手順 3 を繰り返します。 5 OK をクリックします。 ホストグループへのホストの追加 1 変更 タブをクリックし、次に ホストトポロジの編集 をクリックします。 ホストとホストグループの一覧が表示されます。 2 ホストトポロジの一覧で、ホストグループ名の左側のプラス記号(+)を クリックします。 ホストグループが展開され、グループ内のホストが表示されます。 3 移動するホストをクリックし、移動 をクリックします。 4 ホストの移動先のホストグループを選択します。 5 OK をクリックします。 ホストがホストグループに移動します。 ホ
4 一覧の右側の 削除 をクリックします。 5 はい をクリックし、ホストを削除します。 ホストがホストグループから削除されます。ホストは、自身に割り当てられた 仮想ディスクのマッピングは保持し、ホストグループに割り当てられている仮想 ディスクのマッピングを失います。 別のホストグループへのホストの移動 1 変更 タブをクリックし、次に ホストトポロジの編集 をクリックします。 ホストとホストグループの一覧が表示されます。 2 ホストトポロジの一覧で、ホストグループ名の左側のプラス記号(+)を クリックします。 ホストグループが展開され、グループ内のホストが表示されます。 3 別のグループに移動するホストの名前をクリックし、移動 をクリックし ます。 4 ホストの移動先のホストグループを選択します。 5 OK をクリックします。 ホストが、指定したホストグループに移動します。 ホストは、自身に割り当てられた仮想ディスクのマッピングを保持したまま、移 動先のホストグループに割り当てられている仮想ディスクマッピングも継承しま す。そして、以前所属していたグループに割り当てられていた仮
ホストトポロジ ホストトポロジとは、ストレージアレイに対して設定されているホスト、ホスト グループ、およびホストインタフェースの階層のことです。変更 タブからアクセ スされる ホストトポロジの編集 画面に、ホストグループ、各ホストグループに含 まれているホスト、および各ホストのホスト接続の階層が表示されます。 以下のタスクによって、ホストトポロジを変更することができます。 • ホストまたはホスト接続を移動する • ホストグループ、ホスト、またはホスト接続の名前を変更する • ホスト接続を追加する • ホスト接続を交換する • ホストタイプを変更する MD Storage Manager は、ホストエージェントソフトウェアを実行しているホ ストに対する変更を自動的に検出します。 ホストコンテキストエージェント ホストコンテキストエージェントは、ホストトポロジを検出します。ホストコン テキストエージェントは、ホストが起動したときに起動し、ホストの電源が切ら れたときに停止します。ホストコンテキストエージェントによって検出されたトポ ロジは、MD Storage Manager の 設定 タブにある ホストア
Windows Windows では、管理ツール の サービス オプションからホストコンテキスト エージェントを再起動できます。ホストコンテキストエージェントにアクセスする には、次の手順を実行します。 1 スタート → 設定 → コントロールパネル → 管理ツール → サービス の順に 選択します。 または スタート → 管理ツール → サービス の順に選択します。 2 サービスの一覧から、Modular Disk Storage Manager エージェン ト を選択します。 I/O データパスの保護 1 台のホストに対して複数のホスト対アレイの接続を設定できます。ストレージ アレイに対するホストのアクセスを設定する際には、アレイに対するすべての 接続を選択することが必要です。 注意 : ケーブル構成の詳細については、『インストールガイド』を参照してください。 メモ : 冗長性を最大にするには、ホストトポロジを手動で定義する際に、アレイに 対するすべてのホスト接続を選択する必要があります。たとえば、ホストへのアク セスを手動で設定する際、2 つのホスト接続が表示される場合があります。 このホ
フェイルオーバー中、仮想ディスク転送は重要なイベントとして記録され、スト レージアレイに警告宛先が設定されている場合には、警告通知が自動的に送信さ れます。 ホストについて 45
ホストについて
ディスクグループと仮想ディスク 次に、本章で使用する用語について簡単に説明します。 • ディスクグループ — 論理的にグループ化され、同じ RAID レベルが割り当て られた物理ディスクのセット。各ディスクグループ上に、1 つ以上の仮想 ディスクが作成されます。 • 仮想ディスク — ホストがストレージアレイ上のストレージにアクセスできる ように作成される論理コンポーネント。仮想ディスクは、ディスクグループ 上の使用可能な容量を使用して作成され、複数の物理ディスクが使用されて いる場合でも 1 つの論理コンポーネントとして表示されます。 • ストレージパーティショニング — 単一ホストからアクセスできる、または ホストグループ内のホスト間で共有される 1 つ以上の仮想ディスクから 成るエンティティにストレージアレイを分割する論理的手段。 • 未設定の容量 — ディスクグループにまだ割り当てられていない物理ディ スク。 • 空き容量 — 仮想ディスクに割り当てられていないディスクグループ内の スペース。 • スタンバイホットスペアドライブ — ホットスペアドライブとして割り当て られ、障
メモ : 仮想ディスクを作成する前に、物理ディスクをディスクグループとして設定 し、ホストアクセスを設定する必要があります。その後、ディスクグループ内に仮想 ディスクを作成できます。 メモ : ディスクグループには同一タイプの物理ディスクを使用する必要があります。 SAS ディスクと SATA II ディスクを同じディスクグループ内に使用することはでき ません。 仮想ディスクの作成は、次のいずれかの方法で行います。 • 未設定の容量から新しいディスクグループを作成します。まず、ディスクグ ループに対して RAID レベルと空き容量(使用可能な記憶領域)を定義し、 次に、新しいディスクグループに対する最初の仮想ディスクのパラメータを 定義します。 • 既存のディスクグループの空き容量に新しい仮想ディスクを作成します。 新しい仮想ディスクのパラメータを設定するだけで作成できます。 ディスクグループには、ディスクグループを作成したときに設定されている空き 容量があります。その空き容量を使用して、ディスクグループを分割し、1 つ以上 の仮想ディスクを作成できます。 ディスクグループと仮想ディスクは、自
自動設定 仮想ディスクを素早くセットアップするには、設定 タブをクリックし、自動設定 を クリックします。 自動設定では、各仮想ディスクに対して個々のオプションを設定する必要はあり ません。自動設定を使用した場合、以下のことが行われます。 • • • • アレイ上の使用可能なすべての未設定容量が使用されます。 • RAID レベル 1、5、または 6 のディスクグループの場合、ストレージアレ すべてのディスクグループに同じ RAID レベルが設定されます。 すべての仮想ディスクが同じ容量になります。 作成される仮想ディスクの数は、選択されている RAID レベルと、使用可能 な未構成容量によって決まります。 イ内の使用可能なドライブ数とドライブタイプによって、ホットスペアドラ イブが自動的に選択されます。 手動設定 仮想ディスクまたはディスクグループを個別に作成するには、設定 タブをクリッ クし、仮想ディスクの作成 をクリックします。1 つのディスクグループと仮想 ディスクが一度に作成されますが、その際、各仮想ディスクとディスクグループの RAID レベルと容量を指定できます。ディスクグループまた
メモ : ディスクグループに複数の物理ディスクを追加する場合には、すべての 物理ディスクを同じ容量にすることをお勧めします。容量が異なる物理ディ スクを使用することもできますが、ディスクグループの全体の容量は、容量 が最も小さい物理ディスクがベースになります。つまり、容量が大きいディ スクの補足分は使用されません。 6 追加 をクリックして、手順 5 で選択したディスクを 選択された物理ディス ク 一覧に追加します。 7 選択済み物理ディスク一覧の下の 容量の計算 をクリックすると、作成する ディスクグループの容量を確認できます。 8 ディスクグループの容量を増減する場合には、一覧からディスクを選択し、 追加 ボタンまたは 削除 をクリックします。 9 ディスクグループが希望の容量になったら、ページ下の 完了 をクリックし ます。 10 ディスクグループと仮想ディスクの作成 - 完了 ページで 新規のディスクグ ループを使用して仮想ディスクを作成 をクリックした後、はい をクリックし ます。 11 新規の仮想ディスク容量 ボックスに、新しいディスクグループ内に作成する 最初の仮想ディス
空き容量からの仮想ディスクの作成 既存のディスクグループに仮想ディスクを手動で作成する場合は、最初に、新しい 仮想ディスクを作成するディスクグループを指定します。次に、以下の手順で新 しい仮想ディスクを作成します。 1 設定 タブをクリックし、次に 仮想ディスクの作成 をクリックします。 2 仮想ディスクの作成 — 容量タイプの選択 ページの 空き容量 を選択します。 3 ディスクグループの左側のプラス記号(+)をクリックし、そのディスク グループ内の仮想ディスクと空き容量を表示します。 4 変更するディスクグループの空き容量をクリックし、ページ下の 次へ をク リックします。 5 新規の仮想ディスク容量 ボックスに、作成する仮想ディスクのサイズを指定 します。 6 名前 テキストボックスに、仮想ディスクの名前を入力します。 7 仮想ディスクに格納するファイルの種類を指定します。この選択に基づいて、 MD Storage Manager が仮想ディスクを最適化します。以下の項目を選択 できます。 – – – ファイルシステム(通常) データベース マルチメディア 8 仮想デ
Linux メモ : hot_add ユーティリティを実行するには、スーパーユーザー(Linux) 権限が必要です。 hot_add ユーティリティは、ホストエージェントパッケージと共にインストール されており、Linux コマンドラインから実行されます。MD Storage Manager から hot_add ユーティリティを実行することはできません。 Windows Windows では、仮想ディスクは自動的に登録されます。 メモ : Windows Server 2008 ホストにマップされた仮想ディスクは、デフォルトで オフラインの表示になっています。仮想ディスクをオンラインにするには、Disk Management MMC(Windows Server 2008 の GUI バージョンを使用している 場合)または DiskPart ユーティリティ(Windows Server 2008 の Core バージョン を使用している場合)を使用します。 ホットスペアドライブ保護 ストレージアレイ内にホットスペアドライブを設けて、物理ディスクに障害が発生 したときのために備えることができます。ホッ
3 割り当て をクリックします。 自動設定機能を使用してホットスペア保護を削除するには、次の手順を実行します。 1 設定 タブをクリックし、次に ホットスペアの設定 をクリックします。 2 ホットスペアの自動設定 をクリックします。 3 割り当て解除 をクリックします。 4 ダイアログボックスの OK をクリックします。 ホットスペアの手動設定 ストレージアレイ内のドライブセットに対してホットスペアドライブを手動で設 定することができます。手動設定では、個々のドライブに対してホットスペア保 護のタイプと容量を割り当てることができます。 1 設定 タブをクリックし、次に ホットスペアの設定 をクリックします。 2 ホットスペアドライブを手動で割り当てるには、ホットスペアの手動設定 を クリックします。 3 Drive sets(ドライブセット)一覧で、保護するドライブをクリックし、 割り当て をクリックします。 ホットスペアの割り当て ダイアログボックスが表示されます。 4 ホットスペアの割り当て ダイアログボックスで、ホットスペア物理ディスク に設定する未割り当てのドライブを
ホスト対仮想ディスクのマッピングの作成 設定 タブをクリックし、次に ホスト対仮想ディスクのマッピングの作成 をクリッ クすることにより、ホスト対仮想ディスクのマッピングを作成できます。このリン クをクリックすると、マップするホストと仮想ディスクを選択する一連のページが 表示されます。 この設定を完了したら、サマリ タブの ホスト対仮想ディスクのマッピング をク リックして、作成した構成が正しいことを確認します。 ホスト対仮想ディスクのマッピングの変更と削除 マッピングが間違っていたり、ストレージアレイを再構成するなどのさまざまな 理由で、ホスト対仮想ディスクのマッピングを変更したり削除したりすることが 必要になる場合があります。ホスト対仮想ディスクのマッピングの変更または削 除は、ホストとホストグループの両方に適用されます。 注意 : ホスト対仮想ディスクのマッピングを変更したり削除したりする前に、ま ず、データ損失が起こらないように仮想ディスクへのデータアクセス(I/O)を停 止する必要があります。 1 仮想ディスクへのデータアクセス(I/O)を停止します。 2 変更 タブをクリックし、ホスト対
ストレージパーティショニング ストレージパーティションとは、単一ホストからアクセスできる、またはホスト グループの一部であるホストの間で共有されている、1 つまたは複数の仮想ディ スクから成る論理エンティティです。仮想ディスクを特定のホストまたはホスト グループに初めてマッピングを行う時に、ストレージパーティションが作成され ます。そのホストやホストグループに 2 回目以降マッピングを行っても、新しい ストレージパーティションは作成されません。 次の場合、1 つのストレージパーティションで十分です。 • 接続されている 1 台のホストのみで、ストレージアレイ内のすべての仮想 ディスクにアクセスする場合。 • 接続されているすべてのホストが、ストレージアレイ内のすべての仮想ディ スクへのアクセスを共有する場合。このタイプの構成を選択した場合、すべ てのホストが同じ OS を備え、仮想ディスクの共有とアクセスを管理する特 殊なソフトウェア(クラスタリングソフトウェアなど)を備えていることが 必要です。 次の場合、複数のストレージパーティションが必要です。 • 特定のホストがストレージアレイ内の特定の
ディスクグループの拡張 ディスクグループに空き容量を追加するには、次の手順に従います。 1 変更 タブをクリックし、次に 空き容量の追加(物理ディスク)をクリック します。 2 空き容量の追加 ページで、拡張するディスクグループをクリックします。 3 ディスクグループ一覧の下の 次へ をクリックします。 選択したディスクグループに関する情報が表示されます。 4 ディスクグループに容量を追加 ドロップダウンメニューから、ディスクグ ループに追加する未設定容量のサイズを指定します。 5 完了 をクリックし、ディスクグループへの容量の追加処理を開始します。 また、Windows ホストおよび Linux ホストの両方において、コマンドライン インタフェース(CLI)を使用して、ディスクグループに空き容量を追加すること もできます。詳細については、『CLI ガイド』を参照してください。 容量の拡張が完了したら、追加された空き容量を、新しい仮想ディスクの作成や 既存の仮想ディスクの拡張に使用できるようになります。 仮想ディスクの拡張 仮想ディスクの拡張は、標準仮想ディスクの容量を増やす動的な変更動
ディスクグループのエクスポート ディスクグループのエクスポート 操作により、ディスクグループ内の物理ディス クを取り外す準備が行われます。物理ディスクを取り外してオフラインで保存 したり、ディスクを別のストレージアレイにインポートできます。ディスク グループのエクスポート 操作の完了後、すべての物理ディスクがオフラインに なります。関連する仮想ディスクまたは空き容量を持つノードは、MD Storage Manager ソフトウェアに表示されなくなります。 エクスポートできないコンポーネント ディスクグループのエクスポート手順を実行する前に、エクスポート不可の設定を 削除またはクリアしておく必要があります。以下の設定を削除またはクリアします。 • • • • • • 永続的な予約 ホストから仮想ディスクへのマッピング 仮想ディスクのコピーペア スナップショット仮想ディスクとスナップショットリポジトリ仮想ディスク リモートミラーペア ミラーリポジトリ ディスクグループのエクスポートの基本手順 ソースストレージアレイで以下の手順を実行します。 1 ストレージアレイの設定を保存します。 2 すべての
ディスクグループのインポート ディスクグループのインポート により、インポートされたディスクグループが ターゲットストレージアレイに追加されます。ディスクグループのインポート 操作の完了後、すべての物理ディスクが最適な状態になります。この時点で、 関連する仮想ディスクまたは空き容量を持つノードは、ターゲットストレージ アレイにインストールされている MD Storage Manager ソフトウェアに表示 されます。 メモ : エクスポート / インポートプロセスの間は、データへのアクセスが中断され ます。 メモ : ディスクグループは、移動またはインポートの前にエクスポートすることが 必要です。 ディスクグループのインポートの基本手順 メモ : ディスクグループをインポートする前に、ディスクグループを構成するすべ ての物理ディスクをエンクロージャに挿入する必要があります。 ターゲットストレージアレイで以下の手順を実行します。 1 エクスポートされた物理ディスクを使用可能な物理ディスクスロットに挿入 します。 2 インポートしているディスクグループの概要を示すインポートレポートを 確認します。
メディアスキャンにより検出されるエラーは次のとおりです。 • • • • 回復されなかったメディアエラー — 最初の試みで、またはそれ以降の再試 行においても、データを読み込めませんでした。冗長保護を行っている仮想 ディスクの場合には、データは再構築され、物理ディスクに書き込まれ検証 されます。そして、エラーはイベントログに記録されます。冗長性保護が設定 されてない仮想ディスク(RAID 1、RAID 5、および RAID 6 仮想ディス ク)については、エラーは修正されませんが、イベントログに報告されます。 回復されたメディアエラー — 最初の試みによって物理ディスクはデータを 読み込めませんでしたが、それ以降の再試行によって読み込むことができ ました。データは物理ディスクに書き込まれて検証され、エラーはイベント ログに記録されます。 冗長性不一致エラー — 仮想ディスク上で検出された最初の 10 個の冗長性 不一致がイベントログに記録されます。 修正できなかったエラー — データを読み取ることができず、パリティまたは 冗長性情報によってデータを再生成することもできませんでした。たとえば、 冗長性情
メディアスキャンの一時停止 ディスクドライブ上で再構築、コピーバック、再構成、仮想ディスクの初期化、 即時可用性フォーマットなど、時間のかかる操作を実行している間、メディアス キャンは実行できません。メディアスキャン以外の時間のかかる操作を実行する場 合には、メディアスキャンを一時停止する必要があります。 メモ : バックグラウンドのメディアスキャンの優先度は、時間のかかる操作の中で 最低になります。 1 ツール タブをクリックし、次に メディアスキャンの設定の変更 をクリック します。 2 メディアスキャンのサスペンド チェックボックスをオンにします。 3 OK をクリックし、メディアスキャンを一時停止します。 Microsoft のサービス 仮想ディスクサービス Microsoft 仮想ディスクサービス(VDS)が RAID ストレージアレイでサポート されています。Microsoft VDS は、ディスクおよびその他のストレージハード ウェアの管理(物理ディスク上での仮想ディスクの作成など)を行うための単一の インタフェースを提供するアプリケーションプログラミングインタフェース (API
プレミアム機能 — スナップ ショット仮想ディスク メモ : この機能を注文している場合、Dell PowerVault MD ストレージアレイと同じ 箱にプレミアム機能アクティブ化カードが入っています。このカードに記載されて いる指示に従って、キーファイルを取得し、この機能を有効にしてください。 メモ : 基本的なスナップショット機能では、最大 4 つのスナップショットが同時に 存在可能です。拡張スナップショットプレミアム機能を注文された場合は、最大 8 つ のスナップショットが同時に存在可能です。 スナップショット仮想ディスクとは、ストレージアレイ内の仮想ディスクのポ イントインタイムイメージです。これは、元のデータのコピーを含む実際の仮想 ディスクではなく、特定の時刻に仮想ディスクに含まれていたデータの参照です。 スナップショット仮想ディスクは、物理コピーに相当する論理的なエンティティ になりますが、物理コピーより使用するディスク容量が少ないので、はるかに高 速に作成することができます。 スナップショットのベースになる仮想ディスクは「ソース仮想ディスク」と呼ば れ、ストレージアレイ内の標準仮想ディス
スナップショット仮想ディスクを作成する際、スナップショットリポジトリ仮想 ディスクを作成する場所、その容量などのパラメータを指定します。バックアップ が完了するなど、スナップショット仮想ディスクが必要なくなったら、スナップ 仮想ディスクを無効または削除することができます。スナップショット仮想ディ スクを無効にした場合、次回バックアップを実行するときに、スナップショット 仮想ディスクを再生成し、再利用することができます(詳細については、73 ペー ジの「スナップショット仮想ディスクの再生成」を参照してください)。スナップ ショット仮想ディスクを削除すると、関連付けられているスナップショットリポ ジトリ仮想ディスクも削除されます。 メモ : スナップショットを削除しても、ソース仮想ディスク上のデータには影響 ありません。 以下は、Dell PowerVault システムのスナップショット仮想ディスクのプレミアム 機能を使用するための参考情報です。 メモ : ホストの準備に関する以下の項は、CLI インタフェースを介してスナップ ショット機能を使用する場合にも適用されます。 シンプルパスを使用したスナップショッ
シンプルパスを使用した場合、スナップショット仮想ディスクのその他のパラ メータについては、次のデフォルト値が使用されます。 • 容量の割り当て — スナップショットリポジトリ仮想ディスクは、ソース仮 想ディスクと同じディスクグループ上の空き容量を使用して作成されます。 • ホスト対仮想ディスクのマッピング — デフォルト設定は 今すぐマップ です。 • フルパーセント — スナップショットリポジトリ仮想ディスクが、指定されて いるリポジトリフルパーセントレベルに達すると、イベントが Main Event Log(MEL)に記録されます。スナップショットリポジトリフルパーセント レベルのデフォルト値は、ソース仮想ディスクの 50 パーセントです。 • スナップショットリポジトリ仮想ディスクが一杯になったときの動作 — スナップショットリポジトリ仮想ディスクが一杯になったときの動作とし て、ソース仮想ディスクへの書き込みを禁止するか、スナップショット仮想 ディスクの使用を禁止するか選択できます。 シンプルパスを使用してスナップショットを作成するためのホスト サーバーの準備 注意 : Micros
• スナップショット仮想ディスクの作成において、ホスト OS の要件を満たし ていることが必要です。ホスト OS の要件を満たしていない場合、ソース 仮想ディスクまたは仮想ディスクコピーのターゲット仮想ディスクの不正確 なポイントインタイムイメージが生成される可能性があります。 注意 : ソース仮想ディスクの新しいポイントインタイムイメージを作成する前に、 ソース仮想ディスクに対するすべてのデータアクセス(I/O)処理を停止するか、 データ転送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正確なポイントインタイムイ メージをキャプチャできるようにします。確実にすべての I/O 処理を停止するため に、Windows Internet Explorer® を含めすべてのアプリケーションを閉じます。 メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想 ドライブをアンマウントする(Linux)ことによって、スナップショットとして安 定したドライブのコピーを確保できます。 スナップショット仮想ディスクを作成する前に、ホストサーバーを適切な状態に しておく必要があります。スナップショット仮想
バックアップ目的など、スナップショットを定期的に撮りたい場合には、スナップ ショットの無効化オプションとスナップショットの再生成機能オプションを使用 して、スナップショットを再利用することができます。スナップショットを無効 にし再生成することによって、スナップショット仮想ディスクに対して設定され ている仮想ディスクとホスト間の既存のマッピングを保持することができます。 シンプルパスを使用したスナップショットの作成 メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想 ドライブをアンマウントする(Linux)ことによって、スナップショットとして 安定したドライブのコピーを確保することができます。 上記の手順に従ってホストサーバーの準備を行った後で、次の手順に従い、シン プルパスを使用して仮想ディスクのスナップショットを作成します。 1 MD Storage Manager で、設定 タブをクリックし、次に スナップショッ ト仮想ディスクの作成 をクリックします。 2 追加手順 ダイアログボックスが表示されますが、閉じる をクリックして、 続行します。 3 ディスクグル
11 完了 をクリックします。これで、スナップショット仮想ディスクと、関連 付けられたスナップショットリポジトリ仮想ディスクが作成されます。 12 1 つまたは複数のスナップショット仮想ディスクを作成したら、ソース仮想 ディスクのドライブ文字をマウントまたは再割り当てします。 13 必要に応じて、スナップショット仮想ディスクと、それにアクセスするホス ト OS 間で、ホスト対仮想ディスクのマッピングを割り当てます。 メモ : ホストのタイプと、使用している仮想ディスク管理ソフトウェアに よっては、ソース仮想ディスクと、関連付けられているスナップショット 仮想ディスクの両方に同じホストをマップできない場合があります。 14 Linux ベースのシステムを使用している場合には、hot_add ユーティリティ を実行して、スナップショット仮想ディスクをホスト OS に登録します。 メモ : hot_add ユーティリティは、Windows では必要ありません。 詳細パスを使用したスナップショット仮想 ディスクの作成 詳細パスについて 詳細パスを使用すると、スナップショット仮想ディスクを、空き容量を使
スナップショットリポジトリ仮想ディスクは、ソース仮想ディスクのディスク グループ内に配置することをお勧めします。こうすることにより、ディスク グループと関連付けられているドライブが別のストレージアレイに移動する 場合でも、スナップショット仮想ディスクと関連付けられているすべての 仮想ディスクは同じグループのままでいられます。 • フルパーセント — スナップショットリポジトリ仮想ディスクが、ユーザーが 指定したリポジトリフルパーセントレベルに達すると、イベントが Major Event Log(MEL)に記録されます。スナップショットリポジトリフル パーセントレベルのデフォルト値は、ソース仮想ディスクの 50 パーセント です。 • スナップショットリポジトリ仮想ディスクが満杯になったときの動作 — スナップショットリポジトリ仮想ディスクが満杯になったときの動作として、 ソース仮想ディスクへの書き込みを禁止するか、スナップショット仮想ディ スクの使用を禁止するか選択できます。 • ホスト対仮想ディスクのマッピング — スナップショット仮想ディスクをホ ストまたはホストグループに今すぐマップするか、
ソース仮想ディスクのディスクグループに 8 MB の空き容量がない場合、スナッ プショット仮想ディスクの作成 機能は、デフォルトで詳細パスになります (66 ページの「詳細パスを使用したスナップショット仮想 ディスクの作成」を参 照)。詳細パスでは、スナップショット仮想ディスクを別のディスクグループに配 置するか、ストレージアレイ上の未設定容量を使用して新しいディスクグループ を作成するか選択することができます。 メモ : ソースディスクグループと別のディスクグループの両方に、ソース仮想ディ スクの同時スナップショットを作成することもできます。 スナップショット仮想ディスクを作成する前に、以下の点に注意してください。 • スナップショットリポジトリ仮想ディスク、スナップショット仮想ディスク、 および仮想ディスクコピーのターゲット仮想ディスクは、ソース仮想ディスク にできません。 メモ : 仮想ディスクのコピー機能は、詳細(プレミアム)機能の 1 つです。 • 読み取り不能セクタを含む仮想ディスクのスナップショットは作成できま せん。 スナップショット仮想ディスクの作成において、ホスト OS の要件を
3 ソースのドライブ文字を削除するか(Windows の場合)、仮想ドライブを アンマウント(Linux の場合)します。そうすることで、スナップショット として安定したドライブのコピーを確保できます。これを行わなかった場合、 スナップショットの操作が正常に完了したとレポートされますが、スナップ ショットデータは正常に更新されません。 メモ : サマリタブをクリックし、次にディスクグループと仮想ディスクをク リックして、仮想ディスクのステータスが最適または 無効であることを確認 してください。 4 その他、使用している OS の要件に従ってください。これらの追加要件に 従っていないと、使用不能なスナップショット仮想ディスクが生成される 可能性があります。 メモ : 使用 OS の補足要件については、OS 付属のマニュアルを参照してください。 ホストサーバーの準備ができたら、69 ページの「詳細パスを使用したスナップ ショットの作成」を参照し、詳細パスを使用してスナップショットを作成します。 バックアップ目的など、スナップショットを定期的に撮りたい場合には、スナップ ショットの無効化オプションとスナッ
メモ : スナップショットリポジトリ仮想ディスクには、8 MB 以上の空き容量 が必要です。ソース仮想ディスクのディスクグループに必要な空き容量がな い場合、スナップショット仮想ディスクの作成は、デフォルトで詳細パスに なります。 6 次へ をクリックします。 7 スナップショット仮想ディスク名 テキストボックスに、スナップショット の名前を入力します。 8 スナップショットリポジトリ仮想ディスク名 テキストボックスに、スナッ プショットリポジトリ仮想ディスクの名前を入力します。 9 次へ をクリックします。 10 スナップショット仮想ディスクを未設定容量で作成するか、空き容量で作成 するか選択します。 スナップショット仮想ディスクを未設定容量から作成するには、次の手順を 実行します。 a 未設定容量 を選択してから、次へ をクリックします。 b スナップショット仮想ディスクの作成 - 容量の指定 画面で、RAID レベ ルを選択し、次へ をクリックします。 スナップショット仮想ディスクを空き容量から作成するには、次の手順を 実行します。 a 空き容量 を選択します。 b 空
15 完了 をクリックします。これで、スナップショット仮想ディスクと、関連付 けられたスナップショットリポジトリ仮想ディスクが作成されます。 16 1 つまたは複数のスナップショット仮想ディスクを作成したら、ソース仮想 17 必要に応じて、スナップショット仮想ディスクと、それにアクセスするホス ト OS 間で、ホスト対仮想ディスクのマッピングを割り当てます。 ディスクのドライブ文字をマウントまたは再割り当てします。 メモ : ホストのタイプと、使用している仮想ディスク管理ソフトウェアに よっては、ソース仮想ディスクと、関連付けられているスナップショット仮想 ディスクの両方に同じホストをマップできない場合があります。 18 Linux ベースのシステムを使用している場合には、 hot_add ユーティリティ を実行して、スナップショット仮想ディスクをホスト OS に登録します。 メモ : hot_add ユーティリティは、Windows では必要ありません。 スナップショット仮想ディスク名の指定 スナップショット仮想ディスクとスナップショットリポジトリ仮想ディスクを、 対応するソース仮想デ
• スナップショット仮想ディスク名 フィールドまたは スナップショットリポ ジトリ仮想ディスク名 のフィールドに自動的に表示されるデフォルトの連 続番号を使用するかしないかにかかわらず、次のスナップショット仮想ディ スクまたはスナップショットリポジトリ仮想ディスクのデフォルト名には、 ソフトウェアが決定する連続番号が使用されます。たとえば、ソース仮想 ディスク Accounting の最初のスナップショットに Accounting-8 とい う名前を指定し、ソフトウェアから提供される連続番号である 1 を使用しな かった場合でも、Accounting の次のスナップショットのデフォルト名は Accounting-2 になります。 • 次の使用可能な連続番号は、ソース仮想ディスクの既存のスナップショットの 数によって決まります。スナップショット仮想ディスクを削除すると、その 連続番号が再び使用可能になります。 • スナップショット仮想ディスクとスナップショットリポジトリ仮想ディスク には、一意の名前を選択してください。名前が重複する場合、エラーメッ セージが表示されます。 • 名前の最大長は 30
• • ディスクグループに、変更操作中の仮想ディスクがある。 この仮想ディスクの所有権を持つコントローラが、現在、別の仮想ディスク に容量を追加中である。各コントローラが、1 度に容量を追加できる仮想 ディスクは 1 つだけです。 • ディスクグループに空き容量がない。 • ディスクグループに追加できる未設定容量がない。 MD Storage Manager からスナップショットリポジトリ仮想ディスクを拡張 するには、次の手順を実行します。 1 変更 タブをクリックし、次に スナップショット仮想ディスクの変更 をク リックします。 2 スナップショットリポジトリの拡張 をクリックします。 3 拡張するスナップショットリポジトリ仮想ディスクをクリックします。 4 必要な場合は、未割り当てドライブを追加することによって、ボリューム グループに空き容量を追加できます。未割り当てドライブを追加するには、 次の手順を実行します。 a ドライブの追加 をクリックします。 b ドロップダウンメニューから、追加する容量を選択します。 c 追加 をクリックします。 5 容量の追加単位 フィール
スナップショット仮想ディスクを無効にするには、次の手順を実行します。 1 変更 タブをクリックし、次に スナップショット仮想ディスクの変更 をク リックします。 2 スナップショット仮想ディスクの無効化 をクリックします。 3 無効にするスナップショット仮想ディスクを選択し、一覧の下の 無効化 を クリックします。 4 スナップショット仮想ディスクの無効化の確認 ダイアログボックスで、は いと入力し、OK をクリックします。 これで、スナップショット仮想ディスクは無効になりました。スナップショット 仮想ディスクが無効になっても、関連付けられているスナップショットリポジトリ 仮想ディスクのステータスに影響はありません。スナップショット仮想ディスクが 再生成されるまで、無効になったスナップショット仮想ディスクへのコピーオン ライトアクティビティが停止されるだけです。 スナップショット仮想ディスクを再生成するためのホストサーバーの準備 注意 : ソース仮想ディスクの新しいポイントインタイムイメージを作成する前に、 ソース仮想ディスクおよびスナップショット仮想ディスクに対するすべてのデータ アクセス
3 サマリ タブをクリックし、次に ディスクグループと仮想ディスク をクリッ クして、スナップショット仮想ディスクのステータス 最適または無効であ ることを確認します。 4 ソースのドライブ文字と(マウントされている場合は)スナップショット仮 想ディスクを削除するか(Windows の場合)、または仮想ドライブをアン マウント(Linux の場合)します。そうすることで、スナップショットとし て安定したドライブのコピーを確保できます。これを行わなかった場合、ス ナップショットの操作が正常に完了したとレポートされますが、スナップ ショットデータは正常に更新されません。 5 その他、使用している OS の要件に従ってください。これらの追加要件に 従っていないと、使用不能なスナップショット仮想ディスクが生成される 可能性があります。 メモ : 使用 OS の補足要件については、OS 付属のマニュアルを参照してくだ さい。 スナップショット仮想ディスクの再生成 上記の手順に従ってホストサーバーの準備を行った後で、次の手順に従ってス ナップショット仮想ディスクを再生成します。 注意 : スナップショット仮想
スナップショット仮想ディスク
プレミアム機能 — 仮想ディスク コピー 注意 : 仮想ディスクのコピーを実行すると、ターゲット仮想ディスク上のデータが 上書きされます。仮想ディスクのコピーを実行する前に、ターゲット仮想ディスク 上のデータが既に必要ないデータであるか、バックアップが取ってあることを確認 する必要があります。 メモ : この機能を注文している場合、Dell PowerVault MD ストレージアレイと同じ 箱にプレミアム機能アクティブ化カードが入っています。このカードに記載されて いる指示に従って、キーファイルを取得し、この機能を有効にしてください。 メモ : 基本的な仮想ディスクコピー機能では、最大 4 つのスナップショットが同時 に存在可能です。拡張スナップショットおよび仮想ディスクコピーのプレミアム 機能を購入された場合は、最大 8 つのスナップショット / 仮想ディスクコピーが 同時に存在できます。 メモ : 仮想ディスクのコピーとして推奨される方法は、スナップショット仮想ディ スクからのコピーです。この方法を用いると、仮想ディスクのコピーのソースとし てスナップショットが使用されている間、そのスナップシ
仮想ディスクのコピーを使用する理由には、次のようなものがあります。 • アクセス改善のためにデータをコピーする — 仮想ディスクに対するスト レージ要求が変わることにより、同じストレージアレイ内の、容量が大きい ドライブを使用しているディスクグループの仮想ディスクにデータをコピー することが必要になる場合があります。アクセス領域を大きくするために データをコピーする場合には、容量が大きい物理ディスクにデータを移動し ます(たとえば 61 GB から 146 GB へ)。 • スナップショット仮想ディスクをソース仮想ディスクに復元する — 仮想 ディスクのコピー機能を使用して、まずスナップショット仮想ディスクから データを復元し、それから、そのデータを元のソース仮想ディスクにコピー することができます。 • バックアップコピーを作成する — 仮想ディスクのコピー機能により、同一 ストレージアレイ内の 1 つの仮想ディスク(ソース仮想ディスク)から別の 仮想ディスク(ターゲット仮想ディスク)にデータをコピーすることで、仮 想ディスクのバックアップを作成できます。これにより、ホストの書き込み 動作に対し
仮想ディスクの読み書き許可 仮想ディスクのコピー操作が完了すると、ターゲット仮想ディスクは自動的にホス トに対して読み取り専用になります。仮想ディスクのコピー操作のステータスが保 留中または実行中である間、またはコピーが完了する前に操作に失敗した場合、 ターゲット仮想ディスクは読み書き要求を拒否します。次の理由により、ター ゲット仮想ディスク上のデータを保持したい場合には、ターゲット仮想ディスク は 読み取り専用 のままにしておきます。 • • バックアップ目的でターゲット仮想ディスクを使用する場合 スナップショット仮想ディスクが無効になった、または障害が発生した場合 に、ターゲット仮想ディスク上のデータをソース仮想ディスクにコピーバッ クできるようにしたい場合 仮想ディスクのコピーが完了した後、ターゲット仮想ディスク上のデータを保持 する必要がない場合には、ターゲット仮想ディスクの書き込み保護設定を 読み取 り / 書き込み に変更してください。 ターゲット仮想ディスクの読み書き許可を設定するには、次の手順を実行します。 1 変更 タブをクリックし、次に 仮想ディスクのコピーの管理 をクリックし ま
• • どの仮想ディスクの仮想ディスクコピーも、ソース仮想ディスクと同じホス トにマウントすることはできません。 Windows では、仮想ディスクコピーにドライブ文字を割り当てることはで きません。 • 失敗ステータスの仮想ディスクは、ソース仮想ディスクとしてもターゲット 仮想ディスクとしても使用することはできません。 • 劣化ステータスの仮想ディスクは、ターゲット仮想ディスクとしては使用で きません。 • 変更操作中の仮想ディスクは、ソース仮想ディスクとしてもターゲット仮想 ディスクとしても選択できません。変更操作には、以下の操作が含まれます。 – – – – – 容量の拡張 RAID レベルの移行 セグメントサイズ 仮想ディスクの拡張 仮想ディスクのデフラグ メモ : ホストの準備に関する以下の項は、CLI インタフェースを介して仮想ディスク コピーの機能を使用する場合にも適用されます。 仮想ディスクのコピーの作成 ソース仮想ディスクの完全コピーは、設定 タブの 仮想ディスクのコピーの作成 機能を使用して作成します。この操作により、ターゲット仮想ディスク上の既存 のデータがす
メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想ド ライブをアンマウントする(Linux)ことによって、仮想ディスクのコピーとして安 定したドライブのコピーを確保できます。 仮想ディスクのコピーを作成する前に、ホストサーバーおよびコピーを行おうと している関連する仮想ディスクの両方が適切な状態になっている必要があります。 次の手順を実行して、ホストサーバーと仮想ディスクの準備を行ってください。 1 ソースおよびターゲット仮想ディスクに対するすべての I/O 処理を停止し ます。 2 Windows システムを使用して、キャッシュをソースおよび(マウントされ ている場合は)ターゲット仮想ディスクの両方にフラッシュします。ホスト のプロンプトで、次のように入力します。 SMrepassist -f (SMrepassist -f < ファイル名 - 識別子 >) を押します。詳細については、98 ページの「SMrepassist ユー ティリティ」を参照してください。 3 サマリ タブをクリックし、次に デ
メモ : 選択する仮想ディスクが有効でない場合には、仮想ディスクコピーの ソースとして使用できる仮想ディスクのタイプを説明する情報ダイアログ ボックスが表示されます。OK をクリックし、このダイアログボックスを閉 じて、別のソース仮想ディスクを選択します。 3 ターゲット仮想ディスクを選択します。 a ターゲットとして既存の仮想ディスクを使用する場合には、既存の仮想 ディスクの使用 を選択し、一覧から目的の仮想ディスクを選択します。 メモ : ソース仮想ディスクとサイズが同じぐらいのターゲット仮想ディスクを 選択すると、仮想ディスクのコピーが完了した後、ターゲット仮想ディスク 上に使用されない領域ができる可能性を軽減することができます。 b 4 ターゲットとして新しい仮想ディスクを作成する場合には、新しい仮想 ディスクの作成 を選択します。この新しいターゲット仮想ディスクの名 前をテキストボックスに入力します。 ページ下の 次へ をクリックします。 仮想ディスクのコピーの作成 — コピー優先度の設定 ダイアログボックスが 表示されます。 5 仮想ディスクのコピーのコピー優先度を設定し、次へ
コピー優先度の設定 コピー優先度 は、I/O 要求を満たすのではなく、仮想ディスクのコピーを完了する ために使用されるストレージアレイのリソース数を定義します。コピー優先度を 変更することにより、仮想ディスクのコピー速度を設定します。 コピー優先度には、最低、低、中、高、および最高の 5 つの値があります。コ ピー優先度を最低に設定すると、I/O 処理が優先され、仮想ディスクのコピーに 時間がかかることになります。最高に設定すると、仮想ディスクのコピーが優先 され、ストレージアレイの I/O 処理が低速になります。 仮想ディスクのコピーの優先度は、次の場面で変更できます。 • 仮想ディスクのコピーを開始する前 80 ページの「仮想ディスクのコピーの作成」を参照してください。 • 仮想ディスクのコピー中 変更 タブをクリックし、次に 仮想ディスクのコピー管理 をクリックしま す。アクティブなコピー操作を選択し、仮想ディスクコピー一覧の右側の 優先度 をクリックします。 • 仮想ディスクのコピーを再生成するとき 変更 タブをクリックし、次に 仮想ディスクのコピー管理 をクリックしま す。完了したコ
仮想ディスクの再コピー 停止している仮想ディスクのコピーを再開したい場合、または仮想ディスクのコ ピーに失敗した場合に、仮想ディスクを再コピーすることができます。 再コピーを行うと、ターゲット仮想ディスク上の既存データは上書きされ、ター ゲット仮想ディスクはホストに対して読み取り専用に設定されます。再コピーは、 ターゲット仮想ディスクに関連付けられているスナップショット仮想ディスクにつ いては失敗します。 仮想ディスクの再コピーを行うためのホストサーバーの準備 注意 : ソース仮想ディスクの新しいコピーを作成する前に、ソース仮想ディスク (および、該当する場合はターゲットディスク)に対するすべてのデータアクセス (I/O)処理を停止するか、データ転送を一時停止して、ソース仮想ディスクの正確 なポイントインタイムイメージをキャプチャできるようにします。確実にすべての I/O 処理を停止するために、Windows Internet Explorer を含めすべてのアプリケー ションを閉じます。 メモ : 関連付ける仮想ディスクのドライブ文字を削除するか(Windows)、仮想 ドライブをアンマウントする(L
5 その他、使用している OS の要件に従ってください。これらの追加要件に 従っていないと、使用不能な仮想ディスクのコピーが生成される可能性が あります。 メモ : 使用 OS の補足要件については、OS 付属のマニュアルを参照してくだ さい。 仮想ディスクの再コピー 上記の手順に従ってホストサーバーの準備を行った後で、次の手順に従って、既 存のコピーペアに対する新しい仮想ディスクコピーを作成します。 1 変更 タブをクリックし、次に 仮想ディスクのコピーの管理 をクリックし ます。 2 仮想ディスクのコピーの管理 ページに表示される一覧からコピー操作を選択 し、一覧の右側の 再コピー をクリックします。 3 4 再コピー ダイアログボックスが表示されます。コピー優先度を設定します。 はいと入力し、OK をクリックします。 5 パラメータを承認する場合は、テキストボックスにはいと入力し、完了 を クリックして、コピー設定を確認し、仮想ディスクのコピーを開始します。 一度に再コピーできるコピー操作は 1 つだけです。 コピーが開始されました ページが表示され、仮想ディスクのコピーが開始 さ
3 新しい仮想ディスクを使用するには、使用 OS にターゲット仮想ディスクを 登録する必要があります。以下の手順を実行します。 a 仮想ディスクのコピーペアを削除するか(86 ページの「コピーペアの 削除」を参照)、書き込み許可を明示的に設定することにより、ター ゲット仮想ディスクの書き込み許可を有効にします。 b Windows では、仮想ディスクにドライブ文字を割り当てます。 メモ : ディスクのコピー後に、Windows ベースボリュームのプロパティが RAW ファイルシステム(未フォーマット)を示している場合は、正しいター ゲット仮想ディスクが認識されるようにシステムを再起動する必要があります。 c 4 Linux では、仮想ディスクをマウントします。 ソース仮想ディスクとターゲット仮想ディスクへの I/O 処理を有効にします。 コピーペアの削除 コピーペアを削除すると、仮想ディスクのプロパティ ダイアログボックスと スト レージアレイのプロファイル ダイアログボックスから、すべての仮想ディスクの コピー関連情報が永久に削除されます。 仮想ディスクのコピーを削除した後、ターゲット仮想
プレミアム機能 - 32 パーティション メモ : このプレミアム機能は MD3000i のみに適用されます。 メモ : この機能を注文している場合、Dell PowerVault MD ストレージアレイと同 じ箱にプレミアム機能のアクティブ化カードが入っています。このカードに記載さ れている指示に従って、キーファイルを取得し、この機能を有効にしてください。 標準製品で有効に設定されるパーティションは、ストレージエンクロージャに直 接アクセスできるホストの数に影響を及ぼします。MD3000i では、標準製品で最 大 16 の接続が可能なので、使用可能なパーティションのデフォルトの数は 16 で す。MD3000i エンクロージャに直接アクセスできるホストの数を増やすには、 32 パーティションのプレミアム機能キーを購入してインストールする必要があり ます。 32 パーティション 87
32 パーティション
ファームウェアのダウンロード MD Storage Manager では、次のファームウェアイメージをダウンロードでき ます。 • ストレージアレイコントローラを管理する RAID コントローラモジュール ファームウェア • ストレージアレイコントローラのデフォルト設定を指定する RAID 非揮発性 スタティックランダムアクセスメモリ(NVSRAM)イメージ • • ストレージアレイ内のディスクの動作を制御する物理ディスクファームウェア ドライブと RAID エンクロージャの間のデータ転送を管理する EMM (エンクロージャ管理モジュール) これらのコンポーネントのファームウェアをダウンロードするには、サポート タ ブをクリックし、ファームウェアのダウンロード をクリックします。ファーム ウェアのコンポーネントを指定できるリンクが表示されます。 ファームウェアをダウンロードする前に、ストレージアレイが 最適ステータスで あることを確認してください。新しいファームウェアがダウンロードされるとき、 ストレージアレイコントローラのステータスがチェックされます。最適ステータ スでないコントローラがあると
RAID コントローラと NVSRAM ファームウェア両方のダウンロード メモ : RAID コントローラと NVSRAM ファームウェアのアップグレード中、アレイ への I/O は中断せず続行できます。 メモ : アレイが I/O に使用されていないメンテナンス期間中に、ファームウェアと NVSRAM をアップグレードすることをお勧めします。 メモ : コントローラのファームウェアをアップデートするには、RAID エンクロージャ に少なくとも 2 台のディスクドライブが含まれている必要があります。 RAID コントローラと NVSRAM ファームウェアを一度の操作でダウンロードす るには、次の手順を実行します。 1 サポート タブをクリックし、次に ファームウェアのダウンロード をクリッ クします。 2 ファームウェアのダウンロード 画面から、RAID コントローラモジュール ファームウェアのダウンロード をクリックします。 ダイアログボックスに、現在使用中のコントローラファームウェアと NVSRAM のバージョンが一覧表示されます。 3 ファイルの選択 をクリックし、ダウンロードするファイルに
NVSRAM ファームウェアのみのダウンロード NVSRAM ファームウェアをダウンロードするには、次の手順を実行します。 1 サポート タブをクリックし、次に ファームウェアのダウンロード をクリッ クします。 2 ファームウェアのダウンロード 画面から、RAID コントローラモジュール NVSRAM のダウンロード をクリックします。 ダイアログボックスに、現在使用中のコントローラファームウェアと NVSRAM のバージョンが一覧表示されます。 3 ファイルの選択 をクリックし、ダウンロードするファイルに移動します。 デフォルトでは、現在のストレージアレイ構成と互換性のあるファームウェ アイメージのみが表示されます。 4 ファイルの選択 領域でファイルを選択し、OK をクリックします。 5 選択したファイルが無効だったり、現在のストレージアレイ構成と互換性 のないファイルであった場合、エラーメッセージが表示されます。OK を クリックし、エラーメッセージを閉じて、互換性のあるファイルを選択 します。 6 転送 .. .をクリックします。 7 ダウンロードの確認 ダイアログボックス
5 選択したファイルが無効だったり、現在のストレージアレイ構成と互換性 のないファイルであった場合、エラーメッセージが表示されます。OK を クリックし、エラーメッセージを閉じて、互換性のあるファイルを選択 します。 6 転送 . . .をクリックします。 7 ダウンロードの確認 ダイアログボックスが表示され、RAID コントローラと NVSRAM ファームウェアの現在のバージョンと選択したバージョンが示さ れます。ダウンロードを完了するには、はい をクリックします。 物理ディスクファームウェアのダウンロード 物理ディスクのファームウェアをダウンロードするには、次の手順を実行します。 メモ : 物理ディスクファームウェアをダウンロードする際には、アレイへのすべて の I/O を停止することをお勧めします。 メモ : Linux の OS 上の制限により、物理ディスクファームウェアのアップデートは、 帯域外管理を使用して行う必要があります。これを行わないとホストサーバーが反 応しなくなり、再起動が必要となる場合があります。 1 サポート タブをクリックし、次に ファームウェアのダウンロード をク
EMM ファームウェアのダウンロード 注意 : EMM ファームウェアのダウンロード中にストレージアレイの構成を一切変更 しないでください。ストレージアレイの構成を変更すると、ファームウェアのダウン ロードが失敗し、ストレージアレイが損傷したり、データにアクセスできなくなっ たりする可能性があります。 メモ : Linux の OS 上の制限により、EMM ファームウェアのアップデートは、帯域 外管理を使用して行う必要があります。これを行わないとホストサーバーが反応し なくなり、再起動が必要となる場合があります。 1 サポート タブをクリックし、次に ファームウェアのダウンロード をクリッ クします。 2 ファームウェアのダウンロード 画面から、環境(EMM)カードファーム ウェアのダウンロード をクリックします。 拡張エンクロージャの一覧が、現在の EMM ファームウェアファイルの対 応するバージョンとともに表示されます。 3 個々の拡張エンクロージャをクリックしてハイライト表示するか、または すべてを選択 チェックボックスをクリックしてすべての拡張トレイをハイ ライト表示することによって、E
07.xx ファームウェアでは、RAID 6、2 TB を超える LUN、スマートバッテリ (バッテリの機能を常時監視して、停電時にキャッシュに電力を提供できるように するバッテリモジュール)をサポートしています。お使いの MD3000 または MD3000i システムの RAID コントローラで 06.xx ファームウェアを実行して いる場合は、以下の手順を実行してシステムをアップグレードし、新しい 07.xx ファームウェアがサポートされるようにしてください。 1 RAID コントローラ上で現在実行されているファームウェアのバージョンを 確認します。 a Modular Disk Storage Manager を使用して、ストレージアレイのプ b RAID コントローラモジュール タブを選択します。 c 現在の構成 にリストされているファームウェアのバージョンを確認し ます。 d バージョン番号が 06.70.xx.xx (x は数字)の場合は、アップグレード ユーティリティを使用して、システムを 07.xx ファームウェアに変換 する必要があります。バージョン番号が 07.35.xx.
メモ : 最適な状態でないアレイは、アップグレードする前に最適な状態に する必要があります。 メモ : 同じ種類の複数のアレイ(すべての MD3000 または MD3000i など) は、ユーティリティを使用して同時にアップグレードできます。 3 d ダウンロード記号をクリックすると、ファームウェア /NVSRAM の ポップアップが表示されます。 e 07.35.xx.
ファームウェアのダウンロード
トラブルシューティング 以下の項では、MD ストレージアレイに発生する可能性のある問題のトラブル シューティングに役立つ情報を提供します。 Recovery Guru Recovery Guru は、MD Storage Manager のコンポーネントの 1 つで、スト レージアレイ上の重要なイベントを診断し、問題を解決する回復手順を提供しま す。サマリ ページの ストレージアレイに注意が必要です またはサポート ページ の エラーからの回復 をクリックすることにより、Recovery Guru にアクセスで きます。 次のインジケータを使って問題を検知できます。 • • • 最適以外のステータスのアイコン 指定の宛先に送信される警告通知メッセージ ハードウェアのインジケータライト 問題が解決すると、ステータスアイコンは最適ステータスに戻ります。 ストレージアレイプロファイル ストレージアレイプロファイルは、ストレージアレイ上のファームウェアのバー ジョンや、すべてのデバイスの現在のステータスなど、ストレージアレイ構成の 概要を示します。 サマリ ページまたは サポート ページの ストレージアレ
• 要注意 — 管理下のデバイスに、介入の必要がある問題が発生しています。 ストレージアレイが 要注意ステータスになっている場合、テクニカルサ ポートに連絡してください。 • 修正中 — 要注意状態が修正され、管理下のデバイスが現在最適ステータス に変わりつつある状態です。 • 無反応 — ストレージ管理ステーションが、ストレージアレイ内のデバイス、 1 個のコントローラ、または両方のコントローラと通信できない状態です。 • デバイスに連絡中 — MD Storage Manager がデバイスとの通信を確立し ようとしている状態です。 • アップグレードが必要 — ストレージアレイが実行しているファームウェア のレベルは、もはや MD Storage Manager によってサポートされていま せん。 メモ : 最適以外のステータスについては、必ず Recovery Guru を使用して問題を検 出し、トラブルシューティングを行ってください。 メモ : リカバリ手順を実行した後、ストレージアレイが 最適ステータスに戻るまで、 少なくとも 5 分は待機してください。 SMrepassis
メモ : Windows では、マウントパスポイントパスはドライブ文字になります。 ユーティリティが次のディスクとディスク間を区別できなかった場合、コマンド ラインにエラーメッセージが表示されます。 • ソース仮想ディスクとスナップショット仮想ディスク(たとえば、スナップ ショット仮想ディスクが削除されていた場合) • 標準仮想ディスクと仮想ディスクのコピー(たとえば、仮想ディスクのコ ピーが削除されていた場合) サポート情報パッケージ MD Storage Manager には、プロファイルやイベントログ情報など、すべての ストレージアレイデータをファイルに保存できる機能があります。このファイルは、 必要に応じて、テクニカルサポート担当者に送信することができます。サポート 情報を生成するには、次の手順に従います。 1 サポート タブをクリックし、次に サポート情報の収集 をクリックします。 2 参照 をクリックします。 すべてのサポートデータの収集 ダイアログボックスが表示されます。 3 保存先ドロップダウンメニューから、サポートデータの保存先を選択しま す。ファイル名 テキストボック
• 同一のホストを使用し、帯域外管理と帯域内管理の両方を使用してストレージ アレイを管理している場合は、管理ネットワーク接続の問題が原因で、スト レージアレイとの直接通信が妨げられることがあります。ただしそれでも、 帯域内接続を経由してストレージアレイを管理できる場合があります。これ と逆の状況が発生することもあります。 • ストレージアレイが複数のホストを経由して管理されている場合は、1 台の ホストによる接続を経由した通信に対してストレージアレイが反応しなく なることがあります。ただしそれでも、別のホストによる接続を経由して ストレージアレイを管理できる場合があります。 ストレージアレイが識別できない場合の復旧方法 ストレージアレイが識別できない場合は、次の手順に従って復旧します。 1 ストレージ管理ステーションに対するネットワーク接続が正常に機能してい ることを確認します。 2 コントローラが取り付けられ、ストレージアレイの電源がオンになっている ことを確認します。それ以外に問題があれば、すべて解決した上で続行し ます。 3 帯域内ストレージアレイがある場合は、以下の手順を実行します。
f 外部ケーブルとスイッチまたはハブをすべて点検し、損傷がないか、 しっかり接続されているかを確認します。 g 最近コントローラの交換または追加を行った場合は、新しいコントロー ラが検出されるようにホストエージェントソフトウェアを再起動します。 問題がある場合は、ホストに適切な変更を施します。 4 帯域外ストレージアレイがある場合は、以下の手順を実行します。各手順を 終えるごとに 更新 をクリックして結果を確認してください。 a ping コマンドを使用して、ネットワークがコントローラにアクセスで きることを確認します。次のシンタックスを使用します。 ping .
コントローラに対する TCP/IP 接続の数が決まります。TCP/IP 接続の回数が 最大値に達すると、コントローラは反応しなくなります。 一部の TCP/IP 接続が終了すると、コントローラが他の接続要求に応答する ようになるため、この問題は自動的に解消します。 8 ストレージアレイが依然として反応しない場合は、コントローラに問題が ある可能性があります。 この問題が発生した場合は、デルサポートサイト support.jp.dell.
エンクロージャのハードウェアの 交換、メンテナンス、および構成 に関する考慮事項 接続されている拡張エンクロージャの EMM (エンクロージャ管理モジュール)の取り外し と取り付け MD3000/MD3000i に接続されている拡張エンクロージャから EMM(エンクロー ジャ管理モジュール)を安全に取り外し、取り付ける手順を以下に説明します。 注意 : 以上のガイドラインに従わないと、物理ディスクが取り外し中に故障したり、 冗長データパスを誤って削除してしまったりする恐れがあります。 拡張エンクロージャからの EMM の取り外し 1 物理ディスクのパスの冗長性が失われていないことをリカバリグルで確認 します。 • 冗長性が失われていない場合は、チャネルを確認します。チャネルが 削除する EMM と一致する場合は、今すぐに安全に取り外すことが できます。 • 冗長性が失われている場合は、次のコマンドを実行します。channel [1] は劣化したチャネルです。 “set physicalDiskChannel channel [1] status = optimal;” 2 チャネルへのパスが
物理ディスクの取り外しと取り付け MD3000/MD3000i RAID ストレージアレイからの物理ディスクの取り外しと取 り付けを安全に行うには、以下のガイドラインに従ってください。 • • ドライブを取り外し、60 秒以上待ってから交換用のドライブを挿入します。 • ストレージアレイから複数のドライブを取り外す場合は、次のドライブの取 り外しまでに 60 秒以上の間隔を置いてください。 • ストレージアレイに複数のドライブを挿入する場合は、次のドライブの挿入 までに 60 秒以上の間隔を置いてください。 ストレージアレイからドライブを取り外して別のスロットに移動する場合は、 60 秒以上待ってからドライブを新しいスロットに挿入します。 大きな構成では、ストレージ管理ソフトウェアがハードウェアの変更を検出する のに最大で 10 秒程度かかる場合があります。 MD3000 のメンテナンスに関する考慮事項 Linux カーネルの場合は、次のメンテナンスタスクのいずれかを行った後で、 SMagent をいったん停止して再起動します。 • コントローラをオフラインにするか、またはコントローラを交換す
メモ : サーバーで帯域内管理のみが使用されており、仮想ディスクがアレイにマッ プされているサーバーが 1 台のみである場合、このマッピングプロトコルに従わな いと、ホストサーバーがアレイと通信できなくなる恐れがあります。通信が中断し た場合は、帯域内管理をもう一方のホストサーバーに復元し、次の手順でクラスタ のセットアップを完了します。 1 帯域内管理が復元されたホストサーバーまたは管理ステーションで MD Storage Manager を使用し、設定 → ホスト対仮想ディスクのマッピング の作成 の順に選択します。 2 仮想ディスクがマップされていないホストサーバー名を選択します。 3 アクセス をクリックして仮想ディスクにアクセスします。 4 論理ユニット番号(LUN)31 を割り当てます。 5 完了 をクリックします。 ハードウェアの考慮事項 105
ハードウェアの考慮事項
索引 C N Configure (設定)タブ , 10 NVSRAM ファイル , 11 E R E- メールアラート , 24 RAID レベル , 48-49, 82 H S HBA ポート , 37 SMrepassist ユーティリティ , 98 hot_add ユーティリティ , 52 SNMP 警告 , 13 support.jp.dell.
作成 , 47 手動 , 49 登録 , 51 名前 , 72 仮想ディスクのコピー , 10, 84 制限事項 , 79 停止 , 83 例 , 78 仮想ディスク作成 自動 , 49 スナップショット仮想ディスク , 10, 47, 61, 78 詳細パス , 66 整合性チェック , 47 設定に関する考慮事項 , 103 ソース仮想ディスク , 61, 72, 77, 80 ソフトウェア ホストエージェント , 13 警告 SNMP, 24 E- メール , 24 た コピーの優先度 , 83 ターゲット仮想ディスク , 77, 84 コピーペア 削除 , 86 ツールタブ , 11 さ ディスクグループ , 10, 47, 49, 73 移行 , 56 作成 , 47 自動 , 49 手動 , 49 サポートタブ , 11 サマリタブ , 10, 52 ステータス , 72 ストレージアレイ メディアスキャン , 58 管理 , 11 自動検出による追加 , 15 取り外し , 16 設定 , 16 追加 , 14-15 名前指定 , 15 ストレージパーティショニン
ファームウェアのダウンロード , 11, 89 EMM, 93 NVSRAM パッケージ , 89 RAID コア 2 アップグレード , 93 RAID コントローラ , 89 物理ディスク , 92 物理ディスク , 13 プレミアム機能 32 パーティション , 87 スナップショット , 61 仮想ディスクコピー , 77 拡張スナップショット , 61 拡張仮想ディスクコピー , 77 変更タブ , 10 ま マニュアル , 12 未設定の容量 , 47 メンテナンス , 103 や ユーティリティ hot_add, 52 ら 論理ユニット番号 , 13, 38-39 保証 , 12 ホスト , 13 アクセス , 10 グループ , 40 タイプ , 37 トポロジ , 43 設定 , 37-53 名前 , 37 ホストエージェントソフトウェア , 13 ホストグループ , 13, 37 ホスト対仮想ディスクの マッピング , 10, 54, 63, 67 ホットスペアドライブ , 52, 72 スタンバイ , 47 使用中 , 47 自動設定 , 52 手動設定 , 53 索
索引