User Manual

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2
3.フレーズを録音する(フレーズレコーディング)
⁄2 バックデリート(BkDelete) ...................................... [F4]
ポインターを1ステップタイム分だけ戻し、その位置にある音符
をすべて削除します。
間違えた音符を入力した場合、ステップタイムを変えず
に[F4]を押すと、入力前と同じ状態に戻ります。
グリッドステップレコーディング
ステップレコーディングと同様に、ユーザーフレーズにノートデー
タを1ステップずつ録音する画面です。グリッドステップレコーディ
ングでは、先に音程を設定してから、入力する位置をノートパッド
で指定して音符を入力します。ドラムやシーケンスフレーズなど、
同じ音程の音符が続くトラックを入力するのに便利な方法です。
録音手順
1. [PATTERN]を押してパターンプレイを表示させます。
2. ユーザースタイルとセクションを設定し、フレーズを作成するパ
ターンを選択します。
3. [PATTERN]を押してパッチを表示させます。
4. 任意のトラックでユーザーフレーズを選択します。
5. [REC]を押してレコーディングスタンバイ(パッチ)を表示させま
す。
6. [ダイアル1]と[ダイアル2]でボイスを選択します。
必要に応じて[ダイアル3]でトランスポーズのオン/オフを設定し
ます。
7. [PATTERN]を押してレコーディングスタンバイ(パターンプレ
イ)を表示させます。
8. [ダイアル2]でレコーディング方法をGRIDに設定します。
9. [PLAY]を押すとランプが点灯し、グリッドステップレコーディ
ングのページが表示されます。
10
.
[ダイアル1]で入力する音符の音程を設定します。
必要に応じて、[ダイアル2]でゲートタイム、[ダイアル3]でパッ
ドベロシティを設定します。
11
.
キーボードパッドの白鍵で、音符を入力する位置(グリッド)を設
定します。
グリッドとは、1小節を16分音符単位に16分割したもので、
キーボードパッドの白鍵が各グリッドに対応しています。左端の
白鍵が1拍目の頭のグリッドで、4つごとに2拍目、3拍目とな
ります。
音符を入力したいグリッドの白鍵を押すと、LEDが点灯して音
符が入力されます。同じ鍵盤を押してLEDを消すと、音が削除
されます。
5/4拍子など、1小節のグリッド数が16個以上ある場合は、
[OCTUP]を押して5拍目以降の音符を入力します。[OCT
DOWN]を押すと、再び1〜4拍目を入力する状態に戻ります。
たとえば、4/4拍子で、1小節の譜割りが 」
場合は、下図のように入力します。
表示とパラメーター
z 音程(NOTE) ...................................................... [ダイアル1]
【設定値】 C-2〜G8
入力する音符の音程を設定します。
[ダイアル1]で設定できるほか、[SHIFT]を押しながらキーボー
ドパッドを押して設定することもできます。
x ゲートタイム(GATETIME) ........................... [ダイアル2]
ステップレコーディングと同じパラメーターです。詳しくはス
テップレコーディング(P.56)をご覧ください。
c パッドベロシティ(PADVELO) ..................... [ダイアル3]
v テンポ(BPM) .................................................... [ダイアル4]
パターンプレイと同じパラメーターです。詳しくはパターンプレ
イ(P.48)をご覧ください。
z
[ダイアル1]
x
[ダイアル2]
c
[ダイアル3]
v
[ダイアル4]
フレーズが2小節以上ある場合は、[
f
]を押して小節を進めま
す。
12
.
[PLAY]を押すとLEDが点滅し、入力中の演奏を再生して確認す
ることができます。[STOP]を押すと再生が止まり、引き続き入
力できます。
13
.
[STOP]を押すと、録音が終了してパターンプレイに戻ります。