Music Production Synthesizer Owner's Manual
10.
・50%より大きな設定にすると、タイミングが後ろ
に移動してリズムにスイング感が付加されます。
・設定を最大の75%にすると、付点音符の位置まで
移動します。
・この場合は、クオンタイズバリューに設定した音
符の3つ分の長さを100%とします。スイングによ
って移動する3連符の3つ目の音符の本来の位置
は、66%になります。
・スイングレイトの設定を66%にすると、3連符の3
つ目の拍に移動するためスイング感はありませ
ん。
・66%より大きな設定にすると、タイミングが後ろ
に移動してリズムにスイング感が付加されます。
・設定を最大の83%にすると、6連符の位置まで移
動します。
・この場合は、クオンタイズバリューで設定した音
符の内、の2つ分またはの2つ分の長さを100%
とします。スイングによって移動する偶数拍の音
符(2つ目の音符)の本来の位置は、50%になりま
す。
・スイングレイトの設定を50%にすると、偶数拍に
移動するためスイング感はありません。
・50%より大きな設定にすると、発音タイミングが
後ろに移動してリズムにスイング感が付加されま
す。
・設定を最大の66%にすると、3連符の3つ目の音符
の位置まで移動します。
・クオンタイズバリューが 、 、 、 の場合
050%∼075%
・クオンタイズバリューが 、 、 の場合
066%∼083%
・クオンタイズバリューが 、 の場合
050%∼066%
・クオンタイズストレングスが100%でない場合、
スイングで後ろに移動したノートイベントが、通
常のスイングのかからないノートイベントより後
ろにきてしまうことがあります。その場合、後の
データも一緒にずれます。
7 スイングゲートタイム
・クオンタイズバリューで設定した音符の偶数拍(裏
拍)にあたるノートイベントのゲートタイムを変更
してスイング感を出す設定です。
・ゲートタイムとは、音符が実際に演奏された長さ
を示します。つまり、スイングゲートタイムの設
定は、偶数拍にある音符を長くするか短くするか
の設定だということになります。
・100%に設定すると元のゲートタイムのままです。
設定を100%より小さくすると偶数拍にあたるデ
ータのゲートタイムが短くなり、100%より大き
くすると長くなります。
・ゲートタイムが0以下になる場合は、最終的に1
にします。
000%∼100%∼200%
8 スイングベロシティ
・クオンタイズバリューで設定した音符の偶数拍(裏
拍)にあたるノートイベントのベロシティを変更し
てスイング感を出す設定です。
・ベロシティとは、音符が演奏された強さを示しま
す。つまり、スイングベロシティの設定は、偶数
拍にある音符を強く演奏するか弱く演奏するかの
設定だということになります。
・100%に設定すると元のベロシティのままです。
設定を100%より小さくすると偶数拍にあたるデ
ータのベロシティが弱くなり、100%より大きく
すると強くなります。
・ベロシティが0以下になる場合は、最終的に1に
します。
・ベロシティが128以上になる場合は、最終的に127
にします。
000%∼100%∼200%
3
165
3
0101
1101
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1101
0101
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