Operator's Manual
•運転位置を離れる前に
–平らな場所に駐車する。
–PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ
る。
–駐車ブレーキを掛ける。
–エンジンを止め、キーを抜き取る。
–すべての動作が停止するのを待つ。
•エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく
ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭
素が含まれています。
•マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな
いでください。
•牽引する場合は、ヒッチポイント以外の部分は連結
しないでください。
•デフレクタやグラスキャッチャーなどのガード類や安
全確保のための機器がすべて確実に取り付けられ
て適切に動作していない場合には運転しないでくだ
さい。摩耗・劣化した部品は適宜交換してください。
デフレクタやグラスキャッチャーなどのガード類や安
全確保のための機器がすべて確実に取り付けられ
て適切に動作していない場合には運転しないでくだ
さい。摩耗・劣化した部品は適宜交換してください。
•トロ社が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを
使用しないでください。
•この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で
85dBAとなり、長時間使用しつづけると聴覚に障
害を起こす可能性があります。
g229846
図 図
図
11
1.聴覚保護具を使用すること。
•火災防止のため、カッティングユニットや駆動部、
マフラーの周囲にある草や木の葉、ごみなどを除
去する。
•エンジン始動時には、足をブレードから十分に離
してください。
•ブレードが回転中は絶対にデッキを上昇させないで
ください。
•刈りかすの吹き出し口を人に向けないでください。
また、吹き出し口を壁などに向けないでください。
異物が飛び出した時に跳ね返って身体に当たって
けがをする恐れがあります。
•芝面以外の場所を移動するときや次の現場に移動
する時などにはブレードを停止させ、機械を低速に
し、注意して走行してください。
•エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回
転数を上げすぎたりしないでください。
•子供たちの多くは、機械や芝刈り作業に興味を引
かれます。子供は常に動き回ることを忘れないで
ください。
•作業場所に子供を入れないでください。子供たちが
周囲にいる時には、オペレータ以外の誰かが責任
をもって子供を監視してください。
•子供が作業エリアに入り込んだ場合には、危険防
止のために機械を停止してください。
•バックする時や旋回する時は、後方および周囲を
よく見て、小さな子供がいないことを確認してくだ
さい。
•ブレードを回転させていない時であっても、子供
を乗せないでください。子供が機械から落ちて大
けがをする恐れがあり、そもそも安全に運転でき
ません。以前に刈り込み機械に乗せてもらったこ
とのある子供が突然目の前に飛び出したり、知ら
ぬ間に機械の後ろに立っていて轢かれるなどの可
能性があります。
斜 斜
斜
面 面
面
で で
で
の の
の
安 安
安
全 全
全
確 確
確
保 保
保
•斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは
重大な人身事故につながります。斜面での安全運
転はオペレータの責任です。どんな斜面であって
も、通常以上に十分な注意が必要です。斜面で運
転する前に、必ず以下を行ってください
–マニュアルや機体に描かれている斜面に関する
注意事項を読んで内容をよく理解する。
–作業場所のおおよその傾斜角度を傾斜計で確
認する。
–傾斜が15°を超える斜面には絶対に本機を乗り
入れないでください。
–作業当日に現場の実地調査を行い、安全に作
業ができるか判断する。以上の調査において
は、常識を十分に働かせてください。同じ斜面
上であっても、水分など地表面の条件が変われ
ば運転条件が大きく変わります。
•斜面に入る前に、安全の判断をしてください。段
差、溝、盛り土、水などの近くに乗り入れないで
ください。万一車輪が段差や溝に落ちたり、足元
の地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、
非常に危険です。障害物からの安全距離マシンの
幅の2倍を維持して運転してください。乗り入れで
きないエリアでは、歩行式の機械やハンドトリマー
を使ってください。
•斜面での発進・停止・旋回は避けてください。急旋
回したり不意に速度や方向を変えたりしないでくださ
い旋回はゆっくり行ってください。
•走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合
には運転しないでください。ぬれ芝、急斜面など
滑りやすい場所で運転すると滑って制御できなくな
る危険があります。駆動力を失うと、スリップを起
こしたりブレーキや舵取りができなくなる恐れがあ
ります。駆動輪をロックしてもマシンが滑り続ける
場合があります。
15