Form No. 3442-830 Rev A TimeCutter® 4200 乗 用 芝 刈 り 機 シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 75740—シ 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに ト ル ク 値 グ ロ ス 値 、 ネ ッ ト 値 に つ い て この製品に使用 しているエンジンのグロス出力やネット出力は、SAE の J1940 または J2723 規格に則ってエンジンメーカー が実験室にて測定した数値です。安全性、排ガス規 制、機能上の要求などに合わせて調整されるため、こ のクラスの芝刈り機のエンジンの出力トルクは、グロ ス値よりも大幅に下げてあるのが普通です。詳細な内 容については、マシンに同梱されているエンジンメー カーからの情報をご参照ください。 この機械は回転刃を使用する乗用芝刈り機であり、一 般住宅において家族が使用することを前提として製造さ れています。この製品は、適切な管理を受けている芝 生の刈り込みに使用することを主たる目的とする機械で す。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運 転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 お手元の機械の主な仕様は、www.Toro.
危険 、警 警告 、または注 注意 を示します。記号の脇に、危 の文字表記が付きます。 • 危 険 は人の生命に関わる重大な潜在的危険を意味 します。この注意を守らないと死亡事故や重大な人 起こ り ま す 。 身事故が起 • 警 告 は人の生命に関わる潜在的危険を意味しま す。この注意を守らないと死亡事故や重大な人身 起こ る 恐 れ が あ り ま す 。 事故が起 • 注 意 は安全に関わる潜在的危険を意味します。こ 可能 性 が あ り ま す 。 の注意を守らないとけがをする可 保守作業時の安全確保 ..................................25 推奨される定期整備作業 ...................................... 25 整備前に行う作業 ................................................ 26 車体をジャッキで持ち上げる場合 ......................26 潤滑 ...................................................
安全について 以下の注意事項は ANSI 規格 B71.
傾斜確認方法 g011841 図4 このページはコピーして個人的に利用していただくことができます。 1. この機械を使用できる斜度の上限は 15 度 で す 。法面で作業する場合には、まずその法面の傾斜角度をこのスロープチャートで確認 傾斜 が 15度 度を 超 え る 斜 面 で は 本 機 を 使 用 し な い で く だ さ い 。 推奨されている角度にあわせて折る。 してください。傾 2. この縁を垂線 立ち木、建物、フェンスなど に合わせる。 3.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 decal105-7015 105-7015 1. ベルトの掛け方 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decaloemmarkt メーカー純正マーク 1.
decal132-0872 132-0872 3. 異物が飛び出して人にあ たる危険 人を近づけない こと。 2. 開いたバッフルから異物が 4. 飛び出して人にあたる危 険排出口を開いたままで運 転しないこと必ずバッフル または集草装置を取り付け て使用すること。 1. 手足や指の切断の危険 可 動部に近づかないこと。 巻き込まれる危険 可動部 に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付け て使用すること。 decal138-2456 138-2456 1. オペレーターズマニュアル 3. 燃料を入れすぎないこと。 decal139-2392 を読むこと。 2. 139-2392 給油は平らな場所に駐車し て行うこと。 decal139-2394 139-2394 decal139-2388 139-2388 1. 低速 2. 搬送する場合 3. 高速 7 1. 走行コントロール 4. ニュートラル 2. 高速 5. 後退 3. 低速 6.
decal139-2395 139-2395 ニュートラル 1. 駐車ブレーキ 4. 2. 高速 5. 後退 3. 低速 6. 走行コントロール decal140-2716 140-2716 1. チョーク 2. 高速 3. 低速 decal135-3295 135-3295 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 4. 轢かれる危険人を乗せないこと後退するときは後方の安全 に十分注意すること。 2.
製品の概要 g295991 図5 1. エンジン 4. 走行コントロールレバー 7. 2. 運転席 5. 後輪 駆動輪 8. Smart Speed™ レバー 3. 燃料タンクのキャップ 6. 前キャスタホイール 9. 9 デフレクタ 刈高レバー 10.
各部の名称と操作 走行コントロールレバー 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 コントロールレバーを使って、前進・後退・左旋回・右旋 回を行うことができます図 5。 コントロールパネル 駐車位置 マシンから降りる時には、走行コントロールレバーを外 側に開いて PARK 位置にしてください図 18。マシンを駐 車させておく時やマシンから離れる時は必ず、走行コン トロールレバーを PARK 位置にしてください。 Smart Speed™ コ ン ト ロ ー ル シ ス テ ムレバー The Smart Speed™ コントロールシステムレバーは、 運転席の下にあり、走行速度を「トリミング」、「牽 引」、「刈り込み」に切り替えるレバーです図 21。 g296034 燃料残量確認窓 図6 コントロールパネル 1. スロットル/チョークコント ロール 2. 始動キー 3.
運転操作 刈高レバー 運転席に座ったままでデッキの高さを変更することが できます。レバーを引き上げるとデッキが上がって刈 高が上がり、押し下げるとデッキが下がって刈高が 下がります。この昇降操作は、必ず車両を停止させ て行ってください図 22。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転の前に 運転前の安全確認 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
燃料を補給する – 静電気による引火を防止するために、燃料を補 給する際には、燃料容器と機械を地面に直接 置いて給油するようにし、トラックの荷台などで の給油は行わないようにする。 使用推奨燃料 – 燃料補給は必ず屋外の平らな場所で、エンジ ンが冷えた状態で行う。こぼれた燃料はふき取 る。 • 機械の性能を最も良く発揮させるために、オクタン 価87以上の、きれいで新しい購入後30日以内無 鉛ガソリンを使ってください オクタン価評価法は (R+M)/2 を採用 。 • エ タ ノ ー ル エタノールを添加10% までしたガソリ ン、MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソリン 15% までを使用することが可能です。エタノールと MTBEとは別々の物質です。エタノール添加ガソリ エタ ノ ー ル 含 ン15% 添加=E15は使用できません。エ 有 率 が 10% を 超 え る ガ ソ リ ン は 絶 対 に 使 用 し て は な り ま せ ん たとえば E15含有率 15%、E20含有率 20%、E85含有率 85%がこれにあたります。これ らの燃料を使用した場合には性能が十分に発揮さ れず、
• ブレードPTO制御スイッチが解除されている。 • 走行コントロールレバーが PARK 位置にある。 インタロックシステムはまた、コントロールレバーが PARK 位置以外の場所にした状態で運転席を離れる と、エンジンを停止させます。 インタロックシステムのテスト 機械を使用する前には、必ずインタロックシステムの テストをしてください。安全装置が正しく動作しない場 合には直ちに修理が必要です。弊社代理店に連絡 してください。 1. 運転席に座り、走行コントロールレバーを PARK 位置にし、ブレードコントロールスイッチを ON 位 置にする。エンジンを始動させてみるクランキ ングしなければ正常。 2. 着席し、ブレードコントロールスイッチを OFF 位 置にする。どちらかのコントロールレバーをセン ターロック解除位置にする。エンジンを始動させ てみるクランキングしなければ正常。もう一方の 走行コントロールレバーでも同じ点検を行う。 3.
3. 適当な角度にして両方のボルトを締め付けてレ バーを固定する。 4.
運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな いでください。 牽引する場合は、ヒッチポイント以外の部分は連結 しないでください。 デフレクタやグラスキャッチャーなどのガード類や安 全確保のための機器がすべて確実に取り付けられ て適切に動作していない場合には運転しないでくだ さい。摩耗・劣化した部品は適宜交換してください。 デフレクタやグラスキャッチャーなどのガード類や安 全確保のための機器がすべて確実に取り付けられ て適切に動作していない場合には運転しないでくだ さい。摩耗・劣化した部品は適宜交換してください。 トロ社が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを 使用しないでください。 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA となり、長時間使用しつづけると聴覚に障 害を起
隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えな い障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒 してください。深い芝生に隠れて障害物が見えな いことがあります。不整地では機体が転倒する可 能性があります。 • 集草う装置などのアクセサリやアタッチメントを搭載 しての運転には特に注意してください。アタッチメン トによってマシンの安定性が変わり、安全限界が変 わる場合がありますからご注意ください。カウンタ ウェイトについての説明を守ってください。 • 停止までに必要な距離は、牽引物の重さに比例し て長くなるのが普通です。牽引は低速で行い、停 止距離を十分にとってください。 • 旋回する時は、アタッチメントが機体に当たらないよ うに大きく旋回してください。 ブレードコントロールスイッチ の使い方 PTOの 斜面では、可能な限り刈り込みデッキを地表面まで 下げておいてください。斜面上で刈り込みデッキを 上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。 • • ブレードPTO制御スイッチは、刈り込みデッキのブレー ドを回転・停止させるスイッチです。 制御 ス イ ッ チ を 入 れ る ブ レ ー ド
を切 る ブ レ ー ド 制 御 ス イ ッ チ PTOを g009174 図 15 スロットルの操作 スロットルは 高速 と 低速 の中間位置にセットできます 図 16 。 PTO を駆動する場合には、必ずスロットルを高速に する。 g296102 図 17 g296056 図 16 エンジンの停止手順 エンジンの始動手順 重要 スタータは 1 度に 5 秒間以上連続で使用しないで ください。5 秒間以上連続で使用するスタータモータが 焼ける恐れがあります。5 秒間以内に始動しなかった場 合 は 、 10 秒 間 待 っ て か ら 再 度 始 動 を 試 み て く だ さ い 。 注 始動しにくい時には、レバーをストップにしっか り押し付けた状態チョーク ON 位置で始動を試みてく ださい 図 17 。 1. ブレードコントロールスイッチをOFF位置にする 図 17 。 2. 走行コントロールレバーを PARK 位置外側に動 かす。 3. スロットルコントロールをFAST位置とする。 4.
走行コントロールレバーの使 用方法 警告 この車両は急激な旋回が可能である。確実にコン トロールしないと人身事故や機械を破損するなど の事故を起こす。 • 旋回動作は十分に注意して行うこと。 • 小さな旋回を行う前には速度を十分に落とし てください。 前進走行 注 バックする時や旋回する時は十分注意してください。 1. レバーを中央位置ロック解除位置にする。 2. 前進するには、左右の走行コントロールレバーを ゆっくりと前へ押し出す図 19。 g004532 図 18 1. 走行コントロールレバー — PARK 位置 4. 後退 2. センター、ロック解除位置 5. 機体正面 3.
推奨用途 トリミング 駐車 X 濡れた重い芝 草 X トレーニング X トリミング X 牽引 集草 X マルチング X 牽引式アタッ チメント X 刈り込み 通常の刈り込 み X 移動走行 X トリミング g008953 最も遅い速度となります。この速度は以下のような条 件で使うのに適しています 図 20 Smart SpeedTM コ ン ト ロ ー ル システムの使い方 The Smart SpeedTM コントロールシステムレバーは、 運転席図 21の下にあり、走行速度を「トリミング」、 「牽引」、「刈り込み」に切り替えるレバーです。 • 駐車 • 湿った重い芝草の刈り込み • トレーニング • トリミング 牽引 中間の速度となります。この速度は以下のような条件 で使うのに適しています • 集草 • マルチング • 牽引式アタッチメント 刈り込み 最も速い速度となります。この速度は以下のような条 件で使うのに適しています g293338 スマートスピードレバー 走行コントロールレバーをニュートラルにして外 側に開いて
危険 デフレクタ、排出口カバー、あるいは集草アセン ブリ一式を取り付けずに刈り込み作業を行うこと は、自分自身や周囲の人間を回転刃やそれに飛 ばされてくる異物の危険にさらす危険行為であ る。回転中のブレードに触れたり、跳ね飛ばさ れた物に当たると、けがをするばかりでなく場合 によっては死亡する。 • デフレクタは排出方向を下向きにする重要な部 材であるから、絶対に取り外したままで刈り込 みを行ってはならない。デフレクタが破損して いる場合には直ちに交換すること。 • 刈り込みデッキの下には絶対に手足を差し入 れないこと。 • 刈り込みデッキの排出部や刈り込みブレード を解 除 の 近 く を 清 掃 す る 時 に は 、 必 ず PTOを し、 エ ン ジ ン の キ ー を OFFに にし て 抜 き 取 OFFし る。 • デフレクタが降りた位置になっているのを必ず 確認しておくこと。 刈り高の調整 注 図 22に示すように、移動走行時には、刈り込みデッ キを一番高い位置、刈高 114 mmにセットしてください。 g296586 図 22 刈高は、38-114 mm の範囲で、13
適切な日数間隔で刈り込む 芝草の生長速度は色々な条件によって左右され、一定 ではありません。ですから、草丈をいつもほぼ一定に 維持するためには成長が早い時期にはひんぱんな刈り 込みが必要になります。芝生の成長速度が遅くなって きたら、刈り込み間隔を長くするようにします。何かの 事情で長期間刈り込みを休んでしまった場合には、ま ず高めの刈高で一度刈り込みを行い、2日ほど経って から刈高を低くしてもう一度刈り込みます。 g019929 図 23 1. 芝削り防止ローラ 4. 上の穴刈高が 63 mm 以 下の場合に使用 2. 下の穴刈高が 76 mm 以 上の場合に使用 5. ボルト 3.
備、調整、給油、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 駆動部、グラスキャッチャーの周囲に、草や木の 葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。オ イルや燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 • マシンを搬送する場合には、燃料バルブを閉め、 キーを抜いておいてください。 機体を手で押して移動する 重要 機体を動かすときは必ず押してください。牽引は しないでください。車両が破損する恐れがあります。 g295542 この機械には電気ブレーキが搭載されており、機体を 手で押して移動するためには、キーを RUN 位置にして おく必要があります。また、電気ブレーキを解除する電 源であるバッテリーが機能していること必要です。 図 24 機体を押して移動するには 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 1. バイパスレバーの位置 2. 通常使用時のレバー位置 3. 押して移動する時のレバー 位置 6.
トレーラの選択 トレーラへの積み込み 警告 警告 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を 転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような 事故が起こると死亡事故など重大な人身事故とな る 図 25 。 • 歩み板は幅の広いものを使用すること マシンの 左右それぞれに細い歩み板を使用しないこと。 • 歩み板と路面との角度、および歩み板とトレー 度を ラ の 荷 台 の 床 面 と の 角 度 が 、 い ず れ も 15度 超えないようにすること。 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転 倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故 が起こると死亡事故など重大な人身事故となる。 倍程 必 ず 、 ト ラ ッ ク ト レ ー ラ の 荷 台 の 高 さ の 4倍 度の長さの板を使用すること。このようにすれ 度を 超 ば 、 平 ら な 地 面 と 荷 台 と の 角 度 が 15度 えることはない。 • • 歩み板の上を運転する場合には安全に十分 に注意すること。 • 積み込み 登り はバックで、降りる時には前進 で運転してください 。 • 積み下ろし作業中の急加速や
マシンを降ろす 1. 歩み板を降ろす板と地面との角度が15°以下と なるにすること図 25。 2.
保守 • 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 • 保守作業時の安全確保 • • • 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰 でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。整備作業の前には必ずキーを抜いてお くこと。 • 運転席を離れる前に • – 平らな場所に駐車する。 – 駆動系統をOFFにする。 • – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – 保守作業は、各部が十分冷えてから行う。 • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 • 可動部や高温部に手足を近づけないよう意してくだ さい。エンジンを駆動させたままで調整を行うのは 可能な限り避けてください。 • • • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。取り外しには十分注意 してください。 駐車ブレーキは、頻繁に動作点検を行ってくださ い。必要に応じて調整や整備を行ってください。 絶対に安全装置にいたずらをしないでください。安 全装置が適切に作動するかを定期的に点検して ください。 火災防止のため、カッ
整備間隔 整備手順 • エンジンバルブのクリアランスを点検調整します。代理店に連絡する。 300運転時間ごと • バッテリーを充電し、ケーブルを外す。 • 上記整備項目を全て行う。 • 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をする。 長期保管前 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備を行う前には、エンジンを止め、キーをスイッチから抜き取ること。 整備前に行う作業 潤滑 車体をジャッキで持ち上げる 場合 ベアリングのグリスアップ 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—キャスターホイールベアリ ングのグリスアップを行う。 車体をジャッキで持ち上げたら必ずスタンドで支えてく ださい。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 警告 でマ シ ン を 支 え る と 、 下 側 マ フ ラ ー シ ー ル ド 図 28で マシンが落下して人身事故となる恐れがある。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • 手足や顔や衣服をマフラなどの高温部に近づけな いよう十分注意すること。保守作業は、エンジン の各部が十分冷えてから行う。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 g233265 図 31 注 ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に 数時間ごとにエアクリーナの整備を行ってください。 1. スポンジエレメントとペーパーエレメ ントの取り外し 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. エンジン内部に汚れが落ちないように、まず、エ アクリーナ周囲をきれいに清掃する。 4. エアクリーナカバーを固定している 2 つのノブを ゆるめてカバーを外す図 30。 6. スポンジ 2.
スポンジエレメントとペーパーエレメン トの取り付け 重要 エンジンを保護するため、エンジンは必ずペー パーエレメントとスポンジエレメントの両方を取り付け て使ってください。 1. ペーパフィルタにスポンジを取り付ける図 31。 2. スポンジとペーパーフィルタをエアクリーナのハウ ジングに取り付ける。 3. エアクリーナカバーを取り付けて 2 つのノブを締 め付ける 図 30 。 エンジンオイルについて エンジンオイルの仕様 オ イ ル の 種 類 洗浄性オイルAPI規格 SF, SG, SH, SJ またはそれ以上 オ イ ル 容 量 1.
g027477 図 35 6. g029369 図 34 5.
g027478 図 37 点火プラグの点検 重要 点火プラグは清掃しないでください。黒い汚れ、 電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいものと 交換してください。 絶縁体部がうす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっ ているのは不完全燃焼であるエアクリーナの汚れが 原因であることが多い。 すきまを 0.75 mm に調整する。 g235264 図 36 7. 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な 方法で処分してください。 点火プラグの整備 g206628 図 38 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—点火プラグを点検する。 100運転時間ごと—点火プラグを交換する。 点火プラグの取り付け 取り付ける時には電極間のエアギャップを正しく調整し ておいてください。取り付け、取り外しには必ず専用 のレンチを使い、エア・ギャップの点検調整にはすきま ゲージやギャップ調整工具などを使ってください。必要 に応じて新しい点火プラグと交換してください。 タ イ プ Champion® RC12YC または Autolite® 3924 エ ア ギ ャ ッ プ 0.
燃料系統の整備 ブロアハウジングの清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 冷却性能を十分に確保するため、刈りかす除けスク リーン、エンジンの冷却フィンや外面の清掃を欠かさな いでください。 燃料に関する注意事項の説明は 燃料についての ペー ジ 11) を 参 照 し て く だ さ い 。 安 全 事 項 (ペ エンジンの冷却フィンや外面を適宜清掃してください。 冷却用シュラウドを忘れずに取り付けてください。ブロ アハウジングのねじは 7.5 N·m0.76 kg.m = 5.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • g027506 • バッテリーの整備 バッテリーの取り外し 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2.
5. プラス赤ケーブルのゴムカバーを外す。 6. バッテリー端子からプラスケーブル赤を外す図 41 。 注 ねじ類はすべて保管しておく。 7. バッテリー押さえ図 41を外して、バッテリートレイ からバッテリーを取り出す。 g000538 図 42 1. バッテリーのプラス端子 3. 充電器からの赤色+コード 2. マイナス-端子 4. 充電器からの黒色-コード バッテリーの取り付け 1. バッテリーをトレイに載せる図 41。 2. 先ほど取り外したねじ類を再使用して、プラス ケーブル赤いケーブルをバッテリーのプラス 端 子に取り付ける。 3. 先ほど取り外したねじ類を再使用して、マイナ スケーブルをバッテリーのマイナス-端子に取り 付ける。 4. プラス端子赤色に赤いゴムカバーを取り付ける。 5. バッテリー押さえを使ってバッテリーを固定する 図 41 。 6. 座席をもとに戻す。 g293472 図 41 1. バッテリー 5. マイナス-端子 2. バッテリーのプラス端子 6. 蝶ナット、ワッシャ、ボルト 3.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整備間隔: 25運転時間ごと—タイヤ空気圧を点検する。 前後のタイヤとも規定値に調整して運転してください。 空気圧そろっていないと均一な刈高になりません。空 気圧は空気バルブ図 44で測定してください。測定はタ イヤが冷えている状態で行うのがベストです。 キャスタホイールの空気圧は、タイヤメーカーの推奨値 タイヤ側面に記載されていますにしたがってください。 g293931 図 43 1. 5. チャージ回路用15 A 2. 後輪駆動輪の空気圧は、0.90 bar (0.9 kg/cm2 = 13 psi としてください。 メイン 25 A 座席をもとに戻す。 g000554 図 44 1. 空気バルブ 電動ブレーキの解除方法 リンクアームを前方に回転させると、手動で電気ブレー キを解除することができます。電動ブレーキに通電する と、ブレーキはリセットされます。 1. 始動キーを OFF 位置にするかバッテリーの接 続を外す。 2. 電気ブレーキのシャフトブレーキリンクアームが接 続されているを探し出す図 45。 3.
トラッキングの調整 5. 平坦な場所を全速で前進走行したときにマシンが左右 どちらかに寄っていく場合には、トラッキングの調整 を行ってください。 マシンが左側に寄る場合は、右側の走行コントロール レバーを調整します。右側に寄る場合は左側の走行 コントロールレバーを調整します。 注 トラッキング調整は前進方向のみで行うことがで きます。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. 調整が必要な側の走行コントロールレバーの近く にあるトラッキング調整ボルトを探し出す図 46。 注 運転席を倒すと調整ボルトにアクセスしやすく なります。 4. ボルトを回すとその側の車輪の回転速度が遅 くなる。 注 少しの変更の場合には少しだけボルトを回 すようにしてください。 g294926 図 46 1.
ベルトの整備 ベルトの点検 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—ベルトに磨耗や割れが発 生していないか点検する。 ベルトが破損している場合には交換する。磨耗の兆 候としてベルトが回転するときにきしみ音がする、刈 り込み中にベルトが滑ってブレードが回らない、ベル トの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れてい るなどがあります。 刈り込みベルトの交換 磨耗の兆候としてベルトが回転するときにきしみ音がす る、刈り込み中にベルトが滑ってブレードが回らない、 ベルトの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れ ているなどがあります。これらの兆候を発見したらベ ルトを交換してください。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. 刈高を一番低い刈高38 mmにセットする。 4. ねじをゆるめてプーリカバーを外す図 47。 g295655 図 48 g295766 図 47 1. 5. カバー 2.
刈り込みデッキの保守 刈り込みブレードについての 安全事項 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をは め、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは 研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 複数のブレードを持つ機械では、つのブレードを 回転させると他も回転する場合がありますから注意 してください。 • バランスを狂わせないようにするため、ブレードを交 換するときにはボルトもセットで交換してください。 g006530 図 49 1. 刃先 3. 磨耗や割れの発生 2. 立ち上がり部分 4. ひび ブレードの変形を調べる 注 以下の点検は、平らな床面にマシンを駐車した状態 で行う必要があります。 ブレードの整備 1. 刈り込みデッキを、一番低い刈高にセットする。 2.
g014973 g014973 図 51 図 53 1. ブレード測定位置に回したところ 1. 反対側の刃先測定位置に回したところ 2. 平らな床面 2. 平らな床面 3. 刃先から床面までの距離を測定するA 3. 刃先から床面までの距離を測定するB 4. 同じブレードを180度回転させる。すなわち、ブ レードのもう一方の刃先が、先ほど測定した場所 と同じ位置にくるようにする図 52。 A. A と B との差が 3 mm よりも大きい場合に は、そのブレードは曲がっていて危険である から新しい刃に交換する ブレードの取り外 し (ページ 38)と ブレードの取り付け (ペー ジ 39)を参照。 注 新しい刃に交換しても差が 3 mm よりも 大きい場合には、スピンドルが曲がってい る可能性があります。弊社代理店に連絡し てください。 B. 6. g014974 測定値の差が適正範囲内であれば次のブ レードの測定を行う。 各ブレードについて上記の検査を行う。 図 52 1. ブレード先ほど測定した側 2. 測定先ほど測定を行った位置 3.
重要 ブレードの立っている側 セイル部 がカッティ ングデッキの天井を向くのが正しい取り付け方で す。 2. 湾曲ワッシャ、ブレードボルトを、スピンドルシャ フトに取り付ける図 54。 3. 各ブレードボルトを 81-108 N·m4.9-9.0 kg.m = 60-80 ft-lb にトルク締めする。 デッキの水平調整 デッキを取り付けたときや、刈り上がりが揃っていな いときには、デッキが水平に取り付けられているかど うかを点検してください。 g027833 図 54 1. ブレードの立ち上がりセイ ル部 3. 湾曲ワッシャ 2. 枚刃 4. ブレードボルト デッキの水平調整の前に、ブレードが曲がっていない か点検し不良ブレードは交換してください ブレードの整 備 (ページ 37)を参照してから作業を続けてください。 デッキの左右の水平調整先に行い、次に前後の水 平調整を行ってください。 ブレードの研磨 1.
g294044 g294046 図 57 1. 2. ブレードを左右方向に向け る 外側の刃先 3. 図 58 刃の先端から平らな床面ま での距離を測る。 1. 2. デッキの前後の傾きの点検 ブレードを前後方向に向け る 外側の刃先 3. 刃の先端から平らな床面ま での距離を測る。 左右の水平調整 刈り込みデッキを取り付けた場合には、必ずこの前後調 整を点検してください。デッキの後部の高さと前部の高 さを比較します。前部の方が 7.9 mm 以上低くなってい る場合には、前後の傾きを調整する必要があります。 1. 車両の左側に移動して、 2. 芝削り防止ローラを一番上の穴にセットするか、 全部取り外すかする 芝削り防止ローラを調整す る (ページ 20)を参照。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 3. 刈高レバーを 76 mm に設定する 刈り高の調整 (ページ 20)を参照。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 4.
g294471 図 62 g294197 図 60 1. 刈高プレート 2. ヘアピンコッター 7. 3. ワッシャ 刈高プレートを取り付けた時にプレートがデッキイ の重量を支えるように、プレート別の穴にセット する 図 61 。 1. 調整ロッド 2. 調整ブロック 3. 調整ナット 2. デッキ前部を高くするには、調整ナットを締める。 3. デッキ前部を低くするには、調整ナットをゆるめ る。 4. 調整ができたら、もう一度前後の傾きをチェック し、傾きが適正になるまで前端での刃先の高さが 後端での高さよりも 1.6-7.9 mm 低い前部ロック ナットでの調整を続ける デッキの前後の傾きの点 検 (ページ 40)を参照。 5. 前後の傾きを正しく調整できたら、もう一度水 平調整を点検する 左右の水平の点検 (ページ 39)を参照。 刈り込みデッキの取り外し 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 2.
8. 機体の反対側でも、ステップ6 と 7 を行う。 9. デッキを後ろにずらして、エンジンプーリから刈り 込みベルトを取り外す。 10. 機体下から刈り込みデッキを引き出す。 注 外した部材やねじ類は今後のために保管す る。 刈り込みデッキの取り付け g014635 図 63 1. 前サポートロッド 2. ロッキングナット 3. デッキブラケット 5. 刈り込みデッキの前部を、注意深く、床面に降ろ す。 6. 機体の左右どちらかで、デッキピンからヘアピン コッターとワッシャを外す図 64。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. 機体下に刈り込みデッキを押し入れる。 4. 刈高レバーを一番低い刈高にセットする。 5. 機体の左右どちらかで、デッキ後部を持ち上げて 昇降アームをデッキピンに取り付ける図 64。 6.
洗浄 デッキ内側の清掃 整 備 間 隔 : 使用後毎回—デッキのハウジングを洗浄 する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。た だし高圧洗浄器は使用しないでください。また、コント ロールパネル、運転席の下、エンジンのまわり、油 圧ポンプ、モータに大量の水が掛からないように注意 してください。 刈り込み作業が終わったら、毎回、デッキの内側をき れいに洗浄してください。この部分に刈りかすがこびり ついて固まるとマルチングや刈りかすの排出がきれい におこなわれなくなります。 g298207 図 65 1. デッキ 5. ロッド 2. 短い突起 3. デフレクタブラケット 6. 7. スプリング ナット ⅜" 4. デフレクタ 2. ロッドを、短い取り付け部から抜き取ると、スプリ ングとデフレクタが外れてくる図 65。 3. 破損または古くなっているデフレクタを取り外す。 4. 新しいグラスデフレクタを取り付ける図 65。 5. 後デフレクタのブラケットに、ロッドの真っ直ぐ な側を差し込む。 6.
保管 7. ブレードコントロールスイッチを切り、エンジンを 止め、キーを抜き取り、可動部が完全に停止し たのを確認する。 8. 水道栓を閉め、カップリングを外す。 格納保管時の安全確保 注 一回の洗浄でデッキ内部が十分にきれいにな • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全 に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調 整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷え てから行ってください。 裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内や箱 型トレーラ内で燃料の抜き取りをしたりしない。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 らない場合には、水にぬらしたままで30分程度 放置し、そしてその後にもう一度、洗浄を行って ください。 9.
A. B. エンジンをかけ、5 分間ほどかけてコンディ ショナ入りの燃料を各部に循環させる。 C. エンジンを停止し、機体が冷えたらガソリン を抜き取るを参照。または燃料切れで停止 するまで運転する。 D. バッテリーの保管 燃料タンクに新しい燃料を入れて、スタビラ イザ/コンディショナ燃料品質安定剤を添加す る。混合手順は、スタビライザの説明書に従 うこと。アルコール系エタノール系、メタノー ル系のスタビライザーの使用は避けること。 14. 抜き取った燃料は地域の法律などに従って 適切に処分する。抜いた燃料は法律や規則 に従って処分する。 16. 汚れていない乾燥した場所で保管する。始動ス イッチのキーを抜き取って子供などの手の届か ない場所に保管する。機体にはカバーを掛け ておく。 24 時間後にバッテリーの電圧を測定する。 3. バッテリー端子からケーブルを外す。 4. 定期的に電圧を測定し、12.
故障探究 問題 考えられる原因 対策 燃料タンクが凹みそうになったり、燃料切 れ表示が頻繁に出る。 1. エアクリーナのペーパーエレメントが目 詰まりしている。 1. ペーパーエレメントを清掃する。 エンジンがオーバーヒートしている。 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 走行速度を遅くする。 2. エンジンオイルの量が不足している。 2. クランクケースにオイルを入れる 3. 清掃して空気の流れを良くする。 3. 冷却フィン付近およびエンジンのブロ アハウジングの下付近が目詰まりして いる。 4. エアクリーナが汚れている。 スタータがクランキングしない。 エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ 止まる。 5. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 4. エレメントを清掃または交換する。 5. 代理店に連絡する。 1. ブレードスイッチが解除されていない。 1. ブレード制御スイッチを切る 2. 走行コントロールレバーが PARK 位置 にない。 3. バッテリーが上がっている。 2. 走行コントロールレバーを PARK 位置外 側 に動かす。 3.
問題 機体が異常に振動する。 刈高が不均一になる。 ブレードが回転しない。 考えられる原因 対策 1. ブレードが曲がっているバランスが悪 い。 1. 新しいブレードを取り付ける。 2. ブレード取り付けボルトがゆるい。 2. 取り付けボルトを締め付ける。 3. エンジン固定ボルトがゆるんでいる。 3. エンジン取り付けボルトを締め付ける。 4. エンジンプーリ、アイドラプーリ、また はブレードプーリがゆるんでいる。 4. プーリを締め付ける。 5. エンジンプーリの破損。 5. 代理店に連絡する。 6. ブレードスピンドルが曲がっている。 7. モータのマウントが磨耗、またはゆる い。 7. 代理店に連絡する。 1. ブレードが鋭利でない。 1. ブレードを研磨する。 6. 代理店に連絡する。 2. ブレードが曲がっている。 2. 新しいブレードを取り付ける。 3. 刈り込みデッキの水平調整が悪い。 4. 芝削り防止ローラ搭載機の場合の設 定が悪い。 5. デッキの内側が汚れている。 3. デッキの前後左右の調整を行う。 4.
図面 g307974 電 気 回 路 図 — 139-2356 (Rev.