Form No. 3434-314 Rev B Groundsmaster® 4500-D お よ び 4700-D ロ ー タ リ ー モ ア シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30893—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30893TE—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30899—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 30899TE—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 モデル番号 詳細な内容については、マシンに同梱されているエン ジンメーカーからの情報をご参照ください。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すための 警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 はじめに この機械は回転刃を使用するロータリー式乗用芝刈り 機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータ が運転操作することを前提として製造されています。こ の製品は、集約的で高度な管理を受けているスポーツ フィールドや商用目的で使用される芝生に対する刈り込 み管理を行うことを主たる目的として製造されておりま す。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運 転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。 g000502 図2 1.
目次 運転終了後に ...................................................... 38 安全に関する一般的な注意 .............................38 カッティングユニットの保管用ランヤードひもの 使い方 .....................................................39 移動走行用ラッチの使用方法...........................40 トレーラへの積み込み ....................................40 緊急時の牽引移動 ........................................40 ロープ掛けのポイント .....................................41 保守 ........................................................................ 42 保守作業時の安全確保 .............................
安全について カッティングユニットの保守..................................66 カッティングユニットを取り外す ..........................66 カッティングユニットを取り付ける .......................66 前ローラの整備.............................................66 ブレードの保守.................................................67 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................67 ブレード回転面の管理 ....................................67 ブレードの取り外しと取り付け ...........................68 ブレードの点検と研磨.....................................68 保管 .......................
decal98-4387 98-4387 1. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 decal112-5297 112-5297 1. 2. 転倒の危険旋回する時は速度を落とすこと高速でターンしな いこと下り坂ではカッティングユニットを下降させることROPS 横転保護バーとシートベルトを使うこと。 4. 警告斜面に駐車しないこと平らな場所で、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを下降させ、エンジンを停止させ、 マシンから離れる場合にはキーを抜き取ること。 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 6. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 106-6754 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 3. decal106-6754 1.
decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 decal117-4764 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと。 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 1. 117-4764 6. 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. 2. 刈り込み刃で手や指を切断する危険 可動部に近づかないこ と。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 3. 刈り込み刃で足を切断する危険 可動部に近づかないこと。 すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 を読むこと。 decal117-4765 117-4765 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
decal121-3887 121-3887 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal120-8947 120-8947 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 4. ROPS を立てて運転する 時はシートベルトを着用す ること。 2. ROPS を下げた状態で は、ROPS による安全保 護は機能しない。 5. ROPS を降ろして運転する 時はシートベルトを着用し ないこと。 3. ROPS を立てれば転倒時 の保護が機能する。 6. decal127-3700 127-3700 グランドマスター 4700 のみ 旋回操作はゆっくり行うこ と。 decal121-3884 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン予熱 3. エンジン 始動 7 1. 上昇左カッティングユニット 2. 上昇中央カッティングユニッ 5. クルーズコントロールを解 ト 除する。 3. 上昇右カッティングユニット 4.
decal136-2931 136-2931 グランドマスター 4500 のみ 1. カッティングユニット上昇。 2. クルーズコントロールをセッ トする。 3. クルーズコントロールを解 除する。 decal136-3338 136-3338 1. TEC 7.5 A decal136-3185 136-3185 1. ヘッドライト OFF 5. 低 2. ヘッドライト ON 6. 左刈り込みデッキを下降さ せる 3. High/Low - Auto 7. 中央刈り込みデッキを下降 させる 8. 右刈り込みデッキを下降さ せる 4. 走行コントロール 8 2. 電源 10A 3. 4. インフォセンター2 A 補助電源—10 A 5. 作業用ライト10 A 6. 電動シート10A 7. エンジン10A 8. TEC 2 A 9. 10.
decal138-6978 138-6978 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal121-3627 121-3627 1.
4500 シリーズのマシンを CE* 基準に適合させる場合に P/N 112-5297 の上から貼り付ける* decal127-6447 127-6447 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が16°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 10 警告斜面に駐車しないこと平 7.
4700 シリーズのマシンを CE* 基準に適合させる場合に P/N 112-5297 の上から貼り付ける* decal127-6448 127-6448 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる 法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のも とでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。使用する 3. 転倒の危険傾斜が21°を超 える斜面に乗り入れないこ と。 4. 下り斜面を走行運転すると 6. きにはカッティングユニットを 下げ、必ずシートベルトを着 用すること。 前に全員がトレーニングを 受けること。 2. 警告牽引については オペ レーターズマニュアル を読 むこと。 5. 11 警告斜面に駐車しないこと平 7.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 警告デカル CE 用デカル 製造年デカル フードラッチブラケット リベット ワッシャ ねじ ¼" x 2" ロックナット ¼" 1 1 1 1 2 1 1 1 3 必要なパーツはありません。 – ローラスクレーパオプションの調整 4 必要なパーツはありません。 – マルチングバッフルオプションを取り付 けます。 5 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 1 2 デカルを貼り替えますCE 諸国用のみ。 フードラッチを取り付けるCE諸国用のみ その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 整備の詳細についてはマニュアルを参照。 規格適合認定書 1 始動キー 2 エンジンを掛ける。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 12
1 2 デ カ ル を 取 り 付 け る CE 諸 国 用のみ フードラッチを取り付ける CE 規 制 に 適 合 さ せ る 場 合 の み この作業に必要なパーツ 1 警告デカル 1 CE 用デカル 1 製造年デカル この作業に必要なパーツ 手順 CE 規制に適合する必要のあるマシンでは、警告デカ ル、CE デカル、製造年デカルを貼りかえる必要が あります 図 3 。 1 フードラッチブラケット 2 リベット 1 ワッシャ 1 ねじ ¼" x 2" 1 ロックナット ¼" 手順 1. フードラッチブラケットからフードラッチを外す。 2. フードラッチブラケットをフードに固定しているリ ベット2本を外す図 4。 g297728 図3 1. 警告表示ステッカー 2. CE 用ステッカー 3. 製造年表示ステッカー g012628 図4 1. フードラッチブラケット 2. リベット 3. フードからフードラッチブラケットを外す。 4.
3 ローラスクレーパを調整する オプション 必要なパーツはありません。 手順 g012629 図5 1. CE 用ロックブラケット 2. 後ローラスクレーパオプションは、スクレーパとローラ との間に 0.5-1 mm の平行な隙間があるときに最も効 率よく機能します。 1. グリスフィッティングと取り付けねじをゆるめる 図 8。 ボルトとナット 5. フードの内側にある穴に、ワッシャを整列させる。 6. ブラケットとワッシャをフードにリベットで固定す る図 5。 7. フードラッチブラケットにフックをかける図 6。 g031578 図8 8. ローラスクレーパ 2. 取り付けねじ 2. g012630 図6 1. 1. 3. フードラッチ フードラッチブラケットのもう一つのアームにボルト を取り付けてラッチをロックする図 7。ボルトをしっ かりと締め付けるが、ナットは締め付けない。 3. グリスフィッティング スクレーパを上下に移動させてロッドとローラとの 隙間が 0.
2. 後部の取り付け穴にマルチングバッフルを取り付 け、フランジヘッドボルト 5 本で固定する図 9。 7. 運転前にタイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧 を点検する (ページ 23)を参照。 重要 マシンの性能を適切に発揮させ、また質の 高い刈り込みを実現するために、すべてのタイヤ の空気圧を正しく維持してください。タイヤ空気圧 は規定値以下にしないで下さい。 8. エンジンを初めて作動させる前に、後アクスル オイルの量を点検する 後アクスルオイルの点 検 (ページ 58)を参照。 9. エンジンを作動させる前エンジンオイルの量を点 検する エンジンオイルの量を点検する (ページ 49)を参照。 10. エンジンを作動させる前に、油圧オイルの量を 点検する 油圧オイルの量を点検する (ページ 63) を参照。 11. エンジンを作動させる前に、冷却系統を点検す る 冷却系統を点検する (ページ 60)を参照。 12. 運転前に機械のグリスアップを行う ベアリングと ブッシュのグリスアップ (ページ 46)を参照。 g031579 図9 1. 3. マルチングバッフル 2.
製品の概要 チルト調整ペダル ハンドルを手前に寄せたい場合には、ペダルを踏み込 み、ステアリングタワーを手前に引き寄せ、ちょうど良 い位置になったら、ペダルから足を離します図 10。ハ ンドルを手元から遠くへ移動させたい場合には、ペダル を踏み込み、希望位置までハンドルを前に押し出し、 ラッチがかかったらペダルから足を離します。 各部の名称と操作 キースイッチ キースイッチ図 11には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 g009979 図 10 1. ブレーキペダル 4. 走行ペダル 2. ペダルロックのラッチ 5. チルト調整ペダル 3. 駐車ブレーキペダル 走行ペダル g296364 図 11 走行ペダル(図 10)は前進走行と後退走行を制御しま す。ペダル前部を踏み込むと前進、後部を踏み込むと 後退です。カッティングユニットが完全に上昇している 状態では、ペダルの踏み込みとエンジン速度と走行速 度との関係は、普通の自動車と同様になります。 昇降スイッチグランドマス ター 4700 のみ 5.
注 H/L AUTO モードでは、完全に上昇したカッティン グユニットを下げることはできません。走行ペダルを ニュートラルにして走行を停止させる必要があります。 クルーズコントロールスイッチ クルーズコントロールスイッチは、希望の走行速度を維 持します図 12。スイッチ後部を押すとクルーズコント ロール機能は解除され、スイッチ中央部はクルーズコ ントロールスイッチが ON になり、スイッチ前部で希望 する走行速度を設定します。 クルーズコントロール設定後は、インフォセンターで速 度を変更することができます図 30。 g036845 図 13 1. 電源ソケット 2. バッグホルダー バッグホルダー バッグホルダーは物入れにお使いください図 13。 座席調整 g028454 図 12 1. 電源ソケット 2.
アームレスト調整ノブ ノブを回してアームレストの角度を調整することがで きます 図 14 。 背もたれ調整レバー 背もたれの角度を調整するレバーです図 14。 体重調整ゲージ 適正位置に調整されると体重ゲージに表示が出ます図 14。運転席の高さも調整できますサスペンションを緑色 の範囲で調整してください。 体重調整レバー 体重に合わせてこのレバーで調整します図 14。レ バーを引き上げると空気圧が高くなり、押し下げると 低くなります。体重ゲージが緑色の範囲に入れば、 調整は適切です。 ディ ス プ レ イ イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDデ インフォセンターLCDディスプレイ図 11は、マシンの運 転状態、故障診断などの情報を表示します。 表示される内容はボタンによって変わります。各ボタン の機能はメニューの内容によって、変わります。 18
仕様 g198614 図 15 1. 1番カッティングユニット 3. 3番カッティングユニット 5. 5番カッティングユニット 2. 2番カッティングユニット 4. 4番カッティングユニット 6. 6番カッティングユニット4700 のみ 19 7.
各マシンの主な仕様 仕様一覧 内容 4500-D 図 15 記 号 4700-D 図 15 記 号 刈幅 280 cm D 380 cm F カッティングユニット降下 時 286 cm E 391 cm G カッティングユニット上昇 時移動走行 224 cm A 224 cm A 前 224 cm B 224 cm B 後 141 cm M 141 cm M 226 cm C 226 cm C カッティングユニット降下 時 370 cm H 370 cm H カッティングユニット上昇 時移動走行 370 cm L 370 cm L 全幅 トレッド を含 む 高 さ ROPSを 全長 地上高 15 cm ホイールベース 171 cm 15 cm K 171 cm K 純重量 カッティングユニットを含み、 油脂類を含まない 1937 kg 2277 kg 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 カッティングユニットの仕様 仕様一覧 長さ 86.4 cm 幅 86.
運転操作 エンジンオイルの量を点検する エンジンを始動させる前に、エンジンオイルの量を点 検してください手順は エンジンオイルの量を点検する (ページ 49)を参照してください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転の前に 冷却系統を点検する 運転前の安全確認 エンジンを始動させる前に、冷却系統を点検してくだ さい手順は 冷却系統を点検する (ページ 60)を参照 してください。 安全に関する一般的な注意 • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 オペレータコントロー
燃料を補給する 燃料表 ディーゼル燃料の仕様 地域 ASTM D975 No. 1-D S15 USA No. 2-D S15 EN 590 EU 諸国 ISO 8217 DMX 米国外 JIS K2204 Grade No.
タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タイヤの適正空気圧は、1.38 bar1.
4. 5. チェンバを支えておきながらスペーサを取り外 す 図 20 。 希望の刈り高にチェンバを合わせ、その刈り高の 穴とスロットにスペーサを通す図 21。 3. キーをON位置に回し、運転席から立ち上がり、 PTOスイッチをONにする。 注 PTOが回転を開始しなければ正常。PTOが作 動する場合はインタロックスイッチが故障してい る。必ず運転前に修理を済ませるようにする。 4. 駐車ブレーキを掛け、キーをON位置に回し、走 行ペダルをニュートラル以外の位置に動かす。 注 インフォセンターに「走行が許可されません」 と表示され、マシンが走行を開始しなければ正 常。マシンが動き出す場合はインタロックシステ ムが故障している。必ず運転前に修理を済ま せるようにする。 g201855 図 21 6. 7. 8. 9. ブレードの停止に要する時間 を確認する プレートとスペーサを整列させる。 ボルトを仮止め指締めする。 各サイドについて、ステップ 4-7 の作業を行う。 全部のボルト3本を 41 N·m 4.2 kg.
特徴 • 上昇気流も排出速度も大きい。 • 密度の低い芝生や柔らかい芝生で刈り高を高くした ときに、芝草をしっかりと立たせる • 濡れてくっつきやすくなった刈りかすを効率良く排出 し、カッティングユニットの内側が詰まりにくい。 • 大きなパワーを必要とする • 刈りかすが左側へ片寄る傾向が強いので、刈り高 が低いと刈りかすが畝状にたまりやすい 警告 ハイリフトブレードとマルチングバッフルを組み合わ せると、ブレードが破損する恐れがあり万一場合 には死亡事故となる。 ハイリフトブレードでの刈り込みにマルチングバッフ ルを使用してはならない。 アトミックブレード 落ち葉のマルチングに最高の性能を発揮するように 設計されているブレード。 特徴 落ち葉のマルチングに最適 25
アクセサリの選択 オプションの機器構成 アングルセイルブレード ハイリフトパラレルセイル ブレード マルチングバッ マルチングバッフル ローラスクレーパ 寒地型の芝草を少なくと も週 3 回刈る 草丈の1/3 以上を切 り込まない場合 に刈りかすの分散をきれ いにする。 ハ イ リ フ ト 平 ローラに刈りかすや大き な葉などがこびりつく場 合に使用する。場合によ り、刈りかすのダマが増 える場合がある。 フルと同時に使用しない こと) 芝生の刈り込み 刈高 19-44 mm ほとんどの場合に推奨 密度の低いまたはまば ら な草地で使用可能 芝生の刈り込み 刈高 50-64 mm 密度の高いまたはよく 繁 茂した草地に推奨 密度の低いまたはま ば らな草地に推奨 芝生の刈り込み 刈高 70-100 mm よく茂った草地で使用 可 能 ほとんどの場合に推奨 落ち葉のマルチング マルチングバッフルの使 用を推奨 使用禁止 コンビネーションセイル、 アトミックブレードまたは アングルセイルとのみ使 用可能 長所 低い刈高で刈りかすを均 等に分散。バンカーや フェアウェイまわり
の使 い 方 インフォセンターLCDの インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です インフォセンター LCD は、マシンの運転状態、不具合 診断など、マシンに関わる様々な情報を表示します図 22。インフォセンターには初期画面スプラッシュ画面と メイン画面があります。インフォセンターのどのボタンで も、押せば初期画面とメイン画面とをいつでも切り替え ることができ、また、矢印ボタンで選択することによっ て、希望する項目の内容を確認することができます。 定期整備時期であることを示します 次の整備までの時間 整備時間をリセット エンジンの回転数rpm Info icon 最高移動走行速度の設定 ファンが逆転中 エアインテークヒーターが作動中 上昇左カッティングユニット 中央カッティングユニットを上昇させる g020650 図 22 右カッティングユニットを上昇させる 1. インジケータランプ 3. 中央ボタン 2. 右ボタン 4.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.) イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
Diagnostics 診 断 機 能 メニュー項目 内容 Left Cutting Unit左カッティン グユニット エンジン動作関係メニューお よびその内容の詳細について は、サービスマニュアルを参照 するか、弊社ディストリビュータ にお問い合わせください Center Cutting Unit 中央カッ ティングユニット Left Cutting Unit左カッティン グユニット Model モデル マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 S/W Rev マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 保護 項 目 Protected Menus保 Traction 走行 インフォセンターの「設定」メニューで変更可能な項目 は6つありますオートアイドル、刈り込み時最大速度、 移動時最大速度、スマートパワー、カッティングユニッ トのカウンタバランス、および旋回モードです。これら の設定は、「パスワード保護メニュー」にあります。 Hi/Low レンジ PTO Engineエンジン Cruiseクルーズ アクセス制限付きメニュ
「パスワード保護メニュー」を閲覧・ 設定変更するには 1. 「保護メニュー」から下へスクロールして「設定 を保護」Protect Settingsへ進みます。 2. PIN コードを入力せずに「パスワード保護メ ニュー」を閲覧・設定変更できるようにするには、 右ボタンで Protect Settings を OFF にします。 3. PIN コードを入力しないと保護メニューを閲覧・設 定変更できないようにするには、左ボタンで ONを 選択し、PIN コードを設定し、キーをOFF にして からもう一度 ON にしてください。 刈り込み最高速度の設定方法 選択されている設定が、走行速度バーの上に X で表 示されます。クルーズコントロールの設定とペダルス トップの設定も表示されます。バーに付いている X 印 は、最高速度が制限されていることを意味します (図 27 または 図 29)。 注 この設定は記憶され、変更するまで有効です。 g028522 図 24 3. 4.
カウンタバランスの設定 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると「カ ウンタバランスCounterbalance」があります。 2. 右ボタンで「カウンタバランス」を選択し、LOW、 MEDIUM 、HIGH の3種類から設定を選んでくださ い。 旋 回 モ ー ド の ON/OFF 設 定 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「旋回Turnaround」があります。 2. 右ボタンで、ON と OFFの切り替えを行います。 3.
につ い て の 安 全 横 転 保 護 バ ー ROPSに 確認 • ROPS横転保護バーは効果の高い重要な安全装 • • • • • • • 置です。 POPS 構成物は一切機体から外さないでください。 シートベルトが機体に固定されていることを確認 してください。 ベルトを腰の低い位置に当て、運転席の反対側に あるバックルに固定してください。 シートベルトを外すには、ベルトを押さえてバック ルについているボタンを押します。ベルトがうまく 引き込まれるように手でガイドしてください。緊急時 にはベルトを迅速に外せるよう、練習しておいて ください。 頭上の障害物に注意し、これらに衝突しないように 注意してください。 ROPS自体に損傷がないか、また、取り付け金具が ゆるんでいないか、定期的に十分に点検を行い、 万一の際に確実に役立つようにしておいてください。 ROPS が破損した場合は新しいものに交換してくださ い。修理したり改造しての使用はしないでください。 • • • • • キ ャ ブ ま た は 折 り 畳 み 式 ROPS 搭 載 車のための追加的安全注意事項 • • • トロが取り
注 下り坂を走行中に停止する場合は、後退ペダル を利用するほうがよいでしょう。 ために必要なパワーが出せるところまでエンジンの 回転速度が自動的に上がります。 • ディーゼル微粒子フィルタ (DPF) の再生を考慮し た、アイドルタイムの設定を行ってください。長時間 のアイドリングは行わないようにしてください。 • 最高走行速度制限設定は、PIN で保護された設定 で、管理責任者のみが行えます。 • 走行ペダル動作範囲、クルーズコントロール、走行 速度制限用ペダルストップの設定は、すべて最高 速度制限設定PIN 保護と連動します。 • 急いで停止したい場合は、走行ペダルから足を離 してブレーキペダルを踏み込んでください。 • 障害物の周囲をカッティングユニットを下げた状態、 上げた状態のどちらでも上手に旋回できるように練 習してください。狭い場所を通り抜ける時、マシン やカッティングユニットをぶつけて損傷しないよう 十分注意してください。 ハイ・ロー速度レンジ切り替え スイッチの使い方 運転操作 • • エンジン始動直後で油圧オイルの温度が低い時 は、エンジンの回転速度が自動的に
g321522 図 26 1. 最大走行速度の設定 ペダル ストップ g321487 図 25 速度レンジスイッチ 1. H/L AUTO 位置 走行ペダルを一杯に踏み込んだ時の最大速度を設定 することができます (図 26)。ローレンジ用とハイレンジ 用に別々の最大速度を設定できます図 25。 • 設定を行うにはメイン画面で真ん中のボタンを押 します 図 24 。 2.
ブレーキペダルの使い方 クルーズコントロールの使用 方法 重要 緊急停止する場合には、走行ペダルから足を離 した上で、ブレーキペダルを踏み込んでください。 クルーズコントロールの設定方法 低速レンジでのみ、常用ブレーキペダルを左右独立し て使うことができます。これによりで旋回・走行性能を 高めることができます。左右個別ブレーキの使用方法 • ペダルロックのラッチを外します図 28。 • 旋回時に使う場合は、旋回する側のブレーキペダ ルを軽く踏み込みます。より小さな旋回を行うこと ができます。 クルーズコントロールスイッチは、希望の走行速度を 維持します。スイッチ後部を押すとクルーズコントロー ル機能は解除され、スイッチ中央部はクルーズコント ロールスイッチが ON になり、スイッチ前部で希望する 走行速度を設定します。 クルーズコントロールスイッチを有効化して速度を設定 した後図 29、インフォセンターでクルーズ速度の設定 を行います図 24と図 30。 注 芝生の上での独立ブレーキの使用には注意が 必要です。ターフが柔らかいとターフが引きちぎら れる恐れがあります。 クルーズコントロー
• • g321767 図 30 1. クルーズコントロールの速 度表示 2. 最大走行速度の速度設定 3.
注 H/L AUTO を選択した場合、カッティングユ ニットを上昇させるとマシンは自動的に高速レン ジに切り替わる。 燃料切れでエンジンが停止した時。 • • 燃料系統の整備作業を行った後 1. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュ ートラル 位置にあることを確認してください。駐車ブレーキ が掛かっていることを確認する。 2. キーを RUN 位置に回す。グローインジケータ が点灯する。 グローランプが消えたら、キーをSTART位置に 回す。 3. 3. 走行ペダルを自動車のアクセルペダルのように操 作して刈込現場への移動を行う。 4. 最初の刈り込み列にマシンの外側を合わせる。 5. カッティングユニット昇降スイッチでユニットを降 下させる。 6.
は、定期的に刈り込みを行っているターフで最も威 力を発揮します。一回の刈り取り長さが25 mmを超 えないようにするのがきれいに仕上げるコツです。 刈り取り長さが大きくなりすぎると刈り上がりの見た 目が汚くなり、刈り込みに必要なパワーも増えてし まいます。マルチングバッフルは、秋に落ち葉を粉 砕処理する作業にも大変適しています。 条件に合った適切な刈り高を選択する 一度に切り取る長さは 25 mm 以内に抑えましょう。草 丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長期の 密生している芝生では刈り高設定をさらに一目盛り上 げる必要があるかもしれません。 g036843 鋭利なブレードで刈り込む 刃先が鋭利であれば、芝草の切り口もきれいです。 そのような切り口は茶色に変色し、芝草の成長に悪 影響を与えるだけでなく、病害の発生なども助長しま す。ブレードが適切な状態であり、セールの形状が完 全であることを確認してください ブレード回転面の管理 (ページ 67)を参照。 g036844 図 31 刈り込みデッキの状態の点検 デッキのチェンバブレードのある空間を良いコンディショ ンに維持してください。チ
• カッティングユニットを上昇位置にして機械から離れ る場合、ロック装置がある場合には、必ずユニッ トをロックしてください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • 必要に応じてシートベルトの清掃と整備を行って ください。 カッティングユニットの保管用 ランヤード ひも の使い方 カッティングユニットを上昇させた状態で一晩あるいは 長期間格納する場合には、左右のカッティングユニッ トが下に降りてこないように、ランヤードを使用してく ださい。移動走行中に、左右のカッティングユニット が降下しないようにしたい場合にも、ランヤードの使 用が有効です。 g225483 図 33 1. キャリアシャフトの溝左右 の昇降アーム 2. ランヤードの輪 6.
g225485 図 34 1. 補強プレートのスロットロー 2. ラサポート ランヤードの輪 g038610 図 35 移動走行用ラッチの使用方法 グ ラ ン ド マ ス タ ー 4700 の み トレーラへの積み込み 長距離を移動する場合や不整地を移動する場合、ト レーラなどで搬送する場合、機体を格納する場合に は、搬送用後部ラッチ2ヶ所で、6番と7番のカッティン グユニット図 35を固定してください。 • 格納保管中やトレーラでの輸送中は、燃料バルブ 装着車ではバルブを閉じておいてください。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 • 車体が落下しないように確実に固定してください。 緊急時の牽引移動 緊急時には、油圧ポンプについているバイパスバルブ を開いて本機を前進方向に牽引または押して移動す ることができます。 重 要 牽 引 ま た は 押 し て 移 動 す る 時 の 速 度 は 、 3-4.
注 バイパスバルブは 3 回転以上させないでくだ さ い 。 これによってオイルがバイパスされ、トラン スミッションを破損することなく機械を押して移動 できるようになります。 ロープ掛けのポイント 注 国家規格などに適合しているベルトなどで機体の四 隅を固定するようにしてください。。 • フレームの左右それぞれの側、運転台の脇 (図 38) • 後バンパー上 (図 38) g036666 g036664 図 37 g020510 図 36 1. バイパスバルブ 2個 3. 牽引移動を開始する。 4. 緊急移動が終了したらバイパスバルブを閉じる。 バルブを 70 N-m (7.2 kg.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 250運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 400運転時間ごと • エアクリーナの清掃を行ってください(インジケータが赤になったらその時点で、運転条 件の悪いところでは整備間隔が短くなります)。 • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 • 燃料フィルタのキャニスタは所定時期に交換してください。 • エンジンの燃料フィルタを交換する。 • プラネタリドライブ端部にガタがないか点検する。 • プラネタリギアオイル量を点検する (オイル漏れを発見した場合はすぐに点検する)。 • 後アクスルオイルを点検する。 • 後アクスルギアボックスのオイルを点検する。 800運転時間ごと • 燃料タンクを空にして内部を清掃します。 • 前側のプラネタリギアのオイルを交換します。 (または1年に1回のうち早く到達した 方の時期)。 • 後アクスルのオイルを交換する。 • 後輪のトーインの点検を行う。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合、代替品のオイルを使用した場合に は、油圧オイルフィルタを交換してください。 • 推奨されていない油圧オイルを使用している場合や代
第週 月 点検項目 火 水 木 金 土 運転操作時の異常音 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れがないか点検す る。 燃料残量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する 計器類の動作を確認する。 刈高の調整の点検 グリスアップを行なう。2 機体の清掃。 塗装傷のタッチアップを行う。 1 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2 車体を水洗いしたときは整 整備 間 隔 に 関 係 な く 直 ち に グリスアップする。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照のこと。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 44 記事 日
整備前に行う作業 マシンを持ち上げる ジャッキアップ用のポイント 機 体 前 部 左右のホイールモータの前にあるフレーム 図 39 重要 ホイールモータ部分でジャッキアップしたり吊った りしないでください。昇降装置への荷重がモータ、油圧 配管、ホースなどに掛からないようにしてください。 g036671 図 40 フードを開ける 図 41のようにフードを開けてスイッチにアクセスでき るようにする。 g036670 図 39 機 体 後 部 アクスルの中央図 40 機体左右のギアケース脇のアクスルの下に規定の支持 能力のあるジャッキスタンドを置く。 重要 タイロッド部分でジャッキアップしたり吊ったり しないでください。 g036674 図 41 45
潤滑 油圧昇降部にアクセスするに は ベアリングとブッシュのグリス アップ 図 42のように座席を倒せば油圧昇降部にアクセスでき るようになります。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後も同様。 グ リ ス の 種 類 リチウム系2号グリス グリスアップ箇所は以下の通りです • 図 43に示す、ブレーキシャフトのピボットのベアリ ング 5ヶ所 g009704 図 43 • 図 44に示す、後アクスルピボットのブッシュ2ヶ所 g036706 図 42 g009705 図 44 46
図 45に示す、ステアリングシリンダのボールジョイ ント 2ヶ所 • • 図 47に示す、スピンドルシャフトのベアリングカッ ティングユニット 1 台に 2 ヶ所 注 どちらでも使いやすい方のフィッティングを使って 構いません。スピンドルハウジングの底カッティング ユニットの下から少量のグリスがはみ出てくるまで ポンプでグリスを注入してください。 g009708 図 47 g009706 図 45 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めキー を抜き取った状態で行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 g198631 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ図 49が 赤色になってから行ってください。早めに整備を行って も意味がありません。むしろフィルタを外したときにエン ジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 g009709 図 49 1. エアクリーナのインジケータ 重要 本体とカバーがシールでしっかり密着しているの を確認してください。 1.
る場合は、オイルが燃料で薄められている可能性が あります。 油 量 が FULL マ ー ク よ り 上 に あ る 場 合 は 、 エ ン ジ ン オ イルを交換してください。 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その 日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうち です。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦 エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間 程度待ってください。油量がディップスティックのADD マークにある場合は、FULLマークまで補給してくださ オイ ル を 入 れ す ぎ な い よ う に 注 意 し て く だ さ い 。 い。オ 重要 エンジンオイルの量がディップスティックの上限 マークと下限マークの間にあるように管理してください。 多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響が出ます。 g009712 エンジンオイルの量を点検する図 52を参照。 図 51 1. 2.
燃料系統の整備 エンジンオイルの量 約 5.7 リットルフィルタ含む。 危険 エンジンオイルとフィルタの交換 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 注 整備時期インジケータのリセット方法は 整備時期到 来Service-Dueタイマー (ページ 31)を参照してください。 1. エンジンを始動し、約5分間のウォームアップを 行ってオイルを温める。 2. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 3.
水セパレータからの水抜き 燃料フィルタのキャニスタの交換 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—燃料フィルタ/水セ パレータから水や異物を流し出す。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—燃料フィルタのキャニス タは所定時期に交換してください。 図 55に示すようにして、燃料フィルタ/水セパレータ から水を流し出す。 図 56に示すように燃料フィルタを交換する。 g225506 図 55 g031412 図 56 51
燃料フィルタの整備 燃料供給チューブのスクリー ンの清掃 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 燃料フィルタのヘッドの周囲をきれいに拭く図 57。 燃料タンク内部にある燃料供給チューブには、燃料系 統に異物が入るのを防止するスクリーンがついていま す。必要に応じてこのチューブを取り外してスクリーン を清掃してください。 1. 燃料供給ホースを燃料供給チューブに固定してい るホースクランプを外す図 58。 g028799 図 57 1. 燃料フィルタのヘッド 2. 燃料フィルタ g036687 図 58 2. フィルタを外してフィルタヘッドの取り付け部をき れいに拭く 図 57 。 3. フィルタのガスケットにきれいなエンジンオイルを 塗る詳細についてはエンジンマニュアルを参照。 4. 5. 6. フィッティング 燃料供給 チューブ 4. ゴム製ブッシュ 2. ホースクランプ 5. スクリーン 3. 燃料供給ホース 1.
燃料系統からのエア抜き 電気系統の整備 エンジンを始めて始動するとき、燃料切れでエンジンが 停止したとき、燃料系統の整備作業水セパレータ内部 の清掃や燃料ホースの交換などを行った後では、燃料 系統からのエア抜きを行う必要があります。 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 燃料システムのプライミング手順は以下の通りです 1. 燃料タンクに燃料が入っていることを確認する。 2. 高圧ポンプの破損を防止するため、以下の要領 でフィルタとラインから高圧ポンプまでの経路の プライミングを行う A.
警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であ るとケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケーブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケーブルから取り付け、それからマイ ナス 黒 ケーブルを取り付ける。 6. 赤い ケーブルをバッテリーの 端子に、 黒いケー ブル はバッテリーの 端子に固定する図 59 7. ボルトとナットでケーブルを固定する。 注 プラス端子が電極に十分にはまり込んでいる こと、ケーブルの配線に無理がないことを確認 する。ケーブルとバッテリーカバーを接触させ ないこと。 8. 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112XスキンオーバーグリスP/N 505-47またはグ リスを薄く塗る。 9. プラス端子にゴムカバーを取り付ける。 10.
走行系統の整備 g225611 図 63 プラネタリドライブ端部のガタ の点検 g009985 図 61 1. ラッチ 2. 右側収納ボックス 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 2. 必要に応じてヒューズを交換する図 62。 プラネタリドライブとホイールとの間にガタがあっては なりません ホイールを軸方向に押し引きしたときにホ イールが動く場合はガタがあります。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. 後ホイールに輪止めを掛け、機体前部を床から 浮かせ、前アクスルフレーム部をジャッキスタン ドで支える。 危険 ジャッキに載っている車体は不安定であり、 万一外れると下にいる人間に怪我を負わせる 危険が大きい。 • ジャッキアップした状態では車両を始動 しないこと。 • 車両から降りる時は必ず スイッチからキー を抜いておく。 • ジャッキアップしている時にはヤイヤに輪 止めを掛けること。 • 機体をジャッキスタンドで支える。 g010255 図 62 1. 3.
g028798 図 64 1. 前駆動輪 g225606 4. もう1個のホイールにもステップ3の点検を行う。 5. どちらか一方でもホイールが動く場合は、代理 店に連絡してリビルドしてもらう 図 66 1. 点検プラグ オイル量が不足している場合には、12 時の位置 にある補給プラグを外し、所定レベルである 3 時 の位置の高さになるまでオイルを補給する。 4. 各プラグについている O リングに磨耗や破損が ないか点検する。 注 必要に応じて O リングを交換してください。 ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W-140 ギアオイル 1. 2. 3. プラネタリギアオイルの点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと オイル漏れを発見した場 合はすぐに点検する。 点検プラグの穴 水平な床面で、補給プラグが時計の 12 時の位 置、点検プラグが 3 時、ドレンプラグが 6 時の位 置を指すように駐車する図 65。 5. 各プラグを取り付ける。 6.
重 要 650ml が 入 り 終 わ る 前 に 一 杯 に な っ て し 時間 ほ ど 待 つ か 、 一 度 プ ラ グ ま っ た 場 合 は 、 1時 を は め て マ シ ン を 3m ほ ど 移 動 さ せ る と 、 ブ レ ー キシステムにオイルがまわって残り量を補給す ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 g225609 図 67 1. ドレンプラグの穴 3. 点検プラグ 2. 補給プラグ 4. ドレンプラグ 3. 4. プラネタリハブの下にオイル回収容器を置き、6 時の位置にあるドレンプラグを外してオイルを抜 く 図 67 。 補給用、点検用、ドレン用の各プラグについてい る O リングに磨耗や破損がないか点検する。 g225610 図 69 1. 補給プラグの穴プラネタリ ハウジング 2. 補給プラグ 注 必要に応じて O リングを交換してください。 5. 6. プラネタリハウジングのドレン穴にプラグを取り付 ける 図 67 。 ブレーキハウジングの下に容器を置き、プラグを 外してオイルを抜く図 68。 2.
800運転時間ごと プ ラ ネ タ リ ギ ア オ イ ル の 種 類 高品質の SAE 85W140 ギアオイル ア ク ス ル の 容 積 2.4 リットル 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. ドレンプラグそれぞれの端部に1本ずつ、中央に 1本全部で3本の周囲をきれいにする図 73。 g036704 図 71 後アクスルオイルの点検 g009717 図 73 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は2.4 リットルです。オイル漏れ の目視点検は毎日行ってください。 1. 2. ドレンプラグの位置 3. ギアオイルが抜けやすなるように、オイル量点検 プラグとメインアクスルのベントキャップを外す。 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 4. 各ドレンプラグから出るオイルを容器で回収する。 5.
g009718 図 76 1. g011488 図 74 1. ギアボックス 2. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 2. タイロッドのボールジョイント タイロッド両側のクランプをゆるめる図 76。 5. 外したボールジョイントを内側または外側に1回転 させ、ロッドの自由側のクランプを締め付ける。 6. タイロッドアセンブリ全体を同じ方向に一回転内 側または外側にさせ、ロッドの接続側のクラン プを締め付ける。 7. アクスルケースサポートにボールジョイントを取 り付けて、ナットを指で締めつけ、トーインを測 定する。 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 8. 必要に応じ、上記の調整手順を繰り返す。 9. 調整ができたらナットを締め、新しいコッターピン で固定する。 後輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測るアクスルの高さ位置で計測 図 75。 10.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • マシンを運転するときには、必ず所定のカバーを取 り付けておくこと。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近づけな いように注意すること。 g009702 図 77 冷却系統を点検する 1. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液 冷 却 液 容 量 8.5 リットル 3. ラジエター内部の液量を点検する。ラジエターは 補給口の首の部分まで、補助タンクはFULLマー クまであれば適正です図 77。 4.
注 蝶番のピンを抜くとスクリーンを外すことが できます。 4. れがあり、ほこりが固くこびりつくので水洗いは 避けてください。 スクリーンを丁寧に清掃する。 6. g198662 図 78 1. 5. 後部スクリーンのラッチ オイルクーラとラジエターの裏表を圧縮空気で丁 寧に清掃する図 79。 注 前側から清掃を始め、車体後方に向けてごみ を吹き飛ばす。その後、今度は後ろ側から前側 に向かって吹きつけて清掃する。何度か繰り返し てごみやよごれを完全に除去する。 g020509 図 79 1.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの整備 ブレーキペダルの遊びが 25 mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと プーリとプーリとの中間部を 約4.5 kg の力で押した時 に、10 mm 程度のたわみがあれば適正です。 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 たわみが10 mmでない場合には、オルタネータ取り付 けボルトをゆるめ図 81、 2. 左右のペダルのロックをはずして、各ペダルがそ れぞれ自由に動くようにする。 トのたわみが適切に調整されたことを確認する。 3. 行きしろを小さくするにはブレーキを締める 1. A. 注 適当な張りに調整してボルトを締めてください。ベル ブレーキケーブル図 80の端にある前ナッ ト をゆるめる。 g020537 図 81 g009721 1.
油圧系統の整備 注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、その ためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル用 の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用できます。パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 重要 トロ・プレミアム合成生分解油圧作動液は、トロ 社がこの製品への使用を認めた唯一の合成生分解オ イルです。このオイルは、トロ社の油圧装置で使用し ているエラストマーに悪影響を与えず、また広範
オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので、Toro の正規代理店にご連 絡ください。汚染されたオイルは乳液状になったり黒 ずんだ色なったりします。 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 2. フードを上げる。 3. 油圧オイルタンクの底部からケースリターンライン を外し、流れ出すオイルを大型の容器に受ける。 4. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接続 する。 5. 油圧オイルタンクに油圧オイルを入れる 油圧オイ ルの量を点検する (ページ 63) を参照。 g198718 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しな いでください。他のオイルを使用するとシステム を損傷する可能性があります。 6. タンクにキャップを取り付ける。 7. キーを ON 位置に回してエンジンを始動する。全 部の油圧装置を操作して内部にオイルを行き渡ら せ、オイル漏れがないか点検する。 8. キーを OFF 位置に回す 9.
4. 機体右側にある戻りオイル用フィルタを交換す る 図 84 。 5. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内の エアをパージする。エンジンを停止させ、オイル 漏れがないか点検する。 油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 2年ごと 油圧ライン油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。修理 不十分のまま運転しないでください g201858 図 83 2.
カッティングユニットの保守 2. カッティングユニットのキャリアフレームを昇降 アームのピボットピンにセットする図 86。カッティ ングユニットをピンに取り付けるリンチピングランド マスター 4500またはリテーナナットグランドマス ター 4700を使用する。 カッティングユニットを取り外す 1. 車両を平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛 け、カッティングユニットを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取る。 3. カッティングユニットに油圧モータを取り付ける図 85。Oリングを忘れずに、また、損傷させないよ う注意して取り付ける。 2. カッティングユニットから油圧モータを外す図 85。 異物がつかないように、スピンドル上部にはカ バーを掛けておく。 4. スピンドルにグリスを注入する。 前ローラの整備 前ローラに磨耗や過剰なガタ、固着などが発生して いないか点検してください。これらの症状が見られた ら、ローラの整備を行うか、必要部材の交換を行っ てください。 前ローラの分解 1. ローラ取り付けボルトを外す図 87。 2.
4. ローラアセンブリをカッティングユニットのフレー ムに組み付ける。 ブレードの保守 5. ローラアセンブリとカッティングユニットのローラ 取り付けブラケットとの間の隙間が 1.5 mm 未満 となっていることを確認する。隙間が 1.5 mm を 超えている場合には、直径 ⅝" のワッシャを必要 なだけはさんで隙間を埋める。 刈り込みブレードについての 安全事項 重 要 ロ ー ラ ア セ ン ブ リ 取 り 付 け 時 に 1.5 mm を 超える隙間を残すと、ベアリングの側面に負荷 がかかってベアリングが早期に破損する可能性 があります。 6. ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をは め、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは 研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 複数のブレードを持つ機械では、つのブレードを 回転させると他も回転する場合がありますから注意 してください。 • • 取り付けボルトを 108 N·m11kg.
5. 印の付いている端部を3時の位置と9時の位置に 向けて図 88それぞれ高さを測定する。 7. 上記1-4を繰り返して左右の刈り高ブラケットに必 要な調整を行う。 6. 12時位置での測定値を、刈り高の設定値と比較 する。差が 0.7 mm 以内であれば適正とする。3 時および 9 時位置での高さが、12時位置での高 さよりも 1.6-6.0 mm 高く、3 時および 9 時位置で の高さの差が 2.2 mm 以内であれば適正である。 8. キャリッジボルトとフランジナットを固定する。 9. もう一度、12時、3時、9時位置で高さの測定を 行って確認する。 ブレードの取り外しと取り付け 上記の範囲から外れている場合には、 ブレード回転面 の調整 (ページ 68)へ進む。 ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れていな い、磨耗した、曲がったなどの場合には交換する必要 があります。安全を確保し、適切な刈りを行うために、 ブレードは必ず Toro 社の純正品をお使いください。 ブレード回転面の調整 まず前を調整する 度に1つのブラケットを調整する。 1.
立て、均一な刈りを実現するためのものです。しかしセ イルは使用に伴って徐々に磨耗してきます。そしてこの 磨耗に伴って、刃先が鋭く維持されていても、刈りの 質は落ちてきます。草を引きちぎるのでなく、カットする ためには、当然刃先が鋭利でなければなりません。刈 りあとを見て、切り口がささくれ立っていたり茶色に変 色しているのは刃先が鈍くなっている証拠です。このよ うな状態が見られたら、ブレードを研磨してください。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを上昇 させ、駐車ブレーキを掛け、走行ベダルをニュー トラルとし、PTO レバーが OFF になっているのを 確認し、エンジンを停止させ、キーを抜き取る。 2. ブレードの切っ先を注意深く観察、特に、直線部 と曲線部が交わる部分をよく観察する図 91。 3. 注 研磨は刃先の上面だけに行い、刃の元々の角 度を変えないように十分注意する図 92。左右を 同じだけ削るようにすればバランスが狂わない。 g000276 図 92 1.
保管 4. キーを ON 位置に回し、エンジンを始動し、アイ ドル速度で約 2 分間運転する。 格納保管時の安全確保 5. キーを OFF 位置に回す。 6. 燃料タンクパイプフィルタ/水セパレータから燃 料をすべて抜きとる。 7. 燃料タンクの内部をきれいな燃料で洗浄する。 8. 燃料系統の接続状態を点検し必要な締め付け を行う。 9. エアクリーナをきれいに清掃する。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。調整、整備、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 格納保管の準備 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する。全部のタイヤ空気圧 を0.83-1.03 bar に調整する。 3.
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