Printed in Thailand 6MB04910-02
この使用説明書について この使用説明書では、次の方法で、知りたいことを簡単に探し出すことができます。 i 目次 から ➜ 0 vi ∼ xii 撮影、再生、メニューなど、項目別に探すことができます。 i 目的別かんたん検索 から ➜ 0 ii ∼ v 使いたい機能や知りたい機能を、簡単に探すことができます。 機能名がわからなくても大丈夫です。 i 索引 から ➜ 0 266 ∼ 270 さまざまな項目を五十音順の一覧から探すことができます。 機能名や用語がわかっているときに便利です。 i 警告メッセージ から ➜ 0 254 ∼ 257 液晶モニターやファインダーに表示されている警告メッセージから、今のカメラの状態を 知ることができます。 i 故障かな?と思ったら から ➜ 0 248 ∼ 253 カメラの動作がおかしいときに、原因を調べるのに役立ちます。 A 安全上のご注意 安全にカメラをお使いいただくために守っていただきたい内容が記載されていま す。カメラをお使いになる前に必ずお読みください。詳しくは 0 xiii ∼ xviii をご覧 ください。 ヘルプ機能 このカメ
目的別かんたん検索 0 ii 目次 0 vi X お使いになる前に s かんたんな撮影と再生 x 液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影) y 動画の撮影と再生 z 撮影機能を使いこなす t P、S、A、Mモードで撮影する I 画像の再生 Q テレビ、パソコン、プリンターとの接続 o 再生メニュー:再生で使える便利な機能 i 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 L カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 g セットアップメニュー:カメラを使いやすくする基本設定 u 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 w 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる v マイメニュー:よく使うメニューを登録する n 資料 01 0 27 0 43 0 51 0 57 0 85 0 123 0 141 0 158 0 161 0 167 0 183 0 193 0 214 0 215 0 219 i
目的別かんたん検索 使いたい機能や知りたい機能から、説明が記載されているページを簡単に調べることができ ます。 表示関連 使いたいこと・知りたいこと キーワード 0 液晶モニターやファインダー内の表示の意味を 知りたい ファインダー 6 インフォ画面 8 使用中の SD カードであと何コマ撮影できるのか 知りたい SD カードの残量を バッテリーの残量を確認したい バッテリー残量の表示 28 液晶モニターやファインダー内の表示が すぐに消えないようにしたい パワーオフ時間 171 メニューに表示される言語を変えたい 言語 188 液晶モニターの明るさを調整したい 液晶モニターの明るさ 184 ファインダー内に構図用格子線を出したい 格子線の表示 173 撮影した画像の情報を詳しく知りたい 画像情報の表示 125 確認する 29 撮影関連 キーワード 0 とにかく簡単に撮影したい オート撮影モード 28 風景、夜景、人物など、撮影シーンに合わせて 簡単に撮影したい シーンモード 34 ライブビュー 43、 47 動画の撮影 52
撮影関連 使いたいこと・知りたいこと キーワード 0 ピントを合わせる位置を自分で選びたい フォーカスポイント 62 構図を変えながら簡単にピントを合わせ続けたい 3D- トラッキング 61 フォーカスポイントから外れた位置にある被写体 フォーカスロック にピントを合わせたい 63 暗い場所でフラッシュが自動的に光るように したい 自動発光 77 瞳が赤くならないようにしたい 赤目軽減発光 77 発光禁止オートモード 28 発光禁止 77 ピント合わせ時に照射する光(AF 補助光)を 出さないようにしたい 内蔵 AF 補助光の照射設定 169 1 コマ撮影と連続撮影(連写)を切り換えたい レリーズモード 70 静かな場所で撮影時の動作音を小さくして 撮影したい 静音撮影 70 セルフタイマーを使って撮影したい セルフタイマー 72 別売のリモコンを使って撮影したい リモコン 72 露出について知りたい 露出について 86 フラッシュを光らせずに撮影したい 動きの速い被写体を写し止めたり、 川の流れなどの流動感を出したい 撮影モー
画像の再生 / 編集 / 印刷 キーワード 0 撮影した画像をカメラで見たい 画像をカメラで再生する 40、 124 不要な画像を削除したい 画像を削除する 41、 136 画像を拡大して表示したい 拡大表示 134 撮影した画像を誤って削除しないように したい プロテクト 135 画像をスライドショーにしてカメラで見たい スライドショー 139 142 使いたいこと・知りたいこと 画像をテレビやハイビジョン(高画質)テレビで テレビ 見たい HDMI iv 143 パソコンに画像を転送したい 画像をパソコンに 転送する 144 画像を印刷したい 画像をプリンターで 印刷する 146 日付を入れて印刷したい 日付プリント 148、 152 プリントサービス店にプリントを依頼したい プリント指定(DPOF) 154 撮影した画像のサイズ、色、明るさなどを 変更したい 画像編集メニュー 193 フラッシュで瞳が赤くなってしまった画像を 補正したい 赤目補正 197 2 コマの画像を 1 コマに合成したい 画像合成 204 撮影した
メニュー / 設定関連 使いたいこと・知りたいこと メニューの操作方法を知りたい メニュー項目や警告メッセージについて知りたい キーワード 0 メニューの操作方法 14 ヘルプ機能 14 警告メッセージ 254 インフォ画面 8 コマンドダイヤル 10 撮影メニュー 161 最初の設定に戻したい ツーボタンリセット 83 内蔵時計の時刻を設定したい 地域と日時 22、 188 撮影機能の設定を変えたい 画像に付けられる番号(ファイル番号)が、SD カードを換えても続き番号になるようにしたい 連番モード 174 ファイル番号をリセットして 1 から始めたい よく使うメニューをすぐ使えるようにしたい マイメニュー 215 最近使ったメニューの履歴から設定したい 最近設定した項目 214 キーワード セルフタイマー、リモコン 0 72 インターバルタイマー撮影 82 使える SD カードを知りたい 推奨 SD カード 233 使えるレンズを知りたい 使用できるレンズ 220 使えるスピードライト(外付けフラッシュ)を 知りたい 使用で
目 次 目的別かんたん検索 ..................................................................................................................................... ii xiii ご確認ください ............................................................................................................................ xvii 安全上のご注意 ........................................................................................................................................... 1 お使いになる前に はじめに ..................................................
m(スポーツ)................................................................................................................................. 35 n(クローズアップ).................................................................................................................. 36 o(夜景ポートレート)............................................................................................................. 36 r(夜景)...................................................................................................................
単写、連写、セルフタイマー、リモコン、静音撮影モードで撮影する (レリーズモード).................................................................................................................................. 70 72 内蔵フラッシュを使う ............................................................................................................................. 75 フラッシュモードを設定する ................................................................................................. 76 ISO 感度を設定する ..................................................................
画像の再生 123 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード)................................................................... 124 125 複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード).......................................................... 131 撮影した日付ごとに画像を表示する(カレンダー表示モード)....................................... 132 画像を拡大表示する ............................................................................................................................... 134 画像を保護する(プロテクト)...................................................................................
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 ............................................................................. 161 シーンモード ................................................................................................................................ 161 ピクチャーコントロール ........................................................................................................ 161 カスタムピクチャーコントロール ..................................................................................... 161 画質モード ....................................
e:フラッシュ・BKT 撮影 .................................................................................................... 178 e1:内蔵フラッシュ発光 ...................................................................................................178 e2:オートブラケティングのセット ...........................................................................179 f:操作............................................................................................................................................. 180 f1:E/Fn ボタンの機能 ..............
ゆがみ補正 ..................................................................................................................................... 魚眼効果.......................................................................................................................................... 塗り絵 .............................................................................................................................................. アオリ効果 ............................................................................
安全上のご注意 お使いになる前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。この「安全上の ご注意」は、製品を安全に正しく使用し、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止 するために重要な内容を記載しています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られ るところに必ず保管してください。 表示と意味は、次のようになっています。 A危険 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 A警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可 A注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定 能性が高いと想定される内容を示しています。 能性が想定される内容を示しています。 される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。 お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 絵表示の例 I L 記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近くに具体的 E F 記号は、禁止の行為(してはいけないこと)を告げるものです。図の中や近くに具体
A 警告(カメラとレンズについて) F F F 使用禁止 発光禁止 レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと 失明や視力障害の原因となります。 車の運転者等に向けてフラッシュを発光しないこと 事故の原因となります。 フラッシュを人の目に近づけて発光しないこと 発光禁止 視力障害の原因となります。 特に乳幼児を撮影するときは 1m 以上離れてください。 A 保管注意 幼児の口に入る小さな付属品は、幼児の手の届かないところに置くこと 幼児の飲み込みの原因となります。 万一飲み込んだときは直ちに医師にご相談ください。 A ストラップが首に巻き付かないようにすること F AC アダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグに触れないこと 警告 特に幼児・児童の首にストラップをかけないこと。 首に巻き付いて窒息の原因となります。 使用禁止 感電の原因となります。 雷が鳴り止むまで機器から離れてください。 A 警告 指定のバッテリーまたは専用 AC アダプターを使用すること 指定以外のものを使用すると、火災や感電の原因となります。 A 注意(カメラとレンズについて) I A
A 注意(カメラとレンズについて) F 禁止 F 放置禁止 F 禁止 布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと 熱がこもりケースが変形し、火災の原因になることがあります。 窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温度が高くなる場所に放 置しないこと 内部の部品に悪影響を与え、火災の原因になることがあります。 付属の CD-ROM を音楽用 CD プレーヤーで使用しないこと 機器に損傷を与えたり大きな音がして聴力に悪影響を及ぼすことがあります。 A 危険(専用リチウムイオン充電池について) F E A バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと A ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管しないこと F Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a に対応していない機器には使用しないこと 禁止 分解禁止 危険 危険 使用禁止 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 バッテリーをショート、分解しないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 専用の充電器を使用すること 液もれ、発熱、破裂の原因となります。 ショートして液も
A 注意(専用リチウムイオン充電池について) A 注意 バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしないこと 液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。 A 警告(クイックチャージャーについて) E G C M C J F 分解禁止 接触禁止 分解したり修理や改造をしないこと 感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。 落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出部に手を触れないこと 感電したり、破損部でケガをする原因となります。 すぐに修理依頼を 電源プラグをコンセントから抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。 プラグを抜く すぐに修理依頼を 水かけ禁止 熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電源プラグをコンセントから抜くこと そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。 電源プラグをコンセントから抜く際、やけどに充分注意してください。ニコンサービス機 関に修理を依頼してください。 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと 発火したり感電の原因となります。 引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと 使用禁止 プロパンガス
ご確認ください ●保証書について この製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。 「保証書」は、お買い上げの際、ご購入店 からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご購入年月日」 「ご購入店」が記入された保証 書をお受け取りください。「保証書」をお受け取りにならないと、ご購入 1 年以内の保証修理が受けられ ないことになります。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店にご請求ください。 ●カスタマー登録 下記のホームページからカスタマー登録ができます。 https://reg.nikon-image.com/ 付属の「登録のご案内」に記載されている登録コードをご用意ください。 ●カスタマーサポート 下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。 http://www.nikon-image.
●著作権についてのご注意 あなたがカメラで撮影したものは、個人として楽しむなどの他は、著作権上、権利者に無断で使うこと ができません。なお、実演や興業、展示物の中には、個人として楽しむなどの目的であっても、撮影を 制限している場合がありますのでご注意ください。また、著作権の対象となっている画像は、著作権法 の規定による範囲内で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。 ●カメラやメモリーカードを譲渡 / 廃棄するときのご注意 SD カード内のデータはカメラやパソコンで初期化または削除しただけでは、完全には削除されません。 譲渡 / 廃棄した後に市販のデータ修復ソフトなどを使ってデータが復元され、重要なデータが流出してし まう可能性があります。SD カード内のデータはお客様の責任において管理してください。 SD カードを譲渡 / 廃棄する際は、市販のデータ削除専用ソフトなどを使ってデータを完全に削除するか、 初期化後に SD カードがいっぱいになるまで、空や地面などの画像で置き換えることをおすすめします。 なお、ホワイトバランスのプリセットマニュアル画像(0 106)も、同様に別の画像で置き換
Xお使いになる前に ここでは、カメラ本体の各部名称、メニューの操作方法、撮影前の準備など、カメラを お使いになる前にあらかじめ知っておいていただきたい内容を説明します。 X はじめに .......................................................................................... 2 各部の名称と機能 ............................................................................ 3 カメラ本体 ........................................................................................................... 3 5 ファインダー .......................................................................................................
はじめに ニコンデジタル一眼レフカメラをお買い上げくださいまして、誠にありがとうございま す。お使いになる前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に理解してか ら正しくお使いください。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られると ころに保管し、撮影を楽しむためにお役立てください。 X 本文中のマークについて この使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用ください。 D カメラを使用する前に注意していただきたいことや守っていただきたいことを記載して A カメラを使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。 0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。 います。 D アクセサリーについてのご注意 このカメラには、ニコン製のアクセサリーをお使いいただくことをおすすめします。他社製アクセサ リーは、カメラの故障や不具合の原因となることがあります。他社製アクセサリー使用によるカメラ の不具合については、保証の対象となりませんので、ご了承ください。なお、このカメラに使用でき る別売アクセサリーについての最新情報は、最新のカタログや当
各部の名称と機能 カメラ本体 11 1 21 2 3 22 12 4 X 5 6 13 7 8 14 23 15 24 9 16 25 17 10 18 19 20 1 撮影モードダイヤル................. 5 10 レンズ信号接点 19 2 E 距離基準マーク ................ 66 11 内蔵フラッシュ ...................... 75 20 3 R インフォボタン ................... 8 12 M フラッシュモードボタン 21 ............................................. 75 Y 調光補正ボタン .............100 22 ツーボタンリセットボタン ............................................. 83 4 E 露出補正ボタン ................. 98 N 絞り変更ボタン ................ 90 調光補正ボタン ....................
カメラ本体(つづき) 2 11 1 X 12 13 14 3 15 4 16 5 6 17 18 19 7 20 8 21 9 22 10 1 2 3 ファインダー接眼窓.............. 26 接眼目当て DK-24 液晶モニター 撮影時の設定を確認する ............................................ 8 ライブビューで撮影する ................................................... 43 撮影した画像を確認する 5 K 再生ボタン .............. 40、124 14 6 G メニューボタン .... 14、157 7 W 縮小 / サムネイルボタン ........................................... 131 15 Q ヘルプボタン ...................... 14 16 8 X 拡大ボタン ....................... 134 17 9 P インフォ設定ボタン .........
撮影モードダイヤル 撮影モードダイヤルを回すと、撮影モードを切り換えられます。 P、S、A、M モード シャッタースピードや絞り値、各種メニューの設定を自分で決めて、より本格的な撮影 を楽しむことができます。 P:プログラムオート(0 87) A:絞り優先オート(0 89) シャッタースピードと絞り値の設定をカメラ 好みの絞り値を使って、背景をぼかしたポート まかせにして、気軽に撮影したいとき。 レートや奥行きのある風景を撮影したいとき。 S:シャッター優先オート(0 88) M:マニュアル(0 90) 好みのシャッタースピードを使って、動きのあ シャッタースピードと絞り値の両方を自分で る被写体の一瞬をとらえたり、流動感を表現し 設定して、個性的な映像表現をしたいとき。 X たいとき。 オートモード i:オートモード(0 28) 撮影状況に合わせて、各種設定をカメラが自動的にコン トロールするので、カメラまかせで簡単に撮影すること ができます。デジタル一眼レフカメラを初めてお使いに なる方におすすめのモードです。 j:発光禁止オートモード(0 28) オートモードで、フラ
ファインダー(説明のため、全ての表示を点灯させています) X 5 1 6 7 2 3 4 8 9 10 11 16 15 17 12 13 14 19 20 18 1 構図用格子線 ....................... 173 (カスタムメニュー d2[格子線 の表示]を[する]に設定して いる場合のみ表示されます) 10 11 バッテリー警告表示 .............. 28 14 レディーライト ..........................33 オートブラケティングマーク 15 ........................................... 110 12 記録可能コマ数....................... 29 16 2 中央部重点測光エリア .......... 94 連続撮影可能コマ数 .............. 71 3 カードなしマーク ............... 254 ホワイトバランスプリセット マニュアルデータ取得 4 バッテリー警告表示 .............
液晶モニター このカメラの液晶モニターは手前に 180°開き、下図のように左方向へ 180°、右方向へ 90°まで回転できます。 X 180° 90° 180° 通常の撮影には 使用しないときは カメラ本体に折りたたんだ状態で、液晶モニ 液晶モニターを使用しないときは、キズや汚 ターを使用した撮影や再生が行えます。通常 れを防ぐためにモニター画面を内側にしてカ の撮影では、この状態でお使いいただくこと メラ本体に収納することをおすすめします。 をおすすめします。 D 液晶モニター取り扱い上のご注意 • 液晶モニターを回転させる場合は、回転範囲内でゆっくりと回してください。無理な力がかかると、 カメラ本体との接続部の破損の原因となります。 • 三脚をお使いの場合は、三脚に取り付ける前に液晶モニターを回転させてください。 A 関連ページ 「液晶モニターを見ながら撮影する(ライブビュー撮影) 」(0 43) 7
液晶モニター表示 ❚❚ インフォ画面(説明のため、全ての表示を点灯させています) R ボタンを押すと、液晶モニターに次のような「インフォ画面」 が表示されます。シャッタースピードや絞り値、記録可能コマ数 など、撮影に関する情報や設定の確認ができます。インフォ画面 X の表示中は、コマンドダイヤルとボタンを操作して、撮影時の設 定を変更することもできます。 R ボタン カメラを横に構えたとき カメラを縦に構えたとき 34 33 32 31 30 29 28 1 34 33 32 31 30 29 28 1 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 3 6 2 8 7 16 17 13 15 14 19 18 10 11 12 27 26 25 24 9 23 22 1 撮影モード i(オート)または j(発光禁止オート)で 撮影する .................................
26 27 28 29 69 30 ISO-AUTO マーク................... 162 32 デート写し込み設定マーク .................................................. 175 67 31 マニュアル発光設定マーク 33 ................................................. 178 通信マーク ....................... 121 GPS バッテリー残量表示 ................ 28 スピードライト調光 34 Eye-Fi 通信マーク .................. 192 電子音マーク ........................... 173 補正マーク ......................... 227 画像サイズ ................................... 画質モード ...................................
コマンドダイヤル インフォ画面を表示中に、コマンドダイヤルを単体で回すか、次のボタンを押しながら 回すと、画面を見ながら撮影時の設定を変更できます。 M ボタン X フラッシュモード / 調光補正 E ボタン 絞り値の設定 / 露出補正 / 調光補正 Fn(E)ボタン [レリーズモード]/ [画質モード / 画像サイズ]/ [ISO 感度]/ [ホワイトバランス]/ 撮影モード ダイヤル [アクティブD-ライティング]/ [オートブラケティング] コマンドダイヤル シーンモードの切り換え (撮影モードが h のとき 0 34) 撮影モード h コマンド ダイヤル プログラムシフト (撮影モードが P のとき 0 87) 撮影モード P コマンド ダイヤル 撮影モード S または M コマンド ダイヤル シャッタースピードの設定 (撮影モードが S または M のとき 0 88、90) 10 インフォ画面
絞り値の設定 (撮影モードが A のとき 0 89) 撮影モード A 絞り値の設定 (撮影モードが M のとき 0 90) コマンド ダイヤル X + E ボタン 撮影モード M 露出補正量の 設定 (撮影モードが P、S または A の とき 0 97) コマンド ダイヤル + 撮影モード P、S または A E ボタン コマンド ダイヤル フラッシュモードの設定 (0 76) + M ボタン コマンド ダイヤル フラッシュ調光補正の設定(撮影モードが P、S、A または M のとき 0 99) + 撮影モード P、 S、A または M M ボタン + E ボタン コマンド ダイヤル 11
カスタムメニュー f1[E/Fn ボタンの機能] (0 180)で は、Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回 + したときの動作を次のいずれかに設定できます。 Fn(E)ボタン X レリーズモード(単写、連写、セルフタイマー、 2 秒リモコン、瞬時リモコン、静音撮影)設定(0 70) 画質モード / 画像サイズ設定(0 67) ISO 感度設定(0 79) ホワイトバランス設定(0 103) ADL(アクティブ D- ライティング)設定(0 101) オートブラケティング(0 110) 12 コマンド ダイヤル
電源スイッチ 電源スイッチを矢印の方向に回して「ON」の指標に合 電源スイッチ わせると、カメラの電源が ON になります。 X 電源スイッチを矢印の方向に回して「OFF」の指標に 合わせると、カメラの電源が OFF になります。 13
メニューの操作方法 再生や撮影、カメラの基本的な設定をするときは、主にメニュー 画面を使います。 G ボタンを押すと、液晶モニターに次のようなメニュー画面 (例:セットアップメニュー)を表示します。 X G ボタン メニュー切り換えタブ 次の各メニューのアイコンのタブを選ぶと、選んだメニュー画面が表示されます。 D C 再生メニュー(0 158) 撮影メニュー(0 161) B N A カスタムメニュー(0 167) m セットアップメニュー(0 183) 画像編集メニュー(0 193) 最近設定した項目 / O マイメニュー(0 214)※ ※ どちらかに設定できます。初期設定は[最近設定した項目]です。 項目がそのメニュー全体のどの位置 にあるかを示しています 各項目の現在の設定をアイコンで表 示します メニュー項目 タブで選んだメニュー内にある設定 項目を一覧表示します d ヘルプがある場合に表示します。 このアイコンを表示しているときに Q(W)ボタン を押すと、その項目のヘルプ(説明)を表示します。 • 説明が 2 ページ以上ある場合は、Q(W)ボタ ンを押しながら
メニュー項目の設定 メニューの操作には、マルチセレクターと J ボタンを使います。 上に移動 決定する 前の画面に戻る (左を選択または 取り消し) 次の画面に進む (右を選択 または決定) X 下に移動 ❚❚ メニュー項目の設定方法 1 メニュー画面を表示する • G ボタンを押します。 G ボタン 2 メニューのタブを選ぶ • 4 を押して、タブのアイコンを黄色く表示します。 3 メニューを切り換える • 1 または 3 を押して、メニューのタブを切り換えます。 15
4 選んだメニューに入る • 2 を押して、選んだメニューに入ります。 X 5 メニュー項目を選ぶ • 1 または 3 で項目を選びます。 6 設定内容を表示する • 2 を押して設定内容を表示します。 7 設定内容を選ぶ • 1 または 3 で設定内容を選びます。 8 決定する • J ボタンを押して設定内容を決定します。 • メニュー操作をキャンセル(中止)するには、G ボタンを 押してください。 • 撮影モードやカメラの状態によって、設定できないメニュー項目があります。この場合、その項 目はグレーで表示されて選べません。 • J ボタンの代わりにマルチセレクターの 2 を押しても決定できますが、画像の削除や SD カード の初期化などの重要な設定項目については、J ボタンしか使えないことがあります。 • メニュー画面から撮影に戻るには、シャッターボタンを半押し(0 32)してください。 16
撮影前の準備 バッテリーを充電する 付属の Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a は、お使いになる前に付属の クイックチャージャー MH-23 でフル充電してください。使い切ったバッテリー 1 個を充電するには約 1 時間 40 分かかります。 1 クイックチャージャーと電源コードを接続する 2 電源プラグをコンセントに差し込む 3 バッテリーの端子カバーを取り外す X 7.2 EL-E V 10 L9 7.8 80mAa Wh h 端子カバー 4 バッテリーを充電する 7.2 EL-EL V 108 7.8 0m9a Wh Ah • バッテリーをクイックチャージャーの中に描かれている図に合 わせて取り付けます。 •「CHARGE」ランプが点滅し、充電が始まります。 • 充電が完了すると、「CHARGE」ランプが点滅から点灯に変わ ります。 充電中 充電が完了したら、バッテリーを取り外し、電源プラ グをコンセントから抜く 7.2 EL-EL V 108 7.
カメラにバッテリーを入れる 1 カメラの電源を OFF にする 2 バッテリー室カバー開閉ノブを矢印の方向に押して(①)、 カメラ底面のバッテリー室カバーを開ける(②) 電源スイッチ X w q 3 充電したバッテリーを入れる • 右図のように、正しい向きで入れてください。 4 バッテリー室カバーを閉じる D バッテリーを出し入れするときは バッテリーをカメラに入れたり、カメラから取り出したりするときは、必ずカメラの電源を OFF にし てください。 18
D バッテリーとクイックチャージャーの使用上のご注意 • お使いになる前に、必ず「安全上のご注意」 (0 xiii ∼ xvi) 、「カメラとバッテリーの取り扱い上のご 注意」 (0 239 ∼ 241)をお読みになり、記載事項をお守りください。 • バッテリーは 0 ∼ 40 ℃の範囲を超える場所ではお使いにならないでください。周囲の温度が 5 ∼ 35 ℃ の室内で充電してください。バッテリーの性能を充分に発揮するために、約 20 ℃以上で充電するこ とをおすすめします。 • 一般的な電池特性として、周囲の温度が下がるにつれ、バッテリーに充電できる容量や、使用できる バッテリー容量は少なくなります。 X • カメラの使用直後など、バッテリーの温度が高くなっている場合は、温度が下がるのを待ってから充 電してください。 • バッテリーをカメラやクイックチャージャーから取り外しておくときは、ショートを防止するため、 付属の端子カバーを取り付けてください。 • クイックチャージャーを使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜いてください。 • クイックチャージャー MH-23 に対応していないバッテリーは
レンズを取り付ける レンズを取り付けるときは、カメラ内部にほこりなどが入らないようにご注意ください。 この使用説明書では、主に AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.
❚❚ レンズを取り外すには カメラの電源を OFF にしてから、カメラ前面のレンズ取り外しボ タンを押しながら(①)、レンズを矢印の方向にいっぱいまで回 し(②)、引き抜いてください。 • レンズを取り外した後は、カメラのボディーキャップとレンズ の裏ぶたをそれぞれ取り付けてください。 X ❚❚ 手ブレ補正機能(VR)を使う AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.
日付と時刻を設定する ご購入後、初めて電源を ON にすると、カメラの内蔵時計の日付と時刻を設定する画面 が表示されます。日時の設定が完了するまで、撮影や他の設定はできません。 1 カメラの電源を ON にする 2 日付と時刻を合わせる 電源スイッチ X • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、選択中 の項目の数値を合わせます。 • マルチセレクターの 2 を押して、次の項目に移動 します。4 を押すと元の項目に戻ります。 3 設定を完了する • J ボタンを押して日付と時刻の設定を完了します。 • 設定が完了すると、インフォ画面が表示されます。 A セットアップメニュー[地域と日時] 設定した日付と時刻は、セットアップメニュー[地域と日時] (0 188)の[日時の設定]で変更でき ます。 [地域と日時]では、日時の他に、 [現在地の設定] (現在地のタイムゾーン)、 [日付の表示順] 、 [夏時間の設定]を設定できます。 A 時計用電池について カメラの内蔵時計は、バッテリーとは別の時計用電池で作動します。カメラにバッテリーを入れるか、 別売のパワーコネクター EP-5 と
SD カード(別売)をカメラに入れる このカメラは、撮影した画像を SD カードに記録します。 SD カードは付属していないため、別途お買い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする 電源スイッチ X 2 SD カードカバーを開ける • SD カードカバーは、矢印の方向にスライドさせて(①)、開 きます(②)。 3 SD カードを入れる 4.
SD カードを初期化(フォーマット)する D5000 に他の機器で使った SD カードを初めて入れたときは、必ずこのカメラで初期化 してからお使いください。SD カードを初期化すると、カード内のデータは全て削除さ れます。必要なデータがある場合は、初期化する前にパソコンなどに保存してください (0 144)。 X 1 2 カメラの電源を ON にする 電源スイッチ セットアップメニューの[カードの初期化 (フォーマット)]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメニュー の[カードの初期化(フォーマット)]を選ん で 2 を押します。 • メニューの操作方法については、「メニューの G ボタン 操作方法」をご覧ください(0 14)。 3 [カードの初期化(フォーマット)]画面で [はい]を選ぶ • 初期化をキャンセルするには、[いいえ]を選び ます。 4 J ボタンを押す • 初期化が始まり、右の画面が表示されます。 • 初期化が完了してセットアップメニュー画面に戻 るまで、電源を OFF にしたり、バッテリーや SD カードを取り出したりしないでください。 24
D SD カード取り扱い上のご注意 • カメラの使用後は、SD カードが熱くなっていることがあります。取り出しの際はご注意ください。 • SD カードの初期化中や画像の記録または削除中、パソコンとの通信時などには、次の操作をしない でください。記録されているデータの破損や SD カードの故障の原因となります。 - SD カードの着脱をしないでください カメラの電源を OFF にしないでください バッテリーを取り出さないでください X AC アダプターを抜かないでください • 端子部に手や金属を触れないでください。 • 無理な力を加えないでください。破損の恐れがあります。 • 曲げたり、落としたり、衝撃を与えたりしないでください。 A SD カードの書き込み禁止スイッチについて SD カードには、書き込み禁止スイッチが付いています。このスイッ チを「Lock」の位置にすると、データの書き込みや削除が禁止さ GB 4.
ファインダーを見やすくする(視度調節) ファインダーで構図を決めながら撮影する場合は、あらかじめ、ファインダー内がはっ きり見えるように調節してください。 1 レンズキャップを取り外し、カメラの電源を ON にする 2 視度調節レバーを動かして調節する 電源スイッチ X • ファインダーをのぞきながら視度調節レバーを上 下に動かし、フォーカスポイントが最もはっきり 見えるように調節してください。 • 爪や指先で目を傷つけないようにご注意ください。 フォーカスポイント A 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は • フォーカスモード(0 58)を[AF-S]、AF エリアモード(0 60)を[c] (シングルポイント AF モード)に設定します。次に、中央のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体に オートフォーカスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見えるように調節してく ださい。 • 視度調節レバーの範囲を超える補正が必要な場合は、別売の接眼補助レンズをお使いになることをお すすめします(0 229) 。 26
sかんたんな撮影と再生 ここでは、カメラまかせで簡単に撮影できる i(オート)撮影モードでの撮影方法を中 心に、撮影から再生まで、D5000 の基本機能を使いこなすために覚えておいていただき たい手順について説明します。 i(オート)または j(発光禁止オート)で撮影する ―カメラまかせの簡単撮影 .......................................................... 28 s ステップ 1:電源を ON にする ...................................................................... 28 30 ステップ 3:カメラを構える ......................................................................... 30 ステップ 4:ピントを合わせる ..................................................................... 31 ステップ 5:撮影する ......
i(オート)または j(発光禁止オート) で撮影する―カメラまかせの簡単撮影 撮影モード i は、シャッターボタンを押すだけの簡単な操作で、さまざ まな状況での撮影を楽しむことができます。暗いときや逆光のときな ど、自動的にフラッシュが光ります。撮影モード j は、フラッシュを光 らせずに撮影したい場合に使用します。次のステップ 1 ∼ 5 の手順で撮 影してください。 s ステップ 1:電源を ON にする 1 電源を ON にする 電源スイッチ • レンズキャップを外してください。 • 電源をONにすると、イメージセンサークリーニ ングが作動し、イメージセンサークリーニング完 了後にインフォ画面が表示されます。 2 バッテリーの残量を確認する • インフォ画面でバッテリー残量を確認します。 • バッテリーの残量が少なくなると、ファインダー内にも バッテリー残量が表示されます。 液晶モニター ファインダー 意味 L K ― 残量は充分に残っています。 ― 残量が減り始めました。 H d H d (点滅) (点滅) 残量は残りわずかです。予備のバッテリーを準備 して
3 SD カードの残量を確認する • SD カードの記録可能コマ数(これから撮影できるコマ数) が、インフォ画面またはファインダー内に表示されます。 • SD カードの残量がなくなると右のように表示され、撮影でき なくなります。不要な画像を削除するか(0 136)、別の SD s カードに交換してください。 • 記録可能コマ数が 1000 コマ以上あるときは「K」マークが点 灯します。 「K」は 1000 倍を意味しており、たとえば 1260 コ マ撮影できるときは、右のように表示されます。 A 半押しタイマーについて このカメラには、バッテリーの消耗を抑えるための「半押しタイマー」という機能があります。半押 しタイマーは、シャッターボタンを軽く押す(半押しする 0 32)とオンになり、何も操作が行われな いまま約 8 秒(初期設定)経過すると、オフになります。半押しタイマーがオフになると、ファイン ダー内表示が消灯します。インフォ画面を表示している場合は、インフォ画面も消灯します。もう一 度シャッターボタンを半押しすると、半押しタイマーがオンになり、元の状態に戻ります。半押しタ イマーの作動時間
ステップ 2:撮影モードを i または j にする カメラ上面の撮影モードダイヤルを i または j に合わせる 撮影モードダイヤル • 内蔵フラッシュを発光させたくない場合は、j に合わ せてください。 s ステップ 3:カメラを構える 1 カメラを構える 撮影するときは、カメラをしっかりと構えます。 • 脇を軽く締め、右手でカメラのグリップを包み込むように しっかりと持ち、左手でレンズを支えます。 • 片足を少し前に踏み出すと、上半身が安定します。 • 人物などを縦位置で撮影する場合は、カメラを縦位置に構え ます。 • 暗いときに撮影モード j(発光禁止オート)で撮影する場 合、手ブレしやすいので三脚の使用をおすすめします。 2 構図を決める • ファインダーをのぞいて、構図を決めてください。 • 11 カ所あるフォーカスポイントの少なくとも 1 つに、 被写体が重なるようにしてください。 フォーカスポイント 30
A ズームレンズの使い方 望遠側 被写体を大きく写したいときはズームリングを望遠側(焦点距離目 盛の大きい数値側)に、広い範囲を写したいときはズームリングを ズームリング 広角側(焦点距離目盛の小さい数値側)に回してください。 広角側 s ステップ 4:ピントを合わせる 1 シャッターボタンを半押しして、ピン トを合わせる • フォーカスポイントの少なくとも 1 つに被 写体が重なるようにして、シャッターボタ ンを軽く押す(半押しする)と、被写体に 自動的にピントが合います。 • 暗い場所などでは、AF 補助光ランプが光った ピント表示 り内蔵フラッシュが上がることがあります。 2 連続撮影 可能コマ数 ファインダー内のピント表示(●)を確認する • ピントが合うと、ピピッという電子音が鳴り、ファインダー内のピント表示(●)が 点灯します(被写体が動いているときは、電子音が鳴らない場合があります)。 ファインダー内ピント表示 意味 ●(点灯) 被写体にピントが合っています。 ●(点滅) オートフォーカスでのピント合わせができません。 • シャッターボタンを押している間、続
ステップ 5:撮影する 撮影する • シャッターボタンを半押ししたまま、さらに深く押し 込んで(全押しして)、撮影します。 • シャッターがきれ、画像が SD カードに記録されます。 • SD カードアクセスランプが点灯している間は、画像を記 SD カード 録しています。SD カードやバッテリーを取り出したり、 s アクセスランプ AC アダプター(別売)を取り外さないでください。 • 撮影した画像が液晶モニターに数秒間、再生されます。 • 再生中でもシャッターボタンを半押しすると、すぐに次の撮影が できます。 A シャッターボタンの半押し シャッターボタンは、2 段階に押し込むようになっています。まず、シャッターボタンを軽く抵抗を感 じるところまで押して、そのまま指を止めることを、「シャッターボタンを半押しする」といいます。 次に、そのまま深く押し込む(これを「シャッターボタンを全押しする」といいます)と、シャッター がきれます。 半押しして ピントを合わせる 32 全押しして 撮影する
A j 発光禁止オートモードについて フラッシュが禁止されている場所での撮影や、フラッシュを光らせずに撮影したいときなどに使いま す。フラッシュを使わないことで、被写体を自然な感じに表現します。 j 発光禁止オートモード i オートモード s A 内蔵フラッシュについて 撮影モード i では、被写体が暗い場合や逆光の場合に、シャッターボタン を半押しすると自動的に内蔵フラッシュが上がります。 ファインダー内に N が点灯しているときは、シャッターボタンを全押しす ると、内蔵フラッシュが発光します。内蔵フラッシュが上がっている状態 で N が点灯していないときは、フラッシュが充電中のため、撮影できませ ん。 内蔵フラッシュを使わないときは、フラッシュを収納しておいてください。 内蔵フラッシュを収納するときは、カチッと音がするまで手で軽く押し下 げてください。 A 関連ページ 撮影状況に関わらずフラッシュを強制発光させたい →「内蔵フラッシュを使う」(0 75) 33
シーンに合わせて撮影する―簡単操作でより美しく 撮影するシーンが決まっているときは、シーンに合わせて撮影モードを 選ぶだけで、美しく撮影できます。 撮影モードを選ぶ以外は、i と同じ操作で撮影できます。 ❚❚ 撮影モードダイヤルで設定できるシーンモード 次のシーンモードは、撮影モードダイヤルを回して設定します。 s ダイヤルの位置 シーンモード k l p m n o h ポートレート 風景 こどもスナップ スポーツ クローズアップ 夜景ポートレート 撮影モードダイヤル その他のシーンモード(下記参照) ❚❚ その他のシーンモード 次のシーンモードは、撮影モードダイヤルを h に合わせた後、インフォ画面(0 8) を表示中にコマンドダイヤルを回して設定します。 撮影モードダイヤル コマンドダイヤル 夜景 パーティー 海・雪 夕焼け トワイ ライト ペット キャンドル ライト r s t u v w x 桜 紅葉 料理 シルエット ハイキー ローキー y z 0 1 2 3 A 撮影メニュー[シーンモード] 「その他のシーンモード」は、
❚❚ 各シーンモードの特徴 k(ポートレート) l(風景) s 人物を美しく撮影したいときに使います。人物 自然の風景や街並みを、色鮮やかに撮影したい の肌をなめらかで自然な感じに仕上げます。 ときに使います。 • 被写体と背景が離れているときや、望遠レン • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま ズを使って撮影したときは、背景がぼけて立 体感のある画像になります。 せん。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 p(こどもスナップ) m(スポーツ) 子供の撮影に向いています。肌の色を美しく表 運動会などスポーツ写真の撮影に向いていま 現すると同時に、服装や背景も鮮やかに仕上げ す。動きのある被写体の一瞬の動きを鮮明にと ます。 らえ、躍動感のある画像に仕上げます。 • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま せん。 35
n(クローズアップ) o(夜景ポートレート) 草花や昆虫などの小さな被写体に近づき、大き 夕景や夜景をバックに、人物を撮影したいとき く写したいときに使います。 に使います。人物と背景の両方を美しく表現し • マイクロレンズを使用すると、より被写体に ます。 s 近づいて撮影することができます。 • 手ブレしやすいので、三脚の使用をおすすめ • 手ブレしやすいので、三脚の使用をおすすめ します。 します。 r(夜景) 夜景の撮影に適しています。ノイズや不自然な 発色を抑え、外灯やネオンなどの光を鮮やかに して夜景の雰囲気を表現します。 • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま せん。 • 手ブレしやすいので、三脚の使用をおすすめ します。 36 s(パーティー) パーティーなどでの撮影に適しています。パー ティー会場の光の雰囲気も表現します。
t(海・雪) u(夕焼け) s 晴天の海や湖、砂浜、雪景色などの撮影に適し 夕焼けや朝焼けの撮影に適しています。 ています。 • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま せん。 せん。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 v(トワイライト) w(ペット) 夜明け前や日没後の風景の撮影に適していま 動き回るペットなどの撮影に適しています。 す。わずかな自然光での風景をきれいに表現し • AF 補助光ランプは光りません。 ます。 • 内蔵フラッシュと AF 補助光ランプは光りま せん。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 37
x(キャンドルライト) y(桜) キャンドルライトでの撮影に適しています。 桜、花畑などの花がたくさん咲いている風景の • 内蔵フラッシュは光りません。 撮影に適しています。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の • 内蔵フラッシュは光りません。 s 使用をおすすめします。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 z(紅葉) 0(料理) 紅葉の撮影に適しています。紅葉の赤色や黄色 料理の撮影に適しています。料理を鮮やかに表 を鮮やかに表現します。 現します。 • 内蔵フラッシュは光りません。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 38 使用をおすすめします。内蔵フラッシュも使 用できます(0 75)。
1(シルエット) 2(ハイキー) s 背景が明るいシーンで、被写体を意図的にシル 全体的に明るめの被写体の撮影に適していま エットで表現します。 す。画像全体を意図的に明るいトーンで表現し • 内蔵フラッシュは光りません。 ます。光に満ちた華やいだ雰囲気になります。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の • 内蔵フラッシュは光りません。 使用をおすすめします。 3(ローキー) 全体的に暗めの被写体の撮影に適しています。 画像全体を意図的に暗いトーンで表現します。 深く落ち着き、ハイライト部分が引き立った雰 囲気になります。 • 内蔵フラッシュは光りません。 • 暗いところでは手ブレしやすいので、三脚の 使用をおすすめします。 39
撮影した画像を確認する 撮影した画像は、撮影直後に約 4 秒間(初期設定) 、液晶モニターに表示されます。画像 が表示されていないときに撮影した画像を確認したい場合は、K ボタンを押すと、最 後に撮影した画像が表示されます。 1 K ボタンを押す • 撮影した画像が液晶モニターに表示されます。 s K ボタン 2 マルチセレクターの 4 または 2 を押して他の画像を確認する • コマンドダイヤルを回しても、表示する画像を切 り換えられます。 • 1 または 3 を押すたびに、撮影情報の表示が切り 。 替わります(0 125) 1/ 12 1/ 250 AUTO F11 40 200 35mm 0, 0 100D5000 DSC_0001.
画像を削除する 表示中の画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意ください。 1 削除したい画像を表示する • K を押して液晶モニターに画像を表示してか ら、マルチセレクターの 4 または 2 で削除し たい画像を選びます。 K ボタン 2 s 画像を削除する • O ボタンを押すと、削除確認画面が表示され ます。 もう一度 O ボタンを押すと、表示中の画像を削 除して、再生画面に戻ります。 • 削除確認画面で、K ボタンを押すと、画像の O ボタン 削除をキャンセルします。 A 再生メニュー[削除] 再生メニューの[削除]では次の方法で、複数の画像を一度に削除できます: • 複数の画像を選んで削除する:選択画像削除(0 137) • 同じ日付の画像をまとめて削除する:日付選択(0 138) • 全画像を一括で削除する:全画像削除(0 136) 41
s 42
x液晶モニターを見ながら 撮影する(ライブビュー撮影) ここでは、液晶モニターで被写体を見ながら撮影する(ライブビュー撮影)方法を説明 しています。 ライブビュー撮影する ...................................................................
ライブビュー撮影する 1 a(ライブビュー)ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー 内が見えなくなり、液晶モニターに被写体が表示されます。 a ボタン x ① 撮影モード 撮影モードダイヤルで選択中の撮影モードを表示します。 ② 動画記録禁止マーク 動画が撮影できない状態のとき表示します。 ③ ライブビュー残り時間 ④ ライブビュー時の AF ライブビューが自動的に終了する 30 秒前から、ライブ ビュー残り時間のカウントダウンを表示します。 ライブビュー撮影時の AF モードを表示します。 0 30、 34、86 0 53 0 48 0 45 枠内の被写体にピントが合います。フォーカスポイン ⑤ フォーカスポイント トの形状は、選んだ AF モード(0 45)により異なり ⑥ 音声記録マーク 動画撮影時の音声設定を表示します。 ⑦ 動画記録残り時間 動画撮影時に、記録できる残り時間を表示します。 0 45 ます。 44 0 53 0 52
2 ライブビュー時の AF モードを設定する • P ボタンを押します。ライブビュー撮影時の 設定が変更できるようになります。 •[ライブビュー時の AF]を選ぶと、オート フォーカスを行うときのピントの合わせ方を 設定できます。 P ボタン 8 顔認識 AF ※ 9 ワイドエリア AF ※ ! ノーマルエリア AF※ " ターゲット追尾※ 記念写真など、人物の顔(正面)にピントを合わせたい場合 に適しています。 風景などを手持ちで撮影する場合に適しています。フォーカ スポイントは任意の位置に移動できます。 x 画面の任意の位置にピンポイントでピントを合わせたい場合 に適しています。三脚の使用をおすすめします。 指定した被写体に追尾させてフォーカスポイントを動かした い場合に適しています。 ※ 初期設定は、撮影モードによって異なります。初期設定については、0 83 をご覧ください。 • 設定後、J ボタンを押して決定します。 3 フォーカスポイントを被写体に重ねる •[ライブビュー時の AF]が[顔認識 AF]の場合は、カメ ラが人物の顔(正面)を自動的に認識し、フォーカスポ イ
4 シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる •[ライブビュー時の AF]が[顔認識 AF]の場合、半押しする と、二重枠で囲まれた人物の顔にピントを合わせます。 •[ワイドエリア AF]または[ノーマルエリア AF]の場合、半 押しすると、表示しているフォーカスポイントでピントを合 わせます。 x •[ターゲット追尾]の場合、追尾動作中にシャッターボタンを 半押しすると、半押しした時点でのフォーカスポイントの位 置でピントを合わせます。 • 半押し時のフォーカスポイントは、オートフォーカス作動中は緑色で点滅し、ピント が合うと緑色で点灯します。ピントが合わないと赤色で点滅します。 • オートフォーカス作動中は、画面の明るさが変わることがあります。 5 シャッターボタンを全押しして撮影する • 撮影時は液晶モニターが消灯します。 • 撮影後、自動的に画像を表示します。約 4 秒間経過するか シャッターボタンを半押しすると、ライブビューに戻ります。 6 a(ライブビュー)ボタンを押して、ライブビュー を終了する 46
A ライブビュー撮影時の情報表示について ライブビュー撮影時に R ボタンを押すたびに、次のように画面の表示が切り替わります。※ 情報表示あり 情報表示なし インフォ画面表示 格子線表示 ※ カスタムメニュー d7[ライブビュー時の画面設定] (0 177)で、ボタン操作で切り替わる表示画 面の種類を変えられます。 x A 液晶モニターの角度を変えて撮影する 液晶モニターの角度を変える(0 7)と、画面を見ながら次のような撮影ができます。 ローアングル撮影 ハイアングル撮影 セルフポートレート撮影 低い位置にある被写体の撮影に 高い位置にある被写体や人越し 液晶モニターには、鏡に映った 便利です。 の撮影に便利です。 ような状態(鏡像)で表示され ますが、画像は、カメラから見 た状態(正像)で記録されます。 A ライブビュー撮影時の露出補正について 撮影モード P、S、A の場合、インフォ画面で露出補正の設定ができます(1/3 段刻みで± 5 段の範囲) 。ただし、画面で露出を確認できるのは± 3 段の範囲に限られます。 (0 97) A HDMI 接続時の撮影画面表示
D ライブビュー撮影時のご注意 • ライブビュー撮影中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生することがありますが、実際に 記録される画像に影響はありません。 - 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画像に横帯が見える 電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される カメラを左右に動かすと画面全体が歪んで見える カメラを動かすと、照明などの明るい部分に残像が見える 輝点が見える • 液晶モニターを閉じると、ライブビュー撮影は終了します。 • レンズを取り外すと、ライブビュー撮影は終了します。 x • 最長 1 時間のライブビュー撮影ができますが、長時間ライブビューで撮影すると、カメラ内部の温度 が上昇することがあるため、ノイズや色むらが発生する場合があります。また、カメラボディー表面 が熱くなることがありますが故障ではありません。 • 高温によるカメラのダメージを抑えるために、カメラ内部の温度が上昇す ると、カメラは自動的にライブビュー撮影を終了します。ライブビュー撮 影を終了する 30 秒前から、カメラは液晶モニターの左上に残り時間のカウ ントダウンを表示します。撮影時の
D ライブビュー撮影時のオートフォーカスについてのご注意 • ライブビュー撮影時のオートフォーカスは、通常のオートフォーカスより、ピント合わせに時間がか かります。また、次の被写体はピントが合わない場合がありますので、ご注意ください。 - 画面の長辺側と平行な線の被写体 明暗差の少ない被写体 フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合 イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、液晶モニターに横帯が見える場合 クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合 フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓など) 動く被写体 x • フォーカスポイントが緑色に点滅しているとき(オートフォーカス作動中)は、シャッターはきれま せん。ただし、赤色に点滅しているとき(ピントがあっていないとカメラが判断したとき)でもシャッ ターはきれます。 • ピントが合わなくてもピント表示(緑枠)が点灯する場合があります。 D ターゲット追尾についてのご注意 • 追尾動作中は、オートフォーカスの動
A マニュアルフォーカスで撮影するときのピント合わせについて マニュアルフォーカス(0 65)で撮影するときは、次の方法で被写体にピントを合わせます。 • レンズのフォーカスリングを回して、被写体にピントを合わせます。 • x X ボタンを押すと、被写体が拡大表示され、ピントの状態を細部まで確 認できます(最大約 6.
y動画の撮影と再生 ここでは、液晶モニターで被写体を見ながら動画を撮影する方法を説明しています。 動画を撮影する ............................................................................. 52 動画の設定 ........................................................................................................ 53 動画を再生する .............................................................................
動画を撮影する 音声付きの動画を約 24 フレーム / 秒で撮影できます。 1 a(ライブビュー)ボタンを押す • ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー 内が暗くなり、液晶モニターに被写体が表示されます。 • 撮影モードが A または M の場合は、ライブビューを開始する前 に絞り値を設定してください(0 89、90)。 2 a ボタン シャッターボタンを半押しして、ピントを合わせる • 動画撮影を開始する前に、被写体にピントを合わせてください。 動画撮影中はオートフォーカスは動作しません。 y 3 J ボタンを押して、撮影を始める • オートフォーカス作動中は、J ボタンを押しても、撮影は開 始されません。 • 録画中は録画中マークが表示されます。 録画中マーク • 初期設定では、音声も同時に記録します(0 53)。 • AE/AF ロックボタンを押し続けている間、露出を固定(AE ロック)できます。 • 撮影モード P、S、A の場合、E ボタンを押しながらコマンド ダイヤルを回すと、1/3 段刻みで± 3 段の範囲で露出補正がで きます。 残り時間 • 液晶モニター
動画の設定 撮影メニューの[動画の設定]では、動画を記録するときの画像サイズと音声の設定ができ ます。 ❚❚ 動画設定の変更方法 1 [動画の設定]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[動画の設 定]を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 G ボタン 2 [画像サイズ]または[音声記録]を選ぶ y •[画像サイズ]または[音声記録]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、設定画面が表示されます。 画像サイズ 画像サイズ 3 1280 × 720(16:9) 4 640 × 424(3:2) 5 320 × 216(3:2) 解像度 1280 × 720 ピクセル 640 × 424 ピクセル 320 × 216 ピクセル 最長記録時間 5分 20 分 20 分 音声記録 する しない 3 動画と同時に音声も記録します(モノラル)。 音声は記録しません。 設定したい項目を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 D 動画撮影について • 使用している SD カードの書き込み速度によっては、上記の時間に満たないで撮影が自動的に終了す る場合があります。 • 0
D 動画撮影時のご注意 • 動画撮影中の液晶モニターの表示に、次のような現象が発生する場合があります。これらの現象は撮 影した動画にも記録されます。 -蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画像に横帯が発生する -電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪む -カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪む -カメラを動かした場合、照明などの明るい部分に残像が発生する -ジャギー、偽色、モアレが発生する -輝点が発生する • 液晶モニターを閉じると、動画撮影は終了します(テレビやハイビジョンテレビなどの外部モニター での表示中は除く) 。 • レンズを取り外すと、動画撮影は終了します。 y • 長時間ライブビューや動画撮影すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ノイズや色む らが発生する場合があります。また、カメラボディー表面が熱くなることがありますが故障ではあり ません。 • 高温によるカメラのダメージを抑えるために、カメラ内部の温度が上昇 すると、カメラは自動的に動画撮影を終了します。動画撮影を終了する 30 秒前から、カメラは液晶モニターの左上に残り時間のカウントダウン を表示しま
動画を再生する 1 コマ表示モード(0 124)で 1 マークが表示されている画像が動画です。 1 マーク 記録時間 音声マーク y 動画再生中の操作方法: J ボタンを押すと再生します。もう一度押すと一 再生 / 一時停止 時停止します。 マルチセレクターの 4 を押すと巻き戻し、2 を押 すと早送りします。一時停止中に 4 または 2 を押 巻き戻し / 早送り すと、コマ送りします。 音量を調節する X/W 撮影に戻る メニューに移る 再生終了 X を押すと音量が大きくなり、W を押すと小さく なります。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 G K / メニューが表示されます(0 157)。 Kボタンまたはマルチセレクターの1を押すと1コ マ表示モードに戻ります。 55
y 56
z撮影機能を使いこなす 全ての撮影モードで使用できる、高度な撮影方法について説明します。 ピントを自動で合わせる(オートフォーカス).............................. 58 フォーカスモードを選ぶ ................................................................................ 58 AF エリアモードを選ぶ .................................................................................. 60 フォーカスポイントを自分で選ぶ ................................................................ 62 フォーカスロック撮影 .................................................................................... 63 ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス).......
ピントを自動で合わせる(オートフォーカス) フォーカスモードを選ぶ ピントの合わせ方を設定します。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [フォーカスモード]を選ぶ •[フォーカスモード]を選んで J ボタンを押すと、 z 設定の変更画面が表示されます。 3 設定したいフォーカスモードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 AF-A AF-S※ AF-C ※ MF AF サーボモード 被写体が静止しているときは[AF-S]、動いているときは[AF-C]に 自動切り換え シングル AF サーボ コンティニュアス AF サーボ マニュアル フォーカス 自動的に切り替わります。 静止している被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを半 押しすると、ピントが合った時点でフォーカスがロックされます。 ピントが合っていないときはシャッターはきれません。 動いている被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを半押 ししている間、カメラは被写体の動きに合わせてピントを合わせ続 けます。ピントが合っていないときはシャッターはきれません。 手動で
D[AF-C]コンティニュアス AF サーボについてのご注意 [AF-C]は、シャッターチャンスを逃さないために、 [AF-S]よりもシャッターのきれるピントの範囲が 広くなっています。このため、ファインダー内のピント表示●が点灯する前にシャッターがきれること があります。 [AF-A]に設定していて自動的に[AF-C]に切り替わった場合でも、同様の動作をします。 A オートフォーカスの苦手な被写体 次のような被写体では、オートフォーカスによるピント合わせができず、シャッターがきれないこと や、ピントが合わなくてもピント表示●が点灯し、電子音が鳴ってシャッターがきれることがありま す。このような場合は、マニュアルフォーカス(0 65)でピントを合わせるか、フォーカスロック (0 63)を利用してください。 被写体の明暗差がはっきり しない場合 (白壁や背景と同色の服を 被写体の明暗差が極端に 異なる場合 (太陽を背景にした日陰の きている人物など) 人物など) フォーカスポイント内に 背景に対してメインの被写 遠くのものと近くのものが 混在する被写体 (オリの中の動物など) 連続した繰り返しパ
AF エリアモードを選ぶ ピントを合わせるフォーカスポイントをカメラがどのように選択するかを設定します。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [AF エリアモード]を選ぶ •[AF エリアモード]を選んで J ボタンを押すと、 設定の変更画面が表示されます。 z 3 設定したい AF エリアモードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 c シングル フォーカスポイントを自分で選べます(0 62)。選んだフォーカスポイ ポイント ントだけを使ってピント合わせをします。静止している被写体の撮影に AF モード 適しています。 フォーカスポイントを選ぶのはシングルと同じですが、フォーカスモー ド(0 58)が[AF-A]または[AF-C]のときに、選んだフォーカス d ダイナミック AF モード ポイントから被写体が一時的に外れてしまった場合でも、周辺のフォー カスポイントからのピント情報を使ってピントを合わせます。不規則な 動きをする被写体の撮影に効果的です。 • フォーカスモードが[AF-S]のときは、シングルポイント AF
フォーカスポイントを選ぶのはシングルと同じですが、フォーカスモー 3D- f ド(0 58)が[AF-A]または[AF-C]のときに、選んだフォーカス トラッキング ポイントで被写体にピントを合わせると、シャッターボタンを半押しし (11 点)※ ている間、構図の変化に合わせて、フォーカスポイントを自動的に切り 。 換えてピントを合わせ続けます(3D- トラッキング) ※ フォーカスモードが[AF-S]のときは選べません。 z A AF エリアモードの設定について P、S、A、M 以外の撮影モードで設定した AF エリアモードは、撮影モードを切り換えると、リセットさ れます。 A 3D- トラッキング(11 点)について •[f 3D- トラッキング(11 点) ]では、半押ししていったんピントが合った時に選択したフォーカス ポイント周辺の色を背景の色も含めて記憶します。そのため、被写体の色が周囲の色と似ていると、 うまく作動しない場合があります。 • 素早い動きをする被写体などの場合、カメラが途中で被写体を見失ってしまうときがあります。その場合、 いったんシャッターボタンを放して、もう一度
フォーカスポイントを自分で選ぶ このカメラには、11 点のフォーカスポイント(自動でピント合わせを行う領域)があり ます。フォーカスポイントを自分で選ぶことで、構図を自由に変えられます。 1 [e オートエリア AF モード]以外の AF エリアモード を選ぶ(0 60) 2 ファインダーをのぞきながらマルチセレクター の 1342 でフォーカスポイントを選ぶ • ファインダー内で、フォーカスポイントが移動し ます。 z • J ボタンを押すとフォーカスポイントは中央に移 動します。 • 選んだフォーカスポイントは、インフォ画面でも 確認できます。 62 フォーカスポイント
フォーカスロック撮影 ピントを合わせたい被写体がいずれのフォーカスポイントにも入らない場合や、オート フォーカスが苦手な被写体(0 59)を撮影する場合には、ピントを固定(フォーカス ロック)して撮影すると効果的です。 フォーカスロックを行う前に、AF エリアモード(0 60)を[e オートエリア AF モード] 以外に設定することをおすすめします。 1 ピントを合わせたい被写体にフォーカスポイ ントを重ね、シャッターボタンを半押しする • ピントが合うと、ファインダー内のピント表示● が点灯します。 2 ピントを固定する フォーカスモード(0 58)が[AF-A]または[AF-C]のとき: • シャッターボタンを半押ししたまま(①)、AE/AF ロックボ z シャッターボタン タンを押すと(②)、ピントが固定されます。AE/AFロック ボタンを押している間は、シャッターボタンから指を放しても、 ピントと露出が固定されます。 AE/AF ロックボタン • AE/AF ロックボタンを押している間、ファインダー内には AE-L マークが点灯します。 フォーカスモード(0 58)が[AF-S]のとき
❚❚ ピントを固定したまま繰り返し撮影したいときは シャッターボタンの半押しでフォーカスロックした場合は、シャッターをきった後、 シャッターボタンを半押しの状態に戻し、そのままもう一度シャッターボタンを全押し してください。 AE/AF ロックボタンでフォーカスロックを行った場合は、AE/AF ロックボタンを押した ままもう一度シャッターボタンを全押ししてください。 z A 関連ページ AE/AF ロックボタンを押したときの動作を変更する → A f2[AE/AF ロックボタンの機能] (0 181) 64
ピントを手動で合わせる(マニュアルフォーカス) ピントを手動で合わせたいときや、オートフォーカスが使えない場合、オートフォーカ スの苦手な被写体の場合には、マニュアルフォーカスでピントを合わせられます。 1 レンズ側のフォーカスモードを M(マニュアルフォーカス)にする A-M 切り換えスイッチ 2 フォーカスモード 切り換えスイッチ ピントを合わせる • レンズのフォーカスリングを回して、ファインダー内のメイン の被写体がはっきり見えるようにピントを合わせます。 z A AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR について(0 263) 使用説明書で使用している AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.
❚❚ フォーカスエイドによるピント合わせ 開放 F 値が F5.6 以上明るいレンズ(絞りの最も小さい数値が F5.6 以下のレンズ)を使ってマニュアルフォーカスで撮影するときは、 ファインダー内のピント表示(●)でピントが合っているかどう かを確認できます。ピントが合っているかどうかの基準となる フォーカスポイントは 11 カ所から選べます。 • ピントが合うとピント表示(●)が表示されます(0 6)。 • オートフォーカスの苦手な被写体(0 59)では、ピントが合っ ていなくてもピント表示(●)が点灯することがありますので、 ファインダースクリーンの像でピントが合っていることを確 認してください。 z A 距離基準マーク 距離基準マーク E は撮影距離の基準となるマークで、カメラ内の撮像 面の位置を示します。マニュアルフォーカスや接写などでカメラから被 写体までの距離を実測する場合、このマークが基準となります。レンズ 46.5mm 取り付け面(レンズマウント)から撮像面までの寸法(フランジバッ ク)は 46.
画質や画像のサイズを変更する 画質モードを設定する 画像を記録するときのファイル形式と画質を設定できます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [画質モード]を選ぶ •[画質モード]を選んで J ボタンを押すと、設定の z 変更画面が表示されます。 3 設定したい画質モードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 画質モード ファイル 説明 形式 撮像素子の生データ(12bit 圧縮 RAW 形式)を記録します。 RAW NEF 画像をパソコンに転送して加工したり、パソコンを使ってプ リントする場合などに適しています。 FINE 約 1/4 に圧縮されます。 NORMAL 画質 BASIC 「NORMAL」よりも精細な画質になります。画像データは 高 JPEG 画像データは約 1/8 に圧縮されます。 ファイルサイズが最も小さく、電子メールに添付する場合 などに適しています。画像データは約 1/16 に圧縮されます。 RAW+FINE RAW と JPEG(FINE)の 2 種類の画像を同時に記録します。 RAW
D「RAW」についてのご注意 • 画像サイズは設定できません。現像には画像編集メニューの[RAW 現像](0 206)、または付属の ソフトウェア ViewNX や別売の Capture NX 2(0 230)を使います。ViewNX は付属の Software Suite • CD-ROM を使ってインストールできます。 RAW や RAW を含む画質モードに設定すると、次の機能は使用できません。 - WB ブラケティング(0 110) - カスタムメニュー d6[デート写し込み設定](0 175) A RAW 画像と JPEG 画像の同時記録について • カメラでの再生時には、JPEG 画像だけが表示されます。 • JPEG 画像をカメラ上で削除すると、同時記録された RAW 画像も削除されます。 A ファイル名について • このカメラで撮影した画像には、DSC_nnnn.
画像サイズを設定する 画像を記録するときのファイルサイズを設定できます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [画像サイズ]を選ぶ •[画像サイズ]を選んで J ボタンを押すと、設定の 変更画面が表示されます。 z 3 設定したい画像サイズを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 画像サイズ 画像の大きさ プリント時の大きさ (出力解像度 200dpi の場合) L 大 4288 × 2848 ピクセル 約 54.5 × 36.2cm M サイズ 3216 × 2136 ピクセル 約 40.8 × 27.1cm S 小 2144 × 1424 ピクセル 約 27.2 × 18.
単写、連写、セルフタイマー、 リモコン、静音撮影モードで撮影する (レリーズモード) シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン z 2 [レリーズモード]を選ぶ •[レリーズモード]を選んで J ボタンを押すと、設 定の変更画面が表示されます。 3 設定したいレリーズモードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 8 I E 単写 (1 コマ撮影) 連写 (連続撮影) セルフタイマー " 2 秒リモコン # 瞬時リモコン シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影できます。 シャッターボタンを全押ししている間、約 4 コマ / 秒で連続 撮影(連写)できます。 ― ― シャッターボタンを全押しするとセルフタイマーが作動し、 0 72 10 秒後にシャッターがきれます。記念撮影などに便利です。 リモコンの送信ボタンを押すと、2 秒後にシャッターがきれ 0 72 ます。別売のリモコン ML-L3(0 230)が必要です。 リモコンの送信ボタンを押すと、すぐにシャッターがきれま す
D 連続撮影についてのご注意 • 内蔵フラッシュが発光するときは、連続撮影はできません。連続撮影するには、撮影モードを j(発 光禁止オート) (0 28)にするか、フラッシュモード(0 76)を j にしてください。 • 連続撮影が終了しても、SD カードの性能や撮影条件によっては、最大で 1 分間程度、SD カードアク セスランプが点灯し続ける場合があります。 • 連続撮影中にバッテリーの残量がなくなった場合は、連続撮影は中止され、撮影済みの画像データが SD カードに記録されて電源が OFF になります。 A 連続撮影可能コマ数の表示 • シャッターボタンを押している間、t と連続撮影可能コマ数(連続撮 影速度を維持したまま続けて撮影できるコマ数)が、ファインダー内 に表示されます。右図の場合、連続撮影速度を維持したままで、あと 最低 21 コマ続けて撮影できることを示しています。 [tAA]になったときは、連続撮影速度が低下します。 • 連続撮影は最大 100 コマまでできます。ただし、 • 表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。撮影条件によって増減することがあります。 A 連続撮
セルフタイマーやリモコンを使って撮影する 記念写真など、自分も一緒に写りたいときは、セルフタイマーや別売のリモコン ML-L3 (0 230)をお使いください。 1 三脚などでカメラを固定する 2 [レリーズモード]で[E セルフタイマー]、["2 秒 リモコン]、 [# 瞬時リモコン]のいずれかを選ぶ (0 70) 3 構図を決める • リモコン使用時にオートフォーカスでピントを合わせるときは、ここでカメラの z シャッターボタンを半押しすると、あらかじめピントを合わせておくことができます (このとき全押ししても、シャッターはきれません)。 D リモコンをはじめてお使いになるときのご注意 リモコンにはさんである透明の絶縁シートを引き抜いてください。 A アイピースキャップについて カメラから離れて撮影するときは、ファイン ダーから余計な光が入って露出が変わること を防ぐために、付属のアイピースキャップ アイピースキャップ DK-5 ① ② DK-5 を取り付けます。アイピースキャップは、 接眼目当てを取り外し(①)、右図のように取 り付けます(②)。接眼目当てを取り外すとき は、カ
4 撮影をはじめる セルフタイマー撮影の場合: • シャッターボタンを半押ししてピントを合わせてか ら、全押ししてください。タイマーが作動し、電子 音が鳴り始め、セルフタイマーランプが点滅します。 撮影 2 秒前になると点滅から点灯に変わり、電子音 が鳴る間隔が短くなります。 • ピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではタイマーは 作動しません。 リモコン撮影の場合: • 5m 以内の距離から、リモコン送信部をカメラのリモコン受 光部に向け、送信ボタンを押してください。 • 手順 2 でリモコンモードを選んでから、リモコン撮影をしな いまま約 1 分間の受信待機時間が経過すると、リモコンモー ドが解除され、8(単写)、I(連写)または v(静音撮 z 影)モードに戻ります。 5 シャッターがきれる セルフタイマー撮影の場合: • シャッターボタンを全押ししてから約 10 秒後にシャッターがきれます。 リモコン撮影の場合: • 2 秒リモコンモードではセルフタイマーランプが約 2 秒間点灯してからシャッターがき れます。 • 瞬時リモコンモードではすぐにシャッターがきれ、撮影
A セルフタイマー、リモコン撮影時のフラッシュについて • 内蔵フラッシュが発光する撮影モード(0 75、P、S、A、M、0 を除く)では、リモコンの受信待機状 態になるとフラッシュの充電が始まり、充電完了後にリモコンの送信ボタンを押すと、必要に応じて 内蔵フラッシュが自動的に上がり発光します。フラッシュの充電中にリモコンの送信ボタンを押して も、カメラは反応しません。しばらく待ってから送信ボタンを押してください。 • 撮影モード P、S、A、M、0 でフラッシュを使って撮影したいときは、撮影を開始する前に M ボタンを 押して内蔵フラッシュを上げ、ファインダー内の N が点灯するまでお待ちください(0 77)。セル フタイマーの作動中や 2 秒リモコンモードでリモコンの送信ボタンを押した後にフラッシュを上げ ると、撮影は中止されます。 • 瞬時リモコン撮影の場合、赤目軽減発光(0 77)を組み合わせたフラッシュモードでは、赤目軽減 ランプが約 1 秒間点灯してからシャッターがきれます。2 秒リモコン撮影の場合、セルフタイマーラ ンプが約 2 秒間点灯した後、赤目軽減のために赤目軽減ランプが約 1 秒間点灯
内蔵フラッシュを使う 撮影状況に合わせて、カメラの内蔵フラッシュを発光させたり、発光方式(フラッシュ モード)を切り換えたりすることで、暗い場所や逆光下など、様々な場所での撮影を楽 しむことができます。 ❚❚ 撮影モード i、k、p、n、o、s、w の場合 1 フラッシュモードを設定する(0 76) 2 シャッターボタンを半押ししてピントを合わ せてから撮影する 暗いときや逆光のときなど、必要に応じて自動的に 内蔵フラッシュが上がり、発光します。フラッシュ が不要な場合はフラッシュは上がらず、発光しませ ん。内蔵フラッシュを発光させたくないときは、フ z ラッシュモードを発光禁止にしてください(0 77)。 ❚❚ 撮影モード P、S、A、M、0 の場合 1 M ボタンを押して、内蔵フラッシュを手動で 上げる※ 2 フラッシュモードを設定する(0 76) 0 の場合、フラッシュモードを設定する必要はあり ません。 3 M ボタン シャッターボタンを半押ししてピントを合わ せてから撮影する ※内蔵フラッシュを上げているときは、周囲の明るさなどにかかわらず、フラッシュは 常に発光します。
フラッシュモードを設定する 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [フラッシュモード]を選ぶ •[フラッシュモード]を選んで J ボタンを押すと、 設定の変更画面が表示されます。 z 3 設定したいフラッシュモードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 撮影モード i、k、p、n、s、w 撮影モード o No 通常発光オート(自動発光) NYo 赤目軽減オート(自動発光) 発光禁止 j 赤目軽減オート(自動発光) NYr +スローシャッター Nr j 撮影モード P、A N NY NYp 通常発光 赤目軽減発光 赤目軽減発光 +スローシャッター 通常発光オート(自動発光) +スローシャッター 発光禁止 撮影モード S、M N NY Nq 通常発光 赤目軽減発光 後幕発光 Np 通常発光+スローシャッター Nq ※ 後幕発光+スローシャッター 撮影モード 0 N 76 通常発光 ※フラッシュモードを設定すると、 p の文字も表示されます。
A フラッシュモード表示について フラッシュモードの見方は次の通りです。 • o 通常発光オート(自動発光):暗いときや逆光のときに、自動的に内蔵フラッシュが上がり、 必要に応じて発光します。 • Y 赤目軽減発光:人物撮影に適しています。フラッシュが発光する前に、赤目軽減ランプが点灯し て、人物の目が赤く写る「赤目現象」を軽減します。 • • j 発光禁止:暗いときや逆光のときでも、内蔵フラッシュは発光しません。 p スローシャッター:夜景や夕景をバックにした人物撮影などに適しています。背景をきれいに 写すために、自動的にシャッタースピードが遅くなります。 • q 後幕発光:通常発光時はシャッターが開くと同時にフラッシュが発光します(先幕発光)が、 後幕発光ではシャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。動いている被写体の後方に流れる 光や軌跡などを表現したい場合などに適しています。 z 先幕発光 後幕発光 A コマンドダイヤルでの設定方法 • フラッシュモードは、コマンドダ イヤルを使って変更することも できます。M ボタンを押しながら + コマンドダイヤルを回すと、イン フォ
A 内蔵フラッシュの調光範囲(光の届く範囲) 内蔵フラッシュは ISO 感度と絞り値によって調光範囲(光の届く範囲)が異なります。下表を参 考にしてください。 ISO 感度および絞り値 200 1.4 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 400 2 2.8 4 5.6 8 11 16 22 32 800 2.8 4 5.6 8 11 16 22 32 1600 4 5.6 8 11 16 22 32 3200 5.6 8 11 16 22 32 ― ― ― ― ― ※ 内蔵フラッシュで調光できる最短撮影距離は 0.6m です。 z 78 ― 調光範囲(m) 1 ∼ 12 0.7 ∼ 8.5 0.6 ∼ 6.1 0.6 ∼ 4.2 0.6 ∼ 3.0 0.6 ∼ 2.1 0.6 ∼ 1.5 0.6 ∼ 1.1 0.6 ∼ 0.
ISO 感度を設定する 暗い場所で撮影するときは、シャッタースピードが遅くなり手ブレしやすくなります が、ISO 感度を標準(ISO200 相当)よりも高くすれば、シャッタースピードが速くな り、手ブレしにくくなります。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [ISO 感度]を選ぶ •[ISO 感度]を選んで J ボタンを押すと、設定の変 更画面が表示されます。 3 z 設定したい ISO 感度を選ぶ • J ボタンを押して設定します。 P、S、A、M 以外の AUTO(オート)、Lo 1、Lo 0.7、Lo 0.3、200 ∼ 3200 (1/3 段刻みで設定できます) 、Hi 0.3、Hi 0.7、Hi 1 撮影モード 、 、 、 ∼ Lo 1 Lo 0.7 Lo 0.3 200 3200(1/3 段刻みで設定できます)、Hi 0.3、 P、S、A、M Hi 0.7、Hi 1 •[AUTO(オート)]ではカメラが自動的に ISO 感度を決めます。 • ISO3200 よりもさらに高い ISO 感度は、[Hi 0.
A ISO 感度とは フィルムカメラで使うフィルムの ISO 感度に相当します。一般的に、ISO 感度を高くするほど、より高 速のシャッタースピードで撮影できます(同じ被写体を同じ絞り値で撮影する場合) 。このため、暗い 場所での撮影や動いている被写体の撮影などに効果的ですが、一方で、撮影した画像が多少ざらつく 場合があります。 D ISO 感度についてのご注意 [ISO 感度]を[AUTO(オート)]にしてから撮影モードを P、S、A、M のいずれかに切り換えた場合は、 以前に設定した ISO 感度に戻ります。 A 撮影メニュー[ISO 感度設定] ISO 感度は、メニュー操作でも設定できます(0 161)。 z A 関連ページ • 高感度撮影時のノイズを低減する C[高感度ノイズ低減](0 164) → C[感度自動制御](0 162) • ファインダー内で記録可能コマ数表示の代わりに ISO 感度を表示する → Ad3[ISO 感度表示](0 173) • Fn(E)ボタンとコマンドダイヤルの操作で、ISO 感度を切り換えられるようにする → A f1[E/Fn ボタンの機能](0 180)
設定した間隔で撮影する(インターバルタイマー撮影) 設定した撮影間隔(インターバル)で 1 コマずつ自動的に撮影するインターバルタイマー 撮影を行えます。つぼみがゆっくりと開く様子や、蝶が羽化する様子などを記録したい 場合などに便利です。 1 [インターバルタイマー撮影]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[イン ターバルタイマー撮影]を選びます。マルチ セレクターの 2 を押すと、[インターバルタ イマー撮影]画面が表示されます。 G ボタン 2 [開始トリガー](開始方法)を設定する • すぐに撮影する場合、[即時スタート]を選んで 2 を押します(手順 4 へ)。 • 開始時刻を決めて撮影する場合、[開始時刻設定] z を選んで 2 を押します(手順 3 へ)。 3 [開始時刻]を設定する • 4 または 2 を押して時、分を選びます。1 または 3 を押すと、数値が変わります。数値の設定後、 2 を押して手順 4 の画面に進みます。 4 [撮影間隔](インターバル)を設定する • 4 または 2 を押して時、分、秒を選びます。1 ま たは 3 を押すと、数値が変わります。数値
6 インターバルタイマー撮影を開始する •[撮影動作]で[開始]を選んでJボタンを押しま す。[開始トリガー]で[即時スタート]を選んだ 場合は、約 3 秒後に撮影を開始します。[開始時刻設 定]を選んだ場合は、設定した時刻に撮影を開始し ます。 •[レリーズモード](0 70)が[静音撮影]の場合は、撮影時の動作音を抑えて撮影 します。その他のレリーズモードの場合は、[単写]の設定で撮影します。 • インターバルタイマー撮影中は、SD カードアクセスランプが一定間隔で点滅します。 • 設定した撮影回数分撮影すると、インターバルタイマー撮影を終了して、通常の撮影 に戻ります。 • すぐに撮影を開始しない場合は、[終了]を選んで J ボタンを押すと、設定を保存し て撮影メニューに戻ります。 z D インターバルタイマー撮影を開始する前に • 試し撮りをすることをおすすめします。 • あらかじめセットアップメニューの[地域と日時](0 188)で日時が正確に設定されていることを 確認してください。 • カメラを三脚で固定することをおすすめします。 • 撮影中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリ
最初の設定に戻す(ツーボタンリセット) カメラの撮影に関する設定を初期状態に戻すことがで きます。R ボタンと P ボタン(それぞれのボタンに緑 色の • 印がついています)を同時に約 2 秒間押すと、イ ンフォ画面がいったん消灯してから再点灯し、各機能が 初期設定状態に戻ります。 画質モード(0 67) 画像サイズ(0 69) ホワイトバランス (0 103、161) 微調整値(0 105) NORMAL サイズ L オート 解除(0) ISO 感度(0 79) 撮影 オート P、S、A、M 以外 200 モード P、S、A、M レリーズモード(0 70) 単写 フォーカスモード(0 58) AF-A ライブビュー時の AF(0 45) 顔認識 AF i、k、p、o j、l、m、r、s、 t、u、v、w、x、 ワイドエリア 撮影 AF y、z、1、2、3、 モード P、S、A、M n、0 m、w フォーカスポイント (0 62)※ 1 測光モード(0 94) P ボタン 中央 マルチパターン 測光 AE/AF ロックボタンの 解除 ホールド状態(0 95) アクティブ D- ライティング
z 84
tP、S、A、Mモードで撮影する ここでは、撮影モード P、S、A、M だけで使うことができる高度な機能について説明していま す。これらのモードでは、シャッタースピードや絞り値を撮影者自身で選んだり、画像の明 るさ、フラッシュの発光量、ホワイトバランスなどさまざまな調整を行って撮影できるので、 撮影者の作画意図をより反映した撮影が可能です。 撮影モード P、S、A、M を使う .......................................................... 86 P:プログラムオートでの撮影方法 .............................................................. S:シャッター優先オートでの撮影方法 ...................................................... A:絞り優先オートでの撮影方法 .................................................................. M:マニュアルでの撮影方法 ......
撮影モード P、S、A、M を使う 撮影モード P、S、A、M では、撮影の意図に応じて、シャッタースピード と絞り値のそれぞれを自分で設定したり、カメラまかせにしたりするこ とができます。 プログラムオート シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに使います。 P (0 87) シャッタースピードと絞り値の両方をカメラが自動制御します。 シャッター優先オート S (0 88) 被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使います。シャッター A 絞り優先オート(0 89) 背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使います。絞り値を M マニュアル(0 90) スピードを自分で設定し、絞り値はカメラが自動制御します。 自分で設定し、シャッタースピードはカメラが自動制御します。 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定します。長時間露出 (バルブ、タイム)撮影も、このモードで行います。 D レンズの絞りリングについて CPU レンズ(G タイプレンズを除く)の絞りリング(0 221)は、必ず最小絞り(一番大きい数値)に t セットしてください。 A 露出について
P:プログラムオートでの撮影方法 被写体の明るさに応じて、露出が適正になるようにカメラがシャッタースピードと絞り 値を自動的に決定します。シャッターチャンスを逃したくないスナップなど幅広い撮影 に適しています。 1 撮影モードダイヤルを P に合わせる 2 構図を決め、ピントを合わせて撮影する 撮影モードダイヤル t A プログラムシフト 撮影モード P の撮影時にコマンドダイヤルを回すと、露出を 一定にしたままシャッタースピードと絞り値の組み合わせ を変えることができます。これを「プログラムシフト」とい います。プログラムシフト中はファインダー内とインフォ画 面に U(R)マークが点灯します。 • 背景をぼかしたい(絞り値を小さくしたい)場合や動 きの速い被写体を撮影したい(速いシャッタースピー ドにしたい)場合にはコマンドダイヤルを右に回して コマンド ダイヤル ください。 • 近くから遠くまでピントの合った写真を撮影したい (絞り値を大きくしたい)場合や被写体の動きを強調したい(遅いシャッタースピードにしたい)場 合にはコマンドダイヤルを左に回してください。 • プログラムシフトを解除
S:シャッター優先オートでの撮影方法 シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に絞り 値を決定します。動きの速い被写体の撮影や、遅いシャッタースピードで被写体の動き を強調する撮影に適しています。 速いシャッタースピードのとき シャッタースピード:1/1600 秒 1 撮影モードダイヤルを S に合わせる 2 シャッタースピードを設定する 遅いシャッタースピードのとき シャッタースピード:1 秒 撮影モードダイヤル t • シャッタースピードは、ファインダー内とイ ンフォ画面に表示されます。コマンドダイヤ ルを回して設定したいシャッタースピード (1/4000 秒∼ 30 秒)に合わせてください。 コマンド ダイヤル 3 88 構図を決め、ピントを合わせて撮影する
A:絞り優先オートでの撮影方法 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的にシャッタースピー ドを決定します。絞りを絞り込む(絞り値を大きくする)と、近くから遠くまでピント のあった写真を撮影できます(例:風景写真) 。絞りを開く(絞り値を小さくする)と、 背景をぼかしてメインとなる被写体を浮き立たせた写真を撮影できます(例:ポート レート写真) 。 絞りを絞り込んだとき (絞り値が大きいとき) 絞り値:F22 1 撮影モードダイヤルを A に合わせる 2 絞り値を設定する 絞りを開いたとき (絞り値が小さいとき) 絞り値:F5.
M:マニュアルでの撮影方法 シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。花火や星空などを長時間露出 (バルブ撮影、タイム撮影 0 92)で撮影する場合にもこの撮影モードを使います。 1 撮影モードダイヤルを M に合わせる 2 露出インジケーター(0 91)を確認しながら、シャッタースピードと絞 り値を設定する 撮影モードダイヤル シャッタースピードの設定: • コマンドダイヤルを回すと、ファインダー内 とインフォ画面のシャッタースピード表示が t 変わります。設定したいシャッタースピード (1/4000 秒∼ 30 秒または Bulb 0 92)に合わ せてください。 コマンド ダイヤル 絞り値の設定: • N(E)ボタンを押しながら コマンドダイヤルを回すと、 ファインダー内とインフォ画 面の絞り値表示が変わります。 設定したい絞り値に合わせて ください。 N(E)ボタン • 設定できる最小絞り、開放絞り はレンズによって異なります。 3 90 構図を決め、ピントを合わせて撮影する
A 露出インジケーターについて 設定したシャッタースピードと絞り値の組み合わせによる露出値と、カメラが測光した露出値との差 が、ファインダー内とインフォ画面に表示されます。この「露出インジケーター」の見方は次の通り (0 170)の設定によって変化します)。 です(表示内容はカスタムメニュー b1[露出設定ステップ幅] 表示 内容 適正露出 インジケーターが−側に振れているときは画像が適正露出よりも暗いこと (1/3 段アンダー) を意味しています。 インジケーターが+側に振れているときは画像が適正露出よりも明るいこ (2 段以上オーバー) とを意味しています。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎてカメラの測光範囲を超えた場合は、露出インジケーターが点滅し ます。 • 長時間露出(バルブ、タイム)撮影時(0 92)と非 CPU レンズ使用時は、露出インジケーターは表 示されません。 A 関連ページ インジケーター表示の+ / −方向を変更する → A f5[インジケーター表示の+ / −方向](0 182) t 91
長時間露出で撮影する (撮影モード Mのみ) 長時間露出撮影には、バルブ撮影とタイム撮影の 2 種類があります。花火や夜景、天体 写真の撮影や、自動車のライトの流れを表現したいときなどに使います。長時間露出撮 影には、手ブレを抑えるために三脚や別売のリモコン ML-L3(0 230)、リモートコー ド MC-DC2(0 231)が必要です。 シャッタースピードを 35 秒、 絞り値を F25 にして撮影した場合の画像 バルブ撮影 t タイム撮影 シャッターボタンを押し続けている間シャッターが開いたままになり、シャッター ボタンを放すとシャッターが閉じます。 別売のリモコンを使って撮影します。リモコンの送信ボタンを一度押すとシャッ ターが開いたままになり、もう一度押すとシャッターが閉じます。 1 三脚などを使ってカメラを固定する 2 撮影モードダイヤルを M に合わせる 3 コマンドダイヤルを回して、シャッター スピードを Bulb に設定する 撮影モードダイヤル • タイム撮影の場合は、シャッタースピードを Bulb にしてからレリーズモード(0 70)を 2 秒リモコンまたは瞬時
4 ピントを合わせて、長時間露出撮影を開始する バルブ撮影: • シャッターボタンを全押しして、長時間露出撮影を開始します。シャッターボタンは 押し続けてください。 • 手ブレを抑えるために、別売のリモートコードを使用することをおすすめします。リ モートコードを使用する場合は、リモートコードの使用説明書もご覧ください。 タイム撮影: • リモコンの送信ボタンを押すと、2 秒後または瞬時にシャッターが開き、長時間露出 撮影を開始します。 5 長時間露出撮影を終了する バルブ撮影: • シャッターボタンを放すと、長時間露出撮影は終了します。 タイム撮影: • リモコンの送信ボタンをもう一度押すと、長時間露出撮影を終了します。ただし、 シャッターは、開いてから約 30 分経つと自動的に閉じます。 t A シャッタースピードを Bulb にしてセルフタイマー撮影をした場合 撮影モード M でシャッタースピードをバルブにしてセルフタイマー撮影を行うと、シャッタースピード は約 1/10 秒になります。 A 長時間露出について • 露光時間が長くなると、画像にノイズやむらが発生することがあります。このノイズ
明るさを測る方法を設定する(測光モード) 測光モードを選ぶ 適正な露出を得るためにカメラが被写体の明るさを測る方法(測光モード)を設定します。 P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適した測光モードが自動的に 選ばれます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [測光モード]を選ぶ •[測光モード]を選んで J ボタンを押すと、設定の t 変更画面が表示されます。 3 設定したい測光モードを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 L マルチパターン測光 ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を 測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図など様々な 情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。 画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被写体を M 中央部重点測光 大きく配置して撮影する場合などに適しています。 • 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部重点測光 をおすすめします。 選んだフォーカスポイントに重なる部分だけを測光します。逆光時や
A マルチパターン測光について このカメラは 420 分割 RGB センサーを搭載しています。G タイプまたは D タイプレンズ(0 221)使用 時は、このセンサーから得られる様々な情報を最大限に利用できる「3D-RGB マルチパターン測光Ⅱ」 という測光方式になります。その他の CPU レンズをお使いのときは、距離情報を考慮しない「RGB マ ルチパターン測光Ⅱ」という測光方式になります。 AE ロック撮影 AE ロック撮影とは、被写体の特定の部分を測光して露出を決め、そのまま構図を変え て撮影する方法です。露出を合わせたい部分とその周囲とで、極端に明るさが異なる場 合などに効果的です。 1 測光モードで[N](スポット測光)または[M](中 央部重点測光)を選ぶ(0 94) •[L](マルチパターン測光)では、充分な効果が得られないた め、おすすめできません。 2 露出を合わせたい部分にフォーカスポイントを重ねて シャッターボタンを半押ししたまま AE/AF ロックボ タンを押して、露出を固定(ロック)する t シャッターボタン • AE/AF ロックボタンを押している間は、測光モードに応
A AE ロック中のカメラ操作について • AE ロックしている間もコマンドダイヤルで次の操作ができます。 撮影モード P(プログラムオート) S(シャッター優先オート) A(絞り優先オート) • 操作 プログラムシフト(0 87) シャッタースピードの変更 絞り値の変更 AE ロック中は、測光モードは変更できません。 A 関連ページ AE ロックの操作方法を変更する → A c1[半押し AE ロック](0 171) A f2[AE/AF ロックボタンの機能](0 181) t 96
画像の明るさを調整する(露出補正) 露出補正とは、カメラが制御する適正露出値を意図的に変えることです。画像全体を明 るくしたり、暗くしたいときなどに使います。露出補正を行うときは、測光モード (0 94)を[中央部重点測光]または[スポット測光]にすると効果的です。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン P ボタン インフォ画面 2 [露出補正量]を選ぶ •[露出補正量]を選んで J ボタンを押すと、設定の 変更画面が表示されます。 t 3 露出補正値を選ぶ • 1/3 段刻みで± 5 段の範囲で設定できます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたい ときは−側に補正します。 • J ボタンを押して設定します。 • 露出補正を解除するには、補正量を 0.
A コマンドダイヤルでの設定方法 露 出 補 正 値 は、コ マ ン ド ダ イ ヤ ル を 使って設定することもできます。E ボ タンを押しながらコマンドダイヤルを 回すと、インフォ画面の露出補正値が 変わります。 E ボタン コマンドダイヤル • 露出補正値は、ファインダー内でも 確認できます。 + 2 段補正 − 0.3 段補正 A 撮影モード M での露出補正 • 露出補正が設定されていても、手動で設定したシャッタースピードと絞り値で撮影されます。 • 露出補正値を 0.
フラッシュの発光量を調整する (フラッシュ調光補正) 調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対する被写体の明 るさを調整したいときなどに使います。発光量を多くしてメインの被写体をより明るく 照らしたり、発光量を少なくしてメインの被写体に光が強く当たりすぎないようにする など、発光量の微妙な調整ができます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [フラッシュ調光補正]を選ぶ •[フラッシュ調光補正]を選んで J ボタンを押す t と、設定の変更画面が表示されます。 3 フラッシュの調光補正量を選ぶ • 1/3 段刻みで− 3 段∼+ 1 段の範囲で設定できます。 • 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたい ときは−側に補正します。 • J ボタンを押して設定します。 • フラッシュ調光補正を解除するには、補正量を 0.
A コマンドダイヤルでの設定方法 フラッシュの調光補正量は、コマンドダイヤル を使って設定することもできます。 Y(M) ボタンと E ボタンを押しながらコマンドダイ ヤルを回すと、インフォ画面の調光補正量が変 化します。 Y(M)ボタン E ボタン コマンドダイヤル • フラッシュの調光補正量は、ファインダー内 でも確認できます。 − 0.
白とびや黒つぶれを抑えて撮影する (アクティブ D- ライティング) 撮影前にあらかじめ[アクティブ D- ライティング]を設定しておくと、ハイライト部 の白とびを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する効果があります。見た目のコントラストに 近い画像に仕上がります。暗い室内から外の風景を撮ったり、直射日光の強い海辺など 明暗差の大きい景色を撮影するのに効果的です。アクティブ D- ライティングを設定した ときは、測光モードを[L](マルチパターン測光)に設定して撮影することをおすす めします(0 94)。 アクティブ D- ライティング [G オート] アクティブ D- ライティング [X しない] t 1 インフォ画面で P ボタンを押す R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [アクティブ D- ライティング]を選ぶ •[アクティブ D- ライティング]を選んで J ボタン を押すと、設定の変更画面が表示されます。 3 設定したいアクティブ D- ライティングの効 果の度合いを選ぶ •[G オート]、[H より強め]、[P 強め]、 [Q 標準]、[R 弱め]、[X しない]に設定で きま
D アクティブ D- ライティングについてのご注意 • アクティブ D- ライティングを設定して高感度で撮影をするとき、撮影シーンによっては、ざらつき、 すじ、むらが強調される場合があります。 • 測光モードが[M] (中央部重点測光)または[N] (スポット測光)のときにアクティブ D- ライティ 、 [H より強め]、 [P 強め] 、 [Q 標準]または[R 弱め]に設定す ングを[G オート] ると、 [Q 標準]の設定で撮影します。 • 撮影モードが M のときは、[オート]に設定していても[標準]相当の度合いに固定されます。 D[アクティブD-ライティング]と画像編集メニュー[D- ライティング]の違い [アクティブ D- ライティング]を設定してから撮影すると、撮影シーンに応じて露出や階調を制御し、 ハイライト部やシャドー部および中間調を適切に調整して画像を記録します。一方、[D- ライティン グ]は、撮影済みの画像に対して、階調を再調整してシャドー部を明るく補正します。 A 撮影メニュー[アクティブ D- ライティング] アクティブ D- ライティングは、メニュー操作でも設定できます(0
画像の色を見た目の色に合わせる (ホワイトバランス) 光源に合わせて、画像が見た目に近い色で撮影されるようにすることを「ホワイトバラ ンスを合わせる」といいます。 ホワイトバランスを選ぶ 初期設定の v(オート)でほとんどの光源に対応できますが、撮影した画像が思い通 りの色にならないときは、天候や光源に合わせてホワイトバランスを変更してくださ い。P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適したホワイトバラ ンスが自動的に選ばれます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す t R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [ホワイトバランス]を選ぶ •[ホワイトバランス]を選んで J ボタンを押すと、 設定の変更画面が表示されます。 3 設定したいホワイトバランスを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 v J I H オート 電球 蛍光灯(0 104) 晴天 N G M L フラッシュ 曇天 晴天日陰 プリセットマニュアル(0 106) 103
A 撮影メニュー[ホワイトバランス] ホワイトバランスは、メニュー操作でも設定できます(0 161)。撮影メ ニューで[ホワイトバランス]を選ぶと、ホワイトバランスを微調整した り(0 105)、ホワイトバランスを自分で取得する(0 106)ことができます。 A 蛍光灯の種類について 撮影メニュー(0 161)の[ホワイトバランス]で[I 蛍光灯]を選ぶと、 細かく蛍光灯の種類を設定できます。 A 色温度について 光の色には、赤味を帯びたものや青味を帯びたものがあり、人間の主観で光の色を表すと、見る人に よって微妙に異なリます。そこで、光の色を絶対温度(K:ケルビン)という客観的な数字で表したの が色温度です。色温度が低くなるほど赤味を帯びた光色になり、色温度が高くなるほど青味を帯びた t 光色になります。 赤味大 青味大 3000 q w 4000 e r 5000 6000 tyu i 8000 o !0 10000 [K] !1 q I ナトリウム灯混合光(約 2700K) y H 晴天(約 5200K) w J 電球(約 3000K) u N フラッシ
ホワイトバランスを微調整する 撮影メニューの[ホワイトバランス]では、選んだホワイトバランスをさらに微調整す ることができます。 1 設定したいホワイトバランスを選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[ホワイ トバランス]を選んでマルチセレクターの 2 を 押します。 G ボタン • ホワイトバランスの一覧画面でホワイトバランスを選びます。 •[I 蛍光灯]を選んで 2 を押すと、蛍光灯の種類を選べます 。 (0 104) 2 微調整画面を表示する t • 2 を押すと、微調整画面が表示されます。 座標 設定段数 3 微調整値を設定する グリーンが強くなる • マルチセレクターを操作して、座標上のカーソル を動かします。 • A(アンバー) 、B(ブルー) 、G(グリーン)、M ブルーが 強くなる (マゼンタ)の 4 方向で、各方向 6 段まで微調整で アンバーが 強くなる マゼンタが強くなる きます。 4 J ボタンを押して決定する D ホワイトバランスの微調整について •[L プリセットマニュアル]の場合、微調整画面は表示されません。 • ホワイトバランスの微調
事前に取得したホワイトバランスを使う (プリセットマニュアル) 特殊な照明の下で撮影するときなど、 [v オート]や[J 電球]などの設定では望ま しい結果が得られない場合や、SD カード内の画像と同じホワイトバランスで撮影した いときは、事前に取得したホワイトバランスを使うことができます。 プリセットマニュアルデータは次の方法で取得できます。 取得データ 撮影データ カメラで取得したホワイトバランスを、プリセットマニュアルデータとして使い ます。(下記参照) SD カード内の画像のホワイトバランスデータをプリセットマニュアルデータとし て使います(0 109)。撮影済みの画像と同じホワイトバランスで撮影できます。 ❚❚ プリセットマニュアルデータをカメラで取得する 1 t 撮影時に使う照明と、白またはグレー(無彩色)の被写体を用意する 2 [L プリセットマニュアル]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[ホワイ トバランス]で[L プリセットマニュアル] を選びます。 G ボタン • マルチセレクターの 2 を押すとプリセットマニュ アルの設定画面が表示されます。 3 [取得データ]
• インフォ画面とファインダー内で PRE(D)が点滅しま す。 4 PRE(D)の点滅中に、撮影時に使う照明の下で、用意した 白またはグレーの被写体をファインダーいっぱいにとらえて、 シャッターボタンを全押しする • ピントが合わなくてもシャッターがきれ、プリセットマニュアルデータ は正常に取得されます。 • シャッターボタンを押しても、SD カードに画像は記録されません。 5 正常にプリセットマニュアルデータが取得されたこ とを確認する • データが取得されると、インフォ画面に[取得に成功しまし t た]と表示されます。また、ファインダー内のシャッタース ピード表示部に a の文字が点滅します。 • 約 8 秒間点滅後、撮影できる状態に戻ります。点滅中に シャッターボタンを半押しすれば、すぐに撮影できます。 • インフォ画面に右のように表示された場合(ファインダー内 のシャッタースピード表示部 / 絞り値表示部に b a の文 、データ取得は失敗です。原因と 字が点滅表示された場合) して、被写体が明るすぎる、または暗すぎることが考えら れます。シャッターボタンを半押しして、もう一度手順
D データ取得についてのご注意 • プリセットマニュアルデータとして保存できる[取得データ]は 1 つだけです。カメラでプリセット マニュアルデータを取得するたびに、以前保存した[取得データ]は、新しいデータに置き換えられ ますので、ご注意ください。 • スタジオ用大型ストロボを使用するときやホワイトバランスを厳密に合わせたいときは、市販のホワ イトバランス取得用の 18% 標準反射板を使ってプリセットマニュアルデータを取得してください。 • 撮影モードが M の場合は、露出インジケーターを確認して、適正露出になるよう設定してください (0 90) 。 D プリセットマニュアル取得モードの時間制限について プリセットマニュアル取得モードは、何も操作しないままカスタムメニューc2[パワーオフ時間] (0 171) で設定した時間(初期設定では 8 秒)が過ぎると解除されます。 A その他のプリセットマニュアルデータの取得方法 プリセットマニュアルデータは、メニュー操作で取得する他に次の方法で取得できます。 • インフォ画面で P ボタンを押すと表示される画面(0 103)で[ホワイトバランス]を[L プ
❚❚ SD カード内の画像のホワイトバランスデータを使う ホワイトバランスのプリセットマニュアルデータは、SD カード内にある撮影済み画像 (撮影データ)からコピーすることもできます。 1 [L プリセットマニュアル]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[ホワイ トバランス]で[L プリセットマニュアル] を選んでマルチセレクターの 2 を押します。 G ボタン 2 [撮影データ]を選ぶ • プリセットマニュアルの設定画面で[撮影データ] を選んで 2 を押します。 3 [データを選択]を選ぶ t •[データを選択]を選んで 2 を押します。 •[表示画像で設定]を選ぶと、前回設定した表示中 の画像のホワイトバランスデータがそのまま使え ます。 4 使いたい画像が保存されているフォルダーを 選ぶ • 使いたい画像が保存されているフォルダーを選ん で 2 を押します。 5 ホワイトバランスデータをコピーしたい画像 を選ぶ • マルチセレクターで黄色い枠を移動して画像を選 びます。 • 選んだ画像は、X ボタンを押している間、拡大し て確認できます。 6 J ボタンを押してホワイト
明るさ、ホワイトバランス、 アクティブ D- ライティングを変えながら 撮影する(オートブラケティング撮影) 明るさ(露出)、ホワイトバランス、アクティブ D- ライティングの設定をカメラが自動 的に変えながら撮影します。画像の明るさの調整が難しい場合や複数の光源が混在して いてホワイトバランスを決めにくい場合の撮影に効果的です。 1 オートブラケティングのセットを選ぶ • G ボタンを押して、カスタムメニュー e2 [オートブラケティングのセット]を選んでマ ルチセレクターの 2 を押します。 G ボタン • オートブラケティングのセットの一覧画面で オートブラケティングの種類を選び、J ボタンを 押して設定します。 t k AE ブラケティング 露出値を変えながら合計 3 コマ撮影します。 1 回の撮影でホワイトバランス(WB)を変えた画像を合計 3 コマ記録 m WB します。 ブラケティング • 画質モードが[RAW + FINE]、 [RAW + NORMAL]、[RAW + [RAW]のときは、WB ブラケティングは使用できません。 BASIC]、 ! 2 ADL
3 オートブラケティングの項目を選ぶ • 手順 1 で選んだオートブラケティングのセットに応 じて、[k AE ブラケティング]、[m WB ブラケ ティング]または[! ADL ブラケティング]が表 示されます。J ボタンを押すと、設定の変更画面 が表示されます。 4 オートブラケティングの設定を変える •[AE ブラケティング]の場合、補正ステップを [AE0.3]∼[AE2.
WB ブラケティング撮影の場合: • シャッターボタンを 1 回全押しすると、設定した補正ステップで「補正なし」→「A 方向 (アンバーを強め)に補正」→「B 方向(ブルーを強め)に補正」の順に撮影されます。 • WB ブラケティングの撮影コマ数が記録可能コマ数より多い 場合、ファインダー内の記録可能コマ数表示が点滅し、 シャッターがきれません。新しい SD カードに交換すると撮 影できます。 ADL ブラケティング撮影の場合: • シャッターボタンを全押しするたびに、「補正なし」→「補正あり」の順に合計 2 コマ 撮影します。 •「補正あり」は、[アクティブ D- ライティング](0 101)で設定している効果の度合 いになります。[アクティブ D- ライティング]が[しない]のときは、[オート]の 設定で撮影します。 オートブラケティング撮影をやめるには t A 撮影中に P、S、A、M 以外の撮影モードに変更すると、オートブラケティング撮影は終了します。 A オートブラケティングについて • I(連写)モードでも、オートブラケティング撮影が終了した時点で撮影はいったん停止します。 • 撮影中に
画像の仕上がりを設定したり、思い通りに 調整する(ピクチャーコントロール) 「ピクチャーコントロール(Picture Control)システム」とは、輪郭強調、コントラス ト、明るさ、色の濃さ(彩度)、色合い(色相)などの画像調整の設定を、対応するカ メラやソフトウェアで相互に利用できるニコン独自の画作りシステムです。 ピクチャーコントロールを選ぶ このカメラには、被写体や撮影シーンに合わせて選ぶことのできる「ピクチャーコント ロール」が搭載されています。P、S、A、M 以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シー ンに適したピクチャーコントロールが自動的に選ばれます。 1 インフォ画面で P ボタンを押す t R ボタン インフォ画面 P ボタン 2 [ピクチャーコントロール]を選ぶ •[ピクチャーコントロール]を選んで J ボタンを押 すと、設定の変更画面が表示されます。 3 設定したいピクチャーコントロールを選ぶ • J ボタンを押して設定します。 鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。 Q スタンダード R ニュートラル S ビビッド T e f モノクロー
A 撮影メニュー[ピクチャーコントロール]と[カスタムピクチャーコントロール] • ピクチャーコントロールは、メニュー操作でも設定できます(0 161)。 撮影メニューで[ピクチャーコントロール]を選ぶと、ピクチャーコン 。 トロールを撮影目的や好みに合わせて調整できます(0 115) •[カスタムピクチャーコントロール]を選ぶと、調整したピクチャーコン トロールに名前を付けて登録したり(0 118)、SD カードを使って、登 録したピクチャーコントロールに対応するカメラやソフトウェアと共用 する(0 120)ことができます。 t 114
ピクチャーコントロールを調整する ピクチャーコントロールやカスタムピクチャーコントロール (0 118)の設定は、撮影目的や好みに合わせて調整できます。 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)をバランス良く自動 的に調整できる「クイック調整」や各項目を手動で細かく調整す る「手動調整」ができます。 1 調整したいピクチャーコントロールを選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[ピク チャーコントロール]を選んでマルチセレク ターの 2 を押します。 G ボタン • ピクチャーコントロールの一覧画面でピクチャーコントロー ルを選びます。 • 2 を押すと、ピクチャーコントロールの調整画面が表示され ます。 2 t ピクチャーコントロールを調整する • 1 または 3 で調整する項目(0 116)を選んで、4 または 2 で値を設定します。 •[クイック調整]を選ぶと、各項目のレベルを自動的 に調整します(0 116)。 • O ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。 3 J ボタンを押して決定する A ピクチャーコントロールを調整した場合の表示について ピクチャーコントロールを調整すると
❚❚ ピクチャーコントロール調整時の設定項目 輪郭強調、コントラスト、色の濃さ(彩度)のレベルを自動的に調整しま す。[− 2]∼[+ 2]の調整ができます。 クイック調整※ 1 輪郭強調 • −側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を抑えた画像に なり、+側にするとそれぞれのピクチャーコントロールの特徴を強調した 画像になります。たとえば[ビビッド]を選んで+側にクイック調整する と、色の鮮やかさを強調します。 輪郭の強弱を調整します。 [0] (輪郭強調しない)∼[9]までの手動調整 と、自動で調整する[A](オート)があります。 • 数字が大きいほどくっきりとした画像になり、小さいほどソフトな画像に なります。 画像のコントラストを調整します。 [− 3]∼[+ 3]までの手動調整と、自 動で調整する[A](オート)があります。 コントラスト※2 • −側にすると軟調な画像になり、+側にすると硬調な画像になります。晴 天時の人物撮影や白とびが気になる場合などは−側が、霞んだ遠景の撮影 などには+側が適しています。 t 手 動 調 整 明るさ※ 2 白とびや黒つぶれを抑えながら画像
D[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]の[A](オート)についてのご注意 同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具合は変化します。 A ピクチャーコントロール調整時のグリッド表示 • ピクチャーコントロール調整中に X ボタンを押している間、調整してい るピクチャーコントロールのコントラストと彩度が座標で表示され、他 のピクチャーコントロールとの関係がわかります。ボタンを放すと、調 整画面に戻ります。 •[モノクローム]の場合、グリッド表示はコントラストのみ表示されます。 •[コントラスト]または[色の濃さ(彩度)]に[A] (オート)が設定さ れたピクチャーコントロールは、グリッド表示時にアイコンが緑色で表 示されます。また、各軸に平行な上下または左右の線が表示されます。 A ピクチャーコントロール調整時のアンダーバーについて ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示されるアンダーバーは、調 整する前の値を示しています。前回調整した値を参考にして調整するとき t に便利です。 A[モノクローム]の[フィルター効果]について [フィルター効果]には、次のような効
カスタムピクチャーコントロールを登録する カメラに搭載された「ピクチャーコントロール」は、好みに合わせて調整して、 「カス タムピクチャーコントロール」として登録できます。 ❚❚ カスタムピクチャーコントロールの登録方法 1 [カスタムピクチャーコントロール]を選ぶ • G ボタンを押して、撮影メニューの[カスタ ムピクチャーコントロール]を選んでマルチセ レクターの 2 を押すと、[カスタムピクチャー コントロール]画面が表示されます。 G ボタン 2 [編集と登録]を選ぶ •[編集と登録]を選んで 2 を押すと、[編集・登録 対象を選択]画面が表示されます。 t 3 元にするピクチャーコントロールを選ぶ • ピクチャーコントロールを選んで 2 を押すと、編 集画面が表示されます。 • 編集を行わない場合は J ボタンを押します。[登録 先の選択]画面が表示されます(手順 5 へ)。 4 ピクチャーコントロールを調整する • 項目の内容や調整方法は[ピクチャーコントロー ル]と同じです。 • J ボタンを押すと[登録先の選択]画面が表示さ れます。 • O ボタンを押すと調整前の内容に戻りま
6 名前を入力する • 登録先を選んで 2 を押すと、[登録名変更]画面 が表示されます。 • 登録名は 19 文字まで入力できます。入力画面での 入力方法については、[記録フォルダー設定]の キーボード エリア 名前エリア [新規作成]をご覧ください(0 166)。 • 初期状態では、「(元になったピクチャーコント ロール名)-XX」が名前エリアに入力されていま す。XX には自動的に数値が設定されます。 • 登録したピクチャーコントロールは、ピクチャーコントロー ルの一覧画面(0 113)に表示されます。 t A 登録名変更について [カスタムピクチャーコントロール]で[登録名変更]を選ぶと、登録した カスタムピクチャーコントロールの名前を変更できます。 A 登録したピクチャーコントロールを削除するには [カスタムピクチャーコントロール]で[削除]を選ぶと、登録したピク チャーコントロールを削除できます。 A 元になったピクチャーコントロールの表示について カスタムピクチャーコントロールの調整画面では、元になったニコンピク チャーコントロールがアイコンで表示されます。 元になった ニコンピ
SD カードを使ってピクチャーコントロールを 対応ソフトウェアと共用する 付属の ViewNX や別売の Capture NX 2 のピクチャーコントロールユーティリティ (Picture Control Utility)で作成したカスタムピクチャーコントロールを、SD カードか らカメラに読み込んで登録したり、カメラで作成したカスタムピクチャーコントロール を SD カードにコピーすることができます。また、SD カード内の不要なピクチャーコン トロールを削除することもできます。 1 [カスタムピクチャーコントロール]画面で[メ モリーカードを使用]を選ぶ •[メモリーカードを使用]を選んでマルチセレク ターの 2 を押すと、[メモリーカードを使用]画面 が表示されます。 2 [カメラに登録]、[メモリーカードから削除] または[メモリーカードにコピー」を選ぶ t [カメラに登録] : • SD カードにあるピクチャーコントロールをカメラ に登録できます。カメラに登録したいピクチャー コントロールと登録先(C-1 ∼ 9(カスタム 1 ∼ 9)) を選んで名前を付けると、選んだピクチャーコントロールが
GPS 情報を画像に記録する このカメラは、アクセサリーターミナル(0 3)に接続した別売の GPS ユニット GP-1 と 通信し、画像データに撮影時の緯度、経度、標高、UTC(協定世界時)を記録できます。 ❚❚ GP-1 機器との接続について • カメラの電源をOFFにしてから、GP-1に付属のケーブルをアクセサリーターミナルに接 続します。詳しくは GP-1 の使用説明書をご覧ください。 t ❚❚ GP-1 との通信について • GP-1 との通信が開始されると、インフォ画面に GPS 通信マーク h が表示されます。GP-1 を接続した直後など、GPS 通信マー ク h が点滅する場合は、GP-1 が取得している情報が確定して いないため、GPS データは記録されません。GPS 通信マーク h が点灯するまでお待ちください。 • GP-1との通信が2秒以上途絶えると、インフォ画面からGPS通信マークhが消灯しま す。この状態で撮影した画像データには GPS データは記録されません。 • GP-1 と 通 信 し て 撮 影 し た 画 像 に は、再 生 時 の 画 像 情 報 に GPS
❚❚ GP-1 と接続中の半押しタイマーの設定や情報表示について セットアップメニューの[GPS]で、GP-1 と接続中の半押しタイマーの設定や、取得 した GPS 情報を表示できます。 •[半押しタイマー]では、カメラと GP-1 を接続しているときの半押しタイマーを設定 できます。 (0 171) カメラを操作していないときは、カスタムメニュー c2[パワーオフ時間] 有効 で設定された時間でオフになります。カメラのバッテリーの消耗を少なくすること はできますが、半押ししている時間が短いと、GPS データを記録できないことがあ ります。 無効 GP-1 と接続中は、半押しタイマーがオフになりません。 いつ撮影しても GPS データを記録できます。 •[情報表示]では、GP-1 接続時に取得した情報を表示します。 t 緯度 緯度を表示 経度 経度を表示 標高 標高を表示 UTC UTC(協定世界時)を表示 A UTC について UTC(Coordinated Universal Time =協定世界時)は、GPS 機器と接続して取得された世界標準時で、 カメラで設定されている時刻
I画像の再生 ここでは、撮影した画像を再生する方法や再生中の操作について説明します。 画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード).......................... 124 画像情報を表示する .................................................................... 125 複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード)................. 131 撮影した日付ごとに画像を表示する(カレンダー表示モード)... 132 画像を拡大表示する .................................................................... 134 画像を保護する(プロテクト).................................................... 135 画像を削除する ...........................................................................
画像を 1 コマずつ再生する(1 コマ表示モード) K ボタンを押すと、最後に撮影した画像が液晶モ ニターに表示されます。 K ボタン 1 コマ表示モードでの操作方法 4 を押すと前の画像が、2 を押すと次の画像が表 前後の画像を見る 示されます。 表示中の画像についての詳しい情報が表示されま 画像情報の表示 複数画像を一覧表示する I す(0 125)。 W 画像を拡大する X 表示中の画像を拡大表示します(0 134)。 画像を削除する O 表示中の画像を削除します(0 136)。 画像を保護する L(A) 撮影に戻る メニューに移る 画像編集メニューを表示 する 動画を再生する 124 サムネイル表示モード(0 131)に切り替わります。 表示中の画像にプロテクト(保護)を設定します (0 135)。 液晶モニターが消灯し、すぐに撮影できます。 G メニューが表示されます(0 157)。 画像編集メニュー(0 193)が表示されます。 1 マークが表示されている画像の場合、動画を再 生します(0 55)。
画像情報を表示する 1 コマ表示モードでは、画像についての詳しい情報を見ることができます。マルチセレ クターの 1 または 3 を押すと、次のように撮影情報の表示が切り替わります。 1/ 12 1/ 12 NIKON D5000 LATITUDE. LONGITUDE 1/ 250 AUTO 100D5000 DSC _0001. JPG 2009/04/15 10 : 02 : 27 N OR ORMAL AL 4288x2848 標準表示 F11 200 35mm ALTITUDE TIME(UTC) : : : : : : : N 35 º 36. 371' E 1 39 º 43. 696' 35m 2009/04/15 01:15:29 0, 0 100D5000 DSC_0001. JPG 2009/04/15 10: 02: 27 NOR ORMAL AL 4288x2848 N I KON D5000 1/12 GPS データ※ 4 統合表示 NOI SE REDUC. : H I I SO, NORM ACT . D–L I GHT.
❚❚ 標準表示 1 2 3 1/12 9 100D5000 DSC _0001. JPG 2009/04/15 10 : 02 : 27 8 7 N OR ORMAL AL 4288x2848 4 5 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 プロテクト設定の有無 .................................. 135 画像編集の有無 ............................................ 193 コマ番号 / フォルダー内全画像数 ファイル名...................................................... 68 画質モード...................................................... 67 画像サイズ...................................................... 69 撮影時刻..........................................................
❚❚ ハイライト表示※1、 1 2 2 1 2 3 4 5 3 ハイライト N I KON D5000 4 プロテクト設定の有無 ................................ 135 画像編集の有無 ............................................
❚❚ 撮影情報 1※1 1 2 MTR, SPD, AP. EXP. MODE, I SO 3 4 5 6 7 8 9 FOCAL LENGTH LENS AF / VR FLASH MODE, : , 1/ 250 , F11 : , 200 : 0. 0 : 35mm : 18– 55 / 3. 5–5. 6 : A / VR– On : Built – i n, TTL, +1. 0 : N I KON D5000 1/12 10 11 1 プロテクト設定の有無 ................................ 135 2 画像編集の有無............................................ 193 3 測光モード ......................................................94 シャッタースピード ..................................... 88、90 絞り値 ...............................................
❚❚ 撮影情報 3※ 1 3 4 5 6 2 NOI SE REDUC. : H I I SO, NORM ACT . D–L I GHT. : NORMAL : D– L I GHT I NG RETOUCH WARM FILTER CYANOTYPE TR I M : SPRI NG HAS COME. SP COMMENT RI NG HAS COME. 3636 N I KON D5000 1 プロテクト設定の有無 ................................ 135 2 画像編集の有無 ............................................ 193 3 高感度ノイズ低減 ........................................ 164 長秒時ノイズ低減 ........................................ 164 4 アクティブ D- ライティング........................
❚❚ 統合表示 1 1/ 12 16 15 14 13 12 11 1 2 3 4 2 3 5 画像のヒストグラムを表示します。横軸は明 NIKON D5000 5 1/ 250 F5. 6 200 + 1. 0 –1. 3 REAR 35mm L AUTO A6, M1 100D5000 DSC_0001. JPG 2009/04/15 10: 02: 27 6 7 8 9 10 NOR ORMAL AL 4288x2848 るさ、縦軸は明るさごとのピクセル数を表し ます。 4 コマ番号 / フォルダー内全画像数 プロテクト設定の有無 ................................ 135 カメラ名 画像編集の有無............................................ 193 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ISO 感度※ ........................................................................... 79 焦点距離.....
複数の画像を一覧表示する(サムネイル表示モード) 1 コマ表示モードのときに W ボタンを押すと、複数の縮小画像(サムネイル画像)を 表示する「サムネイル表示モード」に切り替わります。 1 コマ表示 サムネイル表示モード モード カレンダー 表示モード サムネイル表示モードでの操作方法 表示コマ数 を増やす 表示コマ数 を減らす 1 コマ表示時にボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コマ表示時にボ W タンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ表示時にボタンを押すと 72 コマ表示に切り替わります。 72 コマ表示時にボタンを押すと 9 コマ表示に、9 コマ表示時に X ボタンを押すと 4 コマ表示に、4 コマ表示時にボタンを押すと 1 コマ表示に切り替わります。 マルチセレクターを操作すると、黄色の枠(カーソル)が動い て、拡大表示(0 134)や削除(0 136)、プロテクト(0 135) I の対象となる画像を選べます。 画像を選ぶ マルチセレクターの代わりにコマンドダイヤルを使うことも できます。 1 コマ表示する 画像を削除する 画像を保護する サムネイル表示モードを終了
撮影した日付ごとに画像を表示する (カレンダー表示モード) 72 コマ表示時(0 131)に W ボタンを押すと、撮影した日付ごとに縮小画像を表示す る「カレンダー表示モード」に切り替わります。カレンダー表示モードは、選択してい る画像の撮影日付を表示します。 1 コマ表示 モード サムネイル表示モード カレンダー 表示モード マルチセレクターで黄色の枠(カーソル)を動かして、 「カレンダー表示」上の日付を 選びます。日付を選んでから W ボタンを押すと、黄色の枠が右側の「撮影日サムネイ ル表示」に移動し、指定した日付に撮影した画像を選べます。 I カレンダー表示 132 撮影日サムネイル表示
カレンダー表示モードでの操作方法 • カレンダー表示時に W ボタンを押すと 、黄色い枠が撮影日 表示を 切り換える サムネイル表示に移動し、選択中の日付に撮影した画像が選 W べます。 • 撮影日サムネイル表示時に W ボタンを押すと、カレンダー 表示に戻り、日付を選べます。 72 コマ表示に 戻る / • カレンダー表示時は 72 コマ表示に切り替わります。 X 画像を拡大する • 撮影日サムネイル表示時は、X ボタンを押している間、拡大 表示をします。 • カレンダー表示時は、マルチセレクターを操作すると黄色の 枠(カーソル)が動いて、撮影した日付を選べます。 日付を選ぶ / • 撮影日サムネイル表示時は、マルチセレクターの 1 または 3 画像を選ぶ を押して 1 コマ表示(0 124)や拡大表示(0 134)、プロテ クト(0 135)、削除(0 136)の対象となる画像を選べます。 • カレンダー表示時は、 選択した日付の最初の画像を1 コマ表示 します。 1 コマ表示する • 撮影日サムネイル表示時は、選択した画像を 1 コマ表示します。 • カレンダー表示時にボタ
画像を拡大表示する 画像の再生中に X ボタンを押すと、拡大表示されます。拡大できる最大の大きさ(長さ 比)は、画像サイズが[サイズ L]の場合は約 27 倍、[サイズ M]では約 20 倍、[サイ ズ S]では約 13 倍です。拡大表示中に人物の顔を認識した場合、最大 10 人までの顔を 白枠で囲み、コマンドダイヤルを回して瞬時に移動することができます。 拡大表示中の操作方法 拡大率を上げる X ボタンを押すごとに拡大 拡大率を下げる W ボタンを押すごとに拡大 率が上がります。 率が下がります。 拡大表示中に拡大率を操作す 画面をスクロールさせて、 ると、画面の右下にナビゲー 見 たい 部 分 に 移動 で き ま シ ョ ン ウ ィ ン ド ウ が 表 示 さ 画面をスクロール す。マルチセレクターを押 れ、拡大表示中の部分が黄色 (移動)させる し続けると、高速で移動し い枠で囲んで示されます。数 ます。 I 秒すると消えます。 拡大表示中に人物の顔を認 人物の顔へ P + 移動させる 識すると、画面右下のナビ ゲーションウィンドウに白 枠が表示されます。P
画像を保護する(プロテクト) 大切な画像を誤って削除しないために、画像にプロテクト(保護)を設定できます。ただ し、SD カードを初期化(フォーマット 0 24)すると、プロテクトを設定した画像も削 除されますのでご注意ください。 1 プロテクトする画像を選ぶ • 1 コマ表示モード / 拡大表示の場合は、プロテクトする画像を 表示します。 • サムネイル表示モード / カレンダー表示モードの場合は、プロ テクトする画像をマルチセレクターで選びます。 I 2 L(A)ボタンを押す • P アイコン が表示されます。 • 画像のプロテクトを解除するには、解除する 画像を表示(選択)して、L(A)ボタン を押します。 L(A)ボタン A プロテクトの一括解除について L(A)ボタンと O ボタンを同時に 2 秒以上押し続けると、再生メニューの[再生フォルダー設定] で設定されているフォルダー内の全ての画像のプロテクトを一括で解除できます。 135
画像を削除する SD カードに記録された画像を削除します。削除した画像は元には戻せないのでご注意ください。 ただし、プロテクトを設定した画像は削除できません。 再生中の画像を削除する O ボタンを押すと、再生中の画像を 1 コマ削除できます。 1 削除する画像を選ぶ • 1 コマ表示モードのときは、削除する画像を表示します。 • サムネイル表示モードまたはカレンダー表示モードのときは、削除する画像を選択し ます。 2 O ボタンを押す • 削除確認の画面が表示されます。 • K ボタンを押すと、画像の削除はキャンセルされます。 O ボタン I 1 コマ表示モード サムネイル表示モード カレンダー表示モード (撮影日サムネイル表示) 3 もう一度 O ボタンを押す • 表示中の画像が削除されます。 複数の画像をまとめて削除する 再生メニューの[削除]では、複数の画像を一括して削除できます。たくさんの画像を 削除するときは、時間がかかることがあります。 Q 選択画像削除 選択した画像を削除します。 n 日付選択 R 全画像削除 136 選択した日付に撮影した画像を一括で削除します。
❚❚ 選択画像削除 1 [削除]を選ぶ • G ボタンを押して、再生メニューの[削除]を 選んでマルチセレクターの 2 を押すと、[削除] 画面が表示されます。 G ボタン 2 [選択画像削除]を選ぶ 3 削除する画像を選ぶ • マルチセレクターを 1342 方向に押して画像 を選びます。 • W ボタンを押して設定します。設定すると O アイコンが表示され、もう一度 W ボタン を押すと、解除されます。 W ボタン I • 削除する画像全てに設定してください。 • X ボタンを押すと、ボタンを押している間、選んだ画像を拡 大表示します。 4 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 • 確認画面で[はい]を選択し、J ボタンを押すと、 選択した画像が全て削除されます。 137
❚❚ 日付選択 1 [削除]画面で[日付選択]を選ぶ 2 日付を選ぶ • マルチセレクターで日付を選び、2 を押すと日付 の横にチェック M が入ります。もう一度 2 を押す と解除されます。 • 削除する日付全てに設定してください。 • W ボタンを押すと、選択している日付に撮 影した画像をサムネイル表示して確認できま す。もう一度 W ボタンを押すと、日付選択 画面に戻ります。 • サムネイル表示中に X ボタンを押すと、ボタ ンを押している間、選んだ画像を拡大表示し I W ボタン ます。 3 設定を完了する • J ボタンを押して、設定を終了します。 • 確認画面で[はい]を選択し、J ボタンを押すと、 選択した日付の画像が全て削除されます。 138
スライドショーで再生する 再生メニューの[スライドショー]では、撮影した画像を記録された順番に 1 コマずつ 連続再生できます。 開始 インターバル設定 スライドショーを開始します。 1 コマの画像を表示する時間を設定します。 1 [スライドショー]を選ぶ • G ボタンを押して、再生メニューの[スライ ドショー]を選んでマルチセレクターの 2 を押 すと、[スライドショー]画面が表示されます。 G ボタン 2 [開始]を選ぶ •[開始]を選んで J ボタンを押すと、スライドショーが始ま ります。 • スライドショー再生時には次の操作を行えます。 I 1 コマ進む / 4を押すと前の画像が、2を押すと次の画像が表示されます。 戻る 画像情報の 。 画像情報の切り換えができます(0 125) 切り換え スライドショーが一時停止します。もう一度 J ボタンを押す 一時停止 / 再開 再生メニューに 戻る と再開します。 G スライドショーを中止して、再生メニューに戻ります。 スライドショーを中止して、1 コマ表示モード(0 124)、 通常再生に戻る K サムネイル表示モード
• 再生が終わると、右のような画面が表示されます。[再開]を 選んで J ボタンを押すと、スライドショーが再開します。 [終了]を選んで J ボタンを押すと、スライドショーが終了 します。 I A 関連ページ スライドショーで画像を再生するフォルダーを指定する → 140 K[再生フォルダー設定](0 159)
Qテレビ、パソコン、プリンター との接続 ここでは、D5000 で撮影した画像をパソコンに転送したり、プリンターでプリントした り、テレビで再生する方法について説明します。 画像をテレビで見る .................................................................... 142 AV ケーブルを使ってテレビと接続する .................................................... 142 HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する ...................... 143 画像をパソコンに転送する .......................................................... 144 USB 接続でパソコンに画像を転送する ..................................................... 145 画像をプリンターで印刷する(ダイレクトプリント).................
画像をテレビで見る カメラをテレビや録画機器などに接続して、撮影した画像をテレビ画面に表示したり、 録画したりできます。接続には付属のオーディオビデオケーブル EG-CP14(以下、AV ケーブル)を使う方法と、市販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)を使う方法の 2 種類があります。 AV ケーブルを使ってテレビと接続する カメラをテレビに接続する手順を説明します。接続には付属の AV ケーブルをお使いく ださい。 1 セットアップメニューの[ビデオ出力]を、テレビに合わせる(0 187)。 • 日本国内では[NTSC](初期設定)にしてください。 2 カメラの電源を OFF にする • AV ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にしてください。 3 カメラとテレビを接続する ケーブル端子 (外部機器側) 音声側(白色) 映像側(黄色) Q ケーブル端子 (カメラ側) 4 テレビの入力をビデオ入力に切り換える 5 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 A 画像がテレビに映らないとき AV
HDMI ケーブルを使ってハイビジョンテレビと接続する カメラを HDMI 端子のあるハイビジョンテレビと接続することができます。接続には市 販の HDMI ミニ端子用ケーブル(Type C)が必要です。別途お買い求めください。 1 カメラの電源を OFF にする • HDMI ケーブルを抜き差しするときは、必ずカメラの電源を OFF にしてください。 2 カメラとハイビジョンテレビを接続する HDMI ミニ端子 (カメラ側) HDMI 端子※ (外部機器側) ※ 使用する外部機器の端子に合わせたケーブルをお使いください。 3 テレビの入力を HDMI 入力に切り換える 4 カメラの電源を ON にして、K ボタンを押す • 撮影した画像がテレビの画面に表示されます。 Q • カメラをテレビに接続している間、液晶モニターは消灯します。 A HDMI について HDMI の初期設定は[オート]です。接続先の HDMI 機器に合わせて自動で映像信号形式を設定します。 セットアップメニューの[HDMI] (0 187)では、手動で設定することもできます。 A 端子カバーについて 使用しない
画像をパソコンに転送する このカメラでは、付属の USB ケーブル UC-E6 を使ってカメラとパソコンを接続して、撮影し た画像をパソコンに転送できます。ここでは、転送時に必要な操作について説明します。 カメラとパソコンを接続する前に カメラとパソコンを接続する前に、付属の Software Suite CD-ROM を使って、お使いの パソコンに Nikon Transfer や ViewNX などのソフトウェアをインストールします。ソフト ウェアのインストール方法については、付属の簡単スタートガイドをご覧ください。 ❚❚ カメラを接続できるパソコンの OS について Windows Macintosh 32bit 版 の Windows Vista Service Pack 1(Home Basic/Home Premium/ Business/Enterprise/Ultimate)、Windows XP Service Pack 3(Home Edition/ Professional) Mac OS X(version 10.3.9、10.4.11、10.5.
USB 接続でパソコンに画像を転送する 付属の USB ケーブル UC-E6 を使ってカメラとパソコンを接続します。カメラとパソコンが通信 している間は、カメラの電源を OFF にしたり、USBケーブルを抜いたりしないでください。 1 カメラの電源を OFF にする 2 パソコンを起動する 3 カメラとパソコンを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込んでください。 D USB ハブについて USB ハブに接続した場合の動作は保証しておりません。 4 カメラの電源を ON にする 5 画像を転送する Q • Nikon Transfer が自動的に起動しますので、[転送開始]ボ タンをクリックして画像を転送してください。 • Nikon Transfer の使い方については、Nikon Transfer のヘルプ を [転送開始]ボタン ご覧ください。ヘルプは、Nikon Transfer を起動し、メニュー バーの[ヘルプ]メニューから[Nikon Transfer ヘルプ]を選 んで表示してください。 6 転送が終わったら、カメラの電源を
画像をプリンターで印刷する (ダイレクトプリント) PictBridge(ピクトブリッジ 0 264)対応プリンターをお使いの場合、パソコンを使わ ずに、カメラとプリンターを直接接続して SD カード内の画像をプリントできます (ダイレクトプリント) 。ダイレクトプリントは、次の手順で行います。 画像を撮影する プリントする画像をあらかじめ指定 する(プリント指定 0 154) カメラとプリンターを接続する(0 147) 1 コマだけプリント する(0 147) Q 複数の画像をプリント する(0 150) インデックスをプリ ントする(0 153) USB ケーブルを抜き、プリントを終了する 次のページから、それぞれの手順について詳しく説明します。 D ダイレクトプリントの前に • ダイレクトプリント時は、残量が充分にあるバッテリー EN-EL9a をお使いください。別売のパワー コネクター EP-5 と AC アダプター EH-5a を組み合わせてお使いになることをおすすめします。 • ダイレクトプリントする画像を撮影モード P、S、A、M で撮影する場合は、撮影メニューの[色空間] (0
カメラとプリンターを接続する 付属の USB ケーブル UC-E6 を使ってカメラとプリンターを接続します。 1 カメラの電源を OFF にしてからプリンターの電源を ON にする 2 カメラとプリンターを接続する • USB ケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐ差し込んでください。 3 カメラの電源を ON にする q • 正しく接続されると、液晶モニターにqの画面が表示され た後、wの画面が表示されます。 Q w 1 コマだけプリントする 1 プリントしたい画像を選ぶ • マルチセレクターの 4 または 2 を押してプリント したい画像を選びます。 • W ボタンを押して 6 コマ表示に切り換えて、画像を選ぶことができます。X ボタンを 押すと、1 コマ表示に戻ります。 • 1 コマ表示中に X を押すと、表示中の画像を拡大表示します(0 134)。K ボタンを押 すと、1 コマ表示に戻ります。 • 1 または 3 を押すと、画像情報(0 125)が表示されます。 147
2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すとプリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押すと、それぞれの設定画面が表 示されます。 3 または 1 を押して、プリントする用紙のサイズを 選びます。 [プリンターの設定]、 [L サイズ]、 [2L サイズ] 、 [は 用紙設定 がき]、[100 × 150 mm]、 [4 × 6 in.
プリント範囲を指定します。 [する]を選んで、マルチセレクターの 2 を押します。 右のような画面が表示されます。 黄色の枠は、プリントされる範囲を示しています。 範囲指定 • W ボタンを押すと枠が小さく(プリント範囲が狭く)なり、X ボタンを押 すと枠が大きく(プリント範囲が広く)なります。 • マルチセレクターを操作すると、プリント範囲が移動します。 • 4 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで、J ボタンを押すとプリ ントが始まります。 • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタン を押してください。 Q A プリンターの設定を優先してプリントしたいときは [用紙設定]、[フチ設定]、 [日付プリント]の設定について、プリンターの設定を優先したいときは、 それぞれの設定時に[プリンターの設定]を選んでください。 D[デート写し込み設定]で日時を写し込んだ画像についてのご注意 カスタムメニュー d6[デート写し込み設定] (0 175)で日時を写し込んだ画像をプリントするとき は、次のことにご注意ください。 •[日付
複数の画像をプリントする あらかじめカメラとプリンターを正しく接続してから(0 147)、次の手順でプリント してください。 1 右の画面で G ボタンを押す G ボタン 2 [プリント画像選択]、[日付選択]または [DPOF プリント]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す • 事前に再生メニューの[プリント指定(DPOF)] Q (0 154)を行った場合、[DPOF プリント]を選 ぶと、手順 3 の画面にプリント指定で設定したプリ ント枚数が反映されます。 150
3 プリントする画像と枚数を設定する [プリント画像選択]または[DPOF プリント]の場合: • マルチセレクターを操作してプリントする画像を 選び、W ボタンを押しながら 1 または 3 を押し て、プリント枚数(99 枚まで)を設定します。 W ボタン • プリントされる画像には、Z アイコンとプリント枚数が表示 されます。枚数を 0 にすると、Z アイコンが消え、その画像 はプリントされません。 • X ボタンを押している間は、選択中の画像が 拡大表示されます。 X ボタン • 画像と枚数を設定したら、J ボタンを押します。 Q [日付選択]の場合: • マルチセレクターの 1 または 3 を押してプリントする日付を 選び、2 を押して設定します。 • プリントする枚数は設定できません。選択した日付の画像の 全てが 1 枚ずつプリントされます。 • 日付を選択中に W ボタンを押すと、選択中 の日付の画像を確認することができます。X ボタンを押している間は、選択中の画像が拡 W ボタン 大表示されます。 X ボタン • 日付を設定したら、J ボタンを押します。 151
4 プリント設定の項目を設定する • 3 または 1 を押して設定したい項目を選んで 2 を押 すと、それぞれの設定画面が表示されます。 3 または 1 を押して、プリントする用紙のサイズを 選びます。 用紙設定 J ボタンを押すと、プリント設定画面に戻ります。 表示される用紙サイズはプリンターによって異なり 。 ます(0 148) 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定を優先)、[あ フチ設定 り](フチありプリント)、[なし](フチなしプリント)を選びます。J ボタ ンを押すとプリント設定画面に戻ります。 日付 プリント 5 3 または 1 を押して、[プリンターの設定](プリンターの設定を優先)、[あ り](日付を印刷する)、[なし](日付を印刷しない)を選びます。J ボタン を押すとプリント設定画面に戻ります。 プリントを開始する •[プリント実行]を選んで J ボタンを押すと、プリントが始 まります。プリントが終わると、手順 2 の画面に戻ります。 Q • プリントを中断したいときは、もう一度 J ボタンを押してくだ さい。 D ダイレクトプリントについ
INDEX(インデックス)プリントする SD カード内の全ての JPEG 画像(0 67)が一覧できる「インデックス」をプリントで きます。 1 [PictBridge]画面(0 150)で[INDEX プリント]を選ぶ •[INDEX プリント]を選んでマルチセレクターの 2 を 押すと、[INDEX プリント]画面が表示されます。 2 プリント設定画面を表示する • J ボタンを押すと、プリント設定画面が表示されます。 3 プリント設定の項目を設定する •「複数の画像をプリントする」の手順 4(0 152)と同様に、 プリント設定の項目を設定してから、プリントしてください。 Q • 用紙サイズによっては、インデックスプリントができない場 合があります(警告画面が表示されます)。 • インデックスプリントできるのは 256 コマまでです。SD カー ド内に 257 コマ以上の画像がある場合は、印刷されない画像 があります(確認画面が表示されます)。 153
プリントしたい画像を指定する(プリント指定) SD カードをプリンターのカードスロットに挿入して印刷するときや、プリントサービ ス店に持ち込んでプリントを依頼するとき、またはカメラとプリンターを直接接続して ダイレクトプリントするとき(0 146)に、どの画像を何枚プリントするかをあらかじ め指定できます(プリンターやプリントサービス店が DPOF 規格に対応している必要が あります)。プリント指定の方法は次の通りです。 1 再生メニューの[プリント指定(DPOF) ] で[設定]を選ぶ •[設定]を選んでマルチセレクターの 2 を押すと、プ リント画像の選択画面が表示されます。 2 プリントする画像と枚数を設定する • マルチセレクターを操作してプリントする画像を 選び、W ボタンを押しながら 1 または 3 を押し て、プリント枚数(99 枚まで)を設定します。 • 設定した画像には、 Z アイコンとプリント枚数が表 示されます。枚数を 0 にすると Z アイコンが消え、そ W ボタン の画像はプリントされません。 Q • X ボタンを押している間は、選択中の画像が 拡大表示されます。 X
3 プリント指定の項目を設定する • 撮影情報や日付を画像に写し込まない場合は、そのまま[設 定終了]を選んで J ボタンを押してください。 • 指定した画像全てに撮影情報や日付をプリントしたい場合は、 [撮影情報]または[日付]を選んで 2 を押して U に L を入 れてください。 4 プリント指定を終了する •[設定終了]を選んで、J ボタンを押します。 Q D プリント指定についてのご注意 • ダイレクトプリント時には、 [プリント指定(DPOF) ]の[撮影情報]、 [日付]の設定は無効になり ます。ダイレクトプリントで日付をプリントしたい場合は、ダイレクトプリントの[日付プリント] を[あり]にしてください。 • SD カードの残量が充分にないときは、プリント指定ができない場合があります。 • RAW 画像(0 67)は、プリント指定ができません。 RAW 画像は画像編集メニューの[RAW 現 像](0 206)で作成した JPEG 画像をプリントしてください。 • プリント指定を行った SD カード内のデータを、このカメラ以外で削除しないでください。正しくプ リントできなくなる場合が
Q 156
Mメニューガイド ここでは、カメラの各種設定を変更できる各メニューについて説明します。 Gボタンを押すとメニュー画面が表示され、マルチセレクターの4を押すとメニュー を切り換えるタブに移動します。 D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 ................................ 158 C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 ............................... 161 A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定.............. 167 B セットアップメニュー:カメラを使いやすくする基本設定 ..... 183 N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 ................. 193 m 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる............... 214 O マイメニュー:よく使うメニューを登録する .........................
D 再生メニュー:再生で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの D アイコンを選ぶと、再生メニューが表示されます。 G ボタン 再生メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 削除 再生フォルダー設定 再生画面設定 撮影直後の画像確認 縦位置自動回転 o 158 初期設定 − 記録中のフォルダー − する しない スライドショー − プリント指定(DPOF) − 0 136 159 159 160 160 139 154
再生フォルダー設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像は SD カード内のフォルダーに保存されます。 画像の再生(0 123)時に表示するフォルダーを設定します。 記録中のフォルダー 画像の記録に実際に使われているフォルダーの画像を再生します。 全てのフォルダー SD カード内の全てのフォルダーの画像を再生します。 D 再生フォルダー設定についてのご注意 •[全てのフォルダー]にした後に撮影を行うと、自動的に[記録中のフォルダー]に変更されます。 全てのフォルダーの画像を再生するには、改めて[全てのフォルダー]にしてください。 • 画像を記録するフォルダーは撮影メニューの[記録フォルダー設定] (0 165)で設定できます。 •[記録中のフォルダー]にして、SD カードを交換した後、撮影を行わずに画像を再生すると、液晶モ ニターに[撮影画像がありません。 ]と表示されます。[全てのフォルダー]に変更すると、SD カー ド内の画像が再生できます。 再生画面設定 G ボタン ➜ D 再生メニュー 画像情報(0 125)に、ハイライト表示や RGB ヒストグラム表示、撮影情報を追加でき ます。
撮影直後の画像確認 G ボタン ➜ D 再生メニュー 撮影直後に画像を自動的に表示するかどうかを設定します。 [しない]を選択した場合に撮影画像を表示確認するには D ボタ ンを押してください。 縦位置自動回転 G ボタン ➜ D 再生メニュー 縦位置で撮影した画像を、自動的に回転して表示することができ ます。 D 縦位置自動回転についてのご注意 •[縦位置自動回転]を[する]に設定しても、セットアップメニューの[縦横位置情報の記録] (0 189) を[しない]にして撮影した画像は、全て横位置で表示されます。 • 縦位置で撮影した状態のまま画像確認がしやすいように、[縦位置自動回転]を[する]に設定して も、撮影直後の画像確認時は自動回転しません。 o 160
C 撮影メニュー:撮影で使える便利な機能 G ボタンを押して、タブの C アイコンを選ぶと、撮影メニューが表示されます。 G ボタン 撮影メニューの項目は、次の通りです。 メニュー項目 初期設定 シーンモード 夜景 ピクチャーコントロール スタンダード カスタムピクチャーコントロール − NORMAL サイズ L 画質モード 画像サイズ ホワイトバランス オート ISO 感度設定 アクティブ D- ライティング 撮影モードによって異なります。※ 自動ゆがみ補正 オート しない 色空間 sRGB 長秒時ノイズ低減 しない 高感度ノイズ低減 標準 記録フォルダー設定 − 画像サイズ:640 × 424(3:2) 動画の設定 音声記録:する インターバルタイマー撮影 ※初期設定については − 0 34 113 118 67 69 103 79、162 101 163 163 164 164 165 i 53 81 0 83 をご覧ください。 161
ISO 感度設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー ISO 感度(0 79)と感度自動制御を設定します。 ❚❚ 感度自動制御 撮影モード P、S、A、M で使えます。感度自動制御機能は、設定し た ISO 感度で適正露出が得られない場合に、カメラが自動的に ISO 感度を変更する機能です。 カメラが自動的に ISO 感度を変更します。フラッシュ撮影 する 時も、フラッシュの光量が適正になるように感度自動制御 が機能します。 • 制御上限感度と低速限界設定を設定してください。 しない [ISO 感度](0 79)で設定した ISO 感度に固定されます。 •[する]にしたときは、ISO 感度の制御条件を設定してください。 ISO 感度が高くなると、低いときに比べて多少ざらついた 制御上限 画像になることがあります。感度自動制御で、ISO 感度が 感度 高くなり過ぎないように上限感度(400 ∼ Hi 1)を設定で きます。ISO 感度の下限は 200 になります。 撮影モード P または A で感度自動制御が働き始めるシャッター スピード(1/2000 ∼ 1 秒)を設定できます。ここで選択した
自動ゆがみ補正 G ボタン ➜ C 撮影メニュー [自動ゆがみ補正]を[する]にすると、広角レンズ使用時のた る型のゆがみや、望遠レンズ使用時の糸巻き型のゆがみを補正し て撮影します。 •[自動ゆがみ補正]は、G タイプ・D タイプレンズを装着した場 合のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレン ズ、その他一部のレンズを装着した場合は機能しません。また、対応レンズ以外を装 着した場合については、動作を保証しません。 •[自動ゆがみ補正]が[する]の場合、シャッターをきってから、記録が始まるまで時 間がかかる場合があります。 • ゆがみを大きく補正するほど、画像周辺部は切り取られます。 A 関連ページ 撮影した画像のゆがみを補正する → N[ゆがみ補正](0 208) 色空間 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 記録する画像の色空間を指定します。 [sRGB]色空間は画像調 整 を 行 わ ず に 再 生 や プ リ ン ト を す る 場 合 に 適 し て い ま す。 [Adobe RGB]色空間は、[sRGB]に比べて色域が広いため、 商業印刷に適しています。 D 色空間につ
長秒時ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー シャッタースピードが遅いときに発生するノイズを低減できま す。[長秒時ノイズ低減]を設定した場合、シャッタースピード が 8 秒より遅くなるとノイズ低減処理を行います。 [する]に設定すると、長秒時ノイズの低減処理が撮影後に行わ れます。処理中は、ファインダー内にl mが表示されます。 この表示が消えるまで、撮影はできません。長秒時ノイズの低 減処理には、撮影時のシャッタースピードとほぼ同等の時間が かかります。 D 長秒時ノイズ低減についてのご注意 •[する]に設定するとシャッタースピードにかかわらず、連続撮影速度は遅くなり、連続撮影可能コ マ数も少なくなります。 • 処理中に電源を OFF にすると、処理は行われず、長秒時ノイズの低減処理を行う前の画像が保存され ます。 高感度ノイズ低減 G ボタン ➜ C 撮影メニュー ISO感度を高くして撮影したときに発生する「高感度ノイズ」を低減することができます。 i S T U 強め ISO 感度が 800 以上の高感度になると、高感度ノイズの低減処理が行われま 標準 。 す。この
記録フォルダー設定 G ボタン ➜ C 撮影メニュー 画像を記録するフォルダー(画像が記録される場所)を選んだり、新しく作成すること ができます。 フォルダー名は 3 ケタの数字(フォルダー番号)と 5 ケタの英数字(フォルダーグルー プ名)で構成されています。 フォルダー名 100D5000 フォルダー番号 フォルダーグループ名 ❚❚ 記録フォルダー選択 [記録フォルダー選択]を選ぶと、次のような[記録フォルダー選択]画面が表示され、 画像を記録するフォルダーグループを選ぶことができます。 フォルダー選択画面の見方は次の通りです。 記録フォルダーに設定されてい るフォルダーグループ※ [D5000] (初期設定のフォルダー グループ) 自分で作成したフォルダー グループ(アルファベット順) ※ 記録フォルダーに設定したフォルダーグループは、[空フォルダー削除]で削除したり、SD カードを 交換した場合でもそのまま表示されます。このフォルダーグループを選んだままで撮影を行うと、同 じ名称のフォルダーグループが、再び作成されます。 i 165
❚❚ 新規作成 新しいフォルダーグループを作成します。 [新規作成]を選ぶと、フォルダー名編集画 面が表示されます。5 文字までのフォルダーグループ名を入力し、J ボタンを押すと、 フォルダーグループが作成されます。 入力画面の操作方法 キーボードエリア • 文字はカーソル位置に挿入されます。 • 入力エリアに新しい文字を入力する場合は、マルチセレクター を操作して入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを 移動させ、X ボタンを押します。 • 入力エリアのカーソルを左右に移動するには、コマンドダイヤ 入力エリア ルを回します。 • 入力エリアからあふれた文字は削除されます。 • 1 文字削除するには、コマンドダイヤルを回して削除する文字の上にカーソルを移動 させ、O ボタンを押します。 • G ボタンを押すと、キャンセルして撮影メニューに戻ります。 ❚❚ フォルダー名変更 [フォルダー名変更]を選ぶと、フォルダーグループ名の一覧が表示されます。名称を 変更したいフォルダーグループを選ぶと、グループ名編集画面が表示されます。5 文字 までのグループ名を入力し、J ボタンを押すと、グループ名が変更さ
A カスタムメニュー:撮影に関するさらに詳細な設定 G ボタンを押して、タブの A アイコンを選ぶと、カスタムメニューが表示されます。 G ボタン <第 2 階層> カメラの各種設定を撮影者の好みに合わせて変更 できます。カスタムメニュー画面は、2 つの階層 で構成されています。 <第 1 階層> L A : カスタムメニューの リセット(0 168) 167
カスタムメニューの項目は、次の通りです。 カスタムメニュー項目 L 初期設定 A カスタムメニューのリセット a オートフォーカス 撮影モードによって異なります。※ a1:AF エリアモード する a2:内蔵 AF 補助光の照射設定 撮影モードによって異なります。※ a3:ライブビュー時の AF しない a4:フォーカスエイドインジケーター b 露出 b1:露出設定ステップ幅 1/3 段 c AEロック・タイマー しない c1:半押し AE ロック 標準 c2:パワーオフ時間 c3:セルフタイマー 10 秒、撮影コマ数:1 コマ c4:リモコン待機時間 1分 d 撮影・記録・表示 高音 d1:電子音設定 しない d2:格子線の表示 しない d3:ISO 感度表示 しない d4:連番モード しない d5:露出ディレーモード しない d6:デート写し込み設定 − d7:ライブビュー時の画面設定 e フラッシュ・BKT 撮影 e1:内蔵フラッシュ発光 TTL モード e2:オートブラケティングのセット AE ブラケティング f 操作 セルフタイマー設定 f1:E/Fn ボタンの機能 f2:AE/AF ロックボ
a:オートフォーカス a1:AF エリアモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ピントを合わせるフォーカスポイントを、カメラがどのように選 択するかを設定します。 [AF エリアモード]で設定できる項目につ いては、「AF エリアモードを選ぶ」(0 60)をご覧ください。 a2:内蔵 AF 補助光の照射設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー オートフォーカスでのピント合わせの際に次の条件 が全て満たされたときに自動的に AF 補助光を照射し ます。 • 被写体が暗い場合 する 、または[AF-A]で自 • フォーカスモードが[AF-S] 動的に[AF-S]が選ばれた場合 •[AF エリアモード](0 60)が[シングルポイント AF モード]、[ダイナミッ ク AF モード]、[3D- トラッキング(11 点)]で中央のフォーカスポイントを 選択した場合、または[オートエリア AF モード]の場合 しない AF 補助光を照射しません。被写体が暗いときなどは、オートフォーカスでのピ ント合わせができなくなる場合があります。 A 関連ページ •「AF 補助光について」(0 59) •「
a4:フォーカスエイドインジケーター G ボタン ➜ A カスタムメニュー M 以外の撮影モードでマニュアルフォーカスで撮影するときに、ピントのズレ具合を ファインダーで確認できます。 [する]に設定して、フォーカスモードを[MF](マニュアルフォーカス) (0 58)に すると、ファインダー内の露出インジケーターが、次のようなフォーカスエイドインジ ケーターに切り替わります。 インジケーター 意味 インジケーター フォーカスポイント内 意味 被写体の少し後方にピ の被写体にピントが ントが合っています。 合っています。 被写体の少し前方にピ 被写体のかなり後方に ントが合っています。 ピントが合っています。 被写体のかなり前方に ピントエラー(ピント ピントが合っています。 を合わせられません) A フォーカスエイドインジケーターについて • 開放 F 値が F5.
c:AE ロック・タイマー c1:半押し AE ロック G ボタン ➜ A カスタムメニュー シャッターボタンを半押ししたときに AE ロックを行うかどうか を設定できます。 c2:パワーオフ時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 液晶モニターが自動的に消灯するまでの時間や半押しタイマーがオフになるまでの時 間を変更できます。 インフォ画面のパワーオフ時間は半押しタイマーに連動します。 C 短め [C 短め]、 [D 標準] 、 [E 長め]の場合、何もしないまま下記の時間 が経過すると、液晶モニターが消灯します。 D 標準 •[再生 / メニュー表示]: •[撮影直後の画像確認]: E 長め •[半押しタイマー]: C 8 秒、 D 12 秒、 E 20 秒 C 4 秒、 D 4 秒、 E 20 秒 C 4 秒、 D 8 秒、 E 1 分 [再生 / メニュー表示]、[撮影直後の画像確認]、[半押しタイマー]で液晶モ F カスタマイズ ニターが自動的に消灯までの時間をそれぞれ設定できます。各項目の設定後、 [設定終了]を選んで J ボタンを押すと設定が有効になります。 A パ
c3:セルフタイマー G ボタン ➜ A カスタムメニュー セルフタイマー撮影時(0 70)にシャッターがきれるまでの時 間と、撮影するコマ数を変更できます。 時間 [2 秒]、[5 秒]、[10 秒]、 [20 秒]から選べます。 マルチセレクターの 1 または 3 を押して、1 コマ∼ 9 コマ の間で設定できます。撮影コマ数を[1 コマ]以外に設定 撮影コマ数 した場合、3 秒間隔で連続撮影します。 c4:リモコン待機時間 G ボタン ➜ A カスタムメニュー リモコンモードに設定してから、カメラがリモコンからの信号を 待ち受ける時間を設定します。 • リモコン待機時間を長くすると、カメラのバッテリーの消耗が 早くなります。 • リモコンモードにしてから、リモコン撮影をしないままで受信 待機時間が過ぎると、リモコンモードが解除され、8(単写)、 I(連写)または v(静音撮影)モード (0 70) に戻ります。 L 172
d:撮影・記録・表示 d1:電子音設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 電子音を鳴るようにしたり、鳴らないようにしたりできます。 [高音]または[低音]に設定すると、次の場合に電子音が鳴り ます。 • セルフタイマー(0 72)の作動中 • 2 秒リモコン撮影(0 72)の作動中 • 瞬時リモコン撮影(0 72)の完了時 • オートフォーカスのピントが合ったとき(ただし、フォーカスモード(0 58)が [AF-C]、または[AF-A]で被写体が動いているとカメラが判断したときは、電子音 は鳴りません) •[レリーズモード]が v(静音撮影)の場合は、[電子音設定]は選べません。また、 ピントが合ったときの電子音は鳴りません。 A 電子音設定時の表示について [高音]または[低音]のときはインフォ画面に 3 マークが、 [電子音なし] のときは 2 マークが表示されます。 d2:格子線の表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内に構図用格子線(0 6)を表示するかしないかを設 L 定できます。 d3:ISO 感度表示 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー
d4:連番モード G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファイル名に使われるファイル番号の連番について設定できます。 SD カードを交換したり、画像を記録するフォルダーを変更しても、以前か する らの続きの連番でファイル番号を付けます。複数の SD カードを使って撮影 してもファイル番号が重複しないため、撮影後の画像ファイルを管理しやす くなります。 SD カードや画像を記録するフォルダーを変更するたびに、ファイル番号が 「0001」に戻ります。画像を記録するフォルダー内にすでに画像ファイルが しない ある場合は、次の番号からファイル番号が付きます。 • 連番モードを[する]から[しない]に変更しても、カメラはファイル番 号を記憶しています。次に[する]に切り換えたときは、以前記憶した番 号からの連番でファイル名が付きます。 カメラが記憶しているファイル番号をリセットします。リセットした後に撮 K リセット 影を行うと、新しいフォルダーが作成され、 「0001」からの連番でファイル 番号が付けられます。 A ファイル番号について • ファイル番号が 9999 に達したときに撮影を行うと、自動
d5:露出ディレーモード G ボタン ➜ A カスタムメニュー 露出ディレーモードにするかどうかを設定できます。 シャッターボタンを押すと最初にミラーが作動し、約 1 秒後にシャッ する ターがきれます。顕微鏡撮影時などのカメラブレを最小限に抑えるこ とができます。 しない シャッターボタンを押すと同時にシャッターがきれます。 d6:デート写し込み設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 画像に直接日時を写し込みます。 しない a 年・月・日 b 年・月・日・時刻 c 誕生日カウンター (0 176) 日付、時刻のどちらも写し込みません。 撮影した画像の右下に、日付を写し込みま す。 撮影した画像の右下に、日付と時刻を写し 込みます。 2009 . 04 . 15 2009 . 04 .
❚❚ 誕生日カウンターの使い方 誕生日や結婚式など記念日までの日数をカウントダウン形式で 入れたり、お子様が産まれた日からの経過日数を入れたりすると きなどに使います。 初めて誕生日カウンターを設定する場合、 [誕生日設定] 画面が表示されます。マルチセレクターで日付を設定し てから J ボタンを押すと、日付を登録できます。 日付の登録 • 日付は 3 種類まで登録できます。 • 他の日付に切り換えるには、[日付の登録]画面で 1 ∼ 3 のいずれかを選んで J ボタンを押してください。 • 登録した日付を変更したいときは、1 ∼ 3 のいずれかを選んで 2 を押して、 [誕生 日設定]画面を表示してください。 日数の表示形式を選んで J ボタンを押してください。 表示の選択 •[設定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定を完了します。 • 誕生日カウンターを使って撮影した画像には、次のように日付が写し込まれます。 02 / 2009 . 04 . 20 L 176 記念日まであと 2 日の場合 02 / 2009 . 04 .
d7:ライブビュー時の画面設定 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ライブビュー時に R ボタン操作で切り替わる画面の表示を設定できます。 1 ライブビュー時に表示したい画面を選ぶ (0 47) • ライブビュー時に R ボタン操作で切り替わる画面 の表示を選択し、マルチセレクターの 2 を押すと、 項目の左側のチェックボックスがオン M になりま す。 • もう一度 2 を押すと、チェックボックスがオフ U になります。 • 全ての項目をオフ U にすることはできません。 2 [設定終了]を選ぶ •[設定終了]を選んで J ボタンを押すと、設定を完 了します。 L 177
e:フラッシュ・BKT 撮影 e1:内蔵フラッシュ発光 G ボタン ➜ A カスタムメニュー 撮影モード P、S、A、M で使えます。内蔵フラッシュの発光方式を設定できます。 1 TTL モード 内蔵フラッシュの光量は、撮影状況に応じて自動的に調節されます。 (フル発光)のほか、 [1/2]∼[1/32]の [Full] 5段階の発光量を選べます。 2 マニュアル 発光モード •[Full](フル発光)に設定した場合、 内 蔵 フ ラ ッ シ ュ の ガ イ ド ナ ン バ ー は 約 18 (ISO200・m、20 ℃)となります。 A 調光補正マークの表示について [マニュアル発光モード]にすると、フラッシュ使用時にインフォ画面と ファインダー内に Y マークが点滅します。 A 別売スピードライト SB-400 を装着している場合について 別売スピードライト SB-400 を装着してスピードライトの電源を ON にする と、カスタムメニュー e1[内蔵フラッシュ発光]が e1[外付けフラッシュ 発光]に切り替わり、SB-400 の発光方式を[TTL モード]または[マニュ アル発光モード
A フラッシュ撮影時の発光量制御について CPU レンズをお使いの場合、内蔵フラッシュの発光量は、次の 2 種類の制御方式のどちらかで決定され ます。通常は i-TTL-BL 調光ですが、測光モード(0 94)を[スポット測光]にした場合は、スタンダー ド i-TTL 調光になります。 i-TTL-BL 調光 マルチパターン測光による測光情報を元に、メインの被写体と背景のバ ランスを考慮して発光量を決定します。 背景の明るさを考慮せず、メインの被写体を基準にして発光量を決定し スタンダード i-TTL 調光 ます。メインの被写体の明るさを重視する場合や、露出を補正する場合 に適しています。 別売スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 をお使いの場合も、内蔵フラッシュと同様に、 i-TTL-BL 調光に設定していても、測光モード(0 94)を[スポット測光]にすると、スタンダード i-TTL 調光になります。 e2:オートブラケティングのセット G ボタン ➜ A カスタムメニュー 撮影モード P、S、A、M で使えます。オートブラケティングの種類を設定できます
f:操作 f1:E/Fn ボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー Fn(E)ボタンを押したときの機能を設定できます。 Fn(E)ボタン E I v セルフタイマー設定 レリーズモード設定※ 画質モード / 画像サイズ設定※ w ISO 感度設定※ m ホワイトバランス設定※ ! ADL 設定※ Fn(E)ボタンを押すと、セルフタイマー撮影(0 72)に切り 替わります。 Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、レリー ズモード(0 70)が切り替わります。 Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、画質 モード(0 67)と画像サイズ(0 69)の組み合わせが切り替 わります。 Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、ISO 感 度(0 79)が切り替わります。 Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、ホワ イトバランス(0 103)が切り替わります(撮影モード P、S、A、M のみ) 。 Fn(E)ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すとアクティ L ブ D-ライティング(0 101)が切り替わります(撮影モ
f2:AE/AF ロックボタンの機能 G ボタン ➜ A カスタムメニュー AE/AF ロックボタンを押したときの機能を設定できます。 AE/AF ロックボタン B AE-L/AF-L C F AE-L AF-L AE/AF ロックボタンを押すと、AE ロック(0 95)とフォーカスロック (0 63)が同時に行われます。 AE/AF ロックボタンを押すと、AE ロックだけが行われます。 AE/AF ロックボタンを押すと、フォーカスロックだけが行われます。 AE/AF ロックボタンを押すと、カメラの半押しタイマーがオフになるか、 AE-L E (ホールド) もう一度 AE/AF ロックボタンを押すまで、AE ロックが維持されます。 シャッターをきっても AE ロックは解除されません。 AE/AF ロックボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。この場合、 A AF-ON シャッターボタンの半押しではオートフォーカスは作動しません。 f3:コマンドダイヤル回転方向の変更 G ボタン ➜ A カスタムメニュー コマンドダイヤルの回転方向を逆方向に変更できます。 f4:カードなし時レリ
f5:インジケーター表示の+ / −方向 G ボタン ➜ A カスタムメニュー ファインダー内表示、インフォ画面(R)での露出、露出補正 の+と−方向を入れ換えることができます。 L 182 V インジケーターの+側を左に、−側を右に表示します。 W インジケーターの−側を左に、+側を右に表示します。
B セットアップメニュー: カメラを使いやすくする基本設定 G ボタンを押して、タブの B アイコンを選ぶと、セットアップメニューが表示されます。 G ボタン セットアップメニューの項目は次の通りです。 メニュー項目 カードの初期化(フォーマット) 液晶モニターの明るさ インフォ画面デザイン 初期設定 − 液晶の明るさ設定:0 自動減光の設定:する グラフィックデザイン:ブラック インフォ画面の自動表示 自動表示する インフォ設定項目の循環 しない イメージセンサークリーニング クリーニングミラーアップ※ 1 ビデオ出力※ 2 HDMI − − − オート 地域と日時※ 2 − 言語(Language)※ 2 − 画像コメント 縦横位置情報の記録 イメージダストオフデータ取得 GPS Eye-Fi 送信機能※3 ファームウェアバージョン − する − 半押しタイマー:有効 有効 − 0 24 184 185 187 187 235 237 187 187 188 188 189 189 190 122 192 192 g ※ 1 バッテリー残量表示が H 以下のときは選
液晶モニターの明るさ G ボタン ➜ B セットアップメニュー 液晶モニターの明るさと省電力のための自動減光を設定します。 液晶モニターの明るさを、マルチセレクターの 1 また 液晶の明るさ 設定 自動減光の設定 g 184 は 3 を押して− 3 ∼+ 3 の調整ができます。+ にすると 明るく、−にすると暗くなります。 [する]に設定すると、インフォ画面の表示中に時間経過とともに液晶モニター が暗くなります。
インフォ画面デザイン G ボタン ➜ B セットアップメニュー インフォ画面(0 8)のデザインを、次のような「クラシックデザイン」、 「グラフィック デザイン」の 2 種類から選べます。 [インフォ画面デザイン]は、 [オート / シーンモード] と[P,S,A,M モード]でそれぞれ設定できます。 クラシックデザイン (0 186) グラフィックデザイン (0 8) ❚❚ インフォ画面デザインの設定方法 1 [オート / シーンモード]または[P, S, A, M モード]を選んで、マルチセレクターの 2 を押す 2 設定したい画面デザインを選んで 2 を押す 3 背景色を選んで J ボタンを押す •[クラシックデザイン]を選んだときは、背景色を [ブルー]、 [ブラック]または[オレンジ]に変更 できます。 g •[グラフィックデザイン]を選んだときは、背景色 を[グリーン]、[ブラック]または[ブラウン] に変更できます。 185
❚❚ クラシックデザインについて 「クラシックデザイン」の表示内容は次の通りです。 カメラを横に構えたとき カメラを縦に構えたとき 1 16 15 14 13 12 17 11 10 18 9 8 7 1 29 28 27 26 3 4 5 5 6 16 15 14 13 2 8 7 25 19 20 21 22 23 2 4 3 24 6 11 10 9 12 1 11 フォーカスモード..................... 58 12 レリーズモード ......................... 70 13 ISO 感度 ......................................... 79 28 14 ホワイトバランス .................. 103 15 画像サイズ ................................... 69 .................................................... 34 16 画質モード ..........................
インフォ画面の自動表示 G ボタン ➜ B セットアップメニュー •[自動表示する]にすると、シャッターボタンを半押しして指を放すだけで、液晶モニ ターにインフォ画面を表示できます。また、 [撮影直後の画像確認]が[しない]のと きは、撮影直後もインフォ画面が表示されます。撮影設定を確認する機会が多いとき に便利です。 •[自動表示しない]にすると、シャッターボタンの半押しではインフォ画面を表示しま せん。インフォ画面を表示するには、R ボタンを押してください。 •[インフォ画面の自動表示]は、 [オート / シーンモード]と[P,S,A,M モード]でそれぞれ 設定できます。 インフォ設定項目の循環 G ボタン ➜ B セットアップメニュー マルチセレクターを使用してインフォ設定項目を選択するとき、 端にあるカーソルを反対側に循環させることができます。 ビデオ出力 G ボタン ➜ B セットアップメニュー テレビやビデオなどに接続する場合のビデオ出力方式を設定します。 NTSC PAL NTSC 方式のテレビやビデオに接続する場合に使います。通常、日本国内でお使いの 場合は、こちらを選択
地域と日時 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 現在地と日時、年月日の表示順を設定します。 現在地のタイムゾーンを選びます。現在地のタイム ゾーンを変更すると、[日時の設定]で設定された日 現在地の設定 時が、時差に合わせて自動的に更新されます。 [現在地の設定]で選ばれているタイムゾーンの時刻 を設定します。 日時の設定 液晶モニターに表示される、日付の年、月、日の表示 順を、[年 / 月 / 日] 、[月 / 日 / 年]、 [日 / 月 / 年]から選 日付の表示順 びます。 現在地で夏時間(サマータイム制)が実施されている 場合は[する]に、そうでない場合は[しない]に設 夏時間の設定 定します。[する]にすると、時刻が 1 時間進みます。 初期設定は[しない]です。 言語(Language) G ボタン ➜ B セットアップメニュー メニュー画面やメッセージの表示言語を、次の中から選べます。 g デンマーク語 ポーランド語 ドイツ語 ポルトガル語 英語 ロシア語 スペイン語 スウェーデン語 フィンランド語 繁体中国語 フランス語 簡体中国語 イ
画像コメント G ボタン ➜ B セットアップメニュー あらかじめコメントを登録しておき、撮影する画像に添付できま す。添 付 さ れ た コ メ ン ト は、付 属 の ViewNX や 別 売 の Capture NX 2(0 230)のメタデータで確認できます。 ❚❚ コメント入力 36 文字までのコメントを登録できます。[コメント入力]を選ぶと、画像コメントの入 力画面が表示されます。コメントを入力し、J ボタンを押すと、コメントが登録され ます。入力画面での文字の入力方法については、 [記録フォルダー設定]の[新規作成] をご覧ください(0 165)。 ❚❚ コメント添付 登録したコメントを画像に添付したいときは、 [コメント添付]を選んでマルチセレク [設定終了]を選んで J ボタン ターの 2 を押し、チェックボックスをオン M にします。 を押すと、設定が有効になり、その後撮影した画像には全てコメントが添付されます。 A 画像情報に表示される画像コメントについて 入力・添付された画像コメントは、「撮影情報 3」の「画像コメント」に表示されます(0 129)。 縦横位置情報の記録
D 縦横位置情報記録についてのご注意 • レリーズモードが I(0 70)の場合、最初の 1 コマを撮影した姿勢が記録されます。連続撮影中に 構図を変えても、縦横位置情報には反映されません。 • カメラを上向きまたは下向きにして撮影したり流し撮りすると、縦横位置情報が正しく得られない場 合があります。 A 再生メニュー[縦位置自動回転] 再生メニューの[縦位置自動回転](0 160)では、[縦横位置情報の記録]を[する]に設定して縦 位置で撮影された画像を、液晶モニターに縦位置で表示するように変更できます。 イメージダストオフデータ取得 G ボタン ➜ B セットアップメニュー 別売の Capture NX 2(0 230)の「イメージダストオフ機能」を使うためのデータを 取得します。イメージダストオフとは、カメラの撮像素子の前面にあるローパスフィル ターに付いたゴミの写り込みを RAW 画像から取り除く機能です。イメージダストオフ 機能については、Capture NX 2 の使用説明書をご覧ください。 ❚❚ イメージダストオフデータ取得の手順 1 イメージダストオフデータの取得方法を選ぶ •[開
3 シャッターボタンを全押しして撮影する • 被写体が暗いとき、ノイズ低減が自動的に実行される場合があります。その場合、 SD カードへの記録に時間がかかることがあります。 • シャッターボタンを押すと、液晶モニターが消灯します。 • 被写体が明るすぎ、または暗すぎたために、データが取得でき なかった場合は、液晶モニターに右の画面が表示され、手順 1 の状態に戻ります。被写体の明るさを変えて、もう一度撮影し てください。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフデータは、クリーニング 実行後に撮影した画像とゴミの位置が一致しなくなるため、Capture NX 2 のイメージダストオフ機能 を使用できません。イメージセンサークリーニング機能とイメージダストオフ機能を併用する場合は、 [イメージセンサークリーニング後 開始]を選択後に撮影することをおすすめします。 D イメージダストオフデータ取得についてのご注意 • 非 CPU レンズをお使いの場合は、 [イメージダストオフデータ取得]を選べません。 • お使いになる CPU
Eye-Fi 送信機能 G ボタン ➜ B セットアップメニュー このメニューは、市販の Eye-Fi カードをカメラに挿入したときのみ、表示されます。 有効 カメラで作成した画像を、あらかじめ設定した保存先へ送信します。 無効 Eye-Fi 送信機能を使用しません。 • 電波の状態が悪い場合、[有効]に設定していても送信できないことがあります。 • 電波の出力が禁止されている場所では、設定を[無効]にしてください。 A Eye-Fi カード使用時の表示について カメラ内の Eye-Fi カードの通信状態は、インフォ画面の Eye-Fi 通信マーク で確認できます。 • 6:[Eye-Fi 送信機能]が[無効]に設定されています。 8(点灯):画像の送信を待っています。 • 8(点滅):画像の送信中です。 • 7:未送信の画像はありません。 • !:エラーが発生しました。 [Eye-Fi 送信機能]が[無効]の場合は、下 記の「Eye-Fi 送信機能が無効のときの警告表示について」をご覧ください。 • A 使用できる Eye-Fi カードについて このカメラでは、次の Eye-Fi カードを
N 画像編集メニュー:撮影した画像に行う編集機能 G ボタンを押して、タブの N アイコンを選ぶと、画像編集メニューが表示されます。 G ボタン 画像編集メニューでは、SD カード内の撮影済み画像を編集することができます。編集さ れた画像は、元の画像とは別に、新しい画像として SD カードに記録されます。画像編集 メニューの項目は次の通りです。 • カメラに SD カードが入っていない場合や SD カードに画像が記録されていない場合 は、画像編集メニューは表示されません。 メニュー項目 i D- ライティング j 赤目補正 k トリミング l モノトーン m フィルター効果 n カラーカスタマイズ 0 スモールピクチャー o 画像合成※1 % RAW 現像 & 簡単レタッチ ' 傾き補正 ( ゆがみ補正 ) 魚眼効果 q 塗り絵 r アオリ効果 t ストップモーション作成※1 p 編集前後の画像表示※2 0 196 197 198 199 200 201 202 204 206 207 207 208 208 u 209 209 210 213 ※ 1 G ボタンを押して、タブの N アイコン
画像編集の操作方法 1 1 コマ表示モード(0 124)で編集したい画 像を選ぶ 2 J ボタンを押す • 画像編集メニューが表示されます。 3 メニュー項目を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 でメニュー項目を 選んで J ボタンを押すと、選んだ項目の編集画面 が表示されます。 4 画像を編集する • 画像の編集方法については、各項目の説明をご覧ください。 • 画像編集を途中でやめるには、K ボタンを押して ください。1 コマ表示モードに戻ります。 5 編集した画像を記録する • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 • 画像編集した画像には N が付きます。 A 画像編集メニューから画像を選択する(G ボタン 2 N 画像編集メニュー) u G ボタンを押して画像編集メニューでメニュー項目を選んでから、編集を行いたい画像を選択する こともできます。 2 194 2 メニュー項目を選び、 編集する画像を選び、 2 を押す。 J ボタンを押す。 選んだ画像を編集する。
A 画像編集について • D5000 以外で撮影または編集した画像やパソコンで編集した画像は、D5000 では再生または編集で きないことがあります。 • 動画は編集できません。 • 画像編集中に何も操作しないまま 12 秒(初期設定)経過すると、液晶モニターが消灯し、編集中の 画像は保存されません。カスタムメニュー c2[パワーオフ時間] (0 171)の時間を長く設定するこ とをおすすめします。 A 画質モードと画像サイズについて •[D- ライティング]、 [赤目補正]、 [モノトーン]、 [フィルター効果] 、 [カラーカスタマイズ] 、 [簡単 レタッチ]、 [傾き補正]、[ゆがみ補正]、[魚眼効果]、 [塗り絵]、[アオリ効果]で作成した画像は、 元画像と同じ画質モードと画像サイズで記録します。ただし、元画像が RAW を含む画質モードで撮 影された画像の場合、 [画質モード]が[FINE] 、 [画像サイズ]が[サイズ L]の JPEG 画像を作成します。 •[トリミング]で作成した画像については、0 198 をご覧ください。 D 繰り返し画像編集する場合のご注意 • 画像編集によって作
D- ライティング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D- ライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆光で撮影したために顔 の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光量不足で暗くなった画像などに効果的 です。 D- ライティング前 D- ライティング後 編集画面では、D- ライティング効果の適用前と適用後のプレビュー画像を表示します。 • マルチセレクターの 1 または 3 を押して、効果の度合いを[強 め]、 [標準]、 [弱め]の 3 段階から選びます。効果の度合いは、 設定画面のプレビュー画像で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 u 196
赤目補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー フラッシュ撮影時の「赤目現象」によって人物の瞳の部分が赤く なってしまった画像を、補正できます。 • フラッシュを発光しないで撮影した画像は選べません。 • カメラが赤目現象を検出できない画像は補正されません。 編集画面では、プレビュー画像が表示され、次の操作ができま す。 拡大率を上げる X 拡大率を下げる W X ボタンを押すごとにプレビュー 画像の拡大率が上がります。 プレビュー画像の拡大再生中は、 W ボ タ ン を 押 す ご と に、プ レ ビュー画像の拡大率が下がります。 拡大表示中にこれらの操作 プレビュー画像の拡大再生中は、画 画面をスクロール 面をスクロールして、見たい部分に (移動)する 移動できます。マルチセレクターを 押し続けると、高速で移動します。 を行うと、画面の右下に画像 全体が表示され、拡大部分が 黄色い枠で囲んで示されま す。数秒すると消えますが、 もう一度操作すると表示さ れます。 拡大表示を終了する 画像を保存する 拡大表示中に J ボタンを押すと、拡大表示を終了します。 補正した画像が記録
トリミング G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の必要な部分だけを切り抜きます。 編集画面では、トリミング範囲の黄色い枠が表示され、次の操作 ができます。 切り抜く範囲を狭くする W 切り抜く範囲を広くする X 画像のアスペクト比 (縦横比)を変更する Wボタンを押すごとにトリミングで切り抜かれる範囲 が狭くなります。 X ボタンを押すごとにトリミングで切り抜かれる範囲 が広くなります。 コマンドダイヤルを回すと、縦横比を 3:2、4:3、5:4、 1:1、16:9 に変更できます。 画面をスクロール (移動)する トリミングを実行して 画像を保存する トリミングで切り抜く範囲を移動します。画面をスク ロールさせて、切り抜きたい部分をプレビュー画像に表 示します。 トリミングした画像が記録されます。 D トリミング画像の画質モードと画像サイズについて • トリミング画像の画質モード(0 67)は、元画像の画質モードが[RAW] 、 [RAW+FINE] 、 [RAW + NORMAL]、[RAW+BASIC]のときは[FINE]になり、[FINE]、[NORMAL]、[BAS
モノトーン G ボタン ➜ N 画像編集メニュー モノトーンの画像(1 種類の色の明暗のみで構成される画像)を 作成します。 [モノトーン]を選ぶと、右のメニューが表示され、色調を選ぶ ことができます。 白黒 モノクロになります。 セピア セピア色(褐色)のモノトーンになります。 クール ブルー系のモノトーンになります。 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 濃くする •[セピア]または[クール]を選んだ場合は、マルチセレ クターで色の濃さを調整できます。1 を押すと色が濃く なり、3 を押すと色が薄くなります。調整した色の濃さ はプレビュー画像に反映されます。 薄くする • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 u 199
フィルター効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調などを演出できます。 スカイ スカイライトフィルターと同様に、画 ライト 像の青みを抑える効果があります。 ウォーム トーン 画像を暖色にする効果があります。 赤強調 赤色が強調されます。 緑強調 緑色が強調されます。 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 マルチセレクターで強調の度合い(色の濃 青強調 青色が強調されます。 さ)を調整できます。1 を押すと色が濃く なり、3 を押すと色が薄くなります。 クロスフィルターのように、太陽の反 射や街灯などの光源から、放射状に光 の筋が伸びる効果があります。 •[光線の本数] :光線の本数を、3 種類 クロス スクリーン から選べます。 •[クロスの量]:クロスフィルターがか [確認]を選んで J ボタンを押すと、現在 かる光源の量を 3 段階から選べます。 設定している内容を画像に反映します。X •[光線の傾き] :光線の傾きを 3 段階か ら選べます。 •[光線の長さ]:放射状に伸びる光の 長さを 3 段階から選べます。 ボタンを押している間、1 コマ
カラーカスタマイズ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像全体の色調を調整できます。 右のような画面が表示され、マルチセレクターで 画像全体の色調を調整できます。1342 を押す たびに、画面全体の色調が次のように変わります。 グリーンが強くなる ブルーが 強くなる アンバーが 強くなる マゼンタが強くなる 色調を操作すると、プレビュー画像と画面 右 側 の RGB ヒ ス トグ ラ ム(色 の 分布 図: 0 126)に反映されます。 • J ボタンを押すと、編集した画像を記録します。 A プレビュー画像の拡大表示について 調整画面で X ボタンを押すと、プレビュー画像を拡大表示し、拡大領域の ヒストグラムを表示することができます。拡大表示中に L(A)ボタン を押すと、色調の調整と拡大表示の操作を切り換えられます。拡大表示中 に 1342 を押すと画面をスクロールして、見たい部分に移動できます。 W ボタンを押すと画像を縮小表示します。 u 201
スモールピクチャー G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 小さいサイズの画像(スモールピクチャー)を作成します。 [スモールピクチャー]では、作成する画像の大きさ(ピクセル数)を次の中から選べます。 0 640 × 480 テレビでの表示に適しています。 1 320 × 240 ホームページでの使用に適しています。 2 160 × 120 電子メールへの添付に適しています。 1 コマ表示モードで画像を選んでから[スモールピクチャー]を実行する手順は、0 194 と同様の操作ですが、G ボタンを押して画像編集メニューを選ぶと、複数の画像のス モールピクチャーを作成できます。 ❚❚ 複数の画像を選んでスモールピクチャーを作成する手順 1 画像編集メニュー画面で[スモールピク チャー]を選ぶ 2 [画像サイズの設定]を選んでマルチセレク ターの 2 を押す 3 作成したいサイズを選ぶ • 1 または 3 で、作成したいサイズを選んで J ボタ ンを押します。 u 4 [画像選択]を選んで 2 を押す 202
5 スモールピクチャーを作成する画像を選 ぶ • W ボタンを押して設定します。設定すると、 選んだ画像の右上にアイコンが表示されます。 W ボタン • J ボタンを押すと、確認画面が表示されます。 6 スモールピクチャーを作成する • 1 または 3 で[はい]を選んで J ボタンを押すと、 スモールピクチャーが記録され、再生画面表示に なります。 • キャンセルして手順 5 に戻るには、[いいえ]を選 んで J ボタンを押してください。 • キャンセルして画像編集メニューに戻るには、 G ボタンを押してください。 D スモールピクチャーについてのご注意 • スモールピクチャーは 1 コマ表示モード、サムネイル表示モードや、画像選択画面で、グレーの枠付 きで表示されます。 • スモールピクチャーは拡大表示できません。 • 元画像とスモールピクチャーのアスペクト比が異なるため、画像の長辺側が短く切り取られます。 u 203
画像合成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー SD カードに記録されている RAW 画像 2 コマを重ね合わせて 1 コマの画像に合成できま す。RAW データを使用して合成するため、通常のアプリケーションソフトウェアなど で画像を合成する場合と比べ、階調特性に優れた画像になります。 画像合成の手順は次の通りです。 1 画像編集メニュー画面で[画像合成]を選ぶ •[画像合成]を選んでマルチセレクターの 2 を押す と、右のような画面が表示され、[画像 1]欄がハ イライト表示されます。 2 合成する画像の 1 コマ目を選ぶ • Jボタンを押すと表示されるRAW画像のサムネイル 一覧から、1 コマ目の画像を選びます。 • X ボタンを押している間、選択画像を拡大表示できます。 3 1 コマ目の画像を決定する • J ボタンを押すと、選んだ画像が 1 コマ目に設定さ れ、[画像 1]欄にプレビューが表示されます。 4 2 コマ目の画像を選ぶ • 2 を押して[画像 2]を選び、手順 2 ∼ 3 と同じ手 順で 2 コマ目の画像を選びます。 5 u ゲインを調節する • プレビュー欄に[画
6 プレビュー欄に移動する • 4 または 2 を押して、プレビュー欄に移動します。 • 合成画像を確認せずに画像を保存したいときは、 [保存]を選んで J ボタンを押してください。 7 合成画像を確認する •[合成]を選び、J ボタンを押すと、合成画像の確 認画面が表示されます。 • 設定をやり直したいときは、W を押してくださ い。手順 5 の画面に戻ります。 8 合成画像を保存する • もう一度 J ボタンを押すと、合成画像が保存され、 合成画像が表示されます。 + D 画像合成についてのご注意 • 合成できる画像は、D5000 で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラや RAW 以外の画質 モードで撮影した画像は選べません。 • 合成画像の画質モード(0 67)と画像サイズ(0 69)は、合成時のカメラの設定になります(合成 画像は全ての画質モード、画像サイズで保存できます)。画像合成を行う前に、これらの設定をご確 認ください。合成した画像をさらに別の RAW 画像と合成したいときは、画質モードを RAW に設定し てください。 • 合成画像のホワイトバランス、ピクチャーコント
RAW 現像 (パソコンを使わずに RAW 現像する) G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画質モード[RAW]または[RAW+FINE]、[RAW+NORMAL]、[RAW+BASIC] (0 67)で記録した RAW 画像を、カメラで RAW 現像して JPEG 画像を作成できます。 1 画像編集メニュー画面で[RAW 現像]を選ぶ •[RAW 現像]を選んでマルチセレクターの 2 を押 すと、RAW 画像がサムネイル表示されます。 2 RAW 現像する画像を選ぶ • 1342 で画像を選んで J ボタンを押します。 • X ボタンを押している間、選択画像を拡大表示でき ます。 3 [画質モード](0 67)、[画像サイズ](0 69)、[ホワイトバランス] (0 103) 、[露出補正] (0 97)および[ピクチャーコントロール] (0 113)をそれぞれ設定する 画質モード 画像サイズ ホワイトバランス 露出補正 ピクチャーコントロール • 作成した JPEG 画像の[色空間](0 163)と[高感度ノイズ低減](0 164)の内容 は、撮影時ではなく、RAW 現像時のカメラの設定
D RAW 現像についてのご注意 • RAW 現像できる画像は、D5000 で撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラで撮影した RAW 画像や RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。 •[画像合成]で編集した画像の場合、[ホワイトバランス]を選べません。 •[露出補正]で設定できる明るさ(− 3 ∼+ 3)は、通常の露出補正の段数とは異なります。 簡単レタッチ G ボタン ➜ N 画像編集メニュー コントラストと色の鮮やかさを高めた画像を簡単に作成できま す。 カメラが D- ライティングの機能を使って、画像の暗い部分を明 るく補正したり、コントラストと彩度(色の鮮やかさ)を高め たりします。 • マルチセレクターを 1 または 3 に押すと、効果の度合いを[強 め]、 [標準]、 [弱め]から選べます。効果の度合いは、設定画 面のプレビュー画面で確認できます。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 傾き補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 画像の傾きを± 5º の範囲(約 0.
ゆがみ補正 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 広角レンズ使用時のたる型のゆがみや、望遠レンズ使用時の糸巻 き型のゆがみを補正できます。[オート]を選ぶと選択した画像 のゆがみを自動的に判別して補正しますが、好みに応じて微調整 することもできます。[マニュアル]を選ぶと自分でゆがみを補 正できます。 •[オート]は、G タイプ・D タイプレンズで撮影した画像のみ機能します。ただし、PC レンズ、フィッシュアイレンズ、その他一部のレンズで撮影した画像には機能しませ ん。また、対応レンズ以外で撮影した画像については、動作を保証しません。 •[自動ゆがみ補正](0 163)を行った画像の場合、[マニュアル]のみ選べます。 • 補正するゆがみが大きくなるほど、画像周辺部は切り取られます。 • たる型のゆがみを補正するには、マルチセレクターの 2 を ゆがみを補正する 押します。 • 糸巻き型のゆがみを補正するには、4 を押します。 キャンセルする K ゆがみ補正を実行して 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に戻ります。 ゆがみ補正した画像が記録されます。 画像を保存する 魚眼効果 G ボタン
塗り絵 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 輪郭を抽出して塗り絵の原画風の画像を作成できます。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • J ボタンを押すと、編集した画像が記録されます。 塗り絵処理前 塗り絵処理後 アオリ効果 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー 高層ビルを見上げて撮影したときなどに生じる、遠近感による被 写体のゆがみを補正します。 • 編集画面では、プレビュー画像を表示します。 • アオリ効果が大きくなるほど、画像周辺部は切り取られます。 マルチセレクターの 1342 でアオリの効果を変更できま アオリ効果を 調節する キャンセルする アオリ効果を実行して 画像を保存する す。 K 編集中の画像を保存せずに、画像の再生に戻ります。 アオリ効果の画像が記録されます。 u アオリ効果処理前 アオリ効果処理後 209
ストップモーション作成 G ボタン ➜ N 画像編集メニュー D5000 で撮影した画像をつなげて、動画として記録します。 1 画像編集メニュー画面で[ストップモーショ ン作成]を選ぶ 2 画像サイズの設定を変える • 必要に応じて[画像サイズの設定]で、画像サイ ズを選び、J ボタンを押します。 3 フレームレート(1 秒間に再生されるコマ 数)の設定を変える • 必要に応じて[フレームレートの設定]でフレー ムレートを選び、J ボタンを押します。 • フレームレートを変更すると、コマ送りの速度が 変わります。 4 [動画ファイルの作成]を選ぶ •[動画ファイルの作成]を選び、J ボタンを押しま す。 5 u マルチセレクターの 4 または 2 を押して、 先頭画像(ストップモーションの最初の画 像)を選ぶ • マルチセレクターを押し続けると、高速でサムネ イルを移動します。 • 画像を選んだ後、J ボタンを押してください。 210
6 4 または 2 を押して、終了画像(ストップ モーションの最後の画像)を選ぶ • マルチセレクターを押し続けると、高速でサムネ イルを移動します。 • 先頭画像と終了画像の間の画像には左上に L が表示さ れます。 • 先頭画像より前にある画像を終了画像として選ぶと、 逆方向にコマ送りされる動画になります。 • ストップモーションで使用できる画像は最大 100 コ マです。 7 J ボタンを押す • J ボタンを押すと、右のような画面が表示されます。 • 修正の必要がない場合は、[作成]を選んで J ボタ ンを押し、手順 9 に進んでください。 • ストップモーションに入れたくない画像があると きや、先頭画像、終了画像を修正したいときは、[修正]を選んで J ボタンを押し、 手順 8 に進んでください。 8 ストップモーションを修正する • 先頭画像を変えたいときは、[先頭画像]を選んで、手順 5 と 同様の操作でもう一度先頭画像を選んでください。J ボタン を押すと手順 7 の画面に戻ります。 • 終了画像を変えたいときは、[終了画像]を選んで、手順 6 と 同様の操作でもう一度終了画像を選んでく
9 動画ファイルを作成する • 右の画面で、[作成・保存]を選んで J ボタンを押 すと、ストップモーションのファイルを作成して 保存します。保存が終了すると、先頭画像が再生 モードで 1 コマ表示されます。 •[プレビュー]を選ぶと、保存する前に、設定した 内容でストップモーションを再生できます。プレビュー中は、一時停止、巻き戻しや 早送りができます。 •[フレームレートの設定]を選ぶと、コマ送りの速度を変更できます。 •[設定の修正]を選ぶと、手順 8 に戻り、ストップモーションを修正できます。 D ストップモーションについてのご注意 D5000 以外で撮影した画像や、[トリミング]や[スモールピクチャー]で作成した画像は選択できま せん。 A ストップモーションを再生するには • ストップモーションの動画を再生するには、1 コマ表示モードで 1 アイコンが付いている画像を選ん で J ボタンを押します。 • ストップモーションで作成した動画のファイル名については「ファイル名について」 (0 68)をご 覧ください。 u 212
編集前後の画像表示 画像編集を行った画像を、元画像と並べて表示して、画像編集の効果を確認できます。 このメニュー項目は、編集元または編集後の画像を 1 コマ表示して J ボタンを押したと きのみ表示されます。 ❚❚ 編集前後の画像表示方法 1 1 コマ表示モードで画像を選ぶ • 画像編集で作成した画像(N が表示されている画 像)または画像編集の元画像を選びます。 • 画像を選んで J ボタンを押すと、画像編集メ ニュー項目を表示します。 2 [編集前後の画像表示]を選ぶ •[編集前後の画像表示]を選んで J ボタンを押す と、 [編集前後の画像表示]画面を表示します。 3 編集前と編集後の画像を比較する 画像編集の内容 • 編集前の画像を左側、編集後の画像を右側に表示 します。 • 画像編集の内容は、2 つの画像の上に表示されます。 • マルチセレクターの 4または 2 で、編集前 / 編集後の 画像を切り換えられます。 • 画像合成の元画像の場合、1 または 3 で 2 枚の元画 像を切り換えられます。 編集前 の画像 編集後 の画像 • 1 枚の元画像から複数の画像編集を行った場合、
m 最近設定した項目:最近設定したメニューをたどる G ボタンを押して、タブの m アイコンを選ぶと、[最近設定した項目]画面が表示さ れます。 G ボタン 最後に設定したメニュー項目から順番に最新の 20 項目が自動的 に表示されます。マルチセレクターで設定したいメニュー項目を 選んで 2 を押すと、選択した項目の設定画面が表示されます。 ❚❚「最近設定した項目」をマイメニューに変更する [最近設定した項目]は、 [このタブの機能変更]からマイメニューに変更することもで きます。 1 [最近設定した項目]画面で[このタブの機 能変更]を選ぶ •[このタブの機能変更]を選び、マルチセレクター の 2 を押します。 2 [マイメニュー]を選ぶ •[このタブの機能変更]画面で[マイメニュー]を 選んで、J ボタンを押します。 •[最近設定した項目]が[マイメニュー]に切り替 わります。 • マイメニューの操作方法は、0 215 をご覧ください。 w 214
O マイメニュー:よく使うメニューを登録する 再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集の各メニューから、よく使う項目だけ を選んで、20 項目までマイメニューに登録できます。登録した項目は、削除したり、表 示順序を変えたりできます。 ❚❚ マイメニューを登録する 1 [マイメニュー]画面で[マイメニュー登録] を選ぶ • マルチセレクターの 1 または 3 で[マイメニュー 登録]を選んで、2 を押します。 2 登録したいメニューを選ぶ • 1 または 3 で登録したいメニューを選んで 2 を押 すと、選んだメニューが一覧表示されます。 3 マイメニューに登録する項目を選ぶ • 1 または 3 でマイメニューに登録する項目を選ん で、J ボタンを押します。 4 登録する項目の表示位置を選ぶ • 1 または 3 で登録する項目の表示位置を選んで、 J ボタンを押します。 5 マイメニューに表示したい全ての項目を登 録する • L が表示されている項目は、すでにマイメニューに登録済み です。 • 左横に V が表示されている項目は、マイメニューに登録でき ません。 • 手順 1 ∼ 4 を
❚❚ 登録した項目を削除する 1 [マイメニュー]画面で[登録項目の削除]を選ぶ •[登録項目の削除]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 削除したいメニュー項目を選ぶ • 2 を押すと、項目の左側のチェックボックスが M になります。 • 削除したい全ての項目に L を入れます。 3 [選択終了]を選ぶ •[選択終了]を選んで J ボタンを押すと、確認画面 が表示されます。 4 選んだ項目を削除する • J ボタンを押すと、選択した項目が削除されます。 A ボタン操作で登録した項目を削除するには [マイメニュー]画面で削除したい項目を選んで O ボタンを押すと、確認画面が表示されます。 もう一度 O ボタンを押すと、選択した項目を削除します。 v 216
❚❚ 登録した項目の表示順序を変える 1 [マイメニュー]画面で[登録項目の順序変更]を選ぶ •[登録項目の順序変更]を選び、マルチセレクターの 2 を押します。 2 順番を変えたい項目を選ぶ • 順番を変えたい項目を選んで、 J ボタンを押します。 3 選んだ項目を移動したい位置を選ぶ • 1 または 3 で移動したい位置を選んで、 J ボタンを 押すと、マイメニューの中で位置が変わります。 • 必要に応じて手順 2 ∼ 3 を繰り返します。 v 217
v 218
n資 料 このカメラで使えるアクセサリーやカメラの主な仕様など、カメラを使うときに役立つ 情報を記載しています。また、カメラの動作がおかしいときや警告メッセージが表示さ れたときの対処方法についても説明しています。 使用できるレンズ ........................................................................ 220 使用できるスピードライト(別売フラッシュ)............................ 224 使用できるアクセサリー ............................................................. 229 カメラとパワーコネクター、AC アダプターの接続方法........................ 232 推奨 SD カード ................................................................................................ 233 カメラのお手入れについて ....
使用できるレンズ このカメラでオートフォーカスでピントを合わせるには、AF-S レンズまたは AF-I レンズ が必要です。 • AF-S や AF-I 以外のオートフォーカス (AF) レンズを装着しても、このカメラではオート フォーカス撮影できません。また、IX ニッコールレンズは装着できません。 • このカメラで使用できる CPU レンズとレンズの仕様による撮影時の制限は次のとお りです。 モード フォーカスモード 撮影モード オート マニュアル フォーカス フォーカス フォーカス エイド (AF) (MF) 測光モード マルチパターン 測光 3D-RGB RGB 中央部重点 測光 / スポット測光 AF-I レンズ、AF-S レンズ※1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○※ 2 G タイプ・D タイプの AF レンズ M 以外 M × ○ ○ ○ ○ ○ × ○※ 2 PC-E NIKKORシリーズ × ○※ 3 ○ ○※ 3 ○※ 3 ○※ 3 × ○※ 2,3 PC マイクロ 85mm F2.
D CPU レンズ、G タイプレンズ、D タイプレンズの見分け方 CPU レンズには CPU 信号接点があります。G タイプレンズには「G」マークが、D タイプレンズには 「D」マークが付いています。G タイプレンズには、絞りリングがありません。 CPU 信号接点 CPU レンズ 絞りリング G タイプレンズ D タイプレンズ A レンズの画角と焦点距離について D5000 ではさまざまなニコン一眼レフカメラ用レンズが使用できます。ただし、これらのレンズを D5000 に装着したときの画角は、レンズに表記されている焦点距離の 1.5 倍のレンズに相当する画角に なります。これは 35 mm 判カメラの撮影画面サイズ(36 × 24 mm)に対して、D5000 の撮影画面(約 23.6 × 15.8 mm)が小さいためです。 例:D5000 に 24 mm のレンズを装着した場合の画角は、35 mm 判カメラ換算でおおよそ 36mm の焦 点距離となります。 35mm 判撮影画面サイズ (36 × 24mm) 画面対角線 レンズ D5000 の撮影画面サイズ (23.6 × 15.
D 内蔵フラッシュ撮影に制限のあるレンズについてのご注意 • 内蔵フラッシュ撮影には、焦点距離が 18mm から 300mm までのレンズが使用できます。 - ケラレを防止するため、レンズフードは取り外して使用してください。 撮影距離 60cm 未満では使用できません。 マクロ付きズームレンズはマクロ領域では使用できません。 次の CPU レンズではフラッシュの光がさえぎられるため、焦点距離や撮影距離に制限があります。 レンズ AF-S DX NIKKOR 10–24mm f/3.5–4.5G ED ケラレなく撮影できる焦点距離と撮影距離 ● 焦点距離 24mm では撮影距離 2.5m 以上 AF-S DX ED 12–24mm f/4G ● 焦点距離 20mm では撮影距離 3m 以上 ● 焦点距離 24mm では撮影距離 1m 以上 AF-S DX NIKKOR 16–85mm f/3.5–5.6G ED VR ● 焦点距離 24mm 以上は制約なし AF-S ED 17–35mm f/2.
使用できる非 CPU レンズ※1 モード フォーカスモード 撮影モード 測光モード オート マニュアル フォーカス フォーカス フォーカス エイド (AF) (MF) M 以外 M × ○※ 2 ○ × ○※ 3 × × × ○ ○ × ○※ 4 × × レフレックスレンズ × × ○ × ○※ 3 × × PC ニッコール × ○※ 5 ○ × ○※ 3 × × AI-S、AI テレコンバーター × ○※ 6 ○ × ○※ 3 × × ベローズ PB-6 ※7 × ○※ 2 ○ × ○※ 3 × × × ○※ 2 × ○※ 3 × × レンズ AI-S、AI、シリーズ E レンズ、 AI 改造レンズ メディカル 120mm f/4 オート接写リング(PK-11A、12、13、 PN-11) ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ○ マルチパターン 中央部重点測光 / スポット測光 測光 一部装着不可能なレンズ(下記参照)があります。 開放 F 値が F5.
使用できるスピードライト(別売フラッシュ) このカメラは、ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライトとの組 み合わせで、さまざまな機能が利用できます。 別売スピードライトをカメラに装着するには 1 アクセサリーシューカバーを取り外す 2 別売スピードライトをアクセサリーシューに取り付 ける • SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 などのセーフティーロッ クピン付きのスピードライトを取り付けると、スピードライ トが不用意に外れるのを防止できます。 • スピードライトの取り付け方は、ご使用になる各スピードラ イトの使用説明書をご覧ください。 A ホットシューアダプター AS-15 別売のホットシューアダプター AS-15 を装着すると、シンクロターミナルが利用できます。 D 他社製フラッシュについてのご注意 他社製のフラッシュ(カメラの X 接点に 250V 以上の電圧がかかるものや、アクセサリーシュー部の接 n 224 点をショートさせてしまうもの)を使用しないでください。カメラの正常な機能が発揮できないだけ でなく、カメラおよびフラッシュのシンクロ回路を破損す
ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS) について ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)は、ニコンのスピードライトとカ メラのデータ通信方式を改良したシステムで、スピードライト撮影に新たな可能性を開 く、様々な機能を提供します。 ニコンクリエイティブライティングシステム対応スピードライト ❚❚ SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 の主な仕様 SB-900※1 ガイドナンバー (ISO 100・m/ ISO 200・m、20 ℃) 34/48 (照射角 35mm、 スタンダード 配光時) ※ 1 カメラのホワイトバランスを SB-800 SB-600 38/53 30/42 (照射角 35mm 時) (照射角 35mm 時) SB-400 SB-R200※2 21/30 10/14 v(オート)または N(フラッシュ)に設定し、SB-900 用カラー フィルターを装着して撮影すると、カメラが自動的にフィルターを識別し、最適なホワイトバランス を設定します。 ※ 2 リモート発光用スピードライト SB-R200 を使用するに
SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 との組み合わせで 使用できる機能 スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-R200 を使用する場合、スピー ドライトとレンズの組み合わせによって次の機能が使用できます。 アドバンストワイヤレスライティング 1 灯のみで使用 スピードライト i-TTL-BL 調光 機能 発光モード i-TTL※ 2 スタンダード i-TTL 調光 A GN M RPT ○※ 6 外部自動調光 ○※ 6 距離優先マニュアル発光 ○ マニュアル発光 ○ リピーティングフラッシュ ○ マルチエリア AF 補助光※ 2 ○ 発光色温度情報伝達 ○ 後幕シンクロ 赤目軽減発光 REAR Y 補助灯として 使用 SB-900 SB-900 SB-900 SU-800※1 SB-600 SB-400 SB-600 SB-R200 SB-800 SB-800 SB-800 3 3 3,4 ※ ※ ※ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ー ー ー ○※ 5 ○※ 5 ○ 絞り連動
その他のスピードライトとの組み合わせで利用できる機能 次のスピードライトを使用する場合、外部自動調光(A)あるいはマニュアル発光撮影 となります。装着レンズによって機能が変わることはありません。 区分 スピードライト SB-80DX/ SB-28/SB-26/ ※1 SB-28DX SB-50DX SB-25/SB-24 SB-30/SB-27 ※2 ※3 SB-22S/SB-22/ SB-23/SB-29 / ※ 3/ SB-21B SB-20/SB-16B/ SB-29S※3 SB-15 A 外部自動調光 ○ ー ○ ○ M マニュアル発光 ○ ○ ○ ○ ○ G マルチフラッシュ ○ ー ○ ー ー ○ ○ ○ ○ ○ REAR※4 後幕シンクロ ー ※ 1 撮影モードを P、S、A、M に設定し、内蔵フラッシュを収納した状態にして内蔵フラッシュが光らな いようにしてください。内蔵フラッシュが自動的に上がって光ることがあるため、その他の撮影モー ドは使用しないでください。 ※ 2 D5000 と SB-27 を組み合わせると自動的に TT
• • i-TTL モード時の ISO 感度連動範囲は ISO200 ∼ 3200 です。 ISO感度を 3200よりも増感した場合には、距離や絞り値によっては適正な発光量にならない場合があ ります。 • スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 の使用時に、フラッシュモードが赤目軽減、赤 目軽減スローシャッターの場合は、スピードライト側で赤目軽減発光が行われます。 • D5000 と SB-900、SB-800、SB-600 以外のスピードライトの組み合わせでは、カメラの AF 補助光を 照射します(0 59)。 • スピードライト SB-900、SB-800、SB-600、ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 の使用時 に、AF 補助光の発光条件が満たされると、スピードライト側の AF 補助光を自動的に照射します。 • スピードライト SB-900 の AF 補助光は、17 ∼ 135mm までの AF レンズに対応しています。各焦点距離 で全てのフォーカスポイントを照射しますが、オートフォーカス可能なフォーカスポイントは、次の 図の通りです。 AF レン
使用できるアクセサリー D5000 には撮影領域を拡げるさまざまなアクセサリーが用意されています。詳しくは最 新のカタログや当社のホームページなどでご確認ください。 • Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a(0 17、18) - ニコンデジタルカメラ D5000 用のバッテリーです。EN-EL9a を充電するには、ク イックチャージャー MH-23 を使用します。 - EN-EL9a の代わりに Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9 も使えます。 • クイックチャージャー MH-23(0 17) Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a/EN-EL9 用のチャージャーです。 • パワーコネクター EP-5、AC アダプター EH-5a ※ 電源 AC アダプターを使用すると、長時間カメラを使用するときに安定して電源を供給で きます。 - D5000 は、カメラ本体と AC アダプターを接続するためにパワーコネクター EP-5 が 必要です。カメラとパワーコネクター、AC アダプターを接続する方法については、 「カメラとパワーコネクター、AC アダ
スピードライト (0 224) • ニコンスピードライト SB-900、SB-800、SB-600、SB-400 • ニコンワイヤレスリモートスピードライト SB-R200 • ニコンワイヤレススピードライトコマンダー SU-800 • Capture NX 2 画像を詳細に編集できる、画像編集用ソフトウェアです。ホワイトバランス調整やカ ラーコントロールポイントなどさまざまな機能を備えています。必ず最新版※にバー ジョンアップしてお使いください。 ニコンデジタル カメラ専用 ソフトウェア • Camera Control Pro 2 パソコンからカメラを操作して画像を撮影したり、撮影した画像を直接ハードディス クなどへ保存したりできる、カメラコントロール用ソフトウェアです。必ず最新版※ にバージョンアップしてお使いください。 ※ お使いのパソコンがインターネットに接続されていれば、ソフトウェアの起動時に ニコンメッセージセンター(Nikon Message Center)が自動的に更新情報をチェッ クします • 対応 OS については、当社ホームページのサポート情報(0 xvii)でご確認ください。
アクセサリーターミナルに次のアクセサリーを接続することにより、遠隔撮影や GPS データの取得ができます。 • リモートコード MC-DC2(0 92) • GPS ユニット GP-1(0 121) アクセサリー ターミナル 図のようにアクセサリーターミナルのZマークとコネク ターのY マークを合わせて、コネクターをアクセサリー ターミナルに接続します。 使用しないときは、必ず端子カバーを閉じてください。ゴミ等が入ると、誤作動の原因 となることがあります。 n 231
カメラとパワーコネクター、AC アダプターの接続方法 カメラとパワーコネクター、AC アダプターを接続する前に、カメラ本体の電源が OFF になっていることを確認してください。 1 カメラのバッテリー室カバー(q)とパワーコネク ターカバー(w)を開ける 2 パワーコネクター EP-5 を入れる • パワーコネクターは、接点の向きに注意しながら入れてくだ さい。 3 カメラのバッテリー室カバーを閉じる • パワーコネクターのコードがパワーコネクターカバーを開けた 部分から出るように注意して、バッテリー室カバーを閉じます。 4 パワーコネクターと AC アダプターを接続する • 電源コードの AC プラグを、EH-5a の AC プラグ差し込み口に差し込みます(e)。 • パワーコネクター EP-5 の DC プラグコネクターに EH-5a の DC プラグを差し込みます (r)。 • パワーコネクター EP-5 と AC アダプター EH-5a 使用時には、液晶モニター上のバッテ リー残量表示が P に変わります。 e n 232 r
推奨 SD カード 次の SD カードの動作を確認しています。 • 次の容量の SD カードであれば、内部データ転送速度にかかわらず使用できます。 SanDisk 製 512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2、8 GB※ 2、16 GB ※ 2 東芝製 512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2、8 GB※ 2、16 GB ※ 2、32 GB ※ 2 512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2、6 GB※ 2、8 GB※ 2、12 GB ※ 2、 Panasonic 製 16 GB ※ 2、32 GB※ 2 512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2、8 GB※ 2 LEXAR MEDIA 社製 プラチナⅡシリーズ:512 MB、1 GB、2 GB ※ 1、4 GB※ 2、8 GB ※ 2 プロフェッショナルシリーズ:1 GB、2 GB ※ 1、4 GB ※ 2、8 GB ※ 2 ※ 1 カードリーダーなどをお使いの場合、お使いの機器が 2 GB の SD カードに対応している必要があります。 ※ 2 SDHC 規格に対応しています。カード
カメラのお手入れについて 保管について 長期間カメラを使用しないときは、必ずバッテリーを取り出してください。バッテリー を取り出す前には、カメラの電源が OFF になっていることを確認してください。 カメラを保管するときは、次の場所は避けてください。 • 換気の悪い場所や湿度が 60%をこえる場所 • テレビやラジオなど強い電磁波を出す装置の周辺 • 温度が 50 ℃以上、または− 10 ℃以下の場所 クリーニングについて ほこりや糸くずをブロアーで払い、柔らかい乾いた布で軽く拭きます。海辺で カメラを使用した後は、砂や塩を真水で湿らせた布で軽く拭き取り、よく乾か カメラ本体 します。 ご注意:カメラ内部にゴミ、ホコリや砂などが入りこむと故障の原因となります。 この場合、当社の保証の対象外となりますのでご注意ください。 ガラスは傷つきやすいので、ほこりや糸くずをブロアーで払います。スプレー缶 レンズ・ タイプのブロアーは、缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹 ミラー・ き出し、レンズ・ミラー・ファインダーを傷つけることがあります)。指紋や油脂 ファインダー などの汚れは、柔らかい
ローパスフィルターを自動で掃除する (イメージセンサークリーニング) レンズを取り付けるときなどに、撮像素子の前面にあるローパスフィルターにゴミやほ こりが付くと、画像に影が写り込むことがあります。イメージセンサークリーニングを 作動させると、ローパスフィルターを振動させてゴミをふるい落とすことができます。 イメージセンサークリーニングは、メニューから操作する方法と、電源の ON/OFF 時に 自動的に行う方法があります。 ❚❚ セットアップメニューの[イメージセンサークリーニング] から操作する 1 カメラを右図のように正位置に置く • 効果的にゴミをふるい落とせるように、正位置(カメラを横 位置で構えるときの向き)にしてイメージセンサークリーニ ングを行ってください。 2 [イメージセンサークリーニング]を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメニュー の[イメージセンサークリーニング]を選び ます。マルチセレクターの 2 を押すと、[イ メージセンサークリーニング]画面が表示さ れます。 G ボタン 3 [実行]を選ぶ •[実行]を選んで J ボタンを押すと、イメージセン サークリーニン
❚❚ 電源の ON/OFF 時にイメージセンサークリーニングする 1 [イメージセンサークリーニング]画面で [電源スイッチに連動]を選ぶ •[電源スイッチに連動]を選んでマルチセレクター の 2 を押すと、 [電源スイッチに連動]画面が表示 されます。 2 次の項目から選んで、J ボタンを押す 5 電源 ON で実行 6 電源 OFF で実行 7 電 源 ON と OFF で実行 8 実行しない 電源 ON と同時にイメージセンサークリーニングが作動します。 電源 OFF と同時にイメージセンサークリーニングが作動します。 電源 ON 、 OFF と同時にイメージセンサークリーニングが作動し ます。 電源 ON 、 OFF してもイメージセンサークリーニングは作動しま せん。 D イメージセンサークリーニングについてのご注意 • イメージセンサークリーニング作動中にカメラを操作すると、イメージセンサークリーニングは中断 します。 • カメラの電源 ON 時に内蔵フラッシュの充電が行われるときは、カメラの電源 ON と同時にイメージ センサークリーニングが作動する設定になっていても、イメージセン
ローパスフィルターをブロアーで掃除する イメージセンサークリーニング(0 235)でゴミやほこりを取りきれないときは、ロー パスフィルターを次の手順でクリーニングできます。ただし、ローパスフィルターは非 常に傷つきやすいため、ニコンサービス機関にクリーニングをお申し付けくださること をおすすめします。 作業中のバッテリー切れを防ぐため、充分に充電されたバッテリー EN-EL9a、または別 売のパワーコネクター EP-5 と AC アダプター EH-5a を組み合わせてお使いください。 1 カメラの電源を OFF にしてからレンズを取り外す • レンズを取り外したら、カメラの電源を ON にしてください。 2 [クリーニングミラーアップ]※を選ぶ • G ボタンを押して、セットアップメニュー の[クリーニングミラーアップ]を選んで、 マルチセレクターの 2 を押します。 ※ バッテリー残量が H 以下の場合、このメニュー項目 は操作できません。 G ボタン 3 J ボタンを押す • 右のようなメッセージが表示され、クリーニングミラーアッ プの待機状態になります。 • ローパスフィルターのお手入れを止め
6 ローパスフィルターに付いたゴミやほこりをブロアー で払う • ブラシの付いていないブロアーをお使いください。ブラシで ローパスフィルターの表面に傷が付くことがあります。 • ブロアーで取り除けない汚れがある場合は、ニコンサービス 機関にクリーニングをお申し付けください。絶対に、手でこ すったり、布で拭き取ったりしないでください。 7 カメラの電源を OFF にし、付属のボディーキャップを付ける • ミラーがダウンしてシャッター幕が閉じます。 D 作業中のシャッター幕の破損を防ぐために カメラのシャッター幕は非常に破損しやすい部品です。シャッター幕はカメラに電源の供給がなくな ると、自動的に閉じる構造になっています。作業中に不意にシャッター幕が閉じて破損することを防 ぐために、次の点にご注意ください。 • 作業中に電源を OFF にしないでください。 • 作業中にバッテリーや AC アダプターを取り外さないでください。 • ミラーアップ中にバッテリー残量が少なくなった場合、電子音が鳴り、セルフタイマーランプが点滅 してお知らせします。約 2 分経過するとシャッター幕が閉じてミラーがダウンするので、た
カメラとバッテリーの取り扱い上のご注意 カメラの取り扱い上のご注意 ● 強いショックを与えない カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないようにご注意ください。強い衝撃や振動を加えると、破 損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼします。 ● 水にぬらさない カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カメラ内部に水滴が入ったりすると部品がさびついて しまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理不能になることがあります。 ● 急激な温度変化を与えない 極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込むと、カメラ内外に水滴が生じ、故障の原因となります。 カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周囲の温度になじませてからお使いください。 ● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない 強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、強い静電気の周囲では、記録データが消滅したり、撮 影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能しないことがあります。 ● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない 太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影したり、放置したりしないでください。過度の光照射は 撮像素子の褪色・焼き付きを
● シャッター幕に触れない シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹くなどは、絶対にしな いでください。傷や変形、破損などの原因となります。 ● 風通しのよい場所に保管する カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管してください。ナフタリ ンや樟脳の入ったタンスの中、磁気を発生する器具のそば、高温となる夏季の車内、使用しているストー ブの前などにカメラを置かないでください。故障の原因になります。 ● 長期間使用しないときは、バッテリーを取り出し、乾燥剤と一緒に保管する カメラを長期間使用しないときは、バッテリーの液漏れなどからカメラを保護するために、必ずカメラ からバッテリーを取り出しておいてください。保管する際は、カメラをポリエチレン袋などに乾燥剤と 一緒に入れておくとより安全です。ただし、皮ケースをビニール袋に入れると、変質することがありま すので避けてください。バッテリーは高温、多湿となる場所を避けて保管してください。乾燥剤(シリ カゲル)は湿気を吸うと効力がなくなるので、ときどき交換してください。カメラを長期間使用しない まま放置しておく
バッテリーの取り扱いについて ● 接点の汚れについて バッテリーの接点が汚れている場合は、乾いた布などで拭いてください。 ● 使用上のご注意 バッテリーの使用方法を誤ると液漏れにより製品が腐食したり、バッテリーが破裂したりするおそれが あります。次の使用上の注意をお守りください。 • バッテリーはカメラの電源を OFF にしてから入れる。 • バッテリーを長時間使用した後は、バッテリーが発熱していることがあるので注意する。 • 必ず指定のバッテリーを使う。 • バッテリーを火の中に投入したり、ショートさせたり、分解したりしない。 • カメラから取り外したバッテリーには、必ず端子カバーを付ける。 ● 撮影前にバッテリーをあらかじめ充電する 撮影前にバッテリーを充電してください。付属のバッテリーは、ご購入時にはフル充電されていません。 ● 予備バッテリーを用意する 撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意ください。特に、海外の地域によってはバッテリー の入手が困難な場合があるので、ご注意ください。 ● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用し、予備のバッテリーを用意する 低温時に消耗したバッテリーを
撮影モード別:設定できる機能一覧 それぞれの撮影モードごとに、設定できる機能とできない機能をまとめています。表の 見方は次の通りです。 ● :設定できます。ツーボタンリセット(0 83)で初期設定に戻ります。 ◎ :設定できます。カスタムメニュー[カスタムメニューのリセット](0 168)で 初期設定に戻ります。 ○ :設定できます。撮影モードを切り換えると、初期設定に戻ります。 △ :設定できます。設定を元に戻さない限り、初期設定には戻りません。 − :設定できません。 撮影メニュー ❚❚ 撮影モードダイヤルを回して設定できる撮影モード i j k l p m n o P S A M ピクチャーコントロール − − − − − − − − △ △ △ △ 画質モード ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 画像サイズ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ホワイトバランス − − − − − − − − ● ● ● ● ISO 感度設定 アクティブ D −ライティ
i j k l p m n o P S A M a1:AF エリアモード ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ● ◎ ● ◎ ● ◎ a2:内蔵 AF 補助光の照射設定 ◎ ◎ ◎ − ◎ − ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ a3:ライブビュー時の AF ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ◎ ● ◎ ● ◎ ● ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
撮影メニュー ❚❚ 撮影モードダイヤルが h のときに設定できるシーンモード r s t u v w x y z 0 1 2 3 ピクチャーコントロール − − − − − − − − − − − − − 画質モード ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 画像サイズ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ホワイトバランス − − − − − − − − − − − − − ISO 感度設定 アクティブ D −ライティング ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● − − − − − − − − − − − − − 自動ゆがみ補正 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 色空間 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 長秒時ノイズ低減 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 高感度ノイズ
r s t u v w x y z 0 1 2 3 a1:AF エリアモード ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ ● ◎ ○ a2:内蔵 AF 補助光の照射設定 − ◎ − − − − ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ a3:ライブビュー時の AF ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ● ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
記録可能コマ数と連続撮影可能コマ数 画質モード(0 67)と画像サイズ(0 69)の組み合わせによって、4GB の SD カード に記録できるコマ数、および連続撮影できるコマ数は、次のようになります※ 1。ただ し、カードの種類や撮影条件によって、コマ数は増減することがあります。 画質モード 画像サイズ RAW + FINE※3 RAW + NORMAL※3 RAW + BASIC※3 RAW FINE NORMAL BASIC L M S L M S L M S — L M S L M S L M S 1 コマあたりの 記録可能 連続撮影可能 ファイルサイズ 約 16.7MB 約 14.0MB 約 12.1MB 約 13.4MB 約 12.3MB 約 11.3MB 約 12.0MB 約 11.5MB 約 11.0MB 約 10.6MB 約 5.9MB 約 3.3MB 約 1.5MB 約 3.0MB 約 1.7MB 約 0.8MB 約 1.5MB 約 0.9MB 約 0.
撮影モード P(マルチプログラムオート)の プログラム線図 次のグラフは、撮影モードが P のとき(0 87)の露出制御プログラム(ISO 200 の場合) を表しています。 f(レンズの焦点距離)≦ 55mm の場合 55mm < f ≦ 135mm の場合 135mm < f の場合 F1.
故障かな?と思ったら カメラの動作がおかしいときは、ご購入店やニコンサービス機関にお問い合わせになる 前に、次の項目をご確認ください。 表示関連 ● ファインダー内がはっきり見えない 視度調節レバーで調節してください。調節後も見え方が不充分な場合は、別売の接眼補助レンズ をお使いください(0 26、229) 。 ● ファインダー内が暗い バッテリー残量は充分ですか? バッテリーが入っていない場合や、入っていても残量が無い場 合は、ファインダー内が暗く表示される場合があります(0 17、28) 。 ● ファインダー内や液晶モニターの表示が、すぐに消えてしまう カスタムメニュー c2[パワーオフ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます(0 171)。 ● インフォ画面が表示されない • シャッターボタンの半押し中はインフォ画面は表示されません。 • シャッターボタンを半押しして指を放してください。それでもインフォ画面が表示されない場 合は: - セットアップメニューの[インフォ画面の自動表示]が[自動表示しない]になっています (0 187)。 - バッテリー残量がありません(0 17、28)。 ● カメ
撮影関連(全撮影モード共通) ● 電源を ON にしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる SD カード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のため時間がかかる場合が あります。 ● シャッターがきれない • 残量のある SD カードが入っていますか?(0 23、29) • SD カードがロックされていませんか?(0 25) • 内蔵フラッシュの充電中はシャッターがきれません(0 33)。 • ピント表示●は点灯していますか?(0 31) • レンズの絞りリングは最小絞り(最も大きい値)になっていますか?(0 221) • CPUレンズが装着されていますか?非CPUレンズは撮影モードM以外ではお使いになれません (0 223) 。 • カスタムメニューf4[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]になっていませんか?(0 181) ● ファインダーで見た視野と、撮影される画像の範囲が違う このカメラのファインダー視野率は上下左右とも約 95% です。このため、ファインダーで見た視 野よりも、やや広い範囲が撮影されます(0 258) 。 ● ピントが合わない • AF-S レンズ、AF-
● 画像サイズを変更できない [画質モード]が[RAW]のときは、画像サイズを変更できません(0 68) 。 ● 画像の記録に時間がかかる 撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]が[する]になっていませんか?(0 164) ● 画像がざらつく • ISO 感度が高くなっていませんか? ISO 800 以上の高感度で撮影する場合、撮影メニュー[高 感度ノイズ低減]を[強め]、 [標準]、 [弱め]のいずれかに設定すれば、ざらつきを軽減でき ます(0 164)。 • シャッタースピードが 8 秒より低速な場合は、ノイズが発生しやすくなります。撮影メニュー [長秒時ノイズ低減]を[する]にして撮影すると、ざらつきを軽減できます(0 164) 。 ● AF 補助光ランプが光らない 。 • 撮影モード l、m、r、t、u、v、w では、AF 補助光を照射しません(0 34) • 次の場合、AF 補助光を照射しません。 - フォーカスモードが[AF-C]のとき、または[AF-A]で自動的に[AF-C]が選ばれたとき (0 58) - シングルポイント AF、ダイナミック AF または 3D- トラッキング(11 点)時に中央
撮影関連(撮影モード P、S、A、M) ● シャッターがきれない • CPUレンズが装着されていますか?非CPUレンズは撮影モードM以外ではお使いになれません (0 223) 。 • 撮影モード M でシャッタースピードを Bulb または Time に設定し、そのまま撮影モードを S に変 更した場合は、シャッタースピードを再設定してから撮影してください(0 88)。 ● 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます(0 77) 。 ● 画像の色合いがおかしい • ホワイトバランスは正しく設定されていますか?(0 103) •[ピクチャーコントロール]は正しく設定されていますか?(0 113) ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない 被写体が明るすぎるか、暗すぎます(0 107) 。 ● ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータとして設定できない画像がある この機種以外のカメラで撮影した画像は、プリセットマニュアルデータとして設定することはで きません(0 109) 。 ● ホワイトバランス(WB)ブラケティング撮影ができない
再生関連 ● 画像の一部がチカチカと点滅する 画像情報の設定がハイライト表示になっています(0 125、159)。 ● 画像と重なって文字が表示される 画像情報の設定が撮影情報表示になっています(0 125、159)。 ● グラフが表示される ● 画像情報の設定が RGB ヒストグラム表示になっています(0 125、159)。 RAW 画像が表示されない [画質モード]を[RAW + FINE]、[RAW + NORMAL]、[RAW + BASIC]にして撮影した画 像は、JPEG 画像しか再生されません(0 68)。 ● 全ての画像が表示されない 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてください。なお、[全ての フォルダー]にした後に撮影すると、 [再生フォルダー設定]は自動的に[記録中のフォルダー] に変更されます(0 159) 。 ● 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない • 再生メニュー[縦位置自動回転]が[しない]になっていませんか?(0 160) • セットアップメニュー[縦横位置情報の記録]が[しない]になっていませんか?(0 189) 。 • 連続撮影したときの
● 画像をパソコンに転送できない お使いのパソコンの OS によっては、カメラをパソコンに接続して画像を保存できないことがあ ります。カードリーダーなどの機器を使って、SD カードの画像をパソコンに転送してください (0 144)。 ● Capture NX 2 で画像が表示されない ● Capture NX 2 でイメージダストオフ機能が動作しない ソフトウェアのバージョンが最新になっていますか?(0 230) 次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、ローパスフィルター表面のゴミの位置が変 わってしまうため、イメージダストオフ機能を使用できません(0 191)。 • イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対して、クリーニング後に取得 したイメージダストオフデータを使ってゴミの写り込みを取り除こうとしたとき • イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフデータを使って、 クリーニング後に撮影した画像に対してゴミの写り込みを取り除こうとしたとき その他 ● 撮影日時が正しく表示されない カメラの内蔵時計は合っていますか?カメラの内蔵時計は腕時計などの
警告メッセージ 液晶モニターとファインダーに表示される警告メッセージの意味は次の通りです。 A 警告表示について 液晶モニターに d、またはファインダー内に s が点滅している場合に Q(W)ボタンを押すと、警告 の内容を確認することができます。 こんなとき 液晶モニター レンズの絞りリングを 最小絞り(一番大きい 数字)にしてください。 レンズ未装着 撮影できません。 バッテリーを交換 してください。 ファインダー 対処方法 0 内表示 B (点滅) F/s (点滅) d (点滅) レンズの絞りリングを最小絞り(最も大きい値) にしてください。 21、221 • レンズを装着してください。 20 • 非 CPU レンズを装着しているときは、撮影モード 223 M で撮影してください。 残量のあるバッテリーに交換してください。 17、18 このバッテリーは 使用できません。 d 専用バッテリーに (点滅) D5000 の専用バッテリー EN-EL9a に交換してくだ さい。 229 交換してください。 起動エラーが発生 しました。復旧には 電源スイッチを OFF
こんなとき 液晶モニター ファインダー 対処方法 • このカメラで使用できる SD カードであるかどう ため、使用できません。 カードを交換して 23、233 かを確認してください。 このメモリーカードは 壊れている可能性がある 0 内表示 • SD カードを初期化し直してください。状況が改善し k (点滅) ます。ニコンサービス機関にご相談ください。 • 新規フォルダー作成時にこのメッセージが表示され ください。 24、274 ない場合は、SD カードが壊れている可能性があり 41、136 た場合は、不要な画像を削除してください。 • 新しい SD カードに交換してください。 23、233 24 • 電源をもう一度 OFF にしてから、正しく初期化され 23 た SD カードに交換してください。 • SD カードをカメラで初期化してください。 このメモリーカードは 初期化(フォーマット) T されていません。 (点滅) フォーマットしますか? • カードに記録されている画像を削除して、カード メモリーカード j 空き容量不足 (点滅) に画像ファイルが保存
こんなとき 液晶モニター ファインダー 対処方法 0 内表示 フラッシュがフル発光しました。撮影に必要な光量 — M が不足している可能性があります。撮影距離、絞り、 (点滅) フラッシュ調光範囲、ISO 感度などをご確認くださ — い。 フラッシュが TTL モード になっています。 フラッシュを TTL モード M 以外に設定するか、 (点滅) CPU レンズに交換して • スピードライトの調光モードを TTL モード以外に — 変更してください。 • CPU レンズに交換してください。 220 ください。 75 78、79、 89 してください。 • 別売スピードライト SB-400 をお使いの場合に、装 — 着した SB-400 の位置がバウンス位置になってい • フラッシュをお使いください。 • 撮影距離、絞り値、調光範囲、ISO 感度などを確認 — M/ s (点滅) ると、この警告表示になります。バウンスで撮影 するときは、そのまま撮影を続けてください。 • 別売スピードライト SB-400 をお使いの場合に、レ — ンズの焦点距離が短すぎる
こんなとき 液晶モニター ファインダー 対処方法 0 内表示 自動露出エラーが 発生しました。 O サービス機関に (点滅) ニコンサービス機関にご相談ください。 274 • 画像が記録されている SD カードを入れてくださ 23 お問い合わせください。 撮影画像がありません。 — い。 • 再生メニューの[再生フォルダー設定]で、表示可 159 能な画像があるフォルダーを選択してください。 このファイルは 表示できません。 このファイルは 選択できません。 処理できる画像が ありません。 プリンターの状態を 確認してください。 • パソコンで編集した画像など、DCF 規格の画像 — ファイルではないため、再生できません。 — • 画像ファイルに異常があるため再生できません。 • パソコンで編集した画像など、DCF 規格の画像 — ファイルではないため、再生できません。 195 • 画像ファイルに異常があるため再生できません。 — — [RAW 現像]で画像編集できるのは RAW 画像だけ です。 インク交換してください。インクに残量がある場 合は、プ
主な仕様 ニコンデジタルカメラ D5000 型式 型式 レンズマウント 実撮影画角 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ ニコン F マウント (AF 接点付) レンズの焦点距離の約 1.5 倍に相当、ニコン DX フォーマット 有効画素数 有効画素数 12.3 メガピクセル 撮像素子 方式 総画素数 ダスト低減機能 23.6 × 15.8 mm サイズ CMOS センサー 12.
レンズ • AF-S および AF-I レンズ:全ての機能を使用可能 • モーターを内蔵しない AF レンズの G または D タイプ:オートフォーカスを除 く機能を使用可能 • モーターを内蔵しない AF レンズの G または D タイプ以外:オートフォーカス 使用不可、3D-RGB マルチパターン測光 II を除く機能を使用可能 • プロネア用 IX レンズと F3AF 用の AF レンズ:使用不可 交換レンズ • D タイプの PC レンズ:オートフォーカス使用不可、撮影モードの一部を除く 機能を使用可能 • P タイプレンズ:オートフォーカス使用不可、3D-RGB マルチパターン測光 II を 除く機能を使用可能 • 非 CPU レンズ:オートフォーカス使用不可、撮影モードは M(マニュアル)を 使用可能(ただし、露出計は使用不可) • 開放 F 値が F5.
露出制御 露出補正 オートブラケティング AE ロック ISO 感度 (推奨露光指数) アクティブ D- ライティング 範囲:± 5 段、補正ステップ:1/3、1/2 ステップ • AE ブラケティング時、撮影コマ数:3 コマ、補正ステップ:1/3、1/2 ステップ • ホワイトバランスブラケティング時、撮影コマ数:3 コマ、補正ステップ: 1 段ステップ • アクティブ D- ライティングブラケティング時、撮影コマ数:2 コマ AE/AF ロックボタンによる輝度値ロック方式 ISO 200 ∼ 3200(1/3 段ステップ)、ISO 200 に対し約 0.3、0.7、1 段(ISO 100 相 当)の減感、ISO 3200 に対し約 0.3、0.
フラッシュ i、k、p、n、s、w モード時:内蔵フラッシュ使用時に通常発光オート、赤 目軽減オート、発光禁止が設定可能、別売スピードライト使用時に通常発光、赤 目軽減が設定可能 o モード時:内蔵フラッシュ使用時に通常発光オート+スローシャッター、赤 目軽減オート+スローシャッター、発光禁止が設定可能、別売スピードライト 使用時に通常発光+スローシャッター、赤目軽減+スローシャッターが設定可 フラッシュモード 能 l、m、r、t、u、v、x、y、z、1、2、3 モード時:別売スピードライト装 着時に通常発光、赤目軽減が設定可能 0 モード時:通常発光が設定可能 P、A モード時:通常発光、通常発光+スローシャッター、赤目軽減発光、赤目軽 減発光+スローシャッター、後幕発光+スローシャッターが設定可能 調光補正 レディーライト アクセサリーシュー ニコンクリエイティブ S、M モード時:通常発光、赤目軽減発光、後幕発光が設定可能 範囲:–3 ∼ +1 段、補正ステップ:1/3、1/2 ステップ 内蔵フラッシュ、SB-900、SB-800、SB-600、SB-400、SB-80DX、SB-28DX、
インターフェース USB ビデオ出力 HDMI 出力 アクセサリー ターミナル Hi-Speed USB NTSC、PAL から選択可能、ビデオ出力と液晶モニターの同時再生可能 HDMI ミニ端子(Type C)装備、HDMI 出力と液晶モニターの同時再生不可 • リモートコード:MC-DC2(別売) • GPS ユニット:GP-1(別売) 表示言語 デンマーク語、ドイツ語、英語、スペイン語、フィンランド語、フランス語、 表示言語 イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、 ロシア語、スウェーデン語、繁体中国語、簡体中国語、日本語、韓国語 電源 使用電池 AC アダプター Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a 1 個使用 AC アダプター EH-5a(パワーコネクター EP-5 と組み合わせて使用)(別売) 三脚ネジ穴 三脚ネジ穴 1/4(ISO 1222) 寸法・質量 寸法(W × H × D) 質量 約 127 × 104 × 80 mm 約 560g(バッテリー本体、SD メモリーカード、ボディーキャップを除く) 動作環境 温度 湿度
レンズ AF-S DX NIKKOR 18–55mm f/3.5–5.6G VR 型式 ニコン F マウント CPU 内蔵 G タイプ、AF-S DX ニッコールズームレンズ(ニコ ンデジタル一眼レフカメラ[ニコン DX フォーマット]専用) 焦点距離目盛 18 mm–55 mm 1:3.5–5.6 8 群 11 枚(非球面レンズ 1 枚) 76º– 28º50′ 18、24、35、45、55mm 撮影距離情報 カメラへの撮影距離情報出力可能 ズーミング ズームリングによる回転式 ピント合わせ 超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 手ブレ補正 ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 最短撮影距離※ 絞り羽根枚数 0.28 m(ズーム全域) 7 枚(円形絞り) 絞り方式 自動絞り 絞りの範囲 焦点距離 18 mm 時 f/3.5–22、55 mm 時 f/5.6–36 測光方式 開放測光 アタッチメントサイズ 52 mm(P=0.75 mm) 約 73 mm(最大径)× 79.
A このカメラの準拠規格 • Design rule for Camera File system (DCF)Version 2.0:各社のデジタルカメラで記録された • DPOF(Digital Print Order Format):デジタルカメラで撮影した画像をプリントショップや家庭 画像ファイルを相互に利用し合うための記録形式です。 用プリンターで自動プリントするための記録フォーマットです。 • Exif Version 2.
撮影可能コマ数(電池寿命)について Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL9a(1080mAh)による撮影可能コマ数(電 池寿命)は、次の通りです。 • 1 コマ撮影モード:約 510 コマ(CIPA 基準準拠※ 1) • 連写モード:約 2900 コマ(当社試験条件※ 2) ※ 1 初期設定条件で 30 秒間隔ごとに撮影レンズを無限遠から至近に 1 往復フォーカシング動作をさせて 1 コマ撮影する。ライブビュー撮影なし。1 回レリーズ(2 回に 1 回は内蔵フラッシュをフル発光)した 後、液晶モニターを 4 秒間点灯。消灯後半押しタイマーがオフになるまで放置。以後同じ動作を繰り 返す。装着レンズ AF-S DX NIKKOR 18–55mm f/3.5–5.
索 引 マーク・英数字 i(オート)............................................................ 5, 28 j(発光禁止オート)............................................ 5, 28 k(ポートレート)................................................ 5, 35 l(風景)................................................................ 5, 35 p(こどもスナップ)............................................ 5, 35 m(スポーツ)........................................................ 5, 35 n(クローズアップ)............................................ 5, 36 o(夜景ポートレート).......................
G タイプレンズ .........................................................221 HDMI .................................................................... 143, 187, 264 Hi(感度).................................................................... 79 INDEX プリント(PictBridge)................................153 ISO 感度 .............................................................. 79, 162 ISO 感度設定..............................................................162 ISO 感度表示..........................................................
画像情報.................................................................... 125 撮影モードダイヤル .....................................................5 画像ファイル ..................................................... 68, 166 サマータイム(夏時間).......................................... 188 画像編集メニュー .................................................... 193 サムネイル................................................................ 131 画像をテレビで見る ................................................ 142 シーンモード...........................
外付けフラッシュ発光.............................................178 ソフト(フィルター効果).......................................200 日時の設定(地域と日時)................................ 22, 188 ニュートラル(ピクチャーコントロール)............ 113 塗り絵........................................................................ 209 タ ターゲット追尾(ライブビュー時の AF)................. 45 ダイナミック AF モード ............................................. 60 タイマー ....................................................... 72, 81, 171 ノイズ低減 .........................................
フォーカスモード切り換えスイッチ ....................... 65 フォーカスリング ...................................................... 20 フォーカスロック ...................................................... 63 ゆがみ補正................................................................ 208 フォーマット(カードの初期化)............................. 24 用紙設定(PictBridge).................................. 148, 152 フチ設定(PictBridge).................................. 148, 152 ブラケティング ............................................... 110, 179 プラス RAW 記録.............
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アフターサービスについて ❚❚ この製品の操作方法や修理についてのお問い合わせは この製品の操作方法や修理について、さらにご質問がございましたらニコンカスタマーサポートセン ターまでお問い合わせください。 • ニコンカスタマーサポートセンターにつきましては、使用説明書裏面をご参照ください。 ●お願い • お問い合わせいただく場合には、次ページの「お問い合わせ承り書」の内容をご確認の上お問い合 わせください。 • より正確、迅速にお答えするために、ご面倒でも次ページの「お問い合わせ承り書」の所定の項目 にご記入いただき、FAX または郵送でお送りください。 「お問い合わせ承り書」は、コピーしていた だくと、繰り返しお使いいただけます。 ❚❚ 修理を依頼される場合は この製品の修理を依頼される場合は、ご購入店、またはニコンサービス機関にご依頼ください。 • ニコンサービス機関につきましては、「ニコン サービス機関のご案内」をご覧ください。 • ご転居、ご贈答品などでご購入店に修理を依頼することができない場合は最寄りの販売店、または ニコンサービス機関にご相談ください。 • カメラを修理に出される場合は、SD
ニコンカスタマーサポートセンター 行 FAX:03-5977-7499 【お問い合わせ承り書】 太枠内のみご記入ください お問い合わせ日: 年 月 日 お買い上げ日: 年 月 日 製品名: シリアル番号: フリガナ お名前: 連絡先ご住所:□自宅 □会社 〒 TEL: FAX: ご使用のパソコンの機種名: メモリー容量: ハードディスクの空き容量: OS のバージョン: ご使用の当社ソフトウェアの名称およびバージョン名: ご使用のアプリケーションソフト名: 問題が発生した時の症状、表示されたメッセージ、症状の発生頻度: (おわかりになる範囲で結構ですので、できるだけ詳しくお書きください) ※ このページはコピーしてお使いください。 ※ 整理番号:
Q0770_UM_Jp_Cover.