使用説明書
79
k
液晶モニターを見ながら撮影する
(ライブビュー撮影)
レリーズモードを
a
(ライブビュー撮影)に設定すると、液晶モニ
ターで被写体を見ながら撮影することができます。ライブビュー撮影
には次の
2
つの方法があります。
•
g
液晶モニターを見ながら手持ちで撮影する(
P.80
)
カメラを手持ちで動きのある被写体を撮影するときに選びます。
ローアングルやハイアングルなどファインダーがのぞきにくいと
きに便利です。通常のオートフォーカス(位相差
AF
)でピント合わ
せができます。
•
h
カメラを固定して撮影する(
P.83
)
カメラを三脚などに固定して撮影するときに選びます。液晶モニ
ターに表示される画像を拡大表示して厳密なピント合わせや被写
界深度の確認ができるため、静物などの撮影に適しています。撮像
素子からのデータを使ったコントラスト
AF
でピントを合わせます。
A
位相差
AF
とコントラスト
AF
について
このカメラは、通常の撮影では、「位相差
AF
」でピントを合わせます。位相差
AF
と
は、オートフォーカス専用のセンサーを用いて、ピントのズレ量を検出する方法です。
一方、ライブビューの[三脚撮影]時は、「コントラスト
AF
」でピントを合わせま
す。コントラスト
AF
とは、撮像素子からのデータを使って被写体の画像情報を解
析し、画像のコントラストが最も高くなるレンズ位置でピントを合わせます。「位
相差
AF
」と比べ、ピントを合わせるのに時間がかかります。