Dell Wyse Device Manager 5.7.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 年 Dell Inc. その関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの所 有者の商標である場合があります。 2018–04 Rev.
目次 1 はじめに...........................................................................................................................................................6 インストーラマトリクス.............................................................................................................................................................6 サポートマトリックス................................................................................................................................................................
WDM のライセンスの追加.................................................................................................................................................. 71 6 ロードバランシングの設定............................................................................................................................... 72 ARR プロキシサーバのセットアップ.......................................................................................................................................72 インターネットインフォメーションサービス(IIS)のインストール................
ARR プロキシが HTTP エラーコード 502.3 を返す..................................................................................................... 113 ARR プロキシが HTTP エラーコード 502.4 を返す..................................................................................................... 114 プロキシでの SSL オフロードの有効化.........................................................................................................................114 インストール中の無限プレシーディング...........................................................................
1 はじめに Dell Wyse Device Manager(WDM)は、すべての Dell Wyse シンクライアントおよびゼロクライアントを管理するソフトウェアです。WDM では、IT 管理 者は次の機能を実行できます。 • ソフトウェアのイメージング、更新、シンクライアントデバイスおよびゼロクライアントデバイスの設定 • デバイスのアセット追跡 • デバイスの正常性の監視 • デバイスに関するポリシーとネットワーク設定の管理 • デバイスのリモート管理とシャドーイング WDM は業界標準の通信プロトコルと、コンポーネントベースのアーキテクチャを使用して、ネットワーク上のデバイスを効率的に管理します。このガイドで は、WDM をインストールするための前提条件と、お使いの環境に WDM をインストールして設定するための手順について説明します。 トピック: • インストーラマトリクス • サポートマトリックス • 言語サポート • Dell Wyse テクニカルサポート インストーラマトリクス 次のマトリクスは、 インストーラがサポートする Microsoft SQL
Windows 2012 + SQL Express 2016 SP1 はい はい はい はい はい はい Windows 2012 + SQL Server 2008 R2 はい はい はい はい はい はい Windows 2012 + SQL Server 2008 はい はい はい はい はい はい Windows 2012 + はい SQL Server 2012 はい はい はい はい はい Windows 2012 + はい SQL Server 2014 はい はい はい はい はい Windows 2012 + はい SQL Server 2016 はい はい はい はい はい Windows Server 2016 はい はい はい はい はい はい Windows 2016 + はい SQL Server 2012 はい はい はい はい はい Windows 2016 + はい SQL Server 2014 はい はい はい はい はい Windows 2016 + はい
サポートされる Thin Client • Microsoft SQL Server 2012 Enterprise Edition for High Availability • Microsoft SQL Server 2016 Express SP1 Wyse ThinOS • Wyse 3010 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 3020 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 3040 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 5010 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 5040 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 3030 LT シンクライアント(ThinOS) • Wyse 5060 シンクライアント(ThinOS) • Wyse 7010 シンクライアント(ThinOS) Wyse ThinOS PCoIP • Wyse 5040 AIO シンクライアント(PCoIP) • Wyse 5010 シンクライアント(PCoIP) • Wyse 3030 LT シンクライアント(PCoIP)
• Wyse 7020 シンクライアント(Win10 IoT) • Wyse 7040 シンクライアント(Win10 IoT) Wyse Enhanced SUSE Linux Enterprise • Wyse 5010 シンクライアント(Linux) • Wyse 5020 シンクライアント(Linux) • Wyse 7010 シンクライアント(Linux) • Wyse 7020 シンクライアント(Linux) ThinOS Lite • Citrix 用 Wyse 3010 ゼロクライアント • Citrix 用 Wyse 3020 ゼロクライアント • Citrix 用 Wyse 5010 ゼロクライアント ThreadX/View Zero Client • Wyse 5030 ゼロクライアント • Wyse 7030 ゼロクライアント • Wyse 5050 AIO ゼロクライアント(PCoIP) ThinLinux 対応する EOL Dell Wyse シンクライアントプラットフォーム • Wyse 3030 LT シンクライアント(Th
• • • X50c X50M Z50S ThinOS Lite • C00X • R00X ThreadX/View Zero Client • P20 Wyse ThinOS • C10LE • R10L Wyse Enhanced Microsoft Windows Embedded Standard 2009 —Build 641 以降 • C90LEW • 5010 • R90LW • R90LEW • V90LEW • X90CW • X90MW • 7010 • Z90SW 言語サポート WDM サーバは、Windows 2008 R2 SP1 Enterprise Edition、Windows 2012 Standard R2、Windows 2016 Standard R2 の次の言語に対応して います。 • フランス語 • ドイツ語 • スペイン語 • 日本語 • 中国語(簡体字) Dell Wyse テクニカルサポート テクニカルリソースのセルフサービスポータル、ナレッジベース、ソフトウェアダウンロード、登
関連マニュアルとサービス ハードウェア製品の特徴が記載されているファクトシートは、Dell Wyse Web サイトでダウンロードできます。http://www.dell.com/wyse にアクセスし、お 使いのハードウェア製品を選択すると、ファクトシートをダウンロードできるようになります。 Wyse 製品のサポートを受けるには、製品のサービスタグまたはシリアル番号を確認します。 • デルサービスのタグ付き製品の場合は、Dell Wyse 製品ページでナレッジベースの記事や にドライバを検索します。 • デルサービス以外のタグ付き製品については、Wyse サポートドメインにアクセスして必要なすべてのサポートを検索してください。 Dell Wyse オンラインコミュニティ Dell Wyse ではオンラインコミュニティを提供しています。ここでは、ユーザーフォーラムを通して弊社製品についての検索や情報交換が行えます。 en.community.dell.
2 作業を開始する前に ここでは、WDM をインストールして設定する環境を準備するために満たしておく必要のある前提条件、ハードウェア要件、およびソフトウェア要件を記載 します。 • インストール前のチェックリスト • ハードウェア要件 • ソフトウェア要件 • 通信ポートの要件 • アップグレードの要件 • PCoIP デバイス管理のための要件 トピック: • インストール前のチェックリスト • ハードウェア要件 • 通信ポートの要件 • PCoIP デバイス管理のための要件 • WDM Enterprise エディションをインストールするためのチェックリスト インストール前のチェックリスト WDM のインストールを開始する前に、次の要件を満たしていることを確認してください。 • WDM のインストール先となるサーバは WDM サービス専用にし、他の機能を実行しないようにしてください。例えば、インストール先のサーバが、ドメ インコントローラ、バックアップコントローラ、メールサーバ、実稼働 Web サーバ、DHCP サーバ、MSMQ サーバ、またはアプリケーションサ
表 3. 32 ビット OS の場合のサーバのハードウェア要件 カテゴリ 最小要件 推奨される構成 CPU 2.5 GHz デュアルコア Intel または AMD クアッドコア Intel または AMD RAM 4 GB 4 GB 仮想マシンの場合は、最初に 2 GB を割り振る 必要があります 最小空き容量 40 GB 40 GB 表 4. 64 ビット OS の場合のサーバのハードウェア要件 カテゴリ 最小要件 推奨される構成 CPU 2.
WDM コンポーネント プロトコルと対応するポート ポート 関数 HTTPS 443 Web エージェント、GUI、および標 準サービスとセキュアな通信を行い ます。 8443 Web エージェント OLE DB 1433(デフォルト)インストール中に WDM データベースと通信します。 設定できます。 HTTP 80 Web サービスとの通信。 280 FTP DHCP プロキシおよび TFTP サービ OLE DB ス DHCP プロキシ、TFTP サービス、 PXE 21 マスターおよびリモートソフトウェアリ ポジトリへのファイルの読み取りおよ び書き込みを行います。 1433(デフォルト)インストール中に WDM データベースと通信します。 設定できます。 HTTP 8008 GUI および Web サービスと通信し ます。 DHCP 67 PXE 対応デバイスから標準サービ スへの UDP リクエストを処理しま す。 68 4011 DHCP プロキシ、TFTP サービスと 古い WDM エージェント用のレガシ ーサポート ThreadX 4.
WDM コンポーネント プロトコルと対応するポート ポート 関数 メモ: 両方の通信ポートが ファイアウォールのインバウ ンドルールに追加される必 要があります。必要に応じ て、49159 のポート番号を カスタマイズすることができ ます。デフォルトのポート 49159 がカスタマイズされ ているため、手動で追加す る必要があります。 PCoIP デバイス管理のための要件 ThreadX ファームウェアを実行している PCoIP デバイスでは、次のアクションを実行するために DNS サービスロケーション(SRV)リソースレコードが必要 です。 • 部分チェックイン(ハートビート) :デバイスは 1 時間ごとにハートビートチェックインを実行します。 • ファームウェアのダウンロード完了ステータス:ファームウェアのアップロードはサーバが開始し、ダウンロード完了は DNS SRV レコードを使用してデバ イスが開始します。 • ThreadX 4.x:PCoIP(ThreadX 4.
3 Wyse Device Manager のインストール WDM は以下のコンポーネントで構成されています: • データベース • 管理サーバー • ソフトウェアリポジトリ • その他のサービス • Web UI 同じシステムにすべてのコンポーネントをインストールしたり、各コンポーネントが異なるシステムにインストールされている場合にセットアップを分散したりでき ます。 WDM は次のエディションが利用可能です。 • Enterprise エディション— このエディションには、特定のライセンスキーが必要です。WDM のすべての機能がパッケージ化されています。このエディシ ョンでは、非常に多くのシンクライアントデバイスを管理できます。このエディションは分散環境にインストールでき、それぞれのコンポーネントを異なるシ ステムにインストールすることができます。 • Workgroup エディション— このエディションは、無料のライセンスキーと、一部の機能が無効にされた WDM で構成されています。このエディションで は、最大 10,000 台のシンクライアントデバイスを管理できます。このエデ
WDM Workgroup エディションのインストール 手順 1 WDM をインストールするシステムで、WDM インストーラのコンテンツを抽出します。 2 インストーラを抽出したフォルダに移動し、Setup.exe を実行します。 Welcome(ようこそ) 画面が表示されます。 図 1.
図 2.
図 3.
図 4.
図 5.
図 6.
図 7. Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面 10 Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面では、次のオプションのいずれかを選択できます。 • CONFIGURE NEW REPOSITORY SERVER(新しいリポジトリサーバを設定):インストーラに新しいリポジトリサーバの設定を行わせる場 合は、このオプションを選択します。新しいリポジトリサーバを設定するには、次の手順に従います。 – 管理対象デバイスにソフトウェアを配布するためのプロトコルと設定を選択します。デフォルトでは HTTPS が選択されています。ThreadX 4.x の場合には FTP を、ThreadX 5.
図 8.
図 9.
図 10. Certificate(証明書) 画面 メモ: 証明書を選択せずに 次へ をクリックすると、インストーラは自己署名証明書をインストールします。通信は暗号化されますが、シス テムは十分に安全ではありません。証明書は .
図 11. Installation Summary(インストールの概要) 画面 15 変更を有効にするためにシステムを再起動します。 次の手順 インストール後に、次のチェックリストが満たされていることを確認します。 • WDM が \Inetpub\ftproot path にインストールされており、Rapport フォルダが作成されています。 • WyseDeviceManager 5.7.
図 12.
図 13.
図 14.
図 15.
図 16.
図 17.
図 18. Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面 11 Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面では、次のオプションのいずれかを選択できます。 • CONFIGURE NEW REPOSITORY SERVER(新しいリポジトリサーバを設定):インストーラに新しいリポジトリサーバの設定を行わせる場 合は、このオプションを選択します。新しいリポジトリサーバを設定するには、次の手順に従います。 – 管理対象デバイスにソフトウェアを配布するためのプロトコルと設定を選択します。デフォルトでは HTTPS が選択されています。ThreadX 4.x の場合には FTP を、ThreadX 5.
図 19. CONFIGURE NEW REPOSITORY SERVER(新しいリポジトリサーバを設定) オプション • USE EXISTING REPOSITORY SERVER(既存のリポジトリサーバを使用) :インストーラに既存のリポジトリサーバを使用させる場合には、 このオプションを選択します。既存のリポジトリサーバを設定するには、次の手順を実行します。 – 管理対象デバイスにソフトウェアを配布するためのプロトコルと設定を選択します。デフォルトでは HTTPS が選択されています。ThreadX 4.x の場合には FTP を、ThreadX 5.
図 20.
図 21.
図 22.
図 23. Certificate(証明書) 画面 メモ: 証明書を選択せずに NEXT(次へ) をクリックすると、インストーラは自己署名証明書をインストールします。通信は暗号化されま すが、システムは十分に安全ではありません。証明書は .
図 24. Installation Summary(インストールの概要) 画面 16 変更を有効にするためにシステムを再起動します。 クラウド環境への WDM のインストール このタスクについて WDM をクラウド環境にインストールするには、Enterprise エディションをインストールする必要があります。 手順 1 WDM をインストールするシステムで、WDM インストーラのコンテンツを抽出します。 2 インストーラを抽出したフォルダに移動し、Setup.exe を実行します。 サーバに .
図 25.
図 26.
図 27.
図 28.
図 29.
図 30.
図 31. Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面 11 Configure Software Repository Server(ソフトウェアリポジトリサーバの設定) 画面では、次のオプションのいずれかを選択できます。 • CONFIGURE NEW REPOSITORY SERVER(新しいリポジトリサーバを設定):インストーラに新しいリポジトリサーバの設定を行わせる場 合は、このオプションを選択します。新しいリポジトリサーバを設定するには、次の手順に従います。 – 管理対象デバイスにソフトウェアを配布するためのプロトコルと設定を選択します。デフォルトでは HTTPS が選択されています。ThreadX 4.x の場合には FTP を、ThreadX 5.
図 32. CONFIGURE NEW REPOSITORY SERVER(新しいリポジトリサーバを設定) オプション • 48 USE EXISTING REPOSITORY SERVER(既存のリポジトリサーバを使用) :インストーラに既存のリポジトリサーバを使用させる場合には、 このオプションを選択します。既存のリポジトリサーバを設定するには、次の手順を実行します。 – 管理対象デバイスにソフトウェアを配布するためのプロトコルと設定を選択します。デフォルトでは HTTPS が選択されています。ThreadX 4.x の場合には FTP を、ThreadX 5.
図 33.
図 34.
図 35.
図 36. Certificate(証明書) 画面 メモ: 証明書を選択せずに NEXT(次へ) をクリックすると、インストーラは自己署名証明書をインストールします。通信は暗号化されま すが、システムは十分に安全ではありません。証明書は .
図 37.
WDM データベースのインストール 前提条件 WDM データベースをシステムまたは仮想マシン(VM)にインストールする前に、Microsoft SQL Server の対応バージョンがインストールされていることを 確認してください。システムに SQL Server がない場合は、WDM インストーラにパッケージされている Microsoft SQL Express 2016 SP1 をインストール するよう選択することができます。 メモ: 既存の SQL Server データベースに WDM データベースをインストールする場合には、システムでポート 1433 が使用可能であることを確認してくださ い。 WDM データベースをインストールするには、Components(コンポーネント) 画面で Database(データベース) を選択して、インストールプロセスを続 行する必要があります。 手順 1 WDM をインストールするシステムで、WDM インストーラのコンテンツを抽出します。 2 インストーラを抽出したフォルダに移動し、Setup.exe を実行します。 サーバに .
メモ: 9 – Windows のログイン資格情報を使用して WDM データベースに接続する場合には、Windows Authentication(Windows 認証) を 選択します。 – パスワードは、Windows オペレーティングシステムの複雑さに関する規則を満たしている必要があります。 ステップ 7 で 2 番目のオプションを選択した場合は、認証方法を選択します。 • SQL Server Authentication(SQL サーバ認証) :このオプションはデフォルトで選択されています。SQL サーバ認証を設定するには、次の手 順を実行します。 • 1 Create New User(新規ユーザーを作成) オプションか、既存のユーザーを使用 オプションを選択して、WDM データベースの資格情報 を入力します。 2 サーバのホスト名、インスタンス名、データベース名、ポート番号、SQL 管理者名、パスワードなど、既存のデータベースサーバの詳細を入 力します。 Windows Authentication(Windows 認証) :サーバのホスト名、インスタンス名、データベー
• SQL Server Authentication(SQL サーバ認証):このオプションはデフォルトで選択されています。SQL サーバ認証を設定するには、WDM データベースサーバの資格情報を入力します。 • Windows Authentication(Windows 認証):サーバ名、インスタンス名、データベース名、パスワード、ポート番号など、WDM データベース サーバの詳細を入力します。Username(ユーザー名) フィールドはグレー表示になります。 メモ: • デフォルトのポート番号は 1433 です。ポート番号は動的なため、手動で入力することを推奨します。49152 ~ 65535 の範囲で、 TCP/UDP に 5 桁のカスタムポートを追加することができます。 • Windows のログイン資格情報を使用して WDM データベースに接続する場合には、Windows Authentication(Windows 認証) を 選択します。 8 NEXT(次へ) をクリックします。 9 インストールするサービスを選択し、NEXT(次へ) をクリックします。 メモ: デフォルト
メモ: • デフォルトのポート番号は 1433 です。ポート番号は動的なため、手動で入力することを推奨します。49152 ~ 65535 の範囲で、 TCP/UDP に 5 桁のカスタムポートを追加することができます。 • Windows のログイン資格情報を使用して WDM データベースに接続する場合には、Windows Authentication(Windows 認証) を 選択します。 8 NEXT(次へ) をクリックします。 9 インストールするサービスを選択し、NEXT(次へ) をクリックします。 メモ: デフォルトでは DHCP Proxy(DHCP プロキシ) が選択されています。 10 インストールパスを入力して、NEXT(次へ) をクリックします。 11 証明書を選択してインポートし、インストールを開始します。 メモ: 証明書を選択せずに NEXT(次へ) をクリックすると、インストーラは自己署名証明書をインストールします。通信は暗号化されま すが、システムは安全ではありません。証明書は .
メモ: Windows 2012 以降のシステムで、ThreadX 4.x がすでにインストールされていれば、ThreadX 5.x は自動的にインストールされます。 セキュアな通信の設定 SSL を使用したセキュアな通信の設定: SSL を IIS 6.0 および IIS 7.0 にインストールする方法は、環境によって異なります。次に、IIS 6.0 および IIS 7.0 で SSL を設定する手順を、環境ごとに説 明します。 Windows Server 2008 R2 の IIS 7.0 での SSL の設定 IIS 7.0 で SSL を設定するには、次の手順を実行します。 1 SelfSSL.exe のリンクから SelfSSL7 ユーティリティーをダウンロードします。 2 下記のパラメータでユーティリティ SelfSSL7.exe を呼び出します。 SelfSSL7.exe /Q /N cn=Certificate_Name /I /S Web_Site_Name. e.g. SelfSSL7.exe /Q /N cn="TestCert.TestLab.
13 有効期間の設定ウィンドウで、この CA に関して生成される証明書の有効期間を選択し、次へをクリックして証明書データベースの構成ウィンドウ を開きます。 14 証明書データベースの構成ウィンドウで、証明書データベースの場所と証明書データベースのログの場所を選択し、次へをクリックして IIS の役 割の追加ウィザードウィンドウを開きます。 15 デフォルト値を選択し、次へ->インストールをクリックします。 16 これにより、Active Directory 証明書サービス、Web サーバ (IIS)、リモート サーバ管理ツールがインストールされます。 17 証明書のインストールが完了したら、ドメインコントローラのインターネットインフォメーションサービスマネージャに移動します。 18 サーバマネージャツリーペインで、役割を展開し、Web Server (IIS)(Web サーバ(IIS))-> Internet Information Services (IIS) Manager (インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ)をクリックして IIS Manager(II
7 次へ->次へをクリックします。Features(機能)ウィンドウで、デフォルトの値のままにして、次へをクリックします。 8 AD CS ウィンドウが表示されます。次へボタンをクリックします。 9 Role Service(役割サービス)ウィンドウで、Certification Authority(認証局)と認証局 Web 登録のオプションを選択します。 10 IIS がサーバにインストールされていない場合に認証局 Web 登録オプションを選択すると、認証局 Web 登録サブウィンドウ用に必要な別の Add Features(機能の追加)ウィンドウが表示されます。 11 上記のウィンドウで、Add Feature(機能の追加)ボタンをクリックし、次へをクリックして、Confirmation(確認)ウィンドウに移動します。 12 Install(インストール)ボタンをクリックして、AD 証明書の役割をインストールします。 13 Results(結果)ウィンドウに、機能のインストール状況が表示されます。 14 AD 認証局の役割のインストールが正常に終了したら、Close(閉じる)
4 オンライン認証局で選択をクリックして、オンライン認証局(AD コントローラマシンまたはセットアップで作成されたもの)を指定し、そのオンライン認 証局用のわかりやすい名前を指定して、終了をクリックします。 5 これで、WDM サーバへの証明書のインストールが完了しました。 6 証明書のインストール後に、サーバ -> Sites(サイト)-> Rapport HTTP Server(Rapport HTTP サーバ)に移動し、右端のペインにある Bindings...
4 WDM のスタンドアロンインストールのアンインストール このタスクについて すべてのコンポーネントが同じシステムにインストールされている場合に、WDM をスタンドアロンインストールすると、下記の手順に従って WDM をアンイン ストールできます。 手順 1 Start(スタート) > Control Panel(コントロールパネル) の順に移動します。 2 Programs(プログラム) > Uninstall a program(プログラムのアンインストール) の順にクリックします。 3 プログラムリストから WDM 5.7.
8 手順 2 から 5 を繰り返します。 9 認証情報を入力し WDM データベースにアクセスします。 WDM データベースをインストールした場所に応じて、SQL サーバまたは SQL Express 用の SQL ログイン ID とパスワードを指定する必要がありま す。 間違った認証情報を指定すると、「Unable to connect to database.
5 WDM のハイアベイラビリティデータベースクラスタリン グの設定 ハイアベイラビリティクラスタ(HA クラスタまたはフェールオーバークラスタとも呼ばれます)は、ダウンタイムが最小となるような信頼性の高いサーバアプリケ ーションをサポートする、コンピュータのグループです。システムコンポーネントに障害が発生したときにもサービスを継続できるように、冗長性のあるコンピュ ータをグループまたはクラスタとして利用することによって動作します。 クラスタを使用していない場合、特定のアプリケーションを実行しているサーバがクラッシュすると、クラッシュしたサーバが修復されるまで、アプリケーションは 使用できません。HA クラスタリングは、ハードウェア / ソフトウェアの障害を検出し、管理者の介入を求めずに直ちに別のシステム上でアプリケーションを 再起動することにより、このような状況を救済します。このプロセスはフェールオーバーと呼ばれます。 HA クラスタは、通常、プライベートネットワーク接続のハートビートを使用して、クラスタ内の各ノードの正常性と状態をモニタします。 最も一般的な規模の HA クラスタは、2 ノードクラスタです
• ノードおよびファイル共有マジョリティ クォーラムの実装 • プライマリおよびセカンダリノードでの .
メモ: 2 枚のネットワークカードには、2 つのサブネット(1 つのサブネットが Public(パブリック)ネットワーク(PDB)用で、もう 1 つのサ ブネットが Private(プライベート)ネットワーク (PDB) 用)が必要で、SDB サーバの 2 枚のネットワークカードには同じサブネットが必 要です。 8 詳細設定ウィンドウで、Public Network(パブリックネットワーク) オプションが最初にあることを確認します。 9 詳細設定ウィンドウを立ち上げるには、 ボタンを押してネットワーク接続画面の詳細メニューにアクセスし、詳細設定オプションを選択します。 10 ネットワーク接続画面で、Public(パブリック)を選択し、右クリックして Properties(プロパティ)を選択します。 11 詳細設定ウィンドウで、IPv4 を選択し、Properties(プロパティ)をクリックします。 12 IP アドレス、サブネットマスク、 デフォルトゲートウェイ、優先 DNS サーバ を入力します。OK をクリックします。 13 プライベートネットワークについて手順 10 と
手順 1 プライマリノードでサーバマネージャを起動し、Features(機能)から Failover Cluster Manager(フェールオーバークラスタマネージャ)を選択 し、Create a Cluster(クラスタの作成)をクリックします。 2 ウィザードで 次へ をクリックします。 3 次へをクリックして続行し、サーバの選択 画面でプライマリノードのホスト名を入力して、追加をクリックしサーバを追加します。 4 セカンダリノードの名前を入力して、追加をクリックします。 5 サーバが追加されたら、次へ をクリックして続行します。お使いのクラスタの検証を求めるプロンプトが表示されます。 クラスタは検証済みのため いい え を選択します。 6 画面で 2 番目のオプションを選択し、次へをクリックして続行します。 7 クラスタの名前とクラスタ管理用の IP を指定します。ここで指定する名前は、クラスタを管理するために使用されます。あとで作成する SQL クラスタ リソースの名前は、これとは別の名前にしてください。クラスタの名前として WINCLUSTER と入力し、IP アドレスを入力
プライマリおよびセカンダリノードでの .NET Framework の インストール このタスクについて Microsoft .NET Framework は、プライマリノードとセカンダリノードで SQL Server スタンドアロン 2012(または SQL Server のその他のサポートバージョ ン)をインストールするための前提条件です。 .NET Framework をインストールするには、次の手順を実行します。 手順 1 プライマリノードおよびセカンダリノードとして特定した VM で、サーバマネージャを起動します。 2 サーバマネージャの下の Features(機能) をクリックして機能の追加ウィザードを起動し、.NET Framework 3.5.1 機能を選択します。 3 次へをクリックすると、.NET Framework 3.5.1 機能のインストールに必要な役割サービスと機能をインストールするよう求めるプロンプトが表示されま す。 4 Add Required Role Services(必要な役割サービスの追加)をクリックします。デフォルトでは、オプションの .
15 データベースエンジンの設定画面で、Mixed Mode(混在モード) を選択して SQL 管理者パスワードを入力し、Add Current User(現在のユ ーザーの追加) をクリックします。 16 Error Reporting(エラー報告) ウィンドウで Next(次へ) をクリックします。 17 Next(次へ) をクリックして、インストール設定規則にエラーが表示されていないことを確認します。 18 Install(インストール) をクリックして、インストールプロセスを開始します。 19 インストールが完了すると、インストールのステータスが表示されます。ステータスを表示し、Close(閉じる)をクリックしてインストールを完了します。 メモ: SQL Server のインストール中に Windows ファイアウォールの警告が発生した場合は、警告を無視してインストールを続行することがで きます。必要な場合は、ポート 1433 を SQL Server のファイアウォール例外に追加することができます。 プライマリノードでの SQL Server フェールオーバークラスタのインス ト
19 SQL フェールオーバークラスタのインストールを求めるプロンプトが表示されます。プロンプトで はいをクリックします。 20 データベースエンジンの設定画面で、Data Directories(データディレクトリ) タブをクリックします。データルートディレクトリの場所で、\\\quorum と入力します。次へをクリックします。 21 エラー報告画面を確認し、次へをクリックします。警告は無視して差し支えありません。 22 クラスタのインストール規則画面にエラーが表示されていないことを確認します。次へをクリックします。 23 インストール をクリックしてインストールを開始します。 24 インストールの進捗状況画面に、インストールの進捗状況が表示されます。インストールが完了したら、次へをクリックします。 25 閉じるをクリックしてインストールを完了します。機能の下のサーバマネージャにフェールオーバークラスタマネージャが表示されます。 クラスタリング後の手順 このタスクについて ここでは、クラスタの設定が完了した後に実行する必要があるさまざ
24 進捗状況ウィンドウに、インストールの進捗状況が表示されます。インストールが完了したら、次へをクリックします。 25 結果を確認して閉じるをクリックします。 26 プライマリノードおよびセカンダリノードが、 SQL Server Management Studio に表示されます。 27 セカンダリノードをシャットダウンして、プライマリノードがクラスタ内で実行していることを確認します。 28 プライマリノードで SQL Server Management Studio を起動します。デフォルトの SQL ユーザー名とパスワードでログインします。 29 セキュリティノードをクリックしてログインを選択し、右クリックして新規ログインを選択し、Rapport ユーザーを作成します。この手順は、SQL Server 認証ユーザーを作成する際に WDM を機能させるために重要です。 30 サーバの役割を選択して、sysadmin チェックボックスを選択し、OK をクリックします。 31 SQL Server Management Studio で Rapport ユーザーを確認します。 32 セカンダリノード
6 ロードバランシングの設定 非常に大規模なエンタープライズ環境で WDM を使用してシンクライアントデバイスを管理する場合、1 台の WDM 管理サーバでは、多数のデバイスを 管理しきれません。クライアントのチェックイン、スケジュール実行、リアルタイムのコマンド実行などで、問題や遅延が発生する可能性があります。 ロードバランシングは、これらの問題をかなりの程度解決するのに役立ちます。このセットアップでは、異なるシステムに WDM 管理サーバのインスタンスを 複数インストールし、その間でロードバランシング機能を設定します。WDM は、Microsoft Application Request Routing(ARR)for IIS 7 機能を使用 して、管理サーバ間のロードバランシングを行います。このセクションでは、ロードバランシングのセットアップと設定方法について説明します。 図 39. WDM ロードバランシングのセットアップ トピック: • ARR プロキシサーバのセットアップ • WDM コンポーネントのインストール • ThreadX 4.
• セットアップ全体を Windows 2008 Server R2 以降で行います。 • WDM のすべてのコンポーネントを 1 つのサーバにインストールします。 • 別のサーバ上に、WDM 管理サーバと ThreadX 4.
4 次のオプションを選択します。 オプション サブオプション Common HTTP Features(共通の HTTP 機能) • Static Content(静的コンテンツ) • Default Document(デフォルト文書) • HTTP Errors(HTTP エラー) • Directory Browsing(ディレクトリ閲覧) • HTTP Logging(HTTP ロギング) • Request Monitor(要求の監視) • Logging Tools(ログツール) • Tracing(トレース) Health and Diagnostics(状態と診断) Management Tools(管理ツール) 5 Next(次へ) をクリックして概要を表示します。 6 Install(インストール) をクリックして IIS をインストールします。 すべてのサブオプションを選択します。 ARR モジュールのインストール ARR プロキシサーバとして特定したシステムに、Application Request Routing バージョン 3.
ARR 用のアプリケーションプールプロセスの設定 コンテンツサイトとの間のすべての HTTP 要求と応答は、Application Request Routing を通過します。この機能を正しく動作させるためには、ARR のデ フォルト Web サイトのワーカープロセスが常に実行されていることを確認する必要があります。 このタスクについて アプリケーションプールプロセスを設定するには、次の手順を実行します。 手順 1 ARR プロキシサーバにログインして、IIS マネージャを起動します。 2 ルートノードの下から Application Pools(アプリケーションプール) を選択します。 右側のペインに、デフォルト Web サイトのアプリケーションプールとして DefaultAppPool が表示されます。 3 DefaultAppPool を選択して、Action(アクション) ペインの Edit Application Pool(アプリケーションプールの編集) をクリックします。 4 Advanced Settings(詳細設定) を選択して、Advanced Settings(詳細設定) ウ
WDM 管理サーバーのサーバファームの作成 このタスクについて サーバファームを作成して定義するには、次の手順を実行します。 手順 1 ARR プロキシサーバシステムにログインして、IIS マネージャを起動します。 2 ルートノードの下の Server Farms(サーバファーム) を選択します。このオプションは、ARR プロキシモジュールをインストールした後でのみ使用でき ます。 3 右クリックして、メニューから Create Server Farm(サーバファームの作成) を選択します。 Create Server Farm(サーバファームの作成) 画面が表示されます。 4 サーバファームの名前を入力します。たとえば、WDMServerFarm とします。Next(次へ) をクリックして、WDM 管理サーバを追加します。 76 ロードバランシングの設定
5 WDM サーバのホスト名を入力し、Add(追加) をクリックします。WDM 管理サーバがインストールされているすべてのサーバを追加することができ ます。 6 Finish(終了) をクリックして、すべてのサーバをファームに追加します。 サーバが追加されてサーバファームが作成されると、すべての要求が自動的にサーバファームにルーティングされるようにルーティング規則を書き換える よう求めるメッセージが表示されます。 7 Yes(はい) をクリックします。これで、IIS マネージャは、すべの着信要求をこのサーバファームにルーティングするための URL 書き換え規則を作成で きます。 SSL の設定 ARR には、SSL のオフローディング機能も備わっています。この機能では、クライアントと ARR プロキシサーバ間の通信は SSL で、ARR プロキシサーバ と WDM 管理サーバ間の通信はクリアテキストで行われます。この機能を有効にすると、WDM 管理サーバのサーバリソースを最大限に活用できます。 前提条件 最初に、ARR プロキシサーバで SSL 証明書を作成する必要があります。 このタスクについて
8 Server Farm(サーバファーム)に移動して、Created Farm(作成されたファーム)をダブルクリックしてください。 9 ARR プロキシサーバと WDM 管理サーバ間の通信にプレーンテキストを使用する場合は、Routing Rules(ルーティング規則)をダブルクリックして Enable SSL offloading(SSL オフロードの有効化)オプションを選択します。また、個々の WDM 管理サーバシステムでデフォルト Web サイトバ インディングに HTTP ポートと HTTPS ポートの両方を追加する必要もあります。 メモ: ARR プロキシサーバと WDM 管理サーバ間の通信にも HTTPS プロトコルを使用する場合は、SSL オフロード機能を無効にして、個々の WDM 管理サーバで SSL を設定する必要があります。WDM 管理サーバで自己署名付き証明書を使用して SSL をセットアップしている場合は、 Microsoft の Web サイト(http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc754841.
c d 8 HTTP バージョンを HTTP/1.1 に変更します。 Reverse rewrite host in response headers(応答ヘッダのホストリバース書き換え) オプションを選択します。 Routing Rules(ルーティング規則) をダブルクリックします。 a Actions(アクション) ペインで URL Rewrite(URL 書き換え) をクリックします。 b Edit Inbound Rule(インバウンドルールの編集) ページで、Pattern(パターン) を *hserver.
手順 1 WDM をインストールしたシステムにログインして、WDM Web UI コンソールを起動します。 2 システム > Console(コンソール)を選択します。 3 Manager Server Alias Name(Manager Server のエイリアス名)に、ARR プロキシサーバの FQDN を入力します。 4 Save(保存)をクリックして設定を保存します。 これで、ARR プロキシサーバが WDM データベースに記録され、ロード バランシングのセットアップが完了します。 WDM コンポーネントのインストール ロードバランシングのセットアップには、WDM 管理サーバの複数インストールが必要です。 ただし、このセットアップのシステムのいずれかで WDM のインス トールが完了していることを確認する必要があります。他のシステムには管理サーバと、ThreadX サービスのみインストールすることができます。 選択した コンポーネントのみのインストールの詳細については、「管理サーバのインストール 」を参照してください。 ThreadX 4.
• プロトコル – _tcp • ポート番号 – 50000 • このサービスを提供しているホスト – ThreadX サーバファームのホスト名を入力します。 16 手順 13 ~ 15 を繰り返して、_PCOIP-tool SRV レコードを追加します。 17 DNS キャッシングを設定します。 a b c DNS マネージャで ドメイン ノードを展開し、その下の _tcp ノードを選択します。 右側のペインで _PCOIP-tool を選択し、右クリックして Properties(プロパティ)を選択します。 Properties(プロパティ)ウィンドウで、Time to Live (TTL)(有効期限(TTL))の値を確認します。キャッシング間隔は、最大 TTL 値 と呼ばれ、デフォルトは 1 時間です。変更したい場合は、この値を変更できます。 DNS サーバの View(表示)メニューで Advanced View(詳細表示)を選択した場合のみ、TTL フィールドが表示されます。 これで ThreadX デバイスのロードバランシングが設定されました。WDM 管理サーバを使用して多数
図 40. _pcoip-bootstrap のための DNS_SRV レコード 2 2 番目に必要とされるレコードは、Host offering this service(このサービスを提供するホスト) フィールドで使用される名前をポイントする A レ コードです。 図 41. ホストレコード 3 3 番目に必要とされるレコードは、TXT レコードです。TXT レコードは、管理コンソールで使用されている SSL 証明書のサムプリントです。 ホストの A レコードおよび TXT レコードを作成するには、次の手順に従います。 1 ドメインノード(delldemo.
図 42. TXT レコードの作成 2 ドメインノード(delldemo.
図 43. 新しいリソースレコード Sha256 サムプリントは、Firefox ブラウザを使用して取得できます。 Wyse Device Manager(WDM)が Teradici 5x にインストールされている場合にサムプリントを取得するには、次の手順に従います。 1 Firefox ブラウザは、Teradici 5.x コンポーネントがインストールされているデバイスから開く必要があります。ブラウザを開いた後、Alt + T キーを押し て、ツール メニューを開きます。 2 ドロップダウンリストから、Options(オプション) を選択します。 図 44.
図 45.
図 46. Certificate Manager(証明書マネージャ) 6 ファイル参照ダイアログで、WDM がインストールされている場所、たとえば \Wyse\WDM\TeraDici に移動します。ルートパスはオペレーティングシス テムとインストールパスによって違いますが、C:\program Files(x86) のようになります。 メモ: ある場合には、Teradici のコンポーネントのインストール先がカスタマイズされていたり、手動で設定されていたりすることもありま す。標準のインストーラパスは当てはまらない可能性があるので、デバイスの設定に従って上記の手順を実行してください。このような 場合には、Teradici フォルダが存在する、対応するルートパスに移動します。 7 cert.
図 47.
図 48.
図 49. tcmc2 のプロパティ 10 4 番目の、そして最後に必要とされるレコードは、管理ホストの逆 PTR レコードです。 図 50. PTR レコード 11 ゾーンはホストが存在するサブネットと一致する必要があり、レコードは Teradici デバイスプロキシ(HAProxy)に割り当てられた IP アドレスです。 HAProxy のインストールと設定 ThreadX 5.x デバイスのロードバランサ HAProxy は、Ubuntu Linux バージョン 16.04.1 に HAproxy バージョン 1.6 をインストールして設定します。 Ubuntu Linux マシンに HAProxy をインストールして設定するには、次の手順に従います。 参照リンク:https://haproxy.debian.net/#?distribution=Ubuntu&release=precise&version=1.
3 次のコマンドを実行して、HAProxy を設定します。 • • • 設定を編集する前に、sudo cp /etc/haproxy/haproxy.cfg /etc/haproxy/haproxy.cfg.original コマンドでオリジナルの設定をバックアップし ます。 次に、sudo nano /etc/haproxy/haproxy.
default_backend servers backend servers # 複数のバックエンド Windows マシンの IP を追加します。ポートは 5172 にします。 # maxconn は接続数です。10 は実際の制限値で置き換えます(20,000 未満)。 # server1 server2 は単なる名称であり、キーワードではありません。 server server1 10.150.99.107:5172 maxconn 10 server server2 10.150.99.107:5172 maxconn 10 4 HAProxy 設定ファイルを、sudo haproxy –f /etc/haproxy/haproxy.
c 92 WDM のインストールの際に、ThreadX 5X コンポーネントのインストール先として選択したマシンの \Teradici \EMSDK\config フォルダの emsdk.
6 必要な情報を入力して、Next(次へ) をクリックします。 7 Finish(終了) をクリックします。 8 インストールログが\Teradici\Detail_TeradiciDeviceProxy.log に作成されます。 9 Start(スタート) > Administrative tools(管理ツール) > Services(サービス) の順に選択します。 10 ThreadX 5.
5 テキストボックスの右側にあるチェックマークをクリックして、値を保存します。 HAProxy を WDM に追加する HAProxy を WDM に追加するには、次の手順に従います。 1 WDM Web UI に管理者としてログインします。 2 コンソール ページに移動し、HAProxy Server(HAProxy サーバ) オプションを有効にします。 3 Add Server(サーバの追加) をクリックします。 4 サーバ名 フィールドに HAProxy サーバ名を追加し、ポート番号を 5172 にします。 94 ロードバランシングの設定
5 Add Server(サーバの追加) をもう一度クリックします。 6 テキストボックスの右側にあるチェックマークをクリックして、値を保存します。 Threadx API の再起動 次の手順に従って Threadx API を再起動してください。 1 WDM ThreadX 5.x コンポーネントがインストールされているサーバにログインします。 2 Start(スタート)メニュー > Administrative tools(管理ツール) > Internet information service (IIS) manager(Internet information service(IIS)マネージャ) の順にクリックします。 3 ルートノード(サーバのホスト名)を展開し、Application pools(アプリケーションプール) > ASP .NET v4.0 を選択します。 4 ASP .NET v4.0 を右クリックし、Stop(停止) を選択します。 5 もう一度 ASP. NET v4.
図 51. ダッシュボードのステータス 図 52.
図 53.
7 Web UI サービスの高可用性の設定 Web UI サービスのインスタンスが 1 つしかない場合に、そのサーバがダウンすると、Web UI から WDM を管理することができなくなります。そのため、Web UI サービスに対して、高可用性(HA)を設定することを推奨します。 ARR リバースプロキシのようなロードバランサプロキシを使用して、Web UI サービスの高可用性サポートを設定します。 図 54.
手順 1 IIS をインストールします。 2 ARR モジュールをインストールします。 3 Application Request Routing に合わせてアプリケーションプールプロセスモデルを変更します。 4 Web UI サーバのサーバファームを作成します。 5 プロキシサーバに SSL を設定します。 6 Application Request Routing のためのサーバファームプロパティを設定します。 インターネットインフォメーションサービス(IIS)のインストー ル 1 管理者 としてログインします。 2 Control Panel(コントロールパネル) > Programs and Features(プログラムと機能) > Turn Windows features on or off(Windows の 機能の有効化または無効化) の順に移動します。 3 次のスクリーンショットのように、オプションを選択します。 Web UI サービスの高可用性の設定 99
図 55. Windows の機能 4 OK をクリックします。 ARR モジュールのインストール ARR プロキシサーバとして指定したシステムには、Application Request Routing バージョン 3.0 をインストールする必要があります。インストーラは、 Microsoft のダウンロードサイト(support.microsoft.com)で入手できます。ARRv3_0.
デフォルトの Web サイトのアプリケーションプールプロセスモデルのアイドルタイムアウトは無効にする必要があります。 手順 1 IIS マネージャを起動します。 2 Application Pools(アプリケーションプール) を選択します。 図 56.
図 57.
図 58. Server Farms(サーバファーム) 3 サーバファームの名前を入力します。 図 59.
5 Add Server(サーバの追加) ページで、アプリケーションサーバ(WebUI サーバ)を追加します。 図 60.
図 61. Rewrite Rules(書き換えルール) 7 Yes(はい) をクリックします。これで、IIS マネージャは、すべの着信要求をこのサーバファームにルーティングするための URL 書き換え規則を作成で きます。 プロキシサーバでの SSL の設定 ARR プロキシで SSL を設定するには、プロキシサーバのドメイン証明書を作成します。この証明書を、Web サイトの https バインディングに割り当て、 SSL を有効にします。 図 62.
ARR プロキシサーバと WDM 管理サーバとの間の通信は、HTTPS プロトコルで行う必要があります。したがって、SSL オフローディング機能を無効にし、 個々の WDM 管理サーバで SSL を設定する必要があります。WDM 管理サーバで自己署名証明書による SSL セットアップを使用する場合には、 support.microsoft.com で説明されている手順に従って、この証明書を、ARR プロキシサーバ上で、ローカルコンピュータ用の信頼済みのルート認証局 ストアにインポートします。IIS ARR は、ARR と接続先のバックエンドサーバとの間に信頼できる証明書が存在することを要求します。存在しない場合に は、セキュリティエラーを返し、バックエンドサーバへのルートを拒否します。 図 63.
d e f 5 Acceptable Status Codes(許容ステータスコード) を 200 ~ 399 に設定します。ヘルス URL から、Acceptable Status Codes(許 容ステータスコード) の値と一致しないステータス コードが返された場合、ARR はそのサーバを異常としてマークします。 Response Match(応答一致) フィールドに Server Healthy(サーバ正常) のテキスト値を設定します。Response Match(応答一 致) のテキストは、各サーバからの応答エンティティと照合されます。応答一致で指定された文字列がサーバからの応答に含まれない場合、 そのサーバは異常としてマークされます。 Verify URL(URL の検証) をクリックしますこれはサーバファーム内のすべての WDM 管理サーバで合格する必要があります。 Load Balance(ロードバランス) アルゴリズムを変更します。 b Load balance algorithm(ロードバランスアルゴリズム) ドロップダウンリストから Server variable hash(サー
8 スクリプトを使用した WDM データベースの手動インス トール このセクションでは、Wyse Device Manager(WDM)でサポートされているデータベーススクリプトおよび関連機能の詳細について説明します。 トピック: • 要件 • 提案されている WDM データベースのインストール方法 • スクリプトファイル 要件 既存の WDM データベースのサポート WDM のインストールは、SQL Server 2008 をサポートしています。データベースには、テーブル、ビュー、ストアドプロシージャなどの SQL Server オブジェ クトがすべて含まれています。WDM インストーラは、データベースを対応するフォルダに保存し(デフォルトは C:\Program Files (x86)\Wyse\WDM \Database)、同じものを WDM のインストールが必要なサーバマシンにアタッチします。 それからインストーラは、サーバマシンに対し、サーバ詳細、ユーザー詳細、ソフトウェアリポジトリの設定詳細などを更新します。 提案されている WDM データベースのインストール方法 WDM データベ
メモ: このデータベーススクリプトを示しているのは、カスタマイズのためです。 CREATE DATABASE [RapportDB] ON PRIMARY (NAME = N'Rapport_dat', FILENAME = N'C:\Program Files (x86)\Wyse\WDM\Database\Rapport4.MDF, SIZE = 42496KB, MAXSIZE = UNLIMITED, FILEGROWTH = 10%) LOG ON (NAME = N'Rapport_log', FILENAME = N'C:\Program Files (x86)\Wyse\WDM\Database\Rapport4.LDF', SIZE = 768KB, MAXSIZE = UNLIMITED, FILEGROWTH = 10%) GO 1 2 スクリプトファイルには、RapportDB データベースを作成するスクリプトが含まれています。 ユーザーまたは管理者は、ファイルパスを変更することができます。デフォルトのファイルパスは、C:\Program Files (x86)\Wyse\WDM\D
メモ: ---- スクリプトをカスタマイズ Use RapportDB Go SET IDENTITY_INSERT [dbo].[License] ON INSERT [dbo].[License] ([LicenseID], [Sales], [UnActivated], [Code], [License], [Utilize], [NumberOfClients], [VendorID]) VALUES (1, N'7V931PHY08K01LZHYXWKKP6GQ1', N'BR69T51SSP500PFW9W4R0Z0TL5', NULL, NULL, NULL, NULL, NULL) SET IDENTITY_INSERT [dbo].[License] OFF GO SET IDENTITY_INSERT [dbo].[sysHash] ON INSERT [dbo].
9 トラブルシューティング 本項では、WDM のインストールまたはアップグレード中に発生する可能性のある問題のトラブルシューティング方法を説明します。 トピック: • Windows 2012 および Windows Server 2016 での .NET Framework のインストールエラー • データベース接続中のエラー • 分散セットアップでの WDM データベース のインストール中のエラー • SQL Server Express 2014 の手動アンインストール後のデータベースインストールエラー • WDM 5.5.1 から WDM 5.7 へのアップデート後のソフトウェアリポジトリの危険性 • 導入後のトラブルシューティング • ロードバランシングに関する問題のトラブルシューティング • クラウド環境のセットアップ問題 • アップグレードセットアップでの WDM のインストールエラー Windows 2012 および Windows Server 2016 での .
4 Windows Update サービスが実行されていることを確認し、Windows Update ストアに接続して、そこから必要なコンポーネントを取得できることを 確認してください。 データベース接続中のエラー 問題:Windows Server 2012 のデータベースを SQL Server 2012 に接続中にエラーが発生する。 解決策: WDM のインストール対象のシステムで、「LocalSystem」アカウントを使用して SQL サービス「 MSSQLSERVER」を実行します。 WDM のインストールをやり直します。 分散セットアップでの WDM データベース のインストール中 のエラー 問題:サポートされるバージョンの SQL Server がインスールされた別のシステムに WDM データベースをインストールする場合、Setup.exe を起動すると 次のエラーが表示される場合があります。Setup was unable to initialize the required libraries.
解決策: WDM GUI でソフトウェアリポジトを HTTPs に手動で設定します。手動で設定するには、設定マネージャソフトウェアリポジトリに進みます。 導入後のトラブルシューティング 問題 : HTTP エラー 404.0 – 見つかりません。見つからない場合は、HApi の Web.config が URL ルーティングモジュールに追加されます。 解決策:次の通り URL ルーティングモジュールに HApi の Web.config を追加します。 PAGE 114ARR プロキシが HTTP エラーコード 502.4 を返す 問題:いずれかの管理サーバ (HServer) を使用できない場合、ARR プロキシサーバは HTTP エラー コード 502.
WDM アップグレードのインストールエラー 問題:ソフトウェアリポジトリへの接続中に WDM アップグレードをインストールできません。 解決策:この問題の原因の 1 つは、セットアップ用のコンピュータ名が 16 文字以上であることです。これにより、セットアップ用のコンピュータ名と NetBIOS 名(15 文字まで)の不一致が発生します。この問題を確認するには、上記システムの変数が異なっているかどうかを確認します。異なっている場合は、 WDM をホスト名が最大 15 文字のセットアップにインストールして、インストーラのアップグレードを再度実行してください。 クラウド環境のセットアップ問題 問題:クラウド環境で WDM のインストール中に setup.exe ファイルを実行すると断続的にエラーメッセージが表示されます。 解像度 • シナリオ 1 - エラーメッセージだけが表示されます エラーメッセージを表示しているダイアログボックスを閉じてから、setup.