Users Guide
されます。Redfish Eventing メッセージの受信に関心を持つクライアントは、iDRAC にサブスクライブして Lifecycle
Controller ジョブ関連のイベントを受信することができます。
シャーシイベントの監視
PowerEdge FX2/FX2s シャーシでは、iDRAC で Chassis Management and Monitoring(シャーシの管理と監視) 設定を有
効にして、シャーシの管理と監視タスク(シャーシコンポーネントの監視、アラートの設定、iDRAC RACADM を使用した
CMC RACADM コマンドの転送、シャーシ管理ファームウェアのアップデートなど)を実行できます。この設定では、CMC が
ネットワーク上にない場合でも、シャーシ内のサーバを管理できます。シャーシイベントを転送するには、値を Disabled(無
効) に設定します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効) に設定されています。
メモ: この設定を有効にするには、CMC で サーバーでのシャーシ管理 設定が 監視 または 管理と監視 になっていること
を確認する必要があります。
Chassis Management and Monitoring(シャーシの管理と監視) オプションが Enabled(有効) に設定されている場合、
iDRAC はシャーシイベントを生成し、ログに記録します。生成されたイベントは、iDRAC イベントサブシステムに統合され、
残りのイベントと同様にアラートが生成されます。
また、CMC は、生成されたイベントを iDRAC に転送します。サーバ上の iDRAC が機能していない場合、CMC は最初の 16
個のイベントをキューに入れ、残りを CMC ログに記録します。これらの 16 個のイベントは、Chassis monitoring(シャー
シ監視) が有効に設定されるとすぐに iDRAC に送信されます。
iDRAC が必要な CMC 機能がないことを検知した場合、CMC のファームウェアアップグレードなしでは使用できない機能があ
ることを知らせる警告メッセージが表示されます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したシャーシイベントの監視
iDRAC ウェブインタフェースを使用してシャーシイベントを監視するには、次の手順を実行します。
メモ
: このセクションは、サーバーモードでのシャーシ管理 が CMC で 監視 または 管理と監視 に設定されている場合に
PowerEdge FX2/FX2s シャーシに対してのみ表示されます。
1. CMC インタフェースで、シャーシ概要 > セットアップ > 一般 をクリックします。
2. サーバーモードでのシャーシ管理 ドロップダウンメニューで 管理と監視 を選択して、適用 をクリックします。
3. iDRAC ウェブインタフェースを起動し、概要 > iDRAC 設定 > CMC をクリックします。
4. サーバーでのシャーシ管理 セクションで、iDRAC からの機能 ドロップダウンボックスが 有効 に設定されていることを確
認します。
RACADM を使用したシャーシイベントの監視
この設定は、サーバーモードでのシャーシ管理 が CMC で 監視 または 管理と監視 に設定されている場合に PowerEdge
FX2/FX2s サーバーのみに適用されます。
iDRAC RACADM を使用してシャーシイベントを監視するには:
racadm get system.chassiscontrol.chassismanagementmonitoring
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファレンスガイド
』を参
照してください。
アラートメッセージ ID
次の表に、アラートに対して表示されるメッセージ ID の一覧を示します。
表
29. アラートメッセージ ID
メッセージ ID 説明
AMP アンペア数
168 アラートを送信するための iDRAC の設定