User Manual

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故障かな?と思ったら
■ネックの洗浄(半年に 1 回)
半年に一度は、ネックを洗浄しましょう。
音抜け、音程が悪くなった。
お店に修理を依頼してください。
タンポ部分に原因があると考えられます。
タンポがトーンホールに合っていない。
→ キイを強い力で圧迫しないこと。また、
ケースにしまうとき、楽器の上に物を
のせないようにしましょう。
タンポの皮が破れている。
→ 屋外での演奏ではタンポに砂ぼこりが
つきやすいので、演奏後は十分に掃除
をしましょう。
タンポの開きの量が適当でない。
→ キイを強い力で圧迫しますと、キイの
裏についているフェルトやコルクが傷
んだり、外れて音程が悪くなる原因と
なります。注意して扱いましょう。
ハンダが外れた。
お店に修理を依頼してください。
ケース内でキイガードの上に物をのせたま
まフタを閉めたり、または楽器を落とすな
どして衝撃を与えると、ハンダが取れる場
合があります。注意して扱いましょう。
マウスピースが入りにくい。
コルクグリスをネックコルクに軽く塗って、2
3 回マウスピースをはめてみましょう。そ
の際コルクグリスを塗らずにマウスピースを
はめると、コルクがめくれてしまうことがあ
ります。必ずコルクグリスを塗ってください。
キイが動かない。キイの動きが鈍い。
カギ管が曲がってしまった場合は
お店に修理を依頼してください。
「楽器を落としたりぶつけたりした」「ケー
スの中の楽器の上に物を置いたままフタを
閉めた」、などによりカギ管が圧迫されて曲
がってしまうケースが多いようです。
演奏が終わったらケースに収納しましょう。
その際、ケースの中にはキイを圧迫するも
のを入れないこと。組み立てる際もキイを
圧迫しないように注意しましょう。また
演奏の合間や練習の小休止の時には、楽器
は自分で持っているようにしましょう。
バネが外れている場合は、バネを掛
ければ直ります。
楽器のお手入れの際、クロスがバネにかかり
外れることがありますので、注意しましょう。
キイを動かすと雑音がする。
お店に修理を依頼してください。
以下のような原因が考えられます。
カギに付いているコルクやフェルトが取
れたり、摩耗して薄くなっている。
→ コルクやフェルトが取れないように注
意しましょう。
楽器を落としたりぶつけたりしてキイを
圧迫したために、キイと管体が接触した
りキイ同士が接触している。
演奏が終わったらケースに収納しま
しょう。また、演奏の合間や練習の小
休止の時には、楽器は自分で持ってい
るようにしましょう。
キイ部分の動くところが摩耗したり、ガ
タがきている。
→ 摩耗を防ぐには 1 カ月に 1 回程度(1
2 /1 ヵ所)、キイオイルをつけ
ましょう。
ネジがゆるんでいる。
→ 木管楽器には小さなネジが多く紛失し
やすいので、ネジのゆるみをいつも点
検しておきましょう。