User Manual

N1 取扱説明書 33
応用編
MIDI
ミディ
について
MIDI(MusicalInstrumentDigitalInterface)とは、MIDI端子を備えたMIDI機器(電子
楽器など)間や、MIDI機器とコンピューター間で演奏データや命令を送受信しあうため
の、各種送受信データ様式についての統一規格です。
MIDI機器間(またはMIDI機器とコンピューター間)MIDIデータを送受信することによ
り、電子楽器から外部MIDI機器の演奏をコントロールしたり、外部のMIDI機器やコン
ピューターから電子楽器をコントロールしたりできます。
コンピューターと接続する
コンピューターをこの楽器のMIDI端子につなげば、コンピューターとの間でMIDIデー
タを送受信できるようになります。たとえば、この楽器で演奏した演奏情報をコン
ピューターに送信してコンピューターに記録することができます。
注意
コンピューターと接続する場合は、最初に、この楽器とコンピューターの電源を切った状態でケーブル接続を行
ない、その後コンピューター→楽器の順番で、電源を入れてください。
コンピューターのUSB端子と楽器のMIDI端子を、別売のUSB-MIDIインターフェース
(ヤマハUX16など)を使って接続します。USB-MIDIインターフェースを使用するに
は、ドライバーを正しくインストールする必要があります。詳しくは、USB-MIDIイン
ターフェースに付属の取扱説明書をご参照ください。
MIDI機器を接続するには、専用の
MIDIケーブル(別売)をご用意くだ
さい。
MIDI機器の中でも、機種ごとに送
受信できるMIDIデータの内容が同
じではないため、接続している
MIDI機器間で共通に扱えるデータ
や命令だけが送受信できることにな
ります。
共通に扱えるデータや命令は、デー
タリストの「MIDIインプリメン
テーションチャート」を照合して調
べることができます。データリスト
は、ヤマハのウェブサイトからダウ
ンロードできます(3ページ)。
この楽器から音色デモ曲やプリセッ
トソングのデータは送信できませ
ん。
MIDIデータを送信
する端子です。
MIDIデータを受信
する端子です。
コンピューターと楽器間でMIDI
データを送受信するためには、コン
ピューター側にアプリケーションソ
フトが必要です。
別売のUSB-MIDI
インターフェース
(ヤマハUX16など)
USB端子
楽器
コンピューター
MIDI
[OUT]
端子
MIDI
[IN]
端子