User Manual

インプット系チャンネルからSTEREO/MONOバスに信号を送る
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LS9-16/32 取扱説明書
なお、MODEボタンが LCRモードに設定されているチャ
ンネルでは、STボタン (
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)とMONOボタン(
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)の代わ
りに、次のボタン/ノブが表示されます。
F
LCRボタン
そのチャンネルからSTEREOバス/MONO バスに送られ
る信号のオン/オフを一括して切り替えるボタンです。
のボタンをオフにすると、該当するインプット系チャン
ネルからは、STEREOバス /MONOバスに一切信号が送
られません。
G
CSRノブ
そのチャンネルからSTEREO(L/R)バスに送られる信号
と、MONO(C)バスに送られる信号のレベル比を 0〜
100%の範囲で設定するノブです。値を変更するには、
ノブにカーソルを合わせてダイアルまたは[DEC]/[INC]
キーを操作します。
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MODEボタンを使って、チャンネルごとにST/
MONOモードまたは LCR モードを選びます。
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STボタン/MONOボタンを使って、各チャンネル
からSTEREOバス /MONOバスに送られる信号の
オン/オフを切り替えます。
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STEREOバスを使用する場合は、トップパネルの
STEREO MASTERセクションでSTEREOチャン
ネルの[ON]キーがオンになっていることを確認
し、STEREOチャンネルのフェーダーを適切な位
置まで上げます。
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MONOバスを使用する場合は、MONOチャンネル
の[ON]キーがオンになっていることを確認し、
MONOチャンネルのフェーダーを適切な位置まで
上げます。
この操作は、LS9-16 とLS9-32 とで異なります。
LS9-16の場合
カスタムフェーダーレイヤーにMONOチャンネルを割り
当てておき、LAYER [CUSTOM FADER]キーを押して
カスタムフェーダーレイヤーを呼び出して、該当する
チャンネルモジュールの[ON]キーやフェーダーを操作し
ます。
LS9-32の場合
LAYER [MASTER] キーを押してマスターフェーダーレ
イヤーを呼び出し、チャンネルモジュール32の[ON]
キーやフェーダーを操作します。
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トップパネルのチャンネルモジュールセクション
またはST INセクションで、操作するインプット
系チャンネルの[ON] キーがオンになっていること
を確認し、フェーダー /エンコーダーを適切な位置
まで上げます。
ST/MONOモードを選んだチャンネル
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TO STEREO/MONOポップアップウィンドウの
STボタン/MONOボタンを使って、インプット系
チャンネルからSTEREO バス/MONO バスに送ら
れる信号のオン/ オフを切り替えます。
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SELECTED CHANNEL セクションの[PAN] エン
コーダーを使って、インプット系チャンネルから
STEREOバスに送られる信号のパン /バランスを
設定します。
TO STEREO/MONOポップアップウィンドウの TO ST
PAN/TO ST BAL ノブを使った場合も、同じ効果が得ら
れます。
LCRモードを選んだチャンネル
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TO STEREO/MONOポップアップウィンドウの
LCRボタンを使って、インプット系チャンネルか
らSTEREO バス/MONO バスに送られる信号のオ
ン/ オフを切り替えます。
LCRモードを選んだチャンネルでは、STEREOバスと
MONOバスに送られる信号のオン/ オフを一括して行な
えます。
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TO STEREO/MONOポップアップウィンドウの
CSRノブを使って、そのチャンネルから
STEREO(L/R)バスに送られる信号と MONO(C)
バスに送られる信号のレベル比を設定します。
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TO STEREO/MONOポップアップウィンドウの
TO ST PANノブを使って、インプット系チャン
ネルからSTEREO(L/R) バスとMONO(C) バスに
送られる信号の定位を設定します。
CSRノブが0%に設定されている場合、INPUTチャンネ
ルのTO ST PAN ノブを操作したときに、STEREO(L/
R)バスとMONO(C)バスに送られる信号のレベルが次の
図のように変化します。この場合は、TO ST PANノブ
が通常のPAN ノブとして働き、MONO(C)バスには信号
が送られません。
6
7
以下の操作は、 手順7 ST/MONOモードを選んだチャ
ンネルと LCRモードを選んだチャンネルで異なります。