Form No. 3376-501 Rev F Groundsmaster® 4500-D お よ び 4700-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト シリ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 30881—シ シリ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 30882—シ 製品の登録は www.Toro.com.
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目次 燃料系統の整備 ................................................... 47 燃料タンクの内部清掃 ....................................47 燃料ラインとその接続の点検 ...........................47 ウォーターセパレータの整備 .............................. 47 燃料フィルタの整備........................................47 燃料ピックアップ・チューブのスクリー ン ............................................................48 電気系統の整備 ................................................... 48 バッテリーの充電と接続 ..................................48 バッテリーの手入れ .......................................
安全について • この機械は、CEN安全規格EN 836:1997但し所定の ステッカーの貼付が条件、および米国連邦ANSI規格 B71.4-2012に適合となる製品として製造されています。 燃料の安全な取り扱い 不適切な使い方や間違った整備は人身事故につなが ります。事故を防止するため、以下に示す安全上の 注意や安全注意標識のついている遵守事項は必ずお 守りください。これは 注意 、 警告 、 危険 など、人身の 安全に関わる注意事項を示しています。これらの注 意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生す ることがあります。 • • • • 安全な運転のために • 以下の注意事項はCEN規格EN 836:1997,ISO規格 5395:1990 およびANSI規格B71.
• • • • • • • • • • • • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜面での 作業には特に注意が必要です。転倒を防ぐため – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に注意す る。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのような作 業のために設計された芝刈機以外では絶対行 わない。 – オペレーターズマニュアル に指示がある場合に は、カウンタウェイトやホイールウェイトを取り 付けてください。 道路付近で作業するときや道路を横断するときは 通行に注意しましょう。 移動走行を行うときはリールの回転を止めてくだ さい。 ガードが破損したり、正しく取り付けられていない 状態のままで運転しないでください。インタロック装 置は絶対に取り外さないこと、また、正しく調整し てお使いください。 運転位置を離れる前に – 平坦な場所に停止する。 – PTOの接続を解除し、アタッチメントを下降させ る。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – キーを OFF 位置に回してキーを抜き取る。 • • 機械が落雷を受けると最悪の場合死亡事故となりま す
• いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 • 移動走行時にはカッティングユニットを上昇させて ください。 マシンを格納する際には、カッティングユニットを 降下させるか、ユニットが下がらないように一番 外側のデッキウィングデッキにラッチを掛けておい て下さい。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本体、マフ ラー、排気管などに触れると火傷の危険がありま すから手を触れないでください。 • 斜面ではいつでも転倒の危険がありますが、傾斜 が急になるほど転倒の危険が大きくなります。急な 斜面での運転は避けてください。 乗用芝刈り機を安全にお使い い た だ く た め に TORO か ら の お願い 斜面を下るときには、機体を安定させるためにカッ ティングユニットを下げておいてください。 • この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能 力があります。重傷事故や死亡事故を防ぐため、すべ ての注意事項を厳守してください。 走行操作はゆっくりと行い、走行ペダルには常時足 を載せておいてください。特に下りでは必ずペダル に足を置い
音力レベル この機械は、音力レベルが 105 dBA であることが確認 されています ただしこの数値には不確定値K0.7 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベ ルが 90 dBA であることが確認されています ただしこの 数値には不確定値K0.7 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手順に 則って実施されています。 振動レベル 腕および手 右手の振動レベルの実測値 = 0.6m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 0.7m/s2 不確定値 K = 0.3m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実施され ています。 全身 振動レベルの実測値 = 0.17m/s2 不確定値 K = 0.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decal121-3887 121-3887 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal117-4763 117-4763 1. 駐車ブレーキの掛け方左 2. 駐車ブレーキの解除のし 右のペダルをピンでつな 方 ロックピンを外し、ペダ ぐ 駐車ブレーキペダルを踏 ルを踏んで解除する。 み込んで、つま先ペダル を掛ける。 decal120-4159 120-4159 図はグランドマスター 4700 1. OFF 2. ライト 3. ON decal121-3884 121-3884 1. エンジン 停止 2. エンジン予熱 3. 8 高 9. 走行制御 ライトスイッチの配置場所 10. 低 11. PTO 5. 高速 12. 左デッキ下降 6. 無段階速度調整 13. 中央デッキ下降 7. 低速 14. 右デッキ下降 4. エンジン 始動 8.
decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 2. 爆発の危険オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと。 decal125-4604 3. 警告高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 125-4604 図はグランドマスター 4700 1. 左側デッキ上昇 2. 中央デッキ上昇 3. 右側デッキ上昇 decal117-4765 117-4765 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 始動補助剤の使用禁止 decal117-4764 117-4764 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 手や指の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 足の切断の危険 可動部に近づかないこと。すべてのガー ド類を正しく取り付けて使用すること。 decal117-4766 117-4766 1.
decal106-6754 106-6754 1. 警告高温部に触れないこと。 2. ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれ の危険可動部に近づかないこと。 decal112-5298 112-5298 CE 用 に 112-5297 の 上 か ら 貼 り 付 け る * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。こ こに記載されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控 えめな角度です。 1. 2. decal93-7818 93-7818 1. 警告ブレードボルト/ナットは115149N·m 11.815.2kg.mにトル ク締めするトルク締めの方法については オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 decal112-5297 112-5297 1. 2. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず、講習を 受けてから運転すること。 警告 このマシンの牽引を行う前に、 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 3.
decal93-7272 93-7272 1. ファンによる手足切断の危険可動部に近づかないこと decal117-2718 117-2718 decal112-5019 112-5019 decal125-4605 125–4605 1. 電動シート, 10A 6. 2. 作業ランプ, 10A 7. GM4700 コントローラ, 2A 3. エンジン, 10A 8. 4. ライター, 10A 9. GM4500 コントローラ, 2A 5. インフォセンター, 2A 10. 供給電流, 10A decal93-6681 93-6681 供給電流, 7.5A 1. エンジン予熱, 60A decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9.
decal125-4606 125-4606 1. 整備に関する詳しい情報は オペレーターズマニュアル を参 照のこと。 decal104-1086 104-1086 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 警告表示ステッカー 1 欧州 CE 規格に適合させる場合にのみ 必要となります。 2 ロックブラケット リベット ワッシャ ねじ ¼ x 2 インチ ロックナット, ¼インチ 1 2 1 1 1 フードラッチを取り付けるCE規格。 3 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 4 必要なパーツはありません。 – 後アクスルオイル、油圧オイル、エンジ ンオイルの量を点検する。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 エンジンマニュアル 1 エンジンを掛ける前にお読みください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 13
2. 1 フードラッチのブラケットをフードに固定している リベット2本を外し 図 3 フードからフードラッチの ブラケットを取り外す。 諸国用の警告ステッカーに貼 り代えます。 この作業に必要なパーツ 警告表示ステッカー 1 手順 CE 規格適合とするためには、ステッカー P/N 112-5297に代えてCE用ステッカーP/N 112-5298を貼 り付けてください。 g012628 図3 1. 2 3. フ ー ド ラ ッ チ を 取 り 付 け る CE 規格 フードラッチブラケット 2. リベット CEロックブラケットとフードラッチブラケットの穴を 整列させてフードにセットする。ロックブラケットを フード側にフードに当てて取り付けます図 4。ロッ クブラケットアームからボルトナットアセンブリを 外してしまわないこと。 この作業に必要なパーツ 1 ロックブラケット 2 リベット 1 ワッシャ 1 ねじ ¼ x 2 インチ 1 ロックナット, ¼インチ 手順 1. g012629 図4 フードラッチブラケットからフードラッチを外す。 1.
4 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 g012630 図5 1. 7. 1. エンジンを初めて作動させる前に、後アクスル オイルの量を点検する リアアクスルオイルの点 検 (ページ 52) を参照。 2. エンジンを初めて作動させる前に、油圧オイルの 量を点検する 油圧オイルの量を点検する (ページ 25) を参照。 3. エンジンを初めて作動させる前と後に、エンジン オイルの量を点検する エンジンオイルの量を点検 する (ページ 45)を参照。 フードラッチ フードロックブラケットのもう一つのアームにボルト を差し込んでラッチをロックする図 6。ボルトをしっ かりと締め付けるが、ナットは締め付けない。 g012631 図6 1. ボルト 2. ナット 3.
製品の概要 キースイッチ キースイッチ図 8には3つの位置があります OFF、 ON/PREHEAT 、STARTです。 各部の名称と操作 PTO ス イ ッ チ ブレーキペダル PTOスイッチ図 8には押し込んだ状態作動と引き出した 状態停止の2つの位置があります。PTO ボタンを引くと カッティングユニットのブレードが回転を開始します。 カッティングユニットのブレードの回転を止めるにはボタ ンを押し込んでください。 2枚のペダル図 7により左右の車輪を独立で制御し、旋 回性能、駐車、斜面での走行性能を高めています。 ペダルロックのラッチ ペダルのロック用ラッチ図 7を使って2枚のペダルを連 結して駐車ブレーキを掛けます。 ハイ・ロー速度コントロール このスイッチ図 8で、芝刈り作業用と移動走行用の モードの切り換えを行います。速度レンジHi と Loの 切り換えは、デッキを上昇させ、PTOを解除し、走行 ベダルをニュートラル位置にセットし、低速走行状態 で行ってください。 駐車ブレーキペダル 駐車ブレーキ図 7を掛けるには、ペダルロック用ラッチ で2枚のペダルを連結し、右ブレーキペダルを
座席調整 昇降スイッチ 昇降スイッチ図 8で、カッティングユニットの昇降を行い ます。スイッチを前に押すとカッティングユニットが降下 し、後ろに押すとカッティングユニットが上昇します。 カッティングユニットが降下した状態でマシンを始動する 場合には、昇降スイッチを降下側に押してカッティング ユニットをフロート刈り込みモードにしてください。 前後調整レバー レバーを外側に引いて座席を前後に移動させます図 10 。 座席アームレスト調整ノブ 注 速度が高速レンジに設定されているとデッキは降下 しません。また、エンジンが掛かっているのにオペレー タが運転席にいない場合には、降下も上昇もさせられ ません。整備のためにデッキを降下させるには、運転 席に座った状態でキーをON位置に回してください。 アームレストの角度は、ノブを回して調整することが できます。 背板調整レバー レバー動かしてシートの背板の角度を調整します(図 10)。 ライトスイッチ スイッチ図 8の下側を押すとライトが点灯します。スイッ チの上側を押すとライトが消灯します。 体重調整ゲージ オペレータの体重に合わせて適正に調整ができると
の使 い 方 イ ン フ ォ セ ン タ ー LCDの インフォセンターのアイコン 定期 整 SERVICE DUE定 備時期です インフォセンターLCDディスプレイは、マシンの運転状 態、故障診断などの情報を表示します図 11。インフォ センターには初期画面とメイン情報画面があります。イ ンフォセンターのボタンどれでもよいを押してから、矢 印ボタンを使うことにより、初期画面とメイン情報画面 の切り替えができます。 定期整備時期であることを示します エンジンの回転数rpmを表示します. Info icon 最高移動走行速度の設定 高速 低速 ファンが逆転中 静止再生を実施する必要があります。 g020650 図 11 • エアインテークヒーターが作動中。 1. インジケータランプ 3. 中央ボタン 2. 右ボタン 4. 左ボタン 左デッキ上昇. 中央デッキ上昇.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.) イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア イ コ ン (cont'd.
セージです。タイトルは選択された言語で表示されます が、本文は英語表示となります。 Service 整 備 メニュー項目 内容 Hours運転時間 マシン、エンジン、リール、 およびファンが使用されていた 時間およびマシンが移動走行 していた時間とオーバーヒート していた時間が記録されてお り、これらを確認することがで きます。 Counts 回数 About マシンについて マシンが始動操作された積算 回数、デッキPTOの操作回 数、ファン逆転の回数が表示 されます。 名称 Model マシンのモデル番号を表示し ます。 SN マシンのシリアル番号を表示 します。 S/W Rev マスターコントローラのソフトウェ アの改訂番号を表示します。 保護 項 目 Protected Menus保 Diagnostics 診 断 機 能 メニュー項目 内容 左デッキ センターデッキ 右デッキ 走行ペダル 走行 HI/LO レンジ PTO エンジン RUN エンジン動作関係データメ ニューおよびその内容の詳細 については、 サービスマニュア ル を参照するか、弊社ディスト リビュー
「パスワード保護メニュー」を閲覧・ 設定変更するには 1. 「保護メニュー」から下へスクロールして「設定 を保護」Protect Settingsへ進みます。 2. パスワードを入力せずに「パスワード保護メ ニュー」を閲覧・設定変更できるようにするには、 右ボタンで Protect Settings を OFF にします。 3. パスワードを入力しないと「パスワード保護メ ニュー」を閲覧・設定変更できないようにするに は、左ボタンで ON を選択し、パスワードを設定 し、エンジン始動キーをOFF にしてからもう一 度 ON にしてください。 オートアイドルの設定方法 1. 「設定メニュー」にて、下へスクロールすると 「オートアイドルAuto Idle」があります。 2. 右ボタンを使って、オートアイドル時間を、OFF, 8S, 10S, 15S, 20S, および 30S から選択します。 g028522 図 13 刈り込み最高速度の設定方法 3. 4.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 4500-D 4700-D 刈幅 2.8m 3.8m 全幅カッティング ユニット降下時 286cm 391cm 全幅カッティング ユニット上昇時 224cm 224cm 全長 370cm 370cm 高さ ROPSを 含む 216cm 216cm 地上高 15cm 15cm トレッド 前輪 224cm 224cm トレッド 後輪 141cm 141cm ホイールベース 171cm 171cm 純重量 カッティ ングユニットを 含み、油脂類 を含まない 1894kg 2234kg アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。 詳 細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 g009027 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚 に 障 害を起こす可能性がある。 図 14 1. 保護めがねを着用すること. 2. 聴覚保護具を着用すること. 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 冷却系統を点検する 注意 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつで もエンジンを始動させることができ、危険である。 毎日、冷却液の量を点検してください。システムの容 量は 8.5 リットルです。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、 キーを抜いておくこと。 1.
3. 4.
燃 料 表 (cont'd.) JIS K2204 Grade No. 2 日本 KSM-2610 大韓民国 不純物のない新しい軽油またはバイオディーゼル燃 料を使用してください。 燃料の劣化を避けるため、180日以内に使いきれ る程度の量を購入するようにしてください。 • • 気温が -7℃ 以上では夏用燃料2号軽油を使用します が、気温が -7℃ 以下の季節には冬用燃料1号軽油ま たは1号と2号の混合を使用してください。 g011485 図 16 注 低温下で冬用ディーゼル燃料を使うと、発火点や流 動点が下がってエンジンが始動しやすくなるばかりでな く、燃料の成分分離ワックス状物質の沈殿によるフィル タの目詰まりを防止できるなどの利点があります。 気温が -7° 以上の季節には夏用燃料を使用する方が、 燃料ポンプの寿命を延ばします。 1.
タイヤ空気圧を点検する 産業規格 ヴィッカース I-286-S 品質レベル, ヴィッカース M-2950-S 品質レベル, デニソン HF-0 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重 要 ISO VG 46 マ ル チ グ レ ー ド オ イ ル は 、 広 い 温 度 範囲で優れた性能を発揮します。通常の外気温が高 ℃ 49℃ ℃ 熱 帯 地 方 で は 、 ISO VG 68 オ イ ル の ほ い 18℃ うが適切と思われます。 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。運 転前に正しいレベルに下げてください。タイヤの適正空 気圧は、1.38 bar1.
の中ですすを燃焼させることができなくなります。すす を DPF にためないようにするには、以下のような注意 が必要です なり、各部やパーツの磨耗が少なくなるだけでなく、 カッティングユニットが不意に落下するなどの事故を防 ぐことができます。 1. PTO スイッチをOFF 位置にする。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンをローアイドル速度に戻す。 4. キーを OFF 位置に回してキーを抜き取る。 刈り込み 注 エンジンに過大な負荷を掛けるような刈り込みをす ると、より多くの DPF 再生が必要になります。 1. 作業現場へ移動する。 2. 可能な場合は必ずエンジンをハイアイドルにする。 3. PTOを入れる。 4. 走行ペダルをゆっくりと前進方向に踏み込んで刈 り込み場所に乗り入れる。 5. カッティングユニットの前部が芝刈りの境界内に 入ったところでカッティングユニットを降下させる。 6.
エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ す す の 蓄 積 に 関 し て (cont'd.
イ ン フ ォ セ ン タ ー の ア ド バ イ ス お よ び エ ン ジ ン 警 告 メ ッ セ ー ジ — Ash Accumulation (cont'd.
DPF の 再 生 の 種 類 マ シ ン が 稼 働 中 に 実 行 さ れ る DPF 再 生 の 種 類 再生の種類 DPF 再 生 の 条 件 DPF 再 生 動 作 の 内 容 パッシブ マシンの通常運転中エンジン高速回転中または高負 荷回転中に行われる。 パッシブ再生はインフォセンターに表示されない。 パッシブ再生中、DPF は高温の排気を利用して有 害な排気を酸化させ、すすを燃焼させて灰にする。 DPF のパッシブ再生 (ページ 31)を参照。 アシスト エンジンの低速運転、低負荷運転を行うこと、DPF のバック圧が高いことをコンピュータが検知すること が原因で実行される。 インフォセンターにアシストまたはリセット再生アイ が表示された場合には、アシスト再 コン 生が進行中。 アシスト再生中は、コンピュータが吸気スロットルを 調整して排気温度を高める。 DPF のアシスト再生 (ページ 31)を参照。 リセット アシスト再生によってもすすの量を十分に減らすこと ができない時にのみ実行される。 インフォセンターにアシストまたはリセット再生アイコン センサー読み値の基準をリセ
リセット再生 DPF の パ ッ シ ブ 再 生 • パッシブ再生は、エンジンの通常運転の一部として 行われます。 • パッシブ再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで使用してください。 DPF の ア シ ス ト 再 生 g214711 図 25 アシスト/リセット再生アイコン g214711 図 24 アシスト/リセット再生アイコン • インフォセンターに、アシスト/リセット再生アイコン が表示されます図 24。 • コンピュータが吸気スロットルを調整してエンジンの 排気温度を高めます。 • インフォセンターに、アシスト/リセット再生アイコン が表示されます図 25。 • コンピュータが吸気スロットルと燃料噴射とを調整し てエンジンの排気温度を高めます。 重要 アシスト再生やリセット再生のアイコンが表示 される時には、マシンからの排気の温度が通常よ りも高くなる可能性があります。 • DPF の再生を促進させるために、エンジンは可能 な限りフルスロットルで使用してください。 • DPF の再生を促進させるために、エンジンは可能 • アシスト再
駐車再生 駐車再生の実行 注 保護メニューのロック解除方法 アクセス制限付きメ ニューへのアクセス (ページ 20)を参照。 1. 保護メニューにアクセスし、サブメニューのロッ クを解除する図 28 アクセス制限付きメニューへ のアクセス (ページ 20)を参照。 g214713 図 26 駐車再生要求アイコン g028523 図 28 • インフォセンターに、駐車再生要求アイコンが表 示されます 図 26 。 • 駐車再生が必要になると、インフォセンターにエン ジン警告 SPN 3719, FMI 16図 27 が表示され、エ ンジン出力が 85% にダウンします。 2.
g212138 g211986 図 30 4. 図 32 Initiating DPF Regen DPF 再生開始Are you sure?というメッセージが表示されるので、中央ボ タンを押す 図 31 。 6. スロットルコントロールを低速アイドル位置にセッ トして、中央ボタンを押す図 33。 g212372 図 33 g212125 図 31 7. 5. 冷却液の温度が 60°C (140°F) 未満の場合に is running and above 60C/140F” は、Insure エンジン作動と冷却水を確認と表示される図 32。 駐車再生が開始されると、以下のメッセージが 表示される A.
g212405 g213424 図 34 B. 図 36 • Waiting on 待機中というメッセージが表 示される 図 35 。 再生不許可の場合には DPF Regen Not Allowed と表示される図 37。左ボタンを 押してホーム画面に戻る。 重要 再生実行条件のすべてを満たして いない場合や、前回の再生からの経過 時 間 が 50 時 間 未 満 の 場 合 は 再 生 不 許 可 と な っ て DPF Regen Not Allowed と 表示されます。 g212406 図 35 C. 再生を行うかどうかをコンピュータが判断す る。判断結果は、インフォセンターにメッセー ジで表示される • 再生許可の場合には Regen Initiated 再 生を開始しましたと表示。再生が終了す るまで、最大 30 分間が必要。終了ま で待つ 図 36 。 g212410 図 37 8.
• • エンジン低温—待て スマートパワー エンジン適温—待て トロのスマートパワーSmart Power™ 機能を使うと、深 く生い茂ったターフでもエンジンが停止してしまうことが ありません。スマートパワーは、負荷の大きな刈り込 み時に、刈り込み速度を自動的に調整して刈り上がり を最適化するとともに立ち往生を防止します。 エンジン高温—再生中~% 終了 9.
オペレータ 注意 管理責任者が事前に設定した範囲内で、オペレータが 刈り込みの最高速度ローレンジを設定することができま す。インフォセンターの初期画面またはメイン画面に て、中央ボタン インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 アイコンを押して調整します。 注 ローレンジとハイレンジの切り換えを行っても、新し い設定は記憶されません。新しい設定は、マシンを停 止したときに記憶されます。 インタロックスイッチは、オペレータが座席にいないのに 走行ペダルが踏まれた場合にマシンを停止させます。 走行ペダルがニュートラル位置にある時にはオペレー タが座席を離れてもエンジンは停止しません。PTOレ バーと走行ペダルを解除しておけばエンジンは回転を 続けますが、運転席を離れる場合にはいつでもエンジ ンを停止させる習慣をつけてください。 移動走行速度 管理者設定項目 保護メニュー 管理責任者が、移動走行時ハイレンジの最高速度 を制限す
1. 2.
注 駐車するときには必ずカッティングユニットを降下さ せてください。これにより、油圧系統の負荷がなくな り、各部やパーツの磨耗が少なくなるだけでなく、カッ ティングユニットが不意に落下するなどの事故を防ぐこ とができます。 振動も静かになります。その後にキーをOFFにしてエン ジンを停止 させてください。 ヒント 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直射日 光を避けて午後遅くに行いましょう。露があると草がか たまりになりやすく、また刈りたての草は強い直射日 光に当たるとダメージを受けます。 条件に合った刈り高の設定を 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょう。草丈 の1/3 以上は刈り取らないのが原則です。成長期の 密生している芝生では刈り高設定をさらに一目盛り上 げる必要があるかもしれません。 定期的に刈り込む 通常の環境では、だいたい45日に1回の刈り込みが必 要になります。しかし、草の生長速度は色々な条 件に よって左右され、一定ではありません。例えば寒冷な 地域では春から初夏にかけての芝草の成長期に最も頻 繁な刈り込みが必要となり、成長速度の落ちる夏に
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 8 時間 使用開始後最初の 200 時間 使用するごとまたは毎日 整備手順 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • プラネタリギアオイルを交換する。 • リアアクスルオイルを交換する。 • 油圧フィルタを交換する • • • • • • • • • 冷却系統を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 インタロックスイッチの動作を点検してください。 エンジンオイルの量を点検する。 水セパレータから水や異物を流し出す。 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜きは毎日おこなって異物を除去してください。 エンジン部、オイルクーラ、ラジエターを清掃する。 油圧ライン油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか十分に点検してください。 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行ってください。 (洗浄後にも必ず。) • バッテリーの状態の点検 100運転時間ごと • オルタネータベルトの磨耗と張りの
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動 作を点検する。 ブレーキの動作 エンジンオイルの 量を点検 冷却系統を点検 燃料・水セパレー タの水抜き。 エアフィルタのイ ンジケータの表 示。 ラジエター、オ イルクーラ、スク リーンの汚れ エンジンからの異 常音がないか点 検する。 1 運転操作時の異 常音 油圧オイルの量 を点検 油圧ホースの磨 耗損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点 検する 計器類の動作を 確認する. グリスアップ。2 塗装傷のタッチ アップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズルを点検する。 2.
定期整備ステッカー decal125-4606 図 41 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。 41
整備前に行う作業 潤滑 フードの外しかた ベアリングとブッシュのグリス アップ 1. フードのラッチ図 42を外し、フードを開ける。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 洗浄後にも必ず。 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。 グリスアップ箇所は以下の通りです • ブレーキシャフトのピボットベアリング5ヶ所 図 43 g009984 図 42 g009704 1. 2.
ステアリングシリンダのボールジョイント 2ヶ所 図 45 • • カッティングユニットのスピンドルシャフトのベアリン グユニット1台に1ヶ所 図 47。 g009708 図 47 • カッティングユニットのキャリアアームのブッシュユ ニット 1 台に 1 ケ所 図 47。 • 後ローラのベアリング各ユニットに2ヶ所 図 48 g009706 図 45 1.
エンジンの整備 3. エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 低圧のエア2.8kg/cm²、異物を含まない乾燥した 空気で、1次フィルタとボディーとの間に溜まって 高圧 の エ ア は 使 用 し いる大きなごみを取り除く。高 ないでください。異物がフィルタを通ってエンジン 部へ吹き込まれる恐れがあります。 注 このエア洗浄により、1次フィルタを外した時に ホコリが舞い上がってエンジン部へ入り込むのを 防止することができる。 エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点検 してください。破損していれば交換してください。吸 気部全体について、リーク、破損、ホースのゆるみ などを点検してください。 4. 1次フィルタ図 51を取り外して交換する。 注 エレメントを破損させる危険が大きいので、エ レメントを掃除して再使用しないでください。 エアクリーナのフィルタの整備は、インジケータ図 49が 赤色になってから行ってください。早めに整備を行って も意味がありません。むしろフィルタを外したときにエン ジン内部に異物を入れてしまう危険が大きくなります。 5.
エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回 運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。 重要 エンジンオイルの量は毎日点検してください。 油 量 が デ ィ ッ プ ス テ ィ ッ ク の FULL マ ー ク よ り 上 に あ る場合は、オイルが燃料で薄められている可能性が あります。 油 量 が FULL マ ー ク よ り 上 に あ る 場 合 は 、 エ ン ジ ン オ イルを交換してください。 エンジンオイルを点検する最もよいタイミングは、その 日の仕事を始める直前、エンジンがまだ冷えているうち です。既にエンジンを始動してしまった場合には、一旦 エンジンを停止し、オイルが戻ってくるまで約 10 分間 程度待ってください。油量がディップスティックのADD マークにある場合は、FULLマークまで補給してくださ オイ ル を 入 れ す ぎ な い よ う に 注 意 し て く だ さ い 。 い。オ g009712 図 52 1. 8. 9. 10.
エンジンオイルの量 0またはSPN 3720 FMI 16 の場合 は、すすフィルタを清掃する。 FMI 約 5.7 リットルフィルタ含む。 • エンジンオイルとフィルタの交換 インフォセンターにADVISORY 179 が表示された場合 は、DPF のディーゼル酸化触媒DOCとすすフィル タの整備時期が近づいています。 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 1. ドレンプラグ図 54を外してオイルを容器に受け る。オイルが抜けたらドレン・プラグを取り付ける。 g213865 図 56 • エンジンの不具合として CHECK ENGINE SPN 3251 FMI 0、 CHECK ENGINE SPN 3720 FMI 0 または CHECK ENGINE SPN 3720 FMI 16がインフォセンターに表示さ れる場合には図 57、各表示の指示に従ってすす フィルタを清掃してください g020434 図 54 1. オイルドレン・プラグ g214715 2. オイルフィルタ図 55を外す。 3.
燃料系統の整備 危険 軽油は条件次第で簡単に引火爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で行い、燃料をこぼさぬ よう、補給に際しては漏斗などの器具を使用す る。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 613mm 程 度 下 ま で と する。これは、温度が上昇して燃料が膨張 したときにあふれないように空間を確保する ためである。 g007367 図 58 1. 燃料フィルタ/水セパレータのキャニスタ • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を 絶対に近づけない。 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう。 4. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに拭く。 • 安全で汚れのない認可された容器で保存し、 容器には必ずキャップをはめること。 5. ガスケットに薄くオイルを塗る。 6. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ込 み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 7.
4. ドライフィルタキャニスタを、ガスケットが取り付 け部に当るまで手でねじ込み、そこからさらに 1/2回転締め付ける。 電気系統の整備 5. エンジンを始動し、燃料フィルタヘッドの周囲に漏 れがないか点検する。 バッテリーの充電と接続 警告 燃料ピックアップ・チューブの スクリーン カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 燃料ピックアップチューブは、燃料タンクの内部にあっ て、スクリーンで燃料を濾過し、燃料系統への異物の 進入を防いでいます。必要に応じて燃料ピックアップ・ チューブを取り外し、清祥してください。 1. 運転席のコンソールパネルのラッチを外して持 ち上げる 図 60 。 g009985 図 60 1. コンソールパネル 2.
2. 3. グリスを薄く塗る。プラス端子にゴムカバーを取 り付ける。 充電器に接続し、充電電流を 34 A にセットす る。34 Aで48時間充電する。 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子からはずす。 8. 警告 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属 部分が触 れるとショートを起こして火花が発 生する。それによって水素ガスが爆発を起こ し人身事故に至る恐れがある。 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 4.
ヒューズ g010255 図 64 decal125-4605 1. 図 62 ラッチを外し、コンソールパネル図 63を開いてヒューズ を露出させる 図 64 。 g009985 図 63 1. ラッチ 2.
走行系統の整備 プラネタリギアオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと または1年に1回のうち早く到達 した方の時期 ホイールナットのトルクを点検 する 補給用には高品質のSAE 85W-140 ギアオイルを使用 してく ださい。 1. 平らな場所で、点検・ドレンプラグが一番低い 位置時計の 6 時の位置に来るように停止させ る 図 66 。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 警告 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人身事故 につながる恐れがある。 時間 後 に 1回 回と 8時 時間 後 に も う 1 運 転 開 始 か ら 1-4時 回、前輪と後輪のホイールナットのトルク締めを行 。そ の 後 は 200 運 う こ と ト ル ク 値 は 115-136 N·m。 転時間ごとに締め付けを行う。 注 前ホイールナットは ½–20 UNFネジです。後ホイー ルナットはM12×1.6-6Hメートルネジです。 g008862 図 66 プラネタリギアオイルの点検 1.
を は め て マ シ ン を 3m ほ ど 移 動 さ せ る と 、 ブ レ ー キシステムにオイルがまわって残り量を補給す ることができるようになります。そのようにして全 量を入れてください。 7. プラグを取り付ける。 8. 反対側のプラネタリギアアセンブリも同様に作 業する。 リアアクスルオイルの点検 g009717 図 69 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 後アクスルには SAE 85W-140 ギアオイルを入れて出 荷しています。容量は2.4 リットルですオイル漏れの目 視点検は毎日行ってください。 1. 平らな場所に駐車する。 2. アクスルの一方の端部から点検用プラグ図 68を抜 き、穴の高さまで潤滑油があることを確認する。 3. 量が不足の場合は、給油プラグ図 68をはずし て補給する。 ドレンプラグの位置 3. オイルが抜けやすいように点検用プラグ3 個を 抜く。 4. 各ドレンプラグからオイルを抜き、容器で回収 する。 5. プラグを取り付ける。 6. 点検用プラグを外し、そこから 85W-140 ギアオ イルをおよそ 2.
冷却系統の整備 エンジンの冷却システムの整 備 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—エンジン部、オイ ルクーラ、ラジエターを清掃する。 汚れが激しければより頻繁な清掃が必要です。 g009718 図 71 1. タイロッドクランプ 2. 3. タイロッド両側のクランプをゆるめる図 71。 4. 外したボールジョイントを内側または外側に1回転 させ、ロッドの自由側のクランプを締め付ける。 5. タイロッドアセンブリ全体を同じ方向に一回転内 側または外側にさせ、ロッドの接続側のクラン プを締め付ける。 6.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 ブレーキペダルの遊びが 25mm以上となったり、ブレー キの効きが悪いと感じられるようになったら、調整を行っ てください。遊びとは、ブレーキペダルを踏み込んでか ら抵抗を感じるまでのペダルの行きしろを言います。 1. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレーキペ ダルのロックピンを外す。 2. 行きしろを小さくするにはブレーキを締める A. ブレーキケーブル図 74の端にある前ナッ ト をゆるめる。 g020509 図 73 1. オイルクーラ・ラジエター ラジ エ タ ー 部 を 水 で 清 掃 す る 重 要 オ イ ル ク ー ラ /ラ と、さびが発生したり、各部の破損が早く進む恐 れがあり、ほこりが固くこびりつくので水洗いは 避けてください。 4. g009721 図 74 後部スクリーンを閉じてラッチを掛ける。 1. 54 ブレーキケーブル B. 後ナットを締めてケーブルを後方に移動させ てブレーキペダルの遊びが 1325mm なる ようにする。 C.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータベルトの整備 油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと オアウタネータのベルト図 75は100運転時間ごとに点 検します。 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますので弊社代理店にご連絡くださ い。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色 になったりします。 注 ベルトのたわみが 10mm あれば適正とする。たわ みの量が適正でない場合は手順 2へ進む。適正であ れば調整は不要である。 1. オルタネータの取り付けボルトをゆるめる図 75。 1. キーを OFF 位置に回し、フードを開く。 2. 油圧オイルタンクの底部からケースリターンライン を外し、流れ出すオイルを大型の容器に受ける。 3. オイルが全部流れ出たらホースを元通りに接続 する。 4. 油圧オイルタンクに約 28.
油圧ラインとホースの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 油圧ライン油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか十分に点検してください。異常 を発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに傷 や変形がないか接続部が確実に締まっている かを確認する。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出しているので、絶対に手などを 近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確 実に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに 専門医 の治療を受けること。 g009723 図 76 1. 油圧フィルタ g009989 図 77 1. 油圧フィルタ 4. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 5.
保管 トラクションユニットの整備 1. トラクションユニット、カッティングユニット、エンジ ンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 26)を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップす る。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。金属部の変形を修理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う 7. A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を重 曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部に Grafo 112X スキンオーバーグリスP/N 505-47また はワセリンを塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごとに 24時間かけてゆっくりと充電する。 カッティングデッキの整備用ラッチを掛けるグラン ドマスター 4700-D のみ。 エンジンの整備 1.
図面 g023509 油 圧 回 路 図 グ ラ ン ド マ ス タ ー 4700 (Rev.
g023508 油 圧 回 路 図 グ ラ ン ド マ ス タ ー 4500 (Rev.
メモ
メモ
メモ
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、