Form No. 3361-301 Rev A Groundsmaster ® 4500-D お よ び 4700-D ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 30857— —シ リ ア ル 番 号 290000001 以 上 モ デ ル 番 号 30857 30858— —シ リ ア ル 番 号 290000001 以 上 モ デ ル 番 号 30858 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
い。図 1 は、モデル番号とシリアル番号を刻 印した銘板の取り付け位置(機械の右前フレー ム部材)を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異 常を引き起こす物質とされています。 連邦、国、地域の法令等により、この機械のエ ンジンについてスパーク・アレスタの使用が義 務づけられている場合があるため、マフラー・ アセンブリ内にスパーク・アレスタを取り付け てあります。 Toro 純正スパーク・アレスタはUSDA 米国林野 庁の認定品です。 重要 このエンジンのマフラーにはスパーク・ アレスタが装着されています。カリフォルニア 州の森林地帯・潅木地帯・草地でこの機械を使 用 ま た は 運 転 す る 場 合 に は 、 法 令 ( California 4442) )に よ り 、 Public Resource Code Section 4442 正常に機能するスパーク・アレスタの装着、ま たはエンジンに火災防止対策が施されているこ とが義務づけられ
目次 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ ...............................30 エンジンの整備 .......................32 エア・クリーナの整備 ................32 エンジン・オイルとフィルタの整 備 ...............................33 スロットルの調整 ....................33 燃料系統の整備 .......................34 燃料タンク .........................34 燃料ラインとその接続 ................34 ウォーター・セパレータの整備: .................................. 34 燃料ピックアップ・チューブのスク リーン ...........................35 インジェクタからのエア抜き ...........35 電気系統の整備 .......................36 バッテリーの充電と接続 ..............36 バッテリーの手入れ ...
安全について ◊ タイヤグリップの不足; ◊ 速度の出しすぎ; この製品は本書掲載のとおりにウェイトを搭 載すること により、製造時の状態においてCEN 規格EN 836 : 1997(但し所定のステッカーの 貼付が条件)、および米国連邦ANSI B71.
運転操作 • 有毒な一酸化炭素ガスが溜まるような閉め 切った場所ではエンジンを運転しないでく ださい。 • 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • エンジンを掛ける前には、アタッチメン トのクラッチをすべて外し、ギアシフトを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛けて ください。 • 回転部やその近くには絶対に手足を近づけ ないでください。また排出口の近くにも絶 対に人を近づけないでください。 • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜 面での作業には特に注意が必要です。転倒 を防ぐため: – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に 注意すること。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのよう な作業のために設計された芝刈機以外で は絶対行わないこと。 – マニュアルに指示があれば、カウンタ バランス やホイールバランスを使用す ること。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠 らないようにしましょう。 • 道路付近で作業するときや道路を横断する ときは通行に注意しましょう。 • 移動走行を行うときはリールの回転を止め てくだ
乗用芝刈り機を安全にお使いいた だ く た め に : TORO か ら の お 願 い • 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあ るか点検を怠らないでください。消耗した り破損した部品やステッカーは安全のため 早期に交換してください。 以下の注意事項はCEN、ISO、ANSI規格には含ま れていませんが、Toroの芝刈り機を安全に使 用していただくために必ずお守りいただきた い事項です。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合 は屋外で作業を行ってください。 • 機械の調整中に指などを挟まれないように 十分注意してください。 この機械は手足を切断したり物をはね飛ばした りする能力があります。重傷事故や死亡事故を 防ぐため、注意事項を厳守してください。 • 複数のブレードを持つ機械では、1つのブ レードを回転させると他も回転する場合が ありますから注意してください。 この機械は本来の目的から外れた使用をする とユーザーや周囲の人間に危険な場合がありま す。 • 整備・調整作業の前には、必ず機械を停止 し、カッティングユニットを下げ、駐車ブ レーキを掛け、エンジンを停止し、イグニッ ション・
さい。また運転するときには、必ずシート ベルトを着用してください。 • 移動走行時にはカッティングユニットを上 昇させてください。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本 体、マフラー、排気管などに触れると火傷 の危険がありますから手を触れないでくだ さい。 • 斜面ではいつでも転倒の危険がありますが、 傾斜が急になるほど転倒の危険が大きくなり ます。急な斜面での運転は避けてください。 ティングユニットや可動部に近づけないよ うに十分ご注意ください。 • Toro正規代理店でタコメータによるエンジ ン回転数検査を受け、安全性と精度を確認 しておきましょう。 • 大がかりな修理が必要になった時、補助が必 要な時Toro 正規代理店にご相談ください。 • 交換部品やアクセサリはToro純正品をお求 めください。他社の部品やアクセサリを御 使用になると製品保証を受けられなくなる 場合があります。 斜面を下るときには、機体を安定させるた めにカッティングユニットを下げておいて ください。 音 圧 レ ベ ル : 4500-D この機械は、EC規則98/37およびその改訂に定 める手順に則って同型機で測定した
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 117–2385 1. オペレーターズマニュアル 3. エンジン - 予熱 4. エンジン - 停止 を読むこと 。 117-4763 1. 駐車ブレーキの掛け方:左 右のペダルをピンでつな ぐ; 駐車ブレーキ・ペダル を踏み込んで、つま先ペダ ルを掛ける。 2. 2. エンジン - 始動 駐車ブレーキの解除のし 方: ロック・ピンを外し、ペ ダルを踏んで解除する。 117–2387 1. 2. 3. 4. 5. 6. 左側デッキ上昇 中央デッキ上昇 右側デッキ上昇 冷却ファン 後退 自動 117–2384 1. OFF 2. ヘッドライト 3. ON 4. 高速 5. 低速 6. PTO 7. 高 8. 走行コントロール 9. 低 117-4765 1. 2.
117-4766 1. ファンによる手足切断の危険:可動部に近づかないこと 106-6754 1. 2. 警告: 表面が熱い。触れないこと。 ファンによる手足切断危険、およびベルトによる巻き込まれの 危険:可動部に近づかないこと。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2. 爆発の危険オペレーターズ マニュアル を読むこと。 4. 警告: 表面が熱い。触れな いこと。 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 112-5297 1. 2. 3. 4. 5. 6. 117-4764 1. 2. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 手や指の切断の危険: 可動部に近づかないこと。すべての ガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. 足の切断の危険: 可動部に近づかないこと。すべてのガー ド類を正しく取り付けて使用すること。 98-4387 1.
112-5298 ( CE 用 : 112-5297 の 上 か ら 貼 付 す る * バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここ 1. 爆発の危険 6. 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. 4. 保護メガネ等着用のこと 9. に記載されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめ な角度です。 1. 2. 3. 4. 5. 6.
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組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 4 5 数量 用途 警告表示ステッカー 1 欧州 CE 規格に適合させる場合にのみ必 要となります。 フード・ロック・ブラケット リベット ねじ (1/4 x 1–1/2 inch) 平ワッシャ (1/4 inch) ロックナット(1/4 inch) スロットル・ストップ 1 2 1 1 1 1 固定ネジ 1 欧州 CE 規格に適合させてハイ・リフト・ブ レードを取り付ける時にのみ必要となり ます。 必要なパーツはありません。 – マシンのグリスアップを行ってください。 必要なパーツはありません。 – 後アクスル・オイル、油圧オイル、エンジ ン・オイルの量を点検します。 欧州 CE 規格に適合させる場合にのみ必 要となります。 その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 エンジンマニュアル 1 エンジンを掛ける前にお読みください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレータの
1 諸国用の警告ステッカーに貼り 代えます。 この作業に必要なパーツ 1 警告表示ステッカー 手順 CE 規格適合とするためには、ステッカー (P/N 112-5297)に代えてCE用ステッカーP/N 112-5298 を貼り付けてください。 図3 1. 2 フードのラッチ 2. フード・ラッチ・ブラケットをフードに固定 しているリベット(2本)を外す(図 4)。 フードからフード・ラッチ・ブラケットを取 り外す。 CE 規 格 に 適 合 さ せ る た め に フ ー ドにロックを取り付けます。 この作業に必要なパーツ 1 フード・ロック・ブラケット 2 リベット 1 ねじ (1/4 x 1–1/2 inch) 1 平ワッシャ (1/4 inch) 1 ロックナット(1/4 inch) 図4 1. フード・ラッチ・ブラケット 2. リベット 3. CE 用ロック・ブラケット 手順 1. フード・ラッチ・ブラケットからフード・ ラッチを外す(図 3)。 4. 5. 6. フードのラッチ ボルト ロックナット 3.
3 4 オプションのハイ・リフト・ブレード を 取 り 付 け る 時 に CE 規 格 適 合 用 のスロットル・ストップを取り付ける グリスアップを行う 必要なパーツはありません。 手順 この作業に必要なパーツ 1 スロットル・ストップ 1 固定ネジ 初めて運転する前にマシン全体のグリスアップ を行って ください。「潤滑」の項を参照。こ の作業を怠ると重要部品に急激な磨耗が発生し ますから注意してください。 手順 5 1. スロットル・ストップについている固定ね じをゆるめる。 (図 5)。 2. スロットル・ストップをハイ・アイドル・ ねじまで動かす(図 5)。スロットル・ス トップの面取りされている端部が外側を向 くようにする。 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 1. 初回運転の前に、後アクスル・オイルの量 を点検してください。「駆動系統の保守」 の「後アクスル・オイルの点検」を参照。 2. 初回運転の前に油圧オイルの量を確認して ください。「運転」の章の「油圧オイルの 量の確認」を参照。 3.
製品の概要 チルト調整ペダル ハンドルを手前に寄せたい場合には、ペダル (図 6)を踏みこみ、ステアリング・タワーを 手前に引き寄せ、ちょうど良い位置になった ら、ペダルから足を離します。 各部の名称と操作 ブレーキ・ペダル 速度制限ネジ 2枚のペダル(図 6)により左右の車輪を独立 で制御し、旋回性能、駐車、斜面での走行性能 を高めています。 これらのネジ(図 7)を使ってペダルの前後へ の踏み込み深さを制限し、前進速度や後退速度 を制限することができます。 ペダルのロック用ラッチ 重要 これらのネジは、ポンプのストロークの 範囲内で調整してください。ポンプのストロー ク限界を超えてペダルを踏み込むと、ポンプ を破損する場合があります。 ペダルのロック用ラッチ(図 6)を使って2枚 のペダルを連結して駐車ブレーキを掛けます。 駐車ブレーキ・ペダル 駐車ブレーキ(図 6)を掛けるには、ペダル・ ロック用ラッチで2枚のペダルを連結し、右ブ レーキペダルを踏み込みながら、つま先ペダル を踏み込みます。ブレーキを解除するには、駐 車ブレーキ・ラッチが解除される左右どちらか のペダルを踏み込みます。
PTO ス イ ッ チ ングユニットが降下した状態でマシンを始動す る場合には、昇降スイッチを降下側に押して カッティングユニットをフロート刈り込みモー ドにしてください。 PTOスイッチ(図 8)には2つの位置がありま す: Out(回転)とIn(停止)です。PTO ボタ ンを引くとカッティングユニットのブレードが 回転を開始します。カッティングユニットのブ レードの回転を止めるにはボタンを押し込ん でください。 注 速度が高速レンジに設定されているとデッキ は降下しません。また、エンジンが掛かってい るのにオペレータが運転席にいない場合には、 降下も上昇もさせられません。 ハイ・ロー速度コントロール スロットル・コントロール このスイッチ(図 8)で、芝刈り作業用と移動 走行用のモードの切り換えを行います。ハイ・ レンジではカッティングユニットは作動しませ ん。また、スイッチがハイ・レンジにセットさ れている時には、デッキを下降させることは できません。 コントロール(図 8)を前に倒すとエンジン回 転速度が速くなり、後ろに引くと遅くなりま す。 ライト・スイッチ スイッチ(図 8)の下側
エンジンの冷却ファンのスイッチ 緑色の範囲内でサスペンションの位置を変えて 行ないます。 このマシンには、エンジン冷却用油圧駆動式 自動逆転ファンが装備されています。ファン・ スイッチ(図 9)には2つの位置があります: R(手動リバース)と Auto(自動;通常使用 用)です。マニュアルの「運転操作」の章の 「エンジン冷却ファンの操作」の項を参照し てください。 バッグ・ホルダー バッグ・ホルダー(図 9)は物入れにお使い ください。 アワー・メータ 図 11 1. 2. 3. アワー・メータ(図 9)は、本機の積算運転時 間を表示します。 体重調整ゲージ 体重調整レバー 前後調整レバー 4. 5. 座席背板調整レバー アーム・レスト調整ノブ 燃料計 燃料計(図 10)は、燃料タンクに残っている 燃料の量を表示します。 体重調整レバー オペレータの体重に合わせて調整します (図 11)。レバーを引き上げると空気圧が高 くなり、押し下げる低くなります。体重ゲージ が緑色の範囲に入れば、調整は適切です。 図 10 1.
仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあります。 トラクションユニットの仕様 4500-D 4700-D 刈幅 2.8 m 3.8 m 全幅(カッティング ユニット降下時) 286 cm 391 cm 全幅(カッティング ユニット上昇時) 224 cm 224 cm 全長 370 cm 370 cm 高さ(ROPSを 含む) 216 cm 216 cm 地上高 15 cm 15 cm トレッド(前輪) 224 cm 224 cm トレッド(後輪) 141 cm 141 cm ホイールベース 171 cm 171 cm 重量(カッティ ングユニットを 含み、油脂類を 含まない) 1995 kg 2245 kg アタッチメントやアクセサリ メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
運転操作 入れ す ぎ な い こ と 。 油量が ADD マー す。入 クと FULLマークの間であれば補給の必要 はありません。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1. 平らな場所に駐車する。 2. エンジン・カバーのロックを解除し、カ バーを開ける。 この機械の運転音は、オペレータの耳の位 置 で 85 dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け ると聴覚に障害を起こす可能性がある。 3. ディップスティックを抜き取り、付いてい るオイルをウェスで拭き、もう一度一杯に 差し込んで抜きとる。 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 オイル量が安全レンジ内にあればよい (図 12)。 始動キーをつけたままにしておくと、誰で もいつでもエンジンを始動させることが でき、危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停 止し、キーを抜いておくこと。 エンジン・オイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷しています が、初回運転の前後に必ずエンジン・オイルの 量を確認してください。 図 12 1.
5. オイル・キャップとディップスティック を取り付ける。 ル系、メタノール系の冷却液の使用は避 けること。 4. ラジエターと補助タンクのふたを取り付 ける。 6. エンジン・カバーを閉じ、ラッチを掛ける。 冷却系統を点検する 燃料を補給する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 硫黄分の少ない(微量:500 ppm 未満、また は極微量:15 ppm 未満)の新しい軽油または バイオ・ディーゼル燃料以外は使用しないでく ださい。セタン値が 40以上のものをお使いく ださい。燃料の劣化を避けるため、180日以 内に使いきれる程度の量を購入するようにし てください。 毎日、冷却液の量を点検してください。容量は 12.3 リットルです 。 1.
• バイオディーゼル混合燃料は塗装部を傷 める可能性がある。 • 寒い地方ではB5(バイオディーゼル燃料 が5%)またはそれ以下の製品を使用する こと。 • 時間経過による劣化がありうるので、シー ル部分、ホース、ガスケットなど燃料に直 接接する部分をまめに点検すること。 • バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃 料フィルタが詰まる場合がある。 • バイオディーゼル燃料についてのより詳細 な情報は代理店におたずねください。 図 15 1. 燃料は非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけど や火災などを引き起こす。 燃料タンクのキャップ 2. タンクの天井から約 2.
産業規格: ヴィッカース I-286-S (品質レベル), ヴィッカース M-2950-S(品質レベル), デニソン HF-0 燃料を補給中、静電気による火花がガソリ ンに引火する危険がある。発火したり爆 発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であ り、そのためオイル洩れの発見が遅れがちで す。油圧オイル用の着色剤をお使いいただくと 便利です (20cc 瓶)1瓶で15~22 リットル のオイルに 使用可能です。パーツ番号は P/N 44-2500。ご注文は Toro 代理店へ。 • 燃料容器は車から十分に離し、地面に直 接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給 しない。車両のカーペットやプラスチッ ク製の床材などが絶縁体となって静電気 の逃げ場がなくなるので危険である。 生 分 解 油 圧 オ イ ル - Mobil EAL 224H Toro生 生分 解 油 圧 オ イ ル を 販 売 し て い ま す (19 リットル缶また Toro は 208 リットル缶)パーツカタログまたは代理店でパーツ番 号をご確認ください。 他 に
3. 油圧オイルタンクの注油口周辺をきれいに 拭き、キ ャップ(図 17)を外す。給油口 からキャップを取る。 に、駐車 ブレーキが掛かっていることを 確認する。 2. スロットル・コントロールをロー・アイド ル位置とする。 3. キーを RUN 位置に回す。グローランプの点 灯を確認する。 4. グローランプが消えたら、キーをSTART位 置に回す。エンジンが始動したらすぐに キーから手を放す。キーは RUN 位置に戻 る。スロットル・コントロールを希望の 位置にセットする。 重要 スタータ・モータのオーバーヒートを 15秒 秒間 以 上 連 続 防 止 す る た め 、 ス タ ー タ は 15 で 回 転 さ せ な い で く だ さ い 。 10 秒 間 連 続 で 使 っ た ら 、 キ ー をOFF OFF位 位置に戻し、始動手順 を 確 認 し 、 15 秒 間 待 っ て か ら も う 一 度 ス タータを回してください。 図 17 1.
インタロック・スイッチの動作を点 検する 緊急時の牽引移動 緊急時には、油圧ポンプについているバイパ ス・バルブを開いて本機を牽引または押して 移動することができます。但し、移動距離は 400 m 以内としてください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3 ~ 5 km/h と し て ください。これ以上の速度ではトランスミッ ション機器に損傷を与える危険があります。本 機を押して或いは引いて移動させる場合には、 必ずバイパス・バルブを開く必要があります。 インタロック・スイッチは安全装置であり、 これを取り外すと予期せぬ人身事故が起 こり得る。 • インタロック・スイッチをいたずらし ない。 重要 機械を後ろに押して移動させる場合に は、4輪駆動マニホルドのチェック・バルブ もバイパスさせる必要があります。バイパス させるには、ホース・アセンブリ(ホース: 95-8843、 、カ ッ プ ラ ・ フ ィ ッ テ ィ ン グ : P/N P/N 95-8843 95-0985( ( 2 個 ) 、 油 圧 フ ィ ッ テ ィ ン グ : P/
ジャッキアップ・ポイント 斜面の通行には最大の注意を払ってください。 運転席の固定ラッチが確実に掛かっていること を確認し、必ずシートベルトを着用してくだ さい。また、転倒事故を防止するために、法 面での速度の出しすぎや急旋回に十分注意し てください。そして、下り坂では、機体を安 定させるためにカッティングユニットを下げ てください。 • 機体前部:左右の駆動輪の内側のフレーム • 機体後部:アクスルの中央 ロープ掛けのポイント • 機体前部:左右の前ステップ • 機体後部:後バンパー 運転の特性 この芝刈機では、草地で作業中にブレード に当たっ た異物は、地面に打ち込まれてそ の運動エネルギー を急速に失うよう設計さ れている。しかし、注意不足や地 面の刈 凹凸の状態、不規則な跳ね返り、ガードや カ バーの不備などの悪条件が重なると、 カッティング ユニットから異物が飛び出 す場合がでてくる。 この芝刈機はHST(ハイドロスタティック・ト ランスミッション)を採用しており、一般の芝 管理用機械とは異なった特性をもっています。 よく練習してから運転してください。運転に当 たっては、トラクションユニ
作業後の洗浄と点検 を前に倒すと R モードとなり、このスイッチ 操作によってファンは逆回転サイクルを1回行 ないます。後スクリーンの詰まりに気づいたと きや、整備場に進入する前、格納庫に入る前な どにこの手動逆転モードをお使いください。 きれいな刈りあがりを維持するために、芝刈り 作業が終わったらホースと水道水で各カッティ ングユニットの裏側を洗浄してください。刈 りかすがこび りつくと、刈り込みの性能が十 分に発揮されなくなります。 ヒント 注 駐車するときには必ずカッティングユニッ トを降下させてください。これにより、油圧系 統の負荷がなくなり、各部やパーツの磨耗が 少なくなるだけでなく、カッティングユニッ トが不意に落下するなどの事故を防ぐことが できます。 刈り込みは芝が乾いている時に 刈り込みは、朝露を避けて遅めの午前中か、直 射日光を避けて午後遅くに行いましょう。露が あると草がかたまりになりやすく、また刈り たての草は強い直射日光に当たるとダメージ を受けます。 条件に合った刈り高の設定を 一度に切り取る長さは25 mm以内に抑えましょ う。草丈の1/3 以上は刈り取らないのが原則
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジン・オイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 200 時間 • プラネタリ・ギア・オイルを交換する。 • リア・アクスル・オイルを交換する。 • 油圧フィルタを交換する 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • • エンジン・オイルの量を点検してください。 冷却系統を点検する。 油圧オイルの量を点検してください。 タイヤ空気圧を点検する。 インタロック・スイッチの動作を点検してください。 水セパレータの水抜きと異物の除去。 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜きは毎日おこなって異物を除去してください。 エンジン部、オイル・クーラ、ラジエターを清掃する。 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか十分に点検してください。 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行って
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 木 水 金 土 日 インタロックの動作 ブレーキの動作 エンジン・オイルの 量を点検 冷却系統を点検 燃料・水セパレー タの水抜き。 エアフィルタのイン ジケータの表示。 ラジエター、オイ ル・クーラ、スク リーンの汚れ エンジンからの異 常音。 1 運転操作時の異 常音 油圧オイルの量を 点検 油圧ホースの磨耗 損傷を点検 オイル漏れなど タイヤ空気圧を点 検する 計器類の動作 グリスアップ。2 塗装傷のタッチ アップ 1. 始動困難、大量の煙、咳き込むような走りなどが見られる場合はグロープラグと噴射ノズ ルを点検する。 2.
定期整備ステッカー 図 19 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、 危険である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。 29
整備前に行う作業 潤滑 フードの外しかた ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 1. ラッチ(図 20)を外し、フードを回転させ て開く。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、全部のベア リングとブッシュにNo.2 汎用リチウム系グリスを注入します。通常の使 用では 50 運転時間ごとに行いますが、機体を 水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグ リスアップしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです: • ブレーキ・シャフトのピボット・ベアリン グ(5ヶ所)(図 21) 図 20 1. フードのラッチ(2ヶ所) 2.
• カッティングユニットのスピンドル・シャ フトのベアリング(各カッティングユニッ トに1ヶ所)(図 25) 図 25 図 23 1.
エンジンの整備 2. ボディーからカバーを外す。フィルタを外 す前に、低圧のエア(2.8 kg/cm2、異物を含 まない乾燥した空気)で、1次フィルタとボ ディーとの間に溜まっている大きなゴミを 高圧 の エ ア は 使 用 し な い で く だ 取り除く。高 さい。異物がフィルタを通ってエンジン部 へ吹き込まれる恐れがあります。 エア・クリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと エア・クリーナ本体にリーク原因となる傷がな いか点検してください。破損していれば交換し てください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 このエア洗浄により、1次フィルタを外した 時にホコリが舞い上がってエンジン部へ入 り込むのを防止することができる。 3.
図 31 1. エンジン・オイルのドレン・プラグ 図 30 1. 2. オイルフィルタ(図 32)を外す。新しい フィルタのシールに薄くエンジン・オイル を塗って取り付 ける。締めすぎないように 注意すること。 エア・クリーナの安全フィルタ 4. カバーについている異物逃がしポートを清 掃する。カバーについているゴム製のアウ トレット・バルブを外し、内部を清掃して 元通りに取り付ける。 5. アウトレット・バルブが下向き(後ろから 見たとき、時計の5:00と7:00の間になるよ うに)カバーを取り付ける。 6. インジケータ(図 27)が赤になっている場 合はリセットする。 エンジン・オイルとフィルタの整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 運転開始後50時間でエンジン・オイルの初回交 換を行い、その後は、150 運転時間ごとにオイ ルとフィルタを交換してください。 図 32 1. 1. ドレン・プラグ(図 31)を外してオイルを 容器に受ける。オイルが抜けたらドレン・ プラグを取り付ける。 エンジン・オイルのフィルタ 3.
燃料系統の整備 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷 えた状態で行う。こぼれた燃料はふき 取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は 燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm 程 度下までとする。これは、温度が上昇し て燃料が膨張したときにあふれないよう に空間を確保するためである。 図 33 1.
きは毎日おこなって異物を除去 してください。 400運転時間ごと—燃料フィルタ のキャニスタは所定時期に交換 してください。 1. 燃料噴射ポンプの No.1インジェクタ・ノズ ル(図 35)へのパイプ接続部をゆるめる。 水セパレータの水抜きは毎日おこなって異物を 除去してください。フィルタは400運転時間ご とに交換してください。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく (図 34)。 2. キャニスタ下部のドレン・プラグをゆるめ て水や異物を流し出す。 図 35 1. No.1インジェクタ・ノズル 2. スロットルをFAST位置とする。 3. 始動キーをSTART位置に回し、接続部から流 れ出 る燃料が泡立たなくなるのを待つ。 燃料が泡立たなくなったら、キーをOFFに 戻す。 4. パイプをしっかり締め付ける。 図 34 1. 5. 残りのノズルからも同じ要領でエアを抜く。 燃料フィルタ・水セパレータ 3. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 4. フィルタ容器を外して取り付け部をきれい に拭く。 5. ガスケットに薄くオイルを塗る。 6.
電気系統の整備 2. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセッ トする。3~4 Aで4~8時間充電する。 バッテリーの充電と接続 3. 充電が終わったらチャージャをコンセント から抜き、バッテリー端子からはずす。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 4. 赤い(+)ケーブルをバッテリーの(+) 端子に、 黒いケーブル(-)はバッテリー の(-)端子に固定する(図 37)ケーブ ルはキャップスクリュとナットで各電極に 確実に固定すること。プラス端子が電極に 十分にはまり込んでいること、ケーブルの 配線に無理がないことを確認する。ケーブ ルとバッテリー・カバーを接触させないこ と。ショート防止のために(+)端子にゴ ムキャップをかぶせる。 1.
薄く塗る。プラス端子にゴムカバーを取り 付ける。 6.
走行系統の整備 ホイール・ナットのトルクを点検す る 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人 身事故につながる恐れがある。 85~ ~ 前 輪 と 後 輪 の ホ イ ー ル ・ ナ ッ ト を 85 100ft.-lb.( ( 115 115~ ~ 136 N·m= 11.8 11.8~ ~ 13.8 100ft.-lb. kg.m) )に ト ル ク 締 め す る ; こ の 作 業 は 新 kg.m 車の使用を開始して 1~4 運転時間後に1 度、そして 8 運転時間後にもう一度行な う 。 そ の 後 は 200 運 転 時 間 ご と に 締 め 付 けを行う。 図 40 1. ヒューズ 注 前ホイールナットは1/2-20 UNFネジです。 後ホイールナットはM12×1.
2. プラネタリに付いているプラグ(図 41)を 抜く。ブレーキの後側で、プラグ穴の高さ まで油量があればよい。 3. 必要に応じてオイルを追加する。プラグを 取り付ける 4. 機体の反対側でも同じ要領1-3で点検する。 プラネタリ・ギア・オイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 1年ごと 図 43 1. 2. 200運転時間で初回交換を行います。その後は 800運転時間ごと又は 1 年に 1 回のうち早い方 の時期に交換してください。補給用には高品質 のSAE 85W-140 ギアオイルを使用してく ださ い。 ブレーキ・ハウジング ドレン・プラグ 3. 点検プラグ 4. ブレーキ・ハウジングの下にある両方のプ ラグを外してオイルを抜く。 1. 平らな場所で、ホイールの点検/ドレン・プ ラグ(図 42) が一番下(時計の6時の位 置)に来るように停止させる。 5. オイルが全部排出されたら、ブレーキ・ハ ウジングの下側のプラグを取り付ける。 6.
走行ドライブのニュートラル調整 走行ペダルがニュートラル位置にあるときには 本機は停止していなければいけません。動きだ すようでしたら調整が必要です。 1. 平らな場所に駐車し、、エンジンを停止さ せ、速度コントロールをLOWレンジにセット し、カッティングユニットを降下させる。 右ブレーキだけ踏んだ状態で駐車ブレーキ を掛ける。 図 44 1. 点検プラグ 2. 2. 車両の左側をジャッキアップして前輪を床 から浮かす。落下事故防止のためにジャッ キ・スタンドでサポートする。 補給プラグ 3. エンジンを始動しアイドル回転させる。 リア・アクスル・オイルの交換 4. 前への動きを止めたい場合は、ポンプ・ロッ ドの端部にあるジャム・ナットを回してポ ンプ・コントロール・チューブ(図 46) を前へ動かす。後への動きを止めたい場合 は、後へ動かす。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 200 時間 800運転時間ごと 初回のオイル交換は運転開始後 200時間で、そ の後は、800運転時間ごとにオイル交換を行っ てください。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
冷却系統の整備 エンジンの冷却システムの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジン部、オイル・クーラ、ラジエターは毎 日清掃してください。汚れが激しければより頻 繁な清掃が必要です。 図 47 1. トラクションユニットの前部 2. タイヤ後部よりも 3 mm 小 さい 3. 1. 後スクリーン(図 49)のラッチをはずし て後部を開ける。スクリーンを丁寧に清掃 する。 中心線から中心線までの 距離 注 蝶番のピンを抜けばスクリーンは外れ ます。 2. 調整が必要な場合は、タイロッドのボール・ ジョイ ントのコッターピンとナットを外す (図 48)。次に、タイロッドのボール・ ジョイントをアクスル・ケースのサポート から外す。 図 48 1. タイロッドのクランプ 2. 図 49 タイロッドのボール・ジョイ ント 1. 後スクリーンのラッチ 2. オイル・クーラのラッチ(図 50)を回し て外す。 3. タイロッド両側のクランプをゆるめる (図 48)。 4.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 ブレーキ・ペダルの遊びが25 mm以上となった り、ブレーキの効きが悪いと感じられるように なったら、調整を行ってください。遊びとは、 ブレーキ・ペダルを踏み込んでから抵抗を感じ るまでのペダルの行きしろを言います。 1. 左右のペダルが独立に動けるように、ブレー キ・ペダルのロックピンを外す。 2. 行きしろを小さくするにはブレーキを締め る: 図 50 1. A. ブレーキ・ケーブル(図 52)の端にあ る前ナッ トをゆるめる。 オイル・クーラのラッチ 3. クーラを後ろに傾ける。オイル・クーラとラ ジエターの裏表を(図 51)圧縮空気で丁寧 に清掃する。機体の前側からエアを吹きつけ て後ろ側にゴミを吹き飛ばします。その後、 今度は後ろ側から前側に向かって吹きつけ て清掃します。この作業を数回繰り返して ごみやほこりを十分に落としてください。 図 52 1. ブレーキ・ケーブル B. 後ろナットを締めてケーブルを後ろへ引 く。行 きしろが12~25 mm になるように 調整する。 C. 調整ができたら前ナットを締める。 図 51 1. オイル・クーラ 2.
ベルトの整備 油圧系統の整備 オルタネータ・ベルトの整備 油圧オイルの交換 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 通常は 800 運転時間ごとにオイルを交換しま す。オイルが汚染されてしまった場合は油圧系 統全体を洗浄する必要がありますので、Toro 代 理店にご連絡ください。汚染されたオイルは乳 液状になったり黒ずんだ色なったりします。 1. エンジンを止め、フードを開ける。 2. 油圧オイル・タンクからケース・リターン・ ラインを外し、流れ出すオイルを大型の容 器に受ける。オイルが全部流れ出たらライ ンを元通りに接続する。 3. タンクに油圧オイルを入れる。容量は約 28 リットルである。「油圧オイルを点検 する」を参照。 オアウタネータのベルト(図 53)は100運転時 間ごとに点検します。 1. プーリとプーリの中間部分を5 kg で押さえ た時に 10 mm程度のたわみがでるのがよい。 2.
3. 新しいフィルタのガスケットに薄くオイル を塗布し中にオイルを入れる。 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじ れ、支持部のゆるみ、磨耗、フィッティングの ゆるみ、風雨や薬品による劣化などがないか毎 日点検してください。異常を発見したら必ず運 転を行う前に修理してください。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身 体に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホース に傷や変形がないか接続部が確実に締 まっているかを確認する。 • 油圧のピンホール・リークやノズルから は作動油が高圧で噴出しているので、絶 対に手などを近づけない。 図 54 1. • リークの点検には新聞紙やボール紙を 使う。 油圧フィルタ • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力 を確実に解放する。 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直 ちに専門医の治療を受けてください。 図 55 1. 油圧フィルタ 4. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 ガスケットがフィルタ・ヘッドに当たるま で手で回して取り付け、そこから更に1/2 回転増し締めする。 5.
洗浄 保管 スパーク・アレスタ・マフラーの整 備 トラクションユニット 1. トラクションユニット、カッティングユニッ ト、エンジンをていねいに洗浄する。 2. タイヤ空気圧を点検する;「タイヤ空気圧 を点検する」を参照。 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、 必要な締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアッ プする。余分のグリスやオイルはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをか け、タッチアップする。金属部の変形を修 理する。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う: A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を 重曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にワセ リン(Grafo 112X: P/N 505-47)を薄く 塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごと に24時間かけてゆっくりと充電する。 7.
図面 油 圧 回 路 図 : グ ラ ン ド マ ス タ ー 4700 (Rev.
油 圧 回 路 図 : グ ラ ン ド マ ス タ ー 4500 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
電 気 回 路 図 (Rev.
一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社 の合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上 または製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間*のうち いずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたしま す。この保証はエアレータを除くすべての製品に適用されます( エアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧下さ い)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部 品代、運賃が含まれます。この保証は、「製品」 の当初の購入者 に納品された日から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社 代理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客 様から連絡をして頂くことが必要です。連絡先がわからなかった り、保証内容や条件について疑問がある場合には、本社に直接お 問い合わせください: Toro Commer