User's Manual
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205SHPL03.fm
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. 放射線測定機能は、身のまわりの空間の放射線(ガ
ンマ線)の線量率を簡易に把握するものです。
. 放射線量率は刻々と変化するものであり、再現性に
乏しい性質があります。
. 本機能は、測定した数値を保証するものではなく、
ビジネス用途には向いていません。
. 高い放射線量率が測定された場合は、放射線測定専
用機による測定をおすすめします。
. 電子レンジや蛍光灯、イオン発生装置の近くでは、
使用しないでください。ノイズや電磁波の影響で正
しい測定ができないことがあります。
. 測定中、大きな振動や衝撃を与えないでください。
正しい測定ができないことがあります。
. 測定中に、急激な振動、急激な線量の変化があると
測定を中止することがあります。この場合は、再度
測定してください。
. 他のアプリケーションを同時に動作するなど、放射
線測定に影響する使用状態のときは、測定できない
ことがあります。
. 地面などに直接置いて測定しないでください。付着
物により、以後の測定が正しく行われなくなる可能
性があります。万一、汚れが付着した場合はすみや
かに水で洗い流すなどして、清潔を保ってくださ
い。
.
しっかり測定の測定精度は、測定時間により異なり
ます。特に、放射線量が低い環境では、長時間の測定
が必要になります。
.
しっかり測定では、測定精度を☆の数で示します
(☆の数が多い程誤差が小さい)。☆が5つ表示され
るまで測定した場合、誤差は±20%となります。
.
しっかり測定の目安範囲は、測定値±誤差の範囲を
示したものです。おおむね、この範囲に入るという
目安を示すものであって、必ずこの範囲に入るとい
う意味ではありません。
.
しっかり測定は、測定開始から約●●分経過すると
通知音が鳴り、一時結果が表示されます。
精度を上
げるをタップすると計測が継続しますので、☆の数
を参考に、なるべく長い時間の測定を行ってくださ
い。
.
常時測定は、常に測定するため本体を動かす状態を
含みます。また、振動やノイズなどの影響を受け易
く、より多くの誤差を含むため、測定精度の保証は
できません。個人の参考値として扱ってください。
.
常時測定の測定履歴から、累積放射線量を予測でき
ますが、あくまでも予測値であり、正しい累積放射
線量は個人線量計(積算線量計)による測定をおす
すめします。
. 本機に搭載された放射線測定モジュールは、計量法
に基づき校正された標準モジュールを基準として、
校正・検査を行っています(校正誤差±10%以内)。
. 本機に搭載された放射線測定アプリケーションは、
慶應義塾大学の地球環境スキャニングプロジェク
トにより監修されています。
使用時のご注意
205SH_PL.book 17 ページ 2013年5月9日 木曜日 午後1時29分