Dell EMC PowerVault MD3800f および MD3820f ストレージ アレイ オーナーズマニュアル 規制モデル: E03J and E04J Series 規制タイプ: E03J001 and E04J001 July 2018 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法で保護されています。 Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc.
目次 章 1: システムについて..................................................................................................................... 5 はじめに.................................................................................................................................................................................5 前面パネルの機能とインジケータ .................................................................................................................................. 5 背面パネルの機能とインジケータ ............................
RAID コントローラモジュールを開く ......................................................................................................................23 RAID コントローラモジュールを閉じる.................................................................................................................. 23 RAID コントローラモジュールバックアップバッテリユニット ..............................................................................24 RAID コントローラモジュールバックアップバッテリユニット の取り外し ..................................................
1 システムについて トピック: • • • • • • • はじめに 前面パネルの機能とインジケータ 背面パネルの機能とインジケータ 物理ドライブ インジケータのパターン 電源装置と冷却ファンの機能 電源インジケータのコードおよび機能 関連マニュアル はじめに 、MD3800f および MD3820f シリーズストレージアレイは、高可用性を目的として設計されており、データストレージへの冗長アク セスを提供します。この機能は、シングルおよびデュアル RAID コントローラ構成の両方をサポートします。 Dell PowerVault MD3800f および MD3820f シリーズストレージアレイは、ホストサーバーにファイバチャネル(FC)接続を提供しま す。64 の物理ホストへのアクセスが可能です。 MD3800f および MD3820f シリーズストレージアレイには多数のコンポーネントが含まれています。それらのコンポーネントは次 のとおりです。 • • • • • RAID コントローラモジュール PSU/ ファンモジュール ディスクドライブ(本文書では物理ディスクまたはハードドライブとも呼ばれます)
図 2. 前面パネル の機能およびインジケータ—Dell PowerVault MD3820fM 図 3. 前面ベゼルの機能およびインジケータ 表 1.
表 1. 前面パネルの機能とインジケータ (続き) 項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 説明 2 電源 LED 少なくとも 1 つの電源装置がエンクロージャに電力を供給して いる場合、電源 LED が緑色に点灯します。 3 スプリットモード LED MD3800f シリーズ ストレージアレイではスプリットモード機能 がサポートされていないため、この LED は消灯している必要が あります。 4 システム識別ボタン 前面 コントロールパネルのシステム識別ボタンを使用して、ラ ック内 の特定のエンクロージャ位置を確認できます。ボタンを 押すと、 コントロールパネルおよび RAID コントローラモジュー ル上のシステムステータスインジケータが青色に点滅し、 もう 一度押すと点滅が止まります。 5 ハードドライブ MD3800f — 最大 12 台の 3.5 インチ SAS ホットスワップ可能ハ ードディスクドライブ。 MD3820f — 最大 24 台の 2.
物理ドライブ インジケータのパターン 図 5. 物理ドライブ インジケータ 1. 物理ドライブアクティビティインジケータ(緑色) 2. 物理ドライブステータスインジケータ(緑色と橙色) メモ: 物理 ドライブが AHCI(Advanced Host Controller Interface)モード の場合、ステータスインジケータ(右側)は機能 せず、 消灯したままになります。 表 2.
電源インジケータのコードおよび機能 図 6. 電源インジケータのコードおよび機能 表 3. 電源インジケータのコードおよび機能 項目 LED のタイプ 1 DC 電源 Icon 説明 DC 出力電圧が限度内にある場合、LED が緑色に点灯します。 この LED が消灯している場合、DC 出力電圧が 限度外にあることを意味し ます。 2 電源装置 / 冷却ファ ンの障害 DC 出力電圧が限度外にある、またはファンの障害が検知された場合、LED が橙色に点灯します。 LED が消灯している場合、いずれの障害も発生していないことを意味しま す。 3 AC 電源 AC 入力電圧が限度内にある場合、LED が緑色に点灯します。 LED が消灯している場合、 電力が供給されていない、または AC 入力 電圧 が限度外にあることを意味します。 4 電源コネクタ このコネクタに外付けの電源装置を接続します。 5 電源スイッチ(2) 電源スイッチはエンクロージャへの電源装置出力を制御します。 関連マニュアル メモ: PowerVault の 全マニュアルについては、dell.
• • • 10 『Dell PowerVault Modular Disk Storage Arrays CLI Guide』(Dell PowerVault Modular Disk ストレージアレイ CLI ガイド)— MDSM CLI を使用した システムの設定および管理についての情報が記載されています。 Dell PowerVault MD3800f および MD3820f ストレージアレイの『Deployment Guide』(導入ガイド) - SAN アーキテクチャでのス トレージシステムの 導入に関する情報を記載しています。 『Dell PowerVault MD34xx and 38xx Series Support Matrix』(Dell PowerVault MD34xx and 38xx サポートマトリクス)— ストレージ アレイの 互換性マトリックスに関する情報が記載されています。 システムについて
2 コントローラモジュール トピック: • • • • • • • RAID コントローラモジュール RAID コントローラ モジュールコネクタと機能 ホストチャネル LED リンクレート表示 RAID コントローラ モジュール — 追加機能 キャッシュの機能と特徴 SFP トランシーバ、光ファイバケーブル、SAS ケーブル 4 Gbps、8 Gbps、および 16 Gbps のデバイスの 相互運用性 RAID コントローラモジュール RAID コントローラモジュールは、高機能性、高度な仮想ディスク設定、およびフォールトトレラントなディスクサブシステム管理 を提供します。各 RAID コントローラモジュールには、高可用性の 4 GB、または 8 GB のミラーキャッシュおよび、バッテリ駆動の キャッシュオフロードメカニズムがあります。 メモ: 8 GB ミラーキャッシュは、オプション機能です。 RAID コントローラモジュールは、次のデータパスとエンクロージャ管理機能を提供します。 • • • エンクロージャの環境要素の監視と制御(温度、ファン、電源装置、およびエンクロージャの LED) 物理ディスクへ
表 4.
表 5.
キャッシュの機能と特徴 キャッシュミラーリング キャッシュミラーリング機能は、プライマリコントローラから受け入れたホスト書き込みデータをパートナーコントローラにコピー します。この処置で、ホスト書き込みデータがパートナーコントローラに安全にミラー化された後で、正常な完了ステータスがホス トに返されます。1 台のコントローラに障害が発生した場合、残っているコントローラがすべてのミラーデータを安全に保持します。 キャッシュミラーリングはデフォルトで有効になっています。 ライトバックキャッシュ ライトバックキャッシュでは、書き込み操作でキャッシュが書き込みデータを受信するとすぐに、完了信号がホストオペレーショ ンシステムに送信されます。ターゲット物理ディスクは、コントローラパフォーマンスを向上するため、より適切な時間にデータを 受信します。ライトバックキャッシュが有効になっているデュアルアクティブコントローラ構成では、書き込みデータは必ずセカ ンドコントローラのキャッシュにミラーリングされた後で、ホストのイニシエータに完了ステータスを発行します。ライトバックの キャッシュは、キャッシュのミラーリングを無効にしない
図 9. SAS ケーブル 1. ミニ SAS コネクタ 2. SAS ケーブル 3.
3 アレイコンポーネントの取り付け トピック: • • • • • • • • 奨励するツール 前面ベゼル(オプション) 物理ドライブ RAID コントローラモジュール RAID コントローラモジュールバックアップバッテリユニット 電源装置 / 冷却ファンモジュール コントロールパネル バックプレーン 奨励するツール 本項の手順を実行するには、以下のものが必要です。 • • • システムキーロックのキー #2 プラスドライバ 静電気防止用リストバンド 前面ベゼル(オプション) 前面ベゼルの取り外し 1. 2. 3. 4. 前面ベゼルがロックされている場合は、システムキーを使用してロックを解除します。 キーロックの横にあるリリースラッチを押し上げます。 ベゼルの左端を前面パネルと反対の方向へ動かします。 ベゼル右端のフックを外し、ベゼルをシステムから取り外します。 図 10. 前面ベゼルの取り外しと取り付け 1. ベゼル 3. リリースラッチ 16 アレイコンポーネントの取り付け 2. キーロック 4.
前面ベゼルの取り付け 1. ベゼルの右端をシャーシに取り付けます。 2. ベゼルのもう一方の端をシステムにはめ込みます。 3. キーロックでベゼルを固定します。 物理ドライブ 安全について:モデル AMT、E03J、および E04J モデル AMT、E03J、および E04J の取り付けは、IEC 60950-1:2005 の cl 1.2.7.3 に定義されている通り、制限されたアクセス位置の みを対象としています。 設定によって、お使いのアレイは内蔵ドライブベイで最大 24 の 2.5 インチ SAS 物理ドライブまたは最大 12 の 3.5 インチ SAS 物理 ドライブをサポートします。物理ドライブは物理ドライブキャリアを介してバックプレーンに接続されており、ホットスワップ可 能なドライブとして設定できます。 2.5 インチ物理ドライブダミーの取り外し 注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、空の物理ドライブスロットすべてに物理ドライブダミーを取り付ける必要 があります。 1. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 2.
図 12. 3.5 インチハードドライブの取り外しと取り付け ()()(MD3800f のみ) 1. 物理ドライブのダミー 2. リリースボタン 3.5 インチ物理ドライブダミーの取り付け 1. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 2. リリースボタンがカチッと固定されるまで、物理ドライブダミーを物理ドライブスロットに挿入します。 3. 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 ホットスワップ対応物理ドライブの取り外し 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップによるドライブの取り付けに対応して いることを確認してください。お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 1.
図 13. ホットスワップ対応物理ドライブの取り外しと取り付け 1. リリースボタン 2. 物理ドライブ 3.
図 14. 2.5 インチ物理ドライブキャリアでの物理ドライブの取り外しおよび取り付け a. 物理ドライブのキャリア b. 物理ドライブ c. ネジ(4) 図 15. 物理ドライブキャリアに対する 3.5 インチ物理ドライブの取り外しと取り付け a. 物理ドライブのキャリア b. 物理ドライブ c.
物理ドライブキャリアへの物理ドライブの取り付け 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に 付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 物理ドライブのコネクタ側をキャリア後部に向けて、ドライブを物理ドライブキャリアに挿入します。 2. 物理ドライブのネジ穴を物理ドライブキャリアの後部の穴に合わせます。 正しく揃うと、物理ドライブの背面が物理ドライブキャリアの背面と同一面に揃います。 3.
RAID コントローラモジュールダミーの取り付け 1. ダミーを RAID コントローラモジュールベイに揃えます。 2.
RAID コントローラモジュールの取り付け 警告: 光ファイバケーブルは損傷しやすいので注意してください。光ケーブルを曲げる、ひねる、折り曲げる、押しつぶすなど を行うと、損傷やパフォーマンスの劣化、データの損失につながることがあります。損傷を防ぐため、ケーブルをひねる、折 り曲げる、押しつぶす、踏むなどをしないでください。ケーブルを半径 5cm(2 インチ)以下に曲げないでください。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属している マニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. RAID コントローラモジュールが所定の位置に装着されるまで、RAID コントローラモジュールベイに挿入します。 2. カチッと所定の位置に収まるまで、リリースレバーをシャーシの方向に押します。 3.
修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属している マニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. RAID コントローラモジュールにカバーを設置し、カバーのフックが RAID コントローラモジュールの対応するフックに合うよう に、RAID モジュール上のカバーを後方に向かってわずかにずらします。 2. 所定の位置にカチッと収まるまで、カバーを前方に向かってスライドさせます。 3. RAID コントローラモジュールのネジを取り付けます。 4. アレイにすべてのケーブルを接続します。SFP トランシーバーおよび光ファイバケーブルがあった場合、それらを正しいポート に再度取り付けます。 5.
修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属している マニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
図 20. 電源装置 / 冷却ファンモジュールの取り外しと取り付け a. リリースタブ b. 電源ユニット c. 電源ユニットのハンドル 電源装置 / 冷却ファンモジュールの取り付け 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属している マニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 電源装置 / 冷却ファンモジュールをスライドして、完全に収まり、リリースタブがカチッと所定の位置に収まるようにします。 2. 電源ケーブルを電源装置 / 冷却ファンモジュールに接続し、電源ケーブルのプラグをコンセントに差し込みます。 3. 電源ケーブルをストラップで固定します。 図 21. 電源ケーブルの固定 a.
4. 電源装置 / 冷却ファンモジュールに電源を入れます。 コントロールパネル コントロールパネルの取り外し 1. アレイおよびホストサーバーの電源を切ります。 2. アレイに接続されているすべての電源ケーブルを外します。 3. 次の場所からハードドライブを取り外します。 • • PowerVaultMD3800f ではスロット 0~2。 PowerVaultMD3820f ではスロット 0~5。 メモ: 各ハードドライブを取り外しながら、そのスロット位置をメモします。 4. 以下を実行した後、コントロールパネルをシャーシから引き出します。 • • PowerVault MD3800f ではリリースタブをアレイの前面方向に押します。 PowerVault MD3820f ではリリースピンをアレイの前面方向に引きます。 図 22. コントロールパネルの取り外しおよび取り付け - PowerVault MD3800f a. コントロールパネル b. リリースタブ 図 23. コントロールパネルの取り外しおよび取り付け - PowerVault MD3820f a.
b. コントロールパネル コントロールパネルの取り付け 1. コントロールパネルをアレイのスロットに揃えます。 2. コントロールパネルをアレイに次の状態までスライドさせます。 • • リリースタブが PowerVault MD3800i の所定の位置にカチッと収まる。 リリースピンが PowerVault MD3820i の所定の位置にカチッと収まる。 3. ハードドライブをそれぞれのスロットに再度取り付けます。 4. すべての電源ケーブルをアレイに接続します。 5.
図 25. バックプレーンの取り外しおよび取り付け - PowerVault MD3800f a. ネジ(5) b. バックプレーン c. 拘束ネジ 図 26. バックプレーンの取り外しおよび取り付け - PowerVault MD3820f a. ネジ(4) b. バックプレーン c. 拘束ネジ バックプレーンの取り付け 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11.
4 システムのトラブルシューティング 作業にあたっての注意 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に 付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: RAID コントローラを交換するには、アレイへの電源投入時に必ず交換用コントローラをホットプラグしてください。 新しいハードドライブはすべて、アレイにホットプラグしてください。 別のアレイからのドライブまたは RAID コントローラは使用しないでください。 トピック: • • • • • • • • • • • • • ストレージアレイ起動エラーのトラブルシューティング 通信喪失のトラブルシューティング SFP トランシーバのトラブルシューティング 外部接続のトラブルシューティング 電源装置 / 冷却ファン
メモ: データ処理環境では、クラス 1 出力レベル以上で動作するレーザーモジュールを備えたシステムリンクで伝送を行う装置 を装備することができます。光ファイバケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視しないようにしてください。 注意: 静電気に敏感なデバイスを取り扱う時は、静電気による製品の損傷を防ぐための予防策をとるようにしてください。 メモ: 本項の作業を行う前に、dell.
図 27. SFP モジュールの取り外し a. SFP トランシーバ b. 光ファイバケーブル 7. インタフェースポートに新しい SFP トランシーバーを取り付けます。トランシーバが正しい位置に装着されていることを確認し ます。 8. 光ファイバケーブルを再度取り付けます。 9. FC IN 速度 LED および物理ディスクチャネル速度 LED を確認します。 LED の状態に基づき、次のいずれかの手順を実行します。 • • • 各ポートのいずれか 1 つの FC IN LED が点灯している場合は、手順 11 に進みます。 MD ストレージアレイ RAID コントローラモジュールエンクロージャ の FC IN LED が、特定のポートに関して両方とも消灯し ている。 SFP トランシーバが正しくインストールされていることを確認します。必要に応じて SFP トランシーバを取り付け直しま す。 メモ: ストレージアレイが最適ステータスではない場合、アレイ管理ウィンドウの Recovery Guru ツールバーボタンをクリ ックして、他のアクションが必要かどうかを判定します。 10.
• • ○ 他のデバイスを接続して、電源が動作していることを確認します。 ○ ケーブルを別の電源に接続します。 ○ 電源ケーブルを交換します。問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 DC 電源 LED が点灯していない場合は、電源スイッチがオンになっていることを確認します。電源スイッチがオンになって いる場合は、手順 2 に進みます。 電源装置モジュールの障害インジケータが点灯している場合は、「困ったときは」を参照してください。 注意: 電源装置モジュールはホットスワップ可能です。アレイ自体は単一の電源装置モジュールでも動作可能ですが、適切 な冷却を確保するためには、両方の電源装置モジュールが取り付けられている必要があります。電源装置モジュールは、ア レイに電源が入っている状態で、単一の電源装置モジュールを最大 5 分間取り外すことができます。この時間を超過する と、損傷を防ぐためにアレイが自動的にシャットダウンする可能性があります。 2.
2. 3. 4. 5. 6. EMM を取り外し、バックプレーンおよび EMM のピンが曲がっていないことを確認します。 EMM モジュールを装着しなおし、30 秒待ちます。 ホストサーバーの電源を入れます。 EMM のステータス LED を確認します。 LED が緑色にならない場合は、EMM を交換してください。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 リンクステータス LED が緑色ではない場合 1. 2. 3. 4. 5.
物理ディスクのトラブルシューティング 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に 付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. ストレージアレイのプロファイルをチェックして、最新のファームウェアがインストールされていることを確認してください。 詳細については、dell.com/support/manuals で『Support Matrix』(サポートマトリックス)を参照してください。 2. 物理ディスクをシステムから取り外します。 メモ: システムから障害のある物理ディスクを取り外す前に、物理ディスクインジケータを確認する必要があります。 3. 物理ディスクおよびミッドプレーンをチェックし、コネクタに損傷がないことを確認します。 4.
• • • 4. 5. 6. 7. 冷却ファン プロセッサとヒートシンク メモリモジュール システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 手順 3 で取り外したコンポーネントを取り付けます。 システムカバーを閉じます。 システムと周辺機器の電源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 8. システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、取り外した拡張カードをすべて取り付けます。 9.
メモ: 両方の RAID コントローラモジュールが同時に故障すると、エンクロージャはどのエンクロージャコンポーネントに関し ても、重大、または重大でないイベント警告のいずれも発行できなくなります。 重大でない状態 重大でない状態とは、即時的な故障の原因とはならないイベントまたはステータスですが、ストレージアレイの信頼性を継続する ために修正する必要があります。重要でないイベントの例には、次が含まれます。 • • • • • 電源装置モジュールの 1 台が故障 冷却ファンモジュールの 1 台が故障 冗長設定内の RAID コントローラモジュールの 1 つが故障 バッテリが故障、または取り外された 冗長仮想ディスク内の物理ディスクが故障 無効なストレージアレイ RAID コントローラモジュールは、Dell 対応のストレージアレイでのみサポートされます。ストレージアレイへの取り付け後、コント ローラは一連の検証チェックを実行します。コントローラモジュールがこれらの初期テストを完了し、コントローラが正常に起動さ れている最中、アレイステータス LED は橙色に常時点灯します。RAID コントローラモジュールが
5 技術仕様 表 7. 物理ディスク 物理ディスク 最大 12 個の 3.5 インチまたは最大 24 個の 2.5 インチ SAS、ニアライン SAS 物理ディスク、または SAS SSD 表 8. RAID コントローラモジュール RAID コントローラモジュール 2 台のホットスワップ可能なモジュール(温度センサー付き) コントローラ毎に 4 GB または 8 GB のキャッシュ ホスト対コントローラ 16 G FC 接続を提供 表 9. 拡張モジュール Dell PowerVault MD 1200 および MD 1220 拡張エンクロ ージャ 各拡張エンクロージャは、 最大 12 個の 3.5 インチまたは最大 24 個の 2.
表 11. 電源 (続き) メモ: 熱消費は電源装置の 定格を使用して算出さ れています。熱消費値はシャーシおよび 2 つのコ ントローラを含むシステム全体を対象としていま す。 電圧 100~220 VAC、(8.6A~4.3 A) メモ: このシステムは、 線間電圧が 230 V 以下の IT 電力システムに接続できるようにも 設計され ています。 バッテリー 6.6 V DC、1100 mAh、7.26 W リチウムイオンバッテリ 表 12. 環境 メモ: 特定の システム構成でのその他の環境条件の詳細については、 dell.com/environmental_datasheets を参照してくだ さい。 温度 動作時 連続使用: 10~35 °C(50~95 °F)(相対湿度 20~80 パーセント、 最大露点 26 °C の場合)。 高度 900 m(2952.75 フィート) 超での最 大許容乾球温度低下 1 °C/300 m(1 °F/550 フィート)。 メモ: サポートされている 拡張動作温度範囲と構成に関して は、 dell.
表 13.
6 困ったときは トピック: • • • システムサービスタグの位置 デルへのお問い合わせ マニュアルのフィードバック システムサービスタグの位置 お使いのシステムは一意のエクスプレスサービスコードおよびサービスタグ番号によって識別されます。エクスプレスサービスコ ードおよびサービスタグは、物理 DR Series システム前面で情報タグを引き出して確認します。これは、GUI のサポートタブでも確 認できます。この情報は、サポートの問い合わせ電話をデルが適切な担当者に転送するために使用されます。 デルへのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの 製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は 国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。デルのセールス、テクニカルサポート、 またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. 2. 3. 4.