Deployment Guide
付録 — iSCSI の手動設定 57
CHAP の定義
ターゲット
CHAP
認証と相互
CHAP
認証の違いを
表
B-3
に要約します。
手順 5:ストレージアレイにおける CHAP 認証
の設定(オプション)
どの種類の
CHAP
認証を設定する場合も(ターゲットのみ、またはターゲットと
相互の両方)、この手順と
57
ページの「手順
5
:ストレージアレイにおける
CHAP
認証の設定(オプション)」
を完了する必要があります。
どの種類の
CHAP
も設定しない場合は、これらの手順を省略して
62
ページの
「手順
7
:ホストサーバーからストレージアレイへの接続」
に進んでください。
メモ:
相互 CHAP 認証を設定する場合は、最初にターゲット CHAP を設定してく
ださい。
iSCSI
設定においては、ターゲットという語は常にストレージアレイを指します。
ストレージアレイのターゲット CHAP 認証の設定
1
MDSM
で
iSCSI
タブをクリックし、
ターゲット認証の変更
をクリックし
ます。
表
B-4
で説明する
CHAP
設定のうちいずれか
1
つを選択します。
2
CHAP
シークレットを設定するには、
CHAP
を選択し、
CHAP
シークレッ
ト
を選択します。
3
ターゲットの
CHAP
シークレットを入力します(または、ランダムシーク
レットを生成します)。
ターゲット
CHAP
シークレットの確認
で確認して
OK
をクリックします。
表 B-3. CHAP の種類の定義
CHAP の種類 説明
ターゲット
CHAP ターゲットストレージアレイに接続するために iSCSI イニシエー
タが使用するアカウントがセットアップされます。セットアップ
されると、ターゲットストレージアレイは
iSCSI イニシエータを
認証します。
相互
CHAP CHAP に 加えて 適用されるもので、相互 CHAP はターゲットス
トレージアレイが
iSCSI イニシエータに接続するために使用する
アカウントをセットします。セットアップされると、
iSCSI イニ
シエータはターゲットを認証します。