Users Guide
• CMC セッションの表示と終了
CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更
コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。
シャーシ上にネットワークに接続されている CMC が 2 台(アクティブとスタンバイ)存在する場合、フェールオーバーが生じると、スタンバイ CMC がアクテ
ィブ
CMC のネットワーク設定を自動的に引き継ぎます。
IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッチがスパニングツリープロトコル(SPT)
を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が
不要に送信されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。
メモ
: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。
メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。
CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LAN 設定
の表示と変更
CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには:
1 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページに現在のネットワーク設定が表示されます。
2 必要に応じて、全般、IPv4、または IPv6 の設定を変更します。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。
3 各セクションで 変更の適用 をクリックして、設定を適用します。
RACADM を使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更
IPv4 設定を表示するには、次の getniccfg および getconfig サブコマンドと共に cfgCurrentLanNetworking グループからのオブジェクトを使
用します。
IPv6 設定を表示するには、次の getconfig サブコマンドと共に cfgIpv6LanNetworking グループからのオブジェクトを使用します。
シャーシの IPv4 と IPv6 アドレス指定情報を表示するには、getsysinfo サブコマンドを使用します。
サブコマンドおよびオブジェクトの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイ
ド』を参照してください。
CMC ネットワークインタフェースの有効化
CMC ネットワークインタフェースで IPv4 と IPv6 を有効または無効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 0
メモ
: CMC NIC はデフォルトで有効になっています。
CMC IPv4 アドレス指定を有効または無効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable
1
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable
0
CMC の設定
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