User manual - File 1
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撮影する(基本編)
ズームを使って撮影する
本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり
ます。
光学ズーム
光学ズーム機能により、レンズの焦点距離を変えて撮影すること
ができます。ズームの倍率は次の通りです。
倍率:1∼3倍
1.
RECモードにします。
2.
【ズームボタン】を押して、
ズームの倍率を変えます。
(広角):広角になります。
(望遠):望遠になります。
MENU
REC
【ズームボタン】
望遠広角
3.
【シャッター】を押して撮影します。
参考
• 光学ズームの倍率により、レンズの絞りの値も変わりま
す。
• 望遠で撮影するときは、手ぶれ防止のため三脚の使用を
おすすめします。
デジタルズーム
デジタルズーム機能により、光学ズームが最も望遠になった(3
倍)状態から、さらに画面の中央を拡大して撮影することができ
ます。デジタルズームを使ったときのズームの倍率は次の通りで
す。
倍率:3∼12倍(光学ズーム併用)
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で“デジタルズーム”を選び、【왘】を押します。
4.
“入”を選び、【SET】を押します。
• “切”を選ぶと、デジタルズームは働きません。
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撮影する(基本編)
DISP
MENU
SET
【
왔
】( )
1倍 3倍 12倍
現在のズーム倍率
光学ズーム
デジタル
ズーム
ズームバー
デジタルズーム表示
5.
【ズームボタン】の (望
遠)側を押して、ズームの
倍率を変えます。
• 【ズームボタン】を操作し
て光学ズームが最も望遠
になると、いったんズー
ム動作は停止します。そ
の後、【ズームボタン】の
(望遠)側を押すと、デ
ジタルズームに切り替わ
ります。
• 【液晶モニター】にズームバーが表示されます。この表示で
現在のおおよその倍率が分かります。
6.
【シャッター】を押して撮影します。
重要!
•【液晶モニター】の表示を消している場合は、デジタル
ズームを使って撮影することはできません(23ペー
ジ)。
•
デジタルズームを使って撮影すると画像が粗くなります。
フラッシュを使って撮影する
撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで
きます。
1.
RECモードにします。
2.
【왔】( )を押してフラッ
シュの発光方法を選びま
す。
• 【왔】を押すたびに【液晶モ
ニター】に次の順でフラッ
シュの発光方法が表示さ
れ、切り替わります。
表示なし(自動発光): 露出に合わせて自動的に発光します。
(発光禁止): 露出に関係なく発光しません。
(強制発光): 露出に関係なく強制的に発光します。
(赤目軽減):フラッシュ撮影時に人の目が赤く写
ることを軽減します。露出に合わせ
て自動的に発光します。
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撮影する(基本編)
3.
撮影します。
重要!
• フラッシュ撮影時、フ
ラッシュは数回発光し
ます。最初にプリ発光
(露出情報を得るための
予備発光)し、最後にメ
イン発光(フラッシュ撮
影するための発光)する
ことにより、最適な発光量でフラッシュ撮影が行われま
す。メイン発光が終わるまで、カメラは動かさないでく
ださい。
• 赤の【動作確認用ランプ】が点滅中に【シャッター】を押し
ても、撮影できない場合があります。
フラッシュモード表示
■赤目軽減機能について
夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く写
ることがあります。これは、フラッシュ光が目の網膜に反射する
ために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、フラッシュ撮影
する前に赤目用プリ発光(写す人の瞳孔を小さくするためにフ
ラッシュが発光)することにより、人の目が赤く写ることを軽減
します。
※ 赤目軽減機能により撮影する場合は、下記の点に注意してください。
• 写される人が【フラッシュ】を注視していないと効果がありませ
ん。撮影する前に【フラッシュ】を見るように声をかけておいて
ください。
• 被写体までの距離が遠いと、効果が現れにくい場合がありま
す。
フラッシュの状態について
フラッシュの状態については【シャッター】を半押ししたときに、
【液晶モニター】や赤の【動作確認用ランプ】で確認できます。
赤の【動作確認用ランプ】
点滅:フラッシュ充電中
点灯:フラッシュ充電完了
【液晶モニター】
•
フラッシュ発光時は
が表示されます。
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撮影する(基本編)
フラッシュ使用時のご注意
【フラッシュ】が指で隠れないよう
にしてください。隠れてしまうと
フラッシュ本来の効果が得られな
くなります。
• フラッシュ撮影時の被写体まで
の距離が、遠かったり、近かっ
たりする場合は適切な効果が得
られません。
• フラッシュの充電時間は、そのときの使用条件(電池の状態や温
度等)により異なります。
数秒∼10秒程度(フル充電の場合)
• ムービーモードの場合は、フラッシュは発光しません。このと
き
(発光禁止)が表示されます。
• 電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあり
ます。このとき
(発光禁止)が点灯し、フラッシュが正常に
発光せずに適正な露出が得られないことを示します。速やかに
電池を充電してください。
•
(赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明
るい場所ではフラッシュは発光しません。
• フラッシュを使用した場合は、外光や蛍光灯など他の光源があ
ると色味が変わることがあります。
【フラッシュ】
セルフタイマーを使って撮影する
【シャッター】を押してから約10秒または約2秒後に撮影するこ
とができます。また、3枚連続でセルフタイマー撮影する(トリプ
ルセルフタイマー)こともできます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【왗】【왘】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【왖】【왔】で“セルフタイマー”を選び、【왘】を押します。
4.
【왖】【왔】でセルフタイマーの時間を選び、【SET】を押し
ます。
10秒:10秒後に撮影されます。
2秒 :2秒後に撮影されます。
×3 :10秒後に1枚、その後撮影準備完了の1秒後に1
枚、さらに撮影準備完了の1秒後に1枚と、合計3枚
撮影されます(トリプルセルフタイマー)。
切 :セルフタイマーは使用できません。