User Manual

14 a 設置する
リビングへの設置例
通常テーブルの脚などは音声ビームを通すため、障害にはなりません。また、壁に設
置した戸棚などは音を反射します。
厚手のカーテンは音を吸収するため、開けたときと閉めたときで音の特性が変わりま
す。メモリー機能を使うことで、それぞれの状態に最適な設定を保存できます(43
ページ)
本機は音声ビームを壁や天井に反射させてサラウンドを実現するという特性上、以下
のような環境では十分なサラウンド効果が得られなかったり、まったく得られない場
合があります。
ビーム経路上に壁がない部屋
壁や天井の材質が吸音素材でできている部屋
部屋の大きさが幅 3m 7m、奥行き 3m 7m、高さ 2m 3.5m にあてはまらない
部屋
ビーム経路上に出っ張った家具などの障害物がある部屋
本機から視聴位置までの距離が 1.8m 未満の場合
壁に近いところに視聴位置がある場合
視聴位置が本機の正面にない場合
天井が傾斜しているなど、複雑な形状の部屋(照明器具などは音声ビームの障害には
なりません)
「推奨できない視聴環境」でも、マイサラウンド機能により豊かなサラウンドを楽しむ
ことができます。詳しくは「チャンネル出力」(72ページ)をご覧ください。
家具などの障害物
推奨できない視聴環境
部屋の条件を問わずにサラウンドを楽しむ(マイサラウンド
機能)
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