Clarinette Mode d’emploi Clarinete Manual de instrucciones Clarinete Manual de instruções 单簧管 使用手册 Кларнет Руководство пользователя 클라리넷 사용설명서 日本語 English Deutsch Français Bedienungsanleitung Español Klarinette Português Owner’s Manual 中文 Clarinet Русский 取扱説明書 한국어 クラリネット
このたびは、ヤマハ管楽器をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 楽器を正しく組み立て性能をフルに発揮させるため、また永く良い状態で楽器を お使いいただくために、この取扱説明書をよくお読みください。 You are now the owner of a high quality musical instrument. Thank you for choosing Yamaha. For instructions on the proper assembly of the instrument, and how to keep the instrument in optimum condition for as long as possible, we urge you to read this Owner’s Manual thoroughly. P.3 P.13 Sie sind nun der stolze Besitzer eines hochwertigen Musikinstruments.
クラリネット 取扱説明書 安全上のご注意 ご使用の前に必ずお読みください ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご 使用いただき、お客様への危害や損害を未然に防 止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下 の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い いたします。お読みになったあとは、使用される 方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について :「ご注意ください」という注意喚起を示します。 :「〜しないでください」という禁止行為を示します。 注意 この表示内容を無視した取り扱いをす ると、傷害を負う可能性または物的損 害が発生する可能性が想定されます。 楽器を人に向かって投げたり、振り回したり しないでください。 マウスピースや部品が抜け、相手の身体に当たるなど して危険です。楽器はいつもやさしく扱ってください。 オイルやポリッシュ類を乳幼児が口にしない よう、十分ご注意ください。 メッキ仕上げの管楽器は、メッキの性質上、時間 が経過すると表面が変色する場合がありますが、 演奏には何ら支障はありません。なお、初期の変 色部
木製管体に関するご注意 クラリネットの管体は、天然の木 ( グラナディラ ) で作られています ( 一部モ デルは ABS 樹脂 )。そのため、急激な温度や湿度の変化により管体がヒビ割 れしたり、ジョイント部分がつなぎにくくなったりする場合があります。使用 する場所や取り扱いには充分ご注意ください。 ● 冬は楽器全体が室温に慣れるまで待ち、それから演奏をはじめましょう。 ● 使い始めはあまり長時間演奏しないでください。最初の 2 週間ほどは、1 日 20 〜 30 分くらいにしましょう。 ● 演奏後はもちろん、演奏の合間にも、できるだけクリーニングスワブで充分に水分や汚 れを拭き取りましょう。 クラリネットはとてもデリケートな楽器です。次のような使い方は、管体を傷 める原因になりますので避けてください。 ● ● ● ● 直射日光の下での長時間演奏や保管 雨の中や湿気の多い場所での演奏や保管 ストーブやファンヒーターなど、熱源の近くでの演奏や保管 クーラーなどの冷風が直接当たる場所での演奏や保管 楽器のベストコンディションを長期間維持するために、以下の項目をお守りく ださい。 ● 演奏が終わった後は、クリ
各部の名称 Eb クラリネット Bb/A クラリネット アルトクラリネット バスクラリネット q w w w r !0 !1 !3 e r q w e q !2 q r t t t t y i u i i u u i !4 q w e r t y u o マウスピース リガチャー ( 締めネジ ) バレル ( 樽 ) 上管 キイ 主管 下管 i o !0 !1 !2 !3 !4 ベル レジスターキイ 吹込管 吹込管上 吹込管下 固定ネジ ペグ 同梱品 背面 ● マウスピースキャップ ● コルクグリス ● ポリシングクロス ● 保証書 ※ 仕様および外観は、改良のため、予告なく変更することがあります。 5
組み立て方 楽器の組み立ての前に ( 必ずお守りください ) クラリネットは天然の木材と精密な金属パーツからできています。楽器を持つときや組み立て の際は、キイに力が掛からないようご注意ください。 また、楽器を組み立てる際、 ジョイント部分が固いときは、 コルクグリスをジョイントコルクに薄く塗っ てから差し込みます。そのとき、多く塗りすぎないよう注意します。それでも固いときは、受け側 にもコルクグリスを塗ります。 ■ 楽器の組み立て手順 Bb/A クラリネット 1. 上管にバレル、下管にベルを差し込みます。 * 上管と下管のキイがぶつからないようご 注意ください。 4. 上管と下管を差し込んだ後、マウスピース を差し込みます。 2. 上管と下管の連絡キイをセットするため に、図のように上管を左手で持ち、上管の キイを押さえて連絡キイを浮かせます。 Eb クラリネット 1. 主管にバレルとベルを取り付けます。 3. 下管を右手に持ち、連絡キイの位置を確認 して上管に下管を回転させながら差し込み ます。 連絡キイ 6 2.
組み立て方 アルトクラリネット / バスクラリネット 組み立て時の注意 アルトクラリネット、バスクラリネットには、吹込 管、上管、下管、ベル、それぞれに連絡キイが出て いますので、組み立て時にそれらの部品を傷つけた り曲げたりしないようご注意ください。特に、アル トクラリネットのベル部分、トーンホール部分は細 ベル 連絡キイ くなっていますので注意して組み立ててください。 1. 下管にベルを取り付けます。 ベルの底部を右手で支え、ジョイントコル クの中程まで差し込みます。 4. 吹込管と上管を連結します。 ・アルトクラリネットの場合 吹込管にマウスピースを差し込んだ後、 吹込管下部を上管に差し込みます。 2. 右手親指でベルのタンポ皿を押さえたま ま、ベルを奥まで差し込みます。 ・バスクラリネットの場合 バスクラリネットの場合は、ここでベルに ペグを差し込み、床に立てて安定させます。 吹込管下と吹込管上を連結し、固定ネジ を締めて固定します。 次に、吹込管上にマウスピースを差し込 3.
組み立て方 ■ マウスピース、リード、 リガチャーの組み立て 1. リードを口 ( または水 ) で充分に湿らせま す。リガチャーは、マウスピースの上から 図のように差し込んでおきます。 マウスピース ■ チューニングのしかた ピッチは気温や管内の温度によって微妙に変わ りますので、管内に十分に息を吹き込んで楽器 を温めてからチューニングを行ないましょう。 ・Bb/A 管、Eb 管クラリネットの場合 チューニングはバレルの抜き差しで行ないます。 リード ピッチが高い場合 バレル リガチャー ピッチが低い場合 2.
楽器のお手入れ ■ 演奏後のお手入れ 演奏後は、必ず以下の手順で楽器内部に付いた水分や汚れを拭き取りましょう。 ● 演奏後は必ずリードをマウスピースから外 管体のジョイント部分は特に水が溜まりや し、ガーゼ等で水分を拭き取り、リードケー すく、この部分からヒビ割れを起こす恐れ スに保管しましょう。 があります。ガーゼ等で念入りに水分を拭 き取ってください。 ● リードを外し、付属のクリーニングスワブ でマウスピースの内部を掃除します。 管体内部、吹込管内部もクリーニングスワ ブで掃除します。 * 演奏の合間にも、できるだけ管体内の水分 を拭き取るようにしましょう。 ● タンポが湿っている場合は、タンポとトー ンホールのすき間にクリーニングペーパー ( 別売 ) をはさんで水分を完全に取ります。 ● 管体表面は、キイなどのパーツに注意しな がら柔らかい布で、汚れや油分を拭き取っ てください。 * マウスピースの先端を傷つけないように 注意してください。 * クリーニングスワブは常に清潔に、乾燥さ せておきます。 9
楽器のお手入れ ■ 月に 1 〜 2 回のお手入れ ● トーンホールの内側やキイの裏側などの汚 れは、トーンホールクリーナー ( 別売 ) を 使って取ります。 * パーツなどを曲げないようにご注意くだ さい。 * タンポを傷めないように注意してくださ い。 ● キイのヒンジ部(動く部分)にキイオイル (別売)を少量さし、キイを動かしてオイ ルをなじませます。 * キイオイルは付けすぎないでください。 * キイの表面や管体にオイルが付いた場合 は、完全に拭き取っておきます。 10
故障かな?と思ったら 音抜け、音程が悪くなった。 タンポ部分が変形し、息漏れしている場 合は、お店に修理を依頼してください。 → 普段から、キイに強い力を加えないよ う注意しましょう。また、ケースにし まうとき、楽器の上に物を乗せないよ うにしましょう。 管体にヒビが入っている場合は、お店に 修理を依頼してください。 → ヒビ割れは急激な温度や湿度の変化に より起こります。冷風や熱風を直接当 てないよう注意してください。 キイの動きが鈍い。キイが動かない。 バネが外れている場合は、バネを掛 ければ直ります。 → バネを曲げないよう慎重に掛けてくだ さい。楽器のお手入れの際、クロスが バネにかかり外れることがありますの で、注意しましょう。 キイが変形している場合は、お店に 修理を依頼してください。 → 楽器を落としたり、ケース内の楽器の 上に物を乗せたままフタを閉めるな ど、楽器に強い衝撃を与えないでくだ さい。また、演奏が終わったらケース に収納しましょう。その際、ケース内 にはキイを圧迫するものを入れないこ と。組み立てる際もキイを圧迫しない ように注意しましょう。 ジョイント部分がきつい /
お手入れ用品とアクセサリー 楽器を良い状態に保つために、ヤマハでは、いろいろなアクセサリーを取りそろえております。 ここではクラリネットに関するものをご紹介いたします。ぜひ、ご活用ください。 品 名 特 徴 ・ 使 用 方 銀や銀メッキの楽器表面の変色や汚れを取り、きめ細かな美しい光沢をもたらします。 シリコンクロス (M)(L) 楽器表面の汚れを取り、美しい光沢を甦らせます。 ポリシングクロス (S)(M)(L)(LL) 楽器表面の艶出しに適した柔らかくきめ細かいクロスです。各種ポリッシュとともに使用します。 シルバーポリッシュ 銀あるいは銀メッキ仕上げの楽器表面の変色や、汚れを取るときに使います。ポリシング ガーゼやポリシングクロスにしみ込ませて磨きます。 メタルポリッシュ ニッケルメッキ仕上げの部分に使用します。ポリシングガーゼやポリシングクロスにしみ 込ませて磨きます。研磨力の強い研磨剤で素材の持つ特有の美しさを再現します。 マウスピースパッチ アンブシュアを安定させ、歯による摩耗からマウスピースを守ります。S は Eb クラリネッ トに、M は Bb/A やアルト
フィンガリングチャート/Fingering Chart/Grifftabelle/Tableau des doigtés/ ★ このチャートはベーム式です。( アミがけ ) はかえ指です。 *2 アルトクラリネット / バスクラリネットの場合:左手人差指を下にずらして *1 レジスターキイ キイを押さえ、中央の穴を開けた状態にする。 ★ This chart uses the Boehm fingering system. Alternate fingerings are shown on the shaded illustrations. *1 Register Key *2 Alto Clarinet/Bass Clarinet: Slide the left fore finger down and hold the key so that the center hole is open. ★ Die abgebildete Übersicht basiert auf dem Boehm-Griffsystem.
Gráfico de digitado/Grafico de digitação/单簧管指法表 /Диаграмма аппликатуры/운지법 ★ Ce tableau utilise le doigté système Boehm. Les autres doigtés de remplacement sont indiqués par les illustrations ombrées. *1 Clé de registre *2 Clarinette Alto/Clarinette Basse: Faites glisser l’index gauche vers le bas et tenez la clé de façon que le trou central soit ouvert. ★ Este gráfico emplea el sistema de digitación Bohem. En las ilustraciones sombreadas se muestran digitaciones alternativas.
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