Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual
第4章 VL7を知る − パート2 103
実験!パート2
各ボイスは、あらかじめプレッシャー、アンブシュアなどのエンベロープ(時間的な
変化)のデータを持っています。
たとえば、コントローラーなどを使って、いきなり「127」という最大プレッシャーが
送られたとしても、そのまま最大のプレッシャーで音を出すのではなく、エンベロー
プのデータにもとづいて、「0」から「127」までゆっくり(ボイスによってはすばや
く)上げたり、定常値(サステインレベル)に戻したりします。
これは、実際の管楽器でいきなり最大の息を吹き込んだり、最大の速度で弓を動かし
はじめることができないのと同じ状況を作るための機能です。
ここでは、そのエンベロープを調整する機能を試してみましょう。
PLAY
▼プレイモードに変わります。
A 4
▼バイオリンのボイスが選択されます。
EDIT
▼エディットモードに入ります。
F2
▼エレメントの設定に入ります。
F4
▼次のような画面に変わります。
ENTER
▼プレッシャーのエンベロープを調整する画面が表示されます。