User Manual

パスコスト値
[初期設定]
インターフェースのリンク速度に応じて、以下の値を使用する。
リンク速度 パスコスト値
1000Mbps 20000
100Mbps 200000
10Mbps 2000000
論理インターフェースは、所属している LAN/SFP ポートのリンク速度を合計した値を元に、パスコスト値が決ま
る。
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースのパスコストを設定する。
no 形式で実行した場合は初期設定に戻る。
[ノート]
MSTP の場合は CIST(インスタンス #0)に対する設定となる。
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートに対して本コマンドを設定することはできない。
LAN/SFP ポートを論理インターフェースに所属させた場合は、当該 LAN/SFP ポートに対する本コマンドの設定が、
初期設定に戻る。
[設定例]
LAN ポート #1 のパスコストを 100000 に設定する。
SWP1(config)#interface ge1
SWP1(config-if)#spanning-tree path-cost 100000
11.2.10 インターフェースのプライオリティの設定
[書式]
spanning-tree priority priority
no spanning-tree priority
[パラメーター]
priority :
<0-240> (16 の倍数)
プライオリティ値
[初期設定]
spanning-tree priority 128
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースのプライオリティを設定する。
no 形式で実行した場合は初期設定に戻る。
数値が小さいほど優先度が高く、対向インターフェースがルートポートになる可能性が高くなる。
[ノート]
MSTP の場合は CIST(インスタンス #0)に対する設定となる。
本コマンドは LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースにのみ設定可能。
論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートに対して本コマンドを設定することはできない。
LAN/SFP ポートを論理インターフェースに所属させた場合は、当該 LAN/SFP ポートに対する本コマンドの設定が、
初期設定に戻る。
コマンドリファレンス | L2 スイッチング機能 | 141