User Manual

14.付録
91 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
CHAUMONT(ショーモン)
ミーントーンの音律で、E ♭と B ♭の五度を拡張させてウルフの五度を調整しています。
F、C、G、D、A、E 6 つの純正長三度で構成されています。B の長三度の音は、とても心地よいとは言えませんがまだ使用
可能です。
KELLNER(ケルナー)1975
この音律は、バッハが 1722 年に作った「WohltemperierteKlavier」の最初のページにあるシンボルの構造をもとにし
て、ケルナーによって考案されたものです。この音律は 5 つの五度により構成され、それぞれがピタゴラスコンマを 1/5
減少しています。この音律の特徴は、C#、F#、G# 3 つのピタゴラス長三度にあります。これらの三度はいずれも純正で
はありません。C が純正に近い長三度になっています。
pure:純正五度
ETS12:平均律五度
sc:シントニックコンマ
pc:ピタゴラスコンマ
pure:純正五度
ETS12:平均律五度
sc:シントニックコンマ
pc:ピタゴラスコンマ