User Manual

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以下の3ページ目〜7ページ目のディスプレイでは、各パートの
ボリュームバランスやパンの設定などを簡単に調節することがで
きます(マルチパートエディット)。S80をシーケンサーなどの再
生用音源として使用する場合などに便利です。P.109の説明を
ご参照ください。
3ページ目: PFMMlt)Volume(パフォーマンスマルチ:ボリューム)
4ページ目: PFMMlt)Pan(パフォーマンスマルチ:パン)
5ページ目: PFMMlt)
RevSend(パフォーマンスマルチ:リバーブセンド)
6ページ目: PFMMlt)
ChoSend(パフォーマンスマルチ:コーラスセンド)
7ページ目: PFMMlt)NoteSft(パフォーマンスマルチ:ノートシフト)
1ページ目:PFMPlay(パフォーマンスプレイ)
1.画面タイトル
パフォーマンスプレイモードであることを示しています。
2.パフォーマンスメモリー/ナンバー(バンク/ナンバー)表示
選択されているパフォーマンスのメモリー/パフォーマンスプログ
ラムナンバー(001〜128)、およびバンク(A〜H)/プログラムナン
バー(1〜16)を示しています。たとえば、上のLCDに表示されてい
る「INT:128(H16)」は、メモリーがインターナル、パフォーマン
スプログラムナンバーが128、バンクがH、バンク内のプログラム
ナンバーが16であることを示しています。
メモリー/パフォーマンスプログラムナンバー
INTがインターナル、EXTがエクスターナルを示します。また、各
メモリー内のボイスの通し番号が、001〜128のパフォーマンス
プログラムナンバーです。
n パフォーマンスのメモリー構成についてはP.29をご参照ください。
バンク/プログラムナンバー
通し番号である001〜128のパフォーマンスプログラムナンバー
は、A〜Hのバンクと01〜16のプログラムナンバーの組み合わせ
にも対応しています。たとえば、1つのパフォーマンスを選ぶ場合
でも、パフォーマンスプログラムナンバーを使って一つずつ順番に
選ぶ方法と、バンク/プログラムキーを使ってランダム(順不同)に指
定する方法を必要に応じて使い分けられるようになっています。パ
フォーマンスプログラムナンバーとバンク/プログラムナンバーの
関係は次のとおりです。
SHIFT PAGE
PA RT
/
ELEMENT
DATAABC1 2
PFM Play) INT:128(H16)[Pf:Init Perf ]
EQ Low EQ Mid EQ Hi - 1 + 0
1 2 3
4
パフォーマンスモード
パフォーマンスプレイ
パフォーマンスプレイモードは、複数のボイス(最大4パート)をレ
イヤーして(重ねて)重厚なサウンドで手弾き演奏したり、シーケン
サーを使用して、S80をマルチティンバー音源として演奏するとき
に使用します。
パフォーマンスモードでは、16個のパートのボイスとそれ以外に
A/Dインプット、プラグイン1/2のボイスを含め、最大19パート
のボイスの設定をまとめてひとつのパフォーマンスとして扱うこと
ができます。
P.111のパフォーマンスエディットにより、各パートにそれぞれ任
意のボイスやドラムボイス(ドラムキット)を割り当てることができ
ます。また、複数のパートに同じMIDIチャンネルを設定し、重ねて
手弾き演奏したり、パートごとに別々のチャンネルを設定し、外部
シーケンサーや内蔵シーケンサー(シーケンスモード)でアンサンブ
ル演奏させることができます。つまり、S80を最大19台分のトー
ンジェネレーターとして働かせることができるわけです。パフォー
マンスは、本体内(インターナル)に128種類、メモリーカード(エク
スターナル)に64種類の計192種類メモリーしておくことができ、
ライブパフォーマンスやスタジオワークで威力を発揮します。
ここでは、パフォーマンスプレイモード時のLCD表示、パフォーマ
ンス選択の方法やマルチパートエディットの操作を説明します。
n マルチティンバー音源のプラグインボードを装着している場合、パフォー
マンスのパートが最大34パートになりますが、このプラグインのパート設
定はメモリーできません。
n パフォーマンスの概念については、P.39をご参照ください。
パフォーマンスプレイモードのLCD表示
パフォーマンスプレイモードに入ると、まず以下のようなLCDが表
示されます。パフォーマンスプレイモードは全部で7ページの画面
構成になっており、PAGEノブで各ページに切り替えることができ
ます。それぞれの内容は以下のとおりです。
n パフォーマンスプレイモードへの入り方についてはP.21をご参照ください。
1ページ目: PFMPlay(パフォーマンスプレイ)
パフォーマンスのメイン画面です。
2ページ目: PFMSrch(パフォーマンスサーチ)
選びたいパフォーマンスを、パフォーマンスメモリーやカテ
ゴリーを指定してすばやく探すことができます。
SHIFT PAGE
PA RT
/
ELEMENT
DATAABC1 2
PFM Play) INT:128(H16)[Pf:Init Perf ]
EQ Low EQ Mid EQ Hi - 1 + 0