User Manual
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RM Series (RM-CR/RM-CG/RM-TT/RM-WAP) リモートコントロールプロトコル仕様書 Version 2.0.0
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4. コマンドシーケンス
実際にリモートコントロールをする際の処理例を示す。
コントローラー側から見た場合、リモートコントロールをするためには大まかに下図のようなフェーズが存在する。
また、通常処理の状態では、コントローラー側の仕様によって各種コマンドを組み合わせてリモートコントロールを実現する。
起動処理
通信開始
• 機器の起動待ち (devstatus)
通常処理時の具体的な処理内容
ユーザーによる
操作子の操作を検知
• パラメーター操作子を操作
• set
• setn
• sett
• setr など
操作に応じて
要求コマンドを通知
初期設定
• 外部制御プロトコル動作モード設定
(scpmode)
• パラメーターシンクロ (get, set, など )
通常処理
• 操作子の操作検知
• 機器側からの通知受信
ユーザー操作による
情報取得トリガ発生
• プリセットリストを表示
• 機器の詳細情報を表示
• devinfo など
必要な情報に応じて
要求コマンドを通知
メーター表示が必要となった • mtrstart
定期的に要求
• OK
• OKm
• NOTIFY
操作子 ・ 表示器の
• 位置変更
• 表示変更
各種イベントに応じて
• パラメーターシンクロ
• 各種イベント処理
通知の種類に応じて
反映処理を駆動
コントローラーの設計者は、上図の青色の部分を設計・実装する必要がある。
各処理の具体的なシーケンスについては、下記に示す。