User Manual
Table Of Contents
フロントパネルの各部のはたらき
refaceCS/DX/CP/YC取扱説明書
12
i OSC(オシレーター )セクション
オシレーターの設定をします。3つのスライ
ダーを使って音色を作ります。
さらに、LFOセクションのy-1[ASSIGN]ス
ライダーで「OSC」を選び、LFOセクション
の[DEPTH]スライダーと[SPEED]スライダー
も使って音色を作ることができます。
i-1. [TYPE](タイプ)スライダー
i-2. [TEXTURE](テクスチャー )スライダー
i-3. [MOD](モジュレーション)スライダー
※「LFO(OSC)」ではLFOセクションで「OSC」
を選んだときに何ができるかを示しています。
(マルチソー )
特徴
鋸歯状波を使って、基本的なシンセサ
イザー音色を作ります。鋸歯状波をい
くつも重ねて分厚い音色を作ったり、
1オクターブ低い音が鳴る「サブオシ
レーター」を加えて音を太くしたりす
ることができます。
[TEXTURE]
サブオシレーターを加えて、音に厚み
を出します。
[MOD]
鋸歯状波をいくつも重ねて、音にゆら
ぎと分厚さを加えます。
LFO(OSC)
オシレーターのピッチをLFOでゆらし
ます。サブオシレーターには効果しま
せん。
使いかた
トランス系のパッドやテクノ・ベース
等の音色を作るのに適しています。
(パルス)
特徴
矩形波を使って、基本的なシンセサイ
ザー音色を作ります。ピッチが異なる
2つの矩形波を重ねることで、複雑な
音を作ります。
[TEXTURE]
2つめの矩形波のピッチを変更します。
[MOD]
パルス幅を変更します。スライダーを
上げると、特徴的な線の細い音に変わ
ります。
LFO(OSC)
パルス幅をLFOでゆらします。パルス
ウィズモジュレーションと呼ばれる独
特な効果を得ることができます。
使いかた
リードや、パッド、シンセベースなど
の音色を作るのに適しています。
(オシレーターシンク)
特徴
2つのオシレーター (OSC1、OSC2)の
OSC2を強制的にOSC1に同期させて
音色を作ります。OSC2のピッチや音
色を変えることで、強烈な倍音を発生
させ、ギラギラした特徴ある音色を作
ることができます。
[TEXTURE]
OSC2のピッチと音色を変更します。
発生させる倍音がまろやかになります。
[MOD]
OSC2のピッチを変化させる深さを設
定します。
LFO(OSC)
OSC2のピッチをLFOで変化させます。
使いかた
ソロを演奏するリード音色などを作る
のに適しています。
(リングモジュレーション)
特徴
2つのオシレーター (OSC1、OSC2)の
信号をかけ合わせて音色を作ります。
それぞれのオシレーターのピッチを変
えることで、音程感のない金属的な音
色を作ることができます。
[TEXTURE]
OSC1のピッチを変更します。
[MOD] OSC2のピッチを変更します。
LFO(OSC)
OSC2のピッチをLFOで変化させます。
使いかた
過激なベース音色や効果音を作るのに
適しています。
(フリケンシーモジュレーション)
特徴
2つのオシレーター (OSC1、OSC2)の
うち、OSC1の周波数をOSC2で変調
させて音色を作ります。YAMAHA
DX7のような、FM音源独特の強烈な
倍音の音色を作ることができます。
[TEXTURE]
変調の深さを設定します。
[MOD]
変調する側のオシレーター (OSC2)の
ピッチを変更します。
LFO(OSC)
モジュレーションの深さをLFOで変調
することができます。
使いかた
リードや、シンセコンプ系の音色や効
果音を作るのに適しています。[MOD]
スライダーを一番上まで動かしてノイ
ズ作り、電子ドラムのスネア音色とし
て応用することもできます。