User Manual

PSR-E463 取扱説明書
54
応 
ノブに割り当てられる機能
ノブ(23ページ)に割り当てられる各機能について説明します。
z カットオフ/レゾナンス
特定の周波数帯域の音声信号だけを通過させ、他の周波
数帯域の音声信号をカットすることで、音質を変化させ
る機能です。シンセサイザーのような電子的なサウンド
を作り出してみましょう。
ノブA:カットオフ(CUTOFF)
フィルターのカットオフ周波数(どの周波数帯の信号
以上をカットするか)設定して、音の明るさを調
します。右に回すほど、音は明るくなります。
ノブB:レゾナンス(RESONANCE)
レゾナンス(カットオフ周波数近くの音声信号を持
上げ、音にクセをつける)効果を増減します。右に回
すほどクセのある音になります。
x リバーブ/コーラス
ノブA:リバーブ(REVERB)
リバーブは、コンサートホールやライブハウスで演奏
しているような臨場感を得られる機能です。右に回す
ほど、効果が深くなります。
ノブB:コーラス(CHORUS)
コーラスは、同時に複数のパートを演奏しているよう
な厚みを得られる機能です。右に回すほど、効果が深
くなります。
c DSP
ノブA/B:DSPパラメーター A/B
(DSPPARAMETERA/B)
内蔵のデジタルエフェクトにより、鍵盤の演奏音やス
タイルの再生音などにDSP効果をかけられます(22
ページ)。各効果につき2つのパラメーターがノブA
Bに割り当てられています。ロータリースピーカーの
回転する速さやかかり具合、ディストーションのひず
み具合を好みの設定に調節するなど、リアルタイムで
動かすことで、いろいろな演奏を楽しめます。
v アタック/リリース
鍵盤を押してから、時間経過の中でどのようにボイスの
音量が変化していくかを変化させる機能です。「音の立ち
上がりが早い」(パーカッションなど)や「余韻が長い」
(ピアノなど)など、生楽器が持つさまざまな音の特性
作り出せます。
ノブA:アタック(ATTACK)
アタックタイム(鍵盤を弾いた瞬間からボイスが最
音量に達するまでの時間)を調節します。右に回すほ
どアタックタイムが長くなり、音の立ち上がりが遅く
なります。
ノブB:リリース(RELEASE)
リリースタイム(鍵盤から指を離したあと、音が減
して消えていくまでの時間)を調節します。右に回す
ほどリリースタイムが長くなり、鍵盤を離してからの
余韻が長くなります。
ターゲットがKEYBOARDのときはメインボイス/デュアルボ
イスに、BACKINGのときはスタイル/グルーブに効果がかか
ります。
フィルターを使うと、ベース(低音)がひずむ場合があります。
ターゲットがKEYBOARDのときはメインボイス/デュア
ルボイスに、BACKINGのときはスタイル/グルーブに効
果がかかります。
NOTE
音量
周波数
カットオフ周波数
そのまま通過する部分 カットされる部分
音量
周波数
レゾナンス
NOTE
ターゲットはKEYBOARDのみです。BACKINGを選ぶこ
とはできません。
サステインレベル
レベル
時間
鍵盤を弾く 鍵盤を離す
アタック ディケイ リリース
NOTE