User Manual

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4.
MIDIメッセージ
MIDIで扱うデータ(メッセージ) には、大きく分けて「チャンネルメッセージ」と「システムメッセージ」の2
種類があります。
演奏を録音したMIDIデータを、あとから編集する場合などには、MIDIメッセージについて知っておく必要が
あります。ここでの説明はあくまで一例ですので、もっと詳しく知りたい方は、市販のガイドブックなどをご
覧ください。
チャンネルメッセージ
演奏情報そのものです。楽器上の演奏や操作に応じて、以下のようなメッセージが出力されます。
チャンネルメッセージの例
システムメッセージ
MIDIシステム全体に共通して使用するデータです。システムメッセージには、メーカー固有のデータを送受
信するエクスクルーシブメッセージ、MIDI機器をコントロールするリアルタイムメッセージなどがあります。
お使いの楽器がどんなメッセージに対応しているかは、楽器に付属のMIDIデータフォーマットや MIDIインプリメンテーション
チャートに記載されています。
楽器上の操作 メッセージ名
鍵盤を弾く ノートオン/オフ(いつ鍵盤を押さえたか/ 離したか)
ノートナンバー (どの鍵盤を弾いたか )
ベロシティー (どのくらいの強さで弾いたか )
音色(ボイス )を選ぶ プログラムチェンジ
ボリュームを変える
サステインペダルを踏む
コントロールチェンジ
ピッチベンドホイールを動かす ピッチベンド
鍵盤を強く押し込む アフタータッチ
NOTE