User Manual

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MOTIF リファレンス
ユーティリティモード
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󰺚
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 MIDIフィルター
MIDI IN端子、MIDI OUT端子を通る信号の中から、カットす
る(フィルターをかける)MIDIイベントを設定します。
MIDI OUTについてはパターンやソングの再生データに対す
る設定になります。ボイス、ボイスエディット、エフェクト
の設定やノブ、キーボード操作によるMIDIイベントは、ここ
での設定に関係なくMIDI OUTから出力されます。
 その他

タイルチェンジやセクションチェンジをした時の、実際に切り替
わるタイミングを設定します。
設定値 1(小節単位)、1/2(2分音符単位)、1/4(4分音符単
位)、1/8(8分音符単位)、1/16(16分音符単位)

スタイルデータ上のテンポ設定を無視して一定とする(on)か、しな
い(off)かを設定します。パターンモードでの再生中に、テンポを変
えずにスタイルを切り替えたい場合にonに設定すると便利です。
設定値 on、off
n
パターンチェーンのスタイルデータ上のテンポについては、この
パラメーター設定の影響を受けません。

ソングを途中から再生したり早送り/巻き戻しする場合などに、特定
イベントが読み飛ばされないようにします。イベントチェイスを
設定したイベントは、早送り/巻き戻しをしても、正しく再現される
ようになります。
設定値 off、PC(プログラムチェンジ)、
PC+PB+Ctrl(プログラムチェンジ+ピッチベンド
+コントロールチェンジ)、all(すべてのイベント)
n
off以外に設定すると、ソングを途中から再生する場合も、指定し
たイベントを曲のはじめから高速で再生する状態になります。
のためスタ ートしてか ら曲が始ま るまでに多少 時間がかか った
り、早送り /巻き戻しのスピードが遅くなったりする場合があり
ます。
n
allを設定すると、MIDI OUT端子から大量のMIDIデータが出力
されて、外部MIDI機器がMIDIエラーを起こす場合があります。


シーケンストラックに記録されたシステムエクスクルーシブ情報
(バルクデータ)を再生するとき、1KB(キロバイト)ごとに挿入する
間隔の設定を行ないます。
取り込んだバルクデータを外部MIDI機器に送り返すとき、受信側
機器のバルクデータを処理する能力が原因でMIDIエラーが生じる
場合があります。ここでインターバルタイムを設定することで、受
信側機器の処理能力に応じたバルクデータを送信することができま
す。
設定値 0 900ms(ミリ秒)
n
インターバルタイムの設定によって、再生が遅れることがありま
す。また、MIDIエラーが生じる場合、インターバルタイムを少し
大きくして送信してみてください。

ソング、スタイルを切り替えた時に、ミキシング設定データを呼び出
すか(on)、呼び出さないか(off)を設定します。
設定値 off、on
n
ソングチェーン /パターンチェーン再生時にソング /スタイルを
り替わった 場合につい ても、このパラ メーター設 定は有効で
す。

マルチパートプラグインボードを使ってXGソングを再生する際、
よびソング/パターンの切替時に、XGリセットをマルチパートプラ
グインボード音源に送る(on)が、送らない(off)かを設定します。
設定値 on、off
[F4]コントローラーに関する設定
 アルペジオ

アルぺジオ再生のオン / オフを指定するコントロールチェンジナン
バーを設定します。
設定値 off、01 95

アルぺジオホールド(128 ページ)のオン/オフを指定するコントロー
ルナンバーを設定します。
設定値 off、01 95