User Manual

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MOTIF リファレンス
ボイスエディットモード
󰹴
 LFO
 
ここではLFO に関する設定を行います。LFO は低周波の信号
を発生する発振器で、このLFOの信号波形を使ってピッチを変
調し、ビブラートなどの効果を作ります。

LFO ウェーブの変化の速さを設定します。0 を基準にして値をプラ
にするほどスピードが速くなり、マイナスにするほど遅くなりま
す。
設定値 -64 0 +63

鍵盤を弾いてから LFOの効果が始まるまでの時間を設定します。下
の図のように 0基準にして値をプラスにするほどLFOの効果が始
まるまでの時間が長くなり、マイナスにするほど短くなります。
設定値 -64 0 +63

LFOウェーブでピッチ(音程)を変調する深さを設定します。0を基準
にして値をプラスにするほどLFOの効果が大きくかかり、マイナス
にするほど小さくなります。
設定値 -64 0 +63
 EQ(イコライザー )
ウェーブに対するイコライザーに関する設定を行ないます。
高周波数帯と低周波数帯の2つの帯域の信号レベルを増減さ
せることができるシェルビングタイプのイコライザーです。
1

低い周波数帯のシェルビングポイントを設定します。ここで設定し
た周波数以下の周波数帯域の信号レベルをLoGain の設定で増減さ
せることができます。
設定値 32Hz 2.0kHz
2

Low Freqで設定された周波数以下の周波数帯域の信号レベルを設
定します。
設定値 -64 0 +63
3

高い周波数帯のシェルビングポイントを設定します。ここで設定し
た周波数以上の周波数帯域の信号レベルをHiGain の設定で増減さ
せることができます。
設定値 500Hz 〜16.0kHz
4

High Freqで設定された周波数以上の周波数帯域の信号レベルを設
定します。
設定値 -64 0 +63
ボードカスタムボイスのエディットについて
プラグインボード付属のエキスパートエディターを使って、ボー
ドカスタムボイスをコンピューター上からエディットすることが
できます。
n
ボイスモードでエディターを使用する場合は、エディターのパート選択
(Part No.)を1に設定してください。また、MOTIFのベーシックレシー
ブチャンネルとエディターのMIDIチャンネルを合わせてください。
エキスパートエディターでエディットしたボードカスタムボイス
は、コンピューター上にセーブし管理することができます。
プラグインボードのDRAM上のエディットデータは、MOTIFの電源を
切ると消えてしまいますので、メモリーカード/SCSI機器にセーブ(保
存)するようにしてください。
n
操作方法 について は、エディタ ーのオン ラインヘ ルプをご 参照くださ
い。
n
装着したプラグインボードにより、ボイスへのパラメーター効果のかか
り具合が、違う場合があります。
 


 


1 LowFreq
2 LowGain
3 HighFreq
4 HighGain



