User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
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ノブによるパラメーターの値の変化は、ボイスに設定されている状態からの相対的な変化となります。すなわち、ノブを動かすとボイスに元から設
定されている値に対してノブを動かした値がプラス/マイナスされることになります。そのため、元の値が最大/最小に設定されているパラメーター
については、それ以上/以下には変化しません。
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ノブ1〜2はEG/EQ画面(94ページ)のフィルター、ノブ3〜6はアンプリチュードEGのパラメーターを直
接変更します。
フィルターのカットオフ周波数(94ページ)を増減して、音色の明るさを変化します。
フィルターのレゾナンス(94ページ)を増減して、音に独特のクセを付けて音色が変化する度合いをコント
ロールします。
EGのアタックタイム(94ページ)を増減して、音の立ち上がりを遅くしたり速くしたりします。
EGのディケイタイム(94ページ)を増減して、アタックの後、サステインレベルに変化する時間を変化さ
せます。音の歯切れの良さや、減衰音の減衰の速さをコントロールします。
EGのサステインレベル(94ページ)を増減して、音が持続するときの音量を調整します。ノブを右に回す
とオルガン的な持続性のある音になり、左に回すと打楽器的な減衰の速い音になります。
EGのリリースタイム(94ページ)を増減して、鍵盤を離した後の音の減衰を遅くしたり速くしたりします。
このノブには、いろいろな機能を自由に割り当てることができます。現在割り当てられている機能は、ボ
イスプレイ画面(91ページ)で確認できます。機能の割り当ては、ボイスコモンエディットのコントロー
ラーセット画面(103ページ)で行ないます。
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ノブ1〜5はEG/EQ画面(94ページ)のEQのパラメーターを直接変更します。ノブ6〜8はボイスコモンエ
ディットのプレイモード画面(98ページ)とエフェクトコネクト画面(107ページ)のパラメーターを間接的
に変更します。
EQのローゲイン(95ページ)を増減して低音域の音量を調節し、音色を変化させます。
EQのミドルフリケンシー (95ページ)を増減して、ノブ3 (EQミドルゲイン)で操作する周波数帯域を調整
します。
EQのミドルゲイン(95ページ)を増減して中音域の音量を調節し、音色を変化させます。
EQのMiddle Q (ミドルキュー )( 95ページ)を増減して、ノブ3 (EQミドルゲイン)で操作する周波数帯域
の広さ(範囲)を変化させます。ノブを右に回してQの値を上げると操作する帯域が狭くなり、特徴的な音色
変化が起こります。ノブを左に回してQの値を下げると、操作する帯域が広くなり、なだらかで自然な音
色変化になります。
EQのハイゲイン(95ページ)を増減して高音域の音量を調節し、音色を変化させます。
パン(99ページ)の値を変更して音の左右の定位を変更します。
リバーブセンド(108ページ)を変更して、リバーブエフェクトのかかり方を調整します。
コーラスセンド(108ページ)を変更して、コーラスエフェクトのかかり方を調整します。
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ノブ1〜8には、ボイスコモンエディットのアルペジオに関する機能(パラメーター )が割り当てられます。
アルペジオ機能をオンにした状態でノブを操作すると効果が確認できます。
アルペジオのスイング(103ページ)の値を増減してリズムをジャストにしたり跳ねさせたりします。ノブ
を右に回すとリズムの跳ね方が大きくなり、左に回すとジャストに近くなります。
アルペジオにクオンタイズをかける際の基準になる音符(クオンタイズバリュー )(102ページ)を変更しま
す。ノブを右に回すと基準となる音符の長さが長くなり、左に回すと短くなります。
アルペジオにクオンタイズをかける際に、音符の発音タイミングを指定した音符の位置にそろえる度合い
(クオンタイズストレングス)(103ページ)を変更します。ノブを右に回すとジャストの位置に近くなります。
アルペジオのゲートタイムレート(103ページ)を増減して、アルペジオの音符の長さを変化させる度合い
を変更します。ノブを右に回すと滑らかな演奏になり、左に回すとスタッカート的な演奏になります。
アルペジオのベロシティーレート(103ページ)を増減して、アルペジオの音符のベロシティーを変化させ
る度合いを変更します。
アルペジオのオクターブレンジ(103ページ)を増減して、アルペジオ演奏の音程の範囲を変更します。
アルペジオのユニットマルチプライ(102ページ)を増減して、アルペジオの演奏時間を伸縮する度合いを
変更します。演奏時間を伸縮することで、アルペジオを変化させることができます。
アルペジオのテンポ(102ページ)を増減して、アルペジオのテンポを変更します。
TONE 2
ARP FX
REVERB
CHORUS
PAN
TONE 1
CONTROL
SELECTED PART
CONTROL
MULTI PART
EQ LOW EQ MID F
CUTOFF RESONANCE
SWING
QUANTIZE
VALUE
EQ MID EQ MID Q
AT TACK DECAY
QUANTIZE
STRENGTH GATE TIME
EQ HIGH PAN
SUSTAIN RELEASE
VELOCITY OCT RANGE
ASSIGN 1 ASSIGN 2
REVERB CHORUS
UNITMULTIPLY
TEMPO
1
2
3