User Manual
Table Of Contents
- はじめに
- 取扱説明書の使い方
- 付属品
- 特長
- 目次
- 各部の名称と機能
- スタートガイド
- コンピューター活用編
- 基礎編
- リファレンス編
- ボイスモードで演奏する(ボイスプレイ)
- ノーマルボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ドラムボイスを作り変える(ボイスエディット)
- ボイスジョブによる便利機能
- パフォーマンスモードで演奏する(パフォーマンスプレイ)
- パフォーマンスを作り変える(パフォーマンスエディット)
- パフォーマンスジョブによる便利機能
- サンプリングでボイス/パフォーマンスを作る (サンプリングモード)
- ソングを再生する(ソングプレイ)
- ソングを録音する(ソングレコード)
- ソングに録音したデータを1つずつ修正する (ソングエディット)
- ソングを編集する(ソングジョブ)
- パターンを再生する(パターンプレイ)
- パターンを録音する(パターンレコード)
- パターンを修正する(パターンエディット)
- パターンを編集する(パターンジョブ)
- ソング/パターン再生時のマルチ音源を設定する (ミキシングモード)
- ソングやパターンにオーディオを録音する (サンプリングモード)
- マスターキーボードとして使う(マスターモード)
- システムに関する設定をする(ユーティリティーモードなど)
- ユーティリティーを設定する手順
- システムインフォメーション画面を表示する [SF6] INFO (インフォメーション)
- システム全般の設定をする [F1] General (ジェネラル)
- オーディオの入出力について設定する [F2] I/O (インプット/アウトプット)
- ボイスモードのマスターエフェクト/EQ などの設定をする [F3] Voice (ボイス)
- ボイスモードのオーディオ入力に関して 設定する [F4] VoiceAudio (ボイスオーディオ)
- リモートやMIDIの設定をする [F5] Control (コントロール)
- 工場出荷時の状態に戻す [JOB] (ファクトリーセット)
- シーケンサーの設定をする [SEQ SETUP](シーケンサーセットアップ)
- ファイルを操作する(ファイルモード)
- 資料
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ソングを再生するテンポを入力するためのトラックです。曲
中のテンポ変化を再現できます。リアルタイム録音(186ペー
ジ)でデータを録音できます。ソングエディット(192ページ)
でデータを挿入/修正できます。
複数のソングを連続して再生する機能です。ソングプレイ
(185ページ)で再生する順番を設定します。
ソングと同じくMIDIシーケンスデータですが、数小節(最大
256小節) のリズムパターンを繰り返し再生させるものです。
ソングと違って、データに「終わり」というものが無く、ス
トップボタンを押さない限り再生は止まりません。
パターンにはセクションと呼ばれる16種類(A〜P)のバリエー
ションが用意されていて、1つのパターンの中でセクションを
切り替えることで異なった演奏を再生できます。
セクションを切り替えても、テンポやミキシングの設定など、
パターンとしての設定は切り替わりません。そのため、セク
ションを1つの曲の中でのAメロ、Bメロ、サビといったバッ
キングパターンのバリエーションを制作するためのメモリー
として使うことができます。
パターンとセクションの切り替えについては、パターンプレ
イ(208ページ)をご覧ください。
同じパターンの中の複数のセクションを自動的に切り替えなが
ら連続して再生する機能です。Aメロ→Bメロ→サビなど、曲
の順番にセクションを並べることで、1曲のバッキングパター
ンを作成できます。パターンチェーンは、パターンチェーン画
面(213ページ)で各パターンに1つずつ作成できます。
作成したパターンチェーンは、チェーンエディット(215ペー
ジ)でソングにコンバートできるので、パターンを基にした曲
作りができます。
パターンの最小単位となる1トラックのMIDIシーケンスデー
タです。ドラムパートのリズムパターンや、ベースパートの
ベースライン、ギターパートのコードバッキングなど、各
パートの演奏フレーズを指します。ユーザーフレーズとして1
パターンにつき256個のフレーズを録音できます。
n
プリセットフレーズは用意されていません。
パターンはソングと同様、シーケンストラック、シーント
ラック、テンポトラックから構成されます。59ページをご覧
ください。
パターンは、フレーズ(上記)をトラックに割り当てることに
よって作られます。
パターンレコードによるパターンの録音時には、トラックを
指定して録音することになりますが、実際には、空のフレー
ズに演奏データ(MIDIイベント)を録音し、そのフレーズがト
ラックに割り当てられる仕組になっています。