User Manual

Table Of Contents
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  
36


MOTIF XSのプレイエフェクト機能を使うと、演奏のリズム
の変化を簡単に付けることができます。では、次の手順に
従って録音したメロディーをスイングさせてみましょう。
1


2
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 

ここでは、スイングをかけるときの基準となる音符を設定し
ます。
3
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

ここでは、ハネの程度を設定します。1拍の長さを100%と
し、その1/3の長さ分だけ跳ねさせることにし、100×(1−
1/3)=約66で、66に設定します。
n
トラック2にベースパートを録音した場合は、トラック2
も同じ設定にしてください。
設定できたら、[
P
](トップ)ボタンを押して曲の初めに戻し、
[
F
](プレイ)ボタンを押してソングを再生してみましょう。

録音が終わったら、作成したソングを本体のメモリーに保存
します。このように、本体のメモリーに保存することを、ス
トアと呼びます。では、[STORE]ボタンを押して、オリジナ
ルソングを保存しましょう。詳細手順は、186ページをご覧
ください。

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


本体に保存したオリジナルのソングは、デモをロードしたり、
本体を初期化したりすると消えてしまいます。大切なデータ
は、こまめにUSB記憶装置に保存するようにしましょう。
USB TO DEVICE端子にUSB記憶装置を接続し、[FILE]ボタ
ンを押してファイルモードに入ります。詳しい操作手順につ
いては、リファレンス/ファイルモードの「データをまとめて
保存(セーブ)する」(279ページ)をご覧ください。
また、コンピューターのDAWソフトウェアに読み込ませたい
場合などは、ソングをスタンダードMIDIファイルで保存しま
す。詳細手順は、280ページをご覧ください。
n
USB記憶装置やネットワークで接続されたコンピューターに
データ保存することを「セーブ」と呼びます。

プレイエフェクトは、データそのものを変化させている
わけではなく、データを変更するフィルターのようなも
のを通すことで演奏を変化させています。そのため、
MOTIF XSだけでソングを再生する場合はよいですが、
コンピューターのDAWソフトウェアに読み込ませる場
合など、ソングをスタンダードMIDIファイルに(汎用の
MIDIファイルに)保存する場合には、事前にプレイエ
フェクトの設定をデータに反映させる必要があります。
[JOB]ボタンを押してから[F5]ボタンを押し、Track関
連のジョブ一覧の中から「05: Normalize Play
Effect」を選択して実行します。詳しい操作手順は「ソ
ングジョブの設定手順」(196ページ)をご覧ください。
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