User Manual

モニター機能を利用する
146
LS9-16/32 取扱説明書
ここでは、任意のモニターソースを選び、PHONES OUT端子または外部のモニタースピーカーでモニターする方
法を説明します。
1
リアパネルのOMNI OUT端子、2TR OUT
DIGITAL端子、またはスロットに挿入された I/O
カードにモニターシステムを接続します。
モニター信号は任意の出力端子/出力チャンネルに送信で
きます。また、ヘッドフォンでモニターするときは、フ
ロントパネルのPHONES OUT端子にヘッドフォンが接
続されていることを確認します。
2
DISPLAY ACCESSセクションの[MONITOR]
キーを繰り返し押して、MONITOR画面を表示さ
せます。
MONITOR画面では、モニターの設定状況を確認したり、
オン/オフを切り替えたりできます。
この画面に含まれる項目は、次のとおりです。
1
OUTPUTボタン
モニター出力のオン/オフを切り替えます。
B
SOURCE SELECT フィールド
フィールド内のボタンを使って、モニターソースを選択
します。
C
ASSIGNフィールド
SOURCE SELECT フィールドでDEFINEを選んだ場合、
このフィールドでモニターソースを指定します。最大8
系統のモニターソースを同時に選択できます。また、
CLEAR ALLボタンにカーソルを合わせて [ENTER] キー
を押すと、すべての選択を解除できます。
D
PHONES LEVEL LINKボタン
オンにすると、PHONES OUT端子へ送る信号のレベル
MONITOR LEVELノブで調節できるようになります。
E
MONITOR LEVELノブ
モニター信号の出力レベルを調節します。
F
DIMMERフィールド
モニター信号を一時的に減衰させるディマー機能のオン/
オフを切り替えます。フィールド内のノブを使って減衰
量を調節できます。
G
TALKBACK DIMMER フィールド
トークバックを有効にしたときに、自動的にモニター信
号を減衰させるトークバックディマー機能のオン/オフ状
態を表示します。また、トークバックディマーによる減
衰量も、ここで設定します。
H
メーターフィールド
モニター信号のレベルを表示します。このメーターには
ディマー直前のレベルが表示されます。また、レベル
メーターの下にあるポート選択ボックスにカーソルを合
わせて[ENTER] キーを押すと、モニター信号を出力する
ポートを選択するポップアップウィンドウが表示されま
す。
I
MONO MONITOR ボタン
モノラルでモニターするためのボタンです。このボタン
をオンにすると、PHONES OUT端子、および
MONITOR OUT L/R チャンネルから出力される信号が
モノラルになります。
3
SOURCE SELECT フィールドのボタンを使って
モニターソースを選びます。
SOURCE SELECTフィールドでは、モニターソースを
1系統だけ選択できます。ただし、DEFINEを選んだ場合
は、ASSIGNフィールドで複数のモニターソースを指定
できます。
SOURCE SELECTフィールドで選択できるモニター
ソースは次の表のとおりです。
モニター機能を利用する
56 7 4
8
9
3
12
ST L/Rボタン
STEREO L/Rチャンネルの出力信号
MONOボタン
MONOチャンネルの出力信号
2TR L/Rボタン
2TR IN DIGITAL端子の入力信号
LCRボタン
STEREO L/R MONOチャンネル
(LCR)の出力信号
IN 15/16{31/32}
ボタン
INPUTチャンネル 15/16{31/32}の入力
信号
PLAYBACK OUTボ
タン
USBメモリーレコーダーの再生信号
DEFINEボタン
ASSIGNフィールドで選択した信号
通常のディマーとトークバックの両方を同時にオンに切り替
えた場合、減衰量が大きく設定されている方の値が有効とな
ります。
HINT