HD-300 Assistant 取扱説明書 Ver. 2.
このアプリで できること 目次 • 本体機能を拡張する : リモートコントロール、拍子・テンポメモリ、個別音量 / ピッチ、 リズム再生機能 • 本体を使ってハーモニーの感覚を伝える:体感モード(和音のうなり、バランス) • アプリ単体で便利機能を使う:チューナー、コード判定 基本の使い方 準備 • アプリのダウンロード、インストール 共通操作 • 機能選択:選択メニューから選ぶ • HD-300 本体との接続 • 機能選択:ショートカットを使う • 編集操作:選択、変更、削除、決定 / キャンセル 各機能の使い方 機能一覧 ( →各画面の説明 )
基本の使い方 準備 ・アプリのダウンロード、インストール ・HD-300 本体との接続 共通操作 ・機能選択:選択メニューから選ぶ ・機能選択:ショートカットを使う ・編集操作:選択、変更、削除、決定 / キャンセル 目次へ
基本の使い方>準備 アプリのダウンロード、インストール 目次へ iPhone/iPad App Store で、 「HD-300 Assistant」で検索し、インストールします。 ご注意 iOS/iPad OS のバージョンを 14.3 以降にして本アプリをご使用ください。14.
基本の使い方>準備 HD-300 本体との接続(1/3) 目次へ iPhone/iPad と HD-300 本体との間で、通信用のペアリング(紐付け)操作をします。Bluetooth を使 いますが、iPhone/iPad 標準機能の Bluetooth 設定(オーディオ用)とは別の接続です。本アプリ上 から設定する必要があります。 1. HD-300 と iPhone/iPad の Bluetooth 機能をオンにします。 1-1. HD-300 の電源を入れ、[ 設定 ] ボタンでメニューを開きます。 1-2. [ > ] ボタンと [ - ]/[ + ] ボタンを使って、 「Bluetooth」を「On」にします。 NOTE このとき、 「Bluetooth」を「Pairing」にはしないでください。 1-3.
HD-300 本体との接続(2/3) 2. アプリと本体が通信するためのペアリング設定をします。 2-1. 以下のどちらかを実行して、接続設定画面を開きます。 目次へ ・ 「HD-300 Assistant」アプリを起動する ・アプリが起動済みの場合は、画面右上の をタップする 接続設定画面に、接続可能なデバイスが表示されます。 2-2.
HD-300 本体との接続(3/3) 3.
目次へ 基本の使い方>共通操作 機能選択:選択メニューから選ぶ ホーム画面から白いボタンをタップして移動します。 ホーム画面
基本の使い方>共通操作 機能選択:ショートカットを使う 一部の画面を除いて、画面上部にショートカットが常に表示されます。 HD-��� 本体の全体音量を調節します。 アプリのホーム画面に移動します。ホーム画面が表示されているときは色がつきます。 一つ前の画面に戻ります。 チューナー画面に移動します。チューナー画面が表示されているときは色がつきます。 HD-300 本体との接続設定画面を開きます。接続できているときは色がつきます。 設定画面に移動します。設定画面が表示されているときは色がつきます。 目次へ
基本の使い方>共通操作 目次へ 編集操作:選択、変更、削除、決定 / キャンセル 選択や変更、保存などのポップアップが出たときの操作について説明します。 長押しでつかんで移動 タップで選択 キャンセル グレーの部分をタップするとキャンセル します。 決定 タップした時点で内容が確定されます。 対応するアイテムを削除します。削除については [ 決定 ] をタップしなくても確定します。
各機能の使い方>機能一覧 目次へ 機能一覧 各機能の画面または機能名をタップすると、各機能の説明ページに移動できます。 ホーム HD の操作 リモートコントロール 拍子・テンポメモリ 体感モード 個別音量 / ピッチ うなり バランス コード判定 チューナー リズム再生 設定
各機能の使い方> HD の操作>リモートコントロール(調、音律) 接続中の HD-300 本体を、アプリから操作します。 通常時 1 平均律 / 純正律の選択 (ユーザー音律を使う場合は「個別音量 / ピッチ」へ) 音色選択 移調 機能一覧へ メトロノーム詳細を開く メトロノーム操作 テンポ基準音符の確認 テンポ、拍子の確認、設定 メトロノームの再生 / 停止 NOTE [ 純正律 ] を選択したときに [ 純正律 ] 表示が緑色の場合、調はロックされています。 ロック / ロック解除については、アプリからは変更できません。必要な場合は、本体を直接操作してください。 目次へ
各機能の使い方> HD の操作>リモートコントロール(調、音律) 機能一覧へ 接続中の HD-300 本体を、アプリから操作します。 目次へ 通常時 2 鍵盤 画面内鍵盤の持続オン / オフ 画面内の鍵盤の持続のみをオン / オフします。 本体の持続とはそれぞれ独立しています。 調表示(→ NOTE) 触れた部分を本体に発音させます。 調の入力にも使います。フリックで オクターブを変更できます。 本体と異なり、コード表示ではなく、 根音と長調系 (maj)/ 短調系 (min) の区別を表示します。
各機能の使い方> HD の操作>リモートコントロール(調、音律) メトロノーム詳細 メトロノーム詳細を 閉じる 機能一覧へ 目次へ テンポ基準音符 テンポ タップ 本体の [ タップ ] ボタンと同様の 効果です。 メトロノームの再生 / 停止 拍子(シンプル) 変拍子を使う場合は「拍子・テンポメモリ」へ
各機能の使い方> HD の操作>拍子・テンポメモリ 拍子・テンポメモリをコントロールします。 M1 ~ M8 のセットを複数保存して、後から呼び出しできます。 通常時 1 拍子の編集 拍子の変更 / 追加 / 削除 ができます。 機能一覧へ 目次へ 拍子の分割 / 統合 タップすると対応する拍子の分割案が出てくるので、選んで「決定」をタップすると、 拍子を分割できます。再度タップすると分割前の拍子に戻ります。 メトロノーム詳細を開く メトロノーム操作 テンポ基準音符の確認 テンポ、拍子の確認、設定 メトロノームの再生 / 停止
各機能の使い方> HD の操作>拍子・テンポメモリ 拍子・テンポメモリをコントロールします。 M1 ~ M8 のセットを複数保存して、後から呼び出しできます。 通常時 2 目次へ ご注意 • メモリバンクの呼出を使うと、本 体の M1 ~ M8 の内容はアプリ側 のデータで上書きされます。必要 な場合は、この機能を使う前に保 存してください。 • アプリで編集した拍子・テンポは、 本体と接続する前に保存してくださ い。 拍子の追加 / 削除 メモリバンクの保存 メモリバンクの呼出 M1 ~ M8 を 1 セットとして、 アプリ内に保存されている 値を呼び出します。 機能一覧へ メモリの選択 M1 ~ M8 のどれを編集するかを選びます。 内容は本体にリアルタイムで送信されます。 M1 ~ M8 を 1 セットとして、名前 をつけてアプリ内に保存します。
各機能の使い方> HD の操作>拍子・テンポメモリ メトロノーム詳細 機能一覧へ 目次へ テンポ基準音符 メトロノーム詳細を 閉じる テンポ タップ 本体の [ タップ ] ボタンと同様の 効果です。 メトロノームの再生 / 停止
各機能の使い方> HD の操作>個別音量 / ピッチ 機能一覧へ 個別音量 / ピッチを設定します。本体の音律モードは自動的に「User」に切り替わります。 プリセットから設定を選んだり、独自の設定を作って保存 / 呼出ができます。 通常時 編集モードに移行(次ページ) 選択中の設定をコピーして、新しい設定を作ります。 プリセット音律 プリセットの音律を 選択します。 保存済みの音律 編集 / 保存済みの 音律を選択します。 NOTE 各鍵盤に対応する数字(音量 / ピッチ)は、通常時は 変更できません。編集モードでのみ変更が可能です。 目次へ 音量 / ピッチ切り替え 鍵盤 触れた部分を本体で発音させます。 この画面では、鍵盤に根音が表示されま す。左の図の「F」が長調系の根音の表 示例、下の図の「B♭」が短調系の根音の 表示例です。
各機能の使い方> HD の操作>個別音量 / ピッチ 編集中も、数値はリアルタイムで本体に反映されます。 編集モード:編集中 機能一覧へ 目次へ 保存先選択に移行(次ページ) 編集中の設定を保存します。 音量 / ピッチ切り替え 編集中の設定名 保存時に名前を編集 できます。 各鍵盤の音量 / ピッチ タップしてポップアップを出し、 数値変更します。
各機能の使い方> HD の操作>個別音量 / ピッチ 個別音量 / ピッチを保存します。音量とピッチはセットで保存されます。 機能一覧へ 編集モード:保存先選択 保存済みの設定名 タップしてリネームや削除ができます。 ここに上書き保存することもできます。 編集中の設定名 ここを選択した状態で決定すると、 新規保存されます。 保存を確定し、通常時に戻る 目次へ
各機能の使い方>体感モード>うなり HD-300 本体を使って、わずかなピッチのずれによる「うなり」を示します。 機能一覧へ ピッチ差調節ダイアル 音程の種類 目次へ ピッチのずれを調節します。 純正律の音程付近で緑色になりま す。ダブルタップで純正律に合わ せることができます。 根音 音の再生 / 停止 設定した音を本体に発音させます。
各機能の使い方>体感モード>バランス 機能一覧へ HD-300 本体を使って、和音の音量バランスを示します。 目次へ 和音の再生 / 停止 設定した音を本体に発音させます。 和音の種類 音量調整スライダー 各スライダーは、鍵盤上の同じ色で マークされた音と連動しています。 鍵盤 触れた部分を本体で発音させます。
各機能の使い方>コード判定 iPhone/iPad のマイクを使って、入力音のコードを判定します。 機能一覧へ 目次へ 判定結果(候補) コード判定結果を最大 3 つ表示します。タップすると、 HD-300 本体に和音を発音させることができます。 チューナーを開く 判定 結果を残したままチュー ナーを呼び出せます。操作方法 はチューナー画面と同じです。 判定開始 / 停止 構成音名を見る マイクの感度調整 タップするとゲージとスライダー が表示されます。マイクからの 入力音が緑色の範囲内に収まる ようにスライダーを調整します。 鍵盤 触れた部分を本体で発音させます。 最後にタップした判定結果の 和音について、構成音の実音 表記と移調表記の対応表を表 示します。
各機能の使い方>チューナー iPhone/iPad のマイクを使ったチューナー機能です。 マイクの感度調整 タップするとゲージとスライ ダーが表示されます。マイクか らの入力音が緑色の範囲内に 収まるようにスライダーを調整 します。 基準周波数 HD-300 の基準周波数と同期します。 機能一覧へ 目次へ
各機能の使い方>リズム再生 本体のリズムスタイルのカスタム1~カスタム8を編集できます。 編集したリズムパターンはアプリ内に保存して、後から呼び出せます。 テンポ・拍子操作 テンポ基準音符の設定 テンポ、拍子の設定 メトロノームの音量設定 機能一覧へ 目次へ NOTE 編集を始める前に、呼出ボタン を押して編集したいカスタム名 を選択してください。 予備拍の設定 リズムパターンを繰り返すときに カウントを加えることができます。 不要な場合は 0 にします。 リズムパターンの 再生・停止 呼出 保存したリズムパターンを呼び出し ます。新規に編集するときは、カス タム名を選択します。 保存 入力したリズムパターンをアプリ内に 保存します。曲名などのメモも添えて 保存できます。
各機能の使い方>リズム再生 テンポや拍子、リピート間隔の設定が終わったら、 確認したいリズムパターンを入力して、再生・保存します。 機能一覧へ 目次へ リズム譜 リズムパターンを入力します。音符は下から選択します。選択 中の音符には色がつきます。拍子設定に応じて、1 小節に入力 可能な音符の数が決まります。また、小節は自動的に区切ら れます。最大で 2 小節まで入力できますが、1 小節でも再生で きます。 タイ 直後の音符とタイでつなげたいときに、このボタンを押します。 音符・休符 入 力したい音 符 や 休符を選択します。 削除 選択中の音符・休符を削除します。
各機能の使い方>設定 機能一覧へ 接続設定画面や、ライセンス等の表示、取扱説明書(本書)を呼び出します。 アプリのバージョン番号もここに表示されます。 目次へ
Manual Development Group © 2021 Yamaha Corporation 2021 年 3 月 発行 MW-B0