User Manual

BPF(バンドパスフィルター)
特定の周波数(カットオフ周波数)付近の周波数帯域の信号を通過さ
せ、それ以外の周波数帯域の信号をカットするフィルターです。
Freq(フリケンシー)
カットオフ周波数を設定します。ここで設定した周波数付近の周
波数帯域の信号を通過させます。
□設定できる値: 0〜251
他のパラメーターに関しては、すべてLPF(ローパスフィルター)の
パラメーターと同じ内容です。前述(P.96)をご参照ください。
InvertLPF(インバーテッドローパスフィルター)
LPFの働きを逆転させたフィルターです。Freqで設定した周波数以
下の周波数帯域の信号をカットし、それ以外の周波数帯域の信号を
通過させますから、ちょうどLPFで作ったカーブを水平軸で逆転さ
せたカーブとなります。
Freq(フリケンシー)
カットオフ周波数を設定します。ここで設定した周波数以下の周
波数帯域の信号をカットします。
□設定できる値: 0〜229
他のパラメーターに関しては、すべてLPF(ローパスフィルター)の
パラメーターと同じ内容です。前述(P.96)をご参照ください。
そのまま通過する部分
周波数
音量
カットされる部分
カットオフ周波数
そのまま通過する部分
周波数
音量
カットされる部分 カットされる部分
中心周波数
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PEQ(パラメトリックイコライザー)
Freqで設定した周波数付近の信号レベルを、Gain(ゲイン)パラメー
ターで増減させることができます。
Freq(フリケンシー)
中心周波数を設定します。ここで設定した周波数帯域の信号レベ
ルをそれぞれQの設定で増減させることができます。
□設定できる値: 83〜251
FreqVel(フリケンシーベロシティ)
Freqで設定された周波数に対するベロシティの感度を設定しま
す。値をプラスに設定すると、鍵盤を強く弾いたときほどFreq
の周波数が高いほうへ移動し、大きな音色変化が得られます。マ
イナスに設定した場合はその逆になります。
□設定できる値: −7〜+7
FreqRandom(フリケンシーランダム)
Freqで設定された周波数をランダムに動かします。値を大きく
するほど移動幅が大きくなります。0に設定すると変化しません。
□設定できる値: 0〜7
FreqKeyFollow(フリケンシーキーフォロー)
Freqで設定された周波数のキーフォローを設定します。このフ
リケンシーキーフォローは、弾く鍵盤の音程によって中心周波数
を補正する機能です。値をプラスにすると、鍵盤の音程が高い程、
中心周波数が上がります。値をマイナスにすると、音程が低い程
中心周波数が上がります。
□設定できる値: −64〜+63
Gain(ゲイン)
SCFの信号レベルを設定します。Freqで設定した周波数付近の
信号レベルをGain(ゲイン)パラメーターで増減させることがで
きます。
□設定できる値: −32〜0〜+32
周波数
+
0
Freg
Voice/J2/pdf98.6.1611:01AMページ97