User Manual

DTXTREME III 取扱説明書
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資料
DIMM (拡張メモリー )の取り付け
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市販のDIMMの中には、DTXTREME IIIで使用できないも
のがあります。動作確認済品番については、ご購入の前に
インターネット下記URLでご確認ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/drum/ed
DIMMは、JEDEC*仕様準拠のものをおすすめします
が、JEDEC仕様でも内部回路構成上、コンピューター
では動作しても、本機では動作しない場合があります。
* JEDEC (Joint Electron Device Engineering Council)
とは、電子デバイス技術協議会のことです。電子デバイス
の標準的な端子配列などを規定しています。
DIMMは、64MB、128MB、256MBの168ピンタ
イプ、シンクロナスDRAM搭載(100MHz/133MHz)
のものをお使いください。
DIMMは、必ず同じ容量のDIMM2枚 1組で取り付け
ます。1枚だけの増設はできません。(メモリー DIMM
スロットは2つあります。)また、メーカーの違うもの、
メーカーが同じでも品番が違うものを一緒に取り付けな
いようにしてください。
メモリーチップが19個以上載っているDIMM (1枚に
つき)は、本機では正常に動作しない場合があります。
メモリーチップが18個以下のDIMM をご使用くださ
い。
拡張部品取り付けに関する注意
取り付け/取り外し作業は、必ず本体および周辺機器の電源を切
り、本体および取り付けられた拡張部品が十分に冷めた状態で
行なってください。そして、本体の電源コードのプラグをコン
セントから抜き取り、さらに、本体と周辺機器を接続している
ケーブルを抜き取ってから行なってください。
ネジ類を本体内部に落とさないように注意してください。これ
を防ぐため、拡張部品を取り付けている間、外したネジやカ
バーを本体から離れた場所に置いておくことを、おすすめしま
す。落としたネジを内部に放置したまま電源を入れると、正常
に動作しなくなったり、故障したりする場合があります。落と
したネジが回収できない場合は、ヤマハ電気音響製品サービス
拠点にご連絡ください。
取り付けは、手順に従って注意深く作業してください。手順に
従わなかった場合、製品の破損や故障の原因になることがあり
ます。
拡張部品のボード部分やコネクターを分解/改造したり、過度な
力を加えたりしないでください。ボード部分やコネクター部を
曲げたり変形させたりすると、感電や火災、または故障などの
原因になります。
本体や拡張部品の金具で手を切らないように、厚手の手袋を着
用して作業することをおすすめします。
静電気の発生にご注意ください。基板上のIC チップなどに影響
を及ぼす場合があります。基板を持ち上げる場合など十分にご
注意の上、あらかじめ塗装面以外の金属部分に触れておいたり、
アースされている機器のアース線に触れたりなどして、静電気
を逃がすようにしてください。
ボードの取り扱いには十分ご注意ください。落としたり、衝撃
を与えると製品の破損や故障の原因になることがあります。
基板上の金属部分が露出している部分には、触れないようにし
てください。接触不良などの原因になることがあります。
本体のネジはすべて使用します。なくさないようにご注意くだ
さい。
ネジはオプションボードの付属品、または本体に取り付けられ
ているもの以外は使用しないでください。サイズの違うネジを
使用すると、製品の破損や故障の原因になることがあります。
DIMM購入時のご注意
DIMMの種類/内部構成に関するご注意
64MB× 2枚 =128MB 128MB×2 枚=256MB
256MB× 2=512MB