User Manual
チャンネルライブラリー
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DM2000 Version 2―取扱説明書
メモリー「U」は特殊な読み出し専用メモリーで、リコール/ストア操作をアンドゥ、リドゥで
きます。メモリーをリコールした後でメモリー「U」をリコールすると、以前リコールしたメモ
リーに戻ります。また、メモリーをストアしてからメモリー「U」をリコールすると、以前の内
容に戻ります。このようなアンドゥ操作は、もう一度メモリー「U」をリコールしてリドゥでき
ます。
チャンネルライブラリー
インプットチャンネル、バスアウト、AUXアウト、MATRIXアウト、ステレオアウトのチャン
ネル設定は、チャンネルライブラリーに記憶できます。チャンネルライブラリーは、2つのプ
リセットメモリーと127のユーザーメモリーからなります。プリセットメモリーは読み出し
専用で、ユーザーメモリーには設定を記憶できます。
1 DISPLAY ACCESS[VIEW]キーでCHANNEL LIBRARYページを表示します。
2 LAYERキーでレイヤーを選択し、[SEL]キーでチャンネルを選択します。
選択しているチャンネルの設定は、選択メモリーにストアされます。またリコール時には、選
択メモリーの設定が選択しているチャンネルで有効になります。
リコールできるのは、選択しているチャンネルに該当する内容を持つメモリーに限ります。
たとえばインプットチャンネル設定をインプットチャンネルにリコールできますが、AUXア
ウトにリコールすることはできません。選択メモリーと選択しているチャンネルが一致しな
いと、三角形の警告表示()と「CONFLICT」という文字がSTORED FROM欄に表示され
ます。
プリセットメモリー0. Reset(−∞dB)は、選択しているチャンネルのパラメーターすべて
を初期設定に戻し、チャンネルレベルを−∞dBに設定します。プリセットメモリー1. Reset
(0dB)もすべてのパラメーターをリセットしますが、チャンネルレベルはノミナルの0dBに
設定されます。
SEL CH:選択しているチャンネルを表示します。
CURRENT CONFIGURATION: 選択しているチャンネルがインプットチャンネルの場
合、サラウンドモードとAUXの設定情報がここに表示されます。
レベルメーター:選択しているチャンネルと横のペア(HORIZONTALペアモード)、縦のペ
ア(VERTICALペアモード)の場合、パートナーのレベルが表示されます。
STORED FROM: 選択メモリーのストアもとのチャンネルを表示します。選択している
チャンネルがインプットチャンネルの場合、パンモードとAUXペアについての情報も表示さ
れます。
ストア/リコール/タイトルエディット/クリア機能については、166ページの「ライブラ
リーの基本操作」をご参照ください。