User Manual

148
第12章 共通のチャンネル機能
DM2000 Version 2―取扱説明書
2 LAYER[MASTER]キーを押します。
3 カーソル
π
/
キーでフェーダーグループQ〜Tを選択します。
選択したグループに点滅するカーソルの枠が付きます。
4 [SEL]キーでアウトプットチャンネルフェーダーを選択グループに追加/削除します。
アウトプットチャンネルをグループに追加すると、その[SEL]キーインジケーターが点灯
し、OUTPUT FADER GROUPページにその設定が表示()されます。
ENABLEグループをオン/オフします。
OUTPUT FADER MASTERこの設定をオフにすると、各アウトプットチャンネルの
フェーダーに連動して、グループ内のフェーダーレベルが設定されます。この設定をオンに
すると、右にあるMASTER欄でアウトプットフェーダーグループのマスターレベルを設定
することができます。実際のアウトプットチャンネルのレベルは、各アウトプットチャンネ
ルのフェーダーレベルとこのグループマスターレベルを足した値になります。詳細は、148
ページの「アウトプットチャンネルフェーダーのグループマスター」をご参照ください。
OUTPUT FADER MASTERがオフの場合は、チャンネルフェーダーを操作することによっ
て、該当グループのアウトプットチャンネルレベルが連動します。また、[SEL]キーを押しな
がらフェーダーを操作すると、フェーダーグループが一時的に無効になるので、バランスを
取り直しする場合に便利です。
OUTPUT FADER MASTERがオフの場合、フェーダーグループはフェーダーモードでのみ
有効です。詳細は、60ページの「フェーダーモードの選択」をご参照ください。
アウトプットチャンネルフェーダーのグループマスター
各チャンネルのフェーダー動作が連動するフェーダーグループの機能に加えて、アナログミ
キサーのVCAグループのように、グループマスターレベルを使って各チャンネルの設定のバ
ランスを保ったまま一括してレベルをコントロールするフェーダーグループマスター機能
を持っています。この機能が有効な場合は、各チャンネルのフェーダーはグループ連動しな
くなります。
1 前述の「アウトプットチャンネルフェーダーのグループ」の手順4に続いて、カーソルキーで
[OUTPUT FADER MASTER]を選択し、[ENTER]キーでアウトプットフェーダーグルー
プマスター機能のオン/オフを選択します。
2 OUTPUT FADER MASTERがオンの場合、各グループのMASTER欄でグループ内のチャ
ンネルのレベルを設定します。
また、MASTER欄で[ENTER]キーを押すと、各アウトプットフェーダーグループのオン/
オフができます。