User Manual

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第12章 共通のチャンネル機能
DM2000 Version 2―取扱説明書
MIXDOWN SOLOモードでは、ソロのインプットチャンネル信号がステレオバスに入り、
STEREO OUT端子とCONTROL ROOM MONITOR OUT端子から出力されます。ソロで
ないインプットチャンネルは、ソロセーフになっていない限りミュートされ、その[ON]キー
インジケーターは点滅します。オフのインプットチャンネルはソロにすると一時的にオンに
なります。
SEL MODE ソロセレクトモード(MIX SOLO、LAST SOLO)を設定します。
MIX SOLOモードでは任意の数のチャンネルを同時にソロにできます。
LAST SOLOモードでは一度に1つのチャンネルしかソロにできません。
LISTEN インプットチャンネルのソロ信号ソースをPRE FADER(プリフェーダー)または
AFTER PAN(アフターパン)に設定します。MIXDOWN SOLOモードには影響ありません。
アウトプットチャンネルはAFTER PANに固定となります。また、プリフェーダーの場合は、
その下の[PAN]ボタンをオンにすると、プリフェーダーであるにもかかわらずPANの設定
を適用した定位でソロにできます。
SOLO TRIMソロ信号のレベルをトリムします。このパラメーターもMIXDOWN SOLO
モードには影響ありません。
SOLO SAFE CHANNELMIXDOWN SOLOモードでは、インプットチャンネルをソロ
にしたときに、それ以外のインプットチャンネルがミュートされないよう、個別に設定でき
ます。[SELキー、カーソルキー、またはパラメーターホイールで[SOLO SAFE
CHANNELボタンを選択します。[ENTERキーまたは[INC]/[DEC]キーで、各インプッ
トチャンネルごとにソロセーフを設定します。この設定はRECORDING SOLOモードには
影響ありません。ソロセーフ設定をすべて解除するには、[ALL CLEAR]ボタンを選択し
[ENTER]キーを押します。
AUX/SOLO LINKオンにすると、MASTERレイヤーに切り替えることなく、AUX
SELECTキーを使ってAUXセンドのソロ機能をオン/オフできるようになります。各イン
プットチャンネルからのAUXセンドを調節しながら、AUXアウトのソロ機能を操作する場
合に便利です。ソロに設定したいAUXセンドに対応するAUX SELECTキーを押して点灯さ
せ、もう一度そのキーを押すと選択されたAUXセンドだけがソロになります。また、AUXセ
ンドをソロにすると、該当するAUX SELECTキーは点滅表示になります。
FADER/SOLO RELEASEオンにすると、ソロ機能をオンにしたときにフェーダーレベル
が−∞になっていたチャンネルのチャンネルフェーダーを上げると、ソロ機能を解除するこ
とができるようになります。フェーダーが−∞よりも上がっているチャンネルでは、ソロ機
能はオンになりません。
この機能は、MIXDOWN SOLOモードおよびアウトプットチャンネルでは機能しません。
ノートAUX/SOLO LINKまたはFADER/SOLO RELEASEをオンにすると、一旦ソロ設
定が解除されます。