Clavinova Owner's Manual

52
図のようにクラビノーバのMIDI OUTと、他のMIDIキーボー
ドまたは音源モジュールのMIDI INをつないで、クラビノーバ
を演奏すると、まったく違う音色によるユニゾンで鳴らすこ
とができます。
当然ですが、逆に他のMIDIキーボードのMIDI OUTとクラビ
ノーバのMIDI INをつなぐことによって、他のMIDIキーボー
ドからクラビノーバをコントロールすることもできます。
CLP-158
STEREO
MIDI OUT
MIDI IN
MIDIキーボードまたは音源モジュール
クラビノーバ
注意: 他のMIDI機器と接続して鳴らす場合は、次ページの
方法でMIDIチャンネルを合わせる必要があります。
コンピューターやシーケンサーの自動演奏の音源として、ク
ラビノーバを使うことができます。
54ページのマルチティンバー機能を使うことによって、内蔵
されている複数の音色で同時に鳴らすことができます。
CLP-158
STEREO
MIDI IN
MIDI OUT
クラビノーバ
コンピューター
またはシーケンサー
注意: コンピューターを使う場合は、シーケンスソフトと
MIDIインターフェースが必要です。
MIDIを利用するには、専用のMIDIケーブルを使って正しく
MIDI端子を接続する必要があります。
通常、MIDI端子は図のように3種類あります。
MIDI信号を受ける端子です。
MIDI信号を出力する端子です。
MIDI INに入ってきたMIDI信号を、そのまま出力します。
MIDI機器をたくさん接続するときに便利ですが、あまりたく
さんのMIDI機器のTHRU端子を通過させると、MIDI信号が遅
れてしまうので注意が必要です。
MIDI機器の種類によっては、その機能によってMIDI端子が3
つより少なかったり、同じ端子が複数付いている場合があり
ます。
また下図ではクラビノーバCLP-156/158のMIDI端子を示して
いますが、他のMIDI機器では並びの順番が違うものもあるた
め、注意が必要です。
MIDI
IN OUT THRU
電子楽器を扱っている楽器店で購入することができます。
30cmから15mくらいまで、用途に応じていろいろな長さのも
のがあります。
MIDI端子の5本のピンの向きを確かめて、まっすぐに差し込
みます。
MIDI信号を出力させる機器のMIDI OUTと、MIDI信号を受け
させる機器のMIDI INをつなぎます。
さらに増やす場合は、MIDI THRUを使います。
CLP-158
STEREO
MIDI OUT
MIDI IN
MIDIキーボード
音源モジュール
クラビノーバ
MIDI IN
MIDI THRU
注意: MIDI機器は、それぞれ機種ごとに扱えるMIDIデータ
の内容が異なる場合があり、接続しているMIDI機器
間で共通の機能だけコントロールすることができま
す。
注意: この共通の機能を調べるには、MIDIインプリメン
テーション・チャート(58ページ参照)を使います。